JPS6059655B2 - レコ−ドプレ−ヤ - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤ

Info

Publication number
JPS6059655B2
JPS6059655B2 JP7934979A JP7934979A JPS6059655B2 JP S6059655 B2 JPS6059655 B2 JP S6059655B2 JP 7934979 A JP7934979 A JP 7934979A JP 7934979 A JP7934979 A JP 7934979A JP S6059655 B2 JPS6059655 B2 JP S6059655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tone arm
record
coil
arm
tone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7934979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS563403A (en
Inventor
哲 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7934979A priority Critical patent/JPS6059655B2/ja
Publication of JPS563403A publication Critical patent/JPS563403A/ja
Publication of JPS6059655B2 publication Critical patent/JPS6059655B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリニアモータを用いたリニアトラッキング型の
レコードプレーヤに関する。
リニアトラッキング型のレコードプレーヤにおいては、
トーンアームがレコード演奏中にレコード盤の渦巻状の
音溝によつて回動されて、レコード盤の接線方向に対し
て角度偏位する。
この偏位角度が所定の値以上になると、この偏位角を零
にするように゛トーンアームが直線移動される。このト
ーンアームの回動と直線移動との動作が交互に繰返され
るために、結局トーンアームは角度方向において反収り
虫運動を行うことになる。この運動があまりにも間欠的
に行なわれると、忠実な再生が行なわれなくなつてしま
う。そこでこの回動一直線移動の繰返しが非常に細かく
、しかも円滑に行なわれることが望ましい。またレコー
ド針の針圧をカウンタウェイトを用いて加えるタイプの
トーンアームにおいては、アームの旋回の回転軸線とト
ーンアームの重心とが一致しない。
従つてトーンアームの直線移動の際にトーンアームは回
転モーメントを受けて旋回回転する。従つて実際の偏位
角とは別のものが付加されて検出されることになり、直
線移動がさらに不安定になる。本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたものであつて、レコード盤の接線方
向に対するトーンアームの偏位角を検出し、この角度偏
位を補償するようにレコード盤の半径方向にトーンアー
ムをリニアモータで直線移動するようにしたレコードプ
レーヤにおいて、前記トーンアームの旋回速度検出手段
と、この検出手段の検出出力に基いて前記トーンアーム
の旋回を制動する手段とを設け、これによつて前記トー
ンアームの直線移動を円滑に行うようにしたことを特徴
とするレコードプレーヤに係るものである。
従つて本発明によると、トーンアームの回転に対してモ
ーシヨナルフ”イードバツクされた制動が行なわれるこ
とになり、偏位角を極めて小さくして円滑なトーンアー
ムの直線移動を行うことができる。またトーンアーム旋
回の回転振動をおさえることができ、特に低域共振ピー
クを低くすることが可能となる。以下本発明を図示の実
施例につき説明する。第1図はこのレコードプレーヤの
平面図であつて、このプレーヤのキャビネットの上板1
には円形の大きな開口2が形成されており、この開口2
にはターンテーブル3が配されている。ターンテーブル
3はスピンドル4によつて回転可能に支持されるととも
に、図外のモータによつて回転駆動されるように構成さ
れている。さらにキャビネットの上板1上にはトーンア
ーム5が配されている。このトーンアーム5は直方体状
のケース6に固着されている。そしてこのケース6は水
平回転軸7に関連されており、しかもこの水平回転軸7
は第1図において左右に直線的に移動するように構成さ
れている。従つてトーンアーム5はターンテーブル3上
のレコード盤8上を、このレコード盤8の音溝に対して
ほぼ接線方向の姿勢を保持したままで移動するように構
成されている。このためにトーンアーム5の先端に取付
けられているカートリッジ9はこのレコード盤8上をリ
ニアトラッキングすることになる。なおトーンアーム5
は上記ケース6によつて2分割されており、上記トーン
アーム5はケース6の前面側に固着されている。ケース
6の背面側にはこのトーンアーム5の延長部分10が固
着されている。そしてこの延長部分10にはカウンタウ
エート11が取付けられている。次にこのトーンアーム
5をリニア駆動するための機構について第2図〜第4図
につき説明すると、垂直に配されている上記水平回転軸
7は特に第3図に示すようにスリーブ12内を貫通する
とともに、上下一対のベアリング13によつてこのスリ
ーブ12に回転可能に支持されている。
スリーブ12はキャリッジ14に一体に形成されてい.
