JPS6059252B2 - 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法Info
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- JPS6059252B2 JPS6059252B2 JP12809480A JP12809480A JPS6059252B2 JP S6059252 B2 JPS6059252 B2 JP S6059252B2 JP 12809480 A JP12809480 A JP 12809480A JP 12809480 A JP12809480 A JP 12809480A JP S6059252 B2 JPS6059252 B2 JP S6059252B2
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- vinyl chloride
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- chloride resin
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法に関す
るものてあり、特には塩化ビニル系樹脂成形品の表面特
性を改質することにより成形品に恒久性ある帯電防止性
、耐汚染性を付与することを目的とするものである。
るものてあり、特には塩化ビニル系樹脂成形品の表面特
性を改質することにより成形品に恒久性ある帯電防止性
、耐汚染性を付与することを目的とするものである。
一般に塩化ビニル系樹脂成形品は著しく帯電し易いため
、ほこり、じんあい等の付着により外観の汚れがもたら
され、また蓄積した静電気による人体への影響(雷撃シ
ョック)、火花放電等の問題点を有している。
、ほこり、じんあい等の付着により外観の汚れがもたら
され、また蓄積した静電気による人体への影響(雷撃シ
ョック)、火花放電等の問題点を有している。
この帯電(静電気の蓄積)を防止するための方法として
は該成形品の表面に帯電防止剤を塗布するとかあるいは
成形品製造の際に帯電防止剤を練り込むなどの方法が知
られているが、前者の塗布する方法には速効的な効果が
得られるが持久性にJ乏しく、また塗布面がベトツクと
かブロッキングの問題点があり、他方後者の方法には持
久性の点ては前者の方法よりもすぐれているが帯電防止
の効果が不十分で、これを補うために帯電防止剤の添加
量を増加すると成形品表面にベトツキ感が現;れ、ブル
ーミング、ブロッキング等の問題点を生じるほか、耐熱
性が低下し、加工性が悪くなり、成形品表面が着色し汚
れやすくなるという不利がある。
は該成形品の表面に帯電防止剤を塗布するとかあるいは
成形品製造の際に帯電防止剤を練り込むなどの方法が知
られているが、前者の塗布する方法には速効的な効果が
得られるが持久性にJ乏しく、また塗布面がベトツクと
かブロッキングの問題点があり、他方後者の方法には持
久性の点ては前者の方法よりもすぐれているが帯電防止
の効果が不十分で、これを補うために帯電防止剤の添加
量を増加すると成形品表面にベトツキ感が現;れ、ブル
ーミング、ブロッキング等の問題点を生じるほか、耐熱
性が低下し、加工性が悪くなり、成形品表面が着色し汚
れやすくなるという不利がある。
他方、塩化ビニル系樹脂成形品については、この表面を
プラズマ処理することにより親水性を向上させ、これに
より帯電を抑制する試みがなされているが、十分な効果
を得ることはできない。
プラズマ処理することにより親水性を向上させ、これに
より帯電を抑制する試みがなされているが、十分な効果
を得ることはできない。
本発明者らはかかる問題点を解決すべく、鋭意研究した
結果、塩化ビニル系樹脂成形品を10トル以下の窒素原
子含有有機化合物の低温プラズマに曝し、ついでこの低
温プラズマ処理面にハロゲン、ハロゲン化水素または有
機ハロゲン化物を接触させれば、成形品はその本来有す
る機械的強さ等を損われることなく表面特性が改質され
、すくれた帯電防止性、耐汚染性等が付与されることを
見い出した。さらに、上記方法で処理すれば塩化ビニル
系樹脂成形品の表面に極薄の改質層が形成され、この層
はポリ塩化ビニルに対して特に強く結合する長所があり
、またこの改質層の形成速度は他のポリマー成形品に比
べて速く、その低温プラズマ処理による効果が顕著に現
われることを確認した。上記窒素原子含有有機化合物は
特に一般式で示される化合物であることが望ましい。
結果、塩化ビニル系樹脂成形品を10トル以下の窒素原
子含有有機化合物の低温プラズマに曝し、ついでこの低
温プラズマ処理面にハロゲン、ハロゲン化水素または有
