JPS6110843A - 多重同時検出可能型高清澄性質量分析計 - Google Patents

多重同時検出可能型高清澄性質量分析計

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JPS6110843A
JPS6110843A JP60012747A JP1274785A JPS6110843A JP S6110843 A JPS6110843 A JP S6110843A JP 60012747 A JP60012747 A JP 60012747A JP 1274785 A JP1274785 A JP 1274785A JP S6110843 A JPS6110843 A JP S6110843A
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    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
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    • H01J49/322Static spectrometers using double focusing with a magnetic sector of 90 degrees, e.g. Mattauch-Herzog type

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  • Analytical Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、荷電粒子を分離する装置、即ち高清澄性を有
し、複数個の元素を、同時に確認し測定する質量分析計
に関するものである。
質量分析計は、異なる質量(M ” Ml r M2 
+ M3等)を有し、僅かに異なる運動エネルギーで移
動する粒子により構成された荷電粒子、又はイオンのビ
ームを受取るように意図されている。当該粒子の平均運
動エネルギーは、V(eV)で表わされ、その対応する
エネルギー分散は、±ΔVで表わされる。
(本発明の経緯) 質量分析H4には、一般に入口スロットが含まれ、当該
人ロスロッ1〜に続いて、ビームは静電セクターを貫通
し、次に磁気セクターを貫通する。
この構成の目的は、粒子を、その質量の関数として、出
来るだけ多く分離し、かつ粒子の運動エネルギーに対し
、出来るだけ感応しない様式で、粒子を偏向させること
にある。偏向は、器具の対称面で、かつ入口スロットの
長い方向に直角の「半径方向1面内で生ずる。従って、
粒子のビームは、いわゆる垂直断面において、半径方向
成分と直角成分を有する。
両方共に、平面になっている入口面と出口面を有し、入
l1面が粒子のビームの軸線に対し傾斜しており、一方
、出口面の平面が、入口面と粒子のビームの交差部分を
通るような磁気セクターを使用することは知られている
。これらの状況下において、磁気セクターを通過する粒
子の偏向角度は、荷電粒子の質量には依存せず、かくし
て、システムを単純化している。しかし、定角軌道の曲
率半径は粒子の質量に依存する。
質量分析計の品質は、その分離率M/Δ阿によって定め
られる。ここで、ΔNは、器具によって識別可能な最低
の質量差である。完全な光学系を有する分析計(「光学
系jという用語は、本明細書では、広い意味で使用され
ている。)においては、この分離率は、単に入口スロッ
トの寸法に依存することになる。
実際の入口スロットのイメージ、即ち「ビーム線Jは、
収差として、公知の装置内における光学的欠点により変
形される。これらの収差は、主としてイオンのエネルギ
ー分散ΔV、及び一般に磁気セクター以前に挿入される
入口スロットにより制限されるビームの開口に依存して
いる。
所定の分離率に対し最良の分析計は、最も感応性があり
、即ち幾何学的範囲が最大となるビーム。
を受入れる分析計である。分析計のこの適合性は「清澄
性」と呼ばれている。しかし、所定の分析計の幾何学に
対し、清澄性は、収差の望ましくない作用を削減するこ
とによってのみ増加可能である。
最後に、全てのスペクトル光線(全ての質量)で同時的
に測定を行なうことが望ましい場合には、収差の補正若
しくは消去が一層困難である。
従って、本発明の課題は、同時的な多重、検出を行なう
ことが出来、分離率の高い高清澄性質量分析計を提供す
ることにある。
この目的のため、本発明の第1の狙いは、分析計、特に
その磁気セクターのみでなく、その静電セクターの収差
を補正することにある。
本発明の第2の目的は、質量分析計自体から上流側に位
置付けられた移送光学系によって、分析計の入力に、イ
オン・ビームをマツチさせ、かつ移送させることを改善
することにある。
これらの目的は、本発明の各種態様により達成される。
本発明の装置は、公知の様式にて、入口スロット、それ
に引続く静電セクター、及び次に磁気セクターから成っ
ている。
開ロスロツ1〜は、慣用的な様式で、静電セクターの入
口において、静電セクターと磁気セクターの間に挿入可
能である。この組立て体は、入口スロットの長い次元に
対し、直角の半径方向面内で粒子のビームを偏向させる
作用がある。
磁気セクターは、粒子のビームの軸線に対している平面
の入口面、及びこれも平面で、その平面が入口面と粒子
ビームの交差部を通過する出口面を有している。問題の
平面は、漏洩フィールドのため、材料の面から異なって
いる有効な磁気面である。
更に、ある文献により、静電セクターと磁気セクターの
間に4極を配設することも知られている。
(エイチ・マツダ(H,Matsuda)、質量分析レ
ビュー、第2巻、第2号(1983年)、ジョン・ワイ
リー(John Wiley)、289−325頁参照
)。しかし、この4極は、本発明で使用されるものとは
、その作動上大きく異なっている。
最後に、「マターチーハーゾグ(Mattauch−1
(erzog)j型の質量分析計も知られている。この
