JPS6036694A - 多層電気メツキ鋼板 - Google Patents

多層電気メツキ鋼板

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JPS6036694A
JPS6036694A JP14606683A JP14606683A JPS6036694A JP S6036694 A JPS6036694 A JP S6036694A JP 14606683 A JP14606683 A JP 14606683A JP 14606683 A JP14606683 A JP 14606683A JP S6036694 A JPS6036694 A JP S6036694A
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layer
plating
alloy plating
surface layer
coating
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JP14606683A
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Nobukazu Suzuki
鈴木 信和
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、とぐに化成処理性にすぐれ、塗装後におい
てきわめて良好な塗膜二次密着性を示し、かつ加工性、
耐赤錆性、耐チッピング腐食性の点でも有利なメッキ構
成をもつ多層メッキ鋼板に関する。
ZnメッキまたはZ、n−Ni系、Zn−Fe系、Zn
 −Aノ2千等Znを含む合金メッキ皮膜をもクメッキ
鋼板(以下、これらを総称してZn含有系メッキ鋼板と
呼ぶ)は、メッキ層が、その犠牲防食機能或いは表面に
防食保護皮膜を形成する性質によって鋼板素地を腐食か
ら保護する構造の耐食材料であり、これらは現在、とく
に自動車車体用途への適用が急ピッチで進められている
さて近時、自動車車体に、とくに寒冷地における凍結防
止剤を散布した道路での使用を考慮してその塗装として
は、カチオン電着塗装を採用するというのが通例化した
が、上記したZn含有系メッキ鋼板は、このカチオン電
着塗装系の塗膜に対する二次密着性に劣り、その実用塗
装によって自動軍事体用として十分な塗装後口食性(耐
水密着性)を得ることは実際上きわめて難[−い。
また、この塗膜二次密着性の問題とは別に、/・n含有
光メッキ鋼板はカチオン電着塗装において、=fBに「
通電ブッ」と呼ばれる小87i:クレーター状の塗膜欠
陥を生じ易い、つまり耐クレータリングt2tEに劣る
傾向がある。この通電ブッは、電信塗卦過8+!におU
る涌’t((V(よって生じる水素ガヌが塗膜下に才き
込まれることに基因すると云われるが、かかる通電プッ
は外観上もさることながら、塗装後の耐食性を著しく損
う。
このような状況に少)って最近、メッキ層を複数にした
、いわゆる複層メッキ鋼板が種々提案δれた。数ある提
案の中でいま、自動軍用鋼板として実用上層も有望なも
のと云えば、Fe−Zn系の二層メッキ鋼板である。つ
まり、表面層として高Fe含有(Z]1<4 Qwt%
)(7)Fe−Zn系の薄メッキ層をもち、内層として
低Fe含有(Zn〉40wt%)のFe −Zn系メッ
キ層を有するというもので」)す、これは確かに頭記Z
n含有系メッキだけのメッキ鋼板に較へると、塗膜二次
密着性が良好で、またカチオン電着塗装における耐クレ
ータリング性にもすぐれている。しかしながら、この二
層メッキ鋼板(以下、Fe−Zn系二層メッキ鋼板と云
えばこれ?:指す)にも、次のような問題がある。すな
わち、この二層メッキ鋼板は基本的には、内層で耐食性
