JPS6059457B2 - インチングバルブ機構 - Google Patents
インチングバルブ機構Info
- Publication number
- JPS6059457B2 JPS6059457B2 JP2975080A JP2975080A JPS6059457B2 JP S6059457 B2 JPS6059457 B2 JP S6059457B2 JP 2975080 A JP2975080 A JP 2975080A JP 2975080 A JP2975080 A JP 2975080A JP S6059457 B2 JPS6059457 B2 JP S6059457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- oil
- inching
- pressure
- communicates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 18
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 10
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインチングバルブ機構の改良に関する。
従来のインチングバルブ機構は第1図に示すように構
成されており、第1図において1は液圧発生源となるポ
ンプで、エンジン出力軸(図示せす)により駆動され油
タンク2より油を吸込み、管路3へ圧油を吐出する。
成されており、第1図において1は液圧発生源となるポ
ンプで、エンジン出力軸(図示せす)により駆動され油
タンク2より油を吸込み、管路3へ圧油を吐出する。
管路3内の油はレギュレータバルブ34で一定圧(ライ
ン圧)に調圧された後、余剰の油はトルクコンバータ′
Γ、C、へ流れる。管路3はまた管路4に分岐し、次に
述べるインチングバルブ機構5のポート10と連通して
いる。 インチングバルブ機構5の弁本体6の嵌挿穴7
には、ポート8、9、10、及び12があり、ポート8
、12は油タンク2に、ポート10は管路4に、ポート
9は管路30にそれぞれ連通している。
ン圧)に調圧された後、余剰の油はトルクコンバータ′
Γ、C、へ流れる。管路3はまた管路4に分岐し、次に
述べるインチングバルブ機構5のポート10と連通して
いる。 インチングバルブ機構5の弁本体6の嵌挿穴7
には、ポート8、9、10、及び12があり、ポート8
、12は油タンク2に、ポート10は管路4に、ポート
9は管路30にそれぞれ連通している。
上記嵌挿穴にはスプール13が摺動自在に嵌挿されてい
て、このスプール13の外周には環状”溝14が形成さ
れている。スプール13の右端部には円筒状の穴16が
、左端には肩部17が形成され、該穴16内にはピスト
ン18が摺動自在に嵌挿されていて、ピストン18の右
端面は上記嵌挿穴7の右端部部に取付けたカバー19に
当接し・ている。また円筒状穴16は油入20を介して
上記環状溝14に連通している。上記嵌挿穴7にはまた
スプール22が摺動自在に嵌挿されていて、このスプー
ル22の右端部には小径ランド23が形成され、上記ス
プール13の肩部17との間に調圧用ばね24が介装さ
れている。また、該スプール22の左端部はインチング
ペダル26の下端部にあるピン27と揺動可能に取付け
られている。インチングペダル26の踏込み時、スプー
ル22が弁本体6から抜け出ないように、ストッパーの
役目をするカバー29が嵌挿穴7の左端に取付けられて
いる。またインチングペダル26には戻しはね28が取
付けられ、その付勢力でスプール22を常時右方向に押
付け、小径ランド23とスプール13の肩部17を当接
させている。インチングバルブ機構5のボート9は管路
30を介して前後進切換バルブ31に連通し、この切換
バルブ31は図示省略の車両の前進クラッチ32あるい
は後進クラッチ33に油を差し向ける作用をし、車両を
前進あるいは後進状態におく。インチングペタル26を
操作することにより後述の作用が生じ、車両を一時的中
立にしたり、あるいはいわゆる半クラッチ状態におき車
両を微動させることが可能となる。インチングペダル2
6を踏込まない図示実線位置ては、戻しばね28により
スプール13,22ともに右端に当接し、管路4のライ
ン圧の油は、ボート10、環状溝14、油穴20を通り
円筒状穴16内に導かれてスプール13を左方向に押す
力を発生するが、戻しばね28による力の方が大きいの
て図示位置の状態を維持する。
て、このスプール13の外周には環状”溝14が形成さ
