JPS6048230B2 - 自己接着性弾性層を有する被覆施工法 - Google Patents

自己接着性弾性層を有する被覆施工法

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JPS6048230B2
JPS6048230B2 JP8427276A JP8427276A JPS6048230B2 JP S6048230 B2 JPS6048230 B2 JP S6048230B2 JP 8427276 A JP8427276 A JP 8427276A JP 8427276 A JP8427276 A JP 8427276A JP S6048230 B2 JPS6048230 B2 JP S6048230B2
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lining
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adhesive
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貞一 外村
俊介 中山
潔 中沢
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自己接着性弾性層を有する被覆施工法に関する
。
更に詳しくは鉄、ステンレス、アルミニウムなどの金属
表面およびコンクリート、モルタル、スレートなどの無
機構造材表面の長期保護、防水性、耐薬品性の改善なら
びに耐衝撃性、クッション性を併せ有する被覆の施工法
に関する。従来、鉄やアルミニウムの腐食防止には種々
の塗料が用いられている。
しかし塗料塗膜の膜厚は1回塗ではたかだか20〜10
0μを薄く、長期耐食性を得るためには塗料を数回繰返
して塗り重ねる必要があつた。また500〜1000μ
の膜厚を得ることは容易な事ではなく、就中腐食性の著
しい海・洋、海浜或は工業地域の構造物やプラントの長
期耐食性を期待することは困難であつた。特にアングル
や切断個所のエッジ部、溶接部のバリの部分あるいは接
合部の内側などは膜厚が薄くなり易く、発情も早期に見
られた。か)る欠点を改良するためにプラスチツクテー
プの片面に粘着剤を施した粘着テープを用いる方法が提
案されているが、テープの重ね合せ部分が一体化せず間
隙を生ずる欠点があり、オーバーラップした部分と、し
ていない部分の厚さの相違による段差を生するとか、テ
ープの末端や周辺部から剥れ易い欠点があつた。
更に鉄やコンクリート床において耐酸性を付与したり歩
行、走行の滑り止めを目的としたエポキシ樹脂に硅砂な
どを混合し、厚膜に施工して硬化させる樹脂モルタル仕
上げが行れている。
しかし 一この方法も、広い面積を一度に施工すると、
樹脂モルタルの硬化収縮性が大きいため各所に亀裂を生
じたり、剥離し易くなり、かつ耐酸性や滑り止めの目的
が達成されなかつた。それ故その改良のために予め目地
を切り、樹脂モルタルライニングを行い、目地を後から
コーキング剤などで埋め込むようなことが行れている。
しかし、この場合、目地の耐薬品性が劣ることや、鉄板
やコンクリートと樹脂モルタルの熱膨張率の差異や、鉄
板のたわみ、コンクリートの経時的ヒビ割れが原因とな
り、樹脂モルタルライニング施工面に亀裂が起り易く、
かつ剥離や薬液、水分の浸透などにより、その耐久性が
短縮される場合が多かつた。更にコンクリート、モルタ
ル施工構造物においては、基材の硬化収縮によるヘアー
クラックや、.構造上の応力、歪による亀裂の発生によ
り表面被覆材はそれに抗しきれなくなり、基材と共にヘ
アークラック、亀裂を生ずることが散見された。
そのため、特別に伸び率の大きい軟質ウレタンの塗布や
プラスチックやゴムシートの接着により亀裂−を生じな
いコンクリート防水施工法が開発されている。しかし、
塗布による方法は膜厚が薄く、又、流動性があるため、
流れ易く、凹凸の激しいコンクリート面などでは均一な
厚膜の施工が行えないこと、またシート防水施工法にお
いてはシー3卜の接着性やシートの貼合せ又は重ね合せ
