JPS608799A - 金属表面の除染方法及び装置 - Google Patents

金属表面の除染方法及び装置

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JPS608799A
JPS608799A JP59115660A JP11566084A JPS608799A JP S608799 A JPS608799 A JP S608799A JP 59115660 A JP59115660 A JP 59115660A JP 11566084 A JP11566084 A JP 11566084A JP S608799 A JPS608799 A JP S608799A
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アレキサンダ−・ピ−タ−・マレイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、放射性酸化物が付着した金属表面の除染方法
及び装置に関するものである。
種々の型式の原子炉においては、水或は様々なガスを使
用してその炉心から熱を取り出し、この熱を直接に又は
間接に発電のため利用している。即ち、加圧水型原子炉
(PWR)では、水が一次ループの蒸気発生器と前記炉
心との間を循環する。蒸気発生器において、熱は二次ル
ープの水に伝達され、この水が蒸気になってタービン発
電機を駆動する。沸騰水型原子炉(BWR)では、−次
ループ中の水はもつと低圧であるから、ガス状の形態に
なっている。高温ガス炉(HTGR)のようなその他の
炉型では、炭酸ガス或はヘリウムのようなガスが熱を炉
心から蒸気発生器へ運んでいる。
しかし、熱伝達媒体が水であるかガスであるかに関係な
く、熱伝達媒体はそれが接触する金属から汚染物を捕捉
し、そして該汚染物が冷却系の金属表面に付着する。こ
れ等の汚染物には、ステンレス鋼又はインコネルのよう
な母材が腐食するときに冷却材に入るクロムがある。ク
ロム(+6)は可溶性であるが(例えば重クロム酸塩0
r20;”)、クロム(+3)はスピネル構造を有する
酸化物を形成し、この酸化物は金属表面から除去するの
が非常に難しい、かかるスピネル質酸化物にはOro、
2 N io、6F e 2..04のようにOrで置
換されたニッケルフェライトがあり、該クロム置換ニッ
ケルフェライトは加圧水型原子炉に見られる還元条件の
下で形成し易い。また、付着物にはニッケルフェライト
、ヘマタイト、マグネタイト、及びその他種々の放射性
核種がある。
ニッケルフェライトNiFeO4は沸騰水型原子炉に見
られる酸化条件の下で形成する傾向があるが、これはク
ロム置換フェライトよりも除去が容易である。付着物中
の放射性核種は、冷却材に入って炉心内での中性子衝撃
により放射性になる非放射性イオンから生じて来る。例
えば、シールやバルブ面に用いられる硬化表面仕上げの
合金からのコバルトは、l:1−11子の衝撃を受ける
と、非放射性のコバルト!7から非常に危険な放射性の
コバルトboに変わる。また、高ニッケル合金(例えば
インコネル)からの安定なニッケル5gは照射されて放
射性のコバルトjgになる。
とれ等の付着物は加圧水型原子炉の一次ループの内面(
−次表面)上に、即ち蒸気発生器の中心部内に、即ち内
部の配管内に形成される。
また、付着物は蒸気発生器の二次側(二次表面)にも形
成されるが、放射能は弱いし且つ溶解が容易であるから
、深刻な問題はない。沸騰水型原子炉においては、付着
物はタービン羽根或は冷却ループのどんな部分にも形成
される。高温ガス炉では一次冷却ループに付着物が形成
される。一般に、加圧水屋原子炉に形成される付着物が
