JPS6035230B2 - 消耗電極シ−ルドガスア−ク溶接方法 - Google Patents

消耗電極シ−ルドガスア−ク溶接方法

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JPS6035230B2
JPS6035230B2 JP2919076A JP2919076A JPS6035230B2 JP S6035230 B2 JPS6035230 B2 JP S6035230B2 JP 2919076 A JP2919076 A JP 2919076A JP 2919076 A JP2919076 A JP 2919076A JP S6035230 B2 JPS6035230 B2 JP S6035230B2
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JP
Japan
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consumable electrode
welding
gas
arc
welding method
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明之 岡田
英幸 山本
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Osaka Transformer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電位傾度の異なる2種以上の不活性ガスまた
は活性ガスをシールドガスとして使用する消耗電極アー
ク溶接方法に関するものである。
一般に、被溶接物に1開先、V関先などの一定断面積を
有する間隙を設けて被溶接物を対向させて熔接する消耗
電極シールドガスアーク溶接においては、電源から供給
される入熱および溶接速度によって定まる溶け込み深さ
は、電流値よりもアーク電圧値による方が広範囲に制御
できる。たとえば、第1図に示すように、被熔接物1,
1を間隙幅W。だけ離して垂直方向に対向させてェレク
トロガス立向溶接をする場合、溶接電流値を増加させて
も溶け込み幅Wはほとんど増加しないが、アーク電圧を
上昇させれば溶け込み幅が大きく増加している。すなわ
ち直径1.6柵のアルミニウム材の消耗電極に電流値2
50Aを流してァーク電圧25Vで、板厚25柳のアル
ミニウム材をェレクトロガス立向溶接をした場合の溶け
込み比(W−W。)/W。は、同図の曲線aから明らか
なように約0.6である。次に、直径2.4側のアルミ
ニウム材の消耗電極に、上記の2倍の電流500Aを流
してアーク電圧を上記と同様25V‘こ維持した場合の
溶け込み比は、同図の曲線bから明らかなように約0.
8である。これに対して、直径1.6脚の電極に電流2
50Aを流し、アーク電圧を上記よりも20%増加して
30Vにした場合の溶け込み比は、同図の曲線aから明
らかなように約1.15である。
このようにァーク電圧を25Vの一定値に保っておいて
溶接電流を250Aから2倍に増加させても溶け込み比
は0.6から0.8にわずかしか増加しないのに対して
、溶接電流を250Aの一定値に保っておいてアーク電
圧を25Vから20%増加するだけで溶け込み比は0.
6から1.15まで大きく増加することがわかる。この
ように溶接電流を増加させても溶け込み幅が増加しない
原因は下記の通りである。
即ち、垂下特性電源を用いる場合には、通常アーク電圧
をフィードバックして消耗電極の送給速度を制御して常
に一定のアーク電圧を保つように制御するため、溶接電
流を増加させたときは電極溶融量が増加してアーク長が
長くなり、アーク電圧が上昇しようとするとその分だけ
消耗電極の送給速度が増加して消耗電極の溶着量が増加
する。また定電圧特性電源を用いる場合には電極の送給
速度を増加させることにより溶接電流を増加させるので
、同じく消耗電極の熔着量が増加する。このようにいず
れの特性の電源を用いる場合にも、溶接電流を増加させ
ると消耗電極の溶着量が増加するが、開先幅W。すなわ
ち開先断面積が一定であるので、結局溶接速度が増加し
、溶け込み幅Wの増加は小さくなってしまうためである
。このような理由によって、溶接電流を変化させて供給
される入熱を変化させても溶け込み幅を大きく制御する
ことができないが、アーク電圧を変化させて供給される
入熱を変化させると、溶け込み幅を大きく制御すること
ができる。ところが実際の熔接においては、一定の溶接
電流が与えられると、一般に適正なアーク長すなわちこ
のアーク長に対応するアーク電圧が定まるので、逆に溶
