JPS6047003B2 - 高融点金属結体の圧延方法 - Google Patents
高融点金属結体の圧延方法Info
- Publication number
- JPS6047003B2 JPS6047003B2 JP12065780A JP12065780A JPS6047003B2 JP S6047003 B2 JPS6047003 B2 JP S6047003B2 JP 12065780 A JP12065780 A JP 12065780A JP 12065780 A JP12065780 A JP 12065780A JP S6047003 B2 JPS6047003 B2 JP S6047003B2
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- Japan
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- melting point
- plate
- point metal
- hot
- high melting
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高融点金属焼結体とりわけタングステン焼
結体あるいはモリブデン焼結体に適用して有用な圧延方
法に関する。
結体あるいはモリブデン焼結体に適用して有用な圧延方
法に関する。
従来から、タングステンあるいはモリブデンのような
高融点金属の板状物あるいは薄い箔は、通常、次のよう
な工程を経て製造されている。
高融点金属の板状物あるいは薄い箔は、通常、次のよう
な工程を経て製造されている。
例えば、タングステンあるいはモリブデンにあつては
、まずこれら高融点(タングステンの融点:3410゜
C、モリブデンの融点:2620℃)金属粉末の圧粉体
を例えば水素のような還元雰囲気中で約1000℃〜1
800℃の温度で焼成する。得られた焼成体を同じく水
素のような還元雰囲気中で約2300℃に通電加熱して
、焼き固め、焼結体を形成する。 このとき、該焼結体
は金属の結晶粒から構成されており、いまだ靭性を備え
ていない。
、まずこれら高融点(タングステンの融点:3410゜
C、モリブデンの融点:2620℃)金属粉末の圧粉体
を例えば水素のような還元雰囲気中で約1000℃〜1
800℃の温度で焼成する。得られた焼成体を同じく水
素のような還元雰囲気中で約2300℃に通電加熱して
、焼き固め、焼結体を形成する。 このとき、該焼結体
は金属の結晶粒から構成されており、いまだ靭性を備え
ていない。
そのため、つぎに該結晶粒に外力を加えて該結晶粒を扁
平形状に変形せしめ、その靭性等の有用な特性を付与す
ることが行なわれる。それは一般に鍛造、圧延工程とし
て行なわれている。該焼結体は還元雰囲気中、800〜
1600℃て加熱されて、熱間鍛造せしめられた後、同
じく還元雰囲気中で熱間圧延されて板状物あるいは箔と
なる。 上記の工程において、熱間圧延は全体として、
高温域から低温域へと数段階に区分される温度域、で段
階的に行なわれ、それぞれの温度域において該金属板は
回転する圧延ロールの間に複数回往復かみ込まされて金
属の結晶粒は段階的に徐々に扁平形状へと圧延される。
平形状に変形せしめ、その靭性等の有用な特性を付与す
ることが行なわれる。それは一般に鍛造、圧延工程とし
て行なわれている。該焼結体は還元雰囲気中、800〜
1600℃て加熱されて、熱間鍛造せしめられた後、同
じく還元雰囲気中で熱間圧延されて板状物あるいは箔と
なる。 上記の工程において、熱間圧延は全体として、
高温域から低温域へと数段階に区分される温度域、で段
階的に行なわれ、それぞれの温度域において該金属板は
回転する圧延ロールの間に複数回往復かみ込まされて金
属の結晶粒は段階的に徐々に扁平形状へと圧延される。
しカルながら、この熱間圧延工程において、該フ金属
板がある温度域から次の温度域に移送せしめられて後者
の温度域で熱間圧延されるとき、該金属板の板厚方向の
