JPS6055303B2 - 金属蒸着積層体およびその製法 - Google Patents

金属蒸着積層体およびその製法

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JPS6055303B2
JPS6055303B2 JP1601878A JP1601878A JPS6055303B2 JP S6055303 B2 JPS6055303 B2 JP S6055303B2 JP 1601878 A JP1601878 A JP 1601878A JP 1601878 A JP1601878 A JP 1601878A JP S6055303 B2 JPS6055303 B2 JP S6055303B2
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vapor
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博 成井
哲 荒本
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐硫化性および耐汗性のすぐれた金属蒸着積層
体およびその製法に関する。
従来より純銀の蒸着層を可撓性合成樹脂フィルム、紙な
どの支持体に設けたフィルム状物、これをスリットして
えた平状金銀糸または平状金銀糸を芯糸(たとえばレー
ヨン、ナイロン、テトロン糸など)と撚糸してえた撚糸
金銀糸、あるいは前記の支持体上に剥離層、樹脂層、純
銀の蒸着層および接着剤層をこの順に設けた転写箔が知
られている。
しかしながら純銀の蒸着層は大気中の硫化水素ガスある
いは硫黄含有物(たとえば加硫ゴム)などとの接触によ
り硫化銀を生じやすく、銀光沢が失なわれ黄色ないし黒
色に変化する。
このため純銀の蒸着層を利用したフィルム状物、金銀糸
および転写箔ならびにこれらを適用した物品は保存中に
その商品価値が大巾に低減するという欠点があつた。か
かる欠点を解消するには、銀の蒸着層にかえて硫黄と反
応しにくいアルミニウムなどの蒸着層を用いればよいこ
とになるが、銀のもつ特有の光沢は古来より各種高級装
飾品に採用されてきているものであり、この深みとやわ
らかみのある光沢は他の金属では到底えられないもので
ある。
したがつて銀の蒸着層を用いてかつその特有の金属光沢
を消失せしめないようにするための種々の試みがなされ
てきた。その一つとして銀の蒸着層のうえに樹脂製のト
ップコート層を設ける方法があるが、かかるトップコー
ト層は通気性があるため短時間は銀蒸着層の変色防止効
果があるが時間がたつにつれて徐々に変色がおこつてく
る。また最近銀蒸着層のうえにイリジウム、スズ、ガリ
ウム、シリコンなどの薄膜を設けることによつてあるい
は銀蒸着層中にこれらの金属を混入することによつて銀
蒸着層の耐硫化性を向上させることが試みられている(
たとえば特公昭51−20230号公報、特公昭52−
4779吋公報および特開昭52一123474号公報
参照)。しかしながら前記の金属を用いるばあいは、銀
蒸着層に固有の銀白色光沢を損なわすに耐硫化性を向上
させるためには銀蒸着層上に形成するこれら金属の薄膜
の厚さあるいは銀蒸着層中に混入するこれら金属の割合
を非常に狭い範囲にコントロールする必要があり、この
ため工程管理が非常に困難になるという問題があり、ま
たインジウムにあつてはさらに耐汗性が劣るという問題
がある。
しかるに本発明者らは前記の問題点を克服すべく鋭意研
究を重ねた結果、銀蒸着層のうえにイリジウムの蒸着層
を設けるかまたは銀蒸着層にイリジウムを混入するばあ
いは、銀蒸着層に固有の光沢を損なわずに耐硫化性を向
上せしめうる、イリジウム蒸着層の厚さの許容範囲また
はイリジウムの混入量の許容範囲がきわめて広く、工程
管理が容易でマスプロダクシヨン性にすぐれ、しかも耐
硫化性および耐汗性においてもすぐれ、銀光沢が長期間
にわたつて維持されうるというまつたく新たな事実を見
出し、本発明を完成するにいたつた。すなわち本発明は
、基体の片面または両面に、銀蒸着層およびこれと直接
