JPS604683Y2 - 硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機における合せ擦り装置 - Google Patents
硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機における合せ擦り装置Info
- Publication number
- JPS604683Y2 JPS604683Y2 JP1980120768U JP12076880U JPS604683Y2 JP S604683 Y2 JPS604683 Y2 JP S604683Y2 JP 1980120768 U JP1980120768 U JP 1980120768U JP 12076880 U JP12076880 U JP 12076880U JP S604683 Y2 JPS604683 Y2 JP S604683Y2
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- decalcification
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、歯牙および骨、各種結石など硬組織の非脱灰
検鏡薄片を作成する研磨機において、試料を回転ラップ
盤と加圧ラップ盤とに挾んで研磨する合せ擦り装置に係
るものである。
検鏡薄片を作成する研磨機において、試料を回転ラップ
盤と加圧ラップ盤とに挾んで研磨する合せ擦り装置に係
るものである。
歯牙および骨、各種結石など硬組織の非脱灰検鏡薄片に
用いる研磨機のうちで、水平状に回転駆動される回転ラ
ップ盤上に試料をのせ、その上面を加圧ラップ盤で押え
ながら研磨する合せ擦り形式の研磨機においては、回転
ラップ盤と加圧ラップ盤間に一定量の冷却水を供給して
研磨を行うが、試料が薄くなって両ラップ間の隙間が1
00ミクロン以下になると、冷却水の水圧が異常に上昇
して加圧ラップ盤に浮上り現象が生じる。
用いる研磨機のうちで、水平状に回転駆動される回転ラ
ップ盤上に試料をのせ、その上面を加圧ラップ盤で押え
ながら研磨する合せ擦り形式の研磨機においては、回転
ラップ盤と加圧ラップ盤間に一定量の冷却水を供給して
研磨を行うが、試料が薄くなって両ラップ間の隙間が1
00ミクロン以下になると、冷却水の水圧が異常に上昇
して加圧ラップ盤に浮上り現象が生じる。
そして、このような現象が起ると、加圧ラップ盤による
試料の加圧状態が著しく不安定となり、不規則な変動を
きたして、試料を所定の厚さの薄片に均一研磨すること
が困難である。
試料の加圧状態が著しく不安定となり、不規則な変動を
きたして、試料を所定の厚さの薄片に均一研磨すること
が困難である。
本考案は、このことに鑑み、加圧ラップ盤にその中心部
の冷却水注入孔から放射状に排水路を貫通形成したこと
により、回転ラップ盤と加圧ラップ盤との隙間が極く小
さくなった場合でも、両ラップ盤間の冷却水の一部を排
水路から排出させて水圧の異常上昇を防止し、もって、
加圧ラップ盤の浮上り現象をなくして極薄片の試料であ
っても均一に研磨することができる硬組織の非脱灰検鏡
薄片研磨機における合せ擦り装置を提供しようとするも
のである。
の冷却水注入孔から放射状に排水路を貫通形成したこと
により、回転ラップ盤と加圧ラップ盤との隙間が極く小
さくなった場合でも、両ラップ盤間の冷却水の一部を排
水路から排出させて水圧の異常上昇を防止し、もって、
加圧ラップ盤の浮上り現象をなくして極薄片の試料であ
っても均一に研磨することができる硬組織の非脱灰検鏡
薄片研磨機における合せ擦り装置を提供しようとするも
のである。
本考案の構成を図面に示された一実施例について説明す
れば、1は水平に回転する回転ラップ盤であって、該回
転ラップ盤1は電動機によって回転駆動されるものであ
り、定速回転または変速機構を介して変速自在としても
よい。
れば、1は水平に回転する回転ラップ盤であって、該回
転ラップ盤1は電動機によって回転駆動されるものであ
り、定速回転または変速機構を介して変速自在としても
よい。
2は加圧ラップ盤であって、該加圧ラップ盤2は上記回
転ラツプ盤1の上面に対向し、加圧調整機構3の昇降ア
ーム4に固定装着され、昇降自在となっている。
転ラツプ盤1の上面に対向し、加圧調整機構3の昇降ア
ーム4に固定装着され、昇降自在となっている。
回転ラップ盤1の上面1aおよび加圧ラップ盤2の下面