面において、接着不良や完全な遮断効果を得にくいなど
の欠点が見られた。更に、鉄やアルミニウム製のタンク
、コンクリート貯水槽、排水溝など、高濃度の酸、アル
カ4リ、塩に接触する樹脂ライニングにおいても、金属
とライニング層との熱膨張、収縮の差異による熱ショッ
クおよび金属面の外的応力歪によるライニング層の亀裂
や剥離、あるいはコンクリート面における基材の亀裂に
よるライニング層の亀裂、剥離等の欠陥が生じていた。
本発明は前述の如き従来技術の欠点を改良することを目
的とするものである。
すなわち、水平構造の基材は勿論のこと、垂直面や天井
面に対して厚膜て均等な膜厚を有し、しかも耐衝撃性、
弾性、接着性、耐酸性、耐アルカリ性、硬度、引掻強度
、伸張率、復元性、耐歪性等にすぐれた、自己接着性、
弾性層を有する被覆施工法を提供しようとするものであ
る。本発明は、基材表面上に、(a)部分加硫ゴム10
〜5踵量%、粘着付与剤10〜5種量%および充填剤5
〜7腫量%からなる厚さ0.3〜3TWLの自己粘着
性テープを圧着し、ついで(b)FRPライニング、フ
レークライニング、レジンモルタルライニングの少くと
も一種を施すことを特徴とする自己接着性、弾性層を有
する被覆施工法に関する。
本発明の施工法において、第一層目の自己粘着性テープ
に用いられるゴムとしては、天然ゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴム、ニトリルゴム、ポリイソプレンゴム、ポリ
ブタジエン、エピクロルヒドリンゴム、クロロスルホン
化ポリエチレン、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、エチレンープロピレンージエンゴム、ウレタンゴム
等が挙げられる。
特に耐熱性、耐屈曲性、耐蒸気性、耐引裂性、耐ガス透
過性、耐オゾン性などの点からブチルゴム、エピクロル
ヒドリンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ハイパロン
などが好ましい。未加硫の原料ゴムは硫黄、有機硫黄化
合物、有機過酸化物、金属酸化物、ポリアミン、ポリイ
ソシアネートなどの加硫剤や、必要に応じ、アルデヒド
−アミン反応生成物、ジチオカーバメート類、グアニジ
ン類、チウラム類などの加硫促進剤を用い常法により加
硫を行つて、部分加硫したゴムとする。本発明において
前記ゴムが未加硫であると、温度による塑性流動の依存
性が大きく、弾性や引張強度が低く、酸化による脆化が
早く、耐久性に乏しい。
一方、加硫が過多になると硬質となり、弾性や伸び率が
低下するので不適当となりそれ故、部分加硫にとゞめる
ことが必要である。
最適加硫範囲は、使用するゴムの種類により異るが、引
張り強さの最高値を示すよりも伸長率が最高値を示す程
度の加硫が適し、伸び率は400〜1500%、引張強
度は0.5〜8k9/C7lであることが望ましい。な
お、酸素、オゾン、光、熱による変化や疲労による劣化
をなるべく少くする効果のある、アミン類、アミン−ア
ルデヒド反応物、アミン−ケトンb反応物、フェノール
類などの老化防止剤を加えることが望ましい。本発明に
於ける自己粘着性テープ中に含まれる部分加硫ゴムはテ
ープの全配合物に対し10〜5踵量%、好ましくは15
〜45重量%用いる。
この範囲1より部分加硫ゴムが少いと、テープの伸びの
不足による切断や、弾性が不足して、本発明の意図する
諸目的を達成することができない。逆に多過すぎると、
基材に対する接着力やテープ同志の感圧自己接着性か低
下する。又、本発明における自己粘着性テープに使用さ
れる粘着付与剤としては、ポリブテン樹脂、テルペン樹
脂、ポリイソブチレン樹脂、エステル化ロジン、キシレ
ン樹脂、水添石油樹脂、などが用いられる。
又、タールや鉱油などを併用することも出来る。該粘着
付与剤はテープ同志の継ぎ目や重ね合せ目を感圧粘着し
、一体化し隙間がなく、また経時的にテープ同志が剥れ
ることを無くすような自己接着性を与えるための必須成
分である。またこの成分により鉄やコンクリートなど被
施工基材に対し、特別な接着剤を予め施さなくても手動