機ハロゲン化物を接触させれば、成形品はその本来有す
る機械的強さ等を損われることなく表面特性が改質され
、すくれた帯電防止性、耐汚染性等が付与されることを
見い出した。さらに、上記方法で処理すれば塩化ビニル
系樹脂成形品の表面に極薄の改質層が形成され、この層
はポリ塩化ビニルに対して特に強く結合する長所があり
、またこの改質層の形成速度は他のポリマー成形品に比
べて速く、その低温プラズマ処理による効果が顕著に現
われることを確認した。上記窒素原子含有有機化合物は
特に一般式で示される化合物であることが望ましい。
上記一般式においてR1は置換もしくは非置換の一価炭
化水素基、R2,R3,R5およびR6は水素原子また
は置換もしくは非置換の一価炭化水素基をそれぞれ示す
。ただし、本発明においてはけい素原子を有する有機化
合物は含まないものとする。
化水素基、R2,R3,R5およびR6は水素原子また
は置換もしくは非置換の一価炭化水素基をそれぞれ示す
。ただし、本発明においてはけい素原子を有する有機化
合物は含まないものとする。
以下本発明を詳しく説明する。
本発明の方法て対象とされる塩化ビニル系樹脂成形品は
、ポリ塩化ビニルおよび塩化ビニルを主.体とする共重
合体から製造されたいずれでもよく、この場合の塩化ビ
ニルと共重合されるコモノマーとしては、ビニルエステ
ル、ビニルエーテル、アクリル酸またはメタクリル酸お
よびそのエステル、マレイン酸またはフマル酸あるいは
その−エステルならびに無水マレイン酸、芳香族ビニル
化合物、ハロゲン化ビニリデン、アクリロニトリルまた
はメタクリロニトリル、さらにはエチレン、プロピレン
などのオレフィンが例示される。
、ポリ塩化ビニルおよび塩化ビニルを主.体とする共重
合体から製造されたいずれでもよく、この場合の塩化ビ
ニルと共重合されるコモノマーとしては、ビニルエステ
ル、ビニルエーテル、アクリル酸またはメタクリル酸お
よびそのエステル、マレイン酸またはフマル酸あるいは
その−エステルならびに無水マレイン酸、芳香族ビニル
化合物、ハロゲン化ビニリデン、アクリロニトリルまた
はメタクリロニトリル、さらにはエチレン、プロピレン
などのオレフィンが例示される。
なお、塩化ビニル系樹脂には必要に応じ各種配合剤、添
加剤が加えられる。たとえば、成形品の柔軟性、硬さを
調節するために使用される可塑剤としては、ジオクチル
フタレート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタ
レート等のフタル酸エステル、アジピン酸ジオクチル、
セバシン酸ジブチル等の脂肪族二塩基酸エステル、ペン
タエリスリトールエステル、ジエチレングリコールジベ
ンゾエート等のグリコール゛エステル、アセチルリシノ
ール酸メチル等の脂肪酸エステル、トリクレジールホス
フエート、トリフェニルホスフェート等のリン酸エステ
ル、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油等のエポキ
シ化油、アセチルトリブチルシトレート、アセチルトリ
オクチルシトレート等のクエン酸エステル、トリアルキ
ルトリメリテート、テトラーn−オクチルピロメリテー
ト、ポリプロピレンアジペート、その他ポリエステル系
等の種々の構造の可塑剤が例示される。
加剤が加えられる。たとえば、成形品の柔軟性、硬さを
調節するために使用される可塑剤としては、ジオクチル
フタレート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタ
レート等のフタル酸エステル、アジピン酸ジオクチル、
セバシン酸ジブチル等の脂肪族二塩基酸エステル、ペン
タエリスリトールエステル、ジエチレングリコールジベ
ンゾエート等のグリコール゛エステル、アセチルリシノ
ール酸メチル等の脂肪酸エステル、トリクレジールホス
フエート、トリフェニルホスフェート等のリン酸エステ
ル、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油等のエポキ
シ化油、アセチルトリブチルシトレート、アセチルトリ
オクチルシトレート等のクエン酸エステル、トリアルキ
ルトリメリテート、テトラーn−オクチルピロメリテー
ト、ポリプロピレンアジペート、その他ポリエステル系
等の種々の構造の可塑剤が例示される。
また、滑性、安定性等の性質向上のために使用される添
加剤として、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸カドミウム等のカルボン酸の金属塩、三塩基性硫酸
鉛、二塩基性亜りん酸鉛、ジブチルすずジラウレート、
ジーn−オクチルすずマレート、ジーn−オクチ・ルす
ずメルカプタイトのような有機すず化合物、ブチルステ