を確保しつつ表面層で塗膜との密着性を維持するもので
あるが、表面層としての高FeのFe−7,n系合金メ
ッキ皮膜については次のようなことが云える。
■)塗膜との密着性は、塗装下地としての化成処理皮膜
のぐあいに大きく左右される。すなわち、化成処理(通
常はリン酸塩処理)による皮膜中にフオ、lX7オフイ
フイト(Zn、2Fe(POり)、2・4H,20゜P
で示す)が多ければ多いほど、鋼板はよりすぐれた塗膜
二次密着性を示し、反対にホーバイト(Zn3(POg
)、2・4HrO,Hで示す)が増すと塗膜二次密着性
は悪化する傾向にある。一般に化成処理皮膜中のフォス
フオフイライト量、すなわチP/(P」−H)比率Vi
p値と呼ばれ、化成処理において得られるこのP値の高
低は、鋼板の化成処理性という一つの性質で把えられて
いる。
F’e−Zn系合金の表面層は、化成処理においてFe
分を溶解、供給して、緻密なフォヌフォフィフイトの生
成に寄与することにより、高r値の化成皮膜の生成をも
たらすものである。
ところが、実際上この表面層は、塗膜二次密着性の点か
ら十分なP値(約80%以上)を得るためには付着量と
して5〜10 Vrn+は最低限必要である。これは、
次のように理由づけできる。すなわち、一般にN気メッ
キにおけるメッキ金属の析出は、メッキ対象面上の多数
の活性点を核として開始されそれを中心に厚み方向と平
面方向周囲へ次第に成長する過程を辿るが、かかる析出
機構上電気メツキ皮膜は一般に、付着量が少なくなるに
つれ対象面を覆うメッキ皮膜の被覆率が下がる傾向とな
る。
一方、表面層としてはその被覆率が下がるにつれ、化成
処理皮膜のP値向上への寄与率も低下してゆく傾向にあ
る。これは、表面MVc被覆されずに残でれた部分は、
化成処理において表面層よυも卑な電位をもつ内層を優
先的に溶出し、表面層からの冶効なf4”e供給を妨げ
緻密なフオヌフォフイフイ1−の生成を阻害する結果と
なるからと考えられる。
すなわち、表面層についてicI、伺着石がめる限度を
こえて小δくなると、被覆率が下がり、P餉向上への寄
与率が低下するということであり、このような関係で、
付着量が5〜10 g/m2以上ないと、高10値を得
ることができないもの、と考察される。
壕だ、このFr+ −Zn系二層メッキ鋼板の場合には
、内層の電位が表面層よりも卑な傾向にあるため、実用
塗装下での使用中塗膜に機械的vc(例えば小石や砂等
の衝突によって)疵が与えられたようなとき、ともする
と表面層があるために却って内層の溶出が促進される形
となり1疵の周辺に早期に塗膜ふくれが生じる、いわゆ
るチッピング腐食の危険があり、かかる危険を極力排除
するという意味からも、表面層に6 Vrn’以上、望
ましくは10ル督以上程度の付着量が必要とδれる。
以」二のことから、Fe −Zn系二層メッキ鋼板でば
、その本来の性能を確実に得るには、表面層の付着光と
して、10 g/m’以上必要であるということができ
る。
■)ところがその一方で、この表面層は、Fe分が多い
関係で、付M昂が大きいと塗膜に疵が伺いた場合など、
例えそれが僅かでも赤錆の発生源となり易い。
のみならず、peを高レベルで含有するこの表面層は、
木質的に内部応力が高く内層との密着性が余りよくない
傾向にご)る。このため付着■が多くなるにつれ、使用
に当ってのプレス加工による歪量が大キくすると、プレ
ヌ時のパウダリング現象が顕著化する。
つまり、耐赤錆性、加工性の点から云えば、表面層の付
着量はできるだけ少なく、具体的に云って5g/□、2
以下とする・必要がるり、更には29程度以下に止めお
くのが望ましい。
1フ上のことから、Fe−Zn系二層メッキ鋼板におい
て、化成処理性、mlチッピング性と、耐赤錆性、加工
t4fEを両立δせることは現実問題として非常に暉し
