JPS607021B2 - 高温特性のすぐれた切削工具および耐摩耗工具用焼結材料 - Google Patents
高温特性のすぐれた切削工具および耐摩耗工具用焼結材料Info
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- JPS607021B2 JPS607021B2 JP5639282A JP5639282A JPS607021B2 JP S607021 B2 JPS607021 B2 JP S607021B2 JP 5639282 A JP5639282 A JP 5639282A JP 5639282 A JP5639282 A JP 5639282A JP S607021 B2 JPS607021 B2 JP S607021B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた高温特性を有し、特にこれらの特
性が要求される高速切削や高送り切削用切削工具として
、さらに特に熱間で使用される鍛造型や押出し型、並び
に鋳造型をはじめとする各種耐摩耗工具用として使用す
るのに適した暁結材料に関するものである。
性が要求される高速切削や高送り切削用切削工具として
、さらに特に熱間で使用される鍛造型や押出し型、並び
に鋳造型をはじめとする各種耐摩耗工具用として使用す
るのに適した暁結材料に関するものである。
一般に、鋼の切削加工に際して、切削速度を速くしたり
、送り量を多くしたりするとし切削工具の刃先温度が上
昇し、刃先が摩耗よりは、むしろ高温に原因する塑性変
形によって使用寿命に至る場合が多く、近年の高速切削
化および高能率切削化によって、この傾向は増々強くな
っている。
、送り量を多くしたりするとし切削工具の刃先温度が上
昇し、刃先が摩耗よりは、むしろ高温に原因する塑性変
形によって使用寿命に至る場合が多く、近年の高速切削
化および高能率切削化によって、この傾向は増々強くな
っている。
しかしながら、現在実用に供されている炭化タングステ
ンや炭化チタンなどを硬質相とし、鉄族金属(Fe、N
i、Co)を主成分とする結合相で構成された超硬合金
やサーメットは、刃先温度が1000ooを越えると急
激に軟化するようになるため、これら超硬合金やサ−メ
ット、さらにこれらの表面に硬質被覆層を形成した表面
被覆超硬合金や表面被覆サーメットにおいても、その使
用条件は、刃先温度が100000を若干上廻る程度に
制限されている。一方、酸化アルミニウムを主成分とす
るセラミックが、高温において高硬度とすぐれた耐酸化
性を示すことから、高速切削工具として実用に供されて
はいるが、刃先の高温における安定性に欠け、信頼性の
不十分なものであるため、低い送り量の条件でのみ高速
切削に使用されているのが現状である。
ンや炭化チタンなどを硬質相とし、鉄族金属(Fe、N
i、Co)を主成分とする結合相で構成された超硬合金
やサーメットは、刃先温度が1000ooを越えると急
激に軟化するようになるため、これら超硬合金やサ−メ
ット、さらにこれらの表面に硬質被覆層を形成した表面
被覆超硬合金や表面被覆サーメットにおいても、その使
用条件は、刃先温度が100000を若干上廻る程度に
制限されている。一方、酸化アルミニウムを主成分とす
るセラミックが、高温において高硬度とすぐれた耐酸化
性を示すことから、高速切削工具として実用に供されて
はいるが、刃先の高温における安定性に欠け、信頼性の
不十分なものであるため、低い送り量の条件でのみ高速
切削に使用されているのが現状である。
また、鍛造型や押出し型、さらに鋳造型などの各種耐熱
耐摩耗工具の製造には、高速度鋼やダイス鋼が使用され
ているが、これら材料製耐摩耗工具の使用温度はせし、
ぜし、500こ0までであり、使用温度が500ooを
越えると全く使用に耐えないものである。
耐摩耗工具の製造には、高速度鋼やダイス鋼が使用され
ているが、これら材料製耐摩耗工具の使用温度はせし、
ぜし、500こ0までであり、使用温度が500ooを
越えると全く使用に耐えないものである。
一方、使用温度が500ooを越えるような耐摩耗工具
の製造には、比較的すぐれた高温特性を有するMo合金