ロールなどで押しつける圧力て強固に粘着する効果を示
すようになる。自己粘着性テープ全配合物中に占める該
粘着付与剤の量は、10〜印重量%、好ましくは、15
〜45重量%である。この使用量が前記範囲より少い場
合にはテープの自己感圧接着力か失われ、一方被施工基
材に対する粘着性が十分でなくなる。またこの使用量が
前記範囲より多くなり過ぎると、高温度における塑性流
動を起し、テープの保存中での変形流動や施工後の膜厚
変化が生じたり、上層に塗布する層にすれやしわを生ず
る原因になるので好ましくない。本発明において、自己
粘着性テープには、更に充填剤を含む。
該充填剤としては、カーボンブラック、微粉末シリカ、
ケイ酸カルシウム、亜釦f(華、クレー、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、タルク、カオリ
ンなどが用(゛られる。必要に応じて、チタン白、チタ
ンエロー、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
ーン、キナクリドンレツドなど種々の無機および有機の
一般の着色顔料あるいはジンククロメート、ストロンチ
ウムクロメート、鉛丹、鉛酸カルシウムなど鉄やアルミ
ニウムに対する防錆顔料を加えることが出来る。該充填
剤の量はテープ全配合中5〜旬重量%、好ましくは10
〜印重量%てある。該充填剤が前記範囲より少いとテー
プが高温時に塑性流動を起し易く、また前記範囲より多
いと伸びや弾性などの物性が低下すると同時に感圧自己
接着性や基材に対する粘着力が低下するのて好ましくな
い。前記の如き諸成分からなる自己粘着性テープは、ロ
ールやパンバリーミキサーで素練し、熱ロールにかけた
後、カレングーや押出機により均一な厚さに調節して製
造され、離型紙の上に乗せ巻取つて保存される。
該テープの膜厚は、0.3WUTL〜3771771と
する。通常0.5〜1.57T11ftの間が実用的で
ある。尚、自己接着性テープを製造する際に、テープの
両面又は片面あるいは内部に補強材として無機又は有機
質繊維を使用することも可能てある。
例えは、クロスあるいは不織布としてガラス質のクロス
、チヨツプドストランドマツト、サーフエイスマット、
ビニロンあるいはポリプロピレンクロ・ス、カーボン繊
維クロスおよびマットあるいは合成樹脂の複合強化用不
織布〔例えば日本石油化学(株)製商品名日石ワリフ等
〕などが単独あるいは組合せて使用出来る。本発明にお
いて該テープの巾や長さは取扱い易フい様にまた施エエ
事基材の面積などに合せて自由に変形可能である。
本発明で云う「FRPライニング」とは、無機または有
機質繊維クロスあるいは不織布等に種々の合成樹脂を塗
布、含浸させて得られる強化プラ5スチツクライニング
をいう。
前記無機または有機質繊維のクロスまたは不織布として
は、ガラスのクロス、チヨツプドスプランドマツト、サ
ーフエーシングマツトやビニロンあるいはポリプロピレ
ンクロス、カーボン繊維ク゛oロスおよびマット、ある
いは合成樹脂の複合強化用不織布〔例えば日本石油化学
(掬製商品名:日石ワリフなど〕が用いられる。
この中ではガラスクロスやガラスチヨツプドストランド
マツトが物性と経済性の面から代表的てかつ好ましいも
のてある。前記種々の素材繊維の組合せや、クロスとマ
ットの組合せは目的によつて自由に採用することがてき
る。
本発明における上記無機または有機繊維のクロスまたは
不織布に塗布、含浸させる樹脂としては、アミンまたは
ポリアミド硬化性エポキシ樹脂、ポリオ−ルーポリイソ
シアネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエス
テル樹脂、フラン樹脂など通常市販されているものが用
いられる。これらの樹脂は室温で硬化すること、また塗
布容易で含浸が十分行われること、溶剤など揮発成分が
全く無いかあるいは殆んどなく、厚膜の硬化膜が得易く
、クロスやマットを十分に包含し目痩が小さいこと、お
よび硬化膜の硬度が高く、外圧や衝撃に抗し得る強化層
となることが必要である。このため、特にポリオ−ルー
ポリイソシアネート樹脂、不飽和ポリエステルやビニル
