JPS607009B2 - 連続焼鈍による軟質薄鋼板の製造方法 - Google Patents
連続焼鈍による軟質薄鋼板の製造方法Info
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- JPS607009B2 JPS607009B2 JP55065433A JP6543380A JPS607009B2 JP S607009 B2 JPS607009 B2 JP S607009B2 JP 55065433 A JP55065433 A JP 55065433A JP 6543380 A JP6543380 A JP 6543380A JP S607009 B2 JPS607009 B2 JP S607009B2
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- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/02—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軟質低炭素鋼薄板、特に鰍質ぶりきおよびぶ
りき原板の製造方法に関するものである。
りき原板の製造方法に関するものである。
なかんずく、本発明は、従来のぶりき原板用連続焼鈍炉
によっては製造不可能とされ、もっぱら箱型競鈍炉によ
って製造されて来たところの、調質度T−3ならびにT
−2季の欧質ぶりきおよびぶりき原板を簡易な連続暁鈍
法によって製造するための素材鋼帯成分ならびに連続暁
錨方法に関するものである。
によっては製造不可能とされ、もっぱら箱型競鈍炉によ
って製造されて来たところの、調質度T−3ならびにT
−2季の欧質ぶりきおよびぶりき原板を簡易な連続暁鈍
法によって製造するための素材鋼帯成分ならびに連続暁
錨方法に関するものである。
低炭素冷延鋼帯の暁錨方法には、箱型競鎚法と運続焼鈍
法とがあるが、連続暁錨法は、元来、ぶりきおよびぶり
き原板を製造するために開発されたものであり、現在に
おいても、日本ならびに海外各国の低炭素冷延薄鋼板用
の連続暁鈍炉は、その大部分がぶりきおよびぶりき原板
の製造用に専用されている。
法とがあるが、連続暁錨法は、元来、ぶりきおよびぶり
き原板を製造するために開発されたものであり、現在に
おいても、日本ならびに海外各国の低炭素冷延薄鋼板用
の連続暁鈍炉は、その大部分がぶりきおよびぶりき原板
の製造用に専用されている。
ぶりきおよびぶりき原板は種々の加工用途に使用されて
いるが、その用途に応じて板の調質度が選ばれる。JI
S G 3303−1969「ぶりきおよびぶりき原板
」(以下JISという)においては、ぶりきおよびぶり
き原板の調質度は、ロックウェルTかたさ(HR30T
)の値をもって表わされており、「調質度は本釆単一の
機械的特性のみによって表わすことはできないが、もっ
とも有用な機械的特性の一つとして、ロックウェルTか
たさを採用する。」と述べられている。またASTM規
格のA623−1971(以下ASTMという)におい
ては「論賛という藷は、一回圧延のぶりき工場製品にお
いては、一連の関係づけられた材料的特性の組合せを総
括している。材料の加工特性に寄与する種々の要素のす
べてを標示することは、いかなる単一の機械的テストで
も不可能であるが、ロックウェル30↑かたさの値は、
板の性状のガイドとして有用な手っとり早いテストとし
てひろく用いられるようになった。」と記述されている
。すなわちぶりきおよびぶりき原板の調質度は、ロック
ゥェル30Tかたさによって代表され、この数値が製造
作業に対して適切な指針を与える。JISでは、製造業
者の目標値とするHR30Tの数値範囲により、第1表
に示すごとく調質度を区分している。(ASTMは、T
−2季を欠いているほかは第1表と同一である。)第1
表の調質度区分のうちT−1、T−2は、極軟質で、加
工性が特に要求される用途に使用され「T−4、T−5
、T−6ならびにT−4−CA、T−5−CA、T−6
−CAは、加工度が低く、しかも強度が特に要求される
用途に当てられるc第1表 ぶりきJISの調質度 これらの中間に位する調質度T−2菱、T−3の板は、
一般缶用に使用され、その用途はもっとも広範囲にわた
っている。
いるが、その用途に応じて板の調質度が選ばれる。JI
S G 3303−1969「ぶりきおよびぶりき原板
」(以下JISという)においては、ぶりきおよびぶり
き原板の調質度は、ロックウェルTかたさ(HR30T
)の値をもって表わされており、「調質度は本釆単一の
機械的特性のみによって表わすことはできないが、もっ
とも有用な機械的特性の一つとして、ロックウェルTか
たさを採用する。」と述べられている。またASTM規
格のA623−1971(以下ASTMという)におい
ては「論賛という藷は、一回圧延のぶりき工場製品にお
いては、一連の関係づけられた材料的特性の組合せを総
括している。材料の加工特性に寄与する種々の要素のす
べてを標示することは、いかなる単一の機械的テストで
も不可能であるが、ロックウェル30↑かたさの値は、
板の性状のガイドとして有用な手っとり早いテストとし
てひろく用いられるようになった。」と記述されている