場合、開口及びエネルギー帯の幅は、それぞれ調節可能
に相互に作用する絞り、及び「エネルギー・ダイアフラ
ムJによって制限されない。開口が変化し、かつエネル
ギー帯幅が変化する範囲は、第2順位の収差が無視可能
な状態である場合は、比較的小さい値に削減しなければ
ならない。その結果、装置の移送性、即ち清澄性は低い
N’ 2,056,163号として公告されたフランス
特許出願においては、開口及びエネルギー帯幅の独立し
た調節をi’iJ能にすると同時に、装置の清澄性に対
して高い値を得ることが出来るような様式で、マターチ
ーハーゾグ型の質量分析計を改変することが提案されて
いる。
この先行技術のフランス特許出願で提案された装置は、
入口スロット(10)とエネルギー・ダイアフラム(2
0)の間に、第1電気レンズ(18)を配設し、エネル
ギー・ダイアプラム(20)と磁気セクター(24)の
間に、第2電気レンズ(22)を配設することから成っ
ている。その明細書には、絞り及び調節可能なエネルギ
ー・ダイアフラムに対するこれらのレンズの役割りの詳
細について、説明されている。
この明細書(第8頁)で説明しである実施態様の1つに
おいて、磁気セクター(24)の入口面は、26.6°
に等しい角度Eで傾斜している。それ自体良く知られて
いる傾斜した入口面のこの使用は、装置の対称面に直角
な方向における半径の2倍の距離にある焦点を定める作
用がある。焦点面(26)は、本件の場合、8.1°に
等しい角度Wを通じて、磁場の後方にシフトされる。
角度εに対する26.6°の値は、磁石による90゜の
標準的な偏向に対応している。当然、偏向角度に対する
異なる値は、この次行技術の文献における角度Cに対し
、異なる値を生ぜしめる。この26.6°の値は、本発
明に関して以下に説明する値に近いが、他の理由から、
半径方向の平面に平行な粒子ビームを受取る磁気セクタ
ーを使用している。
しかし、先行技術のフランス特許公告節2,056゜1
63号では、「他の方法による」焦点合せを使用してお
り、一方、通常の質量分光写真器においては、戻りの粒
子・が失なわれ、この先行技術の明細書においては、レ
ンズがビームを離動しないよう阻止することにより粒子
を戻している。
従って、分光写真器の入口面の傾斜は、先行技術の文献
においては、ビームを引締める目的に使用され、本発明
で提案されているような、ビーム内と収差を訂正する目
的には使用されていないように思われる。
(本発明の要約) 本発明の第1の特徴によれば、質量分析計には、少なく
とも半径方向平面内において、平行で、磁気セクターが
、質量スペクトルの全てのビームに対し、敗色的に作動
することを確実にするよう、帯±Δν内の各エネルギー
に対し適当な傾斜を呈する粒子ビームを磁気セクターに
供給する4極の如き装置が含まれている。更に、入口面
とその偏向側のビームの軸線に対する法線の間の角度を
表わすεを使用し、磁気セクター内のビームの偏向角度
を表わすθを使用すると、これら2つの間には、次の関
係即ち、tan (θ/2)・tan (θ−ε)=2
が成立する。
これによって、(aを中央定角軌道に対する半径方向平
面内の定角軌道の傾斜とした場合の82の収差である。
)半径方向平面内に位置付けであるビームの定角軌道に
対し、磁気セクターにより発生される第2順位の開口収
差を消去出来る。当然、これらの収差の消去も、垂直成
分も含む定角軌道の半径方向成分に対して発生する。
垂直断面でのこれらの定角軌道(又は任意の定角軌道の
垂直断面における成分)も、半径方向平面内に第2順位
の開口収差)bを半径方向平面に対する定角軌道の傾斜
とした場合のb2収差)を発生する。
本発明の第2の特徴としては、移送光学系を使用する。
移送光学系は、粒子ビームの垂直断面が、入口スロット
と静電セクターの間に収れん部を含むような様式で、質
量分析計自体と共同して配設される。従って、第1の6
極は、半径方向平面内に位置付けられた定角軌道に対す
る静電セクターにより発生される第2順位の開口収差、
即ちa2収差を補償し、かつ他の定角軌道の半径方向成
分を補償するような様式で、この収れん部に位置付けら
れる。6極に対する選択された位置は、それが、垂直断
面における開口からb2収差を導入しないことを確実に
する。
静電セクターに関係がある第2順位の開口収差は、当該
セクターが、例えば球状型に出来ることから計算可能で
ある。
移送光学系は、実質的に垂直平面内で、平行な粒子ビー
ムを人口スロットに供給するよう配設することが好まし
い。収束レンズが、入口スロットと第1の6極の間に提
供される。この収束レンズは、後段加速を提供出来る。
6極は、ビームの垂直断面において、前記収束レンズを
介して、入口スロットの共役点に中心が合せられる。
本発明の他の局面によれば、移送光学系には、2個の静
電レンズが含まれ、当該レンズは共同して、入口スロッ
トにおいて、半径方向平面内にビームの収れん部を提供
する。
ビームの垂直屈面が入口スロットにおいて平行になるこ
とを確実にするような様式で、スロツ1−付きレンズは
、これら2個の静電レンズの間に設けられる。本例の場
合、ビームを垂直断面内の前述した収れん点において収
束させるのは、収束(又は後段加速)レンズである。
上記内容は、磁気セクターと静電セクター内の半径方向
平面内に位置付けられた定角軌道に対する開口収差を補
正することに関する。
垂直断面における定角軌道(又は定角軌道の成分)に対
しては、b2の開口収差補正はない。しかし、質量分析
計で見られるbの角度が、常時極めて小さい値になるよ
う移送光学系が配設しであるところから、その対応する
b2収差は無視しうる。
本発明の更に他の局面は、色収差即ちエネルギー分散を
補正することに関する。
静電セクターと磁気セクターは、ともに、最終的な色回
転の中心を有し、4極は、2個の色回転中心に適当な拡
大をもって共役するような様式で設定されている。4極
は、静電セクターの色回転中心を、所定の半径、即ち所
定の質量に対応する磁気セクターの色回転中心に共役さ