エステル樹脂は常温で低粘度て含浸性、施工性がよく、
適当な硬化触媒を加えれは速硬化性て工期短縮によく、
また特にビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂、イソフタ
ル酸系不飽和ポリエステル樹脂、ビスフェノール系不飽
和ポリエステル樹脂は耐酸、耐アルカリ性、耐水性、耐
湿性、耐オゾン性などの性質も優れているのて好適であ
る。本発明て云う「フレークライニング」とは、ガlラ
スフレーク、グラファイトフレーク、マイカフレーク等
に各種合成樹脂を混練したコンパウンドから得られるラ
イニングをいう。
該合成樹脂としては、前記FRPライニングで用いられ
る樹脂、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポ3りエステル樹
脂、ウレタン樹脂、フラン樹脂、ビニルエステル樹脂な
ど通常市販されているものが好適に使用される。
更に、本発明で云う「レジンモルタルライニング」とは
、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポリエス3テル樹脂、ウ
レタン樹脂、フラン樹脂、ビニルエステル樹脂等に、ケ
イ砂などを混合して得られる樹脂モルタルライニングを
いう。
次に本発明における施工発明の詳細な説明する。
”′まず基材てある金属やコンクリート面に対し、部
分加硫コム、粘着付与剤および充填剤から成る自己粘着
性テーーブ(離型紙を使用して巻取つたもの)を貼付け
る。自己粘着性テープは離型紙の上からローラーで押え
つけることによつて、基材に容易にかつ確実に均一な厚
さで接着する。その後離型紙を剥がす。該テープの継ぎ
合せ部分は、テープの端末を間隙を開けず隣接させ、合
せ目の上に離型紙をおいて、ロールなどで押えつけると
、テープの弾性による変形と自己接着性により、合せ目
はテープ同志接合し一体化する。
かくして通常のプラスチックテープや、ゴムシートなど
の場合のように特別フな接着剤や加熱熔着などを特に必
要とせず、しかも接合面の接着不良による透水性防止効
果の低下や接合面での膜厚の不均一性もない、平滑完全
不透過層が得られる。本発明に於けるテープの継ぎ合せ
法の別の態様・としては、先に自己粘着性テープを圧着
し、離型紙を剥した層上に次のテープをいくらか重ね合
せて圧着する方法がある。
この方法によつても完全一体化した不透過層が構成出来
る。なお基材には予め、塗料が塗布されていてもそれが
確実に基材に固着していれば、その上に前記テープの施
工を行つても支障はない。
次に前記粘着性テープ上に1FRPライニング、2フレ
ークライニング、3レジンモルタルライニングを施す。
例えば前記FRPライニングの場合、テープ施工面の上
に無機又は有機質繊維のクロスまたはマットを貼付ける
。これはクロスまたはマットをテープの上に乗せロール
で圧着する方法による。この場合テープ表面は粘着性が
強いので特に接着剤を施す必要はなく、クロスやマット
とテープの接触面は、クロスやマットが幾分テープ内部
に入り込んだ様な状態になる。またクロスやマットはテ
ープの粘着性遮断層となり、ロール圧着などの作業の困
難性はない。ついで、テープ上に浮出しているクロスや
マットに対して樹脂の塗布、含浸を行う。
例えは不飽和ポリエステル樹脂などを流展又はスプレー
し、脱泡ロールにより繊維への含浸と膜中に含まれる気
泡を除去する。又、前記と同様にしてガラスフレーク、
グラファイトフレーク、マイカフレークなどを用いてフ
レークライニングを行うことも出来る。更に前記自己粘
着性テ−プーhに、前述したレジンモルタルをコテ等に
より塗布することも出来る。
尚、本発明において「FRPライニング、フレークライ
ニング、レジンモルタルライニングの少くとも一種を施
す」とは、前記自己粘着性テープ上に、(1)FRPラ
イニングを一層もしくは二層以上施す、(2)フレーク
ライニングを一層もしくは二層以上施す、(3)レジン
モルタルライニングを一層もしくは二層以上施す、(4
)FRPライニングの上にフレークライニング及び/又
