JPS6110986B2 - - Google Patents
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- JPS6110986B2 JPS6110986B2 JP51155908A JP15590876A JPS6110986B2 JP S6110986 B2 JPS6110986 B2 JP S6110986B2 JP 51155908 A JP51155908 A JP 51155908A JP 15590876 A JP15590876 A JP 15590876A JP S6110986 B2 JPS6110986 B2 JP S6110986B2
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- thyristor
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- emitter layer
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサイリスタ、特に光でトリガさせる光
サイリスタの改良に関する。
サイリスタの改良に関する。
光の照射によつてターンオンスイツチングさせ
る従来のいわゆる光サイリスタは、従来のサイリ
スタで問題であつたゲート回路と主回路との絶縁
の問題及び定格臨界オン電流上昇率の向上の両面
で通常のゲート型サイリスタに比較して有利な特
徴を有している。しかしながら、光サイリスタの
耐圧力を高めるためには半導体ウエハの厚みや
pn接合の深さを増さねばならず、その結果、光
の侵入量が不足して光トリガ感度が極端に低くな
るという欠点がある。また、充分な光トリガ感度
を得ようとすると、従来の光サイリスタの構造で
は実用化し得る耐圧はせいぜい数百ボルト程度の
極めて低いものとなる欠点があつた。
る従来のいわゆる光サイリスタは、従来のサイリ
スタで問題であつたゲート回路と主回路との絶縁
の問題及び定格臨界オン電流上昇率の向上の両面
で通常のゲート型サイリスタに比較して有利な特
徴を有している。しかしながら、光サイリスタの
耐圧力を高めるためには半導体ウエハの厚みや
pn接合の深さを増さねばならず、その結果、光
の侵入量が不足して光トリガ感度が極端に低くな
るという欠点がある。また、充分な光トリガ感度
を得ようとすると、従来の光サイリスタの構造で
は実用化し得る耐圧はせいぜい数百ボルト程度の
極めて低いものとなる欠点があつた。
本発明は、上述のような耐圧性と光トリガ感度
という相反する特性を同時に向上させ、高耐圧で
かつ高トリガ感度の光サイリスタを提供しようと
するものである。
という相反する特性を同時に向上させ、高耐圧で
かつ高トリガ感度の光サイリスタを提供しようと
するものである。
本発明の光サイリスタは、光を受けるフオトト
ランジスタ部分と電流を受けるサイリスタ部分と
を備え、このフオトトランジスタ部分に光をあて
て得られるフオトトランジスタ出力電流によつて
サイリスタをトリガするよう構成したところに特
徴がある。
ランジスタ部分と電流を受けるサイリスタ部分と
を備え、このフオトトランジスタ部分に光をあて
て得られるフオトトランジスタ出力電流によつて
サイリスタをトリガするよう構成したところに特
徴がある。
基本構造
第1図に示すように、本発明のサイリスタウエ
ハ10は、第1導電型(例えばp型)の第1エミ
ツタ層 PE(p)、第2導電型(例えばn型)の
第1ベース層NB(n)、第1導電型の第2ベース
層PB(p)及び第2導電型の第2エミツタ層NE
(n)、のpnpn4層から成る主サイリスタ部分Th
と、第1導電型(例えばp型)のコレクタ層PC
(p)、第2導電型(例えばn型)の第3ベース層
N,B(n)及び第1導電型の第3エミツタ層P,E
(p)のpnp3層から成る補助トランジスタ部分T
rとを具備し、上記第2ベース層PB(p)と上記
コレクタ層PC(p)とは電気的に接続されてい
る。上記第2エミツタ層NE(n)にはカソード
電極kが接続され、第1エミツタ層PE(p)に
はアノード電極aが接続され、そして第3エミツ
タ層P,E(p)には制御電極eが接続されてい
る。なお、図示動作例ではアノード電極端子Aと
カソード電極端子Kとの間には負荷R0と直流電
源E0とが互いに直列に接続され、カソード電極
端子Kと制御電極端子Eとの間には負荷R1と直