るボス15の貫通孔16に挿入されている。そしてこの
スリーブ12は止めねじ17によつてスリーブ12に固
着されている。従つてこの止めねじ17を暖めることに
より、スリーブ12を高さ方向に移動させることができ
、これによつてトーン.アーム5の高さ調整が行なわれ
るようになつている。水平回転軸7を支持しているキャ
リッジ14は一対のレール18,19によつて、これら
の長さ方向に移動可能に支持されている。
すなわちギヤ・リツジ14の下面には一対の支持板20
と1個の支持ブロック21とが取付けられている。一対
の支持板20はレール18の長さ方向に互に離れて配さ
れるとともに、これらの支持板20にはそれぞれスライ
ドベアリング22が保持されており、これらのベアリン
グ22が上記レール18に嵌合されている。また支持ブ
ロック21には凹溝23が形成されるとともに、この凹
溝23に上記レール19が受入れられる。そしてこのレ
ール19の上面に接触するように、コロ24が支軸25
によつて支持ブロック21に支持されている。従つてキ
ャリッジ14は一対のスライドベアリング22とコロ2
4とによつて一対のレール18,19にa三点支持され
るようになつている。なおこれら一対のレール18,1
9は第2図に示すようにそれらの長さ方向の両端におい
てコ字状をなす保持板26,27によつて保持されてい
る。レール18の下部には、第3図に示すようにこのレ
ール18と平行にリニアモータ28が配設されている。
このリニアモータ28は互に対向して平行に配された一
対のマグネット29と、これらのマグネット29間に配
されたコイル30とから構成されている。上記マグネッ
ト29はヨークを兼ねた取付け板31を介して保持板2
6,27に保持されている。またコイル30はボビン3
2に巻装されている。このボビン32には上方に突出し
た突出片33が一体に形成されており、この突出片33
によつてコイル30は支持板20に連結されている。さ
らにこのボビン32にはその中心部に貫通孔34が形成
されており、この貫通孔34をヨーク35が貫通してい
る。このヨーク35の両端も上記保持板26,27に保
持されている。従つてコイル30に電流が流れると、コ
イル30はレール18の長さ方向の力を受け、しかもこ
の力はボビン32の突出片33および支持板20を介し
てキャリッジ14に伝達され、これによつてキャリッジ
14がレール18,19に沿つて移動するように構成さ
れている。レール19の下部には直線移動検出器36が
配設されている。
この検出器36は単一のマグネット37とコイル38と
から構成されている。そしてマグネット37はヨークを
兼ねた取付け板39によつて保持板26,27に保持さ
れている(第2図参照)。またコイル38は第3図に示
すようにボビン40に巻装されるとともに、このボビン
40の突出片41は支持ブロック21に取付けられてい
る。またこのボビン40の貫通孔42を貫通してヨーク
43が配されており、しかもこのヨーク43の両端は保
持板26,27に保持されている。従つてキャリッジ1
4が移動すると、これに伴つてコイル38も移動し、こ
のときにマグネット37によつて形成される磁束と鎖交
するために、コイル38には電流が流れることになる。
このようにリニアモータ28と直線移動検出器36とが
それぞれレール18,19の下部に配されており、しか
もモータ28と検出器36とが互に離れて配されている
ために、検出器36はモータ28のマグネット29のも
れ磁束の影響を受けることがなく、リニアモータ28の
ノイズを検出することもない。従つてこの検出器36に
よつて後述の如くモータ28のモーシヨナルフイードバ
ツクを行うと、トーンアーム5の水平直線移動が非常に
円滑に行い得られる。次に上記トーンアーム5のアップ
ダウンを行うためのトーンアーム5の垂直回転の駆動お
よび検出の機構について述べると、上記水平回転軸7の
上端は第4図に示すように断面が逆コ字状をなす連結板
44の底部に固着されている。
この連結板44の上方に延びる部分には水平方向に配さ
れた垂直回転軸45が取付けられており、この軸45の
両端は上記ケース6の側壁を貫通している。これによつ
てケース6およびこのケース6に固着されているトーン
アーム5は垂直回転軸45を介して水平回転軸7に回動
可能に支持されていることになる。そしてこのトーンア
ーム5の軸45を中心とする回動によつて、カートリッ
ジ9のレコード針がレコード盤8と接触したり、離間し
たりするように構成されている。ケース6の内側には第
3図に示すように垂直回転駆動モータ46と、垂直回転