れている。スプール13の右端部には円筒状の穴16が
、左端には肩部17が形成され、該穴16内にはピスト
ン18が摺動自在に嵌挿されていて、ピストン18の右
端面は上記嵌挿穴7の右端部部に取付けたカバー19に
当接し・ている。また円筒状穴16は油入20を介して
上記環状溝14に連通している。上記嵌挿穴7にはまた
スプール22が摺動自在に嵌挿されていて、このスプー
ル22の右端部には小径ランド23が形成され、上記ス
プール13の肩部17との間に調圧用ばね24が介装さ
れている。また、該スプール22の左端部はインチング
ペダル26の下端部にあるピン27と揺動可能に取付け
られている。インチングペダル26の踏込み時、スプー
ル22が弁本体6から抜け出ないように、ストッパーの
役目をするカバー29が嵌挿穴7の左端に取付けられて
いる。またインチングペダル26には戻しはね28が取
付けられ、その付勢力でスプール22を常時右方向に押
付け、小径ランド23とスプール13の肩部17を当接
させている。インチングバルブ機構5のボート9は管路
30を介して前後進切換バルブ31に連通し、この切換
バルブ31は図示省略の車両の前進クラッチ32あるい
は後進クラッチ33に油を差し向ける作用をし、車両を
前進あるいは後進状態におく。インチングペタル26を
操作することにより後述の作用が生じ、車両を一時的中
立にしたり、あるいはいわゆる半クラッチ状態におき車
両を微動させることが可能となる。インチングペダル2
6を踏込まない図示実線位置ては、戻しばね28により
スプール13,22ともに右端に当接し、管路4のライ
ン圧の油は、ボート10、環状溝14、油穴20を通り
円筒状穴16内に導かれてスプール13を左方向に押す
力を発生するが、戻しばね28による力の方が大きいの
て図示位置の状態を維持する。
このためポー10内の油はボート9を通り管路30へ減
圧されることなく流れ、管路4のライン圧と等しい油一
圧が管路30に発生する。第2図の油圧P1がこれに相
当し、(以降この油圧をクラッチ油圧と称する。)つぎ
にインチングペダル26を図示破線方向に踏込んでいき
、スプール22の小径ランド部23とスプール13の肩
部17が離れ、スプール.13が摺動可能となつても、
該スプール13によりボート10が閉鎖され、環状溝1
4を介してボート8が開放されるまでは、管路30のク
ラッチ油圧は管路4のライン圧に等しい値を維持する。
第2図のストロークS1までの間がこれに相当す−る。
インチングペダル26を更に踏込みスプール22のスト
ロークがS1になると、スプール13よるボート10の
閉鎖と、環状溝14によるボート8の開放が可能となり
、調圧ばね24の荷重に応じて管路30のクラッチ油圧
は減圧調圧され第2図のP2を維持する。インチングペ
ダル26を更に踏込み、スプール22のストロークが増
加していくと、調圧ばね24の荷重は減少していき、こ
れに応じて管路30のクラッチ油圧は連続的に減少し、
第2図のストロークS1〜S2の範囲がこれに相当する
。インチングペダル26を更に踏込むと、調圧ばね24
は自由長となり、その荷重は零となるので管路30のク
ラッチ油圧は零となり、第21図のS2〜S3がこれに
相当する。以上のごとく、インチングペダル26の踏込
み量に応じて管路30のクラッチ油圧が変化し、車両の
前進クラッチ32、あるいは後進クラッチ33の係合状
態を完全係合から、完全解放まで連続一的に変化させて
車両を微速で移動させたり、中立停止させたりすること
が可能となる。
圧されることなく流れ、管路4のライン圧と等しい油一
圧が管路30に発生する。第2図の油圧P1がこれに相
当し、(以降この油圧をクラッチ油圧と称する。)つぎ
にインチングペダル26を図示破線方向に踏込んでいき
、スプール22の小径ランド部23とスプール13の肩
部17が離れ、スプール.13が摺動可能となつても、
該スプール13によりボート10が閉鎖され、環状溝1
4を介してボート8が開放されるまでは、管路30のク
ラッチ油圧は管路4のライン圧に等しい値を維持する。
第2図のストロークS1までの間がこれに相当す−る。
インチングペダル26を更に踏込みスプール22のスト
ロークがS1になると、スプール13よるボート10の
閉鎖と、環状溝14によるボート8の開放が可能となり
、調圧ばね24の荷重に応じて管路30のクラッチ油圧
は減圧調圧され第2図のP2を維持する。インチングペ
ダル26を更に踏込み、スプール22のストロークが増
加していくと、調圧ばね24の荷重は減少していき、こ
れに応じて管路30のクラッチ油圧は連続的に減少し、
第2図のストロークS1〜S2の範囲がこれに相当する