が使用されるが、このMo合金製耐熱耐摩耗工具におい
ても耐酸化性および耐摩耗性に関して満足な特性を示さ
ないのが実状であり、このように特に切削工具および耐
熱耐摩耗工具の分野では高温特性、すなわち高温強度、
高温硬さ、高縞靭性、および耐酸化性にすぐれた材料の
開発が望まれているのである。そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、高温特性のすぐれた材料を開発
すべ〈研究を行なった結果、硬質分散相が、特定組成の
複合金属炭蓋酸化物と窒化アルミニウムで構成され、か
つ結合相が、W、またはMoおよびReの1種または2
種を含有するW合金で構成された焼結材料は、高温強度
、高温硬さ、および高温鍬性が高く、かつすぐれた耐酸
化性を有し、したがってこの焼結材料を、切削工具とし
て使用した場合には安定した高速切削および高送り切削
が可能となり、さらに耐熱耐摩耗工具として使用した場
合にもすぐれた性能を発揮するという知見を得たのであ
る。
の製造には、比較的すぐれた高温特性を有するMo合金
が使用されるが、このMo合金製耐熱耐摩耗工具におい
ても耐酸化性および耐摩耗性に関して満足な特性を示さ
ないのが実状であり、このように特に切削工具および耐
熱耐摩耗工具の分野では高温特性、すなわち高温強度、
高温硬さ、高縞靭性、および耐酸化性にすぐれた材料の
開発が望まれているのである。そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、高温特性のすぐれた材料を開発
すべ〈研究を行なった結果、硬質分散相が、特定組成の
複合金属炭蓋酸化物と窒化アルミニウムで構成され、か
つ結合相が、W、またはMoおよびReの1種または2
種を含有するW合金で構成された焼結材料は、高温強度
、高温硬さ、および高温鍬性が高く、かつすぐれた耐酸
化性を有し、したがってこの焼結材料を、切削工具とし
て使用した場合には安定した高速切削および高送り切削
が可能となり、さらに耐熱耐摩耗工具として使用した場
合にもすぐれた性能を発揮するという知見を得たのであ
る。
したがって、この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであって、硬質分散相形成成分としての組成式:
{Tiw(Hf、Zr)x(Nb、Ta)y(W、Mo
),W−X‐y}・(C,−u‐VNV○u)z、(た
だし、原子比で、w/(w十x)30.5〜o.8、(
w+x十y):0.60〜0.95、y:0.01〜0
.20、u:0.005〜0.050、v:0.005
〜0.30、z.0.5〜0.9にして、Hf>Zr、
Nb〉Ta、W>Mo)を有する複合金属炭窒酸化物:
10〜80%、同じく硬質分散相としての窒化アルミニ
ウム(以下山Nで示す):0.5〜10.0%を含有し
、必要に応じて結合相形成成分としてのMo:1〜20
%およびRe:1〜20%のうちの1種または2種(た
だしW>Mo、W>Re、およびW>Mo+Re)を含
有し、残りが結合相形成成分としてのWと不可避不純物
からなる組成(以上重量%)を有する高温特性のすぐれ
た切削工具および耐摩耗工具用暁結合金に特徴を有する
ものである。
たものであって、硬質分散相形成成分としての組成式:
{Tiw(Hf、Zr)x(Nb、Ta)y(W、Mo
),W−X‐y}・(C,−u‐VNV○u)z、(た
だし、原子比で、w/(w十x)30.5〜o.8、(
w+x十y):0.60〜0.95、y:0.01〜0
.20、u:0.005〜0.050、v:0.005
〜0.30、z.0.5〜0.9にして、Hf>Zr、
Nb〉Ta、W>Mo)を有する複合金属炭窒酸化物:
10〜80%、同じく硬質分散相としての窒化アルミニ
ウム(以下山Nで示す):0.5〜10.0%を含有し
、必要に応じて結合相形成成分としてのMo:1〜20
%およびRe:1〜20%のうちの1種または2種(た
だしW>Mo、W>Re、およびW>Mo+Re)を含
有し、残りが結合相形成成分としてのWと不可避不純物
からなる組成(以上重量%)を有する高温特性のすぐれ
た切削工具および耐摩耗工具用暁結合金に特徴を有する
