JPS6037364B2 - 蒸発量の変動を少なくできる廃熱ボイラ - Google Patents

蒸発量の変動を少なくできる廃熱ボイラ

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JPS6037364B2
JPS6037364B2 JP8167580A JP8167580A JPS6037364B2 JP S6037364 B2 JPS6037364 B2 JP S6037364B2 JP 8167580 A JP8167580 A JP 8167580A JP 8167580 A JP8167580 A JP 8167580A JP S6037364 B2 JPS6037364 B2 JP S6037364B2
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政信 志垣
重利 林
信孝 土本
梅夫 井上
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Takuma Co Ltd
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Takuma Co Ltd
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製鋼電炉に付設した廃熱回収ボイラーの如く
、熱量変動の極めて激しい廃ガス源を用いる廃熱ボイラ
ーの特性の改良に係り、廃ガス熱量に大幅な変動を生じ
ても、ボイラーの蒸発量を略一定に保ち得るようにした
廃熱ボイラーに関する。
熱量的に変動の激しい廃ガス源に対して、一般的な廃熱
ボイラーを適用した場合には、廃ガス源の熱量変動の影
響を受けて発生蒸気量が激しく変動する。
而して、ボイラーの発生蒸気量に激しい変動が生じると
、ドラムの水位制御等が著しく困難になるだけでなく、
蒸気使用側のプロセスに与える悪影響が無視し得なくな
る。
これ等の問題を解決するために、従来から、この種廃熱
ボイラーに於ける発生蒸気量の変動を押える方策が数多
く開発され、且つ実施に移されて釆ている。第1図及び
第2図はその代表的な方策を示すものであり、何れもア
キュームレータを使用するものである。
即ち、第1図に示すシステムは、廃熱回収部1の廃ガス
2入口側の高温域に高圧蒸発器3を、又その低温城には
低圧蒸発器4を各配設し、夫々に高圧汽水ドラム5と低
圧汽水ドラム6を循環用配管7,8及び9,10を介し
て連結すると共に、高圧気水ドラム5の気室と低圧気水
ドラム6の気室間を配管11で連結することにより構成
されている。
そして、前記高圧気水ドラム5に充分な容積を持たせる
ことにより、これをアキユームレーターとして作動させ
、廃ガス熱量の変動に起因するプロセス12側への蒸気
流量の変動を蒸気流量計13によって検出し、該検出信
号により制御弁14の開閉を制御することによって、前
記アキュームレータ5から蒸気を補給してプロセス12
側への蒸気流量を略一定に保つものである。
尚、第1図に於いて、15,16は循環ポンプ、17,
18は給水ラインである。
然し乍ら、当該システムは、プロセス12側に適合した
圧力のボイラーシステムと、これよりも少くとも数10
kg/の以上の高圧力を有するボイラーシステムの二組
のボイラーシステムの組合せから構成されており、且つ
、蒸気変動分を略完全に吸収するためには、高圧側気水
ドラム5の蒸気室が相当大容積なものになる。
又、循環ポンプ15も高圧仕様となる等、設備費が著し
く高騰するという欠点がある。一方、第2図に示したシ
ステムは、1組の蒸気発生器19と気水ドラム20を使
用し、且つプロセス12側の蒸気圧力ランクに合致した
蒸気アキュームレータ21を酉己設して、これに蒸気の
変動分を吸収し得る容積を持たせることにより、蒸気流
量を略一定に保持せんとするものである。
当該システムにあっては、プロセス12側の蒸気圧力が
低ければ、必然的にアキュームレータ21の容積が大き
くなり、又、逆に蒸気圧力が高くなれば、容積的には小
さくできても、アキュームレータ21の板厚をかなり部
厚くしなければならない。何れにしても、当該システム
によって、熱量変動分を略完全に吸収してプロセス12
側の蒸気の変動を押えるには、膨大な容積を有する蒸気
アキュームレータ21を必要とすることになり、設備費
の低減を図り難いという大きな欠点がある。本発明は、
熱量変動の極めて激しい廃ガス源を用いる廃熱ボイラー
に於ける上述の如き欠点の除去を課題とするものであり
、従前の方式に対して設備機器の小型簡素化によって設
備費の著しい低減が図れると共に、運転及び制御特性が
極めて安定で、然かも、熱量変動分を効率的に吸収して
蒸気発生量の変動を略完全に防止し得るようにした、廃