検出器47とが配されている。
モータ46は水平回転軸7の軸線に対してトーンアーム
5の先端側に配されている。そしてこのモータ46は一
対のマグネット48(第2図参照)と、これらのマグネ
ット48間に配されたコイル49とから構成されている
。一対のマグネット48はケース6の対向する側壁の内
側にそれぞれ固着されている。従つてこのケース6の側
壁はヨークを兼ねている。またコイル49は角筒状のボ
ビン50の外周部に巻装されるとともに、ボビン50は
上記連結板44に固着されている。そしてこのボビン5
0の中央の貫通孔51内にはヨーク52が上下に延びて
挿入されている。ヨーク52はケース6の底部に固着さ
れるとともに、上端はケース6の蓋体53に当接してい
る。上記垂直回転検出器47も上記垂直回転駆動モータ
46と同様の構成になつている。
すなわち、この検出器47の一対のマグネット54はケ
ース6の側壁の内側に対向して固着されている。そして
これらのマグネット54の間に、ボビン55に巻装され
たコイル56が配されている。このコイル56を巻装し
たボビン55は上記連結板44に固着されている。そし
てボビン55の貫通孔57を上下に貫通するヨーク58
がケース6の底部に固着されるとともに、このヨーク5
8の上端は蓋体53と当接している。従つてモータ46
のコイル49に電流を流すと、マグネット48が力を受
けて、ケース6およびトーンアーム5が垂直回転軸45
を中心として回転する。そしてこの回転に伴つて検出器
47のコイル56に電流が流れてトーンアーム5の垂直
回転が検出される。この検出器47の検出出力をモータ
46にフィードバックすれば、トーンアーム5のアップ
ダウン時の振動が防止される。次に水平回転軸7の下部
に配されている水平回転駆動用モータおよび水平回転検
出器について述べると、特に第4図に示すように、水平
回転軸7には連結板59が固着されている。
この連結板59の両端にはボビン60,61が取付けら
れるとともに、これらのボビン60,61にはそれぞれ
コイル62,63が巻装されている。コイル62の上下
には一対のマグネット64が配されており、またコイル
63の上下にも一対のマグネット65が配されている。
なおこれらのマグネット64,65はケース66の上下
の壁面の内側に配されている。なおケース66は上記ス
リーブ12に固着されており、しかもヨークを兼ねてい
る。またこのケース66の両側壁間には一対のヨーク6
7,68が水平に延びて配されており、それぞれ上記ボ
ビン60,61の貫通孔69,70を貫通している。そ
して上記コイル63とマグネット65とによつて水平回
転駆動用モータ71が構成されており、またコイル62
とマグネット64とによつて検出器72が構成されてい
る。
従つて振動等によつて水平回転軸7が回転すると、ボビ
ン60に巻装されているコイル62が移動することにな
り、しかもこのコイル62は一対のマグネット64間に
配されているために、これによつてコイル62には電流
が流れることになる。従つてこの電流によつて水平回転
が検出される。そしてこの検出器72の検出に伴つてモ
ータ71のコイル63に電流が流される。コイル63に
電流が流されると、このコイル63を巻装したボビン6
1が力を受け、この力は連結板59を介して水平回転軸
7に伝達され、この軸7が制動されることになる。なお
これらの水平回転駆動用モータ71および水平回転検出
器72は第3図に示すように、水平移動用リニアモータ
28および直線移動検出器36の間に配されているため
に、このトーンアーム5の駆動機構が高さ方向に長くな
ることがなく、また高さ調整代が十分にとれる。すなわ
ち止めねじ17を緩めてスリーブ12とともに、モータ
71と検出器72とを収納したケース66を、一対のレ
ール18,19間およびこれらのレール18,19の下
にそれぞれ配されているモータ28および検出器36間
に形成されている空隙(第3図参照)間において、自由
に高さ方向に移動することができる。またキャリッジ1
4に支持されている部分のアセンブリの重心が一対のレ
ール18,19の中間にあり、しかも第1図に示すよう
に平面図において、一対のスライドベアリング22(第
3図参照)とコロ24によつて形成される三角形の内側
に配されるようになつているために、キャリッジ14の
水平移動が非常に安定になり、しかもレー.ル18,1
9に不自然なりが加わることもない。
次にトーンアーム5の偏位角を検出する装置について述
べると、第4図〜第6図に示すように、水平回転軸7の