。すなわちぶりきおよびぶりき原板の調質度は、ロック
ゥェル30Tかたさによって代表され、この数値が製造
作業に対して適切な指針を与える。JISでは、製造業
者の目標値とするHR30Tの数値範囲により、第1表
に示すごとく調質度を区分している。(ASTMは、T
−2季を欠いているほかは第1表と同一である。)第1
表の調質度区分のうちT−1、T−2は、極軟質で、加
工性が特に要求される用途に使用され「T−4、T−5
、T−6ならびにT−4−CA、T−5−CA、T−6
−CAは、加工度が低く、しかも強度が特に要求される
用途に当てられるc第1表 ぶりきJISの調質度 これらの中間に位する調質度T−2菱、T−3の板は、
一般缶用に使用され、その用途はもっとも広範囲にわた
っている。
しかるにT−2参ならびにT−3の調質度のぶりきおよ
びぶりき原板は、従来の蓮続焼鈍法によっては製造でき
ないため、第1表に記載のごとく、箱型焼鈍法によって
のみ製造されている。
びぶりき原板は、従来の蓮続焼鈍法によっては製造でき
ないため、第1表に記載のごとく、箱型焼鈍法によって
のみ製造されている。
ぶりき原板用の冷延鋼帯は80%以上の圧延率で加工さ
れており、極めてかたくて延性に乏しく、組織は繊維状
冷延組織であり、これを焼鈍によって再結晶させ、軟か
くて加工性のある粒状組織に変える必要がある。箱型糠
鈍法においては、袷延鋼帯をコイル状に巻いて、このコ
イルを数段に積み重ねて弱還元性の保護ガスを循環させ
たインナーカバーに収容し、このインナーカバーにかぶ
せたベル型加熱炉によって加熱して蛾鈍作業を行なうた
め、加熱→均熱→冷却のサイクルは数日を必要とし、こ
の間に変形や時にはくっつきをも発生するので、製品の
形状、歩留りも悪く、またコイル間およびコイル内に温
度差が生じるのを避け得ないために材質的にも均一なも
のを得にくい。しかしながら箱型焼鈍法は、そのサイク
ルが長時間であるため、再結晶後に充分結晶粒を成長さ
せることができるし、また均熱の際に地鉄中に−旦固漆
したCとNは、均熱後の徐冷が充分に緩やかであるため
、再び大部分が地鉄マトリックスから析出してしまうた
めに、軟かくて加工性がよく、かつ固溶C、Nによる時
効現象の少なし、焼鈍鋼帯を得ることができる。一方ぶ
りき用冷延鋼帯の連続蛭錨炉は、第1図に示されるよう
に、加熱帯3、均熱帯4、徐冷帯5および急冷帯6から
成り立っており、各帯はそれぞれ上ロールと下ロールを
数本づつ有しへ冷延鋼帯8は、アンコィラーーから払い
出されて各帯の上下ロール群を図示のごとくストランド
状に張りめぐらされて順行して、数分以内という短時間
で加熱→均熱→徐冷→急冷の全サイクルを終了して常温
となり、リコィラー7に巻きとられる。この嘘鈍過程は
保護ガス中で行なわれ、加熱が均一に行なわれるので材
質も均質であり、張力をかけて焼鈍するため形状もよく
、短時間で製品が得られる。しかしながら加熱と均熱が
短時間であるため、再結晶した結晶粒が成長し難く、ま
た高温で一旦地鉄中に固溶したCとNとは、冷却過程が
箱型暁鈍に比して、きわめて短かいために、充分に再析
出することができず、地鉄の中に大部分固落したままで
あり、この二つの原因によって連続蛾鈍ぶりき原板は、
強度は充分であるが加工性はやや乏しく時効現象も起こ
しやすい。ぶりき原板材料の代表として、JISには、
MRとMCとの2種類があげられており、それらの取鍋
分析による化学成分は、第2表に示すごとくである。
れており、極めてかたくて延性に乏しく、組織は繊維状
冷延組織であり、これを焼鈍によって再結晶させ、軟か
くて加工性のある粒状組織に変える必要がある。箱型糠
鈍法においては、袷延鋼帯をコイル状に巻いて、このコ
イルを数段に積み重ねて弱還元性の保護ガスを循環させ
たインナーカバーに収容し、このインナーカバーにかぶ
せたベル型加熱炉によって加熱して蛾鈍作業を行なうた
め、加熱→均熱→冷却のサイクルは数日を必要とし、こ
の間に変形や時にはくっつきをも発生するので、製品の
形状、歩留りも悪く、またコイル間およびコイル内に温
度差が生じるのを避け得ないために材質的にも均一なも
のを得にくい。しかしながら箱型焼鈍法は、そのサイク
ルが長時間であるため、再結晶後に充分結晶粒を成長さ
せることができるし、また均熱の際に地鉄中に−旦固漆
したCとNは、均熱後の徐冷が充分に緩やかであるため
、再び大部分が地鉄マトリックスから析出してしまうた
めに、軟かくて加工性がよく、かつ固溶C、Nによる時
効現象の少なし、焼鈍鋼帯を得ることができる。一方ぶ
りき用冷延鋼帯の連続蛭錨炉は、第1図に示されるよう
に、加熱帯3、均熱帯4、徐冷帯5および急冷帯6から
成り立っており、各帯はそれぞれ上ロールと下ロールを
数本づつ有しへ冷延鋼帯8は、アンコィラーーから払い
出されて各帯の上下ロール群を図示のごとくストランド
状に張りめぐらされて順行して、数分以内という短時間
で加熱→均熱→徐冷→急冷の全サイクルを終了して常温
となり、リコィラー7に巻きとられる。この嘘鈍過程は
保護ガス中で行なわれ、加熱が均一に行なわれるので材
質も均質であり、張力をかけて焼鈍するため形状もよく
、短時間で製品が得られる。しかしながら加熱と均熱が
短時間であるため、再結晶した結晶粒が成長し難く、ま