最も除去困難であるから、加圧水屋原子炉のプロセス及
び機器で付着物を除去できれば、他の炉屋の原子炉に形
成される付着物も除去できる。
付着物は通常薄遇ぎて管を閉塞させることはないが、そ
の強度の放射性のために作業員に対して安全上の危険を
意味している。従って、冷却系を点検してその保守を行
なうには、最初に冷却系を除染して六間柘対する危険を
減少或は排除する必要がある。付着物による放射線の危
険に加え、付着物は、配管を修理しなければならない場
合に良好な封じの形成を阻害する。配管修理は6スリー
ブ継手付け”、即ち新しい短管を古い管に挿入し双方の
管を一緒にスェージングすることによって行なイっれる
。蒸気発生器においては、スェージング又はろう付けに
より良好な封じを得るには、管を研摩剤で研ぎ、収化物
層を落して金属を清浄にする必要がある。
しかし、これは時間の掛かる作業であるので、作業員の
放射線破曝が増大する。
付着物の厚さが薄いにもかかわらず(通常、約−2〜5
ミクロン)、原子炉の冷却系における放射性の付着物は
しっかり付いていて非常に離れに<<、除去が難しい。
この付着物を排除するために種々の技術が試みられてき
た。抑制剤を冷却材系に添加したことがあったが、大抵
の抑制剤は温度及び放射線の極限状態の下で分解し・ぞ
の際、腐食生成物を形成する可能性がある。付着物を形
成するイオンの連続沈降は有効でないこさが分かってい
た。今まで試みられた大抵の除染溶液はそれ自身が冷却
系内の金属を腐食させるか、或は働きが緩慢過ぎて経済
的でない。これは濃縮試薬について特に言えることであ
って、原子力発電所の数ケ月間停止を要する場合がある
。停止している蒸気発生器は1日当り膨大な電力損失と
なる利用率の低下を意味するので、除染の速度は重要で
ある。
従って、本発明は、放射性物質を含む酸化物で覆われた
金属表面の除染方法において (A) 第二鉄イオンを
有する化合物中で少なくとも10’の平衡常数を有する
と共に、水中で2〜3のpHとなりうる水溶性有機酸O
20コ〜0゜5条と、第二鉄イオンを有する化合物中で
70−10 の平衡常数を有すると共に、1.)H,2
〜3の水中においてlIooCで少なくともo、trt
 %溶解しつる遊離酸の形態のキレート0.0/〜o、
q %と、水とからなる除染溶液を準備し、(B)該除
染溶液を70〜200℃に加熱し、(0)該除染溶液を
前記金rA表面上に循環させると共に、該金属表向に接
触後の除染溶液の放射能強度が実質的に増大しなくなる
まで陽イオン交換樹脂に通し、(D)o、、2〜コ、左
チのアルカリ金属過マンガン酸塩と、0.2〜.2J%
のアルカリ金属水酸化物と、水とからなる酸化溶液を準
備し、(E)該酸化溶液を70−λθ0’Cに加熱し、
(F)該酸化溶液中の重クロム酸塩レベルが実質的に増
加するのを止めるまで、該酸化溶液を前記金属表面上に
循環させ、(G)前記除染溶液を前記金属表面上に循環
させると共に、該金属表面に接触後の除染溶液の放射能
強度が実質的に増大しなくなるまで陽イオン交換樹脂に
通す、ことを特徴とするものである。
また、本発明は、放射性物質を含む皮膜を有する金属表
面の除染装置において、除染溶液を貯留する除染用タン
クと、該除染用タンク及び前記金属表面間に除染溶液を
循環させる循環装置と、陽イオン交換樹脂を含む陽イオ
ン交換塔と、該陽イオン交換塔及び前記除染用タンク間
に除染溶液を循環させる循環装置と、酸化溶液を貯留す
る酸化用タンクと、該酸化溶液を前記酸化用タンク及び
前記金属表面間に循環させる循環装置と、水を貯留する
水タンクと、該水タンク及び前記金属表面間に水を循環
させる循環装置と、混合陰イオン及び陽イオン交換樹脂