く、この点に問題がめった。
上記に鑑み本発明は、化成処理性、塗膜二次密着性、耐
クレータリング性、耐チッピング性、耐赤錆性、加工性
をともに良好ならしめることが可能な複層メッキ構造の
提供を目的とするものである。
前記Fe−Zn系二層メッキ鋼板についての説明から明
らかなように、表面層としての高FeのFe−Zn合金
メッキ層の問題とは要するに、塗膜二次密着性の点から
必要とされる化成処理性を確保し、また同時に耐チッピ
ング性を維持するのにかなり多くの付着量が必要とされ
るところにある。これは、そもそも高FeのFe −Z
n合金メッキ層の電気化学的特性、つま、!lll電位
がその本来の耐食性を維持するための内層と較べ貴とな
ることに原因があると把えることができる。
本発明者らはこのような考え方から、より卑な電位をも
ちながら化成処理性の向上に有効な表面層メッキを見出
すべく、実験、検討を行った結果。
同じFe −Zn合金メッキでもFe含有量が比較的低
目の、具体的にはFe 4o〜5Qwt%のメッキはよ
り卑な電位を示ししかも化成処理性向上メッキとして十
分に役立つことを知見し、このre4o〜60wt%の
Fe −Zn合金メッキを表面層として採用すれば、少
ない付着量、具体的には5gん2以下の付着量で十分な
化成処理性が得られ、しかもこの場合i1チッピング性
も良好に維持δれることを確認した。
上記Fe 40−6 owt%のFe−Z、n合金メッ
キ表面層の場合少ないイ」着量で良好な化成処理性が確
保されるのは、次のように理由づけできる。すなわち、
この比較的1伯邦の低いFe−Zn合金メッキでは高1
i+NeのFe −Zn合金メッキにくらべ電位がかな
り卑になるが、このため甜食性を維持する内層との電位
差が解消される形となり、両者間での電気化学的な反応
が抑えられることとなる。したがって、この場合には、
例え表面層の付着量が少なくその被覆率が低い場合にで
も、化成処理(リン酸塩処理)において内層の優先的な
溶出力S可及的に防がれ、その結果十分に高いP値が確
保されることになるものど考えられる。
また、’F”e 4.0−60 wt%のFe−Zn合
金メッキ表面層では耐チッピング性も良好に維持δれる
わけで夕)るが、この点については、次のように考えら
れる。表面層は先の化成処理における反応で熔解して一
部が未溶解の甘ま塗装後まで残存するものであるが、F
e40−60wt%(DFe−zn合金メッキの場合に
は、先に述べたように市、位が卑になることから、上記
のように表面層が塗装後まで残存しても、塗膜に疵が何
されたようなとき内層の溶出が促進される傾向が有効に
解消δれ、その結果疵周辺に塗膜ふくれが生じるチッピ
ング側食が効果的に防止σれることになる。
このように、Fe40−60wt%のFe−Zn合金メ
ッキを表面層に採用すれば、少ない(t M量(5g/
m2以下)で化成処理性、ひいては塗膜二次密着性並び
に附チッピング性を良好となし得るものであるが、この
ような場合には、表面層のFe含有量が69 wt%以
下と低くなることから、上記両特性を高レベルに維持し
たまま、その付着量を少なくして表面層のmi4赤錆性
や加工性への悪影響を取り除きこれらの特V[、を良好
に維持することが可能となるものである。
なお、こ(7) Fe 4.0−60 wt%のFe−
Zn合金メッキ表面層については、耐クレータリング性
に対しても十分な効果を発揮することが、本発明者らの
実験で確認された。
また、以上に加えて更に本発明者らは、上記表面層中へ
の5ITIの適量添加が、少ない付着量ですぐれた化成
処理性を確保するという意味において有効であることも
、δ1だ実験の結果見い出したものである。このSnに
ついては、表面j胃中FBとの間にミクロ電l(1!全