流電源E1とが互いに直列に接続されている。補
助トランジスタ部分Trは、そのベースを含む領
域の受光部に向つて光Lが照射されると、オン状
態に移行する機能を備えている。
ハ10は、第1導電型(例えばp型)の第1エミ
ツタ層 PE(p)、第2導電型(例えばn型)の
第1ベース層NB(n)、第1導電型の第2ベース
層PB(p)及び第2導電型の第2エミツタ層NE
(n)、のpnpn4層から成る主サイリスタ部分Th
と、第1導電型(例えばp型)のコレクタ層PC
(p)、第2導電型(例えばn型)の第3ベース層
N,B(n)及び第1導電型の第3エミツタ層P,E
(p)のpnp3層から成る補助トランジスタ部分T
rとを具備し、上記第2ベース層PB(p)と上記
コレクタ層PC(p)とは電気的に接続されてい
る。上記第2エミツタ層NE(n)にはカソード
電極kが接続され、第1エミツタ層PE(p)に
はアノード電極aが接続され、そして第3エミツ
タ層P,E(p)には制御電極eが接続されてい
る。なお、図示動作例ではアノード電極端子Aと
カソード電極端子Kとの間には負荷R0と直流電
源E0とが互いに直列に接続され、カソード電極
端子Kと制御電極端子Eとの間には負荷R1と直
流電源E1とが互いに直列に接続されている。補
助トランジスタ部分Trは、そのベースを含む領
域の受光部に向つて光Lが照射されると、オン状
態に移行する機能を備えている。
動作原理
本発明のサイリスタのターンオンスイツチング
の動作原理は次のように説明できる。
の動作原理は次のように説明できる。
補助トランジスタ部分Trのベースを含む領域
に向つて光Lを矢印方向に照射すると、補助トラ
ンジスタ部分Trがフオトトランジスタとして機
能し、その中にコレクタ電流icが発生する。こ
のコレクタ電流icは主サイリスタ部分Thのゲー
ト電流(トリガ電流)iGとして働き、主サイリ
スタ部分Thをオン状態にする。その結果、オン
電流iAがアノード電極aからカソード電極kに
向つて流れる。
に向つて光Lを矢印方向に照射すると、補助トラ
ンジスタ部分Trがフオトトランジスタとして機
能し、その中にコレクタ電流icが発生する。こ
のコレクタ電流icは主サイリスタ部分Thのゲー
ト電流(トリガ電流)iGとして働き、主サイリ
スタ部分Thをオン状態にする。その結果、オン
電流iAがアノード電極aからカソード電極kに
向つて流れる。
この場合の補助トランジスタ部分Trは単に主
サイリスタ部分Thのトリガ電流供給用として機
能するだけであるから、その耐圧はせいぜい数拾
ボルト以下で十分である。それ故、本発明のサイ
リスタにおいては、補助トランジスタ部分Trの
表面からベース層nまでの深さをたとえば10〜20
ミクロン程度に浅く設計できる。したがつて、耐
圧数百ボルト以上のサイリスタを直接光でトリガ
する従来のものよりもはるかに光トリガ感度が高
くなり、しかも増巾され充分の大きさとなつた光
トランジスタ出力電流によりゲートするので高ゲ
ート入力電圧による駆動が可能になるという特徴
がある。
サイリスタ部分Thのトリガ電流供給用として機
能するだけであるから、その耐圧はせいぜい数拾
ボルト以下で十分である。それ故、本発明のサイ
リスタにおいては、補助トランジスタ部分Trの
表面からベース層nまでの深さをたとえば10〜20
ミクロン程度に浅く設計できる。したがつて、耐
圧数百ボルト以上のサイリスタを直接光でトリガ
する従来のものよりもはるかに光トリガ感度が高
くなり、しかも増巾され充分の大きさとなつた光
トランジスタ出力電流によりゲートするので高ゲ
ート入力電圧による駆動が可能になるという特徴
がある。
実施例につき、以下図面にもとづいて本発明を
更に詳述する。
更に詳述する。
実施例 1
第2図に示すように、シリコン単結晶のサイリ
スタウエハ100中には、p型の第1エミツタ層
PE(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の
第2ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ
層NE(n)の4層を順次隣接させせ、層間にpn
接合J1,J2及びJ4を作つた主サイリスタ部分10
1と、上記p型の第2ベース層PB(p)をp型
のコレクタ層PC(p)とし、その上にに更にn
型の第3ベース層N′B(n)及びp型の第3エミ