ものである。
つぎに、この発明の暁続材料において、成分組成範囲を
上記の適切こ限定し理由を説明する。
上記の適切こ限定し理由を説明する。
刺硬質分散相形成成分としての複合金属炭窒酸化物この
複合金属炭窒酸化物には、材料の高温強度、高温硬さ、
耐酸化性、耐熱性、および靭性を向上させる作用があり
、特に、この複合金属炭窒酸化物の構成成分であるZr
およびHfには、暁給過程での自身を含めた硬質分散相
形成成分の粒成長を抑制すると共に、高温での材料自体
の硬さ抵下を抑制する作用があり、この場合結合相との
競絹性および高温特性を良好な状態に保つためにHf>
Zrとする必要があり、また同じくNbおよびTaには
耐酸化性を向上させる作用があり、この場合も材料自体
の軽量化および低コスト化の点からNb>Taとする必
要があり、さらに同じくWおよびMoには、分散相自身
の轍性および耐熱性を向上させるほか、結合相との結合
強度を高めて焼緒材料自体の鋤性を向上させる作用があ
り、この場合も前記の特性を確保するためにはW>Mo
とする必要がある。
複合金属炭窒酸化物には、材料の高温強度、高温硬さ、
耐酸化性、耐熱性、および靭性を向上させる作用があり
、特に、この複合金属炭窒酸化物の構成成分であるZr
およびHfには、暁給過程での自身を含めた硬質分散相
形成成分の粒成長を抑制すると共に、高温での材料自体
の硬さ抵下を抑制する作用があり、この場合結合相との
競絹性および高温特性を良好な状態に保つためにHf>
Zrとする必要があり、また同じくNbおよびTaには
耐酸化性を向上させる作用があり、この場合も材料自体
の軽量化および低コスト化の点からNb>Taとする必
要があり、さらに同じくWおよびMoには、分散相自身
の轍性および耐熱性を向上させるほか、結合相との結合
強度を高めて焼緒材料自体の鋤性を向上させる作用があ
り、この場合も前記の特性を確保するためにはW>Mo
とする必要がある。
したがって、上記の複合金属炭窒酸化物のもつ特性を焼
結材料に十分に付与せしめるためには10%以上の含有
が必要であるが、一方80%を越えて含有させると、相
対的に結合相が少なくなりすぎて靭性が不足するように
なることから、その含有量を10〜80%としなければ
ならない。
結材料に十分に付与せしめるためには10%以上の含有
が必要であるが、一方80%を越えて含有させると、相
対的に結合相が少なくなりすぎて靭性が不足するように
なることから、その含有量を10〜80%としなければ
ならない。
つぎに、上記複合金属炭窒酸化物の組成式に関して説明
する。
する。
■(w+x十y)の原子比
(w+x+y)の原子比が0.6未満では、相対的にW
およびMoの含有量が多くなりすぎてW2C相およびM
o2C相が形成するようになり、この結果材料の轍性お
よび耐酸化性が低下するようになり、一方0.95を越
えた原子比にすると、相対的にWおよびMoの含有量が
少なすぎて、Wを主成分とする結合相との暁絹性が急激
に悪くなり、結合強度の低下を招き、材料に籾性不足が
生じるようになることから、(w十×十y)の原子比を
0.60〜o.95と定めた。
およびMoの含有量が多くなりすぎてW2C相およびM
o2C相が形成するようになり、この結果材料の轍性お
よび耐酸化性が低下するようになり、一方0.95を越
えた原子比にすると、相対的にWおよびMoの含有量が
少なすぎて、Wを主成分とする結合相との暁絹性が急激
に悪くなり、結合強度の低下を招き、材料に籾性不足が
生じるようになることから、(w十×十y)の原子比を
0.60〜o.95と定めた。
■ w/(w+x)の原子比
w/(w+x)の原子比が0.5未満では、相対的にT
iに比してHfおよびZrの量が多くなりすぎ、Wを主
成分とする結合相との暁結性の低下をもたらすばかりで
なく、ひいては複合金属炭窒酸化物の粗粒化および耐酸
化性の低下をも招くようになり、一方0.8を越えた原
子比にすると、逆にTiの量が多くなりすぎて複合金属
炭窒酸化物の粒成長が著しくなると共に「耐酸化性の低
下をきたすようになることから、w/(w+x)の原子
比を0.5〜0.8と定めた。
iに比してHfおよびZrの量が多くなりすぎ、Wを主