せる。4極は更に、各エネルギーが適当な傾斜をもって
磁気セクターに到達するような様式で配設されている。
その結果、色分散は、磁気セクターを離れると、所定の
質量に対し完全になくなり、一方、他の質量に対しては
、色分散は、他の質量のビーム線において消去される。
この補正は、移送光学系から上流側に配設された装置、
又はP3に位置付けられたフィルター・スロットにより
定められるエネルギー帯±ΔVの限界内で作動する。
実際には、4極は、その対物焦点が半径方向平面内の入
口スロットの静電セクターにより与えられる実像と一致
するような様式で配設される。次に、4極には、粒子ビ
ームが引続き両方の横方向で平行になるよう、垂直断面
においてその拡散を補償する装置が続く。垂直断面にお
ける4極拡散を補償する装置は、スロット付きレンズが
有利である。
開口収差と色収差の組合せが残る。ミれらを補償するた
め、本装置には、静電セクターの背後に配設され、実質
的に半径方向平面内の入口スロットの静電セクターによ
り与えられる実像に中心がある第2の6極が含まれてい
る。
この配置は、選択された1つの質量に対する正確な補償
と併せて、半径方向平面内に位置付けられた定角軌道の
結合された収差を削減する作用がある。他の質量体に対
しては、収差は相当削減される。
粒子ビームの色フィルター作用、即ちエネルギー・フィ
ルター作用は、本例の場合、移送光学系から上流側で行
なわれる。
改変例として、これら第2の6極において行なうことが
出来る。その場合、第2の6極は、エネルギー・フィル
ター・スロットのいずれか一方の側に、2個の6極を含
む。
(実施例) 添附図面を参照して、本発明の実施態様の一例を説明す
る。
前に述べた如く、本発明は、同時多重検出を。
高程度の清澄性をもって行なう荷電粒子分離装置、即ち
質量分析a1に関するものである。
最終的な検出器として写真乾板を使用する質量分光写真
器とは異なり、質量分析計では、必ずしもその検出4H
v域、即ち磁気tフタ−の出力焦点面を平面にする必要
はない。
第1図及び第2図を参照して最初に一般的な用語で説明
するのは、本発明による質量分析計の場合である。
質量分析泪の入力部に、移送光学系(])を設けである
。移送光学系の性質は、入力即ち1点源」Sに適用され
る粒子ビームの特性に依存する。移送光学系(1)は、
質量分析計自体に対する入口を構成する人口スロット(
FE20)に終端する。
公知の様式にて、質量分析計には、入口スロット(FE
20)の後方に静電セクター(SE23)が続き、次に
磁気セクター(5M30)が続き、磁気セクターから“
上流側に設けられた開口スロット(FO29)が含まれ
ている。
この装置の組は、粒子ビームを入口スロノト(FE20
)の長い次元に対して直角の半径方向平面内で偏向させ
る作用がある。第1図及び第2A図は、半径方向平面に
おける断面図である。
質量分析計の主要構成要素は、その磁気セクターであり
、当該磁気セクターの拡散作用は、各粒子の質量とエネ
ルギーの両方に依存していることが知られている。その
拡散作用は、質量及びエネルギーに依存する大きい又は
小さい半径の円弧の形態になった定角軌道により明らか
にされる。
この該磁気セクターを、前の静電セクターと組合せるこ
とは公知であり、当該静電セクターは又粒子のエネルギ
ーの関数としてのみ拡散作用を有している。
静電セクターの拡散作用がエネルギーに起因する磁気セ
クターの拡散作用を補償するような様式で、2つのセク
ターが結合される。従って、理論的には、磁気セクター
からの出力において明らかになる拡散作用は、質量のみ
の関数である。
更に、広くは知られていないが、前述したマツダ氏の文
献には、静電セクターと磁気セクターの間に4極を使用
することが示されている。従って、これもまた、公知と
考えられるが、マツダ氏の4極は、本発明で使用される
機能とは異なる機能を有していることが指摘される。
最後に、粒子ビーム軸線に傾斜している平面入口面(3
1)、及びこれも平面でその平面が平面入口面(31)
と粒子ビームの軸線の交差部(33)を通る出口面(3
2)を有するよう、磁気セクター(5M30)に対し配
列することも公知である。
この配置には、全ての質量に対し同じ偏差角度を提供す
る利点がある。偏差角度は、出口面(22)と磁気セク
ター(5M30)に対する入口における粒子ビームの軸
線の間の角度の2倍に等しい。平行な入口ビームに対し
磁気セクターからの出口における粒子は、交差部(33
)も通過する平面(PF35)に焦点合せされることが
結果的に生ずる。
すぐれた解像に対する高い分離率と併せて、多重検出、
及び高い清澄性を提供する分光計を得るには、単独で、
又は組合って取られる分光計の各種構成要素で生ずる各
種収差を補償する必要がある。
第1収差は、磁気セクターの第2順位の開口収差として
知られている。要約すれば、この形式の収差は、中央の
定角軌道をはずれて存在する点におけるセクターの後方
で、相互に磁気セクターに対する入口部分で交差する中
央の定角軌道のいずれか一方の側に対称的に配設される
2個の定角軌道に存在する。   “ 交差部と中央定角軌道の間のずれは、中央の定角軌道(
ここではa2の第2順位)に対する僅かの定角軌道の各
定角軌道の角度傾斜の2乗に比例する。
本発明の第一局面は、磁気セクター自体内でのこの形式
の第2順位の開口収差を補正することにある。
符号(34)は、ビームが磁気セクター(5M30)を
貫通する際、ビームのくぼみ側に位置付けられる粒子ビ
ームの軸線に対する法線を表わしている。
記号(1)は、磁気セクター(5M30)の平面入口面
(’31)と法線(34)の間に形成された角度を表わ
す。
記号(0)は、磁気セクター(5M30)内のビーム偏
向角度を表わす。
これら2つの角度が、次の式、即ち tan(0/2)・tan (θ−ε)=2を満たす際
、半径方向平面内に位置付けられた定角軌道に刻する磁
気セクターにより発生される第2順位の開口収差が消去