。インチングペダル26を更に踏込むと、調圧ばね24
は自由長となり、その荷重は零となるので管路30のク
ラッチ油圧は零となり、第21図のS2〜S3がこれに
相当する。以上のごとく、インチングペダル26の踏込
み量に応じて管路30のクラッチ油圧が変化し、車両の
前進クラッチ32、あるいは後進クラッチ33の係合状
態を完全係合から、完全解放まで連続一的に変化させて
車両を微速で移動させたり、中立停止させたりすること
が可能となる。
ピストン18は円筒状穴16内に発生する油圧(管路3
0のクラッチ油圧と等しい)による力を調整するため嵌
挿されているが、スプール13の゛摺動を滑らかにし、
クラッチ油圧の変化を確実なものとするには、あまり小
さく選ぶことはできない。
0のクラッチ油圧と等しい)による力を調整するため嵌
挿されているが、スプール13の゛摺動を滑らかにし、
クラッチ油圧の変化を確実なものとするには、あまり小
さく選ぶことはできない。
またインチングペダル26を操作しない時は、ライン圧
P1の油が円筒状穴16に流入し、戻しばね28の荷重
もこの油圧力に打勝つ強さで取付ける必要があるが、戻
しばね28の荷重が大きくなると、インチングペダル操
作力も大きく重くなり、操作性の点から軽くするために
、リンク機構のレバー比を大きくしなければならない。
そうすると、ペダルストロークも必然的に大きくなり、
インチングペグルの操作性が悪いという欠点があつた。
本発明は、上記従来のインチングバルブ機構の欠点を解
消することを目的として提案されたもので、液圧発生源
に接続されたボート、前後進切換バルブに連通されたボ
ートおよび油タンクに接続されたボートを内周壁の適所
に、その軸方向に沿つて適当間隔毎に有する弁本体、同
弁本体内の一側に摺動可能に嵌挿され、外側部に円筒状
穴を、また、外周部に環状溝をもつ第1スプールと、該
弁本体の他側に摺動可能に嵌挿され、上記第1スプール
との間に調整ばねを介装された第2スプール、同第2ス
プールの延出端にピン連結され、もどしばねにより常に
反時計方向へ回動せしめられて、該第2スプールを常に
第1スプールの内端部に当接するように付勢されたイン
チングペダルを具えてなるインチングバルブ機構におい
て、上記弁本体の内周壁の適所に、上記前後進切換バル
ブに通じる管路からの分岐管路に連通するボートおよび
油タンクに通じるボートを配設するとともに、該前後進
切換バルブに通じるボートに連通可能な油路を有し、一
側が上記第2スプールに当接可能で、他側に油路を介し
て液圧発生源または油タンクに通じる受圧室を形成する
摺動部材を具備しでなり、インチングペダルを操作した
ときは、上記受圧室に液圧発生源の圧油が導入され、ま
たインチングペダルを操作しないときは、液圧発生源の
圧油の導入が遮断されるように構成してなることを特徴
とするインチングバルブ機構に係るものである。
P1の油が円筒状穴16に流入し、戻しばね28の荷重
もこの油圧力に打勝つ強さで取付ける必要があるが、戻
しばね28の荷重が大きくなると、インチングペダル操
作力も大きく重くなり、操作性の点から軽くするために
、リンク機構のレバー比を大きくしなければならない。
そうすると、ペダルストロークも必然的に大きくなり、
インチングペグルの操作性が悪いという欠点があつた。
本発明は、上記従来のインチングバルブ機構の欠点を解
消することを目的として提案されたもので、液圧発生源
に接続されたボート、前後進切換バルブに連通されたボ
ートおよび油タンクに接続されたボートを内周壁の適所
に、その軸方向に沿つて適当間隔毎に有する弁本体、同
弁本体内の一側に摺動可能に嵌挿され、外側部に円筒状
穴を、また、外周部に環状溝をもつ第1スプールと、該
弁本体の他側に摺動可能に嵌挿され、上記第1スプール
との間に調整ばねを介装された第2スプール、同第2ス
プールの延出端にピン連結され、もどしばねにより常に
反時計方向へ回動せしめられて、該第2スプールを常に
第1スプールの内端部に当接するように付勢されたイン
チングペダルを具えてなるインチングバルブ機構におい
て、上記弁本体の内周壁の適所に、上記前後進切換バル
ブに通じる管路からの分岐管路に連通するボートおよび
油タンクに通じるボートを配設するとともに、該前後進
切換バルブに通じるボートに連通可能な油路を有し、一
側が上記第2スプールに当接可能で、他側に油路を介し
て液圧発生源または油タンクに通じる受圧室を形成する
摺動部材を具備しでなり、インチングペダルを操作した
ときは、上記受圧室に液圧発生源の圧油が導入され、ま
たインチングペダルを操作しないときは、液圧発生源の
圧油の導入が遮断されるように構成してなることを特徴
