JPS6035378B2 - β結晶相リニヤキナクリドンの製造方法 - Google Patents

β結晶相リニヤキナクリドンの製造方法

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JPS6035378B2
JPS6035378B2 JP1682276A JP1682276A JPS6035378B2 JP S6035378 B2 JPS6035378 B2 JP S6035378B2 JP 1682276 A JP1682276 A JP 1682276A JP 1682276 A JP1682276 A JP 1682276A JP S6035378 B2 JPS6035378 B2 JP S6035378B2
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quinacridone
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crystal
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俊夫 丹羽
鉄男 尾沢
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は結晶質リニャキナクリドンから8結晶相リニャ
キナクリドンを製造する方法に関する。
従来、一般式で示されるリニヤキナクリドン(以下、キ
ナクリドンと称する。
)にはQ,B及びy結晶相等が公知であり、そのうち溶
剤にに安定な8及びy結晶相が着色剤として用いられて
いる。前者の紫色を呈する8結晶相キナクリドンの従来
公知の代表的製造法には(i)粗製キナクリドンを塩存
在下キシレンと共に、ボールミルで粉砕する方法(特公
昭36一13833)、(ii)キナクリドンをアルコ
ール中で苛性アルカリを用いてアルカリ塩とし更に水又
は希硫酸を用いて加水分解する方法(特公昭38−14
119)、(iii)Q結晶相キナクリドンを無水ジメ
チルホルムアミド、ベンゼン、アルキルベンゼン、又は
ハロゲン化ベンゼンあるいはこれらの混合物と煮沸し、
更にボールミルなどで湿式粉砕する方法(特公昭39一
9271)、(iv)粗製キナクリドンをメチル硫酸中
に溶解し、水で希釈する方法(特公昭40−4458)
、(v)キナクリドン及び芳香族スルホン酸の濃硫酸溶
液を水中に滴下する方法(公昭45−33550) 等が知られているが前記(i)のボールミルによる方法
の場合食塩等の水溶性無機塩を多量に使用する上に長時
間処理する必要がある為生産性が劣ることが短所となっ
ており、また、(i)及び(iii)〜(v)は引火性
有機溶剤あるいは濃硫酸を使用する為作業上危険が伴う
欠点がある。
更に製造上問題となるのは(i)〜(v)では乾燥した
原料あるいは高沸点溶剤中湿潤ケーキを煮沸して水を完
全に除いた原料が必要とされる点である。発明者らはこ
れら欠点を排除した8結晶リニヤキナクリドンを製造す
るために種々検討を重ねた結果キナクリドンを、特定な
塩の存在下でアルカリ性水性媒体中で処理すると膿青色
の混合液が得られこれを更に親水性有機溶媒や水と混合
する容易に3結晶相が得られることを見出し本発明を完
成するに至った。すなわち本発明は結晶質リニャキナク
リドンを、第四級アンモニウム塩を含有するアルカリ性
の水性媒体中で処理して濃音色の懸濁液又は溶液を得、
次いで得られた懸濁液又は溶液を水及び/又は親水性有
機溶媒と混合することを特徴とする8結晶相リニャキナ
クリドンの製造法である。
本発明を詳細に説明する。本発明に使用するキナクリド
ンは任意の結晶質リニャキナクIJドンであり、種々の
製法により得れた粗製キナクリドン、各種の結晶相キナ
クリドソ及びそれらの混合物が含まれる。
粗製キナクリドンは例えば、6,3−ジヒドロキナクリ
ドンをアルコール性苛性ソーダ水溶液中ニトベンゼン−
m−スルホン酸ナトリウムと共に加熱することにより得
られる(特公昭36−13866号参照)。各種結晶相
キナクリドンのうち、Q結晶相キナクリドンは例えば上
記粗製キナクリドンを80%硫酸中でスラリ−処理する
ことにより、またy結晶相キナクリドンは例えば上記粗
製キナクリドンをジメチルホルムアミドで熱スラリー処
理することにより得られる。本発明に使用する第四級ア
ンモニウム塩としては、例えば下記の一般式(1),(
ロ)又は(m)で表わされる化合物が挙げられる(式中
、RIはアルキル基又はアラルキル基を示し、R2〜R
4は各々アルキル基を示し、及び は各々複素環残基を示 し、X‐は塩素イオン、臭素イオン、沃素イオン、水酸
イオン、硝酸イオン、メチル硫酸イオン又は過塩素酸イ
オンを示す。
)これら第四級アンモニウム塩の具体例としては、例え
ば、一般式(1)で表わされるものとしてテトラメチル
一、テトラフ。
ロピルー、テトラ一nーブチルー、テトラベンチルー、
テトラヘキシルー、セチルトリメチルー、ベンジルトリ
メチルー及びペンジルトリェチルーアンモニウム塩、ま
た一般式(0)で表わされるものとしてジメチルピロリ