ツタ層P′E(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ
層間にpn接合J4及びJ5を作つて補助トランジスタ
部分102と、を内蔵する。このサイリスタウエ
ハ100の第1エミツタ層PE(p)側の第1主
面104にはA蒸着層等を介してMO板のアノ
ード電極105が合金ろう着され、第2エミツタ
層NE(n)上の第2主面106にはカソード電
極107が、また第3エミツタ層P′E(p)上に
は制御電極108が、A蒸着法などによつてそ
れぞれ設けられている。なお、これらp型、n型
各層の形成には、サイリスタの製造技術として公
知のいわゆる不純物拡散、選択拡散、エピタキシ
ヤル単結晶成長、合金等の技術が用いられる。
スタウエハ100中には、p型の第1エミツタ層
PE(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の
第2ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ
層NE(n)の4層を順次隣接させせ、層間にpn
接合J1,J2及びJ4を作つた主サイリスタ部分10
1と、上記p型の第2ベース層PB(p)をp型
のコレクタ層PC(p)とし、その上にに更にn
型の第3ベース層N′B(n)及びp型の第3エミ
ツタ層P′E(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ
層間にpn接合J4及びJ5を作つて補助トランジスタ
部分102と、を内蔵する。このサイリスタウエ
ハ100の第1エミツタ層PE(p)側の第1主
面104にはA蒸着層等を介してMO板のアノ
ード電極105が合金ろう着され、第2エミツタ
層NE(n)上の第2主面106にはカソード電
極107が、また第3エミツタ層P′E(p)上に
は制御電極108が、A蒸着法などによつてそ
れぞれ設けられている。なお、これらp型、n型
各層の形成には、サイリスタの製造技術として公
知のいわゆる不純物拡散、選択拡散、エピタキシ
ヤル単結晶成長、合金等の技術が用いられる。
以上の構成をもつ素子に対し、その補助トラン
ジスタ部分102上で電極が形成されていない面
109に水銀ランプなどの光Lを照射すると、こ
の補助トランジスタ部分102は光励起されたフ
オトトランジスタとなりオン状態となるために、
制御電極108からコレクタ層PC(p)へ向う
コレクタ電流を発生させる。この電流は第2ベー
ス層PB(p)→pn接合J3→第2エミツタ層NE
(n)→カソード電極107の経路で流れるの
で、主サイリスタ部分101がトリガされてアノ
ード電極105とカソード電極107との間がオ
ン状態となる。
ジスタ部分102上で電極が形成されていない面
109に水銀ランプなどの光Lを照射すると、こ
の補助トランジスタ部分102は光励起されたフ
オトトランジスタとなりオン状態となるために、
制御電極108からコレクタ層PC(p)へ向う
コレクタ電流を発生させる。この電流は第2ベー
ス層PB(p)→pn接合J3→第2エミツタ層NE
(n)→カソード電極107の経路で流れるの
で、主サイリスタ部分101がトリガされてアノ
ード電極105とカソード電極107との間がオ
ン状態となる。
光源としては、水銀ランプの他に、例えば発光
ダイオード、赤外線レーザなどを用いることもで
きる。
ダイオード、赤外線レーザなどを用いることもで
きる。
実施例 2
第3図に示すサイリスタウエハ200は、第1
実施例と同様に、p型の第1エミツタ層PE
(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の第2
ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE
(n)の4層を順次隣接させ、層間にpn接合J1,
J2及びJ3を作つた主サイリスタ部分202と、上
記p型の第2ベース層PB(p)をp型のコレク
タ層PC(p)とし、その上に更にn型の第3ベ
ース層N′B(n)及びp型の第3エミツタ層P′E
(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ層間にpn接
合J4及びJ5を作つた補助トランジスタ部分201
とを具備し、更に上記補助トランジスタ部分20
1と上記第2エミツタ層NE(n)との間の上記
第2ベース層PB(p)の表面には導電層203
が接続して設けられている。それ故、補助トラン
