JPS6049357B2 - 発煙筒並びにその製造法 - Google Patents

発煙筒並びにその製造法

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JPS6049357B2
JPS6049357B2 JP10463178A JP10463178A JPS6049357B2 JP S6049357 B2 JPS6049357 B2 JP S6049357B2 JP 10463178 A JP10463178 A JP 10463178A JP 10463178 A JP10463178 A JP 10463178A JP S6049357 B2 JPS6049357 B2 JP S6049357B2
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文夫 細谷
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Hosoya Fireworks Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された発煙煙筒並びにその製造法に関す
る。
本発明者は、永年にわたつて発煙筒の改良について研究
を続けており、先に特願昭53−24965号(特開昭
54−1190■号)明細書において、一つの改良型発
煙筒として二重円筒状に内側に二酸化マンガン及びテル
ミット剤からなる加熱剤を収納し、その上部に着火剤層
を配し、外側に直鎖飽和炭化水素炭酸水素アルカリ金属
からなる煙剤を収納した充填部上部に粉状又は顆粒状の
炭酸水素アルカリ金属の充填層を設け、最上面に着火薬
層と導火線で連連結した点火手段を露出せしめてなり、
噴煙孔を有する金属円筒である発煙筒を開示した。
この発煙筒は、安全に製造可能で人畜に無害で、より濃
い煙を多量に比較的安全確実に発生することができるが
、なお僅かな欠点を持つている。
その第一は、金属筒体内の発熱剤の発熱反応”によつて
筒内温度が相当に高温になるため、発熱剤の反応箇所で
ある金属筒の外側面がかなり赤く焼けて高温になり、上
部噴出孔から出る煙が、往々にしてこの赤熱筒側面にふ
れて発火することのある点であり、その第二は、金属筒
体内に発熱・剤、煙剤、着火剤を充填する作業が簡単て
なく、その際に筒体外部を汚し易いことであり、第三は
、着火剤上部を煙剤か混入しておおい着火不良を惹起す
るオソレが皆無でない点である。本発明者は、上記欠点
を克服するため鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達し
たものである。
即ち、本発明は、断熱材よりなる筒体の底板上ほぼ中央
部まで二重筒状に内側に加熱剤、外側に煙剤を充填し、
該加熱剤充填層上部に、着火剤と導火線下端を封じた合
成樹脂フィルム袋を載置し該袋上部に接して導火線に貫
通された間座を設け該間座上部に重炭酸ソーダのペレッ
ト層を置き、次いで空間を設けて断熱材筒体上端を導火
線の他端を連結せる点火装置を有する内蓋をしたものを
金属製筒体に嵌入密封してなることを特徴とする発煙筒
に関するものである。以下、図面の実施例を示して本発
明の詳細な説明する。
第1図は、本発明発煙筒の一実施態様を示す縦断面図で
ある。図において、1は金属円筒(有底)、2は断熱材
円筒、通常紙を積層して作る。又馬糞紙その他で作つて
もよい。3は底板(例えばボール紙)、4は煙剤層、5
は加熱剤層、6は着火剤、7はその収納袋(ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、酢酸ビニール等の合成樹脂フィル
ムよりなる)、8は導火線、9は間座、10は重曹ペレ
ット、11は空間、12は点火星、13は内蓋、14は
すり板、15は上蓋、16は金属円筒底板てある。
本発明の発煙筒が特願昭53−24965号(特開昭5
4−11901吋)発明のものと異なる点は、金属円筒
内に断熱材円筒2を設け、すべての必要な内填物をこの
円筒2に装填したものを金属円筒に嵌入した点、着火剤
をフィルム袋で包み、かつ、この包みに導火線末端を包
み込んだ点、この袋の上で.間座で仕切にその上に約2
0yの重曹ペレット層を設け、その上を空間とした点で
ある。
