JPS6034709B2 - アンガ−形γカメラ - Google Patents
アンガ−形γカメラInfo
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- JPS6034709B2 JPS6034709B2 JP50141635A JP14163575A JPS6034709B2 JP S6034709 B2 JPS6034709 B2 JP S6034709B2 JP 50141635 A JP50141635 A JP 50141635A JP 14163575 A JP14163575 A JP 14163575A JP S6034709 B2 JPS6034709 B2 JP S6034709B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/161—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
- G01T1/164—Scintigraphy
- G01T1/1641—Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras
- G01T1/1642—Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras using a scintillation crystal and position sensing photodetector arrays, e.g. ANGER cameras
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- Luminescent Compositions (AREA)
Description
この発明は、高解像力を得るのに適するアンガー形yカ
メラに関する。 アンガー形yカメラにおいて、理論的に最高の固有解像
力(コリメーターを除く)Rminは、次式で与えられ
る(E.Ta脇Ka,T.Hiramoto,&−N,
Nohara:J,NuclearMedici船,1
1
メラに関する。 アンガー形yカメラにおいて、理論的に最高の固有解像
力(コリメーターを除く)Rminは、次式で与えられ
る(E.Ta脇Ka,T.Hiramoto,&−N,
Nohara:J,NuclearMedici船,1
1
〔9〕(1970)542/547参照)。
ただし、ni:i番目の光電子増倍管(以下PMと略称
)の第1ダィノードに達する光電子数、x:i番目の位
置でのX鞠上の位置変数(Y軸についても類似の解折で
同じ結果を得る)。 この式を図で説明すると第1図のようになる。 同図Aにおいて、PM‐3,・・・PMi,・・・PM
i+,,はPMの番号、1はアクリル樹脂などのオプチ
カルガイド2はシンチレーターのウインドウ(パイレッ
クスガラスス)、3はNal(T夕)結晶を表わす。ま
たPはy線が到来したとき発するシンチレーション発光
点(PMi近傍を仮定)を示す。ni‐3,・・・ni
,・・・ni川は各PMの第1夕、.ィノ−ド‘こ入射
する光電子の数とする。同図Bは、P点での光の分布を
示したもので、式脳溝ni‘ま図示似化勅すこび偽る。 同図Cはアンガー形カメラの各PMの位置信号伝達のた
めの結線を示す。 ×軸、Y軸に対して列状に結線され、X,,・・・X9
、およびY・,…Y5のような列信号として取り出され
る。ここでRminが光分布と、光量子の数に対してど
のような影響を受けるかを知るために、全PMが受光す
る総光電子数N(=2ni)を列信号分布関数Fi(x
)で表示してみる。 そして第1図Cを参照して、j2Fj(Xjp)=1,
N=22njkとなるよう規格化する。 なおnjKは×j列に属するk番目のPh4の第1ダィ
ノードが受ける光電子数、Xjpは発光点PからXj列
までの距離を表わす。 したがって、 njk=N.Fj(×jp) ‘21と
なる。 このとき式‘山まni三nikとおいて と変換される。 これはX軸方向での鱗像力を示しY軸についても同様の
結果を得る。さて、式脚は物理的には、鱗像力がPMで
受光する光量子数(実際は第1ダィノード光電子数)と
、光分布の形状に支配されていることが分る。 Nを増すには、PMの量子効率の向上と、PMと結晶の
光結合(導光路)の適正化などがある。しかしこの種の
技法によるNの増大には自ずから限度があり、かつ解像
力はNの平方根にしか利がないので、N単独の増大だけ
では大中な改善は期待できない。本発明は以上の理論的