2aにはダイヤモンド砥粒がコーティングされている。
2aにはダイヤモンド砥粒がコーティングされている。
上記加圧調整機構3はそれに内蔵されているエアシリン
ダによって昇降アーム4を上下動させる構成のものであ
って、エアシリンダの空気圧を増す方向の動作で加圧ラ
ップ盤2を上昇させ、該加圧ラップ盤2の自動とエアシ
リンダの空気圧とを平衡させる状態で加圧ラップ盤2が
静止し、この平衡状態からエアシリンダの空気圧を減少
させることによって加圧ラップ盤2を下降させる動作を
なすものである。
ダによって昇降アーム4を上下動させる構成のものであ
って、エアシリンダの空気圧を増す方向の動作で加圧ラ
ップ盤2を上昇させ、該加圧ラップ盤2の自動とエアシ
リンダの空気圧とを平衡させる状態で加圧ラップ盤2が
静止し、この平衡状態からエアシリンダの空気圧を減少
させることによって加圧ラップ盤2を下降させる動作を
なすものである。
そして、加圧ラップ盤2による加圧力は平衡状態からエ
アシリンダの空気圧を減少させる程度をもって調整でき
、この加圧力は研磨試料の材質や形状その他研磨条件に
よって適宜設定される。
アシリンダの空気圧を減少させる程度をもって調整でき
、この加圧力は研磨試料の材質や形状その他研磨条件に
よって適宜設定される。
5は自動定寸装置であって、該自動定寸装置5は前記加
圧調整機構3の昇降アーム4に連動するマイクロメータ
6とその下端に対向する電気接点7によって構成されて
おり、マイクロメータ6の下端が電気接点7に当接した
際に回転ラップ盤1の回転を止めて試料の研磨仕上り厚
さを設定するものである。
圧調整機構3の昇降アーム4に連動するマイクロメータ
6とその下端に対向する電気接点7によって構成されて
おり、マイクロメータ6の下端が電気接点7に当接した
際に回転ラップ盤1の回転を止めて試料の研磨仕上り厚
さを設定するものである。
前記加圧ラップ盤2の中心部にはその下面に貫通する冷
却水注入孔8があけられており、この冷却水注入孔8は
加圧ラップ盤2の上面側から昇降アーム4内を経て給水
口に接続され、給水口には水道水源に直結して給水する
ようになっている。
却水注入孔8があけられており、この冷却水注入孔8は
加圧ラップ盤2の上面側から昇降アーム4内を経て給水
口に接続され、給水口には水道水源に直結して給水する
ようになっている。
また加圧ラップ盤2には、上記冷却水注入孔8から放射
状に排水路9が貫通形成されており、これら排水路9は
加圧ラップ盤2の外周面でそれぞれ開口している。
状に排水路9が貫通形成されており、これら排水路9は
加圧ラップ盤2の外周面でそれぞれ開口している。
10は透明材で構成されたガイドリングであって、該ガ
イドリング10は加圧ラップ盤2に対してその上方より
嵌込み自在となっており、回転ラップ盤1と加圧ラップ
盤2の外周縁を覆うものである。
イドリング10は加圧ラップ盤2に対してその上方より
嵌込み自在となっており、回転ラップ盤1と加圧ラップ
盤2の外周縁を覆うものである。
11はニアコンプレッサ、12は操作盤であり、ニアコ
ンプレッサ11は前記加圧調整機構3のエアシリンダに
圧縮空気を供給するためのものである。
ンプレッサ11は前記加圧調整機構3のエアシリンダに
圧縮空気を供給するためのものである。
なお、13は加圧調整機構3の平衡調整弁、14はその
平衡圧力ゲージ、15は同じく加圧調整弁、16はその
加圧力ゲージ、17は加圧速度調整つまみである。
平衡圧力ゲージ、15は同じく加圧調整弁、16はその
加圧力ゲージ、17は加圧速度調整つまみである。
Aは研磨する歯牙および骨、各種結石など硬組織の試料
(切)片を示している。
(切)片を示している。
叙上の如く構成された研磨機を使用するにあたっては、
加圧調整機構3の平衡調整弁13を操作して、加圧ラッ
プ盤2が回転ラップ盤1から適度に離れた位置に静止す
るように平衡調整する。
加圧調整機構3の平衡調整弁13を操作して、加圧ラッ
プ盤2が回転ラップ盤1から適度に離れた位置に静止す
るように平衡調整する。
次いで、自動定寸装置5のマイクロメータ6を操作して
、試料の研磨仕上り厚さを設定する。
、試料の研磨仕上り厚さを設定する。
そして、回転ラップ盤1上に試料Aを載置し、加圧調整
弁15を操作してエアシリンダに送る空気圧を減少させ
れば、加圧ラップ盤2は下降してその差圧分の力で回転
ラップ盤1上の試料Aに適度の押圧力をかけるので、冷
却水注入孔8より一定量の冷却水を供給したうえ、回転