とするインチングバルブ機構に係るものである。
以下第3図および第4図に示す実施例により、本発明に
つき具体的に説明する。
つき具体的に説明する。
なお本発明は、上記第1図および第2図に示す従来のイ
ンチングバルブ機構に、後述するように、部分的改変を
加えた構成を特徴とするものであり、該従来のインチン
グバルブ機構の各部材に該当する部材の符号としては、
第1図および第2図に示す部材の符号に100を加えた
符号ですべて表示している。第3図に示す如く、弁本体
106の嵌挿穴107には第1図の従来例のボート以外
にボート111,115が加えられ第1スプール113
には、従来例の油穴120、円筒状穴116、環状溝1
14以外に嵌挿穴136、ボート121、油穴138、
環状溝139が形成され、また、嵌挿穴136には摺動
自在に摺動部材132を嵌挿し、円筒状穴116内のピ
ストン118と摺動部材132の間に受圧室140を形
成する。摺動部材132には、油穴133,134、肩
部137が形成され、ピストン118と摺動部材132
の間にはもどしはね125を介装する。
ンチングバルブ機構に、後述するように、部分的改変を
加えた構成を特徴とするものであり、該従来のインチン
グバルブ機構の各部材に該当する部材の符号としては、
第1図および第2図に示す部材の符号に100を加えた
符号ですべて表示している。第3図に示す如く、弁本体
106の嵌挿穴107には第1図の従来例のボート以外
にボート111,115が加えられ第1スプール113
には、従来例の油穴120、円筒状穴116、環状溝1
14以外に嵌挿穴136、ボート121、油穴138、
環状溝139が形成され、また、嵌挿穴136には摺動
自在に摺動部材132を嵌挿し、円筒状穴116内のピ
ストン118と摺動部材132の間に受圧室140を形
成する。摺動部材132には、油穴133,134、肩
部137が形成され、ピストン118と摺動部材132
の間にはもどしはね125を介装する。
第2スプール122には小径ランド123,135が形
成され、それぞれ第1スプール113、摺動部材132
の端部と当接し、摺動部材132はもどしばね125と
第2スプール122の両者により、動きを制限されてい
る。第2スプール122と第1スプール113の間には
調圧用ばね124が介装され、管路130から分岐した
管路130aは、ボート111と連通し、ボート115
は油タンク102と連通している。以上記述した箇所以
外の各部材は、第1図の従来例とほぼ同一の構造である
。本発明の一実施例は、上記のように構成されており、
第3図に示すように、インチングペダル126を踏込ま
ない図示位置では、管路104の油はボート110、第
1スプール113の環状溝114、ボート109から管
路130へ減圧されることなく流れ、管路104のライ
ン圧と等しい油圧が管路130に発生する。
成され、それぞれ第1スプール113、摺動部材132
の端部と当接し、摺動部材132はもどしばね125と
第2スプール122の両者により、動きを制限されてい
る。第2スプール122と第1スプール113の間には
調圧用ばね124が介装され、管路130から分岐した
管路130aは、ボート111と連通し、ボート115
は油タンク102と連通している。以上記述した箇所以
外の各部材は、第1図の従来例とほぼ同一の構造である
。本発明の一実施例は、上記のように構成されており、
第3図に示すように、インチングペダル126を踏込ま
ない図示位置では、管路104の油はボート110、第
1スプール113の環状溝114、ボート109から管
路130へ減圧されることなく流れ、管路104のライ
ン圧と等しい油圧が管路130に発生する。
管路104の油は、油穴120を通つてボート121へ
流れるが、摺動部材132が第2スプール122により
右方へ移動させられているため、油穴133とボート1
21は閉ざされた状態にあり、同様に分岐管路130a
の油はボート111へ流れるが、第1スプール113の
環状溝139がボート111を閉じているため、それぞ
れボート121,111の油は受圧室140に流入しな
い。
流れるが、摺動部材132が第2スプール122により
右方へ移動させられているため、油穴133とボート1
21は閉ざされた状態にあり、同様に分岐管路130a
の油はボート111へ流れるが、第1スプール113の
環状溝139がボート111を閉じているため、それぞ
れボート121,111の油は受圧室140に流入しな
い。
一方、環状溝139はボート115を開いているので、
受圧室140は油穴138を介して油タンク102と連