解析に基づき、光電子数Nの増大と、シンチレーション
の発光分布の形状の最適化をはかりうるアンガー形yカ
メラ、特にァンガー形yカメラ用シンチレータの構造を
実現することを目的とする。 さて実際のアンガー形の位置計算においては解像力Rは
次のように表わされる。 ただし、Ki:Xj列に対する重み関数 (weightingfunction)。 したがって、発光点から遠い場所にあるPMにはできる
だけ光が入射しないことが望ましい。何故なら、遠くの
PMには、位置に関する情報が少なし、にも拘らず、大
きな関数Kjが秦ぜられ、統計的にゆらぎの多い光電子
が過度に強調されて解像力を劣化させるからに外ならな
い。したがって、発光点に隣接するPM(第1図Aでは
PM‐,、PMi)にできるだけ多くの光量が入射し、
これより1つ以上隔てたPMの位置(xi‐2)では、
光がゼロとなるような光の列信号分布関数Fj(x)が
理想形であり、このようなFi(x)の実現が鱗像力の
向上につながる。以上を総括すると、理像的な列信号分
布関数とは、次の条件を満たすものと定義される。 【i}{岬j(x;p)/舷}2/Fj(xjp)が大
きいこと。 具体的には発光点に隣接するPMの位置での光分布の傾
斜が大きくかつ光量が少し、こと。 {ii)発光点より1つ以上隔てたPMの位置での光量
がゼロであること。 なお台形か3角形に近く裾を引かない形状の光分布関数
が理想に近い。 なお参考までに発光点より1つ以上隔てたPMの信号を
カットして、ゆらぎの多い信号を除去する技法がスレシ
ュホルドアンプ方式(特開昭47−8247号公報に詳
しい。 )であり、重み関数をゼロとしてやる技法が遅延回路方
式(特公昭50−8356号公報に詳しい。)である。
さて、カメラ用Nal(T夕)結晶の全表面を研磨剤で
粗面化し、結晶内部での光の逐次反射により生ずる側面
方向への伝播を防いで、効率よく光をPM方向へ導出す
る技法については既に公知である(G.J.Hine
編;lnstmmenねtion mN比lear
Medicine,voそ 1,Academic P
ressl967発行、P50項参照)。 まず第1にNの増大を目的として筆者等も第2図に示さ
れるような構成で、結晶表面の粗面化の効果を調べた、
パラメーターは結晶1の厚さdと研磨組さとした。 なお条件は、PMの直径、パィレックスガラス2の厚さ
d。を一定とし、線源には57C。を用いた。第3図は
得られた結果である。 上記公知例に示されているように確かに#800(80
尻蚤、なお、この表示はJIS規定R6001「研摩材
の粒度」の規定を表わす。以下同じ。)の粕面研磨の結
晶の場合、パルス高が、鏡面に比較して大中に増大(N
の増大に相当し、Nが分解能と逆比例する)することは
確認された。そして更に#400以下に研磨組さを粗く
して行ったとき、本実験に使用した12.7肋(1/〆
)厚さの結晶では、何等Nの増大は認められなかった。
(他の実験では僅かに増大した結晶もある。)これに対
して9側厚さ以下では、研磨粗さに対応してパルス高(
N)が顕著に増大するという新しい事実が見出された。 理由は後述このようにパルス高が#400以下では研磨
粗さにほぼ比例し、かつ結晶が薄い程この傾向が顕著に
なるという現象は、厚さを約9側以下にさえすれば結晶
ロットの変更、研磨加工者の違いがあっても、共通して
認められた。なお、9〜12.7肌の範囲についても効
果は9側以下にしたときほど顕著でない。第2の光分布
関数の形状の改善を目的として、第2図に示されるy線
源を横方向へ移動させ、線源の位置とPMのパルス高と
の関係を実測した。第4図A,Bがその結果である。な
お光分布関数の形状の吟味を容易にするために規準化し
て表示した。同図Aは12.7肌厚さ結晶を#800,
#220,#120で粗研磨した場合、同図Bは5側厚
さ結晶を#800,#220で粗研磨した場合の特性を
表わす。両者の特徴を比較すると、同図A:ピークの位
置に尖がり、裾を引いた形をとる。研磨粗さを如何に大
きくしてもその影響はピーク近傍には現われず裾野に僅
かに現われる。しかも発光点に隣接するPMの位置(x
i+,)での後斜には殆んど影響がない。同図(B}:
裾を引かない台形に近い形となる。 研磨粗さの増大により、ピーク近傍の形状が変ると同時
に、発光点に隣接するPMの位置(xiH)での傾斜が
大中に増大し、x;十2の位置でのパルス光はゼロとな
る。しかもこの懐向は結晶が9柳以下であれば共通して
現われたo以上の実験から、約9肋以下の厚さの結晶で
は、単純に研磨組さを増すという単一の技法だけで、N