ラップ盤1を回転させれば、試料Aは合せ擦り状態で急
速に研磨される。
弁15を操作してエアシリンダに送る空気圧を減少させ
れば、加圧ラップ盤2は下降してその差圧分の力で回転
ラップ盤1上の試料Aに適度の押圧力をかけるので、冷
却水注入孔8より一定量の冷却水を供給したうえ、回転
ラップ盤1を回転させれば、試料Aは合せ擦り状態で急
速に研磨される。
なお、回転ラップ盤1を回転させるに先だって、加圧ラ
ップ盤2にその外周縁と回転ラップ盤1の外周縁を覆う
ようにガイドリング10を装着して回転中の試料が遠心
力で飛出すのを防止する。
ップ盤2にその外周縁と回転ラップ盤1の外周縁を覆う
ようにガイドリング10を装着して回転中の試料が遠心
力で飛出すのを防止する。
上記の状態で試料Aが自動定寸装置5で設定した厚さま
で研磨されると、マイクロメータ6の下端が電気接点7
に当接してその接点を切るので、回転ラップ盤1は自動
的に停止する。
で研磨されると、マイクロメータ6の下端が電気接点7
に当接してその接点を切るので、回転ラップ盤1は自動
的に停止する。
したがって、合せ擦り形式で急速研磨を行うものであっ
ても、試料Aが過剰に研磨される現象は全く生じない。
ても、試料Aが過剰に研磨される現象は全く生じない。
なお、回転ラップ盤1の上面1aおよび加圧ラップ盤2
の下面2aはダイヤモンド砥粒がコーティングされてい
るので、研磨される試料中に研磨材の残留はなく、清浄
な薄片に研磨できる。
の下面2aはダイヤモンド砥粒がコーティングされてい
るので、研磨される試料中に研磨材の残留はなく、清浄
な薄片に研磨できる。
ところで、加圧ラップ盤2には、その中心部の冷却水注
入孔8から放射状に排出路9が貫通形成されているので
、試料Aの研磨が進行して薄くなり、回転ラップ盤1と
加圧ラップ盤2との隙間が100ミクロン以下になって
も、水圧の上昇分は冷却水注入孔8から排出路9を経て
排出されるので、両うップ1,2間の冷却水の水圧が異
常に上昇することはない。
入孔8から放射状に排出路9が貫通形成されているので
、試料Aの研磨が進行して薄くなり、回転ラップ盤1と
加圧ラップ盤2との隙間が100ミクロン以下になって
も、水圧の上昇分は冷却水注入孔8から排出路9を経て
排出されるので、両うップ1,2間の冷却水の水圧が異
常に上昇することはない。
したがって、加圧ラップ盤2が浮上る現象は全く生ぜず
、試料Aを所定の極薄片にまで均一に研磨することがで
きる。
、試料Aを所定の極薄片にまで均一に研磨することがで
きる。
これを要するに、本考案は、回転駆動される水平状の回
転ラップ盤と、該回転ラップ盤の上面に対向させて昇降
アームにより昇降自在に支持された加圧ラップ盤を設け
、上記加圧ラップ盤を定位置に平衡静止させ、かつ平衡
静止状態から空気圧を減少させた差圧で下降させる加圧
調整機構を設けると共に、上記加圧調整機構には昇降ア
ームに連動するマイクロメータとその下端に対向する電
気接点とをそれぞれ設け、上記マイクロメータの下端が
電気接点に当接した際、回転ラップ盤を自動的に停止さ
せるように構成した硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機にお
いて、上記加圧ラップ盤の中心部には、その上面から下
面に貫通し、上面側を給水源に接続した冷却水注入孔を
設けると共に、加圧ラップ盤にはその中心部の冷却水注
入孔から放射状に排水路を貫通形成したから、回転ラッ
プ盤と加圧ラップ盤との隙間が極く小さくなった場合で
も、両ラップ盤間の冷却水の一部を排水路から排出させ
て水圧の異常上昇を防止し、もって、加圧ラップ盤の浮
上り現象をなくして極薄片の試料であっても予め設定し
た所定の厚さに均一に研磨することができる極めて有用
な実用的効果を奏するものである。
転ラップ盤と、該回転ラップ盤の上面に対向させて昇降
アームにより昇降自在に支持された加圧ラップ盤を設け
、上記加圧ラップ盤を定位置に平衡静止させ、かつ平衡
静止状態から空気圧を減少させた差圧で下降させる加圧
調整機構を設けると共に、上記加圧調整機構には昇降ア
ームに連動するマイクロメータとその下端に対向する電
気接点とをそれぞれ設け、上記マイクロメータの下端が
電気接点に当接した際、回転ラップ盤を自動的に停止さ
せるように構成した硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機にお
いて、上記加圧ラップ盤の中心部には、その上面から下