成分とする結合相との暁結性の低下をもたらすばかりで
なく、ひいては複合金属炭窒酸化物の粗粒化および耐酸
化性の低下をも招くようになり、一方0.8を越えた原
子比にすると、逆にTiの量が多くなりすぎて複合金属
炭窒酸化物の粒成長が著しくなると共に「耐酸化性の低
下をきたすようになることから、w/(w+x)の原子
比を0.5〜0.8と定めた。
■ yの原子比
yの原子比が0.01禾満では、NbおよびTaによる
すぐれた耐酸化性を確保することができず、一方0.2
を越えた原子比になると、相対的にNbおよびTaの量
が多くなりすぎて靭性および耐摩耗性の低下をきたすよ
うになることから、yの原子比を0.01〜0.20と
定めた。
すぐれた耐酸化性を確保することができず、一方0.2
を越えた原子比になると、相対的にNbおよびTaの量
が多くなりすぎて靭性および耐摩耗性の低下をきたすよ
うになることから、yの原子比を0.01〜0.20と
定めた。
■ uの原子比
uの原子比が0.005禾満では、複合金属炭窒酸化物
中の酸素含有量が炭素含有量および窒素含有量に比して
低くなりすぎ、いわゆる酸素不足をきたして所望の耐熱
性を確保することができなくなり、したがって切削工具
として使用した場合には切削時に被削材に溶着するよう
になり、一方0.05を越えた原子比にすると、逆に酸
素含有量が相対的に多くなりすぎて、結合相との暁絹性
の低下、ひいては複合金属炭窒酸化物自体の粗大化をき
たすようになって所望の高硬度および高軸性を確保する
ことができなくなることから、uの原子比を0.005
〜0.050と定めた。
中の酸素含有量が炭素含有量および窒素含有量に比して
低くなりすぎ、いわゆる酸素不足をきたして所望の耐熱
性を確保することができなくなり、したがって切削工具
として使用した場合には切削時に被削材に溶着するよう
になり、一方0.05を越えた原子比にすると、逆に酸
素含有量が相対的に多くなりすぎて、結合相との暁絹性
の低下、ひいては複合金属炭窒酸化物自体の粗大化をき
たすようになって所望の高硬度および高軸性を確保する
ことができなくなることから、uの原子比を0.005
〜0.050と定めた。
■ vの原子比
vの原子比が0.005未満では、窒素含有量が炭素お
よび酸素含有量に比して低くなりすぎ、複合金属炭窒酸
化物自体の耐酸化性および硬さが低下するようになり、
一方0.3を越えた原子比になると、複合金属炭窒酸化
物自体が粗大化して硬度低下をきたすようになることか
ら、vの原子比を0.005〜30と定めた。
よび酸素含有量に比して低くなりすぎ、複合金属炭窒酸
化物自体の耐酸化性および硬さが低下するようになり、
一方0.3を越えた原子比になると、複合金属炭窒酸化
物自体が粗大化して硬度低下をきたすようになることか
ら、vの原子比を0.005〜30と定めた。
■ zの原子比
zの原子比が0.5未満では、複合金属炭窒酸化物を構
成する金属成分に対する炭素、窒素、および酸の非金属
成分の含有量が少なすぎて所望の高硬度を確保すること
ができず、一方0.9を越えた原子比にすると逆に非金
属成分の方が金属成分に比して多くなりすぎ、複合金属
炭窒酸化物自体が腕化するようになることから、zの原
子比を0.5〜0.9と定めた。
成する金属成分に対する炭素、窒素、および酸の非金属
成分の含有量が少なすぎて所望の高硬度を確保すること
ができず、一方0.9を越えた原子比にすると逆に非金
属成分の方が金属成分に比して多くなりすぎ、複合金属
炭窒酸化物自体が腕化するようになることから、zの原
子比を0.5〜0.9と定めた。
‘b} 硬質分散相形成成分としての山N山N成分は、
複合金属炭窒酸化物とは独立して結合相中に分散し、も
ってW自体の焼絹性向上に寄与するばかりでなく、Wと
強固に結合して材料の鞠性を向上させ、さらに材料の耐
酸化性を著しく向上させて高温使用での安定性を増大さ
せる作用があるが、その含有量が0.5%未満では前記
作用に所望の効果が得られず、一方10.0%を越えて
含有させると材料の硬さ低下が著しくなることから、そ
の含有量を0.5〜10.0%と定めた。
複合金属炭窒酸化物とは独立して結合相中に分散し、も