け込み比を変化させるためにアーク電圧を変化させれば
アーク長が変化して熔接欠陥が生じやすい。
すなわち、溶接欠陥を発生させないで、ア−ク電圧を調
整できる範囲は、一定成分の不活性ガスをシールドガス
として溶接する場合には極めて狭く、アルミニウムや銅
等の非鉄金属では±(2〜3)Vの範囲である。したが
って従来の一定成分のシールドガスを使用した溶接法で
は、アーク電圧を任意に制御して単位面積当りに供給さ
れる入熱および溶け込み幅を変化させると、最も適切な
アーク長から離れるので、安定した溶接結果を得ること
が困難で溶接欠陥を発生しやすい欠点があった。
本発明は、垂下特性電源を使用して、溶接電流を略一定
値にしておいて、消耗電極先端と被溶接物間の最短距離
で表わされる見かけのアーク長を最適な略一定になるよ
うに消耗電極送給速度を設定しておき、一方、単位面積
当りの入熱、溶け込み幅溶け込み深さ等の増減を必要と
する個所に対応する位置又は時限を予め設定するととも
に電位額度の異なる2種類以上のガスをシールドガスと
して使用し、この設定された位置または時限で溶接部に
供給するシールドガスの成分を交互に変化させることに
より、アーク電圧を増減させて、単位面積当りの入熱、
溶け込み幅、溶け込み深さ等を増減させる消耗電極シー
ルドガスアーク熔接方法を提案したものである。以下本
発明の溶接方法の実施例について説明する。
本発明者は、シールドガスのアーク電圧に及ぼす影響を
研究するために第2図に示すような実験を行った。この
実験においては、直径1.6柳のアルミニウム材の消耗
電極を用いて熔接する場合に、熔接電流を200Aの一
定値にし、見かけのァーク長を6肌になるよつに、消耗
電極を略一定速度で送給し、シールドガスの成分を変え
て溶接を行った。そしてこの場合、シールドガスとして
アルゴン〜だレナを使用したところ直線イに示すように
アーク電圧は20Vであり、アルゴンAr50%とヘリ
ウムHe50%との混合ガスを使用したところ・直線口
に示すようにアーク電圧は24Vであり、ヘリウムガス
Heだけを使用したところ直線ハに示すようにアーク電
圧は28Vまで上昇した。この結果、溶接中に、ヘリウ
ムとアルゴンとの混合比率または供給する時間比率をか
えることによってアーク電圧を制御することができるこ
とが裏付けられた。本発明は、この原理を利用したもの
である。まず、溶接位置によってアーク電圧を変化させ
るために、電位額度の異なる2種類のシールドガスの混
合比率を交互に変化させる本発明のァーク溶接方法を実
施する装置について説明する。
第3図A,Bは、本発明の溶接方法を実施する装置の一
例を示す構成図であって、1は被溶接物、2は図示しな
いワイヤ送給装置により略一定速度で送給される消耗電
極、3は被溶接物の両側に配置されたパッキング材、4
は略垂下特性を有する溶接電源でその出力端子は被溶接
物1及び消耗電極2に接続されている。5は減速機付電
動機6の回転速度を制御する電動機制御装置、71及び
72は、それぞれカム、クランク、スクリューとナット
などの回転運動を直線往復運動に変換する往復運動機構
で、一方の機構71の出力軸71aが一往復の直線運動
をする間に他方の機構72の出力軸72aは二往復の直
線往復運動をする。
81及び82はそれぞれ出力軸72aに運動する流量調
整弁で、これら流量調整弁81と82とは互いに流量が
逆方向に増減され、両者の流量の和は略一定となるよう
にされている。
すなわち、出力軸72aが、たとえば左右方向に移動す
ると、シールドガスNo.1が供給される流量調整弁8
1のギャップが増加して、シールドガスNo.1の流量
が増加し、逆にシールドガスNo.2が供給される流量
調整弁82のギャップが減少してシールドガスNo.2
の流量が減少する。また出力軸71aは溶接トーチのノ
ズル12を往復運動させて、第3図Bの矢印に示す方向
に消耗電極2の先端をオシレートさせる。通常、立向溶
接では、水冷した銅のパッキング材3,3により溶融金
属の流出を防止しているが、この場合、パッキング材3
,3からの熱放散するために、溶け込み幅は第3図Bの
点線で示すように中央が大で、パッキング材3,3に近
づくほど小になり、均一な溶け込み幅が得られない。
そこで従来の溶接方法では、パッキング材3,3の近く
でオシレート動作を停止させて、入熱を増加させている
。しかし、停止中も消耗電極2から、熔融金属が落下す
るので、その部分の熔着量が増加する。特に板厚が大に
なり、オシレート幅が大きくなると、被熔接物1の溶融
池が板厚方向全面に同時に形成されにくいため、溶融金
属が間隙全面に均一に流れず、オシレート動作を停止さ
せたパッキング材付近の溶融金属が中央部分よりも高く