を含む混合陰イオン及び陽イオン交換塔と、該混合陰イ
オン及び陽イオン交換塔及び前記水タンク間に水を循環
させる循環装置と、を備えることを特徴とするものであ
る。
本発明によると、代表的には/り〜20の非常に高い除
染係数DFが得られる。除染係数は、除染前の放射能強
度(キューリー)を除染後の放射能強度で割ったもので
ある。本発明の方法は加圧水型原子炉の蒸気発生器に対
して:14/時間プラス設定時間以下で実施可能であり
、これは利用率に対する停止時間のコストを大幅に低減
させる。本発明で用いられる組成は全てイオン交換可能
であり、これは、汚染物がイオン交換塔で除去できるこ
と、及び試薬の大部分が回収され再使用できることを意
味している。このプロセスで使用する試薬は他のプロセ
スよりも少なく、また、試薬の大部分は非常に安価であ
る。放射能汚染物の実質的に全てがイオン交換塔によっ
て捕捉され、溶液の残留放射能強度は非常に低い。その
結果、亮棄量が少なく、プロセスからの廃棄水のコバル
トt、o放射能強度は!;X10 マイクロOi /m
JL以下であり、これは米国原子力委員会の行政管理を
免れている。また、本発明の好適なプロセスは系統を徹
底的に清浄にするので、蒸気発生器の伝熱管に新しい管
をスリーブ継手付けする前に肢管を研摩する必要なしに
、SOよりよい除染係数を得られることが分かった。本
発明のプロセスは原子炉冷却系における諸金属、諸合金
に対して非腐食性である。
また、酸化前に除染を行ない1.酸化後にλ回目の除染
を行なえは、除染係ir+pを約50%増大させうるこ
とが分かった。これは、最初の除染はDFを非常に目立
つほど増大させなかったので(放射能強度の変化5%以
下)、予期しないことであった。除染溶液は透明であり
酸化溶液は不透明であるので、最初に除染することは作
業員が系統をチェックするのを可能にする。
更に、酸化及び除染のステップ追加は金属の清浄化にな
り、スリーブ継手付けをすることができる。
更に、酸化溶液中の過マンガン酸塩が超過すると、酸化
溶液の濃度が3俸以下の場合、優れた除染が得られるこ
とが分かった。
本発明をより明確に理解しつるように、その好適な実施
例を添付図面について説明する。
図面において、それぞれ撹拌表置f、!f、A及びヒー
タ7、g、9を有するタンク/、2.3には、希薄除染
溶液、希釈酸化溶液、脱塩水が入っている。また、イオ
ン交換塔10.//には、陽イオン交換樹脂、陰イオン
交換樹脂、イオン交換塔/、2 、 /、?には、混合
陽イオン及び陰イオン交換樹脂、即ちその混合物が入っ
ている。全てのイオン交換樹脂は、樹脂体積を減らし、
延いては廃棄物処理コストを低減するために、大容積弱
塩基樹脂が好ましい陰イオン樹脂(イオン交換塔ll内
)を除いて、固形樹脂(strOngresing)で
なければならない。符号/グは除染すべき金属表面を有
する蒸気発生器を表わしている。蒸気発生器内の冷却材
はすでに排出され貯留されている。蒸気発生器/4(は
分割された水室)5と、数千本の伝熱管きを有し、その
うちの7本のみが符号/Aで図示しである。本発明の方
法は除染溶液、酸化溶液及びゆすぎ水を蒸気発生器とイ
オン交換塔とに貫通させる。特定の溶液を蒸気発生器に
繰り返し流すかどうかは、蒸気発生器内の伝熱管からど
の程度付着物を除去するのが希望であるかにかかつてい
る。
最も簡単な方法では、蒸気発生器を除染し、次に酸化さ
せ、その後再び除染する。スリーブ継手付けのため清浄
な金屑を希望する場合には、酸化及び除染の工程を付加
する必要がある。
本発明の好適な方法においては、図示の種々の弁閉は、
タンク/内の除染溶液が管/ 7 、 / f。