形成し、化成処理においてはカッ−Fとして作用し2そ
のFeの溶解を促進するのみならず、化成結晶の核発生
数を増加させることになり、こうした作用を通してフオ
ヌフオフイライト化成結晶の生成を促進するものと考え
られる。更にまた、表面層自体の電位を先側ヘシフトさ
せ、表面層からの溶出を促すという効果もある。
更に、表面1i+1下の内層については、本来の耐食性
能を維持するものであるが、したがってそのメッキとし
ては、下地鋼板に対する犠牲防食性(耐大あき性)と皮
膜自体の裸面4食性の両特性にすぐれることが望ましい
。ところが現実には、そのような都合のよいメッキは存
在しないものである。
すなわち、例えばZnやZ、nを主成分としたZn合金
メッキ(ただしNj−Zn合金メッキは除く)ハ犠牲防
食性はすぐれるが裸の耐食性に劣り、またN1−Zn合
金メッキは裸耐食性は良好であるが犠牲防食性が低い。
本発明者らはかかる事実から、上記2つの機能を両立δ
せるには、内層を2層に分けてその各々に1つずつ機能
を担持δせることか必要と考え、その内層2層のメッキ
として有効なメッキを見い出すべく、前記Fe40−6
0wt%のFe −Zn合金メッキ表面層との組合せも
考慮して、鋭意実験、研究を距ねた。その結果、Nj−
5〜20 wt%のNj−−Zn合金メッキとFe 1
0−85wt%のFe−Zn合金メッキを内層2層のメ
ッキとして選定すれば、表面層としてのFe4g−60
wt%のp6− Zn合金メッキとの組合せ下において
すぐれた耐食性の得られることが明らかとなった。この
理由については、次のように考えられる。壕ずNj−Z
n合金メッキは、先にも述べたとおり、裸銅食性がよく
、N1含有量5〜2 g wt%の範囲がその最もすぐ
れた領域となる。
また、Fe−Zn合金メッキは、Zn含有思の多いとこ
ろで良好な犠牲防食性を示す傾向があり、したがってF
e含有量10〜35wt%のものは高レベルの犠牲防食
性がある。ところでこれら両メッキの電気化学的特性に
ついてみると、第1図の線図に示されるとおってあり、
N15〜20wt%のN1−Zn合金メッキとFel□
−55wt%(7) Fe −Zn合金メッキとは略々
等しい電位をとる。また更にこれらのメッキは、表面層
としてのFe 40〜6gwt%のFe −Zn合金メ
ッキとも近しい電位を示す。このようなことから、上記
表面層使用下でその内層の2Nとシテ、Nj−5−29
wt%(7)Ni−Zn合金メッキと■い040〜66
wt%のFe−Zn合金メッキを採用すれば、メッキ3
層間での電気化学的な反応が抑制δれる形となり、内層
2層が各々その本来のすぐれた犠牲防食性と裸耐食性を
存分に発揮しイ尋ることとなるものである。なお、この
場合内層としてのNj−5−20wt%のNi−Zn合
金メ”/キトFe40〜60wt%のFe −Znn合
金メッキ’i−i’j:、内層2層の」二下に何れがき
ても同等の効果力5得られるものでおる。
すなわち本発明は、以上のような知見に基づくものであ
り、その要旨とするところは、少なくとも片面に3層1
フ、」−のメッキ)縛をもつ鋼板であって、下記の、■
、■及び■の何れかの条件を満足する多層電気メツキ鋼
板、VrCわる。
■ 表面層がFe 40〜60wt%を含む付着量力5
0、5−5 g/m2OFFI−Zn合金メッキ層であ
り、その直下の層(以下、中H)がN15〜20 wt
%を含む伺着昂3〜50 gin’のNi−Znn合金
メッキ層あり、更に中層直下の層(以下、下層)力5F
e1.0−85W1Z%を含む付着@dE 5−50 
g/、d(DFe−Zn合金メッキ層であること。
■ 上記■の中層と下層が入れ換わつfc %のである
こと。
■ 」二記のにおいて表面層K Sn O,2−20m
E/、、、2を含有せしめたものであること。