ジニウム塩及びジェチルピベリジニウム塩、また一般式
(m)で表わされるものしてメチルピリジニウム塩、エ
チルピリジニウム塩、メチルチアゾリウム塩、メチルベ
ンゾチアゾリウム塩、メチルピラジニウム塩、エチルキ
ノリニウム塩等が挙げられるが、これらに限定されるわ
けではない。これらアンモニウム塩はキナクリドンに対
し通常0.1〜50重量倍、好ましくは0.3〜1の重
量倍程度で効果的に使用できる。
本発明におけるアルカリ性の水性媒体は、水量がキナク
リドンに対して4〜20の重量倍程度となるように用い
るが、所望によっては更にメタノール、エタノール等の
アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのエー
テル類、トリェチルアミン等のアミン等のアミン類のよ
うな親水性有機溶媒を共溶媒として併用することもでき
る。
アルカリは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の苛性
アルカリを用いるのが好しく、通常、水に対して2〜5
の重量%程度で用いる。第四級アンモニウム塩として強
塩基であるテトラブチルアンモニウムハィドロキシド等
の水酸化物を用いた場合は、再にアルカリを用いなくて
もよい。第四級アンモニウム塩を含有するアルカリ性の
水性媒体中でキナクリドンを処理する液は速やかに濃音
色を呈する。
その機構は明らかではないが、これはキナクリドンが第
四級アンモニウム塩とコンプレックスを形成するためと
推定される。水媒体のみの場合は懸濁液が得られるが、
共溶媒の共存下では溶解性が増加する。処理操作は、2
0℃ないし煮沸下、好ましくは50qoないし煮沸下の
温度で適宜棚拝すればよい。時間は特に制限はなく、例
えば数分ないし数時間で充分である。処理後、必要な場
合には次いで混合すべき親水性有機溶媒の沸点より低い
温度で放冷する。得られた濃音色の懸濁液又は溶液(以
下、これらを混合液と称する。
)は次いで水及び/又は親水性有機溶媒と混合する。混
合液中の媒体が水である場合は親水性有機溶媒を単独又
は併用して水に対して0.1〜20重量倍使用する。所
望により、更に水を添加してもよく、その場合の水の添
加量は系内の水の全量が親水性有機溶媒に対して約0.
1〜50重量倍となるような量である。混合液中の媒体
が水及び共溶媒の混合物である場合には、系内の水の全
量が親水性有機溶媒に対して約0.1〜5の重量部とな
るように水と混合すればよい。混合液と混合すべき親水
性有機溶媒としては例えば、メタノール、エタノール、
エチレングリコール等の一価または多価アルコール、ア
セトンのような低級脂肪族ケトン類、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン等の脂肪族エーテル類、エタノールアミ
ン等のァミン類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシ
ド類等が挙げられる。上記処理により赤紫色の8結晶相
のキナクリドンの沈殿が生成されるので、次いで公知手
段により単離すればよい。
本発明により得られる8結晶相キナクリドンは優れた着
色力及び分散性を有し、ラッカー及びプラスチック用着
色剤として使用した場合紫色の色調及び良好な堅牢度を
もつて着色し、これらの着色剤として極めて適している
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はその
要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものでは
ない。
実施例中、「%」とあるのは「重量%」を意味する。
実施例 1 湿潤粗キナクリドン(固形分11.4%)5疎部、水2
0庇部、水酸化カリウム40部及びテトラノルマルブチ
ルァンモニウムブロマイド1の郡を損梓下90ooに1
時間加熱し60qoに冷却後得られた混合液にメタノー
ル300部を加えたところ紫色のキナクリドン結晶が生
成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し、真空中60
ooで乾燥した。かくして得られた紫色結晶はX線回折
スペクトルにおいてUSP第2844485号明細書に
記載の8結晶相キナクリドンのX線回折像と一致し8結
晶相であることがわかる。このようにして得られた8結
晶相キナクリドンはラッカー、プラスチックなどの着色
に使用した場合、鮮明な紫色に着色し優れた着色力及び
分散性を示した。
実施例 2 湿潤組キナクリドン(固形分11.4%)5碇部、水2
0碇部、水酸化ナトリウム6碇部及びペンジルトリメチ
ルアンモニウムクロラィド1戊都を損梓下2時間加熱還
流し60qoに冷却後得られた混合液にテトラヒドロフ
ラン10碇都、次いで水20年部を加えたところ紫色の
キナクリドンが生成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し真空中600
0で乾燥した。この様にして得られた紫色結晶はX線回