の増大、{肥j(xip)/dx}2/Fj(xjp)
の増大、発光点から1つ以上隔てたPMの受光量の減少
、という三つの条件を一挙に満すといつ新事実が明らか
となった。 しかしこの事実は、結晶が薄くなって発光点からPMま
での距離(d十d。)が減少した結果であって、粗研磨
による効果ではないのではないかとの疑問が生ずる。こ
れを検証するためにd+d。:18側一定とし、d=1
2.7肌、d。=5肋(オブチカルガィドの挿入により
18側に調整)の2つの場合について実測した。第5図
はその結果である。この事実から薄い結晶を粗研磨すれ
ば、発光点からPMまでの距離が同じであっても理想に
近い台形状のFj(x)が実現し、粗研磨に顕著な効果
があることは明らかである。以上述べた実験結果に基づ
き、本発明は先の目的を達成するため、yカメラ用のシ
ンチレーター結晶として、表面が粗面化された9側以下
の厚さの結晶を用いる。 さらに本発明においては、上記粗面化の程度を#400
以下の粒度で研磨する(すなわち、結晶の表面を#40
0で研磨した表面以上の粗さとする)ことにより、さら
に顕著な効を得ることができる。さて約9柳以下の薄い
結晶のときのみ何故粗研磨の効果が現われるのがの理由
について、仮説ではあるが以下説明を加える。 まず高屈折率(n=1.54)と低屈折率(n=1.0
)媒体の境界面を粗研磨してモデル実験(光源:レーザ
ービーム)を行ったところ第6図のような出射光指向性
(極座標表示)となった。 基点の○a,0b,0cからの長さ(対数表示)が光強
度、方向が出射角を表わす。なお0a,0b,0c点に
は便宜上、同じ強度の光が入射した場合について描いた
。(実際の強度は異なる。後述)まず粗研磨の場合(実
線)について吟味すると入射角が大きければ大きい程拡
散の度合が大きい。したがってPM端面直下での入射方
向成分○「0は○rbに対して顕著に減少し、垂直成分
○ずC,(PM受光面へ向う成分は)は○rb,に比べ
て余り減少しない。これに対して微細研磨の場合(点線
)について吟味するとこの傾向が逆転してしまう(入射
方向成分の減少率は小、垂直成分の減少率大)。さて薄
い結晶とは、発光点Pから研磨面までの距離dが小さく
、その結果、平均して大きな入射角成分が多くなる。 そして拡散した出射光も、研磨粗さが増す程指向特性の
丸味が増しPMへの受光面へ向う成分が増大する(実際
にはPは点光源であり、P0a,P○b,P○cの長さ
が異るので受光量の絶対値は逆自乗の法則に従って換算
しなければならない)以上の理由により第3図において
結晶厚さが9帆、5側と薄くなるに従い、研磨粗さの効
果が顕著に現われるのは、拡散指向特性が入射角依存性
を持ち、かつ薄い程平均入射角が大きくなるためと解さ
れる。 また第4図Bにおいて、粗研磨によりピーク近傍の光分
布形状が変るのは入射角が小さい範囲であっても、粗研
磨効果が顕著に表われ、PMへの受光成分が急増するか
らと思われる。 また裾を引かない光分布が得られるのは、0ぐaから○
rbへの変化率に対して、0rbから○rcへの変化率
が極めて大きく、入射方向成分が激減することに依る。 他方厚い結晶とは、第6図において、P′から研磨面ま
での距離d′が大きいことを意味し、平均入射角は小さ
い。したがってP○c方向へ向った光の出射光指向特性
も○ずb,○rb′の特性が適用され垂直成分は、0げ
0,0rb′,に対応する。かくして厚い結晶の微細研
磨では、垂直入射と斜目入射とではPM方向成分は○a
a′,>〉○bb′,となるのに反して、粗研磨では○
ぐa,>○いb,かつ0bb,>>○bb′,となる。
したがって全受光量を積分すれば、微細研磨でも粗研磨
でも、受光量にほとんど変化がなく、第3図のような研
磨依存性の少ない特性が得られたものと解される。また
第4図Aのように裾を引く特性となるのは、入射角が小
さく、入射方向成分(0rb)の凝小量が余り著しくな
いためと思われる。本発明に係わるシンチレーターを実
際のyカメラに実装して得られた分解能を示すと次のよ
うになる。 ただしy線源は57C。とした。さて、上託したように
結晶は薄ければ薄い程粗研磨効果が顕著に現われるが、
厚さと粗さには目づから限界がある。 まず結晶が薄いと、y線に対する光電検出効率の低下し
、Tc(テクネシウム)に対しては、約1〜3側厚さが
下限である。また研磨祖さを極端に粗くすると、結晶に
クラックが入り易くなる。また第2図のパィレックスガ
ラスと結晶との接着面に気泡が混入し、かつ偏在の危険
性が増大する。また結晶の軸方向が若干異つたドメィン
領域が複合化されて結晶を構成したとき、研磨面の光拡