接する少なくとも1層の厚さが5〜200Aの範囲のイ
リジウム蒸着層を設けたことを特徴とする金属蒸着積層
体、および基体の片面または両面に、銀とイリジウムと
の割合が重量比で100:0.5〜100:60の範囲
にある銀とイリジウムとのほぼ均一な混合物からなる蒸
着層を設けたことを特徴とする金属蒸着積層体に関する
以下前者を金属蒸着積層体(1)、後者を金属蒸着積層
体(■)という。
ここに銀とイリジウムとのほぼ均一な混合物からなる蒸
着層とは、蒸着層において銀とイリジウムとが、金属混
合物、合金、および金属混合物と合金との混合物の少な
くとも一つの状態にあるような蒸着層をいう。
またここにいう蒸着層には真空蒸着法、スパッタリング
法およびイオンプレーテイング法によつて形成された金
属の薄膜のいずれもが含まれるものとする。金属蒸着積
層体(1)は、基体の片面または両面に銀蒸着層および
イリジウム蒸着層をこの順に設けたもの〔金属蒸着積層
体(1a)〕、基体の片面または両面にイリジウム蒸着
層および銀蒸着層をこの順に設けたもの〔金属蒸着積層
体(1b)〕および基体の片面または両面にイリジウム
蒸着層、銀蒸着層およびイリジウム蒸着層をこの順に設
けたもの〔金属蒸着積層体(Ic)〕の3種の態様にわ
けられる。
これら金属蒸着積層体(1a),(Ib)および(Ic
)は基体が透明ないし半透明のばあいは表裏いずれの方
向からみても銀光沢色を呈し、基体が不透明のばあいは
基体の反対側からみることを前提とするものである。金
属蒸着積層体(1)において、イリジウム蒸着層の厚さ
は5〜200人という広範囲にわたつて変化せしめうる
ものである。イリジウム蒸着層の厚さが5A未満では耐
硫化性が乏しく銀蒸着層の変色が生じて好ましくなく、
一方200Aを超えるとイリジウム蒸着層自体の金属光
沢で銀固有の金属光沢がさまたげられるので好ましくな
い。本発明においてはイリジウム蒸着層の厚さの許容範
囲が前記のごとく広いので蒸着工程の工程管理が非常に
容易である。ちなみに従来用いられていたインジウム、
スズ、ガリウムおよびケイ素のばあい、銀蒸着層に固有
の金属光沢をさまたげずに耐硫化性を向上せしめうるこ
れら金属の蒸着層の厚さの許容範囲はそれぞれ16〜5
0A15〜40A15〜40Aおよび20〜60人と非
常に狭く、蒸着工程の工程管理が非常に困難である。銀
蒸着層の厚さは特に制限はないが、通常500〜150
0への範囲から選ばれる。
銀蒸着層の厚さが500A未満のばあいには光の透過率
が高くなり銀固有の金属光沢がえられがたく、また15
00Aを超えるばあいは過剰膜厚となり省資源観点から
も好ましくない。金属蒸着積層体(■)において、銀と
イリジウムとのほぼ均一な混合物からなる蒸着層におけ
る銀とイリジウムとの割合は100:0.5〜100:
60(重量比、以下同様)という広範囲にわたつて変化
せしめうるものである。
イリジウムの割合が0.5より少ないと耐硫化性が乏し
く蒸着層の変色が生じて好ましくなく、一方イリジウム
の割合が60を超えると銀固有の金属光沢が失なわれる
ので好ましくない。本発明においてはイリジウムの混入
割合が前記のごとく広いので蒸着工程の工程管理が容易
である。ちなみに従来用いられていたインジウム、スズ
、ガリウムおよびケイ素のばあい、銀固有の金属光沢を
さまたげずに耐硫化性を向上せしめうるこれら金属の銀
に対する混入割合の許容範囲は100:0.5〜100
:7と非常に狭く、蒸着工程の工程管理が非常に困難で
ある。蒸着層の厚さは特に制限はないが通常500〜1
500Aの範囲から選ばれる。蒸着層の厚さが500A
未満のばあいには光の透過率が高くなり銀固有の金属光
沢がえられがたく、また1500Aを超えるばあいは過
剰膜厚となり省資源的観点からも好ましくない。金属蒸
着積層体(1)および(■)における基体としては特に
制限はなく、たとえばポリエステル、ポリアミド、ポリ
アミドイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニル、セルロースアセテートな
