JPS6038999B2 - 硝酸アンモニウムの分解法 - Google Patents

硝酸アンモニウムの分解法

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JPS6038999B2
JPS6038999B2 JP53122737A JP12273778A JPS6038999B2 JP S6038999 B2 JPS6038999 B2 JP S6038999B2 JP 53122737 A JP53122737 A JP 53122737A JP 12273778 A JP12273778 A JP 12273778A JP S6038999 B2 JPS6038999 B2 JP S6038999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硝酸アンモニウムを含む水溶液を窒素と水とに
分解する方法に関するものである。
硝酸アンモニウムを還元して得られる亜硝酸アンモニウ
ムを熱分解して窒素と水とに分解する反応は公知である
。例えば、千谷利三著「無機化学」第13軍第600頁
には、純粋な化学窒素の製造法の一例として次の反応式
N比N02=N2十2L○ ・・・・・・■
が挙げられており「濃厚な水溶液を約70ooに熱して
分解する。
」と記されている。また英国原子力委員会開発グループ
報告書AERE−R4393(196竿王)には硝酸ア
ンモニウムを電解還元して亜硝酸アンモニウムとした後
、ただちに同一槽内において熱分解により窒素と水とに
分解し、窒素ガスを放出させる試みが記載されている。
このように反応そのものは公知でありながら、現在に至
るまでこの方法が工業的に利用されていないのは、けだ
しこの方法が極めて不安定な方法である上に工業的規模
での実施に関して全く考慮が払われていなかったためで
ある。その代表的欠点として、{1)電解還元をpHI
以下で行うことを要件としているため、この強酸性状態
を保つために電解中常に硝酸等の鉱酸の添加を必要とる
こと、{2’水溶液の沸点近くの高温での電解であるた
めに、N○x,NH3などが副生するので、これらを除
去するための二次処理が必要になるばかりでなく、不純
物の則生により電流効率が大幅に低減すること、などが
挙げられる。本発明者等は、上記公知の方法を工業的有
利に行うための改良方法を提供すべく検討の結果、上記
公知反応を二段に分けて行うことにより好都合に目的が
蓬せられることを見出した。
即ち、第一段は、硝酸アンモニウムの電解還元による亜
硝酸アンモニウムの生成反応(次式)N比N03十2日
十十次→N比N02十日20・・・・・・■であり、第
二段は前記■式の反応である。
而してこの両反応に最適な溶液濃度,温度などの条件は
全く異なるので、両反応は互に全く別の系で行う方がは
るかに優れているのである。かくして、本発明の骨子は
、硝酸アンモニウム水溶液を電解還元し、生成した亜硝
酸アンモニウムを含む水溶液を糟外で加熱して窒素と水
との分解除去し、残部を電解槽に戻す方法である。
以下に本発明を更に詳しく説明する。硝酸アンモニウム
を含む水溶液(以下硝安溶液という)は、イオン交換膜
により陰極室と陽極室に区分された電解槽の陰極室に供
給される。
硝安溶液は好ましくはpH7から10の範囲に調整され
る。電解還元は陰極室液の温度を9500以下、より好
ましくは室温から7000の範囲に保持して行なう。陽
極としては、陽極液が硝酸の如き鉢酸の水溶液である上
に酸素ガスを激しく発生する雰囲気に置かれるため、白
金族金属の1種または2種以上からなる被覆を有する寸
法安定性の優れた金属電極が望ましい。陰極としては、
水銀,インジウム,鉛,錫などの金属や、それらの1種
または2種以上からなる合金、あるいはこれらの1種ま
たは2種以上と他の金属の合金からなる電極が望ましい
。この還元反応は、通常の複極式電解槽を用いて実施さ
れるが、陰陽両極室を仕切るイオン交換膜としては、耐
員虫性のもの、特にフッ素化重合体からなる陽イオン交
換膜が好適である。こうした電解還元により、亜硝酸ア
ンモニウムが、最適条件を選択すれば70%以上の電流
効率で得られる。
(電解生成物は亜硝酸イオンとアンモニウムィオンであ
るが、以後亜硝酸アンモニウムとして表記する。)以上
の電解還元法については、本出願と同一出願日に係る「
亜硝酸塩の製造法」に詳述されている。かくして得られ
た亜硝酸アンモニウムを含む陰極液を、本発明において
は電解槽外にとり出し、加熱して前記■式に従い分解せ
