JPS6059898B2 - ヨ−ドプロパルギル誘導体、およびヨ−ドプロパルギル誘導体を有効成分とする防カビ、防腐、防蟻剤 - Google Patents

ヨ−ドプロパルギル誘導体、およびヨ−ドプロパルギル誘導体を有効成分とする防カビ、防腐、防蟻剤

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JPS6059898B2
JPS6059898B2 JP15467378A JP15467378A JPS6059898B2 JP S6059898 B2 JPS6059898 B2 JP S6059898B2 JP 15467378 A JP15467378 A JP 15467378A JP 15467378 A JP15467378 A JP 15467378A JP S6059898 B2 JPS6059898 B2 JP S6059898B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般式 IC三℃・CH20CR(I) (式中、Rはハロゲン、低級アルキル、メトキクシ、ニ
トロまたはアセチルを置換分として1乃至3個有するフ
ェノキシ基;ナフチルオキシ基;ハロゲン、メチル、メ
トキシまたはニトロを置換分として1または2個有する
ベンジルオキシ基;ハロゲン、低級アルコキシまたはク
ロロエトキシを置換分として1乃至3個有するアルコキ
シ基;ヨードプロパルギルオキシ基;シクロアルキルオ
キシ基;フリルまたはピリジルが置換したメチルオキシ
基;ノ辺ゲン置換3−ピリジルオキシ基またはアルケニ
ルオキシ基を示す。
)を有するヨードプロパルギル誘導体およびそれを有効
成分とする防カビ、防腐、防蟻剤に関するものである。
前記一般式(1)において、Rは好適にはo−、m−も
しくはp−ブロモフェノキシ、o−、m−もしくはp−
クロロフェノキシ、o−、m−もしくはp−フルオロフ
ェノキシ、23−、2●4−、2◆5−、2●6−、3
・4−もしくは3●5−ジクロロフェノキシ、2・3・
5−、2・4・5−もしくは2・4・6−トリクロロフ
ェノキシ、o−、m−もしくはp−メチルフェノキシ、
2●3−、2・4−、2●5−、2●6−もしくは3・
4−ジメチルフェノキシ、2・3・5−トリメチルフェ
ノキシ、o−、m−もしくはp−エチルフェノキシ、o
−もしくはp−n−プロピルフェノキシ、4−Sec−
ブチルフェノキシ、4−Tert−ブチルフェノキシ、
o−、m−もしくはp−メトキシフェノキシ、4−クロ
ロー2ーメチルフェノキシ、4−クロロー3−メチルフ
ェノキシ、o−、m−もしくはp−ニトロフェノキシ、
2●4ージニトロフェノキシ、o−、m一もしくはp−
アセチルフェノキシ、3−メチルー4−ニトロフェノキ
シまたは4−メチルー2−ニートロフエノキシのような
芳香環にハロゲン原子、1乃至4個の炭素原子を有する
直鎖状または分枝鎖状のアルキル基、メトキシ基、ニト
ロ基またはアセチル基を置換分として1乃至3個有する
フェノキシ基;1−もしくは2−ナフチルオキシ基;5
0−、m−もしくはp−ブロモベンジルオキシ、0−、
m−もしくはp−クロロベンジルオキシ、2・4−、2
・5−もしくは3・4−ジクロロベンジルオキシ、p−
メチルベンジルオキシ、0一、m−もしくはp−メトキ
シベンジルオキシ、42・3−、2・4−もしくは3・
4−ジメトキシベンジルオキシまたはo−、m−もしく
はp−ニトロベンジルオキシのようなハロゲン原子、メ
チル基、メトキシ基またはニトロ基を置換分として1ま
たは2個有するベンジルオキシ基:2−ブロモエトキシ
、2−クロロエトキシ、2−ヨードエトキシ、2−フル
オロエトキシ、2●2−ジクロロエトキシ、2●2●2
−トリクロロエトキシ、2●2●2−トリフルオロエト
キシ、3−クロロプロポキシ、3−プロモプロポキシ、
1−ブロモー2−プロポキシ、1−クロロー2−プロポ
キシ、2・3ージブロモー1−プロポキシ、2●3−ジ
クロロー1−プロポキシ、1・3ージブロモL−2−プ
ロポキシ、4−クロロー1−ブトキシ、6−クロロー1
−ヘキシルオキシ、2−メトキシエトキシ、2−エトキ
シエトキシ、2−(2−クロロエトキシ)エトキシまた
は2−ブトキシエトキシのようなハロゲン原子、低級ア
ルコキシ基またはクロロエトキシ基を置換分としてl乃
至3個有する炭素数2乃至6個の直鎖状または分枝鎖状
のアルコキシ基:ヨードプロパルギルオキシ基:シクロ
ペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、2−メチルシ
クロヘキシルオキシまたはシクロヘプチルオキシのよう
なシクロアルキルオキシ基:2−フルフリルオキシまた
は2−、3−もしくは4−ピリジルメチルオキシのよう
なフリルまたはピリジルが置換したメチルオキシ基;2
−ブロモー3−ピリジルオキシまたは2−クロロー3−
ピリジルオキシのようなノ田ゲン原子を置換分として有
する3−ピリジルオキシ基:またはアリルオキシもしく
は3−ブテニルー1−オキシのような炭素数3または4
個を有するアルケニルオキシ基を示す。この発明の新規
ヨードプロパルギル誘導体としては、例えば次のものが
あげられる。
13−0−ブロモフェノキシカルボニルオキシー1−ヨ
ードー1−プロピン23−m−ブロモフェノキシカルボ