中央部に圧延方向(流れ方向)に沿つて大きく亀裂が入
り、極端な場合には2枚の板に分離するという事態の生
ずることがある。
板がある温度域から次の温度域に移送せしめられて後者
の温度域で熱間圧延されるとき、該金属板の板厚方向の
中央部に圧延方向(流れ方向)に沿つて大きく亀裂が入
り、極端な場合には2枚の板に分離するという事態の生
ずることがある。
とくに、該熱間圧延工程の初期段階で上記の現象は顕著
であり、板圧延において不良率30〜50%に達するこ
とがある。このような現象の原因は必ずしも解明されて
いないが、回転する圧延ロールが板をかみ込み始める時
、該圧延ロールによつて水平方向への張力を付与された
板表面に存在する金属の結晶粒が、該板の板厚方向の中
央部へともたれ込むためと推論される。
であり、板圧延において不良率30〜50%に達するこ
とがある。このような現象の原因は必ずしも解明されて
いないが、回転する圧延ロールが板をかみ込み始める時
、該圧延ロールによつて水平方向への張力を付与された
板表面に存在する金属の結晶粒が、該板の板厚方向の中
央部へともたれ込むためと推論される。
本発明は、このような不都合を解消した高融点金属板の
圧延方法を提供することを目的とする。
圧延方法を提供することを目的とする。
本発明方法は、高融点金属焼結体を800〜1600℃
において鍛造して板状体とし、ついでこの板状体の圧延
方向の端部を板厚方向に熱間鍛造してクサビ形状とした
のち熱間圧延することを特徴とするものである。本発明
方法においては、まず、高融点金属焼結体を800〜1
600℃において鍛造する。
において鍛造して板状体とし、ついでこの板状体の圧延
方向の端部を板厚方向に熱間鍛造してクサビ形状とした
のち熱間圧延することを特徴とするものである。本発明
方法においては、まず、高融点金属焼結体を800〜1
600℃において鍛造する。
一般に焼結体は室温においては脆性を有し、温度の上昇
に伴つて延性を発現せしめられるが、温度がある値を超
えて上昇すると粒界強度が粒内強度より小さくなつて逆
に延性が低下するという性質を有する。したがつて、熱
間加工においては、焼結体が、高い延性を有する温度範
囲を選択する必要がある。このようにして得られた温度
範囲が800〜1600結Cである。ついで、上記工程
により熱間鍛造されて結晶粒jが扁平化している金属板
の端部は、更に板厚方向に熱間鍛造されて図に示す如き
クサビ形状に変形される。
に伴つて延性を発現せしめられるが、温度がある値を超
えて上昇すると粒界強度が粒内強度より小さくなつて逆
に延性が低下するという性質を有する。したがつて、熱
間加工においては、焼結体が、高い延性を有する温度範
囲を選択する必要がある。このようにして得られた温度
範囲が800〜1600結Cである。ついで、上記工程
により熱間鍛造されて結晶粒jが扁平化している金属板
の端部は、更に板厚方向に熱間鍛造されて図に示す如き
クサビ形状に変形される。
図は、厚さT。,幅Wの金属板1を示し、その先端部が
長さLにわたつて板厚がT。からT1へ徐々に低減され
、クサビ形部分1aを形3成している。クサビ形先端の
板厚T1およびクサビ形部分1aの長さLはどのように
設定してもよいが、加工の安定性からT1/TO≦0.
8,L/W≧1.咽度であることが好ましい。このとき
、端部における金属の結晶粒は、他の部分と比べて一層
4扁平化しており、したがつて該端部の靭性もまた向上
している。本発明の熱間鍛造の条件は、板の性状、厚み
あるいはどの段階の熱間圧延かで種々に変動せしめられ
る。本発明方法において、金属板の端部は、クサビ形状
に変形しておりかつその金属結晶粒も扁平化して靭性を
向上しているので、それぞれの端部から圧延ロールにか
み込まれる場合にも、板表面の金属結晶粒が板厚方向中
央部にもたれ込むことがなくなる。
長さLにわたつて板厚がT。からT1へ徐々に低減され
、クサビ形部分1aを形3成している。クサビ形先端の
板厚T1およびクサビ形部分1aの長さLはどのように
設定してもよいが、加工の安定性からT1/TO≦0.