しめる。
分解生成物を系外に除去し、残部を再び電解槽に戻して
電解還元を継続し、その大部分を最終的には窒素と水と
に分解する。
硝安溶液の濃度は通常1なし、し50%の範囲から選択
される。
陰極液のpHは通常4以上、好ましくは7から10の範
囲である。pHの調整はアンモニウム水溶液を用いて行
うが、水酸化アンモニウムの硝安溶液中における解離の
状態からpH10以上にすることは実質的に困難である
。亜硝酸アンモニウムはアルカリ性領域では安定であり
、pH9以上の領域になると、沸点(20%硝安溶液で
約IQ〆0、常圧)近傍まで昇温しても部分的に熱分解
を起こす程度であるから工業的規模での実施の場合はア
ルカリ性領域での加熱分解は得策ではない。一方、pH
7以下の領域では、加熱分解は極めて容易に生起する。
このようにして亜硝酸アンモニウムの生成反応と分解反
応とのpH範囲は全く異なるので、この二反応を連続的
な工程として組む場合には工夫が必要である。
実用的な実施態様としては次のふたつが挙げられる。【
ィ} 回分式:一定時間連続的に電解還元した後、陰極
液を電解槽外に取り出し、加熱分解に通したpH城に調
整した後、熱分解装置に送り加熱分解する。
加熱分解により窒素と生成水及び陽極室からの透過水及
び硝安溶液濃度調整分の水相当分を除去した未還元の硝
酸アンモニウムを含む残部の水溶液を、電解還元の最適
pH値に調整した後、再び電解槽に戻し、新規に供給さ
れる硝安溶液とともに電解還元を再開する方法。第1図
は回分式のフローシートの代表的な例を示したものであ
る。ここで1は原料貯槽,2はpH調整槽,3は炉過器
及び/または限外三戸過システム,4は酸供給槽,5は
陰極液貯槽,6は陽極液貯槽,7は電解槽,8は陰極室
,9は陽極室,10は腸イオン交換膜,11は加熱分解
塔,12は熱交換器もしくは冷却器である。(o} 連
続式:電解還元と加熱分解の双方の最適州範囲からは多
少ずれるが、工業的に実施できる範囲を選択して、加熱
分解による窒素及び水除去後の残部溶液の循還系を形成
させる方法、第2図は連続式のフローシートの一例を示
すものである。ここで21は原料貯槽,22は炉過器及
び/または限界炉過システム,23は陰極液貯槽,24
は電解槽,25は陰極室,26は陽極室,27は陽イオ
ン交換膜,28は陽極液貯槽,29は加熱分解塔,3川
ま熱交換器または冷却器,31はpH調整槽である。以
上いずれの方法でも、本発明の方法を実施することがで
きるが、工業的規模で行なう場合は熱分解速度,物質収
支,加温冷却のサイクル,プロセス制御等の種々の制約
を検討した上で態様を決定すべきである。
亜硝酸アンモニウム溶液の加熱分解は電解温度以上で行
うことが好ましいが、電解槽中で窒素と水とに分解する
ことも不可能ではない。
電解還元中に部分的に分解し、窒素が生成することも認
められているが、完全に加熱分解が進行する温度での電
解は、創生ガスの増大をもたらす結果、電流効率が低下
するので好ましくない。したがって、総体的に観ると、
電解還元に最適な温度条件で実施し、第二段の反応時に
分解温度まで昇温することが有利である。加熱分解は、
溶液pH7、常圧の条件では7000以上でN2の発生
が認められるが明確な分解には85℃以上の加熱が必要
になり、溶液の沸点まで加熱するとより遠に速度で分解
する。
なお、電解還元中に副生する水酸化アンモニウム及びp
H調整の目的で添加した水酸化アンモニウムは、加熱分
解の際に、アンモニアとして気相中に移り一部は窒素に
含まれるが、他は凝縮水とともにアンモニア水ととして
得られる。
したがって加熱分解中のpHは中性附近まで低下させる
ことも可能である。以上、要するに本発明を実施するに
当って好ましい温度条件は、電解還元は常温から700
0であり、加熱分解は7000以上である。
なお、第二段の反応においては、常圧以下の圧力下で加
熱を継続しながら分解を行わせる方法も反応を促進する
ために有効な手段である。
本発明を実施するに当っては、触媒を使用することによ
り熱分解速度を加速できることの知見を得ている。
即ち、有効な触媒としては白金,ルテニウム,ロジウム
,イリジウム,パルジウム等の白金族金属の1種または
2種以上をアルミナや活性炭に2%〜5%担持させた触
媒,粒状活性炭,多孔性活性アルミナ,ゼオラィト等が
挙げられる。触媒を用いる加熱分解の促進効果は、等に
電解還元と同一のpH城で加熱分解を実施し、pH調整
により生じる硝酸アンモニウムの量を低減または皆無に