折の結果、実施例1と同様に8結晶相でありラッカー、
プラスチックなどの着色に使用した場合鮮明な紫色に着
色し優れた着色力及び分散性を示した。
実施例 3湿潤粗キナクリドン(固形分20.5%)5
碇郡、水20碇部、水酸化カリウム44碇郡及びテトラ
エチルアンモニウムブロマイド1碇都をを燈畔下2時間
80午0に加熱し60ooに冷却後得られた混合液にメ
タノール40碇部を加えたところ紫色のキナクリドン結
晶が生成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し真空中600
0で乾燥した。この様にして得られた紫色結晶はX線回
折の結果、実施例1と同様に8結晶相であり、ラッカー
及びプラスチックなどの着色に使用した場合鮮明な紫色
に着色し優れた着色し優れた着色力及び分散性を示した
実施例 4 湿潤粗キナクリドン(固形分20.5%)5碇郡、水4
礎部、メタノール16疎部、水酸化カリウム4碇部及び
テトラメチルアンモニウムアイオダイド1碇部を縄投下
60qoに1時間加熱し得られた混合液に水30の部を
加えたところ、紫色のキナクリドン結晶が生成した。
紫色結晶を炉遇し、中性となるまで水洗し真空中600
0で乾燥した。
かくして得られた紫色結晶はX線回折の結果、実施例1
と同様に8結晶相であり、ラッカー及びプラスチックな
どの着色に使用した場合鮮明な紫色に着色し、優れた着
色力及び分散性を示した。
実施例 5湿潤組キナクリドン(固形分50.2%)3
礎認、水20の郭、水酸化ナトリウムム5礎部及びセチ
ルトリメチルアンモニウムブロマィド15部を頚枠下2
時間80qo加熱し60qoに冷却後得られた混合液に
エタノールアミン8碇都、次いで水20碇部を加えたと
ころ、紫色のキナクリドン結晶が生成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し真空中60o
oで乾燥した。
かくして得られれた紫色結晶はX線回折の結果、実施例
1と同様に3結晶相であり、プラスチックに着色した場
合同様な堅牢性を示した。
実施例 6湿潤組キナクリドン(固形分50.2%)3
礎都、水10び部及びテトラノルマルブチルアンモニウ
ムハイドロキシド水溶液(40%)25部を蝿梓下90
qoに1時間加熱し60COに冷却後、得られた混合液
にジオキサン60部、次いで水20碇部を加えたところ
、紫色のキナクリドンが生成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し真空中60q
oで乾燥した。かくして得られれた紫色結晶はX線回折
の結果、実施例1と同様に8結晶性であり、ラッカーに
使用した場合同様な堅牢性を示した。
実施例 7 湿潤粗キナクリドン(固形分61.3%)3碇郡、水1
0戊部、水酸化ナトリウム15部及びNーメチルピリジ
ニゥムアィオダィド8部を凝杵下9000に1時間加熱
し60qoに冷却後得られた混合液にジオキキサン1庇
部、メタノール140部を加えたところ、紫色のキナク
リドン結晶が生成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し真空中60q
oで乾燥した。かくして得られた紫色結晶はX線回折の
結果、実施例1と同様に3結晶相であり、ラッカーに使
用した場合同機な堅牢性を示した。
実施例 8 湿潤Q結晶相キナクリドン(固形分33.5oo)40
部、水10の邦、水酸化カリウム1の部及びテトラノル
マルプロピルアンモニウムクロラィド1礎部を渡洋下6
000に1時間加熱し、得られた混合液にエタノール1
0碇部を加たところ、紫色のキナクリドン結晶が生成し
た。
紫色結晶を炉遇し、中性となるまで水洗し真空中60q
oで乾燥した。
かくして得られた紫色結晶はX線回折の結果、実施例1
と同様に8結晶相であり、プラスチックに着色した場合
同様な堅牢性を示した。
実施例 9 y結晶相キナクリドン1碇都、水10碇部、水酸化ナト
リウム15部及びテトラエチルアンモニウムブロマイド
1碇部を頚幹下6000に1時間加熱し、得られた混合
液にメタノール15礎部を加えたところ、紫色のキナク
リドン結晶が生成した。
紫色結晶を炉過し、中性となるまで水洗し真空中60q
oで乾燥した。かくして得られた紫色結晶はX線回折の
結果、実施例1と同様に8結晶相であり、ラッカーに使
用した場合同様な堅牢性を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結晶質リニヤキナクリドンを、第四級アンモニウム
    塩を含有するアルカリ性の水性媒体中で処理して濃青色
    の懸濁液又は溶液を得、次いで得られた懸濁液又は溶液
    と水及び/又は親水性有機溶媒と混合することを特徴と
    するβ結晶相リニヤキナクリドンの製造方法。
JP1682276A 1976-02-18 1976-02-18 β結晶相リニヤキナクリドンの製造方法 Expired JPS6035378B2 (ja)

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