ジスタ部分201のコレクタ抵抗の成分となる抵
抗RL、すなわち、補助トランジスタ部分201
と主サイリスタ部分202の第2ベース層PB
(p)との間の横方向の抵抗、が低くなり、補助
トランジスタ201の出力が増大する。それ故、
このサイリスタでは高ゲート入力電圧による駆動
をより強くすることができる効果がある。なお、
この導電層203は、カソード電極204や制御
電極205と同じくアルミニウムやオーミツク金
属などを蒸着して形成される。
実施例と同様に、p型の第1エミツタ層PE
(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の第2
ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE
(n)の4層を順次隣接させ、層間にpn接合J1,
J2及びJ3を作つた主サイリスタ部分202と、上
記p型の第2ベース層PB(p)をp型のコレク
タ層PC(p)とし、その上に更にn型の第3ベ
ース層N′B(n)及びp型の第3エミツタ層P′E
(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ層間にpn接
合J4及びJ5を作つた補助トランジスタ部分201
とを具備し、更に上記補助トランジスタ部分20
1と上記第2エミツタ層NE(n)との間の上記
第2ベース層PB(p)の表面には導電層203
が接続して設けられている。それ故、補助トラン
ジスタ部分201のコレクタ抵抗の成分となる抵
抗RL、すなわち、補助トランジスタ部分201
と主サイリスタ部分202の第2ベース層PB
(p)との間の横方向の抵抗、が低くなり、補助
トランジスタ201の出力が増大する。それ故、
このサイリスタでは高ゲート入力電圧による駆動
をより強くすることができる効果がある。なお、
この導電層203は、カソード電極204や制御
電極205と同じくアルミニウムやオーミツク金
属などを蒸着して形成される。
実施例 3
第4図に示すサイリスタウエハ300は、第1
実施例と同様に、p型の第1エミツタ層PE
(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の第2
ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE
(n)の4層を順次隣接させ、層間にPn接合J1,
J2及びJ3を作つた主サイリスタ部分303と、上
記p型の第2ベース層PB(p)をp型のコレク
タ層PC(p)とし、その上に更にn型の第3ベ
ース層N′B(n)及びp型の第3エミツタ層P′E
(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ層間にpn接
合J4及びJ5を作つた補助トランジスタ部分301
とを具備し、更に上記主サイリスタ部分303の
第2エミツタ層NE(n)を複数個(例えば5
個)に分割して配置しその表面に主サイリスタ部
分303のカソード電極となる電極304,30
4,…を設け、上記実施例2の導電層203に相
当する導電層301を第2ベース層PB(p)表
面に接続して設け、かつ、その導電層301に電
気的に接続された複数個の補助電極302,30
2,…を上記複数の第2エミツタ層NE(n),N
E(n)、…の間の第2ベース層PB(p)の表面
305,305,…に接続して設けて構成されて
いる。この構成により、第2エミツタ層NE
(n)と第2ベース層PB(p)との間の接合面3
06,306,…の面積が各補助電極302,3
02,…の平面形状の面積にくらべて充分に広く
なる。
実施例と同様に、p型の第1エミツタ層PE
(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の第2
ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE
(n)の4層を順次隣接させ、層間にPn接合J1,
J2及びJ3を作つた主サイリスタ部分303と、上
記p型の第2ベース層PB(p)をp型のコレク
タ層PC(p)とし、その上に更にn型の第3ベ
ース層N′B(n)及びp型の第3エミツタ層P′E
(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ層間にpn接
合J4及びJ5を作つた補助トランジスタ部分301