はレジンモルタルライニングを施す、(5)フレークラ
イニングの上にFRPライニング及び/又はレジンモル
タルライニンクを施す、等の各種の組合せを包含する。
特に本発明においては、自己粘着性テープ上にFRPラ
イニングを施すことが一番好ましい。かくすることによ
り抗張力、引張強度、圧縮強度などの強大な強化プラス
チック層が形成され、粘着テープ層との複合により強化
プラスチックの欠点である基材への接着不良による剥離
や熱ショック或は歪および耐クリープ性による亀裂や疲
労による強度低下の防止がてき、耐衝撃性が著しく向上
される。加えてクッション性、耐震性などの特性が得ら
れる。尚、本発明の施工法により得られた被覆層上に更
に通常の常温乾燥性の油性あるいは合成樹脂塗料を塗布
して表面の着色あるいは保護を行つたり、適度の粒径の
ジルコンサンド、アルミナ、ボーキサイト粒子を散布し
て滑り止め効果をもたせたり、ウレタンエラストマー等
を貼着して防水性を付与したりすることも可能である。
前記の如くして得られた本発明の被覆層は、耐衝撃性、
弾性、接着性、耐酸性、耐アルカリ性、硬度、引掻強度
、伸張率、復元性、耐歪性等のすぐれたものである。
次に前記本発明の施工法により構成される自己接着性と
弾性層を有する積層被覆膜の一断面の概要を第1図に示
す。
第1図において、1は基材であり、例えは軟鋼、ステン
レス、アルミニウム、銅などの金属またはコンクリート
、モルタル、スレートなどの無機構造材てある。
2は自己粘着性テープである。
すなわち部分加硫したコムに粘着付与剤や充填剤を配合
した自己粘着性を有し弾性、伸ひ率の優れたテープの層
である。3は繊維クロスまたはマットを2に圧着し、か
つ常温硬化性樹脂を塗布、含浸させた硬化膜てある。
4は通常の塗料またはライニング層(FRP)フレーク
あるいはレジンモルタルライニング層)である。
本発明の施工法を適用出来る分野としては、化学、石油
プラント、貯槽、水処理、廃気処埋設備等の耐薬品ライ
ニング;海洋や港湾施設の長期防食;鉄、コンクリート
における剥離やヒビ割れのない耐酸床仕上げ;歩道橋、
飛行甲板などの滑り止め舗装;コンクリート製プール、
廃水貯槽、建築構造物などの耐亀裂、洩水、防水仕上げ
;ライニング鋼管の接合部の現場防食施工;長大橋のメ
イン,ケーブル、ハンガーケーブルなどのワイヤーロー
ブの防食ラッピング施工等巾広い分野に、巾広い適用が
可能である。従つて、上記羅列例に限定されるものでな
く、当業者が容易に想到しうる適用例に同等に使用可能
であることは論をまたない。以下本発明の詳細な説明例
により示す。
実施例に記載する「部」又は「%」は夫々「重量部」又
は「重量%」をもつて示す。実施例1 部分加硫コムと粘着性付与剤および充填剤からなる自己
接着性、弾性を有するテープは第1表に示す配合により
ニーダーで均一に分散した後、押出機により巾10−、
厚さ1−て押出し離型紙の上に乗せ巻取り、適宜一定の
巾に裁断した。
第1表の組成から成るテープを夫々巾10077Z77
1、長さ300Twt)厚さ5m77Iのスレート板の
片面に全面1にわたつて貼着し、剥型紙の上をローラー
で2〜3回押えた後、剥型紙を剥した。得られたテープ
の表面は非常に粘着性が強かつた。該テープの上にガラ
スチヨツプドストランドマツトを2枚重ね、ローラーで
3〜4回押えた後、硬化剤を加えたビスフェノール系不
飽和ポリエステル樹脂をチヨツブドストランドマツトが
完全に含浸するようにロール刷毛で塗り広げ、脱泡ロー
ルで気泡を除いて室温で硬化させた。いずれも2〜3時
間て硬化し積層硬化層の表面は硬く、粘着性がない状態
になつた。
この硬化層の上にエポキシ樹脂白色塗料〔シェル化学(
キわ製商品名エピコート1001に白色顔料を混合した
主剤に硬化剤としてポリアミド樹脂を加えた塗料〕を2
回塗りし、室温て硬化させて比較試験に供した。*’(
試験片A)一方、最初の自己接着性弾性テープ貼付けを
省いた他は同様にして得られた試験片(試験片B)、自
己接着弾性テープの代りにガラスチヨツプドマツトを4
層に増加した試験片(試験片C)、エポキシ樹脂塗料の
みを塗装した試験片(試験片D)本発明のテープNO.