どの樹脂のフィルム状物、シート状物または成形品類、
セロハン、紙類、金属のフィルム状物またはシート状物
などがいずれも用いられる。基体の厚さも特に制限はな
く2p程度の極薄のものから数センチ程度の極厚のもの
まて用途により適宜選ばれる。被装飾物に積層して用い
る用途のばあいには可撓性基体で、なかんづく6〜50
0p程度の厚さの基体が好ましく用いられる。金属蒸着
積層体(1)および(■)において基体側および基体の
反対側の両方に銀光沢色を希望するばあいは透明な基体
が用いられる。つや消失の銀光沢色を希望するばあいは
半透明の基体を用いてもよい。ポリプロピレンフィルム
などの蒸着層との密着性がわるい基体のばあいおよび紙
類などの表面が平滑でな(基体のばあいには基体上にあ
らかじめ下塗剤としてアンダーコート層を設けておくこ
とが好ましい。
金属蒸着積層体(1)および(■)においては、蒸着層
自体は機械的強度が弱く特に摩擦による損傷が激しいの
で、通常蒸着層のうえに保護層1としてトップコート層
を設けることが好ましい。
アンダーコート層およびトップコート層としてはアクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂、尿素−メラミン樹脂、エポキシ
樹脂、アミノアルキッド樹脂、ニトロセルロースなどの
樹脂の単独またはブレンド物のコーティング層が用いら
れる。また蒸着層との密着性がわるい基体のばあいのア
ンダーコート層にはアルキルチタネートなどのアンカー
剤のコーティング層を用いてもよい。トップコート層お
よび基体が透明または半透明のばあいのアンダーコート
層は染料または顔料などの着色剤で着色してもよい。か
かるばあいには各種色調の銀光沢色がえられる。本発明
の金属蒸着積層体において、基体に前記の樹脂類のフィ
ルム状物、シート状物、セロハン、紙類などの可撓性基
体を用いたものをスリット状に截断したものあるいはこ
れを芯糸(たとえばレーヨン、ナイロン、テトロン糸な
ど)と撚糸したものは金銀糸としての用途に用いられる
また本発明の基体の片面のみに蒸着層を有する金属蒸着
積層体において、基体に可撓性基体を用い、基体と蒸着
層との間に剥離層を設けかつ蒸着層のうえに接着剤層を
設けたものは転写箔としての用途に用いられる。基体と
しては印圧または印圧熱により転写層(剥離層+蒸着層
+接着剤層)を被転写物上に転写しうるものてあればい
ずれも用いられ、前記の樹脂類のフィルム状物、シート
状物、セロハン、紙類、金属のフィルム状物、シート状
物がいずれも用いられうる。剥離層および接着剤層とし
ては従来の転写箔て用いられているものがいずれも用い
られる。剥離層としてはたとえば変性フェノール樹脂、
アクリル樹脂、ニトロセルロース、マレイン酸樹脂、セ
ルロース、シリコーン、ロジン、ワックスなどのコーテ
ィング層が用いられる。また接着剤層としては感圧性、
感熱性のいずれも用いられ、たとえばアクリル酸エステ
ルー塩化ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリ
酢酸ビニル、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体などのコ
ーティング層が用いられる。転写層が被転写物に転写さ
れたばあいには剥離層が蒸着層の保護層となるが、剥離
層が保護層としての役目をはたしえないばあいには、前
記の転写箔において剥離層と蒸着層の間に樹脂層を設け
てもよい。かかる樹脂層としては前記の金属蒸着積層体
(1)および(■)においてトップコート層として用い
たものなどが用いられる。樹脂層または剥離層はこれか
透明もしくは半透明てあるかぎり染料または顔料などの
着色剤て着色してもよい。本発明の金属蒸着積層体(1
)は、基体の片面または両面に、もし要すればアンダー
コート層を設け、そのうえに(1)銀蒸着層およびイリ
ジウム蒸着層を順次設けるか、(2)イリジウム蒸着層
および銀蒸着層を順次設けるか、または(3)イリジウ
ム蒸着層、銀蒸着層およびイリジウム蒸着層を順次設け
るかし、要すればさらにトップコート層を設けることに