アレートのようなエステル系、エチレンビスステアロア
マイドのような脂肪酸アミド、高級脂肪酸およびそのエ
ステル、あるいはポリエチレンワックス等が例示される
。
加剤として、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸カドミウム等のカルボン酸の金属塩、三塩基性硫酸
鉛、二塩基性亜りん酸鉛、ジブチルすずジラウレート、
ジーn−オクチルすずマレート、ジーn−オクチ・ルす
ずメルカプタイトのような有機すず化合物、ブチルステ
アレートのようなエステル系、エチレンビスステアロア
マイドのような脂肪酸アミド、高級脂肪酸およびそのエ
ステル、あるいはポリエチレンワックス等が例示される
。
その他塩化ビニル系樹脂の成形に使用される各種添加剤
たとえば充てん剤、耐熱性向上剤、抗酸化剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、無滴剤、顔料、染料、架橋助剤等が
例示される。さらには各種の高分子ゴム弾性体が配合さ
れてもよく、この高分子コム弾性体としてはエチレンー
酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、メチル
メタクリレ−トースチレンーブタジエン共重合体、アク
リロニトリル−スチレンーブタジエン共重合体、ウレタ
ンエラストマー、ポリアミド樹脂、エチレンープロピレ
ンージエンターポリマー、エポキシ変性ポリブタジエン
樹脂等が例示される。
たとえば充てん剤、耐熱性向上剤、抗酸化剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、無滴剤、顔料、染料、架橋助剤等が
例示される。さらには各種の高分子ゴム弾性体が配合さ
れてもよく、この高分子コム弾性体としてはエチレンー
酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、メチル
メタクリレ−トースチレンーブタジエン共重合体、アク
リロニトリル−スチレンーブタジエン共重合体、ウレタ
ンエラストマー、ポリアミド樹脂、エチレンープロピレ
ンージエンターポリマー、エポキシ変性ポリブタジエン
樹脂等が例示される。
なお、これらは塩化ビニル系樹脂10鍾量部あたり5鍾
量部以下の配合量で使用することが望ましい。塩化ビニ
ル系樹脂成形品を得る方法は、押出成形、射出成形、カ
レンダー成形、インフレーシヨン成形、圧縮成形等従来
塩化ビニル樹脂の成形で採用されている成形手段によれ
ばよく、成形品の種類、形状については特に制限はない
。本発明の方法はこのようにして得られる塩化ビニル系
樹脂成形品の表面を窒素原子含有有機化合物の低温プラ
ズマで処理するのであるが、この処理に使用される窒素
原子含有有機化合物としては、前記した各一般式で示さ
れるものが望ましく、具体的にはメチルアミン、ジメチ
ルアミン、トリメチルアミン、n−プロピルアミン、ジ
ーn−プロピルアミン、トリーn−プロピルアミン、n
−ブチルアミン、n−アミルアミン、n−ヘキシルアミ
ン、ラウリルアミン、エチレンジアミン、トリメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、エタノールアミン
、ジエタノールアミン、アリルアミン、アニリン、アラ
ニン、N−メチルアニリン、アリルジメチルアミン、2
−アミノエチルエーテル、1−ジメチルアミノー2−ク
ロルエタン、シクロプロピルアミン、シクロヘキシルア
ミン、エチレンイミン、1−メチルエチレンイミン、ホ
ルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、カプロン
アミド、アミノアセタール、ベンジルアミン、ピペリジ
ン、ピロリジン、モルホリン等のアミン類、イミン類、
アミド類、イミド類、それらの誘導体が例示される。
量部以下の配合量で使用することが望ましい。塩化ビニ
ル系樹脂成形品を得る方法は、押出成形、射出成形、カ
レンダー成形、インフレーシヨン成形、圧縮成形等従来
塩化ビニル樹脂の成形で採用されている成形手段によれ
ばよく、成形品の種類、形状については特に制限はない
。本発明の方法はこのようにして得られる塩化ビニル系
樹脂成形品の表面を窒素原子含有有機化合物の低温プラ
ズマで処理するのであるが、この処理に使用される窒素
原子含有有機化合物としては、前記した各一般式で示さ
れるものが望ましく、具体的にはメチルアミン、ジメチ
ルアミン、トリメチルアミン、n−プロピルアミン、ジ
ーn−プロピルアミン、トリーn−プロピルアミン、n
−ブチルアミン、n−アミルアミン、n−ヘキシルアミ