散の度合が、ドメィンによって違いを生じ、見かけ上感
度分布が現われたかのような現象を呈する。したがって
研磨粗さは、約#120程度が限度である。 以上詳述してきた本発明によれば、yカメラの分解館を
大幅に向上する事が可能となり、実用上の効果は極めて
大きい。
)の第1ダィノードに達する光電子数、x:i番目の位
置でのX鞠上の位置変数(Y軸についても類似の解折で
同じ結果を得る)。 この式を図で説明すると第1図のようになる。 同図Aにおいて、PM‐3,・・・PMi,・・・PM
i+,,はPMの番号、1はアクリル樹脂などのオプチ
カルガイド2はシンチレーターのウインドウ(パイレッ
クスガラスス)、3はNal(T夕)結晶を表わす。ま
たPはy線が到来したとき発するシンチレーション発光
点(PMi近傍を仮定)を示す。ni‐3,・・・ni
,・・・ni川は各PMの第1夕、.ィノ−ド‘こ入射
する光電子の数とする。同図Bは、P点での光の分布を
示したもので、式脳溝ni‘ま図示似化勅すこび偽る。 同図Cはアンガー形カメラの各PMの位置信号伝達のた
めの結線を示す。 ×軸、Y軸に対して列状に結線され、X,,・・・X9
、およびY・,…Y5のような列信号として取り出され
る。ここでRminが光分布と、光量子の数に対してど
のような影響を受けるかを知るために、全PMが受光す
る総光電子数N(=2ni)を列信号分布関数Fi(x
)で表示してみる。 そして第1図Cを参照して、j2Fj(Xjp)=1,
N=22njkとなるよう規格化する。 なおnjKは×j列に属するk番目のPh4の第1ダィ
ノードが受ける光電子数、Xjpは発光点PからXj列
までの距離を表わす。 したがって、 njk=N.Fj(×jp) ‘21と
なる。 このとき式‘山まni三nikとおいて と変換される。 これはX軸方向での鱗像力を示しY軸についても同様の
結果を得る。さて、式脚は物理的には、鱗像力がPMで
受光する光量子数(実際は第1ダィノード光電子数)と
、光分布の形状に支配されていることが分る。 Nを増すには、PMの量子効率の向上と、PMと結晶の
光結合(導光路)の適正化などがある。しかしこの種の
技法によるNの増大には自ずから限度があり、かつ解像
力はNの平方根にしか利がないので、N単独の増大だけ
では大中な改善は期待できない。本発明は以上の理論的
解析に基づき、光電子数Nの増大と、シンチレーション
の発光分布の形状の最適化をはかりうるアンガー形yカ
メラ、特にァンガー形yカメラ用シンチレータの構造を
実現することを目的とする。 さて実際のアンガー形の位置計算においては解像力Rは
次のように表わされる。 ただし、Ki:Xj列に対する重み関数 (weightingfunction)。 したがって、発光点から遠い場所にあるPMにはできる
だけ光が入射しないことが望ましい。何故なら、遠くの
PMには、位置に関する情報が少なし、にも拘らず、大
きな関数Kjが秦ぜられ、統計的にゆらぎの多い光電子
が過度に強調されて解像力を劣化させるからに外ならな
い。したがって、発光点に隣接するPM(第1図Aでは
PM‐,、PMi)にできるだけ多くの光量が入射し、
これより1つ以上隔てたPMの位置(xi‐2)では、
光がゼロとなるような光の列信号分布関数Fj(x)が
理想形であり、このようなFi(x)の実現が鱗像力の
向上につながる。以上を総括すると、理像的な列信号分
布関数とは、次の条件を満たすものと定義される。 【i}{岬j(x;p)/舷}2/Fj(xjp)が大
きいこと。 具体的には発光点に隣接するPMの位置での光分布の傾
斜が大きくかつ光量が少し、こと。 {ii)発光点より1つ以上隔てたPMの位置での光量
がゼロであること。 なお台形か3角形に近く裾を引かない形状の光分布関数
が理想に近い。 なお参考までに発光点より1つ以上隔てたPMの信号を
カットして、ゆらぎの多い信号を除去する技法がスレシ
ュホルドアンプ方式(特開昭47−8247号公報に詳
しい。 )であり、重み関数をゼロとしてやる技法が遅延回路方
式(特公昭50−8356号公報に詳しい。)である。
さて、カメラ用Nal(T夕)結晶の全表面を研磨剤で
粗面化し、結晶内部での光の逐次反射により生ずる側面
方向への伝播を防いで、効率よく光をPM方向へ導出す
る技法については既に公知である(G.J.Hine
編;lnstmmenねtion mN比lear
Medicine,voそ 1,Academic P
ressl967発行、P50項参照)。 まず第1にNの増大を目的として筆者等も第2図に示さ
れるような構成で、結晶表面の粗面化の効果を調べた、