ポンプ/?、管/ざ、コQを通って蒸気発生器l弘の水
室15のホットレッグ側U/に流入するようになってい
る。伝熱管/6内の上方的/、2 m(4tフイート)
までの部分は、通常、最も悪い付着物が成長するところ
であるので、この部分のみに除染溶液を通すのが望まし
い。除染溶液はパンピング(t)umping )サイ
クルによって1時間毎に約3〜ダ回伝熱管16内を上下
させるのが好ましい。次に除染溶液は舌コλ、/g、コ
3を通って陽イオン交換塔/θに流入し、そこで金属イ
オンが除去される。その後、除染溶液は管2’lを通っ
てタンク/に戻る。イU22における放射能レベルが一
1f、2θ内よりも実質的に高くなくなるまで、除染溶
液の再循環を続ける。
除染サイクルが終了したら、除染溶液をタンク/にドレ
ンし、そして蒸気発生器をゆすぐ。
これは、タンク3からの水が管/g、20を通って蒸発
器/41に流入し、少なくとも除染溶液が流れたのと同
じ高さまで伝熱管内を上昇するように図示の弁を切り換
えることによって行なう。
その後、ゆすぎ水は9 a 、2 、7gを経て混合イ
オン交換塔lJをこ流入し、そこでどんなイオンも除去
される。その結果できる清浄な水は管2よ。
コロを通ってタンク3内に戻る。ゆすぎサイクルは、管
ココの内容分析をして蒸気発生器から除去されているイ
オンが重大な量ではなくなるまで、続ける。ゆすぎ水は
、除染溶液で行なったように伝熱管/6内で上下させる
のが好ましい。
7″ /′ /″ / / / /″ 次の工程においては、図示の弁を切り換えて、タンクコ
内の酸化溶液が管2り、 1g 、−〇を経由して蒸気
発生器lダの伝熱管内に流入し、そこで前述した流体と
同様に上下させるようにする。酸化溶液はその後管コλ
、Ig、2g、2?。
30を通ってタンクコ内に戻る。このサイクルは、管、
22内の重クロム酸塩のようなりロムレベルが管コθ内
のクロムレベルよりも実質的に高くなくなるまで、続け
られる。酸化サイクルが完了したら、ゆすぎ、除染、ゆ
すぎのサイクルを上述したように繰り返す。付着物を除
去して清浄な金属にするために、除染、ゆすぎ、酸化、
ゆすぎのサイクルを繰り返す。
蒸気発生器の仕上げゆすぎの後、各タンクと、除染系統
の残留物とを清浄にする必要がある。
この工程は、ゆすぎ水タンク3内の水が管igを通って
混合イオン交換塔13に流入しそこでゆすぎ水から陽イ
オン及び陰イオンの双方が除去されるように、図示の弁
を設定して開始する。
水はタンク13から出て管2j3−.J/を通り下水に
放出される。
浄化手順の次の工程では、タンクコ内の酸化溶液が管コ
ア、Ig、32を通って混合イオン交換塔12へ流れ該
溶液中の全試薬及び金属イオンを除去するように、弁を
設定する。水はその後管33,7gを通って混合イオン
交換塔13に流れ、残留しているどんな金属イオン又は
試薬も除去される。清浄な水は管2jt、31を通り排
水路に放出される。
次の工程では、タンク/内の除染溶液が管lり、lざ、
コグ、3θを通ってタンクλに流入するように、弁が切
り換えられる。その後、弁を再び切り換えて、除染溶液
がタンクコから管コク。
/ざ1.23を経由して、金属イオンを除去する陽イオ
ン交換塔10に循環するようにする。除染溶液は次いで
管λ#、Jl、、30を経てタンクコに戻る。タンクコ
が浄化され、そして金属イオンが除染溶液から除去され
るまで、再循環を続ける。しかる後、弁を切り換えて、
除染溶液がタンクコから管2’l、/g、3!;を通っ
て、除染試薬を除去する陰イオン交換塔/lに戻るよう
にする。その後、除染溶液は管、3A、3’)、2’l
を通ってタンクlに戻る。
浄化手順の次の工程において、タンクl内の除染溶液は