とを具備し、更に上記主サイリスタ部分303の
第2エミツタ層NE(n)を複数個(例えば5
個)に分割して配置しその表面に主サイリスタ部
分303のカソード電極となる電極304,30
4,…を設け、上記実施例2の導電層203に相
当する導電層301を第2ベース層PB(p)表
面に接続して設け、かつ、その導電層301に電
気的に接続された複数個の補助電極302,30
2,…を上記複数の第2エミツタ層NE(n),N
E(n)、…の間の第2ベース層PB(p)の表面
305,305,…に接続して設けて構成されて
いる。この構成により、第2エミツタ層NE
(n)と第2ベース層PB(p)との間の接合面3
06,306,…の面積が各補助電極302,3
02,…の平面形状の面積にくらべて充分に広く
なる。
光Lを補助トランジスタ部分301のベースを
含む領域に向つて矢印方向に照射すると、コレク
タ電流icが導電層301→補助電極302→第
2ベース層PB(p)→pn接合J3→第2エミツタ
層NE(n)→カソード電極304の経路で流れ
るので各補助電極302,302,…に対面する
各接合面306,306,…が広範囲にわたつて
ターンオンする。それ故、従来の高周波数用サイ
リスタと同様に、初期ターンオン領域の面積が著
しく増大し、定格臨界オン電流上昇率及び高周波
通電能力を大巾に改善することができる。
含む領域に向つて矢印方向に照射すると、コレク
タ電流icが導電層301→補助電極302→第
2ベース層PB(p)→pn接合J3→第2エミツタ
層NE(n)→カソード電極304の経路で流れ
るので各補助電極302,302,…に対面する
各接合面306,306,…が広範囲にわたつて
ターンオンする。それ故、従来の高周波数用サイ
リスタと同様に、初期ターンオン領域の面積が著
しく増大し、定格臨界オン電流上昇率及び高周波
通電能力を大巾に改善することができる。
実施例 4
第5図のサイリスタウエハ400は、第1実施
例と同様に、p型の第1エミツタ層PE(p)、n
型の第1ベース層NB(n)、p型の第2ベース層
PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE(n)の
4層を順次隣接させ、層間にpn接合J1,J2及びJ3
を作つた主サイリスタ部分404と、上記p型の
第2ベース層PB(p)をp型のコレクタ層PC
(p)としその上に更にn型の第3ベース層N′B
(n)及びp型の第3エミツタ層P′E(p)を設け
てpnp3層を順次隣接させ層間にpn接合J4及びJ5
を作つた補助トランジスタ部分403とを具備
し、かつ、上記補助トランジスタ部分403の制
御電極401は、その周囲を通つて入射する光L
が第3エミツタ層P′E(p)をその広域にわたつ
て照射し得るように、例えば平面形状が指状、雪
の結晶模様状等の異形状に形成されて第3エミツ
タ層P′E(p)表面に設けられている。それ故、
光L照射用窓402,402,…がこの平面異形
状の制御電極401の間隙に多数個形成される。
そのため、光Lを補助トランジスタ部分403の
広範囲にわたつて効果的に照射することができ、
エミツタ接合J5の全域にわたつてトランジスタ動
作をさせることができる。その結果、補助トラン
ジスタ部分403の出力が増大し、高ゲート入力
電圧による駆動によつて主サイリスタ部分404
のターンオン特性、すなわち、定格臨界オン電流
上昇率や高周波通電能力などを向上させることが
できる。
例と同様に、p型の第1エミツタ層PE(p)、n
型の第1ベース層NB(n)、p型の第2ベース層
PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE(n)の
4層を順次隣接させ、層間にpn接合J1,J2及びJ3
を作つた主サイリスタ部分404と、上記p型の
第2ベース層PB(p)をp型のコレクタ層PC
(p)としその上に更にn型の第3ベース層N′B
(n)及びp型の第3エミツタ層P′E(p)を設け
てpnp3層を順次隣接させ層間にpn接合J4及びJ5
を作つた補助トランジスタ部分403とを具備
し、かつ、上記補助トランジスタ部分403の制
御電極401は、その周囲を通つて入射する光L
が第3エミツタ層P′E(p)をその広域にわたつ
て照射し得るように、例えば平面形状が指状、雪
の結晶模様状等の異形状に形成されて第3エミツ
タ層P′E(p)表面に設けられている。それ故、