されることが、全く驚くべき様式で、本発明者等により
観察されている。
本発明は、極めて高い清澄性を有する質量分析計、即ち
幾何学的範囲が大きいビームを受取る装置、及び収差の
補正を極めて困難にする同時的検出を提供する装置にも
、関するものである。
本発明では、全ての質量体(半径方向平面内に位置付け
られた全てのビーム定角軌道)に対する第2順位の開口
収差とは無関係の様式で作動するよう、磁気セクターに
対する入口空間の適当な傾斜が要求さ汎、静電セクター
の開口収差を提供することは重恩って適当に消去される
(SE) −(HPI)。
磁気セクターを通じての偏向角度θの関数としての入口
面の傾斜(1)は、前述した式、即ちjan (θ/2
)・jan (θ−ε)=2によって与えられる。
磁気セクター(SM)における90°の偏向に対しては
、tahε=1/2、即ちc=26.56°である。
この式は、多数の構成から成る磁気セクターに適用する
、収差係数を基に、本出願人により行なわれた研究から
得られている。
これらの収差係数の一部を組合せることによって、磁気
セクター内での第2順位の開口収差が補正される上記式
を推論することが出来た。これは、本発明が出来るだけ
広いビームを利用すべき場合に必須となるビームの幾何
学的範囲とは無関係に、これらの収差を補正可能ならし
める主要点である。
当然、入口面を傾斜させると、磁石の磁場の焦点面(P
G35)を移動させる2次効果が残る。この効果につい
ては、以前から知られていた。
前掲の公開さ九たフランス特許の明細書筒2.056,
163号には、入口面が90°の偏向角度に対し、26
.6aに傾斜されている磁気セクターが説明されている
。しかし、この先行技術では、この配置を異なる意味で
使用しており、その結果、この先行技術は、前述した式
が磁気セクター内の収差補正目的に使用可能であること
を、当技術の熟知者に開示していない。
これと対称的に、本発明による式を使用すると、磁石の
開10収差は、半径方向平面内に位置付けられる定角軌
道に対して補正され、こうして、静電セクターに起因し
、かつ磁気セクターから上流側に位置付けられた6極(
HPI)によって、補正可能な収差のみを残すことが確
実にされる。
関係技術の熟知者は、磁気セクター自体に起因する第2
順位の開口収差の補正が最も重要であり、本明細書で詳
細に説明した分光計以外の分光計に適用可能であること
を理解すると思われる。
静電セクター(SE23)からの出口において利用可能
な粒子ビームは、点(P3)において収れん点を有して
いる(第2A図)。
第1補正から最大の利点を得るため、磁気セクター(5
M30)が半径方向平面内で、平行な粒子ビームを受取
ることを確実にする装置が、この点(P3)の下流側に
設けである。
これは、静電セクター(SE23)と磁気セクター(5
M30)の間に配設された(QP26)の如き1個以上
の4極によって達成可能である。これを行なう1つの方
法は、その対物焦点が、収れん点(P3)と一致するよ
うな様式で、単一の4極(QP26)を設定することで
ある。
前述した如く、4極(QP26)の位置は、各種エネル
ギーに対応する平行ビームの各ビームの傾斜が、平面(
PF35)内に位置付けられるビームにおいて色作動を
達成し、かつ全ての質量体に対し、同時的にこの作動を
達成するのに適するような様式で決定される。
この特性は、エネルギーV±ΔVに対応する2つの平行
ビームが、平面(PF35)内の同一点における焦点に
来ることを示す第1図に図解しである(横方向は、図面
を読み易くするため、拡大しである)。
以下に示す如く、点(P3)は、半径方向平面内の入口
スロット(FE20)の静電セクター(SE23)によ
って与えられる実像である。従って、第2A図°は4極
(QP26)から下流側の半径方向平面内の平行ビーム
を示す。
第2C図は4極(QP26)が垂直断面内で拡散効果を
有することを示す。この拡散作用は逆に静電スロット付
きレンズ(LP01)によって補償される。スロワ1〜
イ」きレンズから下流側で、ビームは平行となり、開L
1スロット(FO29)の小さい次元を正確に貫通する
第2A図に戻ると、半径方向平面内の4極(QP26)
により提供される(単一として示され、かつビームと平
均エネルギーに対応するものとして図面を簡略化するよ
うに示しである。)平行ビームは、大きい寸法の開口ス
ロット(FO29)を貫通するべく、静電スロワ1−付
きレンズ(LP01)を変化することなしに貫通する。
第1図と比較することによって、開口スロット(FO2
9)の大きい次元は、4極(QP26)からの各種色傾
斜の平行ビームを、当該4極に貫通させることが出来、
静電セクター’ (SE23)と磁気セクター(5M3
0)の間に存在するエネルギー拡散を与え得ることが理
解される。
Hに、静電スロット付きレンズ(1、F27)から下流
側で、粒子ビームは、両方の下方向寸法が平行であり、
かつこれは;当該粒子ビームが、磁気セクター(5M3
0)の入口平面(31)に適用される迄続くことは、前
掲の説明から理解出来ると思う。
静電セクター(SE23)と磁気セクター(5M30)
の両者は、それぞれ最終的な色回転中心を保有すること
が知られている。なお「色」という形容詞は、本明細書
では、エネルギー拡散に関して使用されている。
静電セクターに入る前に、中央定角軌道に従い、ビーム
の公称エネルギーとは僅かに異なるエネルギーを有する
粒子は、傾斜定角軌道上で、静電セクター(SE23)
から離れる。エネルギーが変化するのに併ない、これら
′の傾斜した定角軌道は、色回転中心と称する点のまわ
りで回転するようになる。
同様の様式にて、磁気セクター(5M30)は、色回転
中心を保有し、当該中心に向かって同じ質量と同様のエ
ネルギーを有する粒子は、帯±八■でのエネルギーとは
無関係に、焦点面(PF35)内の同一における偏向後
位子が終了するのに適した角度で、かつ同じ角度(同じ
定角軌道)で収束する。
従って、これは、磁気プリズムのエネルギー拡散の完全