パラメーターは結晶1の厚さdと研磨組さとした。 なお条件は、PMの直径、パィレックスガラス2の厚さ
d。を一定とし、線源には57C。を用いた。第3図は
得られた結果である。 上記公知例に示されているように確かに#800(80
尻蚤、なお、この表示はJIS規定R6001「研摩材
の粒度」の規定を表わす。以下同じ。)の粕面研磨の結
晶の場合、パルス高が、鏡面に比較して大中に増大(N
の増大に相当し、Nが分解能と逆比例する)することは
確認された。そして更に#400以下に研磨組さを粗く
して行ったとき、本実験に使用した12.7肋(1/〆
)厚さの結晶では、何等Nの増大は認められなかった。
(他の実験では僅かに増大した結晶もある。)これに対
して9側厚さ以下では、研磨粗さに対応してパルス高(
N)が顕著に増大するという新しい事実が見出された。 理由は後述このようにパルス高が#400以下では研磨
粗さにほぼ比例し、かつ結晶が薄い程この傾向が顕著に
なるという現象は、厚さを約9側以下にさえすれば結晶
ロットの変更、研磨加工者の違いがあっても、共通して
認められた。なお、9〜12.7肌の範囲についても効
果は9側以下にしたときほど顕著でない。第2の光分布
関数の形状の改善を目的として、第2図に示されるy線
源を横方向へ移動させ、線源の位置とPMのパルス高と
の関係を実測した。第4図A,Bがその結果である。な
お光分布関数の形状の吟味を容易にするために規準化し
て表示した。同図Aは12.7肌厚さ結晶を#800,
#220,#120で粗研磨した場合、同図Bは5側厚
さ結晶を#800,#220で粗研磨した場合の特性を
表わす。両者の特徴を比較すると、同図A:ピークの位
置に尖がり、裾を引いた形をとる。研磨粗さを如何に大
きくしてもその影響はピーク近傍には現われず裾野に僅
かに現われる。しかも発光点に隣接するPMの位置(x
i+,)での後斜には殆んど影響がない。同図(B}:
裾を引かない台形に近い形となる。 研磨粗さの増大により、ピーク近傍の形状が変ると同時
に、発光点に隣接するPMの位置(xiH)での傾斜が
大中に増大し、x;十2の位置でのパルス光はゼロとな
る。しかもこの懐向は結晶が9柳以下であれば共通して
現われたo以上の実験から、約9肋以下の厚さの結晶で
は、単純に研磨組さを増すという単一の技法だけで、N
の増大、{肥j(xip)/dx}2/Fj(xjp)
の増大、発光点から1つ以上隔てたPMの受光量の減少
、という三つの条件を一挙に満すといつ新事実が明らか
となった。 しかしこの事実は、結晶が薄くなって発光点からPMま
での距離(d十d。)が減少した結果であって、粗研磨
による効果ではないのではないかとの疑問が生ずる。こ
れを検証するためにd+d。:18側一定とし、d=1
2.7肌、d。=5肋(オブチカルガィドの挿入により
18側に調整)の2つの場合について実測した。第5図
はその結果である。この事実から薄い結晶を粗研磨すれ
ば、発光点からPMまでの距離が同じであっても理想に
近い台形状のFj(x)が実現し、粗研磨に顕著な効果
があることは明らかである。以上述べた実験結果に基づ
き、本発明は先の目的を達成するため、yカメラ用のシ
ンチレーター結晶として、表面が粗面化された9側以下
の厚さの結晶を用いる。 さらに本発明においては、上記粗面化の程度を#400
以下の粒度で研磨する(すなわち、結晶の表面を#40
0で研磨した表面以上の粗さとする)ことにより、さら
に顕著な効を得ることができる。さて約9柳以下の薄い
結晶のときのみ何故粗研磨の効果が現われるのがの理由
について、仮説ではあるが以下説明を加える。 まず高屈折率(n=1.54)と低屈折率(n=1.0
)媒体の境界面を粗研磨してモデル実験(光源:レーザ
ービーム)を行ったところ第6図のような出射光指向性
(極座標表示)となった。 基点の○a,0b,0cからの長さ(対数表示)が光強
度、方向が出射角を表わす。なお0a,0b,0c点に
は便宜上、同じ強度の光が入射した場合について描いた
。(実際の強度は異なる。後述)まず粗研磨の場合(実
線)について吟味すると入射角が大きければ大きい程拡
散の度合が大きい。したがってPM端面直下での入射方
向成分○「0は○rbに対して顕著に減少し、垂直成分
○ずC,(PM受光面へ向う成分は)は○rb,に比べ
て余り減少しない。これに対して微細研磨の場合(点線
)について吟味するとこの傾向が逆転してしまう(入射
方向成分の減少率は小、垂直成分の減少率大)。さて薄
い結晶とは、発光点Pから研磨面までの距離dが小さく