より容易にえられる。銀蒸着層およびイリジウム蒸着層
の形成には真空蒸着法、スパッタリング法、イオンブレ
ーティング法などの通常の薄膜形成法がいずれも採用さ
れうる。薄膜形成条件としてはたとえは真空蒸着法のば
あい蒸着金属の種類に応じて3刈0−4〜1×10−6
トールの範囲の真空度、1000〜3000℃の範囲の
蒸発源温度が適宜採用される。金属蒸着積層体(■)は
、基体の片面または両面に、もし要すればアンダーコー
ト層を設け、そのうえに(1)銀とイリジウムとを同時
蒸着(たとえば蒸発源を2個別々に加熱蒸発させる)す
るか、または(2)銀とイリジウムとの合金を蒸着する
かして銀とイリジウムとのほぼ均一な混合物からなる蒸
着層を設け、要すればさらにトップコート層を設けるこ
とにより容易にえられる。
銀とイリジウムを同時蒸着するには真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンブレーティング法などの通常の薄膜
形成法がいずれも採用されうる。薄膜形成条件としては
たとえば真空蒸着法のばあい、えられる蒸着層中の銀と
イリジウムとの割合が所望の範囲におさまるように3刈
0−4〜1×10−6トールの範囲の真空度において銀
とイリジウムとの蒸着源温度Lが1000〜3000℃
の範囲から適宜選択される。銀とイリジウムとの合金を
蒸着するばあいにも前記薄膜形成法のいずれもが採用さ
れうる。たとえば真空蒸着法では蒸発源の加熱方法とし
て電子ビームを用いると好ましく、またえられる蒸着層
中にお・ける銀とイリジウムとの割合を所望の範囲に調
節しやすい点からスパッタリング法がとくに好ましい。
合金のかわりに銀とイリジウムとの混合物を用いてもよ
い。スパッタリングは通常5.0×10−2〜1.0×
10−3トールの範囲のアルゴンガス雰囲気ノ中で行な
われる。金銀糸は前記においてえられた金属蒸着積層体
(1)および(■)(ただし可撓性基体を用いたもの)
をスリツターなどを用いて巾が0.15〜3.0m程度
の細長体に截断することによつてあるいはこれをさらに
レーヨン、テトロン、ナイロンなどの芯糸と撚糸するこ
とによつてえられる。
転写箔は可撓性基体の片面に、剥離層を設け、もし要す
れば樹脂層を設け、そのうえに(1)イリジウム蒸着層
および銀蒸着層を順次設けるか、(2)銀蒸着層および
イリジウム蒸着層を順次設けるか、(3)イリジウム蒸
着層、銀蒸着層およびイリジウム蒸着層を順次設けるか
、または(4)銀とイリジウムとのほぼ均一な混合物か
らなる蒸着層を設け、さらに接着剤層を設けることによ
つて容易にえられる。
各蒸着層の形成は前記の金属蒸着積層体(1)および(
■)のばあいと同様にして行なわれる。本発明の金属蒸
着積層体、その応用である金銀糸および転写箔は耐硫化
性および耐汗性がきわめてすぐれており、銀特有の金属
光沢が変色することがないため、銀特有の金属光沢が所
望される各種装飾品にきわめて有利に適用される。
たとえば金属蒸着積層体は仏壇、仏具、屏風、襖、陶器
、漆器、扇子、額縁、マーク、書籍などの高級装飾用に
、菓子類、乳製品、その他の食品、薬品、化粧品、たば
こなどの包装の装飾用に、造花などの作製用に用いられ
る。金銀糸は金らんとするかあるいは着物、帯、ゾウリ
などに織込んで用いられる。また転写箔はラベル、ネー
ムプレート、マークなどの作製用に、クリスマスカード
、化粧品の包装、ポスター、週刊誌、書籍、アルバム、
サンダル、銘板、各種プラスチック成形品、布地などの
装飾用に用いられる。つぎに実施例および比較例をあげ
て本発明を説明する。
実施例1厚さ1′2pのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に銀を1.0×10−4トール、蒸発源温度1
4000Cで800Aの厚さに真空蒸着し、そのうえに
イリジウムを1.0×10−4トール、蒸発源温度28
00℃で10Aの厚さに真空蒸着して金属蒸着積層体を
えた(これを試料Aとする)。
試料Aのイリジウム蒸着層のうえにさらに尿素−メラミ
ン系樹脂のアルコ−ルートルエン溶液を塗布、乾燥して
