JPS607370Y2 - すべり板を有する弾性支承 - Google Patents
すべり板を有する弾性支承Info
- Publication number
- JPS607370Y2 JPS607370Y2 JP5144581U JP5144581U JPS607370Y2 JP S607370 Y2 JPS607370 Y2 JP S607370Y2 JP 5144581 U JP5144581 U JP 5144581U JP 5144581 U JP5144581 U JP 5144581U JP S607370 Y2 JPS607370 Y2 JP S607370Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding plate
- sliding
- plate
- elastic
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、橋梁の橋桁及び建築物の梁体等の上部構造
物を橋脚、橋台及び土台等の下部構造物上で支えるゴム
等の弾性部材を基本とした弾性支承に関し、更に詳しく
は、回転変位を許容する弾性体にすべり変位を許容する
機構並びに該すべりを制限する移動制限機構を付加した
弾性支承に関する。
物を橋脚、橋台及び土台等の下部構造物上で支えるゴム
等の弾性部材を基本とした弾性支承に関し、更に詳しく
は、回転変位を許容する弾性体にすべり変位を許容する
機構並びに該すべりを制限する移動制限機構を付加した
弾性支承に関する。
近年、弾性体にすべり機構を付加した弾性支承において
も、地震などによる落橋防止のため、横軸(縦)並びに
橋軸直角(横)方向の移動制限機構を付与することが望
まれている。
も、地震などによる落橋防止のため、横軸(縦)並びに
橋軸直角(横)方向の移動制限機構を付与することが望
まれている。
しかし、従来、これらの弾性支承では、その摺接面に橋
軸方向に沿う凹凸を設けて橋軸直角方向即ち横方向のず
れを防止することは行われているが(例えば、実公昭4
7−32736号、実公昭49−20965号及び実公
昭50−2324咥の各公報に所載の技術)、橋桁の伸
縮を逃がすための橋軸方向即ち縦方向の移動制限につい
ては、特公昭44−11474号公報に開示された技術
以外はほとんど考慮されていないのが実情である。
軸方向に沿う凹凸を設けて橋軸直角方向即ち横方向のず
れを防止することは行われているが(例えば、実公昭4
7−32736号、実公昭49−20965号及び実公
昭50−2324咥の各公報に所載の技術)、橋桁の伸
縮を逃がすための橋軸方向即ち縦方向の移動制限につい
ては、特公昭44−11474号公報に開示された技術
以外はほとんど考慮されていないのが実情である。
しかし、この公知技術においては、弾性板間に隙間の異
なる凹凸を形成する必要があり、その成形加工が複雑で
ある上、橋軸方向の移動制限力もそれ程期待できるもの
とは言い難いものである。
なる凹凸を形成する必要があり、その成形加工が複雑で
ある上、橋軸方向の移動制限力もそれ程期待できるもの
とは言い難いものである。
本考案は、上述の問題点に鑑みなされたものであって、
橋桁が地震などにより橋軸(縦)方向に大きな変位を受
けても、円滑にその変位を吸収することができるととも
に、有効に落橋を防止することができる弾性支承を提供
することを目的とする。
橋桁が地震などにより橋軸(縦)方向に大きな変位を受
けても、円滑にその変位を吸収することができるととも
に、有効に落橋を防止することができる弾性支承を提供
することを目的とする。
本考案はこのため、支承を上部すべり板、下部すべり板
及び弾性板より構成し、(I)上部すべり板と下部すべ
り板とは互いに摺接し、かつ、両すべり板の相対向する
面には縦方向に溝を形威し、(II)両すべり板間には
溝に挿通する心棒と該心棒の両端に移動を制限する鍔を
有する移動制限部材を配したことを特徴とするものであ
る。
及び弾性板より構成し、(I)上部すべり板と下部すべ
り板とは互いに摺接し、かつ、両すべり板の相対向する
面には縦方向に溝を形威し、(II)両すべり板間には
溝に挿通する心棒と該心棒の両端に移動を制限する鍔を
有する移動制限部材を配したことを特徴とするものであ
る。
上記移動制限部材における鍔部は、すべり板の長さに上
部構造物(橋桁)の伸縮量を加えた間隔を確保して心棒
の両端に取り付けられる構成を採る。
部構造物(橋桁)の伸縮量を加えた間隔を確保して心棒
の両端に取り付けられる構成を採る。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