ってW自体の焼絹性向上に寄与するばかりでなく、Wと
強固に結合して材料の鞠性を向上させ、さらに材料の耐
酸化性を著しく向上させて高温使用での安定性を増大さ
せる作用があるが、その含有量が0.5%未満では前記
作用に所望の効果が得られず、一方10.0%を越えて
含有させると材料の硬さ低下が著しくなることから、そ
の含有量を0.5〜10.0%と定めた。
‘c} 結合相形成成分としてのMoMo成分には材料
の特性、特にW成分によってもたらされる特性を何ら損
なうことなく、W成分の一部を代替することができる性
質があり、したがってMo成分の含有によって材料コス
トの低減がはかれるほか、軽量化をはかることもできる
ので、必要に応じて含有されるが、そ含有量が1%未満
では所望のコスト軽減および軽量化をはかることができ
ず、一方20%を越えて含有させると耐酸化性および高
温特性が低下するようになることから、その含有量を1
〜20%と定めた。
の特性、特にW成分によってもたらされる特性を何ら損
なうことなく、W成分の一部を代替することができる性
質があり、したがってMo成分の含有によって材料コス
トの低減がはかれるほか、軽量化をはかることもできる
ので、必要に応じて含有されるが、そ含有量が1%未満
では所望のコスト軽減および軽量化をはかることができ
ず、一方20%を越えて含有させると耐酸化性および高
温特性が低下するようになることから、その含有量を1
〜20%と定めた。
‘d)結合相形成成分としてのRe
Re成分には、結合相中に全量固熔して、結合相自体の
耐酸化性および鋤性を向上させるほか、硬質分散相の粒
成長を抑制し、もって耐摩耗性を向上させる作用がある
ので、必要に応じて含有されるが、その含有量が1%未
満では前記作用に所望の効果が得られず、一方20%を
越えて含有させると耐熱性が低下するようになることか
ら、その含有量を1〜20%と定めた。
耐酸化性および鋤性を向上させるほか、硬質分散相の粒
成長を抑制し、もって耐摩耗性を向上させる作用がある
ので、必要に応じて含有されるが、その含有量が1%未
満では前記作用に所望の効果が得られず、一方20%を
越えて含有させると耐熱性が低下するようになることか
ら、その含有量を1〜20%と定めた。
なお、この発明の凝結材料は、通常の粉末冶金法を適用
し、例えば真空中、あるいは不活性ガス雰囲気中、温度
:1800〜2300q0に加熱保持の条件で焼結され
、また必要に応じて暁結後の材料に対して圧力:150
0〜200正気圧、温度:1500〜2000℃の条件
で熱間静水圧プレス処理を施してやるとよく、さらに研
削後の材料に焼鈍処理を施してやることも有効である。
つぎに、この発明の嘘綾材料を実施例により比較例と対
比しながら具体的に説明する。
し、例えば真空中、あるいは不活性ガス雰囲気中、温度
:1800〜2300q0に加熱保持の条件で焼結され
、また必要に応じて暁結後の材料に対して圧力:150
0〜200正気圧、温度:1500〜2000℃の条件
で熱間静水圧プレス処理を施してやるとよく、さらに研
削後の材料に焼鈍処理を施してやることも有効である。
つぎに、この発明の嘘綾材料を実施例により比較例と対
比しながら具体的に説明する。
実施例
まず、原料粉末としての複合金属炭窒酸化物粉末を調製
する目的で、平均粒径:1.0仏肌のTIC粉末(02
:0.3%含有)、同1.1仏ののTIN粉末(02:
0.3%含有)、同0.6AmのTi○粉末(02:2
4.8%含有)、同1.0仏肌のZrC粉末(02:0
.2%含有)、同1.0仏のの日に粉末(02:0.1
5%含有)、同1.1〃肌のN比粉末(02:0.2%
含有)、同1.0ム仇のTaC粉末(02:0.15%
含有)、同0.8ぶれのW粉末(02:0.05%含有
)、および同0.8山肌のMo粉末(02:0.1%含
有)を用意し、これら粉末を所定割合に配合し、ボール
ミルにて混合した後、500kg/地の圧力でプレスし
て圧粉体を成形し、ついでこの圧粉体を、10‐3to
rrの圧力を有する真空中、温度:2100ooに1時
間保持した後、炉冷し、粗粉砕し、引続いて湿式ボール
ミル中にて4糊時間粉砕を行なうことによって、それぞ