乾燥膜厚0.5pのトップコート層を設けた(これを試
料Bとする)。
えられた試料AおよびBについて製造直後および硫化水
素テストならびに人工汗テスト後の外観評価を行なつた
硫化水素テストは試料を温度20℃、RH95%、硫化
水素濃度0.6%の雰囲気中に80時間放置することに
よつて行なつた。
人工汗テストはJISLO848A−1法に準拠して行
なつた。外観評価はポリエチレンテレフタレートフィル
ムの反対側における光沢ならびに変色を観察することに
よつて行なつた。
外観評価の判定はつぎの5段階評価によつて行なつた。
結果を第1表に示す。
実施例2 坪量19yの和紙上にウレタン系樹脂のセロソルブアセ
テートー酢酸エチル−トルエン溶液(固形分2鍾量%)
を塗布、乾燥してアンダーコート層を設け、そのうえに
銀を2.0×10−4トール、蒸発源温度1500℃で
600Aの厚さに真空蒸着し、さらにイリジウムを2.
0×10−4トール、蒸発源温度2800℃で50Aの
厚さに真空蒸着して金属蒸着積層体をえた(これを試料
Aとする)。
試料Aのイリジウム蒸着層のうえにさらにエポキシ系樹
脂のメチルエチルケトンー酢酸エチル−アルコール溶液
を塗布、乾燥して乾燥膜厚0.3pのトップコート層を
設けた(これを試料Bとする)。
えられた試料AおよびBについて実施例1と同様にして
外観評価を行なつた。
結果を第1表に示す。実施例3 イリジウム蒸着層の厚さを100Aに変更したほかは実
施例1と同様にして金属蒸着積層体をえた(ただしトッ
プコート層省略)。
えられた試料について実施例1と同様にして外観評価を
行なつた。
結果を第1表に示す。実施例4 イリジウム蒸着層の厚さを200Aに変更したほかは実
施例1と同様にして金属蒸着積層体をえた(ただしトッ
プコート層省略)。
えられた試料について実施例1と同様にして外観評価を
行なつた。
結果を第1表に示す。比較例1 イリジウムにかえてインジウムを1.0×10−4トー
ル、蒸発源温度1100゜Cで10Aの厚さに真写蒸着
したほかは実施例1と同様にして金属蒸着積層体をえた
(ただしトップコート層省略)。
えられた試料について実施例1と同様に外観評価を行な
つた。
結果を第1表に示す。比較例2 イリジウムにかえてスズを1.0×10−4トール、蒸
発源温度1500℃で100Aの厚さに真空蒸着したほ
かは実施例1と同様にして金属蒸着積層体をえた(ただ
しトップコート層省略)。
えられた試料について実施例1と同様に外観評価を行な
つた。
結果を第1表に示す。比較例3 イリジウム蒸着層を省略したほかは実施例2と同様にし
て金属蒸着積層体をえた(トップコート層のないものを
試料A、トップコート層のあるものを試料Bとする)。
えられた試料AおよびBについて実施例1と同様にして
外観評価を行なつた。結果を第1表に示す。実施例5 厚さ12p,のポリエチレンテレフタレートフィルム上
にイリジウムを1.0×10−4トール、蒸発源温NV
28OO℃で2nA(7)1プ六」こ1丁の1示1を]
,、 そのら★zこAの厚さに真空蒸着して金属蒸着積
層体をえた(これを試料Aとする)。
試料Aの銀蒸着層のうえにさらに尿素−メラミン系樹脂
のアルコ−ルートルエン溶液を塗布、乾燥して乾燥膜厚
0.謳のトップコート層を設けた(これを試料Bとする
)。
えられた試料AおよびBについて実施例1と同様にして
外観評価を行なつた。
えられた結果を第2表に示す。なおこのばあいポリエチ
レンテレフ・タレートフイルム側の光沢および変色を観
祭17た。比較例4 イリジウムにかえてガリウムを1.0×10−5トール
、蒸発源温度1200℃で20への厚さに真空蒸着した
ほかは実施例5と同様にして金属蒸着積層体をえた(ト
ップコート層のないものを試料A1トップコート層のあ
るものと試料Bとする)。
えられた試料AおよびBについて実施例1と同様にして
外観評価を行なつた。
結果を第2表に示・す。・実施例6 厚さ12pのポリエチレンテレフタレートフィルム上に
イリジウムを1.0×10−4トール、蒸発源温度28
00℃で5Aの厚さに真空蒸着し、そのうえに銀を1.