1は上部すべり板であって、鋼板よりなり、その下面に
は、平滑なすべり下面1aが、また、その中央部に縦方
向(橋軸方向)に沿って半円状の溝5が形成されている
。
は、平滑なすべり下面1aが、また、その中央部に縦方
向(橋軸方向)に沿って半円状の溝5が形成されている
。
また、該上部すべり板1の上面には、アンカーボルト9
が取り付けられる取付はボルト孔すが穿設されている。
が取り付けられる取付はボルト孔すが穿設されている。
そして、上部すべり板1は橋桁G等の上部構造物にアン
カーボルト9を埋め込んでその下面に固定される。
カーボルト9を埋め込んでその下面に固定される。
2は下部すべり板であって、鋼板よりなり、その上面に
は平滑なすべり平面2aが形成されて、上部すべり板の
すべり下面1aとの摺接を良好にし、また、その中央部
に縦方向に沿って半円状の溝5′が形成されている。
は平滑なすべり平面2aが形成されて、上部すべり板の
すべり下面1aとの摺接を良好にし、また、その中央部
に縦方向に沿って半円状の溝5′が形成されている。
3は弾性板であって、硬質あるいは軟質のゴム体(通常
はクロロプレン合成ゴム)を主体とし、補強材として鋼
板あるいは帆布等が埋め込まれてなるものであるが、ゴ
ム体のみであっても勿論よい。
はクロロプレン合成ゴム)を主体とし、補強材として鋼
板あるいは帆布等が埋め込まれてなるものであるが、ゴ
ム体のみであっても勿論よい。
そして、弾性板3と前記下部すべり板2とは強固に接着
(例えば、加硫接着あるいは接着剤による接着)されて
いる。
(例えば、加硫接着あるいは接着剤による接着)されて
いる。
4は移動制限部材であって、鋼製よりなり、両端に設け
られる鍔部4aと該鍔部を連結する心棒4bとから構成
される。
られる鍔部4aと該鍔部を連結する心棒4bとから構成
される。
心棒4bの断面形状は、上記両すべり板1,2に形成さ
れた溝5,5′が作る断面に一致するものであって、本
実施例においては円形断面を有するが、i5,5’が角
形状であれば心棒4bは角形断面を有することになる。
れた溝5,5′が作る断面に一致するものであって、本
実施例においては円形断面を有するが、i5,5’が角
形状であれば心棒4bは角形断面を有することになる。
鍔部4aは心棒4bの両端に機械加工により一体に設け
るか、あるいは別途に製作して溶接などによって取り付
けられ、その形状は本実施例では円形状であるが、溝5
.5’に合致すれば如何なる形状たとえば四角形あるい
は他の多角形であってもよい。
るか、あるいは別途に製作して溶接などによって取り付
けられ、その形状は本実施例では円形状であるが、溝5
.5’に合致すれば如何なる形状たとえば四角形あるい
は他の多角形であってもよい。
そして、移動制限部材4の鍔部4aの内面間の距離りは
、上部(下部)すべり板の長さに対して上部構造物Gの
伸縮を許容する長さに、すなわち、上部構造物Gの伸縮
量をδとすると、L=c+δ の長さに形成される。
、上部(下部)すべり板の長さに対して上部構造物Gの
伸縮を許容する長さに、すなわち、上部構造物Gの伸縮
量をδとすると、L=c+δ の長さに形成される。
7はすべり板相互のすべりを更に補償するために上部す
べり板1の板面に一体に配されたステンレス板又はコー
ティングされた硬質クロムメッキ層であって、すべり板
の板面が十分に平滑かつ不銹性であれば勿論省略しても
差しつかえのないものである。
べり板1の板面に一体に配されたステンレス板又はコー
ティングされた硬質クロムメッキ層であって、すべり板
の板面が十分に平滑かつ不銹性であれば勿論省略しても
差しつかえのないものである。
8は下部すべり板2のすべり下面2aを構成するすべり
板で、該すべり下面2aは下部すべり板2に二硫化モリ
ブデン(MoS2)などの固体潤滑剤あるいはフッ素樹
脂などの合成樹脂をコーティングするか、もしくはフッ
素樹脂などの合成樹脂板を接着、ビス止めもしくは嵌着
などによって配される。
板で、該すべり下面2aは下部すべり板2に二硫化モリ
ブデン(MoS2)などの固体潤滑剤あるいはフッ素樹
脂などの合成樹脂をコーティングするか、もしくはフッ
素樹脂などの合成樹脂板を接着、ビス止めもしくは嵌着
などによって配される。
本考案の構成は以上の実施例のものに限られるものでは
なく、本考案の基本的技術思想から逸脱しない範囲内で
あれば種々設計変更は可能である。
なく、本考案の基本的技術思想から逸脱しない範囲内で
あれば種々設計変更は可能である。
例えば、移動制限部材4が配される溝5゜5′はそれぞ
れのすべり板の中央部に一個所設ける態様を示したが、
すべり板の相対する面に縦方向に沿って複数個設ける態