れ第1表に示される種々の組成を有する複合金属炭窒酸
化物粉末を製造した。
する目的で、平均粒径:1.0仏肌のTIC粉末(02
:0.3%含有)、同1.1仏ののTIN粉末(02:
0.3%含有)、同0.6AmのTi○粉末(02:2
4.8%含有)、同1.0仏肌のZrC粉末(02:0
.2%含有)、同1.0仏のの日に粉末(02:0.1
5%含有)、同1.1〃肌のN比粉末(02:0.2%
含有)、同1.0ム仇のTaC粉末(02:0.15%
含有)、同0.8ぶれのW粉末(02:0.05%含有
)、および同0.8山肌のMo粉末(02:0.1%含
有)を用意し、これら粉末を所定割合に配合し、ボール
ミルにて混合した後、500kg/地の圧力でプレスし
て圧粉体を成形し、ついでこの圧粉体を、10‐3to
rrの圧力を有する真空中、温度:2100ooに1時
間保持した後、炉冷し、粗粉砕し、引続いて湿式ボール
ミル中にて4糊時間粉砕を行なうことによって、それぞ
れ第1表に示される種々の組成を有する複合金属炭窒酸
化物粉末を製造した。
ついで、この結果得られた複合金属炭窒酸化物粉末、平
均粒蚤:1.5山肌を有する山N粉末、同1.5山肌の
W粉末、同0.6山肌のMo粉末、および同3.0仏机
のRe粉末を原料粉末として用い、これら原料粉末を同
じく第1表に示される配合組成に配合し、緑式ボールミ
ルにて混合し、乾燥した後、1.5ton′c冶の圧力
で圧粉体に成形し、10‐4tonの真空中、温度:2
000qoに1時間保持して焼結することによって、実
質的に配合組成と同一の成分組成を有する本発明焼結材
料1〜30および比鮫焼結材料1〜13をそれぞれ製造
した。
均粒蚤:1.5山肌を有する山N粉末、同1.5山肌の
W粉末、同0.6山肌のMo粉末、および同3.0仏机
のRe粉末を原料粉末として用い、これら原料粉末を同
じく第1表に示される配合組成に配合し、緑式ボールミ
ルにて混合し、乾燥した後、1.5ton′c冶の圧力
で圧粉体に成形し、10‐4tonの真空中、温度:2
000qoに1時間保持して焼結することによって、実
質的に配合組成と同一の成分組成を有する本発明焼結材
料1〜30および比鮫焼結材料1〜13をそれぞれ製造
した。
なお、比鮫焼結材料1〜9は、原料粉末として組成式を
満足しない複合金属炭窒酸化物粉末を使用したものであ
り、また比鮫焼絹材料10〜13は、構成成分のうちの
いずれかの成分含有量がこの発明の範囲から外れた組成
をもつものである(いずれの場合も第1表に※印を付し
て表示した)。第1表の1 第1表の2 1 の3 第2表の1 パ2 の2 ついで、この結果得られた本発明競結材料1〜30およ
び比鮫焼結材料1〜13について、常温でのロックウェ
ル硬さ(Aスケール)および1000ooでのビッカー
ス硬さを測定すると共に「抗折力を測定した。
満足しない複合金属炭窒酸化物粉末を使用したものであ
り、また比鮫焼絹材料10〜13は、構成成分のうちの
いずれかの成分含有量がこの発明の範囲から外れた組成
をもつものである(いずれの場合も第1表に※印を付し
て表示した)。第1表の1 第1表の2 1 の3 第2表の1 パ2 の2 ついで、この結果得られた本発明競結材料1〜30およ
び比鮫焼結材料1〜13について、常温でのロックウェ
ル硬さ(Aスケール)および1000ooでのビッカー
ス硬さを測定すると共に「抗折力を測定した。
また、これら暁結材料よりSNP432の形状をもった
切削チップを切り出し、被削材:SNCM−8(硬さ:
HB320)、切削速度:150の′min、切込み:
1.5肋、送り:0.4柳/rev.、の条件での高速
連続切削試験、および被削材:SNCM−8(硬さ:H
B270)、切削速度:60机′min、切込み:2肌
、送り:0.7物/rev.、の条件での高送り連続切
削試験を行ない、いずれの試験においても切削チップの
逃げ面摩耗が0.3肋に至るまでの切削時間を測定した
。さらに上記の各種暁結材料より切り出した切削チップ
を用いて、被削材:SNCM−8(硬さ:HB270を
有し、かつ80仇帆×250柳×100側の寸法を有す
る板材)、切削速度:100肌/側、切込み:1.5肌