た高温で一旦地鉄中に固溶したCとNとは、冷却過程が
箱型暁鈍に比して、きわめて短かいために、充分に再析
出することができず、地鉄の中に大部分固落したままで
あり、この二つの原因によって連続蛾鈍ぶりき原板は、
強度は充分であるが加工性はやや乏しく時効現象も起こ
しやすい。ぶりき原板材料の代表として、JISには、
MRとMCとの2種類があげられており、それらの取鍋
分析による化学成分は、第2表に示すごとくである。
第2表ぶりき用鋼種
MR鋼は、通常の低炭素鋼であり、MC鋼は、強度を高
めるため、特にPを添加した低炭素鋼である。
めるため、特にPを添加した低炭素鋼である。
箱型焼鈍法では、MR鋼を材料として、T−・、T−2
・T・2季、T−3のぶりき原板を焼鈍し、MC鋼とN
添加MR鋼を材料として、T−4、T−5、T−6を製
造するのが常例である。連続暁鈍法は上述のごとく強く
て硬いぶりき原板の製造に通しており、MC鋼とN添加
MR鋼とによって、T−6−CA、T−5−CAを作り
、M旧鋼によってT−5一CA、ならびにT−4−CA
を製造しているが、従来の蓮続焼鈍法によっては、T−
3あるいはT−2蔓クラスを製造することはできなかっ
た。ぶりきおよびぶりき原板のような極薄鋼板でなく通
常厚みの冷延薄鋼板製造用の焼鈍工程においても、近来
、連続暁錨を適用する技術が開発されて釆た。
・T・2季、T−3のぶりき原板を焼鈍し、MC鋼とN
添加MR鋼を材料として、T−4、T−5、T−6を製
造するのが常例である。連続暁鈍法は上述のごとく強く
て硬いぶりき原板の製造に通しており、MC鋼とN添加
MR鋼とによって、T−6−CA、T−5−CAを作り
、M旧鋼によってT−5一CA、ならびにT−4−CA
を製造しているが、従来の蓮続焼鈍法によっては、T−
3あるいはT−2蔓クラスを製造することはできなかっ
た。ぶりきおよびぶりき原板のような極薄鋼板でなく通
常厚みの冷延薄鋼板製造用の焼鈍工程においても、近来
、連続暁錨を適用する技術が開発されて釆た。
これらの方法は、いずれも再結晶焼鈍温度から冷却後、
ある中間温度城に鋼帯を一定時間以上保持して、高温で
固熔したCを析出させ、地鉄中の固溶C量を減少させて
軟化を促進させる処理、すなわち過時効処理(一名シェ
ルフ処理)を行なっているのが特徴である。例えば、椿
関昭49−35218‘こおいては、原材料の低炭素鋼
の含有成分をMnミ0.30%、N≦20脚とし、さら
に鋼中のMn、S、0につき、0≦(Mn%)一等nの
の原塵子子量量X(〇%)−篭髪の原隼享子量量X(S
%)SO.15と規制し、熱間圧延に際しては、600
qoから80000で高温捲取りを行ない、冷間圧延後
に蓮続焼鎚炉によって再結晶焼鈍および過時効処理を施
すことによって、降伏点が低く、r値とコニカルカップ
値がすぐれた薄板が得られることが述べられている。
ある中間温度城に鋼帯を一定時間以上保持して、高温で
固熔したCを析出させ、地鉄中の固溶C量を減少させて
軟化を促進させる処理、すなわち過時効処理(一名シェ
ルフ処理)を行なっているのが特徴である。例えば、椿
関昭49−35218‘こおいては、原材料の低炭素鋼
の含有成分をMnミ0.30%、N≦20脚とし、さら
に鋼中のMn、S、0につき、0≦(Mn%)一等nの
の原塵子子量量X(〇%)−篭髪の原隼享子量量X(S
%)SO.15と規制し、熱間圧延に際しては、600
qoから80000で高温捲取りを行ない、冷間圧延後
に蓮続焼鎚炉によって再結晶焼鈍および過時効処理を施
すことによって、降伏点が低く、r値とコニカルカップ
値がすぐれた薄板が得られることが述べられている。
また侍公昭49−1968においては、冷延鋼帯を蓮続
焼鈍するに際して、均熱温度がA,点以下のときは20
00/秒以上の速度で急冷して20000以下まで冷却
し、また均熱温度がA,点以上のときは、A,点直下ま
では、・、20qo/秒以下の速度で冷却し、ひきつづ
き20o○/秒以上の速度で、200q○以下まで冷却
しtいずれの場合にもこれを過時効温度に昇温して過時
効処理(実施例では3〜5分間)を行なうことにより降
伏点が低く、伸びのよい薄板が得られることが述べられ
ている。
焼鈍するに際して、均熱温度がA,点以下のときは20
00/秒以上の速度で急冷して20000以下まで冷却
し、また均熱温度がA,点以上のときは、A,点直下ま
では、・、20qo/秒以下の速度で冷却し、ひきつづ
き20o○/秒以上の速度で、200q○以下まで冷却
しtいずれの場合にもこれを過時効温度に昇温して過時
効処理(実施例では3〜5分間)を行なうことにより降
伏点が低く、伸びのよい薄板が得られることが述べられ
ている。
さらに特開昭47−26313においては、0.02%
ミCSO.10%の成分を有する鋼をスラブから熱間圧
延して、通常温度で捲取り、もしくは63000以上の
高温捲取りを行ない、これを冷間圧延して、蓮続焼錨炉
で再結晶温度以上850oo以下の温度範囲に加熱した
後、A,変態点以下60000以上の温度範囲まで徐冷
し、ついで常温まで200q0/秒〜1000000/
秒の冷却速度で急冷し、再び300qo〜5300Cの
温度範囲まで加熱して、この温度範囲で1の砂以上保持
することにより、箱型焼鈍と同等以上の材質、低時効性