なる。このことは、熔接速度が増加したことになり溶け
込み幅の増加を抑制する方向となる。このような理由で
、従来のように、パッキング材付近でオシレート動作を
停止させる溶接方法では、パッキング材付近の溶け込み
幅を十分に増加させることができなかった。このような
場合に、第3図A,Bに示す装置を使用して本発明の溶
接方法を実施すると、パッキング材付近においても十分
な溶け込みを得られる。以下、その具体的方法について
説明する。電動機制御装置5によって減速機付電動機6
を回転させ、往復運動機構71および72を往復運動さ
せる。今、消耗電極2の先端が第3図BのCに示す位置
にあるとき、第3図Aに示す往復運動機構72の出力軸
72aは図面上では右端の位置にあり、流露調整弁81
のギャップが最少でシールドガスNo.1たとえばヘリ
ウムガスの流量が最小となり、逆に流量調整弁82のギ
ャップが最大で、シールドガスNo.2たとえばアルゴ
ンガスの流量が最大となっている。この状態から出力軸
71aを右方に移動させて消耗電極2の先端を第3図B
のCの位置からRの位置に移動させると、出力軸72a
は、左方向へ移動して、流量調整弁81のギャップが最
大となり、ヘリウムガスの流量が増加して最大となり、
逆に流量調整弁82のギャップが最小となり、アルゴン
ガスの流量が減少して最小となるために、消耗電極2の
先端がCの位置にあった時よりも、アーク電圧が増加し
、入熱が増加して右側のパッキング材付近の溶け込み幅
を中央付近と略同一にすることができる。
さらに消耗電極2の先端がCの位置にもどると、出力軸
72aは右方向へ移動するので、前述したように、ヘリ
ウムガスの流量が最小となり、アルゴンガスの流量が最
大となるために、消耗電極2の先端がRの位置にあった
時よりもアーク電圧が低下し、入熱を減少させる。さら
に消耗電極2の先端をCの位置からLの位置に移動させ
ると、出力軸72aは再び右方向へ移動してヘリウムガ
スの流量が最大となり、アルゴンガスの流量が最小とな
るために、消耗電極2の先端がR位置にあった場合と同
様にアーク電圧が増加し入熱が増加して、左側のパッキ
ング材付近の溶け込み幅を中央付近と略同一にすること
ができる。第4図A,Bは本発明の溶接方法を実施する
他の装置の構成図であって、第3図と同一部分は同一符
号を付してある。
83及び84はそれぞれ電磁弁、9はノズル位置検出器
で、たとえば2ケのIJミットスイッチから成り、出力
軸71aが略右方向及び左方向へ移動した位置で動作す
る。
いずれのりミットスイッチが動作していないときは一方
の電磁弁83が開路となり、いずれかの1」ミットスイ
ッチが動作すれば他方の電磁弁84が開路となる。たと
えば、被溶接物1,1がアルミニウム材でパッキング材
3′,3′がグラフアィトなどの自然冷却式の場合には
、パッキング材からの放熱が少ないので、溶け込み幅は
、第4図Bの点線で示すように、中央が小で、パッキン
グ材に近ず〈ほど大になり均一な溶け込みが得られない
。このような場合に第4図A,Bに示す装置を使用して
本発明の溶接方法を実施すると、中央付近においても十
分な溶け込みを得られる。
以下その具体的方法について説明する。電動制御装置5
によって減速機付電動機6を回転させ往復運動機構71
を往復運動させる。
消耗電極2の先端がオシレート幅の略両端に近づいた位
置、すなわち第4図BのR又はLに示す位置に来たとき
は、出力軸71aに設けられた突起71bかりミットス
イッチを動作させ、電磁弁83を開賂しシールドガスN
o.1たとえばアルゴンガスを供給して、電磁弁84を
開路し、逆に、消耗電極2の先端がR又はLもこ示す位
置以外の場合には、電磁弁83を閉略し、電磁弁84を
閉路してシールドガスNo.2すなわちアルゴンとヘリ
ウムとの混合ガスを供給するので、消耗電極2の先端が
R又はLの位置にあるときよりも、アーク電圧が上昇し
、入熱も増加して溶け込み幅が均一となる。第5図は本
発明の熔接方法を実施する更に他の装置の構成図であっ
て、上向姿勢で溶接する場合を示す。図において、1は
被熔接物、2は消耗電極、11は電磁弁83及び84を
設定された時間ずつ交互に動作をさせる繰り返しタイマ
である。従来、上向姿勢、立向突合せ姿勢、横向姿勢等
の難姿勢‘主容接、又は薄板の溶接においては、溶融金
属の垂れ落ち又は抜け落ちを防ぐために、非消耗電極ア
ーク溶接法により熔接電流を増減させることによって、
熔融プールを小面積ごとに区切って溶接をする方法が行
なわれているが、能率を向上させるために消耗電極アー
ク溶接法によって、同様の方法を採用しようとすれば、
溶接電流の変化により、溶着金属が変化し、ビード表面
