JPS608612B2 - 中実の電磁石可動鉄心 - Google Patents

中実の電磁石可動鉄心

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JPS608612B2
JPS608612B2 JP52028917A JP2891777A JPS608612B2 JP S608612 B2 JPS608612 B2 JP S608612B2 JP 52028917 A JP52028917 A JP 52028917A JP 2891777 A JP2891777 A JP 2891777A JP S608612 B2 JPS608612 B2 JP S608612B2
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JP
Japan
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silicon
iron
iron core
aluminum
core
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JP52028917A
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JPS53114063A (en
Inventor
正吉 高野
俊宏 加藤
嵩司 古谷
雄亮 近藤
英夫 丹羽
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Daido Steel Co Ltd
Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Sanmei Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電磁石、特に交流用の電磁石に用いて効果の
大きい鉄心に関するものである。
従来より電磁石の可動鉄心は、その内部で発生すろうず
電流を抑制するために特公昭34−10579号公報等
で知られているように多数の鋼板を積層させ、これを相
互にカシメ付けて形成している。このように積層鋼板を
用いたものは、その鉄心を製造する際の加工に手数がか
かり、又鋼板相互のカシメ固定が悪いと、繰返し電磁石
を作動させている場合に、そのカシメが外れ、鉄心が破
損する問題点があった。
さらに鉄心を積層したものは、性質上、自体の接触対向
面が薄板集合体となって磨損し易い欠点があり、それを
解決する為に、特別にその接触対向面に窒化処理を要す
る等の煩わしい加工工数増大面での大きな問題点があっ
た。
そして前記した積層鉄i○‘ま外形の成形が非常に煩わ
しく、特に細くて短かし、丸棒状の可動鉄Dを作ること
は非常に困難(かしめがむずかしくて弱体となる)とい
う機械的欠点があった。
その上、可動範囲内の定められた空間中における鉄材占
積率も、積層したものはやや小さくなり、吸引力を減少
させる電気的欠点もあった。
(これを補う為大高にすれば電磁石が大型化する欠点が
生じる)そこでこのような問題点を解決すべ〈鉄心を中
実に作ることが望まれている。
このような要望に応えようとするものとしては、鉄に適
量の珪素を含有させてうず電流に対する電気抵抗が大き
くなるようにした素材を用いることが提案されている。
しかし必要な電気抵抗を得る為に珪素含有量が多い材料
は硬度が極めて高くなってしまい、また延性もなくなっ
てしまって、もはや鉄心に加工し得なくなる問題点があ
り、鉄心の中実化を困難としていた。そこで本発明は上
記のような要望に応えるもので、中実の鉄心であっても
うず電流の発生を低く抑えることができて良好な電気的
特性を有する電磁石の鉄Dを提供しようとするものであ
る。
以下図面について説明する。第1図は電磁石を示すもの
で、1は一端を開口させて容器状に成形された電磁石の
ハウジングで、アルミ合金材料で形成されている。2は
ハウジングーの開□部周囲に備えさせた固定ねじを示し
、これによりハウジングーを図示外の周知のバルブ本体
(電磁弁)に対して結合個定するようにしてある。
次に3はハウジングー内に設けたヨークを示し、一般に
用いられると同様なコアー用鉄板(珪素鋼板)を積層さ
せて形成し、良く知られているようにカシメピンで一体
に止着固定してある。4はヨーク3内に装着されたコイ
ルで、ェポキシ或はポリエステル樹脂等の固着材5を用
いて埋込みされている。
6は固着材5から突設させたコネクタピンで、周知の如
くコイル4に接続されており、外部よりの操作用の電源
をバルブ本体の側から受け入れるようにしたものである
。
次にヨーク3及びコイル4内に備えさせたチューブアセ
ンブリ8において、9は中空管を示し、コイル4の内周