8,L/W≧1.咽度であることが好ましい。このとき
、端部における金属の結晶粒は、他の部分と比べて一層
4扁平化しており、したがつて該端部の靭性もまた向上
している。本発明の熱間鍛造の条件は、板の性状、厚み
あるいはどの段階の熱間圧延かで種々に変動せしめられ
る。本発明方法において、金属板の端部は、クサビ形状
に変形しておりかつその金属結晶粒も扁平化して靭性を
向上しているので、それぞれの端部から圧延ロールにか
み込まれる場合にも、板表面の金属結晶粒が板厚方向中
央部にもたれ込むことがなくなる。
そのため、従来起生した板中央部における亀裂の発生す
ることが防止される。以下に本発明を実施例に基づいて
説明する。
ることが防止される。以下に本発明を実施例に基づいて
説明する。
ノ実施例モリブデン粉末を約2t0n/Cltの圧力で
圧縮予備成形して、たて300T1rm横907rfm
厚み90薗のモリブデン圧粉体2柵を得た。
圧縮予備成形して、たて300T1rm横907rfm
厚み90薗のモリブデン圧粉体2柵を得た。
ついで、該圧粉体を約1200℃の水素炉中で焼成した
後、2300℃にて通電加熱して焼結体を得た。該焼結
体はたて250TWi横80TnInの直方体で嵩比重
は9.8g/c#Tであつた。このモリブデン焼結体を
水素雰囲気中で加熱し、熱間鍛造してたて(長さ)38
『横(幅)120?厚み35Tnmのモリブデン板2倣
を作製した。熱間鍛造時の加熱温度は1200℃であつ
た。ついで、2敗のモリブデン板を2群にわけ、うち1
敗のモリブデン板の両端部約10hを板厚方向に更に熱
間鍛造して、テーパ角約20をのクサビ形状に変形せし
めた。
後、2300℃にて通電加熱して焼結体を得た。該焼結
体はたて250TWi横80TnInの直方体で嵩比重
は9.8g/c#Tであつた。このモリブデン焼結体を
水素雰囲気中で加熱し、熱間鍛造してたて(長さ)38
『横(幅)120?厚み35Tnmのモリブデン板2倣
を作製した。熱間鍛造時の加熱温度は1200℃であつ
た。ついで、2敗のモリブデン板を2群にわけ、うち1
敗のモリブデン板の両端部約10hを板厚方向に更に熱
間鍛造して、テーパ角約20をのクサビ形状に変形せし
めた。
熱間鍛造時の加熱温度は1000℃であつた。得られた
モリブデン板を、水素雰囲気中で加熱して熱間圧延ロー
ルし、たて(長さ)3800rm横(幅)140T1U
rt厚み3?のモリブデン板を作製した。
モリブデン板を、水素雰囲気中で加熱して熱間圧延ロー
ルし、たて(長さ)3800rm横(幅)140T1U
rt厚み3?のモリブデン板を作製した。
圧下量は32wrmであつた。このときの熱間圧延は加
熱温度1000℃でバス回数15回であつた。
熱温度1000℃でバス回数15回であつた。
このようにして得られたモリブデン板1敗には、いずれ
も流れ方向の亀裂は観察されなかつた。
も流れ方向の亀裂は観察されなかつた。
他の1敗のモリブデン板は、そのまま上記と同一の条件
で熱間圧延した。
で熱間圧延した。
5枚の板には、その中央部に圧延方向に沿つて長い亀裂
のはいつていることが観察され、残りの5枚も表面に小
さな亀裂が見られた。
のはいつていることが観察され、残りの5枚も表面に小
さな亀裂が見られた。
以上の結果から明らかなように、本発明方法は熱間圧延
工程において流れ方向の亀裂発生がなく、極めて工業的
に有用であることが判明した。
工程において流れ方向の亀裂発生がなく、極めて工業的
に有用であることが判明した。
図は本発明方法において、とくに熱間鍛造によりクサビ
形状とされた高融点金属板の形状を説明するための斜視
図である。 1・・・・・・金属板、1a・・・・・・クサビ形部分
。
形状とされた高融点金属板の形状を説明するための斜視
図である。 1・・・・・・金属板、1a・・・・・・クサビ形部分
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高融点金属焼結体を800〜1600℃において鍛
造して板状体とし、ついでこの板状体の圧延方向の端部
を板厚方向に熱間鍛造してクサビ形状としたのち熱間圧
延することを特徴とする高融点金属焼結体の圧延方法。 2 該高融点金属焼結体がタングステン焼結体あるいは
モリブデン焼結体である特許請求の範囲第1項記載の高
融点金属焼結体の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12065780A JPS6047003B2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 高融点金属結体の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12065780A JPS6047003B2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 高融点金属結体の圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5747510A JPS5747510A (en) | 1982-03-18 |
| JPS6047003B2 true JPS6047003B2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=14791654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12065780A Expired JPS6047003B2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 高融点金属結体の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047003B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114192599B (zh) * | 2021-11-30 | 2023-08-18 | 英特派铂业股份有限公司 | 一种铂或铂铑带、片材的制作方法 |
-
1980
- 1980-09-02 JP JP12065780A patent/JPS6047003B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5747510A (en) | 1982-03-18 |
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