l〜5のみ貼付けた試験片(試験片E)および全く被覆
施工を行わないスレート板基材(試験片F)を比較とし
て加えた。
試験結果を第2表に示す。尚テープの種類は5種類ある
がいずれのものも同様の結果であつた。第2表の試験結
果より明らかに本積層被覆施工皮膜は強靭てあり接着性
、弾性、耐衝撃性、防水、耐薬品性が優れ、基材の物理
的並に化学的保護作用が顕著であることが判る。L−ー
ーーニーーー 〜−ーーー −ー[(注)試験方法 (ハ 指を表面に押しつけて粘着、非粘 (2) 鉛筆硬度試,験による。
(3) 引掻試験器(荷重100V)によ 。
を判定。実施例21前記第1表に記載されている各組成
によつて、厚さIwr!nおよび2TWLのテープを各
々作成し、巾100−、長さ500Trrm)厚さ57
7rmのスレート板を垂直にして貼付け、その上にガラ
スローピングクロスを一層貼り、ローラーにより圧着し
、硬化剤を加.えたイソフタル酸系不飽和ポリエステル
樹脂をロール刷毛により塗布し脱泡ロールを使用して含
浸、脱泡を行つた。
この積層被覆膜は約1.時間て硬化した。該硬化層の上
にアクリル・ウレタン樹脂塗料を2回塗布し、室温硬化
して試験に共し;た。一方比較例としてポリエステル−
ジアミン・グリコール硬化型ウレタンエラストマー〔大
日本インキ化学工業(掬製商品名:パンデツクス〕を前
記と同様に垂直に立てたスレート板に刷毛やロール刷毛
、コテなどにより出来るだけ厚く塗布するようにしたが
垂れ下り易くスレート面の膜厚は上部で約30ミクロン
、中程で50〜60ミクロン、下部で100〜200ミ
クロンと相対的には薄く、又膜厚は不均一であり、ガラ
スローピングクロスの貼付けではローピングクロスのズ
リ下りがあり施工は困難を極め又樹脂を含浸させた後の
状態は、ローピングクロスの網目の樹脂の充填が悪くク
ロス目が著しく浮き上つた状態になつた。
エポキシ樹脂塗料を塗布して得られた試験片を実施例1
と同様な性 フ能試験を行つたが、前記本発明に係る施
工皮膜は実施例1と同等の極めて優れた性能を示した。
しかし比較例の積層皮膜は弾性、や機械的強度に乏しく
実施例1の第2表比較例Dと類似する性能しか示さなか
つた。 つ本実施例により本発明の均一な弾性層を形成
する施工の特長が明らかである。
実施例3 コンクリート製U字型排水溝の目地切部(目地の間隔3
〜6=)に、前記第1表に記載されたNO..4の組成
による厚さ0.8、巾100T!Rlftのテープを圧
着し、その上にビニロンクロス2枚を圧着し、硬化剤と
してトリエチルアミンを加えた液状エポキシ樹脂〔シェ
ル化学(掬製商品名:エビコート828〕を塗布、脱泡
ロール含浸、脱泡し24時間硬化させた後、実施例1に
記載したエポキシ樹脂塗料を1回塗りし、10日間乾燥
させた。
又、コンクリート製貯水槽に0.5〜1m77tの巾で
クラックを生じている部分に前記同様の施工を施した。
かくして得られたコンクリートの目地やクラック部の積
層被覆部には割れを生ぜず完全にシールされた状態が維
持された。自己接着性弾性テープを用いす硬化剤を混合
した液状エポキシ樹脂とビニロンクロスを用い、ビニロ
ンクロスを3乃至5層積層し、エポキシ樹脂塗料を塗装
して得られた目地やコンクリートひび割れ部分は施工後
3〜10日後には表面に目地、ひび割れに沿つた0.1
〜0.2wLの細長い割れが1〜3筋発生し、防水シー
ルは不完全であることが外見・上からもはつきり認めら
れた。
又、エポキシ樹脂塗料を6回塗り重ねたが、目地やコン
クリートのひひ割れは、阻止することが出来なかつた。
実施例4部分加硫ブチルゴム25部、テルペン樹脂2揶
、フジンククロメート2盲、炭酸カルンウム3瑯、微粉
シリカ5部からなる厚さ1wrm)巾75−の離型紙を
はさんだ連続巻取りテープを作成し、これを巾75Tr
Un)長さ30()Mm)厚さ1.6TfU!lのサン
ドブラストした軟鋼板に圧着し、剥型紙を剥力化た後、
ガラスフチヨツプドストランドマツト2枚を圧着した。
ついでメチルエチルケトンパーオキサイドを硬化剤とし
て加えたビニルエステル樹脂を含浸させ硬化した後、同
じ樹脂でガラスサーフエージングマツトを含浸積層し、
常温硬化させて試験片を作成した。(試験片G)一方比
較のため同一の大きさのサンドブラスト軟鋼板に上記と
同じ樹脂でガラスチヨツプドストランドマツト2層とサ
ーフエーシングマツトー層を積層して常温硬化させて試