光L照射用窓402,402,…がこの平面異形
状の制御電極401の間隙に多数個形成される。
そのため、光Lを補助トランジスタ部分403の
広範囲にわたつて効果的に照射することができ、
エミツタ接合J5の全域にわたつてトランジスタ動
作をさせることができる。その結果、補助トラン
ジスタ部分403の出力が増大し、高ゲート入力
電圧による駆動によつて主サイリスタ部分404
のターンオン特性、すなわち、定格臨界オン電流
上昇率や高周波通電能力などを向上させることが
できる。
実施例 5
第6図のサイリスタウエハ500は、第1及び
第3実施例と同様に、p型の第1エミツタ層PE
(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の第2
ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE
(n)の4層を順次隣接させ、層間にpn接合J1,
J2及びJ3を作つた主サイリスタ部分502と、上
記p型の第2ベース層PB(p)をp型のコレク
タ層PC(p)としその上に更にn型の第3ベー
ス層N′B(n)及びp型の第3エミツタ層P′E
(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ層間にpn接
合J4及びJ5を作つた補助トランジスタ部分501
とを具備し、上記主サイリスタ部分502は複数
に分割した第2エミツタ層NE(n)、NE(n)、
…を有しその各表面にカソード電極507,50
7,…を有する。更に、補助トランジスタ部分5
01と主サイリスタ部分502との間にn型の第
4エミツタ層N′E(n)を設置し、上記第1エミ
ツタ層PE(p)、上記第1ベース層NB(n)、上
記第2ベース層PB(p)及び上記第4エミツタ
層N′E(n)のpnpn4層を順次隣接させて各層間
にpn接合J1,J2及びJ6を設けた補助サイリスタ部
分503を構成した。そして前記第2及び第3実
施例の導電層203,301に相当する導電層5
04が補助トランジスタ部分501と上記第4エ
ミツタ層N′E(n)との間の第2ベース層PB
(n)表面に設けられている。さらに、上記第4
エミツタ層N′E(n)上の補助サイリスタ電極5
05に電気的に接続された複数個の補助電極50
6,506,…がそれぞれ各第2エミツタ層NE
(n),NE(n)の間の第2ベース層PB(p)上
に位置するように第2ベース層PB(p)表面に
接続されている。以上の構成をもつ素子に対し、
その補助トランジスタ部分501上で電極が形成
されていない面509に光Lを照射すると、この
補助トランジスタ部分501は光励起されたフオ
トトランジスタとなりオン状態となるために制御
電極508からコレクタ層PC(p)へ向うコレ
クタ電流iCを発生させる。この電流iCは導電層
504→第4エミツタ層N′E(n)の経路でゲー
ト電流として流れて補助サイリスタ部分503を
ターンオンさせる。更にこの補助サイリスタ部分
503のオン電流iATが補助サイリスタ電極50
5→補助電極506→各第2ベース層PB(p)
→各第2エミツタ層NE(n)→各カソード電極
507の経路でトリガ電流として流れて主サイリ
スタ部分502をターンオンさせる。このよう
に、このサイリスタでは、補助サイリスタ部分5
03のオン電流iATによつて補助トランジスタ部
分501のコレクタ電流iCが増巾されて主サイ
リスタのゲートトリガ電流となる。その結果、主
サイリスタの高ゲート入力電圧による駆動が一層
強化され、主サイリスタのターンオンスイツチン
グ特性が著しく向上する。
第3実施例と同様に、p型の第1エミツタ層PE
(p)、n型の第1ベース層NB(n)、p型の第2
ベース層PB(p)及びn型の第2エミツタ層NE
(n)の4層を順次隣接させ、層間にpn接合J1,
J2及びJ3を作つた主サイリスタ部分502と、上
記p型の第2ベース層PB(p)をp型のコレク
タ層PC(p)としその上に更にn型の第3ベー
ス層N′B(n)及びp型の第3エミツタ層P′E
(p)を設けてpnp3層を順次隣接させ層間にpn接
合J4及びJ5を作つた補助トランジスタ部分501
とを具備し、上記主サイリスタ部分502は複数
に分割した第2エミツタ層NE(n)、NE(n)、
…を有しその各表面にカソード電極507,50
7,…を有する。更に、補助トランジスタ部分5
01と主サイリスタ部分502との間にn型の第