、その結果、平均して大きな入射角成分が多くなる。 そして拡散した出射光も、研磨粗さが増す程指向特性の
丸味が増しPMへの受光面へ向う成分が増大する(実際
にはPは点光源であり、P0a,P○b,P○cの長さ
が異るので受光量の絶対値は逆自乗の法則に従って換算
しなければならない)以上の理由により第3図において
結晶厚さが9帆、5側と薄くなるに従い、研磨粗さの効
果が顕著に現われるのは、拡散指向特性が入射角依存性
を持ち、かつ薄い程平均入射角が大きくなるためと解さ
れる。 また第4図Bにおいて、粗研磨によりピーク近傍の光分
布形状が変るのは入射角が小さい範囲であっても、粗研
磨効果が顕著に表われ、PMへの受光成分が急増するか
らと思われる。 また裾を引かない光分布が得られるのは、0ぐaから○
rbへの変化率に対して、0rbから○rcへの変化率
が極めて大きく、入射方向成分が激減することに依る。 他方厚い結晶とは、第6図において、P′から研磨面ま
での距離d′が大きいことを意味し、平均入射角は小さ
い。したがってP○c方向へ向った光の出射光指向特性
も○ずb,○rb′の特性が適用され垂直成分は、0げ
0,0rb′,に対応する。かくして厚い結晶の微細研
磨では、垂直入射と斜目入射とではPM方向成分は○a
a′,>〉○bb′,となるのに反して、粗研磨では○
ぐa,>○いb,かつ0bb,>>○bb′,となる。
したがって全受光量を積分すれば、微細研磨でも粗研磨
でも、受光量にほとんど変化がなく、第3図のような研
磨依存性の少ない特性が得られたものと解される。また
第4図Aのように裾を引く特性となるのは、入射角が小
さく、入射方向成分(0rb)の凝小量が余り著しくな
いためと思われる。本発明に係わるシンチレーターを実
際のyカメラに実装して得られた分解能を示すと次のよ
うになる。 ただしy線源は57C。とした。さて、上託したように
結晶は薄ければ薄い程粗研磨効果が顕著に現われるが、
厚さと粗さには目づから限界がある。 まず結晶が薄いと、y線に対する光電検出効率の低下し
、Tc(テクネシウム)に対しては、約1〜3側厚さが
下限である。また研磨祖さを極端に粗くすると、結晶に
クラックが入り易くなる。また第2図のパィレックスガ
ラスと結晶との接着面に気泡が混入し、かつ偏在の危険
性が増大する。また結晶の軸方向が若干異つたドメィン
領域が複合化されて結晶を構成したとき、研磨面の光拡
散の度合が、ドメィンによって違いを生じ、見かけ上感
度分布が現われたかのような現象を呈する。したがって
研磨粗さは、約#120程度が限度である。 以上詳述してきた本発明によれば、yカメラの分解館を
大幅に向上する事が可能となり、実用上の効果は極めて
大きい。
第1図は本発明の原理を説明するための図、第2図は、
同じく実験の構成を示すための図、第3図は、本発明の
基本となる研磨粗さとパルス高との間の特性を示す実験
結果図、第4図A,Bは、同じく本発明の基本となる研
磨粗さと、光分布との間の特性を示す実験結果図、第5
図は、結晶の粗研磨効果を立証するための実験結果を示
す図、第6図は、上記実験結果を物理的に意味付けする
ための説明図である。 努2図 多′図 多3蟹 多ム図仏i 第る図 多ム図脚 努ク図
同じく実験の構成を示すための図、第3図は、本発明の
基本となる研磨粗さとパルス高との間の特性を示す実験
結果図、第4図A,Bは、同じく本発明の基本となる研
磨粗さと、光分布との間の特性を示す実験結果図、第5
図は、結晶の粗研磨効果を立証するための実験結果を示
す図、第6図は、上記実験結果を物理的に意味付けする
ための説明図である。 努2図 多′図 多3蟹 多ム図仏i 第る図 多ム図脚 努ク図
Claims (1)
- 1 光検出器により検出されるべき光を放射線によつて
発生するシンチレーターを有するアンガー形γカメラに
おいて、上記シンチレーターの厚さが9mm以下である
と共に上記シンチレーターの表面が粗研磨されているこ
とを特徴とするアンガー形γカメラ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50141635A JPS6034709B2 (ja) | 1975-11-28 | 1975-11-28 | アンガ−形γカメラ |
| US05/744,157 US4145609A (en) | 1975-11-28 | 1976-11-22 | Scintillator for a gamma ray camera |
| DE2653837A DE2653837C2 (de) | 1975-11-28 | 1976-11-26 | Szintillator-Anordnung einer Szintillationskamera |
