JPS6041073B2 - アルキレンカ−ボネ−トを製造する方法 - Google Patents

アルキレンカ−ボネ−トを製造する方法

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JPS6041073B2
JPS6041073B2 JP57089590A JP8959082A JPS6041073B2 JP S6041073 B2 JPS6041073 B2 JP S6041073B2 JP 57089590 A JP57089590 A JP 57089590A JP 8959082 A JP8959082 A JP 8959082A JP S6041073 B2 JPS6041073 B2 JP S6041073B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルキレンカーボネートを製造する方法に関す
る。
特に、エチレンと二酸化炭素を化合させることによって
エチレンカーボネートを製造する方法に関する。アルキ
レンカーボネート特にエチレンおよびプロピレンカーボ
ネートの製造と使用に関する方法の先行技術が開示され
ている。
これらの物質はいくつかの目的に有用であり、特に溶剤
として有用である。エチレンカーボネートはまた酸化エ
チレンの前駆物質としても使用できる。エチレンカーボ
ネートは通常の環境条件下では固体であるから、酸化エ
チレンよりも簡単に運ぶことができ、また酸化エチレン
の簡便な供給源として用いることができる。例えば、米
国特許第2,851,46叫号明細書には、エチレンカ
ーボネートの分解のための触媒して多ハロゲン化炭化水
素を使用する方法が開示されている。また、米国特許第
4,069,234号明細書にはカーボネートをビシナ
ルェポキシドーこ転換する方法が開示されている。また
、アルキレンカーボネートは、アルキレングリコールの
製造のための方法に関する最近の開示において中間体と
考えられている。
英国特許出願第2,049,662言明細書には、アル
キレンカーボネートと水の反応におけるモリブデンおよ
び/またはタングステン触媒の使用が開示されている。
米国特許第4,160,116号明細書には、適当な触
媒の存在下で、酸化アルキルを二酸化炭素および水と反
応させることによるアルキレングリコールの製造方法が
開示されている。この反応に先立って対応するカーボネ
ートが中間体として形成され、それからこの中間体が水
和されてグリコールが形成さると考えられている。アル
キルカーボネートは少くとも三つの異る方法で製造され
てきた。
第1の方法は、対応する酸化アルキレンと二酸化炭素を
反応させるものである。この反応の一例としては、米国
特許第2,667,497号明細書に開示されているも
のがあり、この反応ではハロゲン化マグネシウムまたは
ハロゲン化カルシウム触媒が使用される。米国特許第2
,773,881号明細書では触媒としてアルキルアミ
ンが示してある。もっと最近の米国特許第4,233,
221号明細書では、陰イオン交換樹脂の使用が示して
ある。第2の方法はC02とハロヒドリンを反応させる
ものである。
米国特許第1,907,891号明細書には、アルカリ
カーボネートをビシナルグリコールクロロヒドリンと反
応させて、対応するアルキレンカーボネートを製造する
方法が開示されている。米国特許第2,784,201
号明細書には、クロロヒドリンをアルカリ金属低級アル
キルカーボネートと反応させる方法が開示されている。
米国特許第3,923,842号明細書には、酸化アル
キレンを製造する三工程から成る方法の一部として、第
2の工程でハロヒドリンをC02と反応させてアルキレ
ンカーポネートを生成する方法が開示されている。最近
の米国特許第4,226,778および4,231,9