面に貫通し、上面側を給水源に接続した冷却水注入孔を
設けると共に、加圧ラップ盤にはその中心部の冷却水注
入孔から放射状に排水路を貫通形成したから、回転ラッ
プ盤と加圧ラップ盤との隙間が極く小さくなった場合で
も、両ラップ盤間の冷却水の一部を排水路から排出させ
て水圧の異常上昇を防止し、もって、加圧ラップ盤の浮
上り現象をなくして極薄片の試料であっても予め設定し
た所定の厚さに均一に研磨することができる極めて有用
な実用的効果を奏するものである。
図面は本考案に係る硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機にお
ける合せ擦り装置の一実施例を示すものであって、第1
図は全体の斜視図、第2図は一部の斜視図、第3図およ
び第4図はそれぞれ一部の縦断正面図、第5図は一部の
平面図である。 図中、1は回転ラップ盤、2は加圧ラップ盤、8は冷却
水注入孔、9は排水路である。
ける合せ擦り装置の一実施例を示すものであって、第1
図は全体の斜視図、第2図は一部の斜視図、第3図およ
び第4図はそれぞれ一部の縦断正面図、第5図は一部の
平面図である。 図中、1は回転ラップ盤、2は加圧ラップ盤、8は冷却
水注入孔、9は排水路である。
Claims (1)
- 回転駆動される水平状の回転ラップ盤と、該回転ラップ
盤の上面に対向させて昇降アームにより昇降自在に支持
された加圧ラップ盤を設け、上記加圧ラップ盤を定位置
に平衡静止させ、かつ平衡静止状態から空気圧を減少さ
せた差圧で下降させる加圧調整機構を設けると共に、上
記加圧調整機構には昇降アームに連動するマイクロメー
タと、その下端に対向する電気接点とをそれぞれ設け、
上記マイクロメータの下端が電気接点に当接した際、回
転ラップ盤を自動的に停止させるようにした硬組織の非
脱灰検鏡薄片研磨機において、上記ラップ盤の中心部に
は、その上面から下面に貫通し、上面側を給水源に接続
した冷却水注入孔を設けると共に、加圧ラップ盤にはそ
の中心部の冷却水注入孔から放射状に排水路を貫通形成
したことを特徴と硬組織非脱灰検鏡薄片研磨機における
合せ擦り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980120768U JPS604683Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | 硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機における合せ擦り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980120768U JPS604683Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | 硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機における合せ擦り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5743961U JPS5743961U (ja) | 1982-03-10 |
| JPS604683Y2 true JPS604683Y2 (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=29481439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980120768U Expired JPS604683Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | 硬組織の非脱灰検鏡薄片研磨機における合せ擦り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604683Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-26 JP JP1980120768U patent/JPS604683Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5743961U (ja) | 1982-03-10 |
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