断熱材内筒2を設けたことにより金属筒体1の外側面の
赤熱が防止された結果、噴出煙に着火することが皆無に
なり、安全性が一層増し、発煙筒.の機能を失なう機会
が一層減少した。
この内筒2を設けたことは、更に後述する本発明の改良
された製造法を可能にする。断熱材内筒2は既述の如く
紙を積層したものでよく、加熱剤及び煙剤の反応により
内側は炭化するが、外缶1の赤熱を防止・することが可
能てある。着火剤と導火線末端を袋に封じたことにより
、着火剤への煙剤の混入や表面被ふくが防止され、又導
火線と着火剤を直結できたため、着火不良の失敗を皆無
にできた。
この改良の他の間接的利点は製造法についての記述にお
いて明らかになる筈である。次に、防炎剤(減熱剤)と
して重曹をペレットの形に成形して間座を介して発熱剤
、煙剤、着火剤の上に置いた点である。
重曹を成形して置いたことにより、重曹量を100yか
ら20fに減じて同様効果を出すことができるようにな
つた。本発明の加熱剤は、二酸化マンガン及びテルミッ
ト剤の混合物である。
テルミット剤としては、アルミニウム粉末と三二酸化鉄
、又は四三酸化鉄が用いられる。この他に勿論アマニ油
、小麦粉等の如き可燃剤が添加されてよい。又この他に
重炭酸カリ等の燃焼抑制剤を少量添加して差し支えない
。添加すべきアルミニウム粉末の粒度は重要で50メッ
シュ以上の粒度のものが望ましい。二酸化マンガンの粒
度は40〜60メッシュで充分であり、その純度も80
%程度の天然二酸化マンガンで充分である。好適な配合
例を示すと、MnO26O〜80Wt%,Fe2O3l
O〜20%、A′10〜20%、小麦粉0〜6%、KH
CO3O〜10%である。さらに具体的な1例は、Fe
2O3l6.5%,KHCO35%(外割),Al粉1
3.5%、小麦粉3%(外割),MnO27O%である
。本発明の煙剤は、直鎖状飽和炭化水素、例えはパラフ
ィン、ゲル状軽油、ゲル状灯油等と炭酸水素アルカリ金
属との混合物を主成分とする。前者のうち、パラフィン
が特によい。液滴状で噴出し固体粒子となるのが煙剤と
しての望ましい性質だからである。その配合割合は、例
えばパラフィン80%、重曹20%である。重曹の入つ
た袋を別に設けるため、重曹の割合を減することができ
、それだけパラフィンの量を増すことができる。本発明
の煙剤は、パラフィン粒子と炭酸水素ナトリウムの粒子
を混合したものでよい。
着火剤は点火装置の点火星から導火線によつて発火し、
加熱剤を点火する役目をなす。
例えば、ケイ素鉄、アルミニウム粉末、四三酸化鉛、酸
化第二銅からなる配合剤が用いられる。この着火剤の量
は極く少量で充分である。点火装置の一部をなす点火星
は、例えば、塩素酸カリ60%、硝酸バリウム23%、
木炭末7%、セラツク6%、微塵粉残部からなり、その
量は勿論少量でよい。
点火星を発火させるすり板の摩擦薬の1例を示せば、赤
燐60%、三硫化アンチモン20%、硝子粉9%、ゼラ
チン11%である。
点火星12をすり板13で点火すると、導火線8から着
火剤6に着火し、加熱剤5が発火し、煙剤4を加熱し、
煙剤中のパラフィンが蒸発する。
煙剤中に混入している重炭酸ソーダは蒸発パラフィン中
に炭酸ガスと水蒸気を混入することになる。袋7は着火
剤の着火と同時に溶融燃焼して消失するが、間座9は火
がついて炭火し穴が開き、混合ガスは重炭残ソーダのペ
レット充填層10を通過し、減熱され、更に炭酸ガスと
水蒸気含量を増し、点火星12%あとの又はその他の噴
煙孔より噴出する。次に、本発明発煙筒の製造法につい
て簡単な図面を示して説明する。
第2図Aは加熱剤、煙剤の充填法を示す縦断面図である
。断熱材円筒2を約半分の長さの嵌入台17に嵌入し、
円筒2の上に補助筒18をつぎ足して止め、補助筒口に
漏斗19を嵌入し、円筒中央に嵌入台17にとどく長頚
の漏斗20を挿入し、20には加熱剤を、19には煙剤
を充填する。次いで、漏斗20を上に引き上げると、図
Bに示す如く、加熱剤と煙剤が充填され、両者の二重円
筒状態はそのまま保持される。
これは切断面を検することにより確認された。この際煙
剤層のほうを少し上まて入れ、加熱上面を煙剤の層て僅
かにおおうようにする。次いで底板3を両剤充填層の上
に載せ、上からブレス21を下向きに押押し下けてブレ
スして、断熱材円筒2の上端に底板3が止まるようにす
