JPS6046049B2 - 塩化ニツケル水溶液の精製方法 - Google Patents
塩化ニツケル水溶液の精製方法Info
- Publication number
- JPS6046049B2 JPS6046049B2 JP9126681A JP9126681A JPS6046049B2 JP S6046049 B2 JPS6046049 B2 JP S6046049B2 JP 9126681 A JP9126681 A JP 9126681A JP 9126681 A JP9126681 A JP 9126681A JP S6046049 B2 JPS6046049 B2 JP S6046049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrochloric acid
- nickel chloride
- aqueous solution
- solution
- nickel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は遊離塩酸を含有する塩化ニッケル水溶液から
遊離塩酸を除去して精製塩化ニッケル水溶液を得る方法
に関する。
遊離塩酸を除去して精製塩化ニッケル水溶液を得る方法
に関する。
従来塩化ニッケルの製造法としては電気ニッケルを塩
素溶解して得た塩化ニッケル水溶液から6水塩の結晶塩
化ニッケルを得ていた。
素溶解して得た塩化ニッケル水溶液から6水塩の結晶塩
化ニッケルを得ていた。
このような塩化ニッケル水溶液は遊離塩酸を含まず、そ
のまま結晶として製品とすることが出来、結晶25yを
水500mιに溶解したときのpHは5以上であるがコ
スト高であつた。近時ニッケルの湿式精錬方法において
純度の高いニッケルを得るためにニッケルの他にコバル
トを少量含有した水溶液からコバルトを除去するときに
得られたニッケル・コバルト混合硫化物を原料として、
これからコバルトおよびニッケルを回収することを目的
として、この混A−一 ’にを’ 14tAΓ bJw
ITIれ$↓Mrr&U−山1−wf−−、、、 ゲル
・コバルト硫酸塩水溶液を得、これをバーサチックアシ
ツドなどの有機溶媒を用いてニッケル・コバルト分を有
機溶媒中に抽出し、これを塩酸で逆抽出してニッケル・
コバルト混合塩化物水溶液を得、さらにこの混合塩化物
水溶液をトリノルマルオクチルアミンなどの有機溶媒を
用いてコバルト分を有機溶媒に抽出し、塩化ニッケル分
を水溶液中に残し、有機溶媒中に抽出されたコバルト分
は温水で逆抽出をして塩化ニッケル水溶液および塩化コ
バルト水溶液を得、さらにこれらの水溶液を電解などに
よつて金属ニッケル、コバルトも得る方法が行なわれて
いる。 従つてこれらの工程途中の塩化ニッケル水溶液
から塩化ニッケル結晶を採取すればコスト減に大きく寄
与することができるが、前述のように溶媒抽出工程を経
た塩化ニッケル水溶液は液中に遊離の塩酸の含有が不可
避であり、通常遊離塩酸が5〜10y/l含有されてい
る。
のまま結晶として製品とすることが出来、結晶25yを
水500mιに溶解したときのpHは5以上であるがコ
スト高であつた。近時ニッケルの湿式精錬方法において
純度の高いニッケルを得るためにニッケルの他にコバル
トを少量含有した水溶液からコバルトを除去するときに
得られたニッケル・コバルト混合硫化物を原料として、
これからコバルトおよびニッケルを回収することを目的
として、この混A−一 ’にを’ 14tAΓ bJw
ITIれ$↓Mrr&U−山1−wf−−、、、 ゲル
・コバルト硫酸塩水溶液を得、これをバーサチックアシ
ツドなどの有機溶媒を用いてニッケル・コバルト分を有
機溶媒中に抽出し、これを塩酸で逆抽出してニッケル・
コバルト混合塩化物水溶液を得、さらにこの混合塩化物
水溶液をトリノルマルオクチルアミンなどの有機溶媒を
用いてコバルト分を有機溶媒に抽出し、塩化ニッケル分
を水溶液中に残し、有機溶媒中に抽出されたコバルト分
は温水で逆抽出をして塩化ニッケル水溶液および塩化コ
バルト水溶液を得、さらにこれらの水溶液を電解などに
よつて金属ニッケル、コバルトも得る方法が行なわれて
いる。 従つてこれらの工程途中の塩化ニッケル水溶液
から塩化ニッケル結晶を採取すればコスト減に大きく寄
与することができるが、前述のように溶媒抽出工程を経
た塩化ニッケル水溶液は液中に遊離の塩酸の含有が不可
避であり、通常遊離塩酸が5〜10y/l含有されてい
る。
このように遊離塩酸を含有した塩化ニッケルを・その
ま)結晶化すると結晶のPH値(結晶25yを水500
mlに溶解した時の溶液のPH値)が低くなり、そのま
ゝでは商品とすることができない欠点がある。
ま)結晶化すると結晶のPH値(結晶25yを水500
mlに溶解した時の溶液のPH値)が低くなり、そのま
ゝでは商品とすることができない欠点がある。
そこで結晶化する前に遊離塩酸を除去することが必要で
あり、これの一方法として炭酸ニッケルまたは水酸化ニ
ッケルを用いて遊離塩酸を中和する方法があるが、炭酸
ニッケル、水酸化ニッケルには通常少量のNaが混入さ
れているため、中和操作により塩化ニッケル水溶液中に
Naが混入するようになり、ごく少量の遊離塩酸を中和
する以外には製品の品質を悪くする。本発明は上述の欠
点を除き不純物を混入することなく塩化ニッケル水溶液
中に含まれた遊離の塩酸を除去する方法を提供すること
を目的とするものてある。
あり、これの一方法として炭酸ニッケルまたは水酸化ニ
ッケルを用いて遊離塩酸を中和する方法があるが、炭酸
ニッケル、水酸化ニッケルには通常少量のNaが混入さ
れているため、中和操作により塩化ニッケル水溶液中に
Naが混入するようになり、ごく少量の遊離塩酸を中和
する以外には製品の品質を悪くする。本発明は上述の欠
点を除き不純物を混入することなく塩化ニッケル水溶液
中に含まれた遊離の塩酸を除去する方法を提供すること