ン、ラウリルアミン、エチレンジアミン、トリメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、エタノールアミン
、ジエタノールアミン、アリルアミン、アニリン、アラ
ニン、N−メチルアニリン、アリルジメチルアミン、2
−アミノエチルエーテル、1−ジメチルアミノー2−ク
ロルエタン、シクロプロピルアミン、シクロヘキシルア
ミン、エチレンイミン、1−メチルエチレンイミン、ホ
ルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、カプロン
アミド、アミノアセタール、ベンジルアミン、ピペリジ
ン、ピロリジン、モルホリン等のアミン類、イミン類、
アミド類、イミド類、それらの誘導体が例示される。
これらの化合物のうち高沸点(低蒸気圧)のものは加熱
等の操作でガス状として用いればよい。窒素原子含有有
機化合物の低温プラズマを発生させる際の装置内におけ
る窒素原子含有有機化合物の圧力は10−3〜10トル
(好ましくは0.01トル〜5トル)とすることがよく
、これにより目的とする低温プラズマを良好に発生させ
ることができる。
等の操作でガス状として用いればよい。窒素原子含有有
機化合物の低温プラズマを発生させる際の装置内におけ
る窒素原子含有有機化合物の圧力は10−3〜10トル
(好ましくは0.01トル〜5トル)とすることがよく
、これにより目的とする低温プラズマを良好に発生させ
ることができる。
したがつて窒素原子含有有機化合物はかかる圧力のガス
体として存在し得る蒸気圧をもつものであれはよく、そ
れ故比較的大きな分子量のものも使用することがてきる
。なお、窒素原子含有有機化合物はその1種または2種
以上を使用する場合のほか、これら窒素原子含有有機化
合物に無機ガスを併用してもよく、この無機ガスとして
はヘリウム、ネオン、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、一
酸化窒素、二酸化窒素、酸素、空気、一酸化炭素、二酸
化炭素、水素、シアン化臭素、亜硫酸ガス、硫化水素な
どが例示され、これらのガスは単独または混合して使用
される。
体として存在し得る蒸気圧をもつものであれはよく、そ
れ故比較的大きな分子量のものも使用することがてきる
。なお、窒素原子含有有機化合物はその1種または2種
以上を使用する場合のほか、これら窒素原子含有有機化
合物に無機ガスを併用してもよく、この無機ガスとして
はヘリウム、ネオン、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、一
酸化窒素、二酸化窒素、酸素、空気、一酸化炭素、二酸
化炭素、水素、シアン化臭素、亜硫酸ガス、硫化水素な
どが例示され、これらのガスは単独または混合して使用
される。
これらのガスのプラズマ発生装置内におけるガス圧力(
分圧)は、窒素原子含有有機化合物の分圧の1110以
下とするかまたは0.5トル以下の分圧とすることが望
ましく、こうすることによより目的とする低温プラズマ
を良好に発生させることができる。低温プラズマを発生
させる条件としては、たとえば電極間に数KHz〜数百
MHzの高周波電力を印加すれぱよく、放電は有極放電
、無電極放電のいずれでも十分な結果が得られる。
分圧)は、窒素原子含有有機化合物の分圧の1110以
下とするかまたは0.5トル以下の分圧とすることが望
ましく、こうすることによより目的とする低温プラズマ
を良好に発生させることができる。低温プラズマを発生
させる条件としては、たとえば電極間に数KHz〜数百
MHzの高周波電力を印加すれぱよく、放電は有極放電
、無電極放電のいずれでも十分な結果が得られる。
プラズマ処理時間は印加電圧によつても相違するが、一
般には数秒から数十分とすることで十分である。なお、
プラズマ処理には上記の方法以外にも種々あり、たとえ
は放電周波数帯としては低周波、マイクロ波、直流など
を用いることができ、また、電極も外部電極のほか内部
電極、コイル型など容量結合、誘導結合のいずれでもよ
い。
般には数秒から数十分とすることで十分である。なお、
プラズマ処理には上記の方法以外にも種々あり、たとえ
は放電周波数帯としては低周波、マイクロ波、直流など
を用いることができ、また、電極も外部電極のほか内部
電極、コイル型など容量結合、誘導結合のいずれでもよ
い。
しかし、どのような方法をとつても放電熱により材料表
面が変質しないようにしなければならない。本発明の方
法は上記のようにして塩化ビニル系樹脂成形品を低温プ
ラズマ処理した後、この処理面にハロゲン、ハロゲン化
水素またはハロゲン化物を接触させることにより処理を
完了するのであるが、このハロゲンとしてはフッ素、塩