側に位置する筒部村9aと、その両端に位置させかつ筒
部材9aに熔接によって連結させた端部材9b,9cと
でもつて構成されている。尚、筒部材9aはSUS30
4などオーステナィト系ステンレス鋼、その他の非磁性
材料を用いて形成され、端部村9b,9cは欧鋼、珪素
鋼、或はマルテンサィド系またはフェライト系ステンレ
ス鋼などの欧磁性材料を用いて形成される。
1川まチューブアセンブリ8をバルブ本体に対し装着し
得るように設けた取付ねじ部である。11は中空管9の
内部に形成された中空室、12は中空室11内にその軸
心方向への進退を自在に内装された中実の鉄心で、珪素
−アルミニウム−鉄合金で製造された電気抵抗が大きく
しかも加工性に優れた鉄心材料を用いて形成されている
。
13は鉄心12の外周面に切削形成された油逃げ用の溝
を示す。
14は端部材9cの中心位置に穿設された透孔で、連繋
ピン15を存置させ得るように設けたものである。
16は疏通孔、17は周知の隈取りコイルを示す。
18は端部材9bの中心部に穿設された透孔「 19は
透孔18内に進退を自在に挿入されたプッシュピンで、
自体を介して鉄心12をハウジングーの外部より手動操
作できるようにしてある。
2川ま周知の油止リングである。
尚22はハウジングーの開□端に装着させたパッキング
で、ハゥジングーがバルブ本体に装着された状態におい
て、ハウジング1の内部と外部とのシールを行なうよう
にしたものである。次に上記構成の電磁石がバルブ本体
に取付られた状態の作動要領について説明する。
先ずコネクタピン6を介してコイル4に通電すると、周
知の如く鉄心12は中室11内をバルブ本体側に移動す
る。この時中室11において鉄心12の下部にある油は
油逃げ用溝13を通って鉄心12上部に移動する。これ
により鉄心12の上部は負圧状態になることなく、鉄心
12は滑らかに移動する。また一方鉄心12の作動によ
り連繋ピン15が中室11外方向へ移動しても、バルブ
本体側から油が流通孔16を介して流れ込む為、中室1
1内とバルブ本体内の圧力の均衡も保たれる。こうして
鉄○12の動きは連繋ピン15を介してバルブ本体内の
スプールに伝達され、弁の切替動作を行なわしめる。次
にコイル4への通電を遮断した場合には、周知の如く鉄
心12の端部材9c側への吸着力は消失し、この結果鉄
○12はバルブ本体内に設けられる戻し‘まねの作用に
より原位置に復帰する。
次に前述のような鉄心材料で形成された鉄心を用いてい
る電磁石の特性及びそのような鉄心材料の性質を示す第
2図乃至第5図について説明する。先ず第2図は、珪素
(Si)、アルミニウム(M)の夫々の含有量の異なる
鉄心を用いた電磁石について、電源電圧(周波数60H
Z)に対する電磁石の保持電力の関係を示すものである
。
このグラフから、珪素のみを混入させた珪素鉄で形成さ
れた従来の鉄心を用いた電磁石に比べて、本願実施例の
珪素アルミニウム含有鉄心電磁石は、必要な保持電力が
かなり低い値にとどまっていることが理解される。また
珪素含有量に対してアルミニウム含有量が増すにつれて
も保持電力が小さくなっていることが理解される。上記
のことは、珪素及びアルミニウムを含有させることによ
り、鉄心内に周知の如く誘起されるうず電流に対して電
気抵抗がより増大し、その結果、上記うず電流損が小さ
くなるが故に保持電力が低下するものと解される。次に
第3図は第2図のグラフと同種のもので、鉄心における
珪素およびアルミニウムの含有量の和に対する電磁石の
各電圧における保持電力の特性を示している。
このグラフにおいて、鉄心における珪素とアルミニウム
の含有量の和が多くなるにつれて、電磁石の保持電力は
より低いもので足りることが理解される。次に第4図及
び第5図は鉄0材料の硬さ及び伸びの特性を示すもので
、これらのグラフにおいて、機軸は珪素とアルミニウム
の含有量の和を示し、縦軸は夫々硬さ及び伸びを示して
いる。
材料の硬さについては、第4図から明らかなように、珪
素とアルミニウムの含有量の和が一定の場合、アルミニ
ウムの含有量が多くなるほど、特性が矢印方向へ移るこ
とから理解されるように、硬さは低下することが理解さ
れる。これにより切削などの加工が容易となる。また同
様に伸びにおいても、第5図から明らかなように、アル
ミニウムの含有量が多くなるほど伸びは大きくなり、鍛
造、圧延、矯正等が極めて容易となる。尚珪素のみを含
有する珪素鉄の場合、図に明示される如く珪素が5%を
越すと伸びがなくなり、榛材などへの加工ができなくな
る。上述の点から見て電磁石の鉄心として利用し得る珪
素及びアルミニウムの夫々の含有量の範囲は第6図に斜
線で示される範囲である。
即ち、この図において、珪素の含有量の下限は1.5%
、アルミニウムの含有量の下限及び上限は夫々0.1%
、5%である。また珪素6%の点とアルミニウム12%