■ 上記■において表面層にSnO,2〜20 mg/
2を含有せしめたものであること。
本発明において、表面層のFe −Zn合金のpeを4
0〜60wt%に限定したのは、内層との電気化学的な
反応を抑制するためで冴)す、同時にFeが40%未満
ではカチオン電着塗装においてクレータの発生がおきて
塗装性を損い、他方peが60%をこえると塗装後の面
4赤錆性が劣化するおそれがめるためである。また表面
層の付着量を05〜5樟葡2に限定した理由は、付着量
が0.5 g/、、2未満ではリン酸塩処理時のP値が
低下するとともに、カチオン電着塗装におけるクレータ
−・発生がおきて塗装性を損い、また付着量が5 g/
’をこえると加工時にパウダリング等の密着性が劣化す
るおそれが祈、るためである。
中層もしくは下層としてのNi−Zn合金メッキ中の1
11を5〜2 (l wt%に限定したのは、N1量が
この範囲のと@N’L−Zn合金メッキは最もすぐれた
押釦食性を示すからで」〕す、更にまたI\1iが5w
t%未満、または2 Q wt%ごえではN3−7.n
合金メッキの電位が過小成いは過大になるためで冴)る
このN1〜Zn合金の付着a全3〜50g/′m2に限
定した理由は、付着量が3 gy″m’未満では塗装後
((おけるW4赤錆性を害するためであり、伺着量が2
層殊着をこえると経済的に不利となるばかりか、加工性
、更には溶接性の劣化を来すためである。
同じく中層もしくは下層としてのFe−Zn合金メッキ
中のFeを10〜35wt%に(只定したのは、Fle
が5w’t%未満、甘たは35 wt%ごえでげFe−
Zn合金メッキの自然型枠電位が過小か、過大になるた
めである。Fe−Zn合金の1−4着市を5−50冷葡
りに限定j−た理由は、付着量が5〜Q未満では犠牲防
食性を損うためであり、付着量が5 (l gA112
をこえると経済的に不利となるに加え、加工性、溶接性
の劣化を来たすためでわる。
必要に応じて前記表面層に含有δせるSn帛を0、2−
2011′Igん2に限定りまた理由(は、Snを最低
O2m、!”含1せないと化成処理性に対する有効性力
≦薄く効果的でなく、他方これが20 m+’E/m唖
こえると化成処即皮膜の化成結晶に斑点状のムフやヌク
−(11着J・ヲ)の化成不良を生じる危険が出るため
である。
ナオ、i 層メ7 キK u更に、Cu、 Co、 N
i 、 Mn等f l、 Q ’wt%以下はど微量含
有せしめてもその自゛効性に影響はfく、本発明はそれ
を許容するものである。
なお、本発明に基づくメッキ]tΔ造は、鋼板の両面に
7jし必ず適用しかければならないものではかく、片面
についてのみこの構造を採用し他(IIIの面は裸面の
゛[L或いは別の異なる構成のメッキ面とする、という
ような形で実施することもできる。
こう1−た実施の形態も全て、本発明の範噴に腐するも
のでご)る。
次に本発明の実施例について説明する。
第1表、第2表に3層の電気メ゛ツキ層をもつ鋼板の試
作例を示″「。各試作例におけるFC−Zn合金の電気
メッキは、公知の硫酸酸性メ゛ンキ浴で行い、メッキ浴
のCFe”)]/ 〔zn”−4−Fe”) ノ組成を
肯埋すること((よって任意のFe含冶昂のト1O−Z
n合金皮11の全慴だ。メッキ条件はpH1〜3゜メッ
キ浴温度4()〜6 (] ’C、メッキ電流密度20
〜80 A/dm’ 、メッキ液流速0.5−21vS
とした。なお、表面層ヘノSn、 Cu、、 Go、 
Mn、 Ni、の微開添加は、上記メッキ浴中へこれら
を硫酸塩の形で添加する方法によった。■刺−Zn合金
の宝剣メッキについても、公知の硫酸酸性メッキ浴にて
行い、メッキ浴の〔Ni”)/〔Nj−1″−+Zn′
+〕の組成を管理することにより任意の1打含有量のl
1i−Zn合金皮膜を得た。メッキ条件はpHl〜3.