素、臭l素、ヨウ素などが、ハロゲン化水素としては塩
化水素、臭化水素、ヨウ化水素、フッ化水素などが例示
される。また有機ハロゲン化物としてはフッ化n−プロ
ピル、塩化メチル、臭化メチル、塩化アリル、塩化ビニ
ル、臭化ビニル、塩化イソプロ門ペニル、1,1,2−
トリフツ化エタン、1,1−ジクロロエタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等が例示される。成形品の低温プラズ
マ処理面に、これらハロゲン、ハロゲン化水素または有
機ハロゲン化物を接触させる手段としては、ガス状接触
フまたは液状接触のいずれでもよい。ガス状接触では例
えば臭素、ヨウ素、塩化アリル、クロロホルム、四塩化
炭素等については加熱および/または減圧でガス状とし
た後接触操作を行えばよく、他方液状接触では、例えば
フッ素、フッ化水素、塩素、塩化水素、臭化水素、ヨウ
化水素、塩化メチル、塩化ビニル等については冷却およ
び/または加圧下て液状とした後接触操作を行えばよい
。接触操作および接触完了後の余分な接触物の除去を考
慮するとガス状接触いわゆるドライ接触処理が望ましい
。またこの場合の接触圧力は10トル以上てあることが
処理効率上好ましく、接触時間は圧力、ガス温度、成形
品表面の温度等によつて異なるが、通常は数十秒から数
十分とすることで目的とする改質が行われる。本発明の
方法によつて処理された塩化ビニル系樹脂成形品は、機
械的強度等の本来的物性が何ら損われす、表面が改質さ
れることにより前記した帯電防止性、耐汚染性にすぐれ
るほか、耐摩耗性、接着性、耐熱性、ぬれ性、印刷性等
にすぐれているという長所を有する。
面が変質しないようにしなければならない。本発明の方
法は上記のようにして塩化ビニル系樹脂成形品を低温プ
ラズマ処理した後、この処理面にハロゲン、ハロゲン化
水素またはハロゲン化物を接触させることにより処理を
完了するのであるが、このハロゲンとしてはフッ素、塩
素、臭l素、ヨウ素などが、ハロゲン化水素としては塩
化水素、臭化水素、ヨウ化水素、フッ化水素などが例示
される。また有機ハロゲン化物としてはフッ化n−プロ
ピル、塩化メチル、臭化メチル、塩化アリル、塩化ビニ
ル、臭化ビニル、塩化イソプロ門ペニル、1,1,2−
トリフツ化エタン、1,1−ジクロロエタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等が例示される。成形品の低温プラズ
マ処理面に、これらハロゲン、ハロゲン化水素または有
機ハロゲン化物を接触させる手段としては、ガス状接触
フまたは液状接触のいずれでもよい。ガス状接触では例
えば臭素、ヨウ素、塩化アリル、クロロホルム、四塩化
炭素等については加熱および/または減圧でガス状とし
た後接触操作を行えばよく、他方液状接触では、例えば
フッ素、フッ化水素、塩素、塩化水素、臭化水素、ヨウ
化水素、塩化メチル、塩化ビニル等については冷却およ
び/または加圧下て液状とした後接触操作を行えばよい
。接触操作および接触完了後の余分な接触物の除去を考
慮するとガス状接触いわゆるドライ接触処理が望ましい
。またこの場合の接触圧力は10トル以上てあることが
処理効率上好ましく、接触時間は圧力、ガス温度、成形
品表面の温度等によつて異なるが、通常は数十秒から数
十分とすることで目的とする改質が行われる。本発明の
方法によつて処理された塩化ビニル系樹脂成形品は、機
械的強度等の本来的物性が何ら損われす、表面が改質さ
れることにより前記した帯電防止性、耐汚染性にすぐれ
るほか、耐摩耗性、接着性、耐熱性、ぬれ性、印刷性等
にすぐれているという長所を有する。
つぎに具体的実施例をあげる。
実験NO.l
塩化ビニル樹脂10喧量部、DOPl鍾量部、ジブチル
すずメルカプタイド1重量部、カルシウムステアレート
0.踵量部、亜鉛ステアレート0.3重量部、エポキシ
化大豆油1重量部からなる配合物を170゜Cてl吟間
ロール混練し、これを175℃てブレス成形し、厚さ0
.5Tf$tのシートを作成した(未処理シート)。
すずメルカプタイド1重量部、カルシウムステアレート
0.踵量部、亜鉛ステアレート0.3重量部、エポキシ
化大豆油1重量部からなる配合物を170゜Cてl吟間
ロール混練し、これを175℃てブレス成形し、厚さ0
.5Tf$tのシートを作成した(未処理シート)。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、装置内を
10−6トルまで真空にした後窒素ガスを導入し、ガス
流通下、装置内を0.1トルに調整保持した。つぎに装
置内にエチルアミンガスを導入し窒素ガスと混合し、ガ
ス流通下、装置内を0.3トルに.調整保持し、13.