を有する絞り用冷延鋼板を効率よく生産できることが述
べられている。しかしながら、これらに例示された蓮続
焼錨法は、軟か〈て加工性の良好な薄板の製造を可能と
しているが、つぎに列記する諸制限を、過時効処理を含
んで二項目以上実施しなければならないので、通常のぶ
りきおよびぶりき原板の蓮続焼錨法に比して複雑でかつ
長大な設備が必要となり、したがって焼鈍コストが高く
なるという欠点がある。{1ー 原材料の鋼成分に厳密
な制限がある。
ミCSO.10%の成分を有する鋼をスラブから熱間圧
延して、通常温度で捲取り、もしくは63000以上の
高温捲取りを行ない、これを冷間圧延して、蓮続焼錨炉
で再結晶温度以上850oo以下の温度範囲に加熱した
後、A,変態点以下60000以上の温度範囲まで徐冷
し、ついで常温まで200q0/秒〜1000000/
秒の冷却速度で急冷し、再び300qo〜5300Cの
温度範囲まで加熱して、この温度範囲で1の砂以上保持
することにより、箱型焼鈍と同等以上の材質、低時効性
を有する絞り用冷延鋼板を効率よく生産できることが述
べられている。しかしながら、これらに例示された蓮続
焼錨法は、軟か〈て加工性の良好な薄板の製造を可能と
しているが、つぎに列記する諸制限を、過時効処理を含
んで二項目以上実施しなければならないので、通常のぶ
りきおよびぶりき原板の蓮続焼錨法に比して複雑でかつ
長大な設備が必要となり、したがって焼鈍コストが高く
なるという欠点がある。{1ー 原材料の鋼成分に厳密
な制限がある。
■ 熱間圧延後に高温捲取りが必要である。‘3’ 過
時効処理が必要である。■ 過時効時間が長い。
時効処理が必要である。■ 過時効時間が長い。
‘5} 過時効処理に先立って急速冷却操作が必要であ
る。
る。
さらにぶりきは板厚が極薄であるため、厚み2側の薄い
熱延鋼帯を用いても、冷間圧延では通常80%以上の冷
間圧延率が必要であり、通常の薄板製造の際の60〜7
0%の袷間圧延率の場合に比べて焼鈍後の加工性は、や
や劣る傾向がある。
熱延鋼帯を用いても、冷間圧延では通常80%以上の冷
間圧延率が必要であり、通常の薄板製造の際の60〜7
0%の袷間圧延率の場合に比べて焼鈍後の加工性は、や
や劣る傾向がある。
また暁鈍後調質圧延されたぶりき原板は、霧気めつきふ
くりき製造に際しては、すず電着後23か0以上に加熱
して、めつきされたすず層の溶融処理を行ない、浸債め
つきぶりき製造の際には、300℃以上の溶融すず中を
通過させるので、いずれにせよ調質圧延→高温時効の過
程を経ることとなり、硬度が上昇し、加工性はやや低下
する。したがって、上記の薄板の蓮続焼鈍技術によって
、きわめて欧かし、T−1、T−2級のぶりきを得るこ
とは困難である。日本鉄鍋協会の会誌「鉄と鋼」VoL
60(1974)No.4S331においては、圧延率
80%以上の冷間圧延により製造されたぶりき用冷延鋼
帯(厚み0.32肋)を特関昭47一26313におい
て開示された条件で連続蛾鈍して、これに1.5%の調
質圧延を行なった後、電気めつきぶりさのすず溶融処理
と同等の加熱サイクルにより時効させた結果、譲質度T
−2季に該当の製品を得ることができたと記述されてい
る。したがって、通常のぶりき用運続焼鎚法に対しては
、過時効処理を含めて上記の一般袷延薄板用連続競錨技
術を追加適用しても、せいぜいT−2多飢餓剛鮒るこ砂
できるのみである。
くりき製造に際しては、すず電着後23か0以上に加熱
して、めつきされたすず層の溶融処理を行ない、浸債め
つきぶりき製造の際には、300℃以上の溶融すず中を
通過させるので、いずれにせよ調質圧延→高温時効の過
程を経ることとなり、硬度が上昇し、加工性はやや低下
する。したがって、上記の薄板の蓮続焼鈍技術によって
、きわめて欧かし、T−1、T−2級のぶりきを得るこ
とは困難である。日本鉄鍋協会の会誌「鉄と鋼」VoL
60(1974)No.4S331においては、圧延率
80%以上の冷間圧延により製造されたぶりき用冷延鋼
帯(厚み0.32肋)を特関昭47一26313におい
て開示された条件で連続蛾鈍して、これに1.5%の調
質圧延を行なった後、電気めつきぶりさのすず溶融処理
と同等の加熱サイクルにより時効させた結果、譲質度T
−2季に該当の製品を得ることができたと記述されてい
る。したがって、通常のぶりき用運続焼鎚法に対しては
、過時効処理を含めて上記の一般袷延薄板用連続競錨技
術を追加適用しても、せいぜいT−2多飢餓剛鮒るこ砂
できるのみである。
これに対して、本発明は、ぶりき用原材料としてひろく
用いられるJISのMR鋼の成分に、軽少で実施容易な
制限を加えた組成を有する熱延鋼帯に、通常のぶりき用
冷間圧延を施して得た袷延鋼帯を使用して、これに通常
のぶりき用達続焼鈍のみを行なうか、あるいは軽度の過
時効処理を組み入れた蓮続焼鈍を行なうことにより調質
度T−3またはT−2季のぶりきおよびぶりき原板を製
造可能とするものである。この際、熱延鋼帯の高温捲取
りは必要条件でなく、特に過時効処理を組み入れる際も
軽度の処理で充分であるので長大な炉は必要とせず、従
来のぶりき用運続焼鎚炉に改造を加えずにそのまま使用
することも可能である。したがって本発明は、ぶりきお
よびぶりき原板の連続腕鈍用としてきわめて有用なもの
