JPS608679Y2 - 半浮動式伸子棒 - Google Patents

半浮動式伸子棒

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Publication number
JPS608679Y2
JPS608679Y2 JP5595481U JP5595481U JPS608679Y2 JP S608679 Y2 JPS608679 Y2 JP S608679Y2 JP 5595481 U JP5595481 U JP 5595481U JP 5595481 U JP5595481 U JP 5595481U JP S608679 Y2 JPS608679 Y2 JP S608679Y2
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JP
Japan
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seaweed
net
straight pipe
sea surface
floating
Prior art date
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Expired
Application number
JP5595481U
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English (en)
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JPS57169057U (ja
Inventor
治男 緒方
義孝 中島
Original Assignee
九州積水工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、海苔網を展開すると共に囲網を海面下に設置す
るための半浮動式伸子棒に関する。
従来から知られている海苔網用伸子棒のうち最も一般的
な伸子棒は、合成樹脂直管の両端を閉鎖することで内部
全体を空気室とし、同空気室で大きな浮力を与えた構造
の浮動伸子棒であった。
従って、浮動伸子棒を用いて海苔網を展開した場合は、
その浮力により海苔網が海面に浮いた状態で設置されて
いたもので、この浮動状態での海苔養殖においては以下
に列挙するような欠点を有するものであった。
(1)海面の浮遊物が海苔網に引掛かる。
(2)採苗期及び幼芽期の海水上層部の淡水化による淡
水被害で海苔芽が流出し莫大な損失となる。
(3)2月〜3月の海面付近は太陽光線が強すぎて海苔
の伸長を阻害する。
(4)水かわりが悪く、生育不良や病害等を引き起こす
原因となる。
(5)波による影響を直接受け、芽落ちや海苔切れを起
こす原因となる。
以上のような欠点により、海苔の生育状態及び気候条件
によっては海苔網を海面下に設置した方が海苔の生産性
や品質面等において有益であることが明らかである。
そこで、現在は海面下設置のための伸子棒として水没伸
子棒が用いられているもので、この水没伸子棒の構造は
、合成樹脂管の両端を開口することで内部全体を海水室
とし、同海水室で海中へ没するように形成したものであ
った。
従って、水没伸子棒を用いて海苔網を海面下に展開設置
しようとする場合は、海中深く海苔網が没しようとする
ために水没伸子棒のみで使用することができず、水没伸
子棒と浮動伸子棒とを組合わせたり、水没伸子棒と浮玉
とを組合わせて実際の使用に供されていた。
しかし、水没伸子棒と浮動伸子棒との組合せによる海苔
網の海面下設置においては、浮動伸子棒部分の海苔網は
浅く水没伸子棒部分の海苔網は深いという設置状態とな
り、海面下に海苔網を水平設置できないという大きな欠
点を有するもので、これにより海苔の生育及び品質にバ
ラツキがあるものであった。
また、水没伸子棒と浮子との組合せによる海苔網の海面
下設置においては、浮子や吊綱等の多数の備品を要する
と共に設置作業や回収作業に多大な手間を要するという
欠点を有するし、さらに海面浮遊物が浮子等に引掛かっ
て養殖環境を悪化させ海苔の生育や品質面に影響を及ぼ
すという欠点を有するものであった。
本案は、上述のような従来技術による海苔網の海面下設
置における欠点に鑑み鋭意研究し、これらの欠点を解消
する新しい構造の伸子棒を完成させたもので、本案の目
的とするところは、重錘を設けた浮動構造の伸子棒のみ
の使用で海苔網を海面下に水平状態で展開設置ができ、
海苔養殖において生産性や品質面で有益さを発揮できる
半浮動式伸子棒を提供することに存する。
次に、本案の伸子棒を図面に示す実施例により以下詳細
に説明する。
まず、第1図及び第2図に示す実施−例の構成は、塩化
ビニール樹脂を素材として端子部1a。
la、重錘部ib、ib及び空気室部1cとからなる中
空直管1を形成し、前記端子部1a、laに耳網挿通溝
2a及び掛止孔2bとからなる耳網掛止構造2,2を形
成し、端子部1a、laの仕切壁1a’、 la’に
より中空直管1を閉鎖して内部を空気室3に形成し、前
記重錘部1b、lbの凹陥面1b’、 1b’にゴム
や金属等の大比重素材による重錘4,4を設け、かつ海
苔網を海面下に張設するための伸子棒全体比重を前記重
錘4,4により設定したものである。
そして、実施−例は重錘4,4を凹陥面1b′。
1b’に設けているために使用状態において重錘4.4
の脱落がない点において好ましい実施例である。
次に、第3図に示す実施他側の構成は、中空直管1を端
子部1aと空気室直管部1dとによって形成腰回直管部
1dに重錘4を設けている点において実施−例と構成的
に相違するものである。
そして、実施他側は部品点数が少なく構成が簡潔である
点において好ましい実施例である。
以上、図示する実施例についてその構成を説明してきた
