JPS6037223B2 - 表面処理無機質繊維 - Google Patents
表面処理無機質繊維Info
- Publication number
- JPS6037223B2 JPS6037223B2 JP52078787A JP7878777A JPS6037223B2 JP S6037223 B2 JPS6037223 B2 JP S6037223B2 JP 52078787 A JP52078787 A JP 52078787A JP 7878777 A JP7878777 A JP 7878777A JP S6037223 B2 JPS6037223 B2 JP S6037223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- film
- fiber
- treatment
- titanium compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面処理無機質繊維に関するものであって、そ
の目的とするところは高強度でかつ機械的劣化の少ない
表面処理無機質繊維を提供するにある。
の目的とするところは高強度でかつ機械的劣化の少ない
表面処理無機質繊維を提供するにある。
一般にガラスウールやロックウール等の無機質(ガラス
質)繊維は溶融紡糸後の機械的損傷がなければ非常に大
きな引張強度(200〜300k9/地)を有する。
質)繊維は溶融紡糸後の機械的損傷がなければ非常に大
きな引張強度(200〜300k9/地)を有する。
この機械的表面損傷を避けるために例えばガラス長繊維
に関してはサィジング剤と称して各種樹脂皮膜が繊維表
面に均一に施されている。しかしながらガラスウール、
ロックウール等の無機質短繊維は製綿時の表面処理とし
てバィンダのスプレー程度であり、繊維表面に均一な皮
膜を形成することができず、従って機械的接触によって
著しく強度が低下していた。本発明はかかる従来の欠点
を解消せんとするもので、以下詳細に説明する。
に関してはサィジング剤と称して各種樹脂皮膜が繊維表
面に均一に施されている。しかしながらガラスウール、
ロックウール等の無機質短繊維は製綿時の表面処理とし
てバィンダのスプレー程度であり、繊維表面に均一な皮
膜を形成することができず、従って機械的接触によって
著しく強度が低下していた。本発明はかかる従来の欠点
を解消せんとするもので、以下詳細に説明する。
。本発明は無機質繊維の外周にまず一般式がTi(OR
)4:〔R=C3日7,C4日9〕で表わされる有機チ
タン化合物による無定形チタン化合物の皮膜を被覆し、
更にその外周に脂肪酸ヱステルの皮膜を被覆したもので
ある。これらの皮膜の被覆処理に当っては、まず円盤法
、吹付け法等で大量に繊維化されるガラスウール、ロッ
クウール等の無機質短繊維の表面に無定形チタン化合物
の保護皮膜を均一にしかも充分な腰厚に形成せしめ、然
る後に脂肪酸ェステルの潤滑膜を更に付着又は吸着せし
めるものである。更に詳細に述べると、ガラスウール、
ロックウール等の無機質短繊維は、1300〜1500
qCの高温で溶融された鉱物原料を高速回転する円盤上
に導き、その遠心力によって円盤の周囲から繊維化する
か、或いは、ノズルから噴出された高速気流又は火炎で
吹飛ばせて繊維化する。本発明は集線時すなわち輸送用
気流によって運ばれゆるく(ルーズ)堆積された無機質
繊維をそのままの状態で(大きな外力を加えることない
こ)表面処理槽内に送入する。処理槽内に於いて有機チ
タン化合物(Ti(OR)4,R=C3日7,C4日9
)の蒸気をノズルから無機質繊維に噴出させ、更に別の
ノズルから水蒸気を同様に同時に噴出せしめる。これら
の処理蒸気と水蒸気は無機質繊維の表面近くで互いに混
合されてから繊維表面に達する。このとき繊維表面では
、有機チタン化合物が容易に加水分解縮合して無定形チ
タン化合物皮膜を繊維の全表面上に均一に形成する。こ
の方法はスプレー法による液滴の散布と異なり、気相処
理であるために繊維間の狭い空隙にも充分蒸気が到達し
て全繊維表面に皮膜を形成できる。この方法は更にCV
D(Chemical VaporDepositio
n)法と異なり、処理時間を任意に設定できるため、充
分な皮膜を得ることができる。