である。以下本発明に関して詳細に説明する。
用いられるJISのMR鋼の成分に、軽少で実施容易な
制限を加えた組成を有する熱延鋼帯に、通常のぶりき用
冷間圧延を施して得た袷延鋼帯を使用して、これに通常
のぶりき用達続焼鈍のみを行なうか、あるいは軽度の過
時効処理を組み入れた蓮続焼鈍を行なうことにより調質
度T−3またはT−2季のぶりきおよびぶりき原板を製
造可能とするものである。この際、熱延鋼帯の高温捲取
りは必要条件でなく、特に過時効処理を組み入れる際も
軽度の処理で充分であるので長大な炉は必要とせず、従
来のぶりき用運続焼鎚炉に改造を加えずにそのまま使用
することも可能である。したがって本発明は、ぶりきお
よびぶりき原板の連続腕鈍用としてきわめて有用なもの
である。以下本発明に関して詳細に説明する。
第2図には、蓮続焼鈍サイクルの1例が示されている。
ぶりき用達続焼鈍炉は、第1図に示したように、加熱、
均熱、徐冷、急冷の4帯によって構成されており、各帯
の中に収められる冷延鋼帯の長さは、上下ロールの径と
パスの長さ(上下ロール間の距離)とパスの数(ストラ
ンドの数)により決められる。特定の連続蛾鈍ラインの
操業時における焼鈍サイクルは、各帯温度と作業速度な
らびに各帯中の冷延鋼帯の長さとにより定められること
になる。したがって、各帯を通過する時間の比はライン
速度にかかわらず一定である。第2図のサイクルAは、
工業的にぶりき生産に使用されている連続燐鈍ライン(
以下NO.1連続競錨ラインという)を、均熱温度73
030、ライン速度366の/分(1200pm)で操
業する際の熱サイクルを示すものである。このラインは
、加熱帯10パス、灼熱帯8パス、徐冷帯10パス、急
袷帯10パスより成り立っており、サイクルAの操業条
件では、加熱29砂で730℃(第2図b)に達し、こ
の温度で2現砂・均熱され(第2図c)、ついで480
午0(第2図d)まで25秒(すなわち10qo/秒)
で徐冷され、ひきつづき常温まで29砂で急冷される(
第2図e)。このサイクルでは、550q0から250
00までの冷却に要する時間は約20秒であり、総所要
時間は、95秒である。このNo.1連続齢錨ラインは
、通常458れ/分(150がpm)から305肌/分
(100ぴpm)の範囲の速度で操業されており、55
0℃から250qoまでの冷却時間は約16秒から約2
4秒を必要とし、総所要時間は76秒から114秒であ
る。これにより明示されるように、特許請求の範囲に記
載した通常のぶりき原板焼錨サイクルは、総所要時間が
約2分以内、550午0から250ooまでの冷却時間
が3の砂以下という特徴を有しており、第2図はその代
表例である。以下においては、サイクルAならびにこれ
に類似し、かつ特許請求の範囲に合致する他の連続競鈍
サイクルを用いて、各種冷延鋼帯の連続暁鈍を行なった
。
均熱、徐冷、急冷の4帯によって構成されており、各帯
の中に収められる冷延鋼帯の長さは、上下ロールの径と
パスの長さ(上下ロール間の距離)とパスの数(ストラ
ンドの数)により決められる。特定の連続蛾鈍ラインの
操業時における焼鈍サイクルは、各帯温度と作業速度な
らびに各帯中の冷延鋼帯の長さとにより定められること
になる。したがって、各帯を通過する時間の比はライン
速度にかかわらず一定である。第2図のサイクルAは、
工業的にぶりき生産に使用されている連続燐鈍ライン(
以下NO.1連続競錨ラインという)を、均熱温度73
030、ライン速度366の/分(1200pm)で操
業する際の熱サイクルを示すものである。このラインは
、加熱帯10パス、灼熱帯8パス、徐冷帯10パス、急
袷帯10パスより成り立っており、サイクルAの操業条
件では、加熱29砂で730℃(第2図b)に達し、こ
の温度で2現砂・均熱され(第2図c)、ついで480
午0(第2図d)まで25秒(すなわち10qo/秒)
で徐冷され、ひきつづき常温まで29砂で急冷される(
第2図e)。このサイクルでは、550q0から250
00までの冷却に要する時間は約20秒であり、総所要
時間は、95秒である。このNo.1連続齢錨ラインは
、通常458れ/分(150がpm)から305肌/分
(100ぴpm)の範囲の速度で操業されており、55
0℃から250qoまでの冷却時間は約16秒から約2
4秒を必要とし、総所要時間は76秒から114秒であ
る。これにより明示されるように、特許請求の範囲に記
載した通常のぶりき原板焼錨サイクルは、総所要時間が
約2分以内、550午0から250ooまでの冷却時間
が3の砂以下という特徴を有しており、第2図はその代
表例である。以下においては、サイクルAならびにこれ
に類似し、かつ特許請求の範囲に合致する他の連続競鈍
サイクルを用いて、各種冷延鋼帯の連続暁鈍を行なった
。
実験は4・型連続競錨炉およびぶりき工業生産用連続競
鎚炉により行ない、焼錨後の冷延鋼帯は1.5%の調質
圧延を行なった後電気すずめつきならびにリフロー処理
(すず溶融点以上まで加熱)を行なって、鋼板を充分に
時効させた後、ロックウェルTかたさを測定した。第3
図は、低炭素リムド鋼ならびにキャップド鋼より製造し
た鋼帯成分中の{(Mn%)−霊(0%)}/(S%)
(以下〔Mn〕/Sという)とぶりき製品硬度(ロック
ウェルTかたさ:HR30T)との関係を示す。