、送り:段階的に変化、各送りでの切削時間:2側の条
件で断続切削試験を行ない、刃先に欠損が生じた時点の
送り量をチェックし、切削籾性を評価した。これらの測
定結果を第2表にまとめて示した。第2表に示される結
果から、本発明暁結材料1〜30は、いずれも高強度、
並びに常温および高温硬さを有し、かつすぐれた高速お
よび高送り切削性能をもつことが明らかである。
切削チップを切り出し、被削材:SNCM−8(硬さ:
HB320)、切削速度:150の′min、切込み:
1.5肋、送り:0.4柳/rev.、の条件での高速
連続切削試験、および被削材:SNCM−8(硬さ:H
B270)、切削速度:60机′min、切込み:2肌
、送り:0.7物/rev.、の条件での高送り連続切
削試験を行ない、いずれの試験においても切削チップの
逃げ面摩耗が0.3肋に至るまでの切削時間を測定した
。さらに上記の各種暁結材料より切り出した切削チップ
を用いて、被削材:SNCM−8(硬さ:HB270を
有し、かつ80仇帆×250柳×100側の寸法を有す
る板材)、切削速度:100肌/側、切込み:1.5肌
、送り:段階的に変化、各送りでの切削時間:2側の条
件で断続切削試験を行ない、刃先に欠損が生じた時点の
送り量をチェックし、切削籾性を評価した。これらの測
定結果を第2表にまとめて示した。第2表に示される結
果から、本発明暁結材料1〜30は、いずれも高強度、
並びに常温および高温硬さを有し、かつすぐれた高速お
よび高送り切削性能をもつことが明らかである。
これに対して、比較競結材料1〜13は、特に硬さ、強
度、および切削特性のいずれもが本発明暁結材料1〜3
0に比して全体的に劣ったものになっている。
度、および切削特性のいずれもが本発明暁結材料1〜3
0に比して全体的に劣ったものになっている。
上述のように、この発明の焼結材料は、高強度、高硬度
、および高鋤性を有し、さらに耐熱性および耐酸化性に
もすぐれているので、切削工具、特に高送および高速り
切削工具として用いた場合にすぐれた切削性能を安定的
に長期に亘って発揮するばかりでなく、線引きダイスや
熱間鍛造ダイス、さらに軸受および圧延ローラなどの耐
摩耗工具として使用した場合にもすぐれた性能を長期に
亘つて発揮するのである。
、および高鋤性を有し、さらに耐熱性および耐酸化性に
もすぐれているので、切削工具、特に高送および高速り
切削工具として用いた場合にすぐれた切削性能を安定的
に長期に亘って発揮するばかりでなく、線引きダイスや
熱間鍛造ダイス、さらに軸受および圧延ローラなどの耐
摩耗工具として使用した場合にもすぐれた性能を長期に
亘つて発揮するのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硬質分散相形成成分としての組成式:{Tiw(H
f、Zr)x(Nb、Ta)y(W、Mo)_1_−_
w_−_x_−_y}・(C_1_−_u_−_vN_
vO_u)z、(ただし、原子比で、w/(w+x):
0.5〜0.8、(w+x+y):0.60〜0.95
、y:0.01〜0.20、u:0.005〜0.05
0、v:0.005〜0.30、z:0.5〜0.9に
して、Hf>Zr、Nb>Ta、W>Mo)を有する複
合金属炭窒酸化物:10〜80%、同じく硬質分散相形
成成分としての窒化アルミニウム:0.5〜10.0%
を含有し、残りが結合相形成成分としてのWと不可避不
純物からなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する高温特性のすぐれた切削工具および耐摩耗工具用焼
結材料。 2 硬質分散相形成成分としての組成式:{Tiw(H
f、Zr)x(Nb、Ta)y(W、Mo)_1_−_
w_−_x_−_y}・(C_1_−_u_−_vN_
vO_u)z、(ただし、原子比で、w/(w+x):
0.5〜0.8、(w+x+y):0.60〜0.95
、y:0.01〜0.20、u:0.005〜0.05
0、v:0.005〜0.30、z:0.5〜0.9に
して、Hf>Zr、Nb>Ta、W>Mo)を有する複
合金属炭窒酸化物:10〜80%、同じく硬質分散相形
成成分としての窒化アルミニウム:0.5〜10.0%