な(“第1順位)の補償を提供する。考察中の質量体と
同じ多数の色回転中心が存在することが観察可能である
しかし、磁気セクター(5M30)に対する入口におい
て、定角軌道の傾斜が、単に全ての質量に対し同じにな
っている適当な因子をもって差ΔVに比例する場合には
、それらは、与えられた任意の質量に対し、焦点面(P
F35)内の同一点に依然収束するが、異なるエネルギ
ーの定角軌道は、最早同じ傾斜を有しない。
本発明の他の特徴によれば、静電セクター(SE23)
と磁気セクター(5M30)の各色回転中心を共役させ
る装置が提供される。4極(QP26)は、適当な拡大
により、極めて簡単な様式で、これを行なう目的に使用
可能である。これは、1つの質量体に対する粒子ビーム
の色(又はエネルギー)拡散を完全に補正し、4極は、
更に他の質量体が適当な傾斜を有する異なるエネルギー
の定角軌道に追随するよう配設される。
ここで、静電セクター(SE23)で生じる第2順位の
開口収差の補正について調べる。この補正は、大部分、
第1の6極(HP22)に基づいている。しかし、この
第1の6極は、分光計(2)自体と、その移送光学系(
1)の性能と緊密に関係しているので。
ここでは、質量分析計全体について述べるのが適当と思
う。
最初に、第1図、第2A図、第2B図、第3A図及び第
3B図を参照して、移送光学系及び分光計(2)に対す
る入口について説明する。
移送光学系(1)の入口に適用される荷電粒子のビーム
は、点源(S)に収れん部を有している。このイオンの
ビームは、僅かに異なる運動エネルギーで移動している
異なる質量の粒子で構成されている。前と同様、■は、
電子ボルトで表わされた平均運動エネルギーを表わし、
±ΔVは、エネルギー拡散を表わす。
ビームは、理論的には、円形的に点源(S)の周わりで
対称的になっている。このビームは、サンプルの表面に
集中される1次イオンのビームにさらされる当該サンプ
ルから出される2次イオンによって構成される。
第1 (7) 、jlj−電位差静電レンズ(LE 1
1)は、点(sl)において、点源(S)の像を与える
。必要があれば、光軸上にビームを再び中心合せするた
め、この点のまわりに、プレート(PCl3)を設ける
ことが出来る。
第′1の単一電位差静電レンズ(LEII)、及び任意
の中心合せ用プレート(PCl3)の背後には、スロッ
ト付きレンズ(LIE13)が存在している。第2A図
及び第3A図は、このスロット付きレンズが、半径方向
平面内に位置するイオンの定角軌道に効果を呈したいこ
とを示している。
しかし、垂直断面(第2B図及び第3B図)において、
スロツ1〜付きレンズ(LP01)は、定角軌道を収れ
ん点(S2)に向かって収束する作用がある。
第2の静電レンズ(LP01)が、スロツ1〜付きレン
ズ(1、F1a)の後方に置かれている。
半径方向平面において(第2A図及び第3A図)、レン
ズ(LP01)は、入口スロット(FE20)に点源(
S)及び点(Sl)の像(P)を提供し、当該像は、ス
ロットの軸線に中心合せされる。
垂直断面において(第2B図及び第3B図)、レンズ(
LP01)は、その焦点が実質的に収れん点(Sl)に
なるような様式で位置付けられ、従って、前記レンズは
、実質的に平行、かつ入口スロット(FE20)の長さ
に亘り延びる線、又は定角軌道を提供する(第3B図)
この様式において、半径方向平面内の入口スロット(F
E20)における拡大化は、単一電位差静電レンズ(L
ELI)及び(LP01)の励起電位差を調節すること
により得られる。
垂直面内に位置する定角軌道に対しては(第2B図及び
第3B図)、個々の調節は、スロット付きレンズ(LP
01)によって得られる。
分光計(2)自体に対する入口において、かつ入口スロ
ット(+;t:zO)の後方には、第1に、制御される
後段加速に対しての収束する静電レンズ(PA21)が
設けらAし、第2に、第1の6極()IP22)が設け
られる。
収束静電、レンズ(PA21)は、静電セクター(SE
23)から上流側に位置する点において、ビームの収れ
ん点を発生するよう、粒子ビームの垂直断面内で作用す
る。第1の6極CHP22)は、この収れん点上に中心
合ぜされる。
6極(II +322 )は、半径方向平面内に位置す
る定角軌道に対し、静電セクター(SE23)により発
生される第2順位の開口収差を補償するよう配列されて
いる。これは、第1順位の効果は有しておらず、従って
、垂直断面に位置する定角軌道は改変しない。
しかし、既に述べた如く、垂直断面におけるビームの収
れん点が、6極の中心に位置するこ、とから、6極は、
垂直断面における定角軌道上に、b′″型の収差を加え
ることを回避する。
後段加速レンズたる収束静電レンズ(PA21)は、他
の機能を行なう。
この機能は、分光計(2)自体に対する開口角度を改変
することである。分光計の残りから理解される如く、半
径方向平面内に入口スロットを有するPレベルで、移送
光学系により発生される収れん点は、後段加速レンズた
る収束静電レンズ(PA2t)の作用の下に、(Pl)
へ移動する。
これは、主要収差をなくすか、若しくは補正した後、分
光計の清澄性を高める作用がある。後段加速は、イオン
を、エネルギーVがらエネルギーVPへ上昇させる。
実際、後段加速レンズたる収束静電レンズ(PA21)
の主要対物面は、レンズ(PA21)の主要像面内の(
Pi)に位置する入口スロットを分光計が見るよう、入
口スロット(FE20)の平面内に位置させられる。
分光計に対しては、ガウシアン像の司法は変更されない
。所定の分離率に対しては、入口における利用可能な開
口角度のみが増加する。
前に述べた如く、分光計は、後段加速レンズたる収束静
電1ノンズ(PA21)の像焦点が、点(P2)におけ
る6極(lIP22)の中心に位置するように配置され
る。
さらに、後段加速は、V/Vがらv/vPへの相対的な
エネルギー分散を削減し、かくして結合された収差、及
び(Δ■/νp)2での収差を削減するよう作用する。