)4:〔R=C3日7,C4日9〕で表わされる有機チ
タン化合物による無定形チタン化合物の皮膜を被覆し、
更にその外周に脂肪酸ヱステルの皮膜を被覆したもので
ある。これらの皮膜の被覆処理に当っては、まず円盤法
、吹付け法等で大量に繊維化されるガラスウール、ロッ
クウール等の無機質短繊維の表面に無定形チタン化合物
の保護皮膜を均一にしかも充分な腰厚に形成せしめ、然
る後に脂肪酸ェステルの潤滑膜を更に付着又は吸着せし
めるものである。更に詳細に述べると、ガラスウール、
ロックウール等の無機質短繊維は、1300〜1500
qCの高温で溶融された鉱物原料を高速回転する円盤上
に導き、その遠心力によって円盤の周囲から繊維化する
か、或いは、ノズルから噴出された高速気流又は火炎で
吹飛ばせて繊維化する。本発明は集線時すなわち輸送用
気流によって運ばれゆるく(ルーズ)堆積された無機質
繊維をそのままの状態で(大きな外力を加えることない
こ)表面処理槽内に送入する。処理槽内に於いて有機チ
タン化合物(Ti(OR)4,R=C3日7,C4日9
)の蒸気をノズルから無機質繊維に噴出させ、更に別の
ノズルから水蒸気を同様に同時に噴出せしめる。これら
の処理蒸気と水蒸気は無機質繊維の表面近くで互いに混
合されてから繊維表面に達する。このとき繊維表面では
、有機チタン化合物が容易に加水分解縮合して無定形チ
タン化合物皮膜を繊維の全表面上に均一に形成する。こ
の方法はスプレー法による液滴の散布と異なり、気相処
理であるために繊維間の狭い空隙にも充分蒸気が到達し
て全繊維表面に皮膜を形成できる。この方法は更にCV
D(Chemical VaporDepositio
n)法と異なり、処理時間を任意に設定できるため、充
分な皮膜を得ることができる。
しかしてこの処理にあたって処理蒸気のキャリアガスと
しては乾燥空気、N2ガス等を用いる。この場合、水分
をできるだけ除去したガスを用いるが望ましい。またこ
の処理によって得られた皮膜の硬度、付着力、表面状態
は処理条件によって異なることが種々の実験から明らか
になった。即ち、表面処理雰囲気温度、処理蒸気濃度、
処理蒸気と水蒸気の濃度比〔ZO/Ti(OR)4〕、
処理蒸気の繊維間通過速度が大きな影響を及ぼすことが
明らかになった。本発明は蒸気処理を施すに当り、その
処理条件を限定するものではないが、表面処理雰囲気温
度は200℃以上が望ましい。次いで上記処理を施した
繊維に脂肪酸ヱステルの蒸気を接触させて無定形チタン
化合物皮膜上に脂肪酸ェステルの膜を形成させる。
しては乾燥空気、N2ガス等を用いる。この場合、水分
をできるだけ除去したガスを用いるが望ましい。またこ
の処理によって得られた皮膜の硬度、付着力、表面状態
は処理条件によって異なることが種々の実験から明らか
になった。即ち、表面処理雰囲気温度、処理蒸気濃度、
処理蒸気と水蒸気の濃度比〔ZO/Ti(OR)4〕、
処理蒸気の繊維間通過速度が大きな影響を及ぼすことが
明らかになった。本発明は蒸気処理を施すに当り、その
処理条件を限定するものではないが、表面処理雰囲気温
度は200℃以上が望ましい。次いで上記処理を施した
繊維に脂肪酸ヱステルの蒸気を接触させて無定形チタン
化合物皮膜上に脂肪酸ェステルの膜を形成させる。
脂肪酸ェステルとしては炭素数が4〜24の脂肪酸のェ
ステルが望し〈、単一種類でも良く、また複数種類の混
合でもよい。処理方法は脂肪酸ェステル類を加熱するこ
とによって気化せしめ、該蒸気にチタン化合物皮膜を形
成せしめた繊維をさらすことにより、該蒸気が繊維表面
上で容易に凝縮して均一な膜を形成し得る。ここで脂肪
酸ェステルの単一又は混合膜はその下に形成されたチタ
ン化合物の有機基(一OR,R=C3日7,C74)と
のなじみが良く、付着力の強い潤滑膜を形成し得る。本
発明にあっては上述のように無機質繊維の外周に一般式
がTj(OR)4;〔R=C3日7C4日9〕で表され
る有機チタン化合物が加水分解縮合された無定形チタン
化合物の皮膜を形成してあるから、この皮膜により無機
質繊維が表面損傷から保護されて、大きな初期強度を保
持した高強度の繊維を得ることができ、しかもこのチタ
ン化合物皮膜の外周を更に脂肪酸ェステルの潤滑膜にて
被覆しているから、更に繊維同志の摩擦を軽減させて機
械的劣化が少なく高強度を長期に亘り安定して維持せし
め得る利点がある。