鎚炉により行ない、焼錨後の冷延鋼帯は1.5%の調質
圧延を行なった後電気すずめつきならびにリフロー処理
(すず溶融点以上まで加熱)を行なって、鋼板を充分に
時効させた後、ロックウェルTかたさを測定した。第3
図は、低炭素リムド鋼ならびにキャップド鋼より製造し
た鋼帯成分中の{(Mn%)−霊(0%)}/(S%)
(以下〔Mn〕/Sという)とぶりき製品硬度(ロック
ウェルTかたさ:HR30T)との関係を示す。
ゾーンAは、CSO.05%、Mnミ0.50%、N≦
0.0030%、P≦0.012%の成分範囲の冷延鋼
帯について、サイクルAの蓮続焼銘を実施した結果であ
り、〔Mn〕/S={(Mn%)−轟く。%)}/くS
%)における(Mn%)、(0%)、(S%)は、それ
ぞれ鋼帯に含有されるMn、0、Sの重量パーセントで
あり、〔Mn〕はSと結合して、硫化物形成に関与する
可能性のあるMn量である。第3図に示すごとく、〔M
n〕/Sとぶりき製品硬度との間には強い相関性が見ら
れ、〔Mn〕/Sの増加とともに硬度は、低下している
。ゾーンAにおいては、〔Mn〕/SZ20の場合、バ
ラッキの上限でも調質度T−3に入り、調質度T−3の
軟質ぶりきが製造可能である。第3図中3aはV:0.
009%を添加した材料についてサイクルAを実施した
結果であり、また4aは、Cr:0.19%添加した材
料についてサイクルAを実施した結果である。これによ
ると、サイクルAに対しては徴量の炭化物形成元素の添
加が非常に有効で、無添加材に比してロックウェルTか
たさで2〜3ほど軟化している。第4図は、鋼帯中に含
有されるP量とぶりき製品硬度の関係を示す。
0.0030%、P≦0.012%の成分範囲の冷延鋼
帯について、サイクルAの蓮続焼銘を実施した結果であ
り、〔Mn〕/S={(Mn%)−轟く。%)}/くS
%)における(Mn%)、(0%)、(S%)は、それ
ぞれ鋼帯に含有されるMn、0、Sの重量パーセントで
あり、〔Mn〕はSと結合して、硫化物形成に関与する
可能性のあるMn量である。第3図に示すごとく、〔M
n〕/Sとぶりき製品硬度との間には強い相関性が見ら
れ、〔Mn〕/Sの増加とともに硬度は、低下している
。ゾーンAにおいては、〔Mn〕/SZ20の場合、バ
ラッキの上限でも調質度T−3に入り、調質度T−3の
軟質ぶりきが製造可能である。第3図中3aはV:0.
009%を添加した材料についてサイクルAを実施した
結果であり、また4aは、Cr:0.19%添加した材
料についてサイクルAを実施した結果である。これによ
ると、サイクルAに対しては徴量の炭化物形成元素の添
加が非常に有効で、無添加材に比してロックウェルTか
たさで2〜3ほど軟化している。第4図は、鋼帯中に含
有されるP量とぶりき製品硬度の関係を示す。
ゾーンAは、C≦0.05%、MnSO.50%、〔M
n〕/S≧20、N≦0.0030%を含む冷延鋼帯に
ついて、第2図のサイクルAの運続焼鈍を施した結果で
ある。第4図によると、鋼成分Pとの相関があり、何れ
もP含有量低下とともに軟化している。
n〕/S≧20、N≦0.0030%を含む冷延鋼帯に
ついて、第2図のサイクルAの運続焼鈍を施した結果で
ある。第4図によると、鋼成分Pとの相関があり、何れ
もP含有量低下とともに軟化している。
ゾーンAは特にP含有量の低減とともに著しく軟化する
。ただし、ゾーンA′はC>0.05%のものでPSO
.012%でも硬い。かくのごとく、サイクルAで調質
度T−3の軟貿なぶりきを安定して製造するためには、
〔Mn〕/S≧20とし、さらにPSO.012%、C
≦0.05%とする必要がある。以上のように、〔Mn
〕/S、P含有量と、ぶりき製品硬度との間には強い相
関性がある。またC含有量の低減とともに硬度は低下す
る。つぎに本発明鋼帯の他の化学成分の限定理由につい
て述べる。
。ただし、ゾーンA′はC>0.05%のものでPSO
.012%でも硬い。かくのごとく、サイクルAで調質
度T−3の軟貿なぶりきを安定して製造するためには、
〔Mn〕/S≧20とし、さらにPSO.012%、C
≦0.05%とする必要がある。以上のように、〔Mn
〕/S、P含有量と、ぶりき製品硬度との間には強い相
関性がある。またC含有量の低減とともに硬度は低下す
る。つぎに本発明鋼帯の他の化学成分の限定理由につい
て述べる。
C含有量が0.05%以上含まれると製品硬度を上げる
。またSは、鋼塊中の偏析が著しく、焼錨時の再結晶を
遅らせる元素で含有量が低い程好ましいが、製銑製鋼時
に経済的に除去できる範囲を考え0.025%以下とし
た。N含有量は、同様に低い程好ましいが、一般冷延鋼
帯を対象としているので、0.0030%以下とした。
Mn含有量についても同様に一般冷延鋼帯を対象として
いるので0.50%以下とした。鋼中の○含有量は、(
Mn%)−喪×(〇%)を減少させ、〔Mn〕/Sを低
下させるので、なるべく少ない方がよい。なお、本発明
の特許請求の範囲の化学成分をやや外れた成分の鋼帯で
も第3図、第4図に見られるごとく、T−2季あるいは
T−3に到達しているものも見られるが、バラッキの危
険度を考え、上記のように限定した。鋼種としては、純
酸素上吹転炉法によるリムド鋼、キヤップド鋼が好まし