ニルオキシー1−ヨードー1−プロピン33−p−ブロ
モフェノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロ
ピン43−0−クロロフェノキシカルボニルオキシー1
−ヨードー1−プロピン53−m−クロロフェノキシカ
ルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン63−p−
クロロフェノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−
プロピン73−0−フルオロフエノキシカルボニルオキ
シー1−ヨードー1−プロピン83−m−フルオロフェ
ノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン9
3−p−フルオロフェノキシカルボニルオキシー1−ヨ
ードー1−プロピン103−(2・3−ジクロロフェノ
キシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン1
13−(2・3−ジクロロフェノキシカルボニルオキシ
)−1−ヨードー1−プロピン123−(2●4−ジク
ロロフエノキシカルボニ,ルオキシ)−1−ヨードー1
−プロピン133−(2・6−ジクロロフェノキシカル
ボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン143−(
3・4−ジクロロフェノキシカルボニルオキシ)−1−
ヨードー1−プロピン153−(3●5−ジクロロフェ
ノキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン
163−(2・3・5−トリクロロフェノキシカルボニ
ルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン173−(2・
4・゛5−トリクロロフエノキシカ5ルボ土ルオキシ)
−1−ヨードー1−プロピン183−(2・4・6−ト
リクロロフェノキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー
1−プロピン193−(4−Sec−ブチルフェノキシ
カルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン203
−(4−Tert−ブチルフェノキシカルボニルオキシ
)−1−ヨードー1−プロピン213−(4−クロロー
2−メチルフェノキシカルボニルオキシ)−1−ヨード
ー1−プロピン223−(4−クロロー3−メチルフェ
ノキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン
233−0−メチルフェノキシカルボニルオキシー1−
ヨードー1−プロピン243−m−メチルフェノキシカ
ルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン253−p
−メチルフェノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1
−プロピン263−(2・3−ジメチルフェノキシカル
ボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン273−(
2●4−ジメチルフェノキシカルボニルオキシ)−1−
ヨードー1−プロピン283−(2●5−ジメチルフェ
ノキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン
293−(2●6−ジメチルフェノキシカルボニルオキ
シ)−1−ヨードー1−プロピン03−(3●4−ジメ
チルフェノキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−
プロピン13−(2・3・5−トリメチルフェノキシカ
ルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン23−0
−エチルフェノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1
−プロピン33−m−エチルフェノキシカルボニルオキ
シー1−ヨードー1−プロピン43−P−エチルフェノ
キシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン53
−0−n−プロピルフェノキシカルボニルオキシー1−
ヨードー1−プロピン63−p−n−プロピルフェノキ
シカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン73−
0−メトキシフェノキシカルボニルオキシー1−ヨード
ー1−プロピン.83−m−メトキシフェノキシカルボ
ニルオキシー1−ヨードー1−プロピンニ93−p−メ
トキシフェノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−
プロピン03−0−ニトロフェノキシカルボニルオキシ
ー1−ヨードー1−プロピン13−m−ニトロフェノキ
シカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン;23
−p−ニトロフェノキシカルボニルオキシー1−ヨード