の点を結ぶ直線■(Si+1/2AI=6)よりも上側
の領域は加工困難領域で、鉄心材料として利用するに適
しない領域である。更にまた珪素及びアルミニウムの夫
々3%の点を結ぶ直線{B}より下側の領域は、市場性
、電気的特性、機械的特性において従来の珪素のみを含
有する珪素鉄で置き替え得る領域である。以上のように
この発明の可動鉄心にあっては、珪素、アルミニウムが
適量含まれる高硬度の中実素材の外形を成形して一体の
中実可動鉄心に形成されたものであるから、電磁石の作
動時にあって接触対向面は全域一体で丈夫であり、吸着
、解放を繰り返された場合でもその衝撃によく耐え、特
別な補強を要することなくして大きな機械的強度を発揮
する特長がある。
しかもそのように中実の鉄心であっても、これは珪素−
アルミニウム−鉄合金で製造しているから、内部の電気
抵抗は大きなものとなっており、電磁石の作動どきのう
ず電流が鉄○の内部を流れにくくなっていて、うず電流
損は中実であっても小さく、これにより鉄心吸着状態に
おける電磁石の保持電力を低い値に抑制できる特長があ
る。
このように保持電力が低いということは、その電磁石の
発熱を小さくし、温度上昇を低く維持することができて
、焼損等の事故を防止する上に大きな効果を発揮する。
また中実素材の外形を成形した中実可動鉄心は単位容積
での占横率が最高である為、吸引力の減少はなく、4・
高でもつて高能力を発揮させうる利点がある。
その上、可動鉄心の接触対向面が一体であって、無処理
で大きな耐摩損性を発揮させ得て、しかも、うず電流損
を小さく成し得たものであっても、本発明の中実可動鉄
Dの外形は、自体が一体の中実体であるから、例えば、
単に外形の切削のみにより(かしめ等の煩わしい加工な
くして)丈夫な鉄心を形成し得る等、加工面での利点も
ある。
このように本発明は、従来より望まれていた、「硬くて
、しかも接触対向面の機械的強度が大なる可動鉄0で、
しかも電気的特性に優れ、さらに加工性もよく、吸引力
も大きい」という夢のような可動鉄心の提供の実現性を
可能にしたもので、その産業上の貢献度は極めて大なる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は電磁石の断
面図、第2図及び第3図は電磁石の特性を示すグラフ、
第4図及び第5図は鉄0材料の性質を示すグラフ、第6
図は鉄心材料として利用し得る珪素とアルミニウムの含
有量の範囲を示す図。 12・・・・・・鉄心。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重量比で珪素1.5%〜5.9%、アルミニウム0
    .1%〜5%において、珪素含有量とアルミニウム含有
    量との和が3%以上でありかつ珪素含有量と、アルミニ
    ウム含有量の1/2との和が6%以下であり、残部が鉄
    よりなる中実素材を用い、その中実素材自体の外形を要
    求される可動鉄心の外形形状に対応成形して、うず電流
    損が小さくて、しかも単位容積当りの素材充填率が大き
    くて、その上自体そのものの硬度が高い、一体中実の可
    動鉄心にしたことを特徴とする中実の電磁石可動鉄心。
JP52028917A 1977-03-16 1977-03-16 中実の電磁石可動鉄心 Expired JPS608612B2 (ja)

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JP52028917A JPS608612B2 (ja) 1977-03-16 1977-03-16 中実の電磁石可動鉄心

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JPS53114063A JPS53114063A (en) 1978-10-05
JPS608612B2 true JPS608612B2 (ja) 1985-03-04

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JP52028917A Expired JPS608612B2 (ja) 1977-03-16 1977-03-16 中実の電磁石可動鉄心

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474011U (ja) * 1990-11-08 1992-06-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0474011U (ja) * 1990-11-08 1992-06-29

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