い。キャップド鋼塊の製造に際しては、0含有量を低減
させるように留意することが望ましい。平炉鋼は、スク
ラップから混入する不純成分元素に充分除去できず、ま
たNの含有量も多く硬度が上がる危険性があるため不適
当である。しかし純酸素上吹転炉法に劣らぬ純良成分を
保証できる他の製鋼法による鋼帯は使用できる。実施例
1リムド鋼塊またはキャップド鋼塊を通常の方法で分
塊圧延後、熱間圧延した第3表に示す各成分の板厚2.
仇物の鋼帯を板厚0.32柳に冷間圧延し(冷間圧延率
84%)ついで第2図に示すサイクルAで連続暁鈍し、
さらに1.5%の伸び率で調質圧延を施したものに露気
めつき後、リフロー処理を行なってぶりきとした。
。またSは、鋼塊中の偏析が著しく、焼錨時の再結晶を
遅らせる元素で含有量が低い程好ましいが、製銑製鋼時
に経済的に除去できる範囲を考え0.025%以下とし
た。N含有量は、同様に低い程好ましいが、一般冷延鋼
帯を対象としているので、0.0030%以下とした。
Mn含有量についても同様に一般冷延鋼帯を対象として
いるので0.50%以下とした。鋼中の○含有量は、(
Mn%)−喪×(〇%)を減少させ、〔Mn〕/Sを低
下させるので、なるべく少ない方がよい。なお、本発明
の特許請求の範囲の化学成分をやや外れた成分の鋼帯で
も第3図、第4図に見られるごとく、T−2季あるいは
T−3に到達しているものも見られるが、バラッキの危
険度を考え、上記のように限定した。鋼種としては、純
酸素上吹転炉法によるリムド鋼、キヤップド鋼が好まし
い。キャップド鋼塊の製造に際しては、0含有量を低減
させるように留意することが望ましい。平炉鋼は、スク
ラップから混入する不純成分元素に充分除去できず、ま
たNの含有量も多く硬度が上がる危険性があるため不適
当である。しかし純酸素上吹転炉法に劣らぬ純良成分を
保証できる他の製鋼法による鋼帯は使用できる。実施例
1リムド鋼塊またはキャップド鋼塊を通常の方法で分
塊圧延後、熱間圧延した第3表に示す各成分の板厚2.
仇物の鋼帯を板厚0.32柳に冷間圧延し(冷間圧延率
84%)ついで第2図に示すサイクルAで連続暁鈍し、
さらに1.5%の伸び率で調質圧延を施したものに露気
めつき後、リフロー処理を行なってぶりきとした。
その焼錨後の硬度とぶりき製品硬度を第4表に示す。サ
ンプルNO.1からNo.7までは、特許請求の範囲の
成分範囲を満足させるもので、サイクルAにおいては、
調質度T−3相当の軟質ぶりきが得られる。サンプルN
o.8とNo.9は、特許請求の範囲をはずれるもので
、サイクルAでは調質度T−41こなる。サンプルNo
.10はV添加材、No.11はCr添加材であり、サ
イクルAに対して特に有効で、〔Mn〕/Sが特許請求
の範囲の下限でも調質度T−2蔓を実現している。以上
詳述したように、C、Mn、S、N、P、〔Mn〕/S
を適当に規制すると、通常のぶりき原板連続焼鈍条件す
なわち第2図のサイクルAで調質度T−3の欧質なぶり
きが得られる。
ンプルNO.1からNo.7までは、特許請求の範囲の
成分範囲を満足させるもので、サイクルAにおいては、
調質度T−3相当の軟質ぶりきが得られる。サンプルN
o.8とNo.9は、特許請求の範囲をはずれるもので
、サイクルAでは調質度T−41こなる。サンプルNo
.10はV添加材、No.11はCr添加材であり、サ
イクルAに対して特に有効で、〔Mn〕/Sが特許請求
の範囲の下限でも調質度T−2蔓を実現している。以上
詳述したように、C、Mn、S、N、P、〔Mn〕/S
を適当に規制すると、通常のぶりき原板連続焼鈍条件す
なわち第2図のサイクルAで調質度T−3の欧質なぶり
きが得られる。
CrあるいはVのような炭化物形成元素を徴量添加する
ことも軟化に有効であり特に通常の焼錨サイクルAでも
T−2参程度まで欧質化する。このCrあるいはVの添
加量としては、焼鈍後の冷間加工性の劣化及び異万性の
出現を考慮すると、CrSO.20%、VSO.03%
が好ましく、まずこれらの炭化物核を形成して、鋼中C
の拡散、析出場所を与え、フェライト中に固港するCを
充分低減させて軟化を計るためには、Cr20.02%
、VZO.005%が必要である。第3表 鋼帯の化学
成分(※)第4表 鋼種と硬度 以上のように本発明は、造塊、分塊圧延、熱間圧延工程
において特別な処理を施す必要もなく、調質度T−3の
軟質なぶりきが、簡単な設備により高能率で製造可能な
工業的に優れた方法である。
ことも軟化に有効であり特に通常の焼錨サイクルAでも
T−2参程度まで欧質化する。このCrあるいはVの添
加量としては、焼鈍後の冷間加工性の劣化及び異万性の
出現を考慮すると、CrSO.20%、VSO.03%
が好ましく、まずこれらの炭化物核を形成して、鋼中C
の拡散、析出場所を与え、フェライト中に固港するCを
充分低減させて軟化を計るためには、Cr20.02%
、VZO.005%が必要である。第3表 鋼帯の化学
成分(※)第4表 鋼種と硬度 以上のように本発明は、造塊、分塊圧延、熱間圧延工程
において特別な処理を施す必要もなく、調質度T−3の
軟質なぶりきが、簡単な設備により高能率で製造可能な
工業的に優れた方法である。
図面は、本発明の実施例に係るものであり、第1図は、
ぶりき用連続焼鈍ラインとして、現在工業的に使用され