0×10−4トール、蒸発源温度1400℃て600A
の厚さに真空蒸着し、さらにそのうえにイリジウムを前
記と同じ条件で5Aの厚さに真空蒸着して金属蒸着積層
体をえた(これを試料Aとする)。
試料Aのイリジウム蒸着層のうえにさらに尿素ーメラミ
ン系樹脂のアルコ−ルートルエン溶液を塗布、乾燥して
乾燥膜厚0.5μのトップコート層を設けたにれを試料
Bとする)。えられた試料AおよびBについて実施例1
と同様にして外観評価を行なつた。
えられた結果を第3表に示す。実施例7 厚さ1′2pのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に1.0×10−4トールの真空度下において銀を蒸発
源温度1500℃でイリジウムを蒸発源温度2800℃
で同時に2個のルツボ(蒸発源、以下同様)より真空蒸
着して厚さ1000A1銀とイリジウムとの割合が10
0:1の蒸着層を設けて金属蒸着積層体をえた(これを
試料Aとする)。
試料Aの蒸着層のうえにさらに尿素−メラミン系樹脂の
アルコ−ルートルエン溶液を塗布、乾燥して乾燥膜厚0
.5pのトップコート層を設けた(これを試料Bとする
)。
えられた試料AおよびBについて実施例1と同様にして
外観評価を行なつた。
結果を第3表に示す。実施例8 1.0×10−4トールの真空下において銀を蒸発源温
度1500−Cでイリジウムを蒸発源温度2800℃で
同時に2個のルツボより真空蒸着して厚さ1000A1
銀とイリジウムとの割合が100:20の蒸着層を設け
たほかは実施例7と同様にして金属蒸着積層体をえた(
トップコート層のないものを試料A1トップコート層の
あるものを試料Bとする)。
えられた試料AおよびBについて実施例1と同様にして
外観評価を行なつた。結果を第3表に示す。実施例9 厚さ1かのポリエチレンテレフタレートフィルム上に銀
−イリジウム合金(100:60)を5.0×10−3
トールのアルゴンガス雰囲気中で投入電力2・0kWで
高周波スパッタリングして厚さ1000入、銀とイリジ
ウムとの割合が100:60の蒸着層を設けて金属蒸着
積層体をえた。
えられた試料について実施例1と同様にして外観評価を
行なつた。
結果を第3表に示す。比較例5 1.0×10−4トールの真空下において銀を蒸発源温
度150(代)でケイ素を蒸発源温度150σCで同時
に2個のルツボより真空蒸着して厚さが1000A、銀
とケイ素との割合が100:20の蒸着層を設けたほか
は実施例7と同様にして金属蒸着積層体をえた。
えられた試料について実施例1と同様にして外観評価を
行なつた。
結果を第3表に示す。実施例11 厚さ1きのポリエチレンテレフタレートフィルム上にワ
ックスのトルエン溶液を塗布、乾燥して乾燥膜厚0.1
μの剥離層を設け、そのうえに尿素−メラミン系樹脂の
アルコ−ルートルエン溶液を塗布、乾燥して乾燥膜厚1
.0pの樹脂層を設け、ついでイリジウムを1.0×1
0−4トール、蒸発源温度2800′Cで20Aの厚さ
に真空蒸着し、ひきつづき銀を1.0×10−4トール
、蒸発源温度1400℃で800Aの厚さに真空蒸着し
、さらにそのうえに塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体の
トルエンー酢酸エチル溶液を塗布、乾燥して乾燥膜厚1
.5pの接着剤層を設けて転写箔をえた。
えられた転写箔を用いて常法にしたがつて紙のうえにホ