7号明細書でもハロヒドリンとC02との反応が開示さ
れている。
前者では、四価正イオンを有する化合物(quatem
aひ−onlumcompound)のピカ一ボネート
をハロヒドリンと反応させる。後者では、ョウ化金属と
金属カーポネートとの触媒作用のもとに、酸素の存在下
で、アルキレンョードリンをC02と反応させる。第3
の方法は、ァルキレンと二酸化炭素を反応させてアルキ
ルカーボネートを製造する方法であり、本発明とより密
接な関係がある。
米国特許第3,025,305号明細書では、この反応
を二つの触媒の存在下で実施する方法が開示されている
。第1の触媒は重金属酸化物化合物であり、第2の触媒
はハロゲン化物もしくはヒドロキシ形のアンモニア化合
物である。示されている転換率はきわめて低い。米国特
許第4,009,183号明細書では、ヨウ素もしくは
ョウ化物とともにマンガン化合物もしく他の酸素運搬体
例えば酸化窒素、硝酸塩、亜硝酸塩およびコバルト錆体
の存在下で実施する方法が開示されている。
米国特許第4,224,223号明細書では、この反応
はヨウ素もしくはその化合物とともにキャリア上の鉄お
よび/または銅化合物を触媒として実施される。
関連のある方法は米国特許第4,247,465号明細
書に見られる。アルキレンと二酸化炭素の反応に関する
前述の特許明細書では、エチレンの反応に関しては例が
あげてない。
エチレンはあとで明らかになるように、高級アルキレン
よりも二酸化炭素と反応させるのが難しい。また、これ
も興味のあることであるが、米国特許第3,884,9
84号明細書では、ハロヒドリン特にクロロヒドリンも
しくはブロモヒドリンをタリウム(1)を還元してから
含まれているレドックス金属イオンによって再酸化され
る強酸性タリウム(m)塩の存在下で、アルキレン特に
エチレンを水および塩素もしくは臭素と反応させて製造
する方法が開示されている。
塩素もしくは臭素イオンのタリウムに対する原子数の比
が少くとも6:1であることが、競合生成物よりも大き
な収率でハロヒドリンを生成するのに必要であることを
示している。PHが4よりも小さな酸を使用し、またフ
ッ素もしくはヨウ素の存在は有害であると述べている。
タリウム(1)化合物を酸化してタリウム(m)の形に
することは、多くのものに公表されている。
これらのうちのいくつかは米国特許第4,192,81
4号明細書に記述してある。本発明の目的は、アルキレ
ンカーボネート特にエチレンカーボネートを、アルキレ
ンと二酸化炭素の反応にって製造するための改良された
方法を提供することである。アルキレンカーボネートを
製造する方法は、適当な量のヨウ素もしくはョウ化物お
よびタリウム(m)の酸化物もしくは弱酸の塩の存在下
で対応するアルキレンを二酸化炭素と反応させることか
ら成っている。
一つの実施型では、タリウム(m)を使用して、エチレ
ンを二酸化炭素と反応させ、エチレンカーボネートを製
造する。
この反応は、液相で、絶対圧約8から70k9/地、通
常36から57k9/地、温度約60から12000、
通常80から100つ○で実施する。pHは4から8の
範囲にあるのが好ましく、より好ましくは5から7であ
る。溶媒として水を、1重量%の水溶性有機性溶媒特に
スルホレィン、ジオキサン、tーブタノール、テトラヒ
ドロフランおよびアセトニトリルとともに使用すること
ができる。タリウム(m)のヨウ素に対するモル比は少
くとも1:1でなければならない。ヨウ素は第la,l
b,oa,obおよび血族金属のョウ化物特にNa,K
,Cu,Mg,Ca,Sr,母,ZnおよびCoのうち
一つ以上のもののョウ化物として供給するのが好ましい
イオン価十3を有するタリウム(m)はタリウム(m)
酸化物もしくはタリウム(m)の弱酸塩例えばアセテー
トもしくはプロピオネートとしてて供給する。