ー1−プロピン133−(2・4ージニトロフェノキシ
カルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピンI43
−0−アセチルフェノキシカルボニルオキシー1−ヨー
ドー1−プロピン153−m−アセチルフェノキシカル
ボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン163−p−
アセチルフェノキシカルボニルオキシー1−ヨードー1
−プロピン173−(3−メチルー4−ニトロフェノキ
シカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン48
3−(4−メチルー2−ニトロフェノキシカルボニルオ
キシ)−1−ヨードー1−プロピン493−(1−ナフ
チルオキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロ
ピン503−(2−ナフチルオキシカルボニルオキシ)
−1−ヨードー1−プロピン513−0−プロモベンジ
ルオキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン
523−m−ブロモベンジルオキシカルボニルオキシー
1−ヨードー1−プロピン533−p−ブロモベンジル
オキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン5
43−0−クロロベンジルオキシカルボニルオキシー1
−ヨードー1−プロピン553−m−クロロベンジルオ
キシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン56
3−p−クロロベンジルオキシカルボニルオキシー1−
ヨードー1−プロピン573−(2・4−ジクロロベン
ジルオキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロ
ピン583−(2●5−ジクロロベンジルオキシカルボ
ニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン593−(3
・4−ジクロロベンジルオキシカルボニルオキシ)−1
−ヨードー1−プロピン603−0−メトキシベンジル
オキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン6
13−m−メトキシベンジルオキシカルボニルオキシー
1−ヨードー1−プロピン623−p−メトキシベンジ
ルオキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン
633−0−ニトロベンジルオキシカルボニルオキシー
1−ヨードー1−プロピン643−m−ニトロベンジル
オキシカルボニルオキシー1−ヨードー1−プロピン6
53−4−ニトロベンジルオキシカルボニルオキシー1
−ヨードー1−プロピン663−p−メチルベンジルオ
キシカルボニルオ、キシー1−ヨードー1−プロピン6
73−(2・3−ジメトキシベンジルオキシカルボニル
オキシ)−1−ヨードー1−プロピン683−(2・4
−ジメトキシベンジルオキシカルボニルオキシ)−1−
ヨードー1−プロピン3693−(3・4−ジメトキシ
ベンジルオキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−
プロピン703−(2−ブロモエトキシカルボニルオキ
シ)−1−ヨードー1−プロピン713−(2−クロロ
エトキシカルボニルオキqシ)−1−ヨードー1−プロ
ピン723−(2−ヨードエトキシカルボニルオキシ)
−1−ヨードー1−プロピン733−(2−フルオロエ
トキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン
743−(2・2−ジクロロエトキシカルボニルオキシ
)−1−ヨードー1−プロピン753−(2・2・2−
トリクロロエトキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー
1−プロピン763−(2●2●2−トリフルオロエト
キシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン7
73−(3−クロロプロポキシカルボニルオキシ)−1
−ヨードー1−プロピン783−(3−プロモプロポキ
シカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン79
3−(1−ブロモー2−プロポキシカルボニルオキシ)
−1−ヨードー1−プロピン803−(1−クロロー2
−プロポキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プ
ロピン813−(2・3ージブロモー1−プロポキシカ
ルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン323−
(2・3−ジクロロー1−プロポキシカルボニルオキシ
)−1−ヨードー1−プロピン333−(1・3ージブ
ロモー2−プロポキシカルボニルオキシ)−1−ヨード
ー1−プロピン343−(4−クロロー1−ブトキシカ
ルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピンP53−
(6−クロロー1−ヘキシルオキシカルボニルオキシ)
−1−ヨードー1−プロピン′,63−(2−メトキシ
エトキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピ
ン′.73−(2−エトキシエトキシカルボニルオキシ
)−1−ヨードー1−プロピン′,83−〔2−(2−
クロロエトキシ)エトキシカルボニルオキシ〕−1−ヨ
ードー1−プロピンS93−(2−ブトキシエトキシカ
ルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン;03−
(3″−ヨードプロパルギルオキシカルボニルオキシ)
−1−ヨードー1−プロピン13−(シクロペンチルオ
キシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン2
3−(シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ)−1−
ヨードー1−プロピン33−(2−メチルシクロヘキシ
ルオキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピ
ン43−(シクロヘプチルオキシカルボニルオキシ)−
1−ヨードー1−プロピン953−(フルフリルオキシ
カルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン963
−(2−ピリジルメチルオキシカルボニルオキシ)−1
−ヨードー1−プロピン983−(3−ピリジルメチル
オキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン
993−(4−ピリジルメチルオキシカルボニルオキシ
)−1−ヨードー1−プロピン1013−(2−ブロモ
ー3−ピリジルオキシカルボニルオキシ)−1−ヨード
ー1−プロピン1023−(2−クロロー3−ピリジル
オキシカルボニルオキシ)−1−ヨードー1−プロピン
1033−アリルオキシカルボニルオキシー1−ヨード
ー1−プロピンこの発明による新規化合物(1)は、次
の反応式に示すように、ヨードプロパルギルアルコール
(■)を直接クロル炭酸エステル(■)と反応させるか
、あるいはホスゲンと反応させてクロル炭酸エステル(
■)とした後、アルコール(V)と反応させて製造する
ことができる。
(式中、Rは前述したものと同意義を有する。)この発
明の新規なヨードプロパルギル誘導体(1)の製法を実
施例を示して更に詳細に説明する。実施例1 3−p−ブロモフェノキシカルボニルオキシー1−ヨー
ドー1−プロピンヨードプロパルギルアルコール1.8
yをベンゼン20m1に溶解した溶液に、10%ホスゲ
ンのベンゼン溶液20m1を加え、次いでピリジン3滴
を滴下した後室温て3時間攪拌し、一夜放置後減圧下に
溶媒を留去して油状物2.4f1を得た。
この油状物を冷却したピリジン5m1に溶解し、p−ブ
ロモフェノール1.7yを加え、室温で3時間攪拌後反
応混合液を冷水中に注入し、次いで酢酸エチルを加えて
抽出を行ない、抽出液を水で洗滌し無水硫酸ナトリウム
で乾燥減圧下に溶媒を留去し、得られた油状物をシリカ
ゲル●カラムクロマトグラフィー(溶出剤;n−ヘキサ
ンー酢酸エチルニ3:1)に付し、分画精製すると融点
110〜111℃を有する目的化合物1.8yが得られ
た。元素分析値(%)ClOH6O3BrIとして計算
値Cl3l.53;Hll.59;Brl2O.97;
1133.31実験値Cl3l.46;Hll.
45;Brl2O.69; ■、33.04実施
例2 3−p−ブロモフェノキシカルボニルオキシー1−ヨー
ドー1−プロピンヨードプロパルギルアルコール1.8
yをピリジン4m1に溶解した溶液にp−プロモフエノ
キシクロロホーメート 〔J.Or′G.Chem.?
、300〜307(1967)〕2.4fを滴下し、室
温て1時間攪拌後反応混合液を氷水中に注入し、以下実
施例1と同様に処理精製すると融点110〜111℃を
有する目的化合物2.3yが得られた。
元素分析値(%)ClOH6O3BrIとして計算値C
l3l.53;Hll.59;Brl2O.97;
1,.33.31実験値Cl3l.48;Hll.6
O;Brl2O.95; 1133.30上記実施
例の方法に準じて次の化合物が製造された。
この発明の新規なヨードプロパルギル誘導体(1)は防
カビ、防腐、防蟻剤として有用てある。
木質材料を含む建築用原材料、湿潤バルブ、紙、畳、繊
維、皮革、接着剤、塗料、合成樹脂等種々の工業用原材
料、製品に好ましくないカビが発育、繁殖して汚染を招
くばかりてなく、基質の劣化など品質としての価値を損
う場合が多い。
このため有効な防除手段として従来から抗カビ性物質が
適当な方法て用いられており、その代表的なものとして
、銭等重金属の有機化合物やペンタクロロフェノール等
の塩素化フェノール類があげられる。しかしながら、反
面において人畜への毒性が強いため取扱う場合に問題が
あるばかりでなく使用された製品中に残存して二次障害
の危険性が大きく、また排水、焼却など環境汚染の観点
から、使用を禁止されるかまたはこれからの防カビ剤と
しては使用に適さなくなつてきた。
