JPS6042204B2 - 毛髪および皮膚処理剤 - Google Patents

毛髪および皮膚処理剤

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JPS6042204B2
JPS6042204B2 JP11230476A JP11230476A JPS6042204B2 JP S6042204 B2 JPS6042204 B2 JP S6042204B2 JP 11230476 A JP11230476 A JP 11230476A JP 11230476 A JP11230476 A JP 11230476A JP S6042204 B2 JPS6042204 B2 JP S6042204B2
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hair
polypeptide
polyethyleneimine
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正昭 市橋
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は毛髪および皮膚処理剤、さらに詳しくは、ポ
リエチレンイミンまたはその誘導体およびポリペプチド
またはその誘導体を配合した化粧用毛髪および皮膚処理
剤に関する。
ポリペプチドまたはその誘導体(以下、単にポリペプ
チドという)は毛髪や皮膚に吸着され、毛髪の柔軟性、
整髪性を向上させ、特に正常毛よりも損傷毛に対する吸
着力が強く、被膜を形成して損傷毛を保護し、また、皮
膚の保湿力を高め、柔軟性を付与し、皮膚のつつぱり感
を除くなどの作用を有し、種々の化粧料に配合され、ヘ
アーリンス、ヘアーシヤンプー、シェービングフォーム
、フェースパックなどのような毛髪および皮膚処理剤に
も配合れている。
しかし、ポリペプチドの毛髪または皮膚への吸着は、
もつぱらポリペプチドと毛髪または皮膚蛋白質との親和
力によるものと考えられ、その吸着力が弱く、使用後に
洗浄によつて洗い流される毛髪および皮膚処理剤では洗
浄後におけるポリペプチドの残存吸着量が少なく、その
配合効果は使用後に洗浄しない商品と比較すると非常に
低いものてある。
本発明者はかかる現状にかんがみ、ポリペプチドの配
合効果の高い、残存吸着量の増大した毛髪および皮膚処
理剤を得るべく種々研究を重ねた結果、ポリエチレンイ
ミンまたはその誘導体(以下、単にポリエチレンイミン
という)をポリペプチドと併用するとポリペプチドの残
存吸着量が飛躍的に増大し、しかも、ポリエチレンイミ
ンの効果が誘導してきわめて好適な毛髪および皮膚処理
剤が得られることを見出し、本発明を完成するにいたつ
た。
すなわち、本発明は、ポリエチレンイミンとポリペプチ
ドを配合したことを特徴とする毛髪および皮膚処理剤を
提供するものであり、本発明の該処理剤ではポリペプチ
ドの毛髪および皮膚への吸着力が著しく強くなり、洗浄
によつても容易に脱着せず、ポリペプチドを単独で配合
した場合と比べて著しく残存吸着量が増大する。
これは、ポリエチレンイミンとポリペプチドを混合する
とポリペプチドのカルボキシル基が、カチオン性ポリマ
ーであるポリエチレンイミンのアミノ基と反応し、強い
カチオン性を示す塩を形成し、この塩の毛髪および皮膚
への吸着力がポリペプチド単独の場合と比較して著しく
強くなり、洗浄によつても容易に脱着しないことによる
ものと考えられる。したがつて、本発明においては、ポ
リエチレンイミンとポリペプチドを別々に添加配合して
もよいが、この場合は、ポリエチレンイミンが他の配合
成分と反応してその分だけ塩の形成が少なくなる−ので
、あらかじめポリエチレンイミンとポリペプチドを反応
させて添加配合することが特に好ましい。添付の第1図
にポリペプチドの毛髪に対する吸着量とポリエチレンイ
ミンの併用効果について試,験した結果を示す。
試験は、正常毛約10mgをノニルフェノール(EO)
101%水溶液に浸漬、洗浄後、蒸留水で充分すすぎ、
湿度52%に調節したデシケ−ター中で乾燥し、重量を
測定して処理毛を得、この処理毛を.ポリペプチド(コ
ラーゲン加水分解物、平均分子量1,000)5%(重
量%、以下同じ)および所定量のポリエチレンイミン(
平均分子量10,000)を含む水溶液(PH7)に3
紛間浸漬し、ついで蒸留水で5回洗浄し、全処理液に存
在するコ5ラーゲン加水分解物中のヒドロキシプロリン
を比色定量することにより該ポリペプチドの残存吸着量
を算出して行なつた。
結果はポリペプチドの残存吸着量(μf/10m9処理
毛)を縦軸、該水溶液中のポリエチレンイミンの含有率
(%)を横軸とした吸着曲線で示してある。
第1図から明らかなように、ポリエチレンイミンを添加
しない場合、ポリペプチドの吸着量はわずか8μy/M
g処理毛であるのに対し、ポリエチレンイミンを添加す
ると添加量に対応して吸着量が著しく増加し、ポリペプ
チドニポリエチレンイミンの重量比1:1〜2程度、吸