通状態にあり、受圧室140には油圧が発生しない。こ
れにより第1スプール113を左方へ移動させよ・うと
する力はもどしばね125の荷重のみとなる。つぎに、
インチングペグル126を踏込み、第2スプール122
の左方向移動量が第2図のストロークS1より大きくな
ると、第2スプール122の小径ランド123と第1ス
プール113の端部が離れると同時に、小径ランド13
5と摺動部材132の端部が離れ、該摺動部材132は
もどしノばね125により肩部137が第1スプール1
13の円筒状穴116の端部に当接するまて左方向へ動
く。
受圧室140は油穴138を介して油タンク102と連
通状態にあり、受圧室140には油圧が発生しない。こ
れにより第1スプール113を左方へ移動させよ・うと
する力はもどしばね125の荷重のみとなる。つぎに、
インチングペグル126を踏込み、第2スプール122
の左方向移動量が第2図のストロークS1より大きくな
ると、第2スプール122の小径ランド123と第1ス
プール113の端部が離れると同時に、小径ランド13
5と摺動部材132の端部が離れ、該摺動部材132は
もどしノばね125により肩部137が第1スプール1
13の円筒状穴116の端部に当接するまて左方向へ動
く。
この結果、第1スプール113のボート121と摺動部
材132の油穴133が連通し、ボート111の油が油
穴120、ボート121、7油穴133,134と流れ
て受圧室140へ流入する。一方、受圧室140は油穴
138を介して油タンク102と連通しているが、油穴
138の径は油穴120の径より小さくしているため、
油穴120を介して流入してくる油量と、油穴13フ8
を介して流出する油量の関係より受圧室140に油圧が
発生し、この力により第1スプール113は左方へ移動
する。この第1スプール113の移動とともに、環状溝
139はボート115を閉じ、ボート111を開くので
、油穴138から油タンク102への流れはなくなり、
逆に分岐管路130aから油が流入する。油穴120と
油穴138の両者から受圧室140へ油が流入しながら
第1スプール113が更に左方へ移動すると第4図の状
態となり、ボート109、管路130,130aの油圧
は減圧されたある一定のクラッチ油圧を保持し、従来例
と同一の減圧作用を行なう。インチングペダル126を
更に踏込んでいく時の作用は、従来例とまつたく同様で
、調圧ばね124の取付荷重を変化させることにより、
第2図のストロークS1からS3までのように管路13
0のクラッチ油圧は変化する。また、インチングペダル
126の踏込み量を逆に減じて行く時、スプール122
の小径ランド135が第2ピストン132の端部と当接
するまでは従来例と同一作用をなす。
材132の油穴133が連通し、ボート111の油が油
穴120、ボート121、7油穴133,134と流れ
て受圧室140へ流入する。一方、受圧室140は油穴
138を介して油タンク102と連通しているが、油穴
138の径は油穴120の径より小さくしているため、
油穴120を介して流入してくる油量と、油穴13フ8
を介して流出する油量の関係より受圧室140に油圧が
発生し、この力により第1スプール113は左方へ移動
する。この第1スプール113の移動とともに、環状溝
139はボート115を閉じ、ボート111を開くので
、油穴138から油タンク102への流れはなくなり、
逆に分岐管路130aから油が流入する。油穴120と
油穴138の両者から受圧室140へ油が流入しながら
第1スプール113が更に左方へ移動すると第4図の状
態となり、ボート109、管路130,130aの油圧
は減圧されたある一定のクラッチ油圧を保持し、従来例
と同一の減圧作用を行なう。インチングペダル126を
更に踏込んでいく時の作用は、従来例とまつたく同様で
、調圧ばね124の取付荷重を変化させることにより、
第2図のストロークS1からS3までのように管路13
0のクラッチ油圧は変化する。また、インチングペダル
126の踏込み量を逆に減じて行く時、スプール122
の小径ランド135が第2ピストン132の端部と当接
するまでは従来例と同一作用をなす。
小径ランド135が摺動部材132に当接すると、該摺
動部材132は左方へ移動し、第1スプール113のボ
ート121と摺動部材132の油穴133は閉ざされた
状態となるので、ボート120から受圧室140への油
の流入はなくなるが、油穴138を介して管路130の
油の流入か引続きあるため、受圧室140の油圧は保持
され、調圧ばね124の取付荷重に応じた減圧作用を行
なう。そして、インチングペダル126の踏込み量を更