することを意図する前記{o}の連続的な分解方法を採
用する場合には、熱分解の遅い条件で実施することが避
けられないだけに、特に顕著である。
また回分式の加熱分解方法を採用する場合にも、より低
温で同一程度の速度で分解させることが可能になる。い
ずれにしても加熱して分解し、再び冷却して電解槽に戻
さなければならないため有効な触媒の存在はエネルギー
経済の上からも効果的である。触媒の作用機構について
は、充分に解明されていない。これら触媒は多くの場合
、pH8〜9前後のアルカリ性領域における加熱分解を
実施する場合に有効である。中性ないいま酸性領域では
加熱分解が極めて活発に起るため顕著には認められない
。アルカリ性の領域では、加熱分解がある程度(例えば
25%ないし30%分解)進行した状態で、分解速度が
著しく低下する現象が認められることがある。触媒の添
加は、この低下を防ぎ、ほぼ100%まで加熱分解を進
行させる上でも有効である。触媒は、構成の熱分解槽中
に懸濁する方式、充填塔式に触媒充填層を設け通液せし
め式など各種の方式で使用することができる。
とるで、金属の表面処理工程,金属の溶解や処理工程,
廃ガス処理等に使用された硝酸を、アンモニアで中和す
ることにより生成した中和生成物たる硝安溶液の場合、
これらの金属をイオンや化合物の形で溶解もしくは懸濁
している場合が少なくない。
これらの不純物として含まれる金属イオン等は、電解還
元時に悪影響を及ぼさない程度まで積極的可及的に析出
せしめ、系外に除去することが望ましい。そのためには
硝安溶液を電解槽に供給する前や加熱分解装置の残部液
の濃度及び/またはpHを調整して再度電解槽に戻す際
等、電解槽に供給するに先立ち、水酸化物の沈澱生成,
コロイド生長,溶解度の低下等の分離操作を組み込むこ
とにより、相当量の不純物を分離するとができる。これ
らの析出,沈澱,分離の操作に使用する装置及び設備と
しては、連続式沈降濃縮装置,シックナー,連続向流清
澄法,アクセレータ−,遠心沈降機,ケーク海過器,フ
ィルター,加圧炉過器,真空炉過器など、分離する不純
物の量と種類により、化学工業において通常使用されて
いるものの中から、適宜選択し使用することができる。
特に被分離物質が■微細なコロイドである,■凝集し‘
こくい物質で粗大粒子になり難い,■凝集剤や沈澱剤の
使用が不可能である,■微少量の分離が問題になる核燃
料物質である等の場合には、限界炉過システムを採用す
ることが本発明を非常に効果的にする。例えば、ポリア
クリロニトリル系の共重合体で作られた合成高分子膜を
使用する限外炉過システム(例えば旭化成工業製H×B
タイプの膜からなるモジュール)を採用することにより
、実施例に示した如く、ウラン,クロム,鉄などのコロ
イド粒子の大半を系外に除去することができる。上記シ
ステムは液貯槽,ポンプ,譲圧弁,圧力計,逆止弁等か
らなる簡単なシステムであり、長期にわたり電解槽,電
極,イオン交換膜を洗浄できない条件下で運転しなけれ
ばならない場合や、電解槽の長期操業を目的とする場合
等には有効な手段である。以上、詳細に記述した通り、
本発明によれば、窒素酸化物を処理た後アンモニア水で
洗浄して得られる溶液,硝酸塩をアンモニアで加水分解
した後の生成液,金属溶解に使用した硝酸のアンモニア
による中和液など硝酸アンモニウムを含有する水溶液を
容易に無害な窒素と水とに分解しうるので、公害防止の
観点から特に有用である。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明するが、こ
れは本発明の内容を限定するものではない。なお、以下
の実施例における硝安溶液の電解還元には、隔膜として
フッ素化共重合体からなるスルホン酸基を有する強酸型
陽イオン交換膜(デュポン社製商品名「ナフィオン膜」
)を用いて陰極室と陽極室を区分したた締付型の電解槽
を使用した。陽極液は、硝酸30夕/その水溶液とし、
電流密度は20A/dで、陰極液と陽極液の流速は各3
00夕/Hrで、約2〜5時間通電した。また通常は電
解還元中に生成及び陽極室から移動する水があるために
、濃度は反応の前後で変化する。実施例 1第1図のフ
ローシ−トにしたがい、電解槽(通電面積紅で)の陰極
室に硝酸アンモニウム217夕/ク水酸化アンモニウム
0.35夕/そを含有する水溶液(pH7)を供給し、
副生する水酸化アンモニウムを中和するに足る0.54
当量の硝酸を連続的に供給しつつ2時間電解還元を行っ
た。
電解還元後の陰極液の組成は、硝酸アンモニウム65.