管/7./g、、3左を経て陰イオン交換塔//に流れ
、残留する除染試薬が除去される。
しかる後、除染溶液は管3x、 、?g、、y3.ig
 を通って、陽イオン及び陰イオンの双方を除去する混
合イオン交換塔13に流れてから、管25゜コグを経由
しタンク/に戻る。除染溶液が十分に浄化されたら、弁
を切り換え、タンク/内の除染溶液を管/7./g、2
’?、30を経由してタンク2に通す。酸化タンクλの
ゆすぎを完全にするため、流体が再循環するように、管
27 、1g3Sを経由して陰イオン交換塔//に流入
させ次いで管36.3g、、3J、/gを経由して混合
イオン交換塔/3ζこ流入させ、その後管、2g、、3
θを経由してタンクコに戻す。タンクコを十分にゆすい
だら、弁を切り換え、流体を管27 、1g 。
35を経由して陰イオン交換塔//に流入させ。
次いで管、3A、31;、、33./IIを経由して混
合イオン交換塔13に流入させ、しかる後管23,3/
を経由して排水路に放出するようにする。最終的には、
全ての水が放射能の検出可能なレベル以下に浄化され排
出できる結果をどなる。試薬及び放射能汚染物がイオン
交換樹脂に残っており、放射性廃棄物とし処理しなけれ
ばならない。
本発明のプロセスで用いた除染溶液は金属イオンを可溶
性にすると共に、該金属イオンとの化合物を形成するこ
とによって放射性核種を除去する。この除染溶液は、水
と、0,0.2〜0.Ar %の有機酸と、θ、θ/ 
−0,II %のキレートからなる(全て重量%であり
、溶液重量が基準になっている)。好ましいのは、除染
溶液が0.03−0.3俤の有機酸及び0903〜θ、
コチのキレートを含み、残りが水であることである。有
機酸の使用量が少ないと除染係数DFが減少し、有機酸
の使用量が多いと浄化中の装置が腐食する可能性がある
。キレートの使用量が少ないと簡単に溶解しない沈澱物
が形成することがあり、キレートの使用量が多いと、イ
オン交換能力の低下ζこより溶液中の残留金属濃度が高
くなる。両方の影響により除染係数DFが低下する。除
路鵠溶液全体は7.5〜lIのpH1好ましくは2〜3
のpHを有するべきである。有機酸は、2〜3のpHを
もたらしうろことだけが必要であるが、高温で・Vレー
トが存在する場合、もつと若干高G)力)イ氏(1)p
H力5得られる。除染溶液の温度(まりθ〜、200″
O?こすべきである。
除染溶液中の酸は、無機酸であると残留イオンを残しこ
れが原子炉にお(/1て腐食問題を」3来するので、有
機酸でなければならなG)。一方。
有機酸は分解して水及び炭酸ガスを生成するだけである
。平衡常数が約ioo以下であると全7%イオンは沈澱
することがあるので、有@酸ζま金属イオンとの化合の
ため少なくとも109の平衡常数を有するべきである。
また、有機酸Cま水中で、2〜3のpHを与えることが
でき、121’;]’ならなG)が、その理由は、 も
つとpHがイ氏G)と腐食やキレートの沈澱を生じさせ
、 もつとpg力3高0と除染係数DFを低下させるか
らである。適当な有機酸にはクエン酸、酒石酸、修酸、
ピコリン酸、グルコン酸があるが、クエン酸が安価、無
害、入手容易性、放射安定性等のために好適である。
キレートは第二鉄イオンとの化合のため/Q15〜/に
1111の平衡常数を有していなければならない。
キレートの平衡常数が/θ15以下であると、金6イオ
ンが沈澱するかも知れず、除染係数DFは低下する。平
衡常数がto19y上であると、金λ・1イオンがキレ
ートとの化合物から離れずイオン交換樹脂に付着する。
キレートは少なくともo、a %で2〜3のpHを有す
る水に可溶でなければならない。また、キレートは塩で
はなく遊離酸の形でなければすらないが、その理由は、