タリウム(m)はフルキレンカーポネートが生成されて
いる間にタリウム(1)に還元される。
このタリウム(1)は、再利用のために、適当な条件下
で分子状酸素に接触させて再酸化することができる。金
(m)の酸化物もまた効果的であることがわかつた。
本発明の方法は、2から19固の炭素原子を有するアル
キレンカーボネートを対応するアルキレンと二酸化炭素
の反応により製造するのに広く応用できる。アルキレン
は一般に式蚊,R2C=CR3R4で記述することがで
きる。ここでR1,R2,R3およびR4は水素、アル
キル、アルコキシ、ニトロ基もしくはハロゲンあって、
R,,R2,R3およびR4は同じであっても異ってい
ても良い。この方法は、エチレンと二酸化炭素を反応さ
ることによってエチレンカーボネートを生成する速度お
よびプロピレンと二酸化炭素の反応によりプロピレンカ
ーボネートを生成する速度の改善に特に有用である。ア
ルキレンと二酸化炭素からエチレンカーボネートが生成
される反応に関する知識は本発明の実施に対して本質的
ではないが、全化学反応についての説明は役に立つと思
われる。
タリウム(m)を使用して、エチレンを二酸化炭素から
エチレンカーボネートを生成する反応は次の通りである
。行2C2日4肌。
2十T1203一2?く「十T120日2C CH
2タIJウムはこの反応の一成分であると考えられるの
で、タリウム(m)のタリウム(1)への還元率を、以
下の例においてエチレンカーポネートの生成可能性の計
算において基準として使用する。
後で述べるように、タリウム(1)をタリウム(m)に
再酸化することによってタリウムを再使用することがで
きる。この反応で使用するアルキレンは望ましくない副
産物生成を防ぐため十分に純粋であるのが好ましいが、
アルキレン中に通常見出される少量の不純物例えばァル
カンは許容できる。
二酸化炭素は通常気体の形で供給する。
市販の二酸化炭素で得られる適度の純度であることが好
ましいが、一酸化炭素のような少量の不純物は許容でき
る。反応に影響しない不活性ガスは、必要な二酸化炭素
分圧が与えられる限り、どんな量が存在してもかまわな
い。反応は気相反応物に関して比較的高い圧力で実施す
る。特に、エチレンカーボネートを製造する場合にはそ
うである。適当な量のタリウム(m)化合物とヨウ素供
給源を、この反応の目的に通した液体溶媒によって供給
する。水を主要液体として使用する場合には、少くとも
1重量%の水溶性有檀性溶媒を添加する必要がある。反
応に、この液体溶媒を少くとも約1重量%の水を含む有
極性溶媒とすることができる。そのような溶媒の例とし
ては、スルホラン(sのfolane)、ジオキサン、
t−ブタノール、テトラヒドロフランおよびアセトニト
リルがある。アセトニトリルが特に有効であり、好まし
い。単独または前述の組合せで使用できる他の溶媒とし
ては、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドお
よびへキサメチルホスホラミド(hexmethylp
hosphoramide)がある。反応物の量に対す
る溶媒の量は臨界的ではなく、また反応物は液体溶媒内
で均質混合物になっていても不均質混合物になっていて
も良い。タリウム(m)化合物の存在が必要であるが、
どのタリウム(皿)化合物もすて等しい有効性を持つと
いうわけではない。
タリウム(m)酸化物(T12Q)が特に好ましい。あ
るいは、タリウム(m)の弱酸塩、例えば、アセテート
、プロピオネートおよびブチレートも使用することがで
きる。本明細書においては、r弱酸塩」いう言葉は、記
述されている条件下でpH約4から8を与える塩を意味
するものとする。タリウム(町)の強酸塩例えばタリウ
ム(m)塩化物およびタリウム(m)ニトレートはかな
り効果が劣っている。反応の間に、タリウム3価から1