下端には保持板73が固着されている。この保持板73
の先端にはシャッタ74が.固着されて取付けられてい
る。他方ケース66の一側端の底部には、保持板75が
取付けられている。この保持板75の先端はコ字状に屈
曲されるとともに、先端の上側の部分に一対の受光素子
76,77が取付けられており、また先端の下側の−部
分に発光素子78が取付けられている。そしてこれらの
受光素子76,77と発光素子78との間に上記シャッ
タ74が配されている。従つて水平回転軸7の回転に伴
つてシャッタ74が発光素子78および受光素子76,
77に対して移動し、受光素子76,77の受光量が変
化する。これによつて水平回転軸7の回転の偏位角を知
ることができる。次に上記キャリッジ14がプレーヤの
傾斜によつて重力で移動するのを検出する機構について
述べると、第3図に示すようにレール19の側部にはこ
のレール19とほぼ平行にスリット板79が固定配置さ
れている。
このスリット板79は両端″を保持板26,27に保持
されたフレーム80にアーム81を介して支持されてい
る。このスリット板79は不透明に構成されており、し
かも第7図に示すように一定のピッチで透明なスリット
部分82が形成されている。これに対してキャリッジ1
4には第3図に示すように側方に突出したアーム83が
設けられている。このアーム83にはさらに下方に突出
した一対の突出片84,85が連設されており、これら
の突出片84,85にはそれぞれ発光素子86と受光素
子87とが支持されている。そしてこれらの発光素子8
6と受光素子87との間に上記スリット板79が配され
ている。従つてキャリッジ14が重力によつてレール1
8,19に沿つて移動すると、これに伴つて発光素子8
6と受光素子87とがスリット板79に対して移動する
ことになり、受光素子87はこれによつて正弦波状の出
力を発生することになる。次に以上の構成によるこのレ
コードプレーヤの動作を、自動演奏を例にとつて説明す
る。第1図において鎖線で示すようにトーンアーム5が
アームレスト位置にある状態からこの自動演奏の動作は
開始される。
図外の操作手段あるいはシステムコントローラからの指
示によつてリニアモータ28が駆動されると、トーンア
ーム5は第1図において左方へ直線移動される。すなわ
ち第2図および第3図において、コイル30に電流が供
給されると、このリニアモータ28の駆動力によつてキ
ャリッジ14がレール18,19に沿つて移動する。し
かもこのキャリッジ14にスリーブ12、水平回転軸7
およびケース6を介してトーンアーム5が支持されてい
るために、トーンアーム5はその長さ方向と直角な方向
に直線移動される。しかもこのリニアモータ28は直線
移動検出器36(第2図および第3図参照)によつてモ
ーシヨナルフイードバツク制御されているために、直線
移動が円滑に行なわれる。
すなわち第8図に示すように直線移動検出器36のコイ
ル38に生ずる検出出力の電圧はオペアンプ88の一方
の入力端子に供給されている。このオペアンプ88の他
方の入力端子にはリニアモータ28のコイル30に印加
される電圧がフィードバックされているために、アンプ
88において2つの入力電圧が比較される。そしてこの
アンプ88の出力の正負に応じてトランジスタ89,9
0の何れかが選択的に0Nとなり、これによつて駆動コ
イル30に正方向または逆方向に電流が流れてリニアモ
ータ28は速度検出コイル38の出力が零になるような
駆動力を発生する。さらに上述の如くリニアモータ28
によつてトーンアーム5を水平移動する場合には、実際
には、オペアンプ88の上記一方の入力端子に直流バイ
アス電圧がコイル38の検出出力に重畳されて印加され
た状態で、上記モーシヨナルフイードバツク制御が行な
われる。このためにトーンアームの直線移動が非常に円
滑に行なわれる。トーンアーム5の移動に伴つてカート
リッジ9のレコード針がレコード盤8の最外周の音溝の
位置の上部までくると、図外のレコード盤サイズ検出手
段によつて、これが検出され、上記オペアンプ88の入
力には直流バイアス電圧が加わらなくなり、リニアモー
タ28の駆動が停止するとともに、トーンアーム5が下
降動作する。
すなわち第2図および第3図に示す垂直回転駆動用モー
タ46のコイル49に電流が供給されてこのモータ46
が駆動される。これに伴つてこのモータ46のマグネッ
ト48およびヨーク52を支持しているケース6が垂直
回転軸45を中心として第3図において反時計方向に回
動する。これに伴つてケース6に固着されているトーン
アーム5も同方向に回動され、このアーム5の先端のレ