熱ボイラーシステムの提供を目的とするものである。以
下、第3図乃至第5図に示す本発明の各実施例に基づい
て、その詳細を説明する。
第3図は本発明の第1実施例を示すものであり、図に於
いて、22はボイラーの廃熱回収部であり、廃ガス源か
らの高温廃ガスAが一次側から供給されている。
前記廃熱回収部22の廃ガスAが流入する一次側高温域
には、収熱器23が配設されており、又、廃ガスAの流
出側の二次側低温城には蒸発器24が設置されている。
前記収熱器23は蓄熱タンク25と循環配管26,27
を介して連結されており、循環ポンプ28によって熱媒
体Bが循環されている。熱媒体Bとしては、熱容量が大
きく沸点が高く、且つ温度に対する安定性の高い液状物
質が望ましく、本発明にあっては、熱媒体Bとして熱煤
油が使用されている。尚、29は循環配管26に装着さ
れた熱煤油Bの制御用温度計であり、30は切替バルブ
、30aは熱煤油のバイパスラインである。
一方、前記蒸発器24には、循環配管31,32を介し
て汽水ドラム33が接続されており、循環ポンプ34に
よって缶水Cが循環されている。
尚、本実施例にあっては、ポンプ34によって缶水Cの
強制循環をしているが、自然循環方式を採用しうろこと
が勿論である。前記汽水ドラム33には、配管35,3
6を介してリボィラー37が接続されており、該リボィ
ラ−37の伝熱体37aへは、前記蓄熱タンク25から
熱煤油循環配管38,39を介して、循環ポンプ4川こ
より高温の熱煤油Bが送られる。
尚、41は循環配管39に装着された熱煤油切替弁、4
2は熱媒油のバイパス配管、43は制御用温度計、44
は不活性ガス沸入装置である。又、45は主蒸気ライン
であり、蒸気流量計46を介設してプロセス側47へ蒸
気の供給が行なわれる。次に、本発明の作動について説
明する。
廃ガスAの熱源に負荷変動があり、熱負荷が低くて熱媒
油Bの温度が所定の設定温度に達しない時には、切替弁
3川こより、熱媒油Bはバイパスライン30a側へ流通
されるようになっている。
今、熱源の負荷変動により熱負荷が高くなり、熱煤油B
の温度が設定温度以上に達すれば、制御用温度計29の
信号により切替弁30が作動され熱媒油B、‘ま蓄熱タ
ンク25側へ切替送給される。即ち、廃ガスAの熱量の
高いときには、熱煤油Bを介して篭熱タンク25内に余
剰熱量が蓄熱される。一方、プロセス47側への蒸気流
量が予かじめ設定した平均流量に近い場合には、リポィ
ラー37への熱煤油Bの送給は停止されている。
今、主蒸気ライン45の蒸気流量が前記平均流量以下に
なれば、蒸気流量計46の信号により切替弁41が作動
され、蓄熱タンク25から高温熱煤油Bがリポィラ−3
7へ送られる。リボイラー37での発生蒸気は、汽水ド
ラム33へ補給され、これによって、主蒸気ライン45
の蒸気流量が廃熱ボイラーの平均蒸発量と略等しい値に
、常に保持されることになる。本実施例では、主蒸気ラ
イン45の蒸気流量を検出することにより、蒸気量の定
植制御を行なうようにしているが、汽水ドラム33の圧
力によって制御システムを構成しても良い。
前記熱媒油Bは、廃ガス源の熱量の変動幅を予かじめ相
定し、その変動幅内では熱媒油Bが変質点に至るまで過
熱されることのない様に、その総量と循環量が決められ
ている。
しかし、万一廃ガス源に想定値を越える熱量の変動があ
り、蓄熱タンク25の出口側の温度計43で測定した熱
媒油B温度が、その変質点温度に近くなれば、循環ポン
プBを起動してリボィラー37へ熱媒油Bを循環させ、
該熱媒油Bの過熱を防止するようにしている。第4図は
、本発明の第2実施例の要部を示す系統図であり、前記
リボィラー37を削除して、熱煤油Bの伝熱体37aを
汽水ドラム33の水室33a内に設けることにより構成
されている。即ち、蓄熱タンク25内の熱量を直薮汽水
ドラム33内へ熱移動させるシステムである。尚、制御
システムそのものは、前記第1実施例の場合と同様であ
り、リボィラー37の本体を削減し得るという利点であ
る。第5図は、本発明の第3実施例の要部を示す系統図
であり、蓄熱タンク25内に熱交換器48を設け、該熱
交換器48と汽水ドラム33とを循環配管49,50で
連結し、ポンプ51により缶水を氏送する構成としてい
る。
尚、51は制御弁であり、蒸気流量計の測定値又は蓄熱
タンク25内の熱媒油Bの温度値によって、その開閉が
制御されるようになっている。本実施例にあっては、前
述と同様にリポィラー37を削除することが出来、設備
費の大幅な低減を図り得る。本発明は上述の如く、熱容
量が大で、然かも高沸点であって熱的安定性が高いとい
う特質を有する熱煤油を、常圧液相使用することを特徴
とするものであり、従前の技術に比較して、下記の通り
多くの優れた特徴を有している。