一方、森林資源の不足から生する木材の世界的枯渇化、
枠組壁工法等による建築様式の変革、更に我国における
高温多湿の気候条件等と相まつて木質原材料に対する防
腐処理は極めて重要になつてきている。
しかしながら、従来より使用されて.いるクロルフェノ
ール系、有機錫系および無機定着系等の木材防腐剤は劇
物および毒物、重金属等を含むため人蓄に対する安全性
に問題が多く、しかもこれら防腐剤の一部は効力に乏し
いか、臭気ぉょび木材を汚染する等の欠点を有し、安全
にか・つ容易に取扱うことが困難であるため、更に効果
が高く、安価で安全な優れた新しい薬剤の開発が強く要
望されている。本発明者等は種々の工業用防カビ用途に
ついて各種の抗カビ性物質の特性を研究し、また真菌類
による木材の劣化防止について鋭意研究してきたところ
、前記一般式(1)で表わされる化合物がダ工業用原材
料の防カビ目的としての実用性、木質原材料の防腐防カ
ビ剤として極めて有用であることを見い出した。ここで
工業用原材料に発生するカビとしては、ペニシリウム属
、アスペルギルス属、リゾーブスノ属、ケトミウム属、
クラドスボリウム属、フザリウム属、オーレオバシデウ
ム属等が代表的なものであり、この他トリコデルマ属、
木材変色菌等多種類にわたつて知られているが、本発明
において対象となるカビ類は上記のカビに限定されるも
の・てはない。
また、防腐については木材腐朽菌および木材軟腐朽菌に
よる被害を対象とするものである。更に本発明の化合物
は、家屋等の木質建材物あるいは一般有機質工業材料等
に寄生し害作用を及ぼすシロアリ類に防虫効果を示し、
防蟻剤として有用である。
本発明の化合物は、担体および必要に応じて他の補助剤
と混合して、工業用防カビ・防腐・防蟻剤として通常用
いられる製剤形態、例えは油溶性剤、乳剤、ペースト剤
、粉剤、水和剤、エアゾール剤、塗料等に調製されて使
用される。
適当な担体としてはクレー、タルク、ベントナイト、カ
オリン、無水硅酸、炭酸カルシウム、木粉等の不活性固
体担体;ケロシン、リグロイン、キシレン、メチルナフ
タリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の液体担体;窒素ガス、ジメチルエーテル、フロンガ
ス、塩化ビニル単量体等の気体担体があげられる。
製剤の性状を改善し、防腐防カビ効果を高めるために適
宜使用される補助剤としては、例えば陰イオン性、陽イ
オン性、非イオン性の界面活性剤やメチルセルロース、
酢酸ビニル樹脂、アルギン酸ソーダ等の種々の高分子化
合物等があげられる。もちろん、2−(4−チアゾリル
)ベンツイミダゾール(サイアベンダゾール)、N−N
−ジメチルーN″−(ジクロロフルオロメチルチオ)−
N′−フェニルスルファミド(ジクロフルアニド)ある
いはベンツアニリド系等の他の防腐防カビ剤やクロルデ
ン等の木材防虫剤と併用てき、それによソー層の効果向
上をはかることも可能である。実際の使用に際しての本
発明の化合物の含量は、製剤の形態に従い広い範囲にわ
たつて変化させ得るが、一般には0.2〜15重量%、
好ましくは0.5〜5重量%の範囲が適当である。
次に本発明の防カビ・防腐・防蟻剤の効果を試験例によ
つて説明する。
試験例 1防カビ効力試験 本発明の化合物・および対照薬剤としてペンタクロロフ
ェノール ラウレートの0.5WIV%ジメチルホルム
アミド溶液に、モウソウ竹、ブナ辺材(いずれも2×2
X0.2C71)を5秒間浸漬し、風乾、水洗(給水量
約2e/分)1時間、風乾2麟間次いて60℃加熱2麟
間の耐候操作の後、更に乾熱滅菌処理を行なつた。
このものについてJIsz29llrカビ抵抗性試験方
法ョ記載の方法に準拠した方法て防カビ試験を行なつた
すなわち、供試菌として、アスペルギルス●フラバス(
AspergjIILlsfIavus)(供試菌NO
.l)、ペニシリウム・ルテウム(PenicilIi
umIuteunl)(同2)、リゾープス●ニグリカ
ンス(RhizOpusnigr′Icarls)(同
3)、フザリウム●モリニホルメ(FL]Sarill
rr]MOniIifOrme)(同4)、プルラリア
●プルランス(Pullulariapullular
ls)(同5)、ケトミウム●グロボザム(Chaet
OmiumglObOsum)(同6)およびクラドス
ポリウム・ヘルバラム(CladOspOrimher
barum)(同7)の計7種のカビを用い、カビの懸
濁液を試験体に接種し、含水枦紙を入れた滅菌シヤーレ
内で25℃、3週間培養し、菌糸の発育程度により効力
を判定した。
結果を第1表に示す。なお、防カビ効力を表わす表示は
次のとおりとした。
十:試料上にカビの発育を全く認めない。
±:試料上に極くわナかにカビの発育が認められる。
−ニ試料上にカビの発育を認める。
2木材防腐効力試験 日本工業規格に規定された木材防腐剤の防腐効力試験方
法(JISA93O2)に準拠し、本発明の化合物およ
び対照薬剤としてペンタクロロフェノールの0.05W
IV%メタノール溶液を試験体(スギ辺材、2X2×1
c7n)に減圧注入し風乾したのち、水洗(給水量約2
e/分)5時間、風乾2峙間、60℃加熱24時間の処
理を1サイクルとする耐候操作を2回繰り返した。
この試験体を乾熱滅菌したのち、滅菌シヤーレ中の寒天
培地(麦芽工キズ2%、グルコース1%、ペプトン0.