コード針はレコード盤8と接触して、レコード演奏が開
始される。しかもこのトーンアーム5の垂直回動の際に
第9図に示す回路によつて垂直回転検出器47の速度検
出コイル56の検出出力が常に一定になるようなモーシ
ヨナルフイードバツク制御を受けるために、トーンアー
ム5の垂直回転も非常に滑らかに行なわれることになる
。なおこの回路も第8図に示す回路とほぼ同様の構成に
なつている。すなわち第9図に示すように、コイル49
に印加される電圧とコイル56の出力電圧とを比較する
オペアンプ91と、このオペアンプ91の出力によつて
選択的に0Nになる一対のトランジスタ92,93とか
ら構成されている。そしてトーンアーム5を垂直回動さ
せる場合には、検出器47のコイル56の出力に直流バ
イアス電圧を重畳して、一定の駆動力をモータ46から
得るようにしている。次にレコード演奏中のトーンアー
ム5の動作について述べると、レコード盤8の音溝は渦
巻き状に中心に向つて形成されているために、レコード
盤8の回転に伴つてレコード針はレコード盤8の中心へ
向つて次第に移動する。
このためにトーンアーム5は水平回転軸7を中心として
第1図において微小角度ではあるが時計方向に回動する
。するとトーンアーム5にケース6および水平回転軸7
を介して連結されている保持板73も同方向に回動する
。このために保持板73の先端に保持されているシャッ
タ74は水平回転軸7を中心として半径方向に移動し、
第5図および第6図に示される発光素子78および受光
素子76,77に対して偏位する。このために2つの受
光素子76,77の受光量が等しくなくなる。この2つ
の受光素子76,77の受光量に差が生すると、第8図
に示すようにこれらの受光素子76,77の受光量の差
に応じた出力がオペアンプ94から取出され、このオペ
アンプ94の出力がオペアンプ88の上記一方の入力側
に供給される。すなわちオペ″アンプ88の一方の入力
端子にはバイアス電圧が加わるために、これによつてリ
ニアモータ28が駆動される。するとリニアモータ28
によつてキャリッジ14を介してトーンアーム5はレコ
ード盤8の中心方向に移動される。すなわちこのレコー
ドプレーヤにおいてはトーンアーム5がレコード盤8の
回転によつて角度偏位すると、これが受光素子76,7
7によつて検出され、この検出に伴つてリニアモータ2
8が上記トーンアーム5の偏位角をなくすようにキャリ
ッジ14を移動させノる。すなわちこのレコードプレー
ヤにおいては、トーンアーム5は角度方向に尺取り虫の
ような運動を行うことになる。さらにこのレコードプレ
ーヤにおいては、トーンアーム5の偏位角に対応するバ
イアス電圧をリニアモータ28の駆動回路のオペアンプ
88の上記一方の入力端子に、コイル38の出力に重畳
して加えている。
このためにトーンアーム5の偏位角の補償が非常に滑ら
かになる。すなわちトーンアーム5の偏位角を補償する
リニアモータ28の駆動が、コイル38の検出に伴うモ
ーシヨナルフイードバツクを受けるために、偏位角誤差
が非常に小さく、上記角度方向の尺取り虫運動が細かく
行なわれ、しかも滑らかになる。また偏位角補償のため
の駆動回路およびこのモーシヨナルフイードバツク回路
が上記リニア駆動のそれらと兼用されているために、構
造が非常に簡単になる。さらにこのレコードプレーヤに
おいては、トーンアーム5の水平回転についても第4図
に示す水平回転駆動用モータ71と水平回転検出器72
とによつてモーシヨナルフイードバツク制御を行なつて
おり、これによつてトーンアーム5の水平方向における
回転振動がおさえられ、上記偏位角検出が安定に行なわ
れる。すなわち特にレコード針の針圧をカウンタウエー
ト11で印加するようにしたトーンアームにおいては、
トーンアーム5の重心が水平回転軸7の軸線と一致せす
、第1図において95で示すように、先端側に偏る。こ
のような重心の偏りによつてトーンアーム5の水平移動
の際にこのトーンアーム5が振り回されるようなりを受
ける。つまり重心95を中心とした回転が生ずる。従つ
て実際の偏位置とは別のものが付加されて検出され、上
記水平送りが非常に不安定になる。そこで第4図および
第10図に示すように、検4出器72のコイル62の検
出出力と水平回転駆動用モータ71のコイル63に加え
られている電圧とをオペアンプ96て比較するとともに
、この出力によつて2つのトランジスタ97,98の何
れかを選択的に駆動する。
これによつて駆動コイル363に正方向または逆方向の
電流が流れてモータ11は検出コイル62の出力が零に