ている設備図、第2図は、蓮続焼鈍サイクルの略図、第
3図は、〔Mn〕/Sとぶりき製品硬度の関係図、第4
図は、鋼帯中のP含有量とぶりき製品硬度の関係図であ
る。 1……アンコイラー、2……クリーナー、3…・・・加
熱帯、4・・・・・・均熱帯、5・・・・・・徐冷帯、
6・・・・・・急袷帯、7…・・・リコィラー、8・…
・・鋼帯、a・・…・加熱開始点、b…・・・サイクル
Aの均熱開始点、c……サイクルAの均熱終了点、d・
・・・・・サイクルAの徐冷終了点、e・・・・・・サ
イクルAの競鈍終了点、3a・・・・・・▲点、4a・
・・・・・・点。 第3図舞′図 第2図 第4図
ぶりき用連続焼鈍ラインとして、現在工業的に使用され
ている設備図、第2図は、蓮続焼鈍サイクルの略図、第
3図は、〔Mn〕/Sとぶりき製品硬度の関係図、第4
図は、鋼帯中のP含有量とぶりき製品硬度の関係図であ
る。 1……アンコイラー、2……クリーナー、3…・・・加
熱帯、4・・・・・・均熱帯、5・・・・・・徐冷帯、
6・・・・・・急袷帯、7…・・・リコィラー、8・…
・・鋼帯、a・・…・加熱開始点、b…・・・サイクル
Aの均熱開始点、c……サイクルAの均熱終了点、d・
・・・・・サイクルAの徐冷終了点、e・・・・・・サ
イクルAの競鈍終了点、3a・・・・・・▲点、4a・
・・・・・・点。 第3図舞′図 第2図 第4図
Claims (1)
- 1 リムド鋼塊またはキヤツプド鋼塊を分塊圧延してス
ラブとし、これをホツトストリツプミルにより熱間圧延
して製造し、その成分として、C≦0.050%、Mn
≦0.50%、S≦0.025%、N≦0.0030%
を含み、かつP≦0.012%ならびに{(Mn%)−
(55)/(16)(O%)}/(S%)≧20の双方
を満足し、残部は鉄および不可避的残留不純物よりなる
熱延鋼帯を、冷間圧延して冷延鋼帯とし、通常のぶりき
原板用連続焼鈍炉によって、再結晶温度以上900℃以
下の温度に昇温して短時間保持後、500℃近傍まで徐
冷し、ひきつづき常温まで急冷する通常のぶりき原板焼
鈍サイクルによって焼鈍することを特徴とする連続焼鈍
による軟質薄鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55065433A JPS607009B2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 連続焼鈍による軟質薄鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55065433A JPS607009B2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 連続焼鈍による軟質薄鋼板の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49145750A Division JPS5171812A (en) | 1974-12-20 | 1974-12-20 | Renzokushodon nyoru nanshitsusukohanno seizohoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5693824A JPS5693824A (en) | 1981-07-29 |
| JPS607009B2 true JPS607009B2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=13286964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55065433A Expired JPS607009B2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 連続焼鈍による軟質薄鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607009B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02154109A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-13 | Kansui Kogyo Kk | 排水管等の管の傾斜角及び沈下,隆起量測定方法並びにその装置 |
-
1980
- 1980-05-19 JP JP55065433A patent/JPS607009B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02154109A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-13 | Kansui Kogyo Kk | 排水管等の管の傾斜角及び沈下,隆起量測定方法並びにその装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5693824A (en) | 1981-07-29 |
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