| GB49511/76A GB1565376A (en) | 1975-11-28 | 1976-11-26 | Scintillators |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50141635A JPS6034709B2 (ja) | 1975-11-28 | 1975-11-28 | アンガ−形γカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5266480A JPS5266480A (en) | 1977-06-01 |
| JPS6034709B2 true JPS6034709B2 (ja) | 1985-08-10 |
Family
ID=15296616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50141635A Expired JPS6034709B2 (ja) | 1975-11-28 | 1975-11-28 | アンガ−形γカメラ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4145609A (ja) |
| JP (1) | JPS6034709B2 (ja) |
| DE (1) | DE2653837C2 (ja) |
| GB (1) | GB1565376A (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4514632A (en) * | 1981-11-24 | 1985-04-30 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Modular scintillation camera |
| US5616924A (en) * | 1995-10-16 | 1997-04-01 | Picker International, Inc. | Optical enhancements to scintillating systems using dynamically controlled materials |
| DE19723067C1 (de) * | 1997-06-02 | 1998-12-24 | Siemens Ag | Verfahren zum einfachen Herstellen großer Kristallkörper |
| EP1684095B1 (en) * | 1998-06-18 | 2013-09-04 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US6222192B1 (en) | 1998-07-06 | 2001-04-24 | Saint-Gobain Industrial Ceramics, Inc. | Scintillation detector without optical window |
| US6534771B1 (en) * | 1999-06-08 | 2003-03-18 | Saint Gobain Industrial Ceramics, Inc. | Gamma camera plate assembly for PET and SPECT imaging |
| SG172388A1 (en) * | 2008-12-29 | 2011-07-28 | Saint Gobain Ceramics | Rare-earth materials, scintillator crystals, and ruggedized scintillator devices incorporating such crystals |
| FR2954760B1 (fr) * | 2009-12-28 | 2013-12-27 | Saint Gobain Cristaux Et Detecteurs | Scintillateur en halogenure de terre rare cristallin a face sensible polie |
| US9164181B2 (en) | 2011-12-30 | 2015-10-20 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Scintillation crystals having features on a side, radiation detection apparatuses including such scintillation crystals, and processes of forming the same |