5%)にあらかじめ生育させた木材防腐効力検定菌てあ
るリグニン分解菌カワラタケ(COriOlυSver
sicOlOr)およびセルロース分解菌オオウズラタ
ケ(COriOIelluspalustrjs)の菌
叢上に設置し、25℃て3週間強制腐朽させたのち、試
験体上の菌糸発育の程度および圧縮強度低下の有無によ
り効力を判定した。結果を第2表に示す。なお、防腐効
力を表わす表示は次のとお゛りとした。
+:試験体上に菌糸の発育を全く認めず、圧縮強度も健
全材と何ら変らない。
±:試験体上にわずかに菌糸の発育が認められるか、ま
たは圧縮強度がやや低下した。
一ニ試験体上に菌糸の発育が認められるか、圧縮強度が
明らかに低下した。
( 木材防虫効力試験 イエシロアリに対する室内防蟻効力試験は、試験体(ベ
イツガ辺効、直径6.57rr!FL、厚さ0.2順)
を本発明の化合物の2W1■%アセトン溶液に5秒間浸
漬し、p紙で過剰の溶媒を除去したのち、2?間風乾し
た。
この試験体を小型サンプル瓶(内径1.6CWi1高さ
2.6α)に入れ、職蟻10頭を投入し、27℃、相対
温度95%以上の暗所において1週間食害させ食害状況
を観察した。その結果を第3表に示す。なお、防蟻効力
の程度を表わす表示は次のとおりとした。
+:試験体が全く食害を受けない。
±:試験体が痕跡程度に食害を受けた。
ーニ試験体が明らかに食害を受けた。
尚、無処理試験では試験体の415以上が食害により消
失した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはハロゲン、低級アルキル、メトキシ、ニト
    ロまたはアセチルを置換分として1乃至3個有するフェ
    ノキシ基;ナフチルオキシ基;ハロゲン、メチル、メト
    キシまたはニトロを置換分として1または2個有するベ
    ンジルオキシ基;ハロゲン、低級アルコキシまたはクロ
    ロエトキシを置換分として1乃至3個有するアルコキシ
    基;ヨードプロパルギルオキシ基;シクロアルキルオキ
    シ基;フリルまたはピリジルが置換したメチルオキシ基
    ;ハロゲン置換3−ピリジルオキシ基またはアルケニル
    オキシ基を示す。 )を有するヨードプロパルギル誘導体。2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはハロゲン、低級アルキル、メトキシ、ニト
    ロまたはアセチルを置換分として1乃至3個有するフェ
    ノキシ基;ナフチルオキシ基;ハロゲン、メチル、メト
    キシまたはニトロを置換分として1または2個有するベ
    ンジルオキシ基;ハロゲン、低級アルコキシまたはクロ
    ロエトキシを置換分として1乃至3個有するアルコキシ
    基;ヨードプロパルギルオキシ基;シクロアルキルオキ
    シ基;フリルまたはピリジルが置換したメチルオキシ基
    ;ハロゲン置換3−ピリジルオキシ基またはアルケニル
    オキシ基を示す。 )を有するヨードプロパルギル誘導体を有効成分とする
    防カビ、防腐、防蟻剤。
JP15467378A 1978-03-15 1978-12-15 ヨ−ドプロパルギル誘導体、およびヨ−ドプロパルギル誘導体を有効成分とする防カビ、防腐、防蟻剤 Expired JPS6059898B2 (ja)

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