が、中空直管1の素材は塩化ビニール樹脂に限ることな
く他の樹脂を用いてもよいものである。
また、耳網掛止構造2は、耳網挿通孔2aと耳網掛止孔
2bとによる構造に限るものではなく各種の構造であっ
てもよいし、さらに同構造2は実施例のように別体の端
子部1aに形成してもよいし、図示していないが一体構
造とした中空直管1の端部に形成してもよい。
また、重錘4は実施例のように中空直管1の両端部に設
ければ重量バランスがよく安定して海苔網を展開設置で
きるもので海苔養殖の場合には干満の差で潮の流れが発
生し、この潮の流れを海苔網が受けると傾斜して一方が
浮き上がったり揺動したりしようとするが、前記重錘4
の配置により潮の流れを横から受けても水平を保つので
海面下設置のための伸子棒としての特長が最大限生かさ
れるものである。
しかし、重錘4の配置は実施例に限定されることなく各
種態様の配置であっても中空直管1の内部に設置しても
よい。
また、伸子棒全体比重は、海苔網を海面下(150mm
〜3〇−程度)に張設できるように設定するもので、中
空直管1の重さ及び大きさや海苔網の重さ等を考慮した
上で重錘4の重さを定めて行なうものである。
従って、本案の伸子棒を海苔網Nに取付けるに際しては
、中空直管1を手で把持し、海苔網Nの耳網Eへ耳網掛
止構造2,2を掛止させるだけの、従来の伸子棒の取付
は作業と同じ作業で、海苔網Nの展開取付は作業ができ
るものである。
そして、伸子棒の回収作業も取付作業と同様に容易に行
なうことができるものである。
次に、本案伸子棒の使用状態においては、第4図に示す
ように、本案伸子棒を適宜の間隔に取付けた海苔網Nを
海苔支柱Pと吊綱Rにより係留させるだけで一定深さD
の海面下にいわゆる半浮動状態で展開設置ができるもの
で、浮動伸子棒等と組合せるものではないために海苔網
Nを海面からの深さの変化がほとんどない水平に設置で
きると共に直管構造の伸子棒であるために海苔網Nと一
緒に伸子棒も海面下に設置されて浮遊物の引掛かり等の
海面影響を何ら受けないものである。
つまり、本案伸子棒を用いた場合は一定深さの海面下に
おける海苔養殖ができるために、以下に列挙するような
海苔の生産性や品質面等についての有益性を達成するも
のである。
(1) 海苔網Nに浮遊物が引掛からない。
(2)採苗時及び幼芽期に於いて海水上層部が淡水化し
た場合、海苔芽は短時間で流失−その後の生産に重大な
影響を及ぼすが、本案伸子棒を用いることにより海面下
に海苔網Nを張設できるために淡水被害を受けることが
ない。
(3)2月〜3月頃になると海面では紫外線が強くなり
色落ちがひどくつやもなくなるが、一定深さ沈めて養殖
することにより色、つやもよく収量も増収となる。
(4) 海苔の伸長がよい。
(5)養殖期間中の油濁被害及び赤潮被害等の海洋汚染
被害を受けない。
(6)水かわりがよく生育良好である。
(7)特に冷凍網張込み時は海面下に沈めることにより
芽落ちや海苔切れがない。
(8)柔かく品質的に良好な海苔が得られる。
本案の伸子棒は、上述のように構成したものであるため
に、伸子棒のみの使用で海面下に海苔網Nを展開設置で
きるという効果を有するばかりでなく、伸子棒の取付は
及び回収の作業性も容易なものである。
また、本案の伸子棒を用いた海苔養殖においては生産性
や品質面等における様々の有益性を発揮し得る効果をも
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の半浮動式伸子棒の実施−例を示す正面図
、第2図は同伸子棒の要部断面図、第3図は同伸子棒の
実施他側を示す要部断面図、第4図は同伸子棒の使用状
態説明図である。 1・・・・・・中空直管、2・・・・・・耳網掛止構造
、3・・・・・・空気室、4・・・・・・重錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂による中空直管1の両端に耳網掛止構造2,2
    を形成し、同直管1の両端部を閉鎖することで内部を空
    気室3に形成し、前記直管1に大比重素材による重錘4
    を設け、かつ海苔網を海面下に張設するための伸子棒全
    体比重を前記重錘4により設定したことを特徴とする半
    浮動式伸子棒。
JP5595481U 1981-04-18 1981-04-18 半浮動式伸子棒 Expired JPS608679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5595481U JPS608679Y2 (ja) 1981-04-18 1981-04-18 半浮動式伸子棒

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JP5595481U JPS608679Y2 (ja) 1981-04-18 1981-04-18 半浮動式伸子棒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57169057U JPS57169057U (ja) 1982-10-25
JPS608679Y2 true JPS608679Y2 (ja) 1985-03-28

Family

ID=29852478

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JP5595481U Expired JPS608679Y2 (ja) 1981-04-18 1981-04-18 半浮動式伸子棒

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JPS57169057U (ja) 1982-10-25

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