なるような駆動力を発生する。この力はトーンアーム5
の水平回転軸7を中心とする回転を制動することになり
、これによつてリニアトラッキングを行なうトーンアー
ム5のふらつきがなくなり、水平方向への直線移動が精
度良く、スムーズに行なわれることになる。またトーン
アーム5の水平方向の回転にモーシヨナルフイードバツ
クを行うようにしたことにより、トーンアーム5の低域
共振が著しく減少し、さらにクロストークも改善される
すなわち第11A図に示すように、水平回転方向のモー
シヨナルフイードバツクを行なわない場合には、低域共
振周波数ちにおいてカートリッジの出力にピークが現わ
れ、またステレオ演奏のときに左右のチャンネルにクロ
ストークのピークが現われる。しかし水平回転のモーシ
ヨナルフイードバツク制御を″行うと、第11B図に示
すように低域共振周波数において、カートリッジの出力
が平坦になり、クローストークも改善される。次にレコ
ード演奏を途中て休止する場合のトーンアーム5の移動
を防止する動作を説明する。
曲の途中や、あるいはある曲が終つたときに、図外の操
作手段の指令に基いてトーンアーム5が垂直回転駆動用
モータ46によつて垂直回転軸45を中心として第3図
において時計方向に回動すると、レコード針はレコード
盤から離れるとともに、レコード演奏は中断される。こ
のときのトーンアーム5のアップの動作は例えば第3図
に示す一対の検出手段99,100によつて検出される
。これらの検出手段は例えばマグネット99とそしてホ
ール素子100とによつて構成されてよい。このホール
素子100がトーンアーム5のアップ動作を検出すると
、第12図に示すブロック図において、電子スイッチ1
01が0FFになるとともに、電子スイッチ102が0
Nになる。
従つて偏位角検出器103の出力は位置サーボ回路10
4には加えられなくなり、代つて位置検出器105の出
力が位置サーボ回路104に加えられ、これによつて水
平駆動用リニアモータ28が駆動力を発生し、トーンア
ーム5の流れを防止する。なおこの偏位角検出器103
は上記シャッタ7牡受光素子76,77および発光素子
78から構成されている。また位置検出器105は上記
スリット板79、発光素子86および受光素子87から
構成されている。また位置サーボ回路104は第8図に
示されているものである。このようにトーンアーム5の
アップ動作に伴つて水平駆動用リニアモータ28を駆動
するのは次のような理由による。
すなわちリニアモータを利用したリニアトラッキングア
ームでは、プレーヤが傾いているとトーンアーム5がレ
ール18,19に沿つて流れてしまう。またアーム5の
移動部すなわちキャリッジ14に支持されている部分は
かなり重いので、柔らかいインシュレータを用いてハウ
リング対策を講じている場合には、トーンアーム5の移
動によつてプレーヤが傾き、アーム5が流れようとする
。プレーヤの傾きによつてトーンアーム5が流れようと
すると、キャリッジ14に取付けられている発光素子8
6と受光素子87とがスリット板79に対して移動を開
始する(第3図参照)。
スリット板79には第13A図に示すように一定のピッ
チでスリット部分82が形成されているために、受光素
子87の出力は第13B図のようになる。この出力は第
7図に示すオペアンプ106によつて増巾されるととも
に、可変抵抗107によつて与えられる基準電圧と比較
されて第13C図に示すように、振巾推移されて正弦波
状の波形が得られる。この正弦波状のアンプ106の出
力は第8図に示すオペアンプ88の一方の入力端子にコ
イル38の出力に重畳されて加えられることになる。す
なわち第14図に示すように受光素子87がスリット8
2と完全一致した場合にはプラス側の最大の出力となり
、また受光素子87がスリット82に対してその112
ピッチずれるとマイナス側に最大の出力となり、さらに
スリット82に対してその1ノ4ピッチずれると零とな
る。この出力電圧は第8図に示すリニアモータ28のモ
ーシヨナルフイードバツク回路にバイアス電圧として加
えられることになるために、このバイアス電圧に対応す
るリニアモータ28の駆動力とキャリッジ14に加わる
重力のレール18,19の長さ方向成分とがバランスす
る位置でキャリッジ14は静止することになる。すなわ
ちプレーヤが水平な場合にはキャリッジ14に加わる重
力のレール18,19の長さ方向成分は零であるから、
トーンアーム5は第14図におけるAl,a2・・・・
・・・・の点で平衡となる。
またプレーヤが第15A図に示すように右上りの状態で