塩を形成する陽イオンはイオン交換塔で除去され、その
結果できる酸の形態は沈澱可能であり、イオン交換塔を
詰まらせるからである。適当なキレートにはニトリロト
リ酢酸(N T A)、オキシエチレン・ジアミン・ト
リ酸9(HEDTA)カする。N T Aは、より高い
除染係数D11″をもたらし、可溶性がよく、除染中の
装置に残す鉄及び二゛ンケルが少なく、コバルトAOの
溶液放射能強度レベルが最も低く、しかも単位キレート
当りより多くの金属をキレート化合物にすること力3で
きるので、好適である。エチレン・ジアミン・テトラ酢
酸(EDTA)は容易にイオン交換できないので5本発
明の方法においては適当なものではないことが分かった
。これは、イオン交換塔においてEDTA化合物から金
Fイオンを効率的に除去できないことを示しており、残
留コ/イルトがEDTAと共に溶液中に残る結果になる
。残留コバルトは陰イオン交換樹脂で除去できる力5、
これはEDTA試薬をロスする結果になる。また。
EDTAはNTAよりも可溶性が劣るので、もつと低濃
度の溶液及びもつと高已度を使用しなければならない。
その結果、プロセスはもつと長し1時間を要し、且つも
つと高圧を必要とし、取扱上及び作業上の難度が増す。
酸化溶液は(酸化膜中の)不溶性Qr+3 を可溶性の
Cr十″(実際にはOr、O=、 、重クロム酸塩)に
転換する。これは、酸化付着物の格子構造においては放
射性核種が固定化され、含有クロムがそれを不溶性にす
るので必要である。酸化溶液は水と、0.λ〜λ、左ヂ
のアルカリ金属過マンガン酸塩と、0.5〜/q6のア
ルカリ金属水酸化物とからなるのが好適である。使用す
る過マンガン酸塩がもつと少ないとクロムが容易に酸化
されず、そのため装置の除染が効果的でなくなる。
しかし、使用する過マンガン酸塩がもつと多くても、ク
ロムが酸化されない他、沈澱物が形成する場合がある。
特定の量よりもアルカリ金属水酸化物が少ないか又は多
いことも不十分な酸化を招来し、また、もつと多い水酸
化物は浄化中の系で使用されている合金にクランクを生
じさせ、廃棄樹脂量を増大させる。最士の結果は。
酸化溶液中の過マンガン酸塩及び水酸化物の総濃度が3
%以下であり且つ過マンガン酸塩の量が水酸化物の量を
超えると、該溶液が廃棄物の量を最少にし除染係数DF
を最大にするので、このときに得られることが分かった
。時々、水酸化物の添加によって酸化溶液の機能を新た
に強化する必要があるかも知れない。
過マンガン酸リチウム及び過マンガン酸ナトリウムのよ
うなアルカリ金属過マンガン酸塩を使用できるが、過マ
ンガン酸カリウムが、安価であり且つ容易に入手しうる
ので、好適である。
過マンガン酸カリウムは良好なイオン交換特性を有する
ものである。リチウム及びカリウムのようなアルカリ金
属の水酸化物は水酸化ナトリウム同様に働かないことが
分かった。過マンガン酸カリウムを水酸ナトリウムと組
み合わぜて使用した場合、酸化及びクロム除去が良好に
なるようである。
本発明において使用される水は全て、系のイオン交換樹
脂及び残留イオンの汚れを防止するために、脱塩水であ
るのが好適である。また。
水は系の加熱及び冷却を避けるために、70〜200°
Cに加熱すべきである。
除染溶液及び酸化溶液のどちらを単独で使用しても除染
にはならないので、両溶液を組み合わせて使用せねばな
らない。
本発明を次の実施例について説明する。
実施例 / この実験において、加圧水型原子炉の蒸気発生器の配管
から取った幾つかの部分を使用した。
各配管部分は直径が約/ 9 mm (% in ) 
、長さが約a、!、lI〜3g、/mm (/ 〜/%
in)であった。各配管部分を長手方向に切断してaつ