便宜上の理由から、本発明者は、V/VPを約174と
して選択した。これは、±5kVの入射エネルギーを有
する負のイオンに対して分光計を構成し、後段加速レン
ズたる収束静電レンズ(PA21)から下流側に位置す
る導体全てが、+ 15kVの電圧にあることを意味し
ている。
しかる後、分光計は、静電セクター(SE23)の後方
に配設され、かつ半径方向平面内のスロット(FE20
)の静電セクター(SE23)により与えられる実像上
に中心合せされる第2の6極(HP25)を含んでいる
。これは、選択された質量に対する正確な補償をもって
、半径方向平面内に位置させられている定角軌道に対し
、組合わされた開口収差と色収差を削減するように作用
する。
6極(HP25)は、点(K3)上に中心合せされるの
で、開口収差を補正するため、6極(HP22)の調節
を変えずに、その組合された収差を補正することが出来
る。即ち、調節は独立している。
前述した実施態様においては、エネルギー・フッイルタ
ー作用は、移送光学系から上流側で行なわれる。
改変例として、第2の6極(HP25)において行なう
ことも出来る。この場合、第2の6極は(図示せざる)
、エネルギー・フィルター・スロッ1〜のいずれか一方
の側に、′2個の6極を含むことになる。
第2の6極()IP25)の後方には、4極(QP26
)、スロット付きレンズ(LP01)、開口スロット(
FO29)及び最後に、磁気セクター(3M30)が存
在している。
第2図、第2A図、第3C図及び第3D図は、磁気セク
ターの構造の各種詳細部分を示す。
磁気セクターは、形状が半径方向平面内における像によ
り与えられる2個の実極部片(32A)及び(32B)
と協動する(図示せざる)磁石を含む。
既に説明した各種補正を得ることとは別に、本発明は、
移動される分光計の構成要素を必要としない調節によっ
て、当該補正を実行可能にすることにより、当該補正を
著しく容易にする。この調節は、相互に出来るだけ独立
して行なわれる。
この目的のため、分光計の組立てと調節は、以下の如く
行なわれる。
最初に、球状型の静電セクター(SE23)と磁気セク
ター(3M30)が所定位置に設定される。
次に、色定角軌道に適した傾斜状態、及び磁気セクター
に入るビームの平行状態を重視するように、4極(Qr
’26)が所定位置に設定される。
次に、静電スロット付きレンズ(LP01)が、垂直断
面における4極(QP26)の拡散を補正する様式で設
定される。次に、開口スロット(FO29)が、4極(
QP26)の焦点に基づく第2の6極(HP25)と同
様に設定される。
6極(Ilr”22)及び(HP25)の右側横断面に
おける構造が、第3 A図に示されている。また、4極
(QP26)の右側横断面における構造が、第4B図に
示されている。
静電セクター(SE23)から上流側で、6極(I+[
]22)は、垂直断面に対する焦点として、前もって選
択された点上に中心合せされるよう設定され、次に後段
加速レンズたる収束静電レンズ(PAIL)、入口スロ
ット(FE20)、第2静電レンズ(LE14)、スロ
ット付きレンズ(I、F1a)、中心合せプレーh(P
Cl3)及び最終的には、第1単一電位差静電レンズ(
LEII)が所定位置に設定される。
従って、構成要素は、全て引続き改変を必要としない予
め決められた固定位置に設定可能である。
次に、付加的な調節は、以下の如く行なわれる。
4極(QP26)は、静電セクター(SE23)から来
るエネルギー分散定角軌道に対して、適当な傾斜を与え
るよう調節される。
後段加速レンズと、その隣接する構成要素は、収れん点
(P3)を4極(QP26)の焦点にもたらし、引続き
6極()IP25)の中心にもたらすように調節される
。この調節は、4極(QP26)からのビームが半径方
向平面内で平行であり、4極(QP26)の位置付けに
おける全ての欠陥を補償することを確実にする。
移送光学系のスロット付きレンズ(LP01)は、収れ
ん点(+12)を第1の6極(!(P22)の中心にも
たらすよう調節される。
当技術の熟知者は、本装置が、その各種構成部品の相通
的位置を変える目的で、分解の要件を何んら伴なわずに
、完全に調節されることを理解されると思・う。
磁気セクター(5M20)からの出口において、偏向粒
子を簗めることに関して、なんら調節の必要性はない。
各種質量体の粒子は、全て同じ平面(PS35)内に到
達する。
本発明による粒子分離器は、分光写真器と同様、粒子の
買置の関数として分離された後に、偏向粒子を集める写
真乾板と併用可能である。
本発明によれば、一連の分離した収集装置を、焦点面(
13F:15)内に位置させることが好ましいと考えら
れる。当該装置は、例えば磁気セクター(3M30)か
ら来る荷電粒子の衝撃に対し、感応性のある入口面を有
する電子増幅器である。
次に、主として第4図を参照して、本発明の実施態様の
特別の例について説明する。
(特別の例) 入口ビーム 5kVの平均エネルギーを有し、円形的に対称的なビー
ムを構成する負のイオンは、点(S)において収れん点
を有している。頂点における半角は、約4 、000の
分離率M/八へを与えるため、約10−2ラジアンであ
る。
蔓4】1611 静電レンズ(LEII) :直径4mmの中央孔を有す
る3個と円形電極。中央電極は、−4670Vの電位差
になっている。そのいずれか一方の側に位置付する他の
2個の電極は、接地電位差である。
中心合せプレート(PCl3) : 18 X 2mm
の活性面積を有する4枚のステンレス鋼板が、矩形チャ
ンネルを構成するため設置される。2個の対面するプレ
ートの間の距離は3mmである。その中心は、イオン−
ビーム内の収れん点と同一レベルに設定される。
スロット付きレンズ(LP13) :長い軸線が、半径
方向平面内に位置付けられた矩形開口部を有する3個の
電極。中央電極: 6 X64mm ;他の2個の電極
: 4 X30mm、 −5kVの電圧を受取る中央電
極は、レンズ(+、t: 11>の軸線から距離66.