ステルが望し〈、単一種類でも良く、また複数種類の混
合でもよい。処理方法は脂肪酸ェステル類を加熱するこ
とによって気化せしめ、該蒸気にチタン化合物皮膜を形
成せしめた繊維をさらすことにより、該蒸気が繊維表面
上で容易に凝縮して均一な膜を形成し得る。ここで脂肪
酸ェステルの単一又は混合膜はその下に形成されたチタ
ン化合物の有機基(一OR,R=C3日7,C74)と
のなじみが良く、付着力の強い潤滑膜を形成し得る。本
発明にあっては上述のように無機質繊維の外周に一般式
がTj(OR)4;〔R=C3日7C4日9〕で表され
る有機チタン化合物が加水分解縮合された無定形チタン
化合物の皮膜を形成してあるから、この皮膜により無機
質繊維が表面損傷から保護されて、大きな初期強度を保
持した高強度の繊維を得ることができ、しかもこのチタ
ン化合物皮膜の外周を更に脂肪酸ェステルの潤滑膜にて
被覆しているから、更に繊維同志の摩擦を軽減させて機
械的劣化が少なく高強度を長期に亘り安定して維持せし
め得る利点がある。
また本発明の表面処理無機質繊維を水中で分散させると
、脂肪酸ェステルの綾水性のために分散が極めて容易と
なる特長も有する。以下本発明を実施例に基づいて具体
的に説明する。
、脂肪酸ェステルの綾水性のために分散が極めて容易と
なる特長も有する。以下本発明を実施例に基づいて具体
的に説明する。
〔実施例 1〕
Si02 4仇れ%,Ca0 4仇の%、川20315
wt%,Mg0 5%からなる鉱物材料を150000
の電気炉で溶融し、該溶融材料を製綿用円盤径200側
め、回転数が300仇pm、処理量が0.4t/時間の
条件で製綿して集綿箱にルーズに堆積したウールを表面
処理槽内に挿入し、このウールに下記処理材料の黍0気
と水蒸気を別々のノズル所定の濃度比でキャリアガス(
N2)と共に同時に吹付けた。
wt%,Mg0 5%からなる鉱物材料を150000
の電気炉で溶融し、該溶融材料を製綿用円盤径200側
め、回転数が300仇pm、処理量が0.4t/時間の
条件で製綿して集綿箱にルーズに堆積したウールを表面
処理槽内に挿入し、このウールに下記処理材料の黍0気
と水蒸気を別々のノズル所定の濃度比でキャリアガス(
N2)と共に同時に吹付けた。
<処理条件>
・処理材料・・・テトラブトキシチタン
〔Ti(nOBu)4〕
・処理材料蒸気濃度・・・700〜100倣Pm〃
流量・・・30ぞ/分〔キャリアガス(N2)を含む〕
・水蒸気濃度・・・700〜200皿Pm〃流量…20
夕/分〔キャリアガス (N2)を含む〕 ・処理材料蒸気温度・・・250こ○ ・水蒸気温度・・・250午0 ・処理槽内雰囲気温度・・・25000 ・処理時間・・・・・・2分 上記条件で処理した繊維を200q0に加熱したステア
リン酸ブチルの溶槽上に保ちステアリン酸ブチルの蒸気
に1分間さらしし。
流量・・・30ぞ/分〔キャリアガス(N2)を含む〕
・水蒸気濃度・・・700〜200皿Pm〃流量…20
夕/分〔キャリアガス (N2)を含む〕 ・処理材料蒸気温度・・・250こ○ ・水蒸気温度・・・250午0 ・処理槽内雰囲気温度・・・25000 ・処理時間・・・・・・2分 上記条件で処理した繊維を200q0に加熱したステア
リン酸ブチルの溶槽上に保ちステアリン酸ブチルの蒸気
に1分間さらしし。
この繊維をAとする。〔実施例 2〕
実施例1と同様にテトラブトキシチタン処理を施した繊
維を14000に加熱したラゥリン酸ブチルの溶槽上に
保ち、ラウリン酸ブチルの蒸気に1分間さらした。
維を14000に加熱したラゥリン酸ブチルの溶槽上に
保ち、ラウリン酸ブチルの蒸気に1分間さらした。
この繊維をBとする。〔実施例 3〕
実施例1と同様にテトラブトキシチタン処理を施した繊
維を18000に加熱したャシ油の溶槽上に保ち、ャシ
油の蒸気に1分間さらした。
維を18000に加熱したャシ油の溶槽上に保ち、ャシ
油の蒸気に1分間さらした。
この繊維をCとする。これらの実施例1〜3にて得られ
た処理繊維の引張強度の測定結果を下表に示す。
た処理繊維の引張強度の測定結果を下表に示す。
尚、用いた短繊維の径は10〜20ムめであった。また
機械的な強制劣化の方法は、水(常温)を2夕入れた槽
中にウールを4タ投入し、損梓翼で等速燈拝して繊維同
志を接触せしめた。然るのち、該繊維を40q○の乾燥