の分割片をつくった。該分割片を種々のO0!f%除染
溶液を含むビーカーに入れ、攪拌しながら’/!r−1
00υでグ時装置いておいた。脱塩水でゆすいだ後分割
片を酸化溶液に入れた。酸化溶液は重量比3二/の水酸
化ナトリウム及び過マンガン酸カリウムからなる5チ溶
液とした。分割片は?S〜10θ°Cで6時間攪拌しな
がら酸化溶液中に入れておいた。ゆすぎの後1分割片を
同じ組成の除染溶液内に同一条件で再び入れておいた。
次表は、711の除染溶液内の3対の分割片のテスト結
果を表わしている。
上記の表ばKDTAをベースとする混合物が最も良いD
F値を示し、NTA混合物がその後に続いている。残念
乍ら、EDTA混合物は悪いイオン交換パラメータを有
していた。o、s %溶液においては、鉄を約、2jO
ppm以下に除去できず、また、コバルトを約lθpI
)m以下に除去できなかった。これ等の問題は0.1%
溶液濃度でさえもその傾向が残っており、NTA混合物
よりも除染係数DFの値が低かった。HEDTA混合物
のイオン交換特性はEDTAベースの溶液のそれに類似
している。従って、NTA/クエン酸/修酸の混合物は
、0.5%溶液が陽イオン交換鉄をSOppmの流体レ
ベル以下に下げ且つニッケル及びコバルトを小さいpp
mレベル以下に除去することができるので、好適な除染
溶液である。
実施例コ 水酸化ナトリウム及び過マンガン酸カリウム(重量比/
:/)の2−酸化溶液を使用して同様の実験を行なった
。その結果は以下の表の通りである。
除染溶液 総DF 013%30ρθ7’yo多クエン酸/修酸/NTA 
λO,ダ〃〃〃/り、! θ、S係3の勺o/yo褒修酸/修酸/EDTA コ1
.デ// // /l 、2J’i’ 実施例3 同−条件並びに同−除染溶液及び酸化溶液を使用して実
施例−を繰り返した。ただし、除染溶液及びゆすぎ水は
イオン交換樹脂に通してから、コθガロンの総容積を有
する金属ループを介して分割片に戻すよう循環させた。
除染溶液は、登録商標名”DOWEX HQR−Wコ°
′ でダウ・ケミカル・カンパニーから販売されている
オールゲル化タイプ(ビード)の強酸であるイオン交換
樹脂に循環させた。ゆすぎ水は強酸−強塩基の混合層イ
オン交換樹脂に循環させた。この循環を行なうのに、前
述したDOWEX HOR−W2”と、ダウ・ケミカル
・カンパニーから登録商標名” DOWEX SBR″
で販売されているオールゲル化タイプの強塩基陰イオン
交換樹脂とをl:lの当量比で組み谷わぜた。次の表が
その結果を示している。
タイプ 温 度 総 DF’ 不連続 g左−90″c!/、2.8/lI、tp i
s、s /lI、g連 続 灯”(f gOA! 上の表から、最初の工程では、不連続であり且つ低温で
あったので、若干低いDFが得られたことが分かる。連
続であり且つ若干高温であった二回目の工程では素晴ら
しい結果が得られた。除かれた全て、の放射能は陽イオ
ン交換樹脂層によって回収され、また、溶液は実質的に
放射能強度がなかった(j、llX10 ’μC1/m
l以下)。
全工程の時間はU+待時間あった。予定の最終樹脂体積
は処理した系の容量の約IAO%であった。比較のため
に述べると、現在使用されている通常の除染工程は約g
OX10 ’μC1/ml の放射能強度を有し、また
、最終樹脂体積は処理した系の容量の約−〇θ〜30θ
チである。
実施例ダ 実施例コを、異なる濃度のNTA溶液、EDTA溶液或
は市販製品(E!DTAグ左係、 クエン酸、2S%、
修酸3θチと思イっれる)を使用して繰り返した。酸化
溶液は比率l:3又は/:lのlチ又はJ%の水酸化す
l−1)ラム及び過マンガン酸カリウムであった。次の