に減じていくと、第2スプール122の小径ランド12
3と第1スプール113の端部が当接し、第1スプール
113を右方へ動かすため、環状溝114はボート10
8を閉じボート110を開いて減圧作用を停止する。
動部材132は左方へ移動し、第1スプール113のボ
ート121と摺動部材132の油穴133は閉ざされた
状態となるので、ボート120から受圧室140への油
の流入はなくなるが、油穴138を介して管路130の
油の流入か引続きあるため、受圧室140の油圧は保持
され、調圧ばね124の取付荷重に応じた減圧作用を行
なう。そして、インチングペダル126の踏込み量を更
に減じていくと、第2スプール122の小径ランド12
3と第1スプール113の端部が当接し、第1スプール
113を右方へ動かすため、環状溝114はボート10
8を閉じボート110を開いて減圧作用を停止する。
更に環状溝139に.おいてもボート111を閉じボー
ト115を開いて受圧室140の油は油穴138を介し
油タンク102へ排出し、最初の取付状態に復帰する。
本発明のインチングバルブ機構は、上記のような構成、
作用を具有するものであるから、本発明!によれば、受
圧室140内のもどしばね125の取付荷重は摺動部材
132の摺動抵抗に打勝つ力を必要とするのみで十分小
さなものでよく、インチングペダル126部にあるもど
しばね128の荷重は、クラッチ油圧P2、つまり調圧
ばね124のく最大取付荷重と、もどしはね125の和
と同程度の小さなものでよい。したがつて、従来例にお
けるクラッチ油圧P1に打勝つ力を必要とする場合に比
べて、もどしばね128の荷重を十分に小さく採ること
ができ、必然的にペダルストロークも小さくなり、その
操作性が良好となるという実用的効果を挙げることがで
きる。つぎに上記第1実施例に比し、受圧室140の構
造のみ異なる第2実施例を第5図に示すが、上記従来例
に該当する部材の符号に200を加えて符号を付して相
当する各部材を示す。
ト115を開いて受圧室140の油は油穴138を介し
油タンク102へ排出し、最初の取付状態に復帰する。
本発明のインチングバルブ機構は、上記のような構成、
作用を具有するものであるから、本発明!によれば、受
圧室140内のもどしばね125の取付荷重は摺動部材
132の摺動抵抗に打勝つ力を必要とするのみで十分小
さなものでよく、インチングペダル126部にあるもど
しばね128の荷重は、クラッチ油圧P2、つまり調圧
ばね124のく最大取付荷重と、もどしはね125の和
と同程度の小さなものでよい。したがつて、従来例にお
けるクラッチ油圧P1に打勝つ力を必要とする場合に比
べて、もどしばね128の荷重を十分に小さく採ること
ができ、必然的にペダルストロークも小さくなり、その
操作性が良好となるという実用的効果を挙げることがで
きる。つぎに上記第1実施例に比し、受圧室140の構
造のみ異なる第2実施例を第5図に示すが、上記従来例
に該当する部材の符号に200を加えて符号を付して相
当する各部材を示す。
第1スプール213の円筒状穴216にもどしばね23
9のみ挿入し、弁本体206右端部カバー219は、)
油を完全に密閉状態となるように弁本体206に取付け
、このカバー219と弁本体206の嵌挿穴207およ
び第1スプール213により囲まれた部分で受圧室24
0を構成させ、他の部分は第1実施例とまつたく同一構
造とする。本実施例では受圧室240の面積が第1実施
例の受圧室140のそれより大きくなるため、調圧用ば
ね224の取付荷重が大きくなり、この結果、ペダル部
もどしばね228の荷重も大きくなるが、適用する車両
の要求から第2図におけるスlトロークS1でのクラッ
チ油圧P2が小さい値でよい場合があり、この時は、調
圧用ばね22牡もどしぱね228の荷重もそれぞれ小さ
くすることが可能てある。
9のみ挿入し、弁本体206右端部カバー219は、)
油を完全に密閉状態となるように弁本体206に取付け
、このカバー219と弁本体206の嵌挿穴207およ
び第1スプール213により囲まれた部分で受圧室24
0を構成させ、他の部分は第1実施例とまつたく同一構
造とする。本実施例では受圧室240の面積が第1実施
例の受圧室140のそれより大きくなるため、調圧用ば
ね224の取付荷重が大きくなり、この結果、ペダル部
もどしばね228の荷重も大きくなるが、適用する車両
の要求から第2図におけるスlトロークS1でのクラッ
チ油圧P2が小さい値でよい場合があり、この時は、調
圧用ばね22牡もどしぱね228の荷重もそれぞれ小さ
くすることが可能てある。
これにより本実施例によればペダル操作用とストローク