器中で乾燥せしめたのち引張測定に供した。但し上表中
、強度測定条件は次の通りとした。引張速度 5脚
/分スパン長さ 1仇吻 サンプル数 各40本
機械的な強制劣化の方法は、水(常温)を2夕入れた槽
中にウールを4タ投入し、損梓翼で等速燈拝して繊維同
志を接触せしめた。然るのち、該繊維を40q○の乾燥
器中で乾燥せしめたのち引張測定に供した。但し上表中
、強度測定条件は次の通りとした。引張速度 5脚
/分スパン長さ 1仇吻 サンプル数 各40本
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無機質繊維の外周に一般式がTi(OR)_4;〔
R=C_3H_7,C_4H_9〕で表される有機チタ
ン化合物が加水分解縮合された無定形チタン化合物の皮
膜を被覆すると共にその外周に脂肪酸エステルの潤滑膜
を被覆して成ることを特徴とする表面処理無機質繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52078787A JPS6037223B2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 表面処理無機質繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52078787A JPS6037223B2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 表面処理無機質繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5415092A JPS5415092A (en) | 1979-02-03 |
| JPS6037223B2 true JPS6037223B2 (ja) | 1985-08-24 |
Family
ID=13671585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52078787A Expired JPS6037223B2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 表面処理無機質繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6037223B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58167753U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-09 | 日野自動車株式会社 | シリンダヘツド |
| JPS5996341U (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | マツダ株式会社 | エンジンのシリンダヘツド構造 |
| JPS5999150U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-04 | マツダ株式会社 | エンジンのシリンダヘツド構造 |
| JPH0830444B2 (ja) * | 1986-07-09 | 1996-03-27 | 本田技研工業株式会社 | エンジンのシリンダヘツド |
| US5269950A (en) * | 1989-06-05 | 1993-12-14 | Sanyo Chemical Industries, Ltd. | Textile treating compositions |
| GB2232997B (en) * | 1989-06-05 | 1993-07-21 | Sanyo Chemical Ind Ltd | Textile treating compositions |
-
1977
- 1977-06-30 JP JP52078787A patent/JPS6037223B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5415092A (en) | 1979-02-03 |
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