を含有し、さらに結合相形成成分としてのMo:1〜2
0%(ただしW>Mo)を含有し、残りが結合相形成成
分としてのWと不可避不純物からなる組成(以上重量%
)を有することを特徴とする高温特性のすぐれた切削工
具および耐摩耗工具用焼結材料。 3 硬質分散相形成成分としての組成式:{Tiw(H
f、Zr)x(Nb、Ta)y(W、Mo)_1_−_
w_−_x_−_y}・(C_1_−_u_−_vN_
vO_u)z、(ただし、原子比で、w/(w+x):
0.5〜0.8、(w+x+y):0.60〜0.95
、y:0.01〜0.20、u:0.005〜0.05
0、v:0.005〜0.30、z:0.5〜0.9に
して、Hf>Zr、Nb>Ta、W>Mo)を有する複
合金属炭窒酸化物:10〜80%、同じく硬質分散相形
成成分としての窒化アルミニウム:0.5〜10.0%
を含有し、さらに結合相形成成分としてのRe:1〜2
0%(ただしW>Re)を含有し、残りが結合相形成成
分としてのWと不可避不純物からなる組成(以上重量%
)を有することを特徴とする高温特性のすぐれた切削工
具および耐摩耗工具用焼結材料。 4 硬質分散相形成成分としての組成式:{Tiw(H
f、Zr)x(Nb、Ta)y(W、Mo)_1_−_
w_−_x_−_y}・(C_1_−_u_−_vN_
vO_u)z、(ただし、原子比で、w/(w+x):
0.5〜0.8、(w+x+y):0.60〜0.95
・y:0.01〜0.20、u:0.005〜0.05
0、v:0.005〜0.30、z:0.5〜0.9に
して、Hf>Zr、Nb>Ta、W>Mo)を有する複
合金属炭窒酸化物:10〜80%、同じく硬質分散相形
成成分としての窒化アルミニウム:0.5〜10.0%
を含有し、さらに結合相形成成分としてのMo:1〜2
0%、同じく結合相形成成分としてのRe:1〜20%
(ただしW>Mo+Re)を含有し、残りが結合相形成
成分としてのWと不可避不純物からなる組成(以上重量
%)を有することを特徴とする高温特性のすぐれた切削
工具および耐摩耗工具用焼結材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5639282A JPS607021B2 (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 高温特性のすぐれた切削工具および耐摩耗工具用焼結材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5639282A JPS607021B2 (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 高温特性のすぐれた切削工具および耐摩耗工具用焼結材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58174541A JPS58174541A (ja) | 1983-10-13 |
| JPS607021B2 true JPS607021B2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=13025943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5639282A Expired JPS607021B2 (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 高温特性のすぐれた切削工具および耐摩耗工具用焼結材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607021B2 (ja) |
-
1982
- 1982-04-05 JP JP5639282A patent/JPS607021B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58174541A (ja) | 1983-10-13 |
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