価に還元されるので、タリウム(1)化合物を使用して
も効果がない。ただし、もちろん、これはタリウム(1
)化合物がタリウム(m)の形に酸化されない場合のこ
とである。反応実施に使用するタリウム(m)のヨウ素
に対するモル比は、約1:1であるのが好ましいが、タ
リウム(m)の量は存在するヨウ素の量より小さくては
ならない。ヨウ素の供給は本質的に重要である。
他のハロゲンはかなり効果が劣る。ヨウ素は、元素の形
あるいはョウ化物好ましくはla,lb,松,沙および
8族金属のョゥ化物の形で使用することができる。特に
、ナトリウム、カリウム、銅、カルシウム、マグネシウ
ム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛およびコバルトの
ョウ化物が好ましい。前述の条件下で実施する反応では
、反応液のpHの範囲は4から8であり、好ましくは5
から7である。PHがこれよりもかなり低い場合には、
生成するエチレンカーボネ−トの量はかなり減少する。
反応は約60から120oo好まし〈は80から100
ooの温度範囲で実施できる。使用圧力は、一般に絶対
圧で8から70k9/地好ましくは36から57kg/
嫌の範囲である。前述の化学反応式によれば、タリウム
は、アルキレンカーボネートが生成されるとき、十3価
から十1価に還元される。ヨウ素は示してないが、反応
が進行するために本質的な重要性を持っている。タリウ
ム、ヨウ素の両方とも必要である。米国特許第4,00
9,183および4,224,223号明細書は、そこ
に開示されている方法を、エチレンカーボネートを製造
するのに有効であるとしているが、実施例としてはプロ
ピレンカーボネートまたはブチレンカーボネートを生成
するものしか示していない。以下に示すように、これら
の先行技術によっては、かなりの収率でエチレンカーボ
ネートを製造することができないことが明らかになった
。かなりの量の副産物例えばハロヒドリンもこれらの先
行技術実施例では生成されている。より効果的な方法が
必要であり、本発明はそれを提供するものである。実施
例 比較例 米国特許第4,009 183号明細書の方法パル・ィ
ンストルメント社の200ccマグネティツク・スター
ラー楓杵チタン・ボンベに、15夕の水、20夕のアセ
トニトリル、3.5夕のMn02および4.2夕の12
を装填した。
このボンベを閉じてから、二酸化炭素でフラッシュし、
エチレンで絶対圧22.1k9/地に加圧してから、二
酸化炭素で絶対圧50.3k9/地に加圧した。ボンベ
を80qCに4時間給持してから、室温に冷却して減圧
した。液体成分をガスマトグラフィ−で分析して、エチ
レングリコール、2ーヨードエタノールおよびエチレン
カーボネートの存在量を調べた。エチレンカーボネート
の収率は7.8%であった。これは、最初から存在して
反応の一部として還元されうるマンガン(W)のモル数
で生成されたエチレンカーボネートのモル数を割って算
出した値である。この実験を、2.8夕のMn02と5
夕のNalを用いて繰返したところ、エチレンカーボネ
ートの収率はわずか2.5%であった。
米国特許第4,224,223号明細書の方法40夕の
水、10夕のスルホレイン、1.6夕の触媒、および6
夕のKIをパル・ボンベに初期装填して、前記実験を繰
返した。
触媒は、Fe122.4夕と20夕のシリカ(表面積4
00の/夕)に沈着させた0.8夕のCuS04・4日
20から作られたものである。ボンベを閉じてから、二
酸化炭素でフラッシュし、エチレンで絶対圧15.1k
9/地に加圧してからC02で絶対圧43.2k9/地
に加圧し、さらに酸素で絶対圧50.3k9/洲まで加
圧した。ボンベを120℃に4時間保ってから、室温に
冷却して減圧した。エチレンカーボネートは検出されな
かった。以上の例からわかるように、先行技術によるエ