メッキ浴温度40−60℃、メッキ電流密度20〜80
A〆i]n’ 、メッキ液流速0.5〜2 m/sとし
た。
この試作例について、リン酸亜鉛系の化成処理金子−f
い、目下の5つの試験を実施した。
〈カチオン電着塗装時の附クレータリング性試験〉上記
化成処理後、電圧250 V 、浴温30’C,通電時
間2分でカチオン電着塗装(20μ)を行い、そのとき
に発生したクレータ−数の多少により、○:良好、×:
不良として評価した。
〈伶)原二次密j腎1生試験〉 上記同様の電i′¥1′塗装を行ったあと、更に中塗−
上塗という段取りで、自動車の外装実用塗装(塗膜全厚
:80μ)と同じ塗装を1−〒い、50 ’Cの温水に
10日間浸漬後、】素置間隔のゴバン目を入れテーピン
グ剥嵩([により塗[J残存率を調べた。
く塗装後嗣食t’:、試験〉 ■ 」二記電着塗装後、この塗膜に鋼板素地に達するク
ロスカットを入れ、600時間の塩水噴霧試験後におい
て、セロテープで剥島[シその時の剥離幅を測定した。
■ 上記600時間の塩水噴霧試験後において、クロス
カット部の赤錆発生状況を調べた。○:赤錆、黄錆なし
、△:黄錆発生あり、×赤錆発生あり、の3段階で評価
した。
■ 上記電着塗装後、この塗膜に鋼板素地に達するクロ
スカットを入れ、5%NaCf水溶液(35t〕)中に
1h]°浸漬し7でのち50℃×lbrで熱風乾燥する
ザイクルを100日間継続して行う乾湿くり返し試験を
実施し、そのときの前、’c! ME部の最大腐食深δ
を測定した。
以上の試験結果を前出第1表、第2表に示す。
第1表の比較例について云えば、表面層セ゛e−Zn合
金メッキの(1)〜(4)では、表面層メッキ中のFe
量が過多である(1)は耐赤錆性が著しく劣り、同じり
Fe量が過少の(2)はカチオン市1着におけるクレー
タ−発生が著しく多く、また表面層のメッキ付着債が過
少の(3)は塗膜二次密着性が劣るとともに、耐クレー
タリングi生も問題でるり、同じく付着mが過大の(4
)は耐食性に関しては而」赤錆性にやや難があり、これ
はまた加工性に劣るものである。
(5) −(9)も、表面層Fe−Zn合金メッキ、中
層N1−Zn合金((7)は中層なし)、下層Fe−Z
n合金メッキの例であるが、下層のメッキ付着量が過少
の(5)、中層の付着量が過少の(6)、更に中層をも
たない(7)はその何れもが耐赤錆性に劣る傾向があり
、また中IIツメツキ中Nj−」゛が過少の(8)、同
じく過多の(9)はクロスカット部の剥離巾が太き(’
 、(9)については更に腐食深さでも犬@な値を示す
表面層Ij”e−Zn合金メッキ、中層Fe −Zn合
金メッキ、下層Ni−Zn合金メッキの01〜θ■につ
いては、rlr層のメッキ伺着昂が過少のQO,Tl1
o メッキ例着発が過少の01)は何れも耐赤錆性が極
端に劣り、下層のメッキ中Nj−74が過少のθの、同
じく過多のθ■はともにクロスカット部の剥離巾が大き
く、とくに0■については腐食深δも大@な値l/il
−なっている。
更に、0弔〜07)は中層、下層の何れかにZ、nメッ
キを採用した例であり、これらは中層メッキと下層メッ
キ層間の電位差が大きい関係で、クロスカット部の剥離
巾の点で著しく劣る傾向がある。
以上比較例に対し、表面層、中層、内層の全ての面で本
発明の規定を満足する◇8)〜0→(α綽〜(ハ)は中
層Nj−Zn合金メッキ、下層Fe−Zn合金メッキの
例、(ハ)〜(ハ)は中層F8−Zn合金メッキ、下i
@ N1−−Z+n合金メッキの例で、(ハ)(ハ)は
表面層にSn添加があるもの、@〜0→は表面層i/C
Cu、 Co 、 Mn 、 Nj−75E微昂含有さ
れた例)は全て、耐クレータリング性、塗膜二次密着性
、そして塗装後嗣食性(クロスカット部の剥離中、同じ
く面J赤錆性、同じく腐食深δ〕の点において、バラン
スのとれたきわめて良好な性能を示したものである。
以−ヒの説明から明らかなように、本発明の多層1■i