の凹凸が大となり、アンダーカット又はオーバーラップ
が生じやすい欠点があった。このよな場合に第5図に示
す装置を使用して本発明の溶接方法を実施し、シールド
ガスM.1として炭酸ガスを使用し、シールドガスNo
.2として炭ガスとアルゴンガスとの混合ガスを使用し
て交互に供給すると、アーク電圧を交互に変化させるこ
とができ、入熱を交互に制御して、前述したように溶融
プールを小面積ごとに区切って溶接することができる。
しかも本発明の溶接方法では、溶接電流及び消耗電極送
給速度が略一定なので、溶着金属量がどの部分において
も均一になり、ビード表面の凹凸が小さくなるために、
アンダーカット又はオーバーラップの生じることがなく
、良好な溶薮結果を得ることができる。さらに本発明の
溶接方法において、シールドガスの種類と供給時間比率
を任意に選定すれば、下向姿勢で溶接した場合には、良
好な袋波を得ることができ、又アルミニウム材の溶接で
は溶融金属の先流れを防止することもでき、更に固定管
の全姿勢溶接においても、溶け込み深さ、溶け込み形状
を制御することができる。
本発明の溶接方法によれば、略垂下特性の溶接電源から
略一定の溶接電流を供給し、消耗電極を略一定速度で送
給して、アーク長を略一定に維持し、かつ消耗電極から
供給される落着金属量を略一定にしたままで、電位懐度
の兼なる2種以上のシ−ルドガス成分を入熱の増減を必
要とする設定された位置または設定された時限に応じて
交互に変化させることにより、ァーク電圧を増減させ、
入熱を増減させて溶け込み幅、溶け込み深さ、溶け込み
形状等を任意に制御することができる。
従って、応用範囲は極めて広く、かつ、溶接電流値及び
消耗電極送給速度が略一定値であるため、装置が簡単で
あり、操作も容易であるので、実益が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はアーク電圧又は溶接電流と溶け込み比との関係
を示す線図、第2図は溶接電流又はシールドガス成分と
ァーク電圧との関係を示す線図、第3図A,B乃至第5
図は、本発明の溶接方法を実施する装置の種々の例の構
成を示す図である。 1・・・・・・被溶接物、2・・…・消耗電極、3・・
・・・・パッキング材、4・・・・・・溶接電源、5・
・・・・・電動機制御装置、6・・・・・・減速機付電
動機、71,72・・・・・・往復運動機構、81,8
2・・・・・・流量調整弁、83,84・・・・・・電
磁弁、9…・・・ノズル位置検出器、11・・・…繰り
返しタイマ、12……ノズル。 第1図 第2図 第3図 第4図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶接電源に消耗電極と被溶接物とを接続して溶接す
    るガスシールドアーク溶接方法において、前記溶接電源
    として垂下特性電源を用い、前記消耗電極の先端と被溶
    接物間の最短距離で表わされた見かけのアーク長を最適
    な略一定値を保持する速度で前記消耗電極を送給すると
    ともにシールドガスとして電位傾度の異なる2種以上の
    ガスを使用し、入熱の増減を必要とする設定された位置
    又は設定された時限に応じて溶接部に供給するシールド
    ガス成分を交互に変化させることにより、アーク電圧を
    増減させ、被溶接物に供給される入熱を増減させて溶接
    することを特徴とする消耗電極ガスシールドアーク溶接
    方法。 2 前記シールドガス成分の変化は、電位傾度の異なる
    2種以上のシールドガスの混合比率を交互にかえること
    により行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の消耗電極ガスシールドアーク溶接方法。 3 前記シールドガス成分の変化は、電位傾度の異なる
    2種以上のシールドガスを供給する時間比率を交互にか
    えることにより行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の消耗電極ガスシールドアーク溶接方法。
JP2919076A 1976-03-19 1976-03-19 消耗電極シ−ルドガスア−ク溶接方法 Expired JPS6035230B2 (ja)

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JP5987663B2 (ja) * 2011-12-08 2016-09-07 Jfeスチール株式会社 鋼材の狭開先ガスシールドアーク溶接方法
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