傾いている場合には、レール18,19の長さ方向の分
力Wqsinθと同じ大きさで逆向きの力をリニアモー
タ28が発生するBl,b2・・・・・・・の点でトー
ンアーム5は平衡となる。また第15B図に示すように
レコードプレーヤが左上りの状態で傾いている場合には
、上記と同様の理由によつてCl,C2・・・・・・・
・の点で平衡となる。このようにスリット82の1ピッ
チの間でトーンアーム5は平衡になつて流れは止まる。
第16図はトーンアーム5の流れ止めの変形例のブロッ
ク図である。
このブロック図は第12図に示すブロック図から、アー
ムのアップダウン検出器100および電子スイッチ10
1,102を除いて簡易形に構成したものである。この
構成によると、常にトーンアーム5の偏位角を零にする
サーボと、トーンアーム5の流れ止め位置サーボとが同
時に行なわれることになる。この場合において第14図
のDl,d2・・・・ ・・、El,e2・・・・・・
・の山を越える力を、トーンアーム5の偏位角を零にす
るサーボ系(第8図参照)から得るようにすればよい。
このように常に2つのサーボをかけておくと、トーンア
ーム5の送りはスリット82のピッチでステップ的に行
なわれることになるが、スリット82のピッチを例えば
100μm程度に細かくするとともに、トーンアーム5
のリニア駆動のモーシヨナルフイードバツクを用いて直
線移動を円滑に行うようにすれば、実用上問題はなく、
レコード再生への影響もなくなる。以上に述べたように
このレコードプレーヤにおいては、レコード演奏の途中
でトーンアーム5をアップ動作して休止する場合におい
て、トーンアーム5がレール18,19に沿つて流れて
しまうことはない。
すなわちアームアップした位置においてトーンアーム5
は静止している。そこでこの状態て図外の指令によつて
垂直回転駆動用モータ46を駆動してアームダウン動作
を行なわせると、トーンアーム5の先端のレコード針は
再びレコード盤8と接触してレコード演奏が再開される
。そしてレコード演奏に伴つてトーンアーム5はレール
18,19の長さ方向にレコード盤8の中心へ移動する
。第1図において点線で示すようにレコード針がレコー
ド盤8の最終溝の位置まで移動してレコード演奏が終了
すると、図外のセンサによつて検出される。このセンサ
の検出によつ゛て再ひ垂直回転駆動用モータ46が駆動
され、トーンアーム5はアームアップ動作される。この
あとさらにトーンアーム5は第1図において右側のアー
ムレスト位置(鎖線で示す。)までリニアモータ28に
よつて駆動されることになる。これによつてトーンアー
ム5はアームレスト位置において保持され、次のレコー
ド演奏に備えることになる。以上述べたように本発明は
、角度偏位を補償するようにリニアモータでリニア駆動
されるトーンアームに、さらにトーンアームの旋回速度
検出手段と、トーンアームの旋回を制動する手段とを設
け、これらによつてトーンアームの旋回に対してモーシ
ヨナルフイードバツク制御を行うようにしたものである
従つて本発明によると、トーンアームの直線移動が非常
に円滑になり、またトーンアームの旋回方向の回転振動
を効果的に防止できる。従つて特に低域共振周波数にお
けるカートリッジ出力およびクロストークのピークレベ
ルを低くして平坦な特性にすることができ、より忠実な
再生が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、第1図は
この実施例のレコードプレーヤの平面図、第2図はトー
ンアームの駆動機構の要部斜視図、第3図は第2図にお
ける■〜■線縦断面図、第4図は第2図における■〜■
線縦断面図、第5図はトーンアームの偏位角検出機構の
要部斜視図、第6図は同側面図、第7図はキャリッジの
移動を検出する機構の要部斜視図、第8図はトーンアー
ムのリニア駆動のモーシヨナルフイードバツク回路の回
路図、第9図はトーンアームの垂直回転のモーシヨナル
フイードバツク回路の回路図、第10図はトーンアーム
の水平回転のモーシヨナルフイードバツク回路の回路図
、第11A図は従来のレコードプレーヤの低域共振特性
のグラフ、第11B図は本実施例のレコードプレーヤの
低域共振特性のグラフ、第12図はトーンアームの流れ
止めの回路のブロック図、第13A図はスリット板の正
面図、第13B図は受光素子の出力波形図、第13C図
は増巾するとともに基準レベルを推移した同波形図、第
14図は第13C図に示す波形を拡大した波形図、第1
5A図はレコードプレーヤが右上りに傾いているときの