4夕/そ,亜硝酸アンモニウム78.6夕/そ,水酸化
アンモニウム0.35多/そであった。この溶液を加熱
分解塔に一定速度で通液し、液溢を10000に保持し
つつ、30分間加熱分解させた。この間、加熱分解塔の
塔頂部より、約46.9その窒素の発生が認められた。
加熱分解後の溶液中の亜硝酸アンモニウム濃度は酸化還
元滴定の検出限界以下であり、ほぼ100%分解してい
ることが確認された。なお、加熱分解後の残部溶液を、
減圧フィルター式炉過器を通し、SS(金属の水酸化物
など)を除去した後、新規供給分の硝安溶液とともに、
再び電解槽の陰極室に戻し、再び電解還元を継続した。
実施例 2〜4第1図のフローシートにしたがい、電解
槽(通電面積ぬれ〉の陰極室に硝酸アンモニウム217
夕/そ水酸化アンモニウム22.7夕/そを含有する水
溶液(pH9)3そを供給して、2時間電解還元した。
得られた陰極液の組成は、硝酸アンモニウム155.5
夕/夕,亜硝酸アンモニウム30.7夕/夕,水酸化ア
ンモニウム22.4夕/そであった。この溶液各1のこ
硝酸を添加して、pHを次表の実施例2〜4に示した値
に調整した後、加熱分解塔に供給し、100oC〜10
ゲ0に保持しつつ、3び分間加熱分解を行った。この間
、加熱分解塔の塔項部より、窒素及び0.63当量のア
ンモニアの発生が認められた。各々の実施例における加
熱分解により窒素発生量及び分解率を次表(第1表)に
示す。第1表実施例 5〜7 電解還元後の組成が硝酸アンモニウム251夕/そ亜硝
酸アンモニウム14夕/夕,水酸化アンモニウム2.5
夕/そで、pHが7.9の陰極液を加熱分解塔に送り、
第2表に示した液温に保持したて分解率を調べた。
各温度において、それぞれ30分間加熱分解させた後の
溶液中の亜硝酸アンモニウム濃度と分解率は第2表に示
すとおりである。第2表 実施例 8〜15 電解還元後の組成が硝酸アンモニウム241夕/そ,亜
硝酸アンモニウム15.9夕/そ,水酸化アンモニウム
20.1夕/その陰極液(pH8.9)約16夕を分割
して、pHを調整することなく第3表に示す各種触媒を
含有する凝縮冷却管を付した小型熱分解槽に供給し、加
熱分解温度を10〆0に設定したて加熱分解した。
なお比較のために、触媒無添加の系についても実施した
。2時間加熱分解した後の溶液中の亜硝酸アンモニウム
濃度及び分解率は第3表に示すとおりである。
第3表 洋: 多(重量) 実施例 16 硝酸アンモニウム217夕/夕,鉄,クロム,ウランを
各々約0.5夕/夕を含有する溶液を第1図のフローシ
ートに従って、水酸化アンモニウム溶液を用いてpH8
{.5に調整し、溶液中に発生する金属水酸化物沈澱
を炉過分離した。
源液の組成は硝酸アンモニウム215夕/夕,水酸化ア
ンモニウム7.8夕/夕,鉄2の夕/そ,クロム8の9
/で,ウラン2の9/そであった。該溶液3〆を電解槽
(通電面積ldの)に供給し3時間電解還元した。電解
後の陰極液に硝酸を添加してPH7.8に調整し、加熱
分解触媒としてイリジウムとルテニウムをアルミナに各
1%担持させた複合触媒を充填した加熱分解塔に供給し
、亜硝酸アンモニウムを加熱分解した。この溶液を再び
電機するに先立ち、水酸化アンモニウム溶液を用いてp
H8.5に調整し、生成する徴量の金属水酸化物沈澱を
含む溶液を、アクリル系高分子重合体から成る限外炉過
モジュール(XBL−100,旭化成商品名)に29そ
/hrの流速で供給し、炉液を再び電解槽にもどして陰
極液に使用した。加熱分解塔に供給したた溶液中の亜硝
酸アンモニウムの濃度は14.9夕/そであり、加熱分
解後の亜硝酸アンモニウムの濃度は0.3夕/そで、分