| US10101470B2 (en) * | 2013-09-18 | 2018-10-16 | Koninklijke Philips N.V. | Laser etched scintillation crystals for increased performance |
| JP6487263B2 (ja) * | 2015-04-20 | 2019-03-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線検出器及びその製造方法 |
| WO2016172291A1 (en) * | 2015-04-23 | 2016-10-27 | Fermi Research Alliance, Llc | Monocrystal-based microchannel plate image intensifier |
| JP7325295B2 (ja) * | 2019-10-24 | 2023-08-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | シンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2695964A (en) * | 1950-09-08 | 1954-11-30 | Keleket X Ray Corp | X-ray apparatus |
| US3068359A (en) * | 1959-04-02 | 1962-12-11 | Harshaw Chem Corp | Scintillator component |
| US3102955A (en) * | 1960-07-06 | 1963-09-03 | Harshaw Chem Corp | Scintillation detector with compensating reflector for the crystal |
| US3207899A (en) * | 1962-05-07 | 1965-09-21 | Le Roy J Leishman | X-ray phototimer detectors |
| JPS4710240U (ja) * | 1971-02-27 | 1972-10-06 | ||
| US3745359A (en) * | 1971-03-22 | 1973-07-10 | Picker Corp | Scintillation crystal with reflection inhibiting material and scintillation device embodying the crystal |
| JPS5220892A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-17 | Hitachi Medical Corp | Scintillator for gamma-camera |
-
1975
- 1975-11-28 JP JP50141635A patent/JPS6034709B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-11-22 US US05/744,157 patent/US4145609A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-11-26 DE DE2653837A patent/DE2653837C2/de not_active Expired
- 1976-11-26 GB GB49511/76A patent/GB1565376A/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2653837C2 (de) | 1983-10-06 |
| JPS5266480A (en) | 1977-06-01 |
| GB1565376A (en) | 1980-04-16 |
| DE2653837A1 (de) | 1977-06-08 |
| US4145609A (en) | 1979-03-20 |
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