チレンのエチレンカーボネートへの転換は効率が悪く、
改良された方法が必要である。しかしながら、同じ触媒
を使用して米国特許第4,224,223号明細書の実
施例6をプロピレンに関して繰返したところ、プロピレ
ンカーボネートが生成された。実施例 2 タリウム(m)酸化物を次のように使用して実施例1の
実験を繰返した。
200ccのチタン・ボンベに、35夕の水、109の
アセトニトリルを、4.6夕のm203と2.9夕のC
a12とともに装填した。
ボンベを閉じてから、二酸化炭素でラツシュし、エチレ
ンで絶対圧8.1k9/洲に加圧してから、二酸化炭素
で絶対圧43.2kg/のに加圧した、ボンベを90℃
に4時間保ち、それから室温に冷却してから減圧した。
液体のpHは7であった。エチレンカーボネートの収率
は61.8%であった。ただし、最初に存在したT1(
m)の量とT1(1)の形に還元され得るものの量から
算出した。mの総量は原子吸光分光分析で測定した。ま
た、差を調べるために、反応後に残留しているm(m)
をヨウ素・滴定によって測定したところ、m(m)の8
4.8%がT1(1)に転換されていた。したがって、
エチレンカーボネートの理論収率は84.8%であり得
る。よって、エチレンカーボネートに選択されるm(m
)は、実際の収率と理論収率との比から、72.9%で
ある。実施例 3 実施例2の実験を、他のヨウ素供給源を用いて繰返した
結果は第1表の通りである。実験はすべて4時間実施し
、特に表示する場合を除いて、実施例2と同じエチレン
と二酸化炭素の圧力を用いた。第1表 キ 評価せず (1)この実験では22.1&/あのエチレン絶対圧と
50.3&/あの全圧を使用したo■ 二酸化炭素で絶
対圧32&/仇に加圧した。
(3)こ酸化炭素で絶対圧57&/雌に加圧した。タリ
ウム(m)の重要性は、タリウムを使用しない次の実施
例で示される。実施例4 比較例 次の条件で実施例ロとmの実験を繰返した。
ボンベに35夕の水、10夕のCQCN、および2.6
夕の12を装填した。ボンベエチレンで絶対圧8.1k
g/c鮒こ加圧してから、二酸化炭素で絶対圧50.2
k9/地に加圧した。ボンベを100q0に4時間保っ
てから、室温に冷却して減圧した。ョ−ドヒドリンのみ
が検出され(存在ヨウ素原子数に基づく収率25%)エ
チレンカーボネートは検出されなかった。この結果は、
タリウム(m)が存在せずヨウ素が遊離にある場合には
、ヨウ素は、エチレンと二酸化炭素を反応させてエチレ
ンカーボネートを生成せるのに有効ではない。タリウム
(m)の重要性は、さらに、次のタリウム(1)塩を代
りに使用した実施例で示される。
実施例5 比較例 前述の実施例の手順に従った。
パル・ボンベに、32夕の水、10夕のアセトニトリル
、4.7夕のn2C03,および2.8夕のZn12を
装填して、エチレンで絶対圧8.1kg/のに加圧して
から、二酸化炭素で絶対圧43.2k9/洲に加圧した
。ボレべを90℃に4時間保ってから、室温に冷却し、
減圧した。エチレン・カーボネートもヨードヒドリンも
検出されなかった。実施例6 比較例 n203を使用しないという点を除き、実施例3の実験
1と同じ条件で実験を実施た。
エチレンカーボネートはもちろんヨードヒドリンへの転
換さえも観察されなかった。ヨウ素供給源の重要性は、
反応混合物にヨウ素源が含まれない実施例で示される。
実施例7 比較例 Mg12を使用しないという点を除いて、実施例3の実
験1と同じ条件実験を実施した。
ボンベの内容物を分折したところ、エチレンカーボネー
トもヨードヒドリンも検出されなかった。次の実施例か
らわかるように、エチレンと二酸化炭素を反応させてエ
チレンカーポネートを生成するのに、溶媒として水しか
使用しないのは不適当である。
実施例 8 ボンベに45夕の水、4.6夕のT1203および2.