解率は98%であった。
なお、限外炉過モジュールを通過した炉液中の金属不純
物の濃度は、鉄0.5の9/〆以下,クロム1脚/そ以
下,ウラン0.1双9/そ以下に各々減少していた。
実施例 17 実施例16と同様にして得られた炉過分雛後の溶液を、
実施例16と同一の条件で電解還元した。
得られた陰極液の組成は、硝酸アンモニウム182夕/
ク亜硝酸アンモニウム15.4夕/そ,水酸化アンモニ
ウム8.7夕/そと微量の金属塩を含有していた。(p
H8.5)。該溶液を第2図のフローシートにしたがい
、電解還元を継続しながら、陰極液貯槽から白金触媒(
粒状炭素担特)を充填した加熱分解塔に送液し68寺間
加熱分解を継続した。この間、加熱分解塔の塔渡部から
発生した窒素は38.5そであった。また加熱分解塔か
ち得られた凝縮水中には通算して約0.7当量のアンモ
ニアが含まれていた。加熱分解塔を通過した溶液のpH
は8.1であり、該溶液を冷却後、水酸化アンモニウム
を用いてPH8.5に調整し、再び陰極室に循環供給し
た。電解還元及び加熱分解終了後の溶液中の硝酸アンモ
ニウムの濃度は1269/そであった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を示すフローシートであり、第
1図は回分式の、第2図は連続式の各例である、フロー
シートの1例を示すものである。 1・・・・・・原料貯槽、2・…”pH調整槽、3・・
・・・・炉過器及び/または限外炉過システム、4・・
・・・・酸供給槽、5・・・・・・陰極液貯槽、6・・
・・・・陽極液貯槽、7・・・・・・電解槽、8・・・
・・・陰極室、9・・・・・・陽極室、10・・・・・
・陽イオン交換膜、11……加熱分解塔、12・・・・
・・熱交換器または、冷却器、21・・・・・・原料貯
槽、22・…・・炉過器及び/または限界炉過システム
、23・・…・陰極液貯槽、24・・・・・・電解槽、
25・・・・・・陰極室、26・・・・・・陽極室、2
7…・・・陽イオン交換膜、28・・・・・・陽極液貯
槽、29・…・・加熱分解塔、30・・・・・・熱交換
器または冷却器、31…・・・岬調整槽。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イオン交換膜により陰極室と陽極室に区分された電
    解槽の陰極室に硝酸アンモニウムを含む水溶液を供給し
    、該溶液に電解還元した後、陰極液を槽外で加熱分解し
    、生成する蓄素と水とを系外に除去し、残部を電解槽に
    戻すことを特徴とする硝酸アンモニウムの分解方法。 2 加熱分解に先立ち、陰極液をpH9以下に調整する
    ことを特徴とする特許請求の範囲1の方法。 3 加熱分解の温度が、電解還元温度以上であることを
    特徴とする特許請求の範囲囲1の方法。 4 加熱分解に際し、白金族金属,活性炭,活性アルミ
    ナ,アルミナ硅酸塩等から選ばれる1種または2種以上
    を触媒として存在せしめ、加熱分解を促進せしめること
    を特徴とする特許請求の範囲1の方法。 5 硝酸アンモニウム水溶液を電解槽に供給するに先立
    ち、該溶液中に含まれる金属化合物等の不純物が折出す
    るようにpHも調整し、不純物を可及的に分離すること
    を特徴とする特許請求の範囲1の方法。 6 合成高分子膜からなる限界濾過モジユールとシステ
    ムを用いて、微細なコロイド粒子を分離することを特徴
    とする特許請求の範囲5の方法。
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