の良好な関係を適宜に選ぶことがてき、従つて上記第1
実施例より、簡単な構造で構成することができるという
利点がある。
の良好な関係を適宜に選ぶことがてき、従つて上記第1
実施例より、簡単な構造で構成することができるという
利点がある。
第1図は、従来のインチングバルブ機構の略示的説明図
、第2図はクラッチ油圧と、インチングペダルの作動に
よるスプールのストロークとの関係を示すグラフ、第3
図および第4図は本発明の一実施例の概略説明縦断面図
で、第3図はインチングペダルを操作しないときの状態
を、また第4図はインチングベダルを操作しつつある状
態をそれぞれ示す説明図、第5図は本発明の他の実施例
の第3図に相当する説明図てある。 第3図乃至第5図において、102:油タンク、104
:液圧発生源からの管路、105:インチングバルブ機
構、106:弁本体、107:嵌挿穴、108,109
,110,111,112,115:弁本体106の内
周壁のボート、113:円筒状穴116、油孔20、ボ
ート121、嵌挿穴136、油穴138、環状溝139
を具えた第1スプール、122:第2スプール、124
:調圧ばね、125:もどしばね、126:インチング
ペダル、128:もどしばね、130:前後進切換バル
ブへの管路、130a:分岐管路、132:油路133
,134をもつ摺動部材、140:受圧室。
、第2図はクラッチ油圧と、インチングペダルの作動に
よるスプールのストロークとの関係を示すグラフ、第3
図および第4図は本発明の一実施例の概略説明縦断面図
で、第3図はインチングペダルを操作しないときの状態
を、また第4図はインチングベダルを操作しつつある状
態をそれぞれ示す説明図、第5図は本発明の他の実施例
の第3図に相当する説明図てある。 第3図乃至第5図において、102:油タンク、104
:液圧発生源からの管路、105:インチングバルブ機
構、106:弁本体、107:嵌挿穴、108,109
,110,111,112,115:弁本体106の内
周壁のボート、113:円筒状穴116、油孔20、ボ
ート121、嵌挿穴136、油穴138、環状溝139
を具えた第1スプール、122:第2スプール、124
:調圧ばね、125:もどしばね、126:インチング
ペダル、128:もどしばね、130:前後進切換バル
ブへの管路、130a:分岐管路、132:油路133
,134をもつ摺動部材、140:受圧室。
Claims (1)
- 1 液圧発生源に接続されたポート、前後進切換バルブ
に連通されたポートおよび油タンクに接続されたポート
を内周壁の適所に、その軸方向に沿つて適当間隔毎に有
する弁本体、同弁本体内の一側に摺動可能に嵌挿され、
外側部に円筒状穴を、また、外周部に環状溝をもつ第1
スプールと、該弁本体の他側に摺動可能に嵌挿され、上
記第1スプールとの間に調整ばねを介装された第2スプ
ール、同第2スプールの延出端にピン連結され、もどし
ばねにより常に反時計方向へ回動せしめられて、該第2
スプールを常に第1スプールの内端部に当接するように
付勢されたインチングペタダルを具えてなるインチング
バルブ機構において、上記弁本体の内周壁の適所に、上
記前後進切換バルブに通じる管路からの分岐管路に連通
するポートおよび油タンクに通じるポートを配設すると
ともに、該前後進切換バルブに通じるポートに連通可能
な油路を有し、一側が上記第2スプールに当接可能で、
他側に油路を介して液圧発生源または油タンクに通じる
受圧室を形成する摺動部材を具備してなり、インチング
ペダルを操作したときは、上記受圧室に液圧発生源の圧
油が導入され、またインチングペタダルを操作しないと
きは、液圧発生源の圧油の導入が遮断されるように構成
してなることを特徴とするインチングバルブ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2975080A JPS6059457B2 (ja) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | インチングバルブ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2975080A JPS6059457B2 (ja) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | インチングバルブ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56127845A JPS56127845A (en) | 1981-10-06 |