要部側面図、第15B図はレコードプレーヤが左上りに
傾いているときの要部側面図、第16図はトーンアーム
の流れ止め回路の変形例のブ七ツク図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レコード盤の接線方向に対するトーンアームの偏位
    角を検出し、この角度偏位を補償するようにレコード盤
    の半径方向にトーンアームをリニアモータで直線移動す
    るようにしたレコードプレーヤにおいて、前記トーンア
    ームの旋回速度検出手段と、この検出手段の検出出力に
    基いて前記トーンアームの旋回を制動する手段とを設け
    、これによつて前記トーンアームの直線移動を円滑に行
    うようにしたことを特徴とするレコードプレーヤ。
JP7934979A 1979-06-22 1979-06-22 レコ−ドプレ−ヤ Expired JPS6059655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7934979A JPS6059655B2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 レコ−ドプレ−ヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7934979A JPS6059655B2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 レコ−ドプレ−ヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS563403A JPS563403A (en) 1981-01-14
JPS6059655B2 true JPS6059655B2 (ja) 1985-12-26

Family

ID=13687416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7934979A Expired JPS6059655B2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 レコ−ドプレ−ヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6059655B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS563403A (en) 1981-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3830505A (en) Vertical stabilizer for phonograph arms
JPS6118830B2 (ja)
KR100615466B1 (ko) 디스크장치
US4072874A (en) Direct drive for turntables
JPS5846781B2 (ja) 回転記録媒体再生装置における信号トラツキング用カンチレバ−装置
JPS645377B2 (ja)
GB1590250A (en) Apparatus for controlling an arm of a record player
JPS6012681B2 (ja) レコ−ドプレ−ヤのト−ンア−ム制御装置
JPS6242352B2 (ja)
JPS6059655B2 (ja) レコ−ドプレ−ヤ
JPS6059656B2 (ja) ト−ンア−ム装置
JP2000048336A (ja) キャリッジ/アクチュエ―タ組立体
US4111433A (en) Tone arm control system
JPH02119564A (ja) ボイスコイルモータ
JPS6120047B2 (ja)
JPS633278Y2 (ja)
JPS59160832A (ja) 光学的情報読取装置の対物レンズ駆動装置
JPS6315647B2 (ja)
JPS6059653B2 (ja) ト−ンア−ム装置
JPS6059654B2 (ja) ト−ンア−ム装置
JP2656081B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6076039A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6059657B2 (ja) レコ−ドプレ−ヤ
JPS6367253B2 (ja)
JP2685840B2 (ja) 対物レンズ駆動装置