様も採れるものである。
れのすべり板の中央部に一個所設ける態様を示したが、
すべり板の相対する面に縦方向に沿って複数個設ける態
様も採れるものである。
本考案の弾性支承は以上の構成よりなり、その設置要領
並びに機能について以下に述べる。
並びに機能について以下に述べる。
本弾性支承の設置は、上部すべり板1、下部すべり板2
、弾性板3及び移動制限部材4を組み付けた後、すべり
板のi5,5’の方向即ち移動制限部材4の心棒4bの
軸線が橋軸(縦)方向に沿うようにして、橋脚B上面に
本弾性支承を固定設置する。
、弾性板3及び移動制限部材4を組み付けた後、すべり
板のi5,5’の方向即ち移動制限部材4の心棒4bの
軸線が橋軸(縦)方向に沿うようにして、橋脚B上面に
本弾性支承を固定設置する。
しかる後、予じめ上部すべり板の取付はボルト孔6に螺
着されたアンカーボルト9を埋め込むように橋桁Gのコ
ンクリートを打設して、本弾性支承を橋桁G下面に取り
付けるものである。
着されたアンカーボルト9を埋め込むように橋桁Gのコ
ンクリートを打設して、本弾性支承を橋桁G下面に取り
付けるものである。
このようにして設置された本弾性支承は、橋桁Gの撓み
に対しては弾性板3の弾性で吸収し、橋桁Gの伸縮に対
しては、移動制限部材をガイドとして、上下のすべり板
相互のすべり下面1a及び2aがすべることにより吸収
するものであり、弾性支承に過大な応力を生じさせるこ
とはない。
に対しては弾性板3の弾性で吸収し、橋桁Gの伸縮に対
しては、移動制限部材をガイドとして、上下のすべり板
相互のすべり下面1a及び2aがすべることにより吸収
するものであり、弾性支承に過大な応力を生じさせるこ
とはない。
そして、橋桁Gに地震等の過大な変位が生じた際には、
上部すべり板1は下部すべり板2上を縦方向にすべるが
、一定量以上の移動は移動制限部材の鍔4aに係止され
るため、縦方向の落橋が阻止される。
上部すべり板1は下部すべり板2上を縦方向にすべるが
、一定量以上の移動は移動制限部材の鍔4aに係止され
るため、縦方向の落橋が阻止される。
また、横(橋軸直角)方向に対しては、移動制限部材の
心棒4baR5,5’とが係合して移動することがなく
、横方向の落橋も阻止される。
心棒4baR5,5’とが係合して移動することがなく
、横方向の落橋も阻止される。
本考案の弾性支承は上述の構成よりなり、上述の機能を
有するものであり、従来の支承に比べ、以下の種々優れ
た効果を有するものである。
有するものであり、従来の支承に比べ、以下の種々優れ
た効果を有するものである。
■ 上部すべり板は橋桁の伸縮変位に伴ない下部すべり
板上を縦方向にすべるが、過大な変位に対しては移動制
限部材の鍔により阻止されるので、下部すべり板よりは
ずれることはなく、縦方向の落橋が防止される。
板上を縦方向にすべるが、過大な変位に対しては移動制
限部材の鍔により阻止されるので、下部すべり板よりは
ずれることはなく、縦方向の落橋が防止される。
■ また、横方向の変位に対しては、移動制限部材の心
棒とすべり板の溝とが係合し、移動が拘束されているの
で、横方向の落橋も防止することができる。
棒とすべり板の溝とが係合し、移動が拘束されているの
で、横方向の落橋も防止することができる。
■ すべり板相互の移動を制限するために、すべり板に
複雑な凹凸面の加工を必要とせず、溝を形成するだけで
よく、構成が簡単となり、成形加工が容易である。
複雑な凹凸面の加工を必要とせず、溝を形成するだけで
よく、構成が簡単となり、成形加工が容易である。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はその
設置要領図、第3図はその機能説明図である。 1・・・・・・上部すべり板、1a・・・・・・すべり
平面、2・・・・・・下部すべり板、2a・・・・・・
すべり平面、3・・・・・・弾性板、4・・・・・・移
動制限部材、4a・・・・・・鍔、4b・・・・・・心
棒、5,5′・・・・・・溝。
設置要領図、第3図はその機能説明図である。 1・・・・・・上部すべり板、1a・・・・・・すべり
平面、2・・・・・・下部すべり板、2a・・・・・・
すべり平面、3・・・・・・弾性板、4・・・・・・移
動制限部材、4a・・・・・・鍔、4b・・・・・・心
棒、5,5′・・・・・・溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上部構造物Gに取り付けられる上部すべり板1と、該上
部すべり板1と摺接する下部すべり板2と、該下部すべ
り板2と固着され下部構造物B上に設置される弾性板3