56MHz1KWの高周波電力を与えて低温プラズマを
発生させシートを3分間処理した(処理シート1)。
10−6トルまで真空にした後窒素ガスを導入し、ガス
流通下、装置内を0.1トルに調整保持した。つぎに装
置内にエチルアミンガスを導入し窒素ガスと混合し、ガ
ス流通下、装置内を0.3トルに.調整保持し、13.
56MHz1KWの高周波電力を与えて低温プラズマを
発生させシートを3分間処理した(処理シート1)。
その後装置内を10−3トルまて減圧した後、塩素ガス
を導入し、内圧100トルとなつたところで導.”入を
やめ、100トル下5分間放置し、シートを塩素ガスと
接触処理させた(処理シート2)。
を導入し、内圧100トルとなつたところで導.”入を
やめ、100トル下5分間放置し、シートを塩素ガスと
接触処理させた(処理シート2)。
このようにして処理したシート1および2、および処理
を行わなかつたシートについて、タバコ灰吸着距離、表
面固有抵抗および摩擦帯電圧を測・定したところ、下記
の結果が得られた。実験NO.2実験NO.lと同じ成
形シートを使用し、このシートをプラズマ発生装置内に
セットし、装置内を10−6トルまで真空にした後アル
ゴンガスを導入し、流通下、装置内を0.6トルに調整
保持した。
を行わなかつたシートについて、タバコ灰吸着距離、表
面固有抵抗および摩擦帯電圧を測・定したところ、下記
の結果が得られた。実験NO.2実験NO.lと同じ成
形シートを使用し、このシートをプラズマ発生装置内に
セットし、装置内を10−6トルまで真空にした後アル
ゴンガスを導入し、流通下、装置内を0.6トルに調整
保持した。
つぎに装置内にエチルアミンガスを導入し、アルゴンと
混合しつつ装置内を1.2トルに調整保持した。この系
に13.56MHz800Wの高周波電力を与えて低温
プラズマを発生させシートを5分間処理した。その後処
理シートを取り出し、真空装置内に入れ1トルまて減圧
後、塩素ガスを導入し内圧100トルとなつたところて
導入をやめ、100トル下10分間放置しシートを塩素
ガスと接触処理させた。
混合しつつ装置内を1.2トルに調整保持した。この系
に13.56MHz800Wの高周波電力を与えて低温
プラズマを発生させシートを5分間処理した。その後処
理シートを取り出し、真空装置内に入れ1トルまて減圧
後、塩素ガスを導入し内圧100トルとなつたところて
導入をやめ、100トル下10分間放置しシートを塩素
ガスと接触処理させた。
この処理シートについて実験NO.lと同様にして物性
を測定したところ、結果は下記のとおりであつた。実験
NO.3 塩化ビニル樹脂10唾量部、鉛ステアレート2.5重量
部、三塩基性硫酸鉛0.5重量部、バリウムステアレー
ト0.5重量部、ポリエチレンワックス0.3重量部か
らなる配合物をロールにて180℃で10分間混練し、
これを185℃でブレス成形して厚さ1順のシートを作
成した。
を測定したところ、結果は下記のとおりであつた。実験
NO.3 塩化ビニル樹脂10唾量部、鉛ステアレート2.5重量
部、三塩基性硫酸鉛0.5重量部、バリウムステアレー
ト0.5重量部、ポリエチレンワックス0.3重量部か
らなる配合物をロールにて180℃で10分間混練し、
これを185℃でブレス成形して厚さ1順のシートを作
成した。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、装置内を
10−6トルまで真空にした後、炭酸ガスを導入し、ガ
ス流通下、装置内を0.05トルに調整保持した。
10−6トルまで真空にした後、炭酸ガスを導入し、ガ
ス流通下、装置内を0.05トルに調整保持した。
つぎに装置内にアリルアミンガスを導入し、炭酸ガスと
混合しつつ、装置内を1トルに調整保持し、13.56
MHz1KWの高周波電力を与えて低温プラズマを発生
させシートを5分間処理した。その後装置内を10−3
トルまで減圧した後塩化水素ガスを導入し、内圧450
トルとなつたところで導入をやめて1紛間放置し、シー
トを塩化水素ガスと接触処理させた。
混合しつつ、装置内を1トルに調整保持し、13.56
MHz1KWの高周波電力を与えて低温プラズマを発生
させシートを5分間処理した。その後装置内を10−3
トルまで減圧した後塩化水素ガスを導入し、内圧450
トルとなつたところで導入をやめて1紛間放置し、シー
トを塩化水素ガスと接触処理させた。
このようにして処理したシートおよびプラズブ処理を行
わなかつたシートについて実験NO.lと同様にして物