ットスタンプした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基体の片面または両面に、銀蒸着層およびこれと直
    接接する少なくとも1層の厚さが5〜200Åの範囲の
    イリジウム蒸着層を設けたことを特徴とする金属蒸着積
    層体。 2 銀蒸着層が500〜1500Åの範囲の厚さを有す
    る特許請求の範囲第1項記載の金属蒸着積層体。 3 銀蒸着層およびイリジウム蒸着層が基体上に、銀蒸
    着層およびイリジウム蒸着層の順に設けられてなる特許
    請求の範囲第1項記載の金属蒸着積層体。 4 銀蒸着層およびイリジウム蒸着層が基体上に、イリ
    ジウム蒸着層および銀蒸着層の順に設けられてなる特許
    請求の範囲第1項記載の金属蒸着積層体。 5 銀蒸着層およびイリジウム蒸着層が基体上に、イリ
    ジウム蒸着層、銀蒸着層およびイリジウム蒸着層の順に
    設けられてなる特許請求の範囲第1項記載の金属蒸着積
    層体。 6 最外側の蒸着層のうえにさらにトップコート層が設
    けられてなる特許請求の範囲第1項記載の金属蒸着積層
    体。 7 基体が可撓性基体である特許請求の範囲第1項記載
    の金属蒸着積層体。 8 基体の片面または両面に、銀とイリジウムとの割合
    が重量比で100:0.5〜100:60の範囲にある
    銀とイリジウムとのほぼ均一な混合物からなる蒸着層を
    設けたことを特徴とする金属蒸着積層体。 9 蒸着層が500〜1500Åの範囲の厚さを有する
    特許請求の範囲第8項記載の金属蒸着積層体。 10 蒸着層のうえにさらにトップコート層を設けてな
    る特許請求の範囲第8項記載の金属蒸着積層体。 11 基体上に、銀蒸着層およびイリジウム蒸着層を真
    空蒸着法、スパッタリング法およびイオンプレーティン
    グ法よりなる群から選ばれた少なくとも1種の方法によ
    つて形成することによつて、基体の片面または両面に、
    銀蒸着層およびこれと直接接する少なくとも1層の厚さ
    が5〜200Åの範囲のイリジウム蒸着層を設けること
    を特徴とする金属蒸着積層体の製法。 12 基体上に、銀とイリジウムとを同時蒸着すること
    によつて、基体の片面または両面に、銀とイリジウムと
    の割合が重量比で100:0.5〜100:60の範囲
    にある銀とイリジウムとのほぼ均一な混合物からなる蒸
    着層を設けることを特徴とする金属蒸着積層体の製法。 13 銀およびイリジウムの同時蒸着を真空蒸着法、ス
    パッタリング法およびイオンプレーテイング法よりなる
    群から選ばれた方法によつて行なう特許請求の範囲第1
    2項記載の製法。14 基体上に、銀とイリジウムとの
    合金を蒸着することによつて、基体の片面または両面に
    、銀とイリジウムとの割合が重量比で100:0.5〜
    100:60の範囲にある銀とイリジウムとのほぼ均一
    な混合物からなる蒸着層を設けることを特徴とする金属
    蒸着積層体の製法。 15 合金の蒸着を真空蒸着法、スパッタリング法およ
    びイオンプレーティング法よりなる群から選ばれた方法
    によつて行なう特許請求の範囲第14項記載の製法。
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