を目的とするものてある。
この目的を達成するために本発明は遊離塩酸を含有する
塩化ニッケル水溶液を拡散透析装置を用いて含有する塩
酸のみを水中に透析して除去するに際し、拡散透析装置
の透析室側へ供給する原液の流量の112以下の水量を
拡散室側へ供給し、該原液中の塩酸濃度よりも高濃度の
塩酸を含有する拡散液を得て、透析後液中の塩酸含有量
を減少させるように構成したものてある。
塩化ニッケル水溶液を拡散透析装置を用いて含有する塩
酸のみを水中に透析して除去するに際し、拡散透析装置
の透析室側へ供給する原液の流量の112以下の水量を
拡散室側へ供給し、該原液中の塩酸濃度よりも高濃度の
塩酸を含有する拡散液を得て、透析後液中の塩酸含有量
を減少させるように構成したものてある。
発明者は塩化ニッケル水溶液中からの塩酸の除去と有利
な塩酸の回収方法につき透析膜面積当りの原液、水の供
給量を種々変化させて検討した結;果本発明に到達した
ものてあつて、硫酸の混入した硫酸ニッケル水溶液から
同様にして硫酸を除去しようとする場合には本発明のよ
うに拡散液の硫酸が原液より濃くなるという現象は認め
られなかつた。
な塩酸の回収方法につき透析膜面積当りの原液、水の供
給量を種々変化させて検討した結;果本発明に到達した
ものてあつて、硫酸の混入した硫酸ニッケル水溶液から
同様にして硫酸を除去しようとする場合には本発明のよ
うに拡散液の硫酸が原液より濃くなるという現象は認め
られなかつた。
このことは塩酸含有水溶液中の水素イオンの活冫量は共
存する塩化ニッケルによつて塩酸単独で存在する場合と
ことなり、塩酸濃度と関係なく、塩化ニッケル濃度の指
数函数で表わされる関係によつて変化することによるも
のと考えられる。従つて塩酸を含有した金属塩化物水溶
液、例えは塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化コ
バルトなどの水溶液から塩酸を除去しようとする場合に
も本発明と同趣旨のことが適用てきる。硫酸を含有した
金属硫酸塩水溶液から硫酸を透析膜で回収しようとする
場合には水素イオンの活量は常時1と見なせるからと考
えられる。本発明によれば不純物を混入することなく遊
離塩酸を含有した塩化ニッケル水溶液から塩酸の大部分
を除去てき、且つ回収塩酸の濃度を高くてきるので後工
程での利用が容易であり、従来法に比して経済的である
。
存する塩化ニッケルによつて塩酸単独で存在する場合と
ことなり、塩酸濃度と関係なく、塩化ニッケル濃度の指
数函数で表わされる関係によつて変化することによるも
のと考えられる。従つて塩酸を含有した金属塩化物水溶
液、例えは塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化コ
バルトなどの水溶液から塩酸を除去しようとする場合に
も本発明と同趣旨のことが適用てきる。硫酸を含有した
金属硫酸塩水溶液から硫酸を透析膜で回収しようとする
場合には水素イオンの活量は常時1と見なせるからと考
えられる。本発明によれば不純物を混入することなく遊
離塩酸を含有した塩化ニッケル水溶液から塩酸の大部分
を除去てき、且つ回収塩酸の濃度を高くてきるので後工
程での利用が容易であり、従来法に比して経済的である
。
以下実施例について述べる。
実施例
遊離塩酸約15〜20y/e1塩化ニッケルとしてのニ
ッケル約130y/eを含む遊離塩酸含有塩化ニッケル
水溶液の原液を常温で有効膜面積78dの拡散透析装置
の透析室側に約10e/MInの割合て供給し、一方拡
散室側には水を9.5〜2.0′/Mlnと変化させて
透析試験を行なつた。
ッケル約130y/eを含む遊離塩酸含有塩化ニッケル
水溶液の原液を常温で有効膜面積78dの拡散透析装置
の透析室側に約10e/MInの割合て供給し、一方拡
散室側には水を9.5〜2.0′/Mlnと変化させて
透析試験を行なつた。
試験結果を第1表に示す。上記の結果から原液中に含有
する遊離塩酸は水対原液の流量比を1:1から1:5に
変化させてもいずれも70%以上の除去率を示し、透析
後液の遊離塩酸は大巾に減少しているが拡散液中の遊離
塩酸の濃度から見て試験NO.2以下の水対原液比が1
:2以上の場合には拡散液中の遊離塩酸は原液の2倍以
上の濃度を示していて、それ以降の工程て利用、回収に
都合が良い。
する遊離塩酸は水対原液の流量比を1:1から1:5に
変化させてもいずれも70%以上の除去率を示し、透析
後液の遊離塩酸は大巾に減少しているが拡散液中の遊離
塩酸の濃度から見て試験NO.2以下の水対原液比が1
:2以上の場合には拡散液中の遊離塩酸は原液の2倍以
上の濃度を示していて、それ以降の工程て利用、回収に
都合が良い。
Claims (1)
- 1 遊離塩酸を含有する塩化ニッケル水溶液から遊離塩
酸を除去して精製塩化ニッケル水溶液を得る方法におい
て、拡散透析装置の透析室側へ供給する原液の流量の1
/2以下の水量を拡散室側へ供給し、該原液中の塩酸濃
度よりも高濃度の塩酸を含有する拡散液を得ることを特
徴とする塩化ニッケル水溶液の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9126681A JPS6046049B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 塩化ニツケル水溶液の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9126681A JPS6046049B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 塩化ニツケル水溶液の精製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57205326A JPS57205326A (en) | 1982-12-16 |