表はaつの分割片を処理して得た平均結果を表わしてい
る。
/ 上の表から、EDTAを含有する除染溶液は双方共、鉄
或はコバルトを十分なレベル以下にイオン交換しない・
のて、不適であることが分かる。
実施例り 程々の比率のKMnO4,NaOHを有する7%酸化溶
液及び実施例グで記載した市販の除染溶液を使用して、
実施例/を繰り返した。複数対の分割片を9時間除染溶
液に入れ、その後5.2時間酸化溶液に入れ、このサイ
クルをダ回、全て?3〜lOO′Cで混合することなく
行なった。次の表は各除染溶液に入れた後の界積除染係
数DFを示している。()内の数値はλ番目の分割片に
ついての結果である。
【図面の簡単な説明】
図は放射性物質”を、含む酸化物で覆われた金属表面の
除染方法を実施する装置の概要図である。 /ee除染用タンク、コ・・酸化用タンク、3・・水タ
ンク、10−・陽イオン交換塔、/、2./、?・拳混
合陰イオン及び陽イオン交換塔、/lI ・・蒸気発生
器、/A・・伝熱管、 /7゜1g、−〇 、 、2!
 、 2.3〜30.31〜31に・・各循環装置を構
成する管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 放射性物質を含む酸化物で覆われた金属表面の除染
    方法において、 (A) 第二鉄イオンを有する化合物中で少なくとも/
     0’の平衡常数を有すると共に、水中でa〜Jのpn
    となりつる水溶性有機酸O20コ〜0゜5チと、第二鉄
    イオンを有する化合物中で1015〜101′の平衡常
    数を有すると共に、pH−〜3の水中においてqo℃で
    少なくとも0.クチ溶解しつる遊陥酸の形態のキレート
    0.0/〜0.クチと、水とからなる除染溶液を準備し
    、 (B) 該除染溶液を70〜−00℃に加熱し、(0)
     該除染溶液を前記金属表面上に循遷させると共に、該
    金属表面に接触後の除染溶液の放射能強度が実質的に増
    大しなくなるまで陽イオン交換樹脂に通し、 (D) o、a〜、2.、t %のアルカリ金属過マン
    ガン酸塩と、0.2〜2.!r %のアルカリ金属水酸
    化物と、水とからなる酸化溶液を準備し、 (E) 該酸化溶液を70−一〇θ℃に加熱し、(F)
     該酸化溶液中の重クロム酸塩レベルが実質的に増加す
    るのを止めるまで、該酸化溶液を前記金属表面上に循環
    させ、 (G) 前記除染溶液を前記金属表面上に循環させると
    共に、該金属表面に接触後の除染溶液の放射能強度が実
    質的に増大しなくなるまで陽イオン交換樹脂に通す、 ことを特徴とする金属表面の除染方法。 ユ 放射性物質を含む皮膜を有する金属表面の除染装置
    において、 除染溶液を貯留する除染用タンクと、 該除染用タンク及び前記金馬表面間に除染溶液を循環さ
    せる循環装置と、 陽イオン交換樹脂を含む陽イオン交換塔と、該陽イオン
    交換塔及び前記除染用タンク間に除染溶液を循環させる
    循環装置と、 酸化溶液を貯留する酸化用タンクと、 該酸化溶液を前記酸化用タンク及び前記金属表面同に循
    環させる循環装置と、 水を貯留する水タンクと、 該水タンク及び前記金属表面間に水を循環させる循環装
    置と、 混合陰イオン及び陽イオン交換樹脂を含む混合隘イオン
    及び陽イオン交換塔と、 該混合陰イオン及び陽イオン交換塔及び前記水タンク間
    に水を循環させる循環装置と、を備えることを特徴とす
    る金属表面の除染装置。
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