性を測定したところ、結果は下記に示すとおりであつた
。
わなかつたシートについて実験NO.lと同様にして物
性を測定したところ、結果は下記に示すとおりであつた
。
実験NO.4
実験NO3と同じシートを使用し、このシートをプラズ
マ発生装置内にセットし、装置内を10−6トルまて減
圧した後炭酸ガスを導入し、ガス流通下装置内を0.7
トルに調整保持した。
マ発生装置内にセットし、装置内を10−6トルまて減
圧した後炭酸ガスを導入し、ガス流通下装置内を0.7
トルに調整保持した。
つぎに装置内にアリルアミンガスを導入し炭酸ガスと混
合しつつ装置内を1.7トルに調整保持し、13.56
MHz1KWの高周波電力を与えて低温プラズマを発生
させ、シートを5分間処理した。
合しつつ装置内を1.7トルに調整保持し、13.56
MHz1KWの高周波電力を与えて低温プラズマを発生
させ、シートを5分間処理した。
この処理シートについて実験NO.lと同様にして物性
を測定したところ、結果は下記のとおりてあつた。実験
NO5 実験NO.3と同じ成形シートを使用し、このシートを
プラズマ発生装置内にセットし装置内を10−6トルま
で減圧した後アルゴンガスを導入し装置内を0.05ト
ルに調整保持した。
を測定したところ、結果は下記のとおりてあつた。実験
NO5 実験NO.3と同じ成形シートを使用し、このシートを
プラズマ発生装置内にセットし装置内を10−6トルま
で減圧した後アルゴンガスを導入し装置内を0.05ト
ルに調整保持した。
つぎにこの装置内にジメチルアミンガスを導入しアルゴ
ンと混合しつつ装置内を0.08トルに調整保持し11
0KHz2KWの高周波電力を与えて低温プラズマを発
生させシートを2分間処理した。その後処理シートを取
り出し、真空装置内に入れ100トルまで減圧後塩素ガ
スを導入し内圧15叶ルとなつたところで導入をやめ5
分間放置し、シートを塩素ガスと接触処理させた。
ンと混合しつつ装置内を0.08トルに調整保持し11
0KHz2KWの高周波電力を与えて低温プラズマを発
生させシートを2分間処理した。その後処理シートを取
り出し、真空装置内に入れ100トルまで減圧後塩素ガ
スを導入し内圧15叶ルとなつたところで導入をやめ5
分間放置し、シートを塩素ガスと接触処理させた。
この処理シートについて実験NO.lと同様にして物性
を測定したところ、結果は下記のとおりであつた。
を測定したところ、結果は下記のとおりであつた。
実験NO.6
実験NO.3と同じシートを使用し、この成形シートを
プラズマ発生装置内にセットし、装置内を10−6トル
まで減圧した後、窒素ガスを導入し、ガス流通下装置内
を0.3トルに調整保持した。
プラズマ発生装置内にセットし、装置内を10−6トル
まで減圧した後、窒素ガスを導入し、ガス流通下装置内
を0.3トルに調整保持した。
つぎに装置内にジメチルホルムアミドガスを導入して窒
素ガスと混合しつつ装置内を0.4トルに調整保持し、
13.56MHz2KWの高周波電力を与えて低温プラ
ズマを発生させシートを3分間処理した。その後処理シ
ートを取り出し、減圧装置内に入れ0.1トルまて減圧
後加温した塩化アリルガスを導入し、内圧を76叶ルと
して1吟間放置し、シl−トを塩化アリルと接触処理さ
せた。この処理シートについて実験NO.lと同様にし
て物性を測定したところ、結果は下記のとおりであつた
。
素ガスと混合しつつ装置内を0.4トルに調整保持し、
13.56MHz2KWの高周波電力を与えて低温プラ
ズマを発生させシートを3分間処理した。その後処理シ
ートを取り出し、減圧装置内に入れ0.1トルまて減圧
後加温した塩化アリルガスを導入し、内圧を76叶ルと
して1吟間放置し、シl−トを塩化アリルと接触処理さ
せた。この処理シートについて実験NO.lと同様にし
て物性を測定したところ、結果は下記のとおりであつた
。
実験NO.7
塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体(SC−400G:信
越化学工業製)10唾量部、ジブチルすノずメルカプタ
イド3重量部、エポキシ化大豆油2重量部、カルシウム
ステアレート0.5重量部からなる配合物を180゜C
て1紛間ロール混練し、これを185゜Cでブレス成形
し、厚さ1Tnのシートを作成した。
越化学工業製)10唾量部、ジブチルすノずメルカプタ
イド3重量部、エポキシ化大豆油2重量部、カルシウム
ステアレート0.5重量部からなる配合物を180゜C