| JPS6046049B2 true JPS6046049B2 (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=14021619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9126681A Expired JPS6046049B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 塩化ニツケル水溶液の精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046049B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248181A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-14 | Nippon Denso Co Ltd | 集積化センサ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5853692A (en) * | 1993-07-02 | 1998-12-29 | Pohang Iron & Steel Co., Ltd. | Process for manufacturing high purity nickel chloride by recycling waste nickel anode |
| RU2711068C1 (ru) * | 2019-07-11 | 2020-01-15 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Федеральный исследовательский центр "Кольский научный центр Российской академии наук" (ФИЦ КНЦ РАН) | Способ получения хлорида никеля |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP9126681A patent/JPS6046049B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248181A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-14 | Nippon Denso Co Ltd | 集積化センサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57205326A (en) | 1982-12-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN106011917B (zh) | 高纯度氢氧化锂的生产方法 | |
| JP3430973B2 (ja) | 酸化鉱石からニッケルとスカンジウムを回収する方法 | |
| JP3151182B2 (ja) | 銅電解液の浄液方法 | |
| JP2002527329A (ja) | 硫酸アンモニウム精製方法 | |
| CN111424168A (zh) | 一种冶金除尘灰水洗脱氯系统及方法 | |
| US3690844A (en) | Recovery of sulfate-free hydrated magnesium chloride from sulfate-contaminated brines | |
| JPS6046049B2 (ja) | 塩化ニツケル水溶液の精製方法 | |
| CN1942608B (zh) | 镓的回收方法 | |
| US4314976A (en) | Purification of nickel sulfate | |
| US2863809A (en) | Process for concentration of caustic cell liquor | |
| JPH0696455B2 (ja) | 高純度硫酸コバルトの製造方法 | |
| US2540648A (en) | Process for recovering sodium bicarbonate and sodium borate from a complex brine | |
| JP2004521060A (ja) | 水酸化ニッケル廃液流から硫酸ナトリウムを除去するための方法 | |
| JP3333835B2 (ja) | 次亜燐酸塩化合物の製造方法 | |
| US2325339A (en) | Purification of caustic | |
| US1674474A (en) | Process for recovery of sodium bicarbonate from brines | |
| US1308509A (en) | of tronbhjem | |
| CN106241882B (zh) | 一种废退锡液资源化的方法 | |
| US1733879A (en) | Process of purifying caustic soda | |
| CN113293295A (zh) | 一种镍钴冶炼萃取系统钙渣减量与资源化回收工艺 | |
| JP3724179B2 (ja) | コバルト水溶液からのアルカリ土類金属の分離方法 | |
| US2488974A (en) | Extraction of sugar from sugarcontaining liquids | |
| KR790001807B1 (ko) | 수산화나트륨의 정제법 | |
| US1883261A (en) | Process of recovering glaserite | |
| US2730429A (en) | Method of making substantially pure |