る。従つて、逆に言えば煙剤、加熱剤の填量はこの状態
で好適な密度を示すように供給することになる。C図は
ブレス後補助筒を外した状態を示す。次に、断熱材円筒
2をひつくりかえして第3図に示すように、着火剤6と
導火線下端8を入れて口を結んた袋7の導火線8に間座
9の孔を通したものを、円筒2の加熱剤、煙剤上部に置
く。間座9は円筒2に嵌め込む。第2図Dは嵌め込んだ
状態を示す。次に、間座の上に重曹のペレット10をの
せる。次いで、導火線8を点火装置の下側部の貫通孔に
通して、内蓋13をして、このように装着し終えた第2
図Eに示す円筒2を金属円筒1に嵌入し、上蓋をして密
封し、すり板14を上にのせ、蓋15をする。中央の加
熱剤5の高さよりも、周りの煙剤4の高さを心もち高く
しておくと煙剤のパラフィンが加熱剤の上を少しおおう
ようになる。
そのため、ブレスの際にダステイな加熱剤がパラフィン
にカバーされて殆どホコリがたたない。そして既に述べ
たように、漏斗20を引き上げても二重円筒充填状態を
保持される。着火剤は袋に入つて隔離されて装着される
ので、煙剤と混合して着火不良を生ずることがない訳で
ある。特願昭53−24965号(特開昭54−119
0■号)発明の発煙筒では、有底の金属円筒に、上の口
から加熱剤と煙剤を入れるのて入れ難く、金属筒の外面
に剤のホコリが付着し易く、又円筒の中央迄剤をブレス
する必要があり仲々やり難かつた。
又、加熱剤の上に着火剤をのせ、その周りを煙剤てとり
囲んだので、着火剤が煙剤で混合されたり、上を被ふく
されたりして、着火不良を惹起することが多かつた。そ
の為にはダステイな加熱剤をブレスし、着火剤をブレス
しなければならず、作業環.境の悪化が避けられなかつ
た。本発明の発煙筒の製造法はこれらの欠点を克服した
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発煙筒の1例を示す縦断面図、第2図
A,B,C,D,Eは本発明の発煙筒ノの製造順序を示
す縦断面図、第3図は本発明における着火剤と導火線を
包んだ袋と導火線に通した間座を示す。 図において、1・・・金属円筒、2・・・断熱材円筒、
3・・・底板、4・・・煙剤層、5・・・加熱剤層、6
・・・着火剤、7・・・袋、78・・・導火線、9・・
・間座、10・・・重曹ペレット、11・・・空間、1
2・・・点火星、13・・・内蓋、14・・・する板、
15・・・上蓋、16・・・金属円筒底板、17・・嵌
入台、18・・・補助筒、19・・・漏斗、20・・・
長頚漏斗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断熱材よりなる筒体の底板上ほぼ中央部まで二重筒
    状に内側に加熱剤、外側に煙剤を充填し、該加熱剤充填
    層上部に、着火剤と導火線下端を封じた合成樹脂フィル
    ム袋を載置し、該袋上部に接して導火線に貫通された間
    座を設け、該間座上部に重炭酸ソーダのペレット層を置
    き、次いで空間を設けて断熱材筒体上端を導火線の他端
    を連結せる点火装置を有する内蓋をしたものを、金属製
    筒体に嵌入密封してなることを特徴とする発煙筒。 2 断熱材よりなる両端開放筒体にほぼ中央部まではい
    る嵌入合を嵌入して立て、該筒体上に同径の補充筒体を
    継ぎ足してとめ、該補充筒体の上部開口に漏斗を装着、
    連結筒体中央部に長頚小径の漏斗を嵌入台上に直立せし
    め、中央部漏斗より加熱剤を、外側漏斗より煙剤を入れ
    、煙剤上面を加熱剤上面よりごく僅かに上にして後両漏
    斗を引上げて取除き、両剤面上に座紙を載置して、プレ
    スにて座紙の上から下方に押し下げ断熱材筒体上部口ま
    で両剤層をプレスし、然る後断熱材筒体を逆さにして、
    その上に着火剤と導火線下端を包んで封じた合成樹脂フ
    ィルム袋と導火線を中央孔に通した間座用厚紙を載置し
    、間座用厚紙上に重炭酸ソーダペレットを充填し、更に
    空間を設け、導火線他端を内蓋中央の点火装置に連結し
    て内蓋をし、かくして得られた装填内筒を金属製筒缶内
    に嵌入密封することを特徴とする発煙筒の製造方法。
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