て1紛間ロール混練し、これを185゜Cでブレス成形
し、厚さ1Tnのシートを作成した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル系樹脂成形品を10トル以下の窒素原子
含有有機化合物(ただし有機けい素化合物を除く)の低
温プラズマに曝し、ついでこの低温プラズマ処理面にハ
ロゲン、ハロゲン化水素または有機ハロゲン化物を接触
させることを特徴とする塩化ビニル系樹脂成形品の表面
処理方法。 2 前記窒素原子含有有機化合物が、一般式▲数式、化
学式、表等があります▼(式中、R^1は置換もしくは
非置換の一価炭化水素基、R^2およびR^3は水素原
子または置換もしくは非置換一価炭化水素基)で示され
る化合物である特許請求の範囲第1項記載の表面処理方
法。 3 前記窒素原子含有有機化合物が一般式▲数式、化学
式、表等があります▼ (式中、R^5およびR^6は水素原子または置換もし
くは非置換の一価炭化水素基)で示される化合物である
特許請求の範囲第1項記載の表面処理方法。 4 前記低温プラズマのガスふん囲気が (イ)ガス分圧10^−^3〜10トルの窒素原子含有
有機化合物と、(ロ)ガス分圧10^−^4〜10トル
の無機ガスとからなることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の表面処理方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12809480A JPS6059252B2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 |
| NL8104230A NL8104230A (nl) | 1980-09-16 | 1981-09-14 | Werkwijze voor het wijzigen van de oppervlakte-eigenschappen van voorwerpen gevormd uit kunststoffen. |
| US06/301,536 US4395434A (en) | 1980-09-16 | 1981-09-14 | Method for improving surface properties of shaped articles of synthetic resins |
| DE19813136574 DE3136574A1 (de) | 1980-09-16 | 1981-09-15 | Verfahren zum modifizieren der oberflaecheneigenschaften von kunststoff-formstoffen |
| GB8127854A GB2084159B (en) | 1980-09-16 | 1981-09-15 | A method for improving surface properties of shaped articles of synthetic resins |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12809480A JPS6059252B2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5753541A JPS5753541A (en) | 1982-03-30 |
| JPS6059252B2 true JPS6059252B2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=14976244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12809480A Expired JPS6059252B2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059252B2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-16 JP JP12809480A patent/JPS6059252B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5753541A (en) | 1982-03-30 |
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