8夕のMg12を装填した。
エチレンで絶対圧8.1k9/地に加圧してから、二酸
化炭素で絶対圧36.2kg/c瀞に加圧し、ボンベを
90o0に8時間保ってから、室温に冷却し減圧した。
内容物を分析したところ、エチレンカーボネートも2−
ヨードエタノールも検出されなかった。したがって、前
記の諸実施例で使用したアセトニトリルのような溶媒を
水に加えることが必要である。実施例 9 一つのボンベのそれぞれに35夕の水、4.6タh20
3および2.報Mg12を装填した。
一つには10夕のスルホレインをも装填し、もう一つに
は10夕のジオキサンをも装填した。エチレンで絶対圧
8.1kg/のに加圧したから、二酸化炭素で絶対圧3
3.4k9/地に加圧し、各々のボンベを9000に4
時間保てから、室温に冷却し減圧した。エチレンカーボ
ネートの収率はそれぞれ19および25.8%であった
。どちらのボンベにおいてもPHは8であった。本発明
の方法は、他のアルキレンにも適用することができる。
次の実施例はプロピレンカーボネートの製造にこの方法
を適用したものである。実施例 10前述のような条件
で、200ccのパル・ボンベに*プロピレン、水、ア
セトニトリル、m203およびヨウ素供給源を装填した
4時間の反応のあとで、次の結果が得られた。
第2表 次の実施例に示すように、弱酸のタリウム(m)塩もタ
リウム(m)の供給源として使用することができる。
実施例 11 実施例3の条件に大体従った。
パル・ボンベに17夕の水、5夕のアセトニトリル、4
.1夕のタリウム(m)アセテート、および1.7夕の
亜鉛ョウ化物を装填してから、エチレンで絶対圧8.1
k9/のに加圧し、さらに二酸化炭素で絶対圧36.2
k9/c虎に加圧した。この混合物を90ooに4時間
保ってから、ボンベを室温に冷却してから減圧した。最
初に存在したタリウム(m)の量に基づく、ェチレンカ
ーボネートの収率は34.8%であった。次に例からわ
かるように、金(m)もアルキレンカーボネートの製造
に有効である。実施例 12 実験は前述のものと類似の条件で実施した。
200ccパル・ボンベに水、アセトニトリル、金(m
)酸化物、およびヨウ素供給源を装填した。
ボンベをパージして、エチレンで絶対圧8.1k9/地
に加圧してから、二酸化炭素で絶対圧37.6k9/地
に加圧した。この混合物を9000で4時間反応させた
ところ、次の結果が得られた。第3表 タリウムの酸化(1からm)と再利用 アルキレンカーボネートを生成する反応の間に、タリウ
ム(m)はタリウム(1)に還元されて活性を失い、タ
リウムを再利用するためには十3価に酸化しなおさなけ
ればならない。
これはこの反応の実用的使用において重要である。とい
うのは、タリウム(1)に何か便利な使用法がないとす
れば、タリウム(m)はアルキレンカーボネートの生成
に一回しか使用できないからである。一般に、タリウム
(1)のタリウム(m)への酸化が望ましい。このよう
な酸化は、次に示すように、適当な条件下で分子状酸素
を接触させることによって実行できる。タリウム(ml
)化合物の化学式は確定しない。というのは、酸化が、
アルキレンカーボネートが分離された残りの組成が明確
でない固体上で実施されるからである。しかしながら、
カーボネしトとピカ一ボネートの存在が確認され、これ
らはタリウム(1)のタリウム(m)への酸化に寄与す
るものと思われる。化下でわかるように、再酸化で得ら
れるタリウム(m)は再利用できる形になっている。実
施例 13 エチレンカーボネート生成を前述のように実施したあと
、残留液体をガラスろ過器でろ過して不漆性タリウム(
1)化合物と残留金属ョゥ化物塩を回収した。
液体部分は主として溶媒とエチレンカーポネートおよび
ヨードヒドリンとその他の副産物から成っている。固体
部分は空気中で約100℃で乾燥させてから、磁器血に
入れて再酸化のために直径2.4弧のガラス管に挿入し
た。この管を必要温度の炉で加熱して、酸素(80qo
における飽和水蒸気を含む)を酸化完了に適当な時間だ
け前記固体上に通した。冷却したあと、この固体を取出
して、タリウム(m)の量をヨウ素通定で、タリウムの
全量を原子吸光分光分析で測定した。酸化している間、
ヨウ素が昇華するので、酸素の出口にヨウ素が昇華する
ので、酸素に出口にヨウ素を凝縮させコールドトラップ
を置いて回収した。再酸化タリウム(m)のエチレンカ
ーボネート生成に対する効率を調べるために、前記酸化
固体を前記回収ヨウ素と組合わせた。次の表は、大体前
述の条件に従って実施した実験で得られた結果をまとめ
たものである。
第4表 この表からわかるように、前述の条件下で、タリウム(
1)を含む固体のかなりの再酸化が達成される。
実施例13で使用した方法は実際の使用には便利でない
ので、次の実施例に示すように、別の方法を実験した。