| JPS6059457B2 true JPS6059457B2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=12284764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2975080A Expired JPS6059457B2 (ja) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | インチングバルブ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059457B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62106049U (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-07 |
-
1980
- 1980-03-11 JP JP2975080A patent/JPS6059457B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56127845A (en) | 1981-10-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3991865A (en) | Device for gradually increasing hydraulic pressure | |
| US4023444A (en) | Pressure control circuit for use in automatic transmission of vehicle | |
| JPH11132308A (ja) | 伝動装置 | |
| JPS6115299B2 (ja) | ||
| EP0061736A2 (en) | Continuously variable V-belt transmission including hydrodynamic transmission unit with lock-up means | |
| JPS5828458B2 (ja) | ジドウヘンソクキノ ユアツセイギヨソウチ | |
| US3224537A (en) | Fluid operated clutch with operator sensing signal | |
| US4394827A (en) | Transmission control system with modified friction engaging mechanism actuating pressure | |
| US3893472A (en) | Manually controlled regulator valve with exhaust control | |
| JP4526727B2 (ja) | マスタシリンダ | |
| US4858501A (en) | Shift inhibit valve for a transmission control | |
| JP2013213567A (ja) | 無段変速機 | |
| US4227602A (en) | Hydraulic power clutch control system having an inching valve | |
| US2950734A (en) | Regulating valve | |
| CN105864313B (zh) | 离合器操作装置 | |
| US3023773A (en) | Regulating valve | |
| US4230152A (en) | Multi-function control valve | |
| US4611699A (en) | Control valve for a hydraulic clutch | |
| GB2032062A (en) | Inching valves | |
| JP2001349448A (ja) | スプール弁構造 | |
| US4502577A (en) | Control mechanism of a power shift transmission | |
| JPH04231771A (ja) | インチングバルブ | |
| JPS5958250A (ja) | インチング制御装置 | |
| RU2251631C1 (ru) | Гидравлический сервоусилитель | |
| JPS6214423Y2 (ja) |