5mmにある。
静電レンズ(LP11) :中央電極が一4310V 
(7)電位差にあることを除いて、(LEII)と類似
している。
この電極は、スロット付きレンズ(LP01)の中心か
ら36mmで、当該レンズの下流側に位置する入口スロ
ット(FE20)から、30mmに位置させである。
質量分析計2= 入口スロット(FE20) ;これは、質量解像度M/
ΔM = 4000に対し、0.024 X、0.8m
+n(活性の後段加速を有する)の矩形開口である。そ
の長い軸線は、半径方向平面に直角である。スロットは
、X及びy方向の両方で調節可能である。
後段加速電極(PA21) :厚さ8)の円板は、内径
14mmの孔を有し、アルミナ製シリンダーにより隔離
されている。当該円板は、後段加速作動において+20
kVにあり、そのため、下流側の構成要素は+ 15k
Vに高められた基準電位差を有している。
6極(HP22) :直径8mmで、長さが26mmの
6個の円筒棒が、直径24mmの円筒面上に規則的に分
布される。隣接する棒の間の電位差の差は、±36Vの
間で変化する。6極の中心は、電極(PC21)から下
流側52mmにあり、静電セクターの入口面から43m
mの上流側にある。
静電セクター(SE23) :偏向角度90°。球形の
2個の同心部分は、94mmと106mmの半径を有し
ている。内側部分と外側部分の間に適用される電位差の
差: +4,819.8V。電界の漏洩を制限する入口
及び出口の保護スロット。
6極(HP25) :捧の長さが72mmで、電位差の
差が+ 1,702.5vテあるコトを除イテ、(HP
22) ト同様である。その中心は、静電セクター(S
E23)からの出口面より、77+nm下流側にある。
4極(QP26) :直径24+++n+で、長さが1
20+nmの4個の円筒棒で、その軸線は、直径36m
mの円筒面のまわりに規則的に分布されている。電位差
の差は、±36.4Vで変化し、負の電位差枠は、半径
方向平面内に位置させられている。
スロット付きレンズ(LP01) :全体的構造は、(
LP11)と同じである。中央電極は、14 X 70
mmの中央孔を有し、他の電極は、それぞれ1010X
60の中央孔を有する。中央電極は、 173nuIl
の焦点長さに対応する電位差にあり、4極(QP26)
の中心から、119mrD下流側に位置させである。
開ロスロツ1〜(FO29) :寸法は、質量解像度M
/Δ阿=4,100に対して、5X0.7mmに等しい
。その長い軸線は、半径方向平面にある。
磁気セクター(3M30) : U断面軟鉄磁気回路の
形態になった磁気回路。磁石の空気間隙は8mmである
。有用な定角軌道は、半径が70ないし250mmであ
る。磁気誘導は、1テスラまで調節可能である。
入口面の角度E :26.56 (tanE=1/2)
偏向角度0−90゜ 出口面の角度0/2=45゜ 焦点面(円ミ35)の角度=53°13磁気回路は接地
電位差にあるが、空気間隙の内側に位置付させられた非
磁性電極は、後段加速モード作動において、+ 15k
Vの電位差にある。最後に、磁気シャントが、磁気セク
ターに対する入口空間での場の漏洩を制限する。焦点面
(円735)の上方部分は、電子増幅器が続くイオン対
電子変換器で構成された多重収集組立て体内に設定され
る。
磁石以外の光学的構成要素は、各種装置の機械的な位置
決めをし、かつ真空包囲体として作用するステンレス鋼
製構造内に設定される。冷凍ポンプは、所望の高真空を
得るように作用する。磁石は、機械的に光軸と整合され
る装置を含む弾力性のある耐真空システムにより、上記
装置に接続される。
後段加速を伴ない、又、後段加速を伴なわない作動につ
いてよく説明をするため、第5A図及び第5B図並びに
第6A図及び第6B図を参照する。
スロット付きレンズ(LFl3)まで、定角軌道は前述
した如くとどまる。この定角軌道は、垂直断面において
、半径方向平面と同じである。
第5A図は、第2の静電レンズ(LFl4)に遭遇し、
かつ理論的に点(P)において焦点合せされるよう、半
径方向下面において定角軌道が偏向を伴なわずに、スロ
ーノド付きレンズ(LFl3)を貫通することを示しで
いる。
しかし、後段加速レンズ(PA21)は、]、OkVに
おいて、当該レンズから下流側の分光計の残りに対し、
(Pl)に見かけの焦点を発生する。従って、6極(I
IP22)に適用される定角軌道は、この点(Pl)か
ら分肢する。
前掲の数値に対し、点(Pl)及び(P)の間の距離、
更に正確には、平面(P)Ii)及び(PHO)の間の
距離は、11mmである。
垂直断面(第5B図)において、定角軌道は、スロット
付きレンズ(LFl3)により改変される。従って、ス
ロワ1〜付きレンズは、平面(PHi)まで平 ・行で
あり、その後、定角軌道は僅かに収束し、変面C円(0
)内の開口スロット(FElo)を貫通し1次に。
6極(++p22)が中心合せされる収れん点(P2)
に向かって、その最終的な向きをとる。
焦点距離は次の通りである。
レンズ(LE22)に対し、fil、 = 15mm 
;レンズ(LFl、3)に対し、f13 =9.44m
m ;レンズ(LFl4)に対し、f14=19.88
mm ;レンズ(PA21)に対し、f21=87mm
作動にあたり、後段加速(第6A図及び第6B図)がな
い場合、レンズ(PA21)は、収束レンズの効果のみ
を発生する。従って、点(1))は、点(Pl)と組合
った状態にとどまり、そこから、半径方向平面内におけ
るレンズ(PA21)から下流側に見られる定角軌道が
開始されることになる。
垂直断面(第6B図)において、移送光学系の調節は、
定角軌道が第2静電レンズ(LFl4)を離れる際、収
束し始めるよう改変される。これらは、入口スロット(
FH20)を貫通し、僅かにレンズ(PA21)にて収
束し、最終的には、前と同様、同じ収れん点(P2)に
終る。
焦点距離の値は、僅かに異なっている。
fil及びf14は同じにとどまる。
レンズ(LFl3)に対しては、f13”8.30mm
であり、レンズ(PA21)に対しては、fll = 
139.00mmである。
単一拡大が後段加速モードで入口スロットにおいて得ら
れる場合、非後段加速モートは、(Pl)に位置付けら
れた像と、(P)に位置付けられた像の間に、1.32
の倍率を提供する。
従って、伺加的な電極(PA21)に関連ある収束効果
を伴なう後段加速は、本発明による装置によって保有さ
れる独立した調節の特性と比較可能である。電圧のみの
調節を必要とする。
当然、先に詳細に説明した分光計の構成要素の一部は、
同等の構成要素と置・換可能である。例えば、単一・の
4極(QP26)は2個の4極と置換可能である。当技
術の熟知者は、4極、6極、静電レンズ及びスロット付
きレンズに対して、他の同等物に気付くことは容易であ
ろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、半径方向平面内にて示されている本発明によ
る分光計の略図で、この図には、磁気セクターにおける
異なる入射部に到達する2個の平行ビームが含まれ、前
記ビームは、±Δ■だけ分離された僅かに異なるエネル
ギーに対応している。 第2A図は、第1図と類似している図であるが、異なる
質量の粒子が、単一エネルギー・ビーム内で如何に分離
されるかを示している。 第2B図は、第2A図の静電セクター(S[E23)か
ら上流側のビームの形状を示す垂直断面でのビームの一
部分の図である。 第2C図は、静電セクター(SE23)から下流側のビ
ームの形状を示す垂直断面図である。 第2D図は、ビームが磁気セクター(S、M2O)から
離れる際の当該ビームの形状を示す垂直断面図である。 第3A図及び第3B図は、それぞれ第2A図及び第2B
図に対応する拡大図である。 第4図、第4A図及び第4B図は、本発明による分光計
の特定の実施態様を更に詳細に示す図である。 第5A図及び第5B図は、後段加速の例の作動を示す図
である。 第6図及び第6B図は、後段加速の無い同じ例の作動を
示す図である。 (1)移送光学系 (2)分光H1 (31)入r1xP面 (FE20)入口スロット (FO2!])開1コスロット (SE23)静電セクター (3M30)磁気セクター (LP01)スロット付きレンズ (LP01)静電スロット付きレンズ (PF35)焦点面 (S)点源 S9!5fOf1(’、CI

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入口スロットに、静電セクター及び開口スロット
    及び磁気セクターが続き、前記構成要素が、入口スロッ
    トの長い次元に、直角の半径面内で、粒子ビームを偏向
    させる目的で設置され、磁気セクターが、粒子ビームの
    軸線に対して傾斜している平面入口面と、入口面と粒子
    ビームの軸線の交差部に貫通させた平面出口面を有する
    質量分析計であって、半径方向面で平行な粒子ビームを
    磁気セクターに提供する装置を改良点とし、かつ次の式
    、即ち tan(θ/2)・tan(θ−ε)=2 が入口面の角度を表わす角度εに対し正当であり、ビー
    ムの軸線に対する法線が、その偏向側に位置させられ、
    θが、磁気セクター内でのビームの偏向角度を表わし、
    かくして、半径方向面に位置する定角軌道用磁気セクタ
    ーにより作成される第2順位の開口収差を消去するよう
    にしたことを改良点とする多重同時検出型高清澄性質量
    分析計。
  2. (2)入口スロットから上流側に移送光学系を含み、か
    つ半径方向面に直角の垂直部分において、粒子ビームが
    、入口スロットと静電セクターの間に収れん部を含み、
    第1の6極が、この収れん部に設けられ、垂直部分に位
    置させられた定角軌道上のその作用により、同じ順序の
    収差を導入せずに、半径方向面に位置させられた定角軌
    道に対する静電セクターにより作成される第2順位の開
    口収差を補償するように配列されている特許請求の範囲
    第(1)項に記載の多重同時検出可能型高清澄性質量分
    析計。
  3. (3)入口スロットに対し、実質的に垂直断面で平行に
    なっている粒子ビームを供給するよう、移送光学系が配
    列され、質量分析計に、入口スロットと第1の6極の間
    に収束レンズが設けられ、第1の6極が、ビームの垂直
    断面において、前記収束レンズにより、入口スロットの
    共役点に中心が来るようにした特許請求の範囲第(2)
    項に記載の多重同時検出可能型高清澄性質量分析計。
  4. (4)収束レンズが、調節可能コンバーゼンスを提供す
    る少なくとも1つの付加的な電極を含む後段加速レンズ
    でもある特許請求の範囲第(3)項に記載の多重同時検
    出可能型高清澄性質量分析計。
  5. (5)移送光学系が、半径方向面内の入口スロットにビ
    ーム収れん部を提供するように協動する2個の静電レン
    ズを含み、ビームが実質的に入口スロットにおいて、垂
    直断面が平行になることを確実にするため、分析計が、
    前記2個の静電レンズの間に、スロット付きレンズを含
    む特許請求の範囲第(2)項に記載の多重同時検出可能
    型高清澄性質量分析計。
  6. (6)静電セクターと磁気セクターが、両者共、それぞ
    れ最終的な色回転中心を有し、4極型の光学装置が、適
    当な倍率で、色回転のそれら2個の中心を共役させるよ
    うな様式で設定され、所定の質量に対して粒子ビームの
    色分散の完全補正を提供し、他の質量に対する補正が、
    磁気セクターの焦点面にて行なわれるようにした特許請
    求の範囲第(2)項に記載の多重同時検出可能型高清澄
    性質量分析計。
  7. (7)半径方向面内の入口スロットの静電セクターによ
    り与えられる実際の像と対物焦点が一致するような様式
    で、4極が配列され、前記4極が、粒子ビームが引続き
    その横方向次元の両方で平行になるよう、垂直断面での
    その拡散を補償する装置に続くようにした特許請求の範
    囲第(6)項に記載の多重同時検出可能型高清澄性質量
    分析計。
  8. (8)垂直断面における4極の拡散を補償する装置が、
    スロット付きレンズを含む特許請求の範囲第(7)項に
    記載の多重同時検出可能型高清澄性質量分析計。
  9. (9)静電セクターの背後に配設され、半径方向平面内
    の入口スロットの静電セクターにより与えられる実像に
    中心が合せられ、かくして、半径方向平面内に位置させ
    られた定角軌道に対する開口収差と色収差の組合せを削
    減する第2の6極を含み、補償が、ある選択された質量
    に対して正確になっている特許請求の範囲第(2)項に
    記載の多重同時検出可能型高清澄性質量分析計。
  10. (10)第2の6極が、エネルギー・フィルター・スロ
    ットのいずれか一方の側に、2個の6極を含むようにし
    た特許請求の範囲第(9)項に記載の多重同時検出可能
    型高清澄性質量分析計。
  11. (11)θ=90℃で、tanε=1/2であるように
    した特許請求の範囲第(1)項ないし第(10)項のい
    ずれかに記載の多重同時検出可能型高清澄性質量分析計
JP60012747A 1984-01-27 1985-01-28 多重同時検出可能型高清澄性質量分析計 Granted JPS6110843A (ja)

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