実施例 14 エチレンカーポネートを生成したあとに残留する固体を
ガラスろ過器でろ過してから、200ccチタン・ボン
ベ内の溶媒に入れ、加圧した酸素で処理した。
結果を次の表に示す。第5表 本発明の方法の実用的使用のためには、タリウム(1)
の酸化で得たタリウム(m)が、エチレンと二酸化炭素
からエチレンカーボネートを生成させる反応で再使用で
きなければならない。
次の例で示すように、再酸化タリウムは十分に再使用で
きるものである。実施例 15 実施例14の実験15で酸化した固体を類似の実験(示
さない)から得た固体と一緒に、前述の諸実施例で示し
た方法でエチレンカーボネートを生成するのに使用した
エチレンで絶対圧8.1k9/地に加圧し、さらに二酸
化炭素で絶対圧43.2k9/c堆に加圧し、90qo
で4時間反応を実施した。2.3夕の固体標本を17夕
の水と5夕のアセトニトリルに溶かした1夕のヨウ素と
もに使用した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルキレンカーボネートを相応するオレフインと二
    酸化炭素とを反応させて製造する方法において、相応す
    るオレフインと二酸化炭素とを適量のヨウ素もしくはヨ
    ウ素化合物およびタリウム(III)の酸化物もしくは弱
    酸の塩と接触させ反応させることを特徴とするアルキレ
    ンカーボネートを製造する方法。 2 前記オレフインがエチレンである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 前記反応が絶対圧約8〜70kg/cm^2の範囲
    および温度約60〜120℃の範囲で実施される特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 4 前記絶対圧が約36〜57kg/cm^2の範囲お
    よび前記温度が約80〜100℃の範囲にある特許請求
    の範囲第3項記載の方法。 5 タリウム(III)のヨウ素に対するモル比が少くと
    も1:1である特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 前記ヨウ素化合物が第Ia,Ib,IIa,IIbおよび
    VIII族金属から選択される少くとも一つの金属のヨウ化
    物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 前記反応がpH約4〜8の範囲で実施される特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 8 前記pHが約5〜7の範囲にある特許請求の範囲第
    7項記載の方法。 9 前記反応が水と少くとも1重量%の水溶性有極性溶
    媒との存在下で実施される特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 10 前記溶媒がスルホラン、ジオキサン、t−ブタノ
    ール、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチル
    ホルムアミド、ジメチルスルホキシドおよびヘキサメチ
    ルホスホラミドからなる群から選択される特許請求の範
    囲第9項記載の方法。 11 前記溶媒がアセトニトリルである特許請求の範囲
    第10項記載の方法。 12 前記ヨウ素化合物がNa,K,Cu,Mg,Ca
    ,Ba,Sr,ZnおよびCoからなる群の少くとも一
    つの化合物である特許請求の範囲第6項記載の方法。 13 前記弱酸のタリウム(III)塩がアセテート、プ
    ロピルネートおよびブチルートからなる群から選択され
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 14 さらに、アルキレンカーボネートの製造において
    生成されるタリウム(I)の分子状酸素によるタリウム
    (III)への酸化の工程と再酸化タリウム(III)の再使
    用とからなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 15 アルキレンカーボネートを相応するオイフインと
    二酸化炭素とを反応させて製造する方法において相応す
    るオレフインと二酸化炭素とを適当な量のヨウ素もしく
    はヨウ素化合物および金(III)の酸化物と接触させて
    反応させることを特徹とするアルキレンカーボネートを
    製造する方法。 16 前記オレフインがエチレンである特許請求の範囲
    第15項記載の方法。
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