‘1} 熱媒油経銃が全て常圧システムとなるために、
経統全体の低圧設計が可能となり、且つ熱煤油循環ポン
プ28,40の吐出圧もシステムの流動抵抗分だけで十
分であって、設備費の大幅な削減を図り得る。
又、系統全体が低圧システムであるために、安全性に富
み、且つシステムの制御が著しく容易なものになる。
【21 熱煤油は極めて高い熱的安定性を有するもので
あり、蒸気圧力では略90k9/のGの圧力に相当する
300oo位いまでその温度を上昇しても、何ら変質を
生じない。
{3} 廃ガス源の熱量変動を同等とした場合に、その
変動分を吸収するに要する蓄熱タンクの容積は、従前の
蒸気アキュームレータ方式に比較して、略110〜12
0に減少する。
例えば、熱量変動幅を土1.0×lぴkcal/2瓜h
inとした場合のプランント実験例によれば、本発明に
係る熱煤油システムであればその変動分を吸収して蒸気
発生量を平均値に近い略一定の値に保持するのに、約4
0での蓄熱タンクがあれば十分である。
これに対して、従前の蒸気アキュームレータ方式によれ
ば、蒸気発生量を平均値に近い値に保持するためには、
略800あの容積を有するアキュームレータが必要にな
り、本願発明にあっては設備の著しい小型化と設備費の
大幅なコストダウンが可能となる。
本発明は上述の通り、運転特性に優れ且つ極めて小型・
低廉な設備でもつて、廃ガス源の熱量変動を効率よく蓄
熱吸収し、容易に蒸気発生量を予かじめ設定した一定値
に保持し得るという、優れた実用的効用を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、廃熱回収ボイラーに於ける従前の
蒸気発生量を一定値に保持するための方策を示す系統図
である。 第3図は本発明の第1実施例を示す系統概要図である。
第4図は、本発明の第2の実施例を示す系統概要図であ
る。第5図は本発明の第3実施例を示す系統概要図であ
る。A……高温廃ガス、B・・…・熱媒体(熱煤油)、
C・・・・・・缶水、22・・・・・・廃熱回収部、2
3・・・・・・収熱器、24……蒸発器、25・・・・
・・蓄熱タンク、26,27,38,39,49,50
……循環配管、28,40・・・・・・循環ポンプ、3
0・・・・・・切替バルブ、33a・…・・汽水ドラム
の水室、33・・・・・・汽水ドラム、37a…・・・
熱媒油伝熱体、37・・・・・・リボィラー、45・・
・・・・主蒸気ライン、46・・・・・・蒸気流量計、
47・・・・・・プロセス側、48・…・・熱交換器。
第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 廃熱回収部22の1次側高温域に収熱器23を、又
    その2次側高温域に蒸発器24を夫々配設し、前記収熱
    器23と蓄熱タンク25間を循環配管26,27で連結
    して熱媒油Bを循環させることにより、廃ガス源の熱負
    荷の増加時には前記蓄熱タンク25に熱媒油Bを介して
    蓄熱すると共に、前記蒸発発器24と汽水ドラム33と
    を循環配管31,32を介して連結し、該汽水ドラム3
    3からプロセス47側へ発生蒸気を供給し、発生蒸気の
    不足時には前記蓄熱タンク25内の高温熱媒油Bを熱源
    として蒸気を発生させ、蒸気流量を略一定に保つことを
    特徴とする蒸発量の変動を少なくできる廃熱ボイラ。 2 高温熱媒油Bを熱源とするリボイラー37を設け、
    該リボイラー37での発生蒸気を汽水ドラム33へ供給
    して成る特許請求の範囲第1項に記載の蒸発量の変動を
    少なくできる廃熱ボイラ。 3 汽水ドラム33の水室33a内に高温熱媒油Bを熱
    源とする伝熱体37aを配設するようにした特許請求の
    範囲第1項に記載の蒸発量の変動を少なくできる廃熱ボ
    イラ。 4 蓄熱タンク25内に熱交換器48を配設し、該熱交
    換器48と汽水ドラム33間を循環配管49,50で連
    結して成る特許請求の範囲第1項に記載の蒸発量の変動
    を少なくできる廃熱ボイラ。
JP8167580A 1980-06-16 1980-06-16 蒸発量の変動を少なくできる廃熱ボイラ Expired JPS6037364B2 (ja)

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JPS60174401A (ja) * 1984-02-20 1985-09-07 バブコツク日立株式会社 排ガスボイラ
JP7672960B2 (ja) * 2021-11-30 2025-05-08 株式会社東芝 二酸化炭素回収設備

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