験片(試験片H)を,*作成した。
又、前記試験片Hに於いてガラスチヨツプドストランド
マツトを4枚重ねた積層試験片(試験片I)を作成し各
々試験に供した。試験結果を第3表に示す。
実施例5 巾257Trm)長さ125−、厚さ1.6TWLのサ
ンドブラストした軟鋼板を巾25TrrWLの面て2枚
つき合せ1組とし、実施例4の試験片C.H.Iと夫々
同じ施工を行い試験片G,,H,,l,とし、7日間硬
化後引張試験器〔東洋測器(掬テンシロンUTM−1/
5000型〕によりロードセル500kg、引張速度1
.5Wr1Tt/分測定温度25゜Cで伸張率を測定し
た。
測定結果を第4表に示す。
住(1)引張試験器により伸張率以下の値で引張り、張
力を零にした時、基材軟鋼板の間隔の復元性を調べた。
実施例6 巾35Tr$L)長さ150TWt)厚さ1.6wLの
サンドブラストした軟硬板に実施例4の試験片G)H,
,Iと夫々同じ施工を行い、試験片G2,H。
,I。とし7日間硬化後、引張試験器により曲け強度の
測定法を利用して積層皮膜に亀裂を生するまての歪を測
定した。測定条件はスパン距離IOC)TWI)ロード
セル500k9、曲げ速度1.5Twt/分てあり、測
定結果は第5表に示した。実施例7 厚さ1.6wuftのサンドブラストした軟鋼板に実施
例4に記載した厚さ1TfU−FLのテープとガラスチ
ヨツプドストランドマツト2層をビニルエステル樹脂て
積層した硬化皮膜の上に、カラスフレーク〔旭ファイバ
ーグラス(+わ製商品名:グラスロンフレークGF−C
8〕3園とビニルエステル樹脂を混合したフレークコン
パウンドに硬化剤としてメチルエチルケトンパーオキサ
イドを混合し、コテにより厚さ1wrmで2回塗り重ね
、計2TWLの厚さのフレークコンパウンド層を積層し
た。
(試験片J)一方比較としてサンドブラストした軟鋼板
にビニルエステル樹脂を下塗した後、上記と同じフレ−
クコンパウンドを1−ずつ2回積層した試験片(試験片
K)および3回積層した試験片(試験片L)を作成した
。 *これらの試験片について実施例4,5,6と同様
な試験を行つた。
試験結果を第6表に示す。(注)l)デュポン式衝撃試
,験(径l/4〃、ィ其の他は前記表と同一の試験法に
よつた。実施例8 実施例4に於いて積層基材として巾50(YrfUn)
長さ300m77I)厚さ2−の透明ガラス板を用いテ
ープを隣接して圧着し、離型紙の上からローラーてテー
プ隣接面を押え付け試験片Aと同様な積層施工を行い、
ガラスの面の反対(積層していない面)からテープの間
隙の有無を拡大鏡で調べた。
最初テープの隣接距離が、1TrrjTL程度離れてい
ても隣接面の上からの離型紙を置いてのロール圧着やチ
ョップ及びクロスの貼着時のロール圧着により隣接テー
プの弾性歪と自己接着性によソー体化し、全く間隔がな
く、気泡も残らず境界のない完全一体(眼500y.高
さ40m)による。(の皮膜になつていることが認めら
れた。
またテープを1〜10TjUrL重ね合せて圧着した場
合も全く異状が見られなかつた。
実施例9 前記実施例1の第1表NO.3の組成による自己接着性
、弾性テープを用い実施例4の施工要領により積層した
。
但し、ガラスチヨツプドストランドマツトの含浸積層用
樹脂としては、酸硬化型フラン樹脂〔日立化成(株)製
商品名;ヒタフラン302〕を用いた。その結果は第7
表に示した。第7表中試験片Mは本発明てあり、試験片
N及ひoは前記施工において自己接着性、弾性テープを
使用しないものである。± 実施例10 部分加硫ブチルゴム30、ロンジエステル15部、タル
ク508卜、コロイグルシリカ5部の組成の厚さ1.5
TW1、巾150T$L自己接着性弾性テープを作り、
巾300薦、長さ1000WLぃ厚さ5薦のスレート板
の表面全面にテープを隣接して圧着し、ついでガラスチ
ヨツプドストランドマツトを一枚圧着し、硬化剤を加え
たビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂を含浸、硬
化させた。
更にその上に液状エポキシ樹脂100部に硬化剤として
ポリアミド樹脂とトリエチレンテトラミンを加えた混合
物15部及び粗砕珪砂85部を混合したレジンモルタル
コンパウンドを5Tfr!TLの厚さでコラ塗して硬化
させた。この積層被覆膜は歩行や車の走行に対し滑り止
め効果があると共に歩行時弾性があり、且スレート板に