着量70〜75μy/M9処理毛程度て平衡に達するこ
とがわかる。
さらに、本発明の処理剤においてポリエチレンイミンを
併用することは、単にポリペプチドの残存吸着量を増大
させるばかりでなく、ポリエチレンイミンの有する効果
が相剰される。すなわち、”ポリエチレンイミンは、そ
れ自体カチオン性ポリマーで、蛋白質への吸着力が強く
、毛髪および皮膚に対して柔軟性、平滑性、つや、帯電
防止作用を付与し、損傷毛への吸着力か強く、表面に被
膜を形成して強い保護作用を示す。反面、ポリエチレン
イミンは使用後のフィーリングに多少難点を示すが、ポ
リペプチドによりこの難点が解消される。なお、このよ
うなポリエチレンイミンの有する作用は、一般に用いら
れる他のカチオン性ポリマーにおいても見られるもので
あるが、その作用はポリエチレンイミンと比較するとき
わめて弱いものである。つぎの第1表に各種のカチオン
性ポリマーを用いて、毛髪に対するポリペプチドの吸着
量に及ぼすその効果を試験した結果を示す。
試験は第1図におけると同様に、ポリペプチドおよびカ
チオン性ポリマーを、各々、5%ずつ含有する水溶液(
PH7.O)を用いて行なつた。第1表から明らかなご
とく、カチオン性ポリマーのうち、特にポリエチレンイ
ミンがその効果にすぐれている。
これはポリマーの有するカチオン電荷密度によるものと
考えられ、構造上からみてもポリエチレンイミンは他の
ポリマーに比べてカチオン密度がはるかに高い。しかし
て、本発明の毛髪および皮膚処理剤においては、ポリエ
チレンイミンを0.1〜5%、好ましくは、0.5〜2
%およびポリペプチドを該イミンに対して0.5〜1@
、好ましくは、1〜2倍配合する。
用いるポリエチレンイミンとしては分子量1,000〜
200,00へ好ましくは、10,000〜100,0
00のポリエチレンイミンまたはその炭素数8〜22の
飽和または不飽和脂肪酸との縮合物、ポリエチレンオキ
サイドとブロック重合させたもののようなポリエチレン
イ ン誘導体、例えば、一CH2CH2NH2、−CH
2CH2NH−、−CH2CH2N=の第1級、第2級
、第3級アミンを含む分枝状高分子化合物が挙げられる
また、ポリペプチドとしては、分子量500〜10,0
001好ましくは、800〜1,500のポリペプチド
、例えば、コラーゲン加水分解物、またはその炭素数1
〜22の飽和または不飽和脂肪酸との縮合物、炭素数1
〜22の脂肪族アルコールとのエステルのようなポリペ
プチド誘導体が挙げられ、ポリペプチドは分子量の小さ
いほど吸着量が多くなり、例えば、前記第1図と同様に
5%ポリペプチド水溶液を用いて試験すると、分子量1
,000の場合、吸着量8μq/10m9処理毛である
のに対し、分子量10,000の場合、吸着量3μf/
10mハ処理毛である。
本発明の毛髪および皮膚処理剤は、シェービングフォー
ム、フェースバック、ヘアーリンス、ヘアーシヤンプー
、ヘアートリートメント、クレンジングクリーム、栄養
クリーム、乳液、ローシヨン、ヘアートニツク、ヘアー
リキッドなどの通常の剤形とすることができ、他の配合
成分は通常これらに用いられるものでよく、常法に従つ
て製造することができるが、前記のごとく、あらかじめ
、ポリペプチドとポリエチレンイミンを混合して反応さ
せ、これと他の配合成分を混合することが特に好ましい
つぎに、ポリペプチド単独およびポリペプチドとポリエ
チレンイミンを併用した楊合の毛髪およびカルス(皮膚
硬結粉末)に対するポリペプチド(いずれもコラーゲン
加水分解物またはその誘導体)の吸着を比較試験した結
果を示す。
なお、対照はいずれも水てある。毛髪に対する試験はポ
リペプチド5%水溶液またはポリペプチド5%+ポリエ
チレンイミン5%水溶液(各々、PH7)を用い、前記
第1図におけると同様に試験してつぎの第2表に示す結
果を得た。
なお、損傷毛は、過酸化水素−アンモニア(50:1)
6%水溶液で1時間処理後、蒸留水で充分洗浄し、これ
を正常毛と同様に処理した。この結果から明らかにポリ
エチレンイミンを併用した場合に著しくポリペプチドの
吸着量が多く、特に損傷毛に対する吸着の多いことがわ
かる。カルスに対する試験は、カルス約50mgをポリ
ペプチド5%水溶液またはポリペプチド5%+ポリエチ
レンイミン5%水溶液(各々、PH7)20mtに1紛
間浸漬し、ついで、各々、蒸留水20mLで3回洗浄し
、毛髪の場合と同様に、ヒドロキシプロリンを比色定量
し、ポリペプチドの吸着量を算出して行ない、つぎの第
3表に示す結果を得た。
この結果から、皮膚に対しても、ポリエチレンイミンを
併用するとポリペプチドの吸着量が飛躍的に増大するこ
とが明らかである。以上のことく、本発明の毛髪および
皮膚処理剤はポリペプチドとポリエチレンイミンを併用
することにより、洗浄後においても毛髪および皮膚に吸
着されて残存するポリペプチドの量がポリペプチド単独
で配合した場合より飛躍的に増大し、従来のかかる処理
剤と比較してポリペプチドの配合効果が著しく高められ