と、及び、該上部すべり板と下部すべり板との間に橋軸
方向に配される移動制限部材4とからなる支承において
、 上部すべり板1は、下面にすべり平面1aを有するとと
もに横軸方向に沿う溝5を備え、下部すべり板2は、上
面に前記上部すべり板のすべり平面1aに摺接するすべ
り平面2aを有するとともに橋軸方向に沿って前記上部
すべり板の溝5に対応する溝5′を備えており、 移動制限部材4は、前記両すべり板1,2の溝5.5′
の全長にわたって嵌合する心棒4bと前記両すべり板1
,2の長さに前記上部構造物Gの伸縮量を加えた間隔を
確保して該心棒4bの両端に突設された鍔部4aとを有
することを特徴とするすべり板を有する弾性支承。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144581U JPS607370Y2 (ja) | 1981-04-11 | 1981-04-11 | すべり板を有する弾性支承 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144581U JPS607370Y2 (ja) | 1981-04-11 | 1981-04-11 | すべり板を有する弾性支承 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57164106U JPS57164106U (ja) | 1982-10-16 |
| JPS607370Y2 true JPS607370Y2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=29848169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5144581U Expired JPS607370Y2 (ja) | 1981-04-11 | 1981-04-11 | すべり板を有する弾性支承 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607370Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-11 JP JP5144581U patent/JPS607370Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57164106U (ja) | 1982-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3667123B2 (ja) | 木造家屋の耐震補強構造 | |
| JP3455644B2 (ja) | 杭基礎構造 | |
| JPS607369Y2 (ja) | すべり板を有する弾性支承 | |
| JP6887580B1 (ja) | 滑り免震装置の取り付け方法 | |
| KR100303287B1 (ko) | 무교좌및무신축이음형교대구조 | |
| JP2777919B2 (ja) | 橋桁の支承方法 | |
| JP2000274108A (ja) | 制震ダンパーおよびその設置構造 | |
| JP2001115419A (ja) | アンカーバー | |
| JPS5941217Y2 (ja) | 耐震支承構造 | |
| JPH0442363Y2 (ja) | ||
| JP7027289B2 (ja) | 伸縮装置及び伸縮装置の設置方法 | |
| JP6945758B1 (ja) | 滑り免震装置と免震支承 | |
| JPS5914489Y2 (ja) | 落橋防止機能を有する可動支承の構造 | |
| JPH02194204A (ja) | 構造物用中段せん断ストッパ付きゴム支承装置 | |
| JPS5914487Y2 (ja) | 落橋防止機能を有する固定支承の構造 | |
| JPS586883Y2 (ja) | ゴム支承の構造 | |
| JPS5917923Y2 (ja) | 道路継目地用可動継手 | |
| JPS5914488Y2 (ja) | 落橋防止機能を有する可動支承 | |
| JPS607371Y2 (ja) | 支承装置 | |
| JPH0340883Y2 (ja) | ||
| JPS6011132Y2 (ja) | 支承装置 | |
| KR200245129Y1 (ko) | 비합성 프리캐스트 바닥판을 갖는 소수주형 판형교 | |
| JPS6223843Y2 (ja) | ||
| CN110700090A (zh) | 钢丝绳阻尼减震伸缩缝及桥梁 | |
| JPH0246489Y2 (ja) |