気メツキ鋼板は、きわめて良好な化成処理性を備え、カ
チオン電着塗装系の実用塗装によって二次密着性のきわ
めてよい塗膜を得ることができ、かつ嗣クレータリング
性にもすぐれ、しかも耐赤錆性をはじめ、あらゆる意味
での塗装後面4食性が良好であり、更に加工性の点でも
よいt<IE能を示すもので」)す、i〜たがって本発
明メッキ鋼板は自動車車体用として有用性のきわめて大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ばFe Zn合金皮膜のFe含有量と自然電極電
位およびNi〜Zn合金皮1換のN1−含有量と自然電
極電位を示す線図である。 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも片面に3層以上のメッキ層をもつ鋼板
    であって、表面層がFeを40〜5Qwt%含み付着量
    が0.5〜5ψのFe −Zn合金メッキ層であり、そ
    の直下の内層がN1を5〜20wt%含み付着量が3〜
    50 g/dのNi−Zn合金メッキ層であり、更にそ
    の直下−がFeを10〜35wt%含み付着量が5〜5
    0 g/m’のFe−Zn合金メッキ層からなることを
    特徴とする多N電気メッキ鋼板。
  2. (2)少なくとも片面に3N以上のメッキ層をもつ鋼板
    でおって、表面層がFeを40〜5Qwt%含み付着量
    が05〜5 g/m’のFe−Zn合金メッキ層であり
    、その直下の内層がFeをlO〜35 wt%含み付着
    量が5〜50 g/m’のFe −Zn合金メッキ層で
    あり、更にその直下層がN1を5〜20wt%含み付着
    量が3〜50g/m2のNj−Zn合金メッキ層からな
    ることを特徴とする多層電気メツキ鋼板。
  3. (3)少なくとも片面に3層以上のメッキ層をもつ鋼板
    であって、表面層がFe 40−60Wt、%、Sn0
    、2−20 mg//m2を含み付MMが0.5−5 
    g//m2のFe−Zn合金メッキ層で4)す、その直
    下の内層がN1を5〜20wt%含み付M量が8〜50
     g/m’のN1−Zn合金メッキ層であり、更にその
    直下層がFeを10−85wt%含み付着量が5−50
     g/m2のFe−Zn合金メッキ層からなることを特
    徴とする多層電気メツキ鋼板。
  4. (4)少なくとも片面に3層以上のメッキNをもつ鋼板
    であって、表面層がFe 40〜(3Qwt%、SnO
    ,2−20mg/mr k含み付着量が0.5−5 g
    /m*のFe−Zn合金メッキ層でおυ、その直下の内
    NがFeを10〜85wt%含み付着量が5−50 g
    /m’のFe−Zn合金メッキ層でめり、更にその直下
    層がN1を5〜20wt%含み付着#が8−50 g/
    m”のN1−Zn合金メッキ層からなることを特徴とす
    る多層電気メツキ鋼板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665759A (ja) * 1992-08-24 1994-03-08 Nippon Steel Corp 高耐食性複層電気めっき鋼板
JPH0665760A (ja) * 1992-08-24 1994-03-08 Nippon Steel Corp 高耐食性複層電気めっき鋼板

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JPH0665759A (ja) * 1992-08-24 1994-03-08 Nippon Steel Corp 高耐食性複層電気めっき鋼板
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