、しかも、ポリエチレンイミンの作用が相剰して、きわ
めてすぐれた効果を発揮するものである。
つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが
、これらに限定されるものではない。
実施例1この組成に従い、精製水の一部にポリエチレン
イミンとポリペプチドを溶解して反応させた後、常法に
従つて他の配合成分と混合して原液とする。
この原液とプロペラントとの比を90:10とし、耐圧
容器に充填してシェービングフォームを得た。このシェ
ービングフォームは泡のきめが細かく、泡の状態がすぐ
れ、髭を軟化させて剃りや)すくし、肌にしつとりと潤
いを与えるきわめて良好なものである。実施例2 この組成に従い、精製水の一部にポリエチレンイミンと
ポリペプチドを溶解して反応させた後、常法に従つて他
の配合成分と混合して、被膜をはがす際の痛みを生ぜず
、容易にはがせ、しかも破れにくく、使用後しつとり、
すベリのある肌を作り出す透明ゲル状のすぐれたフェー
スバックを得た。
実施例3 この組成に従い、精製水の一部にポリエチレンイミンと
ポリペプチドを溶解して反応させた後、常法に従つて他
の配合成分と混合してヘアーリンスを得た。
同様に、該ポリエチレンイミン誘導体の代りに、塩化セ
チルトリメチルアンモニウム3.0%を用いたヘアーリ
ンス(対照品)および実施例3の組成と同じで、ポリエ
チレンイミンおよびポリペプチドを別々に添加配合した
ヘアーリンス(実施例3″)を調製し、各々、10人の
専門パネルを用いてリンス後、ジャンプー処理(ポリペ
プチド不含)による各ヘアーリンスの光沢および平滑性
の持続効果を調べた。
その結果をつぎの評価に従い、第4表に示す。◎:非常
によい、O:良い、Δ:普通、×:悪いこの結果から明
らかなごとく、ポリエチレンイミンとポリペプチドを併
用したヘアーリンス、特に、あらかじめ、ポリエチレン
イミンとポリペプチドを反応させて添加配合したヘアー
リンスは、光沢、平滑性においてきわめてすぐれた効果
を発揮することがわかる。
実施例4 この組成に従い、精製水の一部にポリエチレンイミンお
よびポリペプチドを溶解して反応させた後、常法に従つ
て他の配合成分と混合してクリーム状のヘアートリート
メントを得た。
このヘアートリートメントは毛髪を艷のあるしつとり、
ソフトなものとし、特にその柔軟効果は大きく、しかも
その効果の持続性にすぐれたものである。実施例5精製
水 100%に調整この組成に
従い、精製水の一部にポリエチレンイミンポリエチレン
重合物とポリペプチドを溶解して反応させ、常法に従つ
て、他の配合成分と混合し、しつかりとした洗い上りと
、非常に整髪性”のすぐれた液状のヘアーシヤンプーを
得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はポリペプチドの毛髪への吸着量に及ぼすポリエ
チレンイミンの効果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエチレンイミンまたはその誘導体およびポリペ
    プチドまたはその誘導体を配合したことを特徴とする毛
    髪および皮膚処理剤。 2 あらかじめ反応させたポリエチレンイミンまたはそ
    の誘導体およびポリペプチドまたはその誘導体を配合し
    た特許請求の範囲第1項の処理剤。 3 分子量1,000〜200,000のポリエチレン
    イミンまたはその誘導体および分子量500〜10,0
    00のポリペプチドまたはその誘導体を配合した特許請
    求の範囲第1項または第2項の処理剤。 4 ポリエチレンイミンまたはその誘導体の分子量が1
    0,000〜100,000である特許請求の範囲第3
    項の処理剤。 5 ポリペプチドまたはその誘導体の分子量が800〜
    1500である特許請求の範囲第3項の処理剤。 6 ポリエチレンイミンまたはその誘導体を0.1〜5
    重量%および該イミンに対して0.5〜10倍のポリペ
    プチドまたはその誘導体を配合した特許請求の範囲第3
    項の処理剤。 7 ポリエチレンイミンまたはその誘導体を0.5〜2
    重量%配合した特許請求の範囲第6項の処理剤。 8 ポリペプチドまたはその誘導体を該イミンに対して
    1〜2倍配合した特許請求の範囲第6項の処理剤。
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JP6225007B2 (ja) 2012-12-26 2017-11-01 花王株式会社 ゲル状毛髪化粧料
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WO2025134820A1 (ja) * 2023-12-19 2025-06-26 株式会社日本触媒 感触改良剤および組成物

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