応力をかけてもレジンモルタル面に亀裂を生じなかつた
。又径1/4“、荷重1kg、高さ50cmの衝撃試験
(表面及ひ裏面衝撃)でも亀裂を生じなかつた。一方自
己接着性、弾性テープの貼付けを省略した積層被覆層は
滑り止め効果は同じであつたが、庫゛歩行時硬い感じが
強く、スレート板に応力をかけると亀裂を生じ、応力の
くりかえしにより被覆レジンモルタルが剥離した。
又前記同一条件の衝撃試験では衝撃部がスレート基材と
共に亀裂を生じた。実施例11 第1表の組処NO.5からなる自己接着性弾性テープを
片面サンドブラスト板に貼付け、その上にコテでガラス
フレークコンパウンド 〔大日本塗料(株)製商品名レ
ジライニングFC−30〕を施工した後、脱泡ロールを
用いて脱泡を行い、平滑にし、膜厚2T!Rmに仕上げ
た。
その後常温硬化させた。
(試験片P)別に自己接着性弾性テープの貼付けを省き
、ガラスフレークコンパウンド2TrUT1のライニン
グを行つた試験片(試験片Q)、及び同様にガラスフレ
ークコンパウンド3rf0nのライニングを行つた試験
片(試験片R)を作成した。
これらの試験片の耐衝撃性、伸張率、曲け歪を測定した
結果を、第8表に示した。上記の如く本発明の方法によ
るものは、優れた耐衝撃性、伸張率、曲げ歪を有してい
た。
実施例12 実施例11と同様にして自己接着性弾性テープを貼付け
た後、硬化剤、促進剤を加えたビニルエステル樹脂10
臨に、シリカ粉末10娼、粗砕珪砂30部を混合したレ
ジンモルタルコンパウンドを厚さ3Tf0!lになるよ
うライニングした後、常温硬化させた。
(試験片S)別にレジンモルタルコンパウンドのみを厚
さ3TWLにライニングした試験片を得た。(試験片T
)上記表より明らかな如く本発明の方法により得られた
製品は優れた性能を有するものであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の施工法により得られた被覆層の一例の
断面図てある。 1は基材、2は自己粘着性テープ層、3はFRPライニ
ング層、4は通常の塗料、フレークライニング、レジン
モルタルライニング等の層を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材表面上に、(a)部分加硫ゴム10〜50重量
    %、粘着付与剤10〜50重量%および充填剤5〜70
    重量%からなる厚さ0.3〜3mmの自己粘着性テープ
    を圧着し、ついで(b)FRPライニング、フレークラ
    イニング、レジンモルタルライニングの少くとも一種を
    施すことを特徴とする自己接着性弾性層を有する被覆施
    工法。 2 (b)工程においてFRPライニングを施した後フ
    レークライニングを施すことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の自己接着性弾性層を有する被覆施工法。 3 (b)工程においてFRPライニングを施した後レ
    ジンモルタルライニングを施すことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の自己接着性弾性層を有する被覆施
    工法。4 FRPライニングは、無機または有機質繊維
    のクロスまたは不織布と常温硬化性のエポキシ樹脂、不
    飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニルエステル
    樹脂、フラン樹脂の少くとも1種とから得られたライニ
    ングである特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記
    載の自己接着性弾性層を有する被覆施工法。 5 フレークライニングはガラスフレーク、グラファイ
    トフレーク、マイカフレークと常温硬化性のエポキシ樹
    脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニルエ
    ステル樹脂、フラン樹脂の少くとも1種とから得られた
    ライニングである特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の自己接着性弾性層を有する被覆施工法。
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