4エミツタ層N′E(n)を設置し、上記第1エミ
ツタ層PE(p)、上記第1ベース層NB(n)、上
記第2ベース層PB(p)及び上記第4エミツタ
層N′E(n)のpnpn4層を順次隣接させて各層間
にpn接合J1,J2及びJ6を設けた補助サイリスタ部
分503を構成した。そして前記第2及び第3実
施例の導電層203,301に相当する導電層5
04が補助トランジスタ部分501と上記第4エ
ミツタ層N′E(n)との間の第2ベース層PB
(n)表面に設けられている。さらに、上記第4
エミツタ層N′E(n)上の補助サイリスタ電極5
05に電気的に接続された複数個の補助電極50
6,506,…がそれぞれ各第2エミツタ層NE
(n),NE(n)の間の第2ベース層PB(p)上
に位置するように第2ベース層PB(p)表面に
接続されている。以上の構成をもつ素子に対し、
その補助トランジスタ部分501上で電極が形成
されていない面509に光Lを照射すると、この
補助トランジスタ部分501は光励起されたフオ
トトランジスタとなりオン状態となるために制御
電極508からコレクタ層PC(p)へ向うコレ
クタ電流iCを発生させる。この電流iCは導電層
504→第4エミツタ層N′E(n)の経路でゲー
ト電流として流れて補助サイリスタ部分503を
ターンオンさせる。更にこの補助サイリスタ部分
503のオン電流iATが補助サイリスタ電極50
5→補助電極506→各第2ベース層PB(p)
→各第2エミツタ層NE(n)→各カソード電極
507の経路でトリガ電流として流れて主サイリ
スタ部分502をターンオンさせる。このよう
に、このサイリスタでは、補助サイリスタ部分5
03のオン電流iATによつて補助トランジスタ部
分501のコレクタ電流iCが増巾されて主サイ
リスタのゲートトリガ電流となる。その結果、主
サイリスタの高ゲート入力電圧による駆動が一層
強化され、主サイリスタのターンオンスイツチン
グ特性が著しく向上する。
このように、本発明の光サイリスタは、光を受
ける補助トランジスタ部分と電流を受ける主サイ
リスタ部分とを具備すると共に、補助トランジス
タ部分は、主サイリスタ部分に印加される高電圧
が印加されないように構成しているので、光トリ
ガ感度が十分に高く維持でき、しかも高電圧に耐
えることができる利点を有する。
ける補助トランジスタ部分と電流を受ける主サイ
リスタ部分とを具備すると共に、補助トランジス
タ部分は、主サイリスタ部分に印加される高電圧
が印加されないように構成しているので、光トリ
ガ感度が十分に高く維持でき、しかも高電圧に耐
えることができる利点を有する。
なお、本発明の実施例ではサイリスタとして逆
阻止サイリスタを示したが、他のサイリスタ、例
えば逆導通サイリスタ、トライアツク、について
も同様の効果を発揮させることができる。また、
サイリスタのp形、n形の導電形をすべて反対に
した場合も同様の効果を得ることができる。さら
に、半導体としては、シリコン単結晶の他に、例
えばGaAS,SiCを用いることもできる。
阻止サイリスタを示したが、他のサイリスタ、例
えば逆導通サイリスタ、トライアツク、について
も同様の効果を発揮させることができる。また、
サイリスタのp形、n形の導電形をすべて反対に
した場合も同様の効果を得ることができる。さら
に、半導体としては、シリコン単結晶の他に、例
えばGaAS,SiCを用いることもできる。
第1図は本発明による光サイリスタの基本構造
及び動作原理を説明する説明図、第2図,第3
図,第4図及び第6図はそれぞれ本発明の第1,
第2,第3及び第5実施例の断面概略図、第5図
は本発明の第4実施例の部分断面概略図である。 PE(p)は第1エミツタ層、NB(n)は第1
ベース層、PB(p)は第2ベース層、NE(n)
は第2エミツタ層、PC(p)はコレクタ層、
N′B(n)は第3ベース層、P′E(p)は第3エミ
ツタ層、N′E(n)は第4エミツタ層、Th,10
1,202,303,404及び502は主サイ
リスタ部分、Tr,102,201,301,4
03及び501は補助トランジスタ部分、a及び
105はアノード電極、k,107,204,3
04及び507はカソード電極、e,108,2
05及び401は制御電極、203,301及び
505は導電層、302及び506は補助電極で
ある。
及び動作原理を説明する説明図、第2図,第3
図,第4図及び第6図はそれぞれ本発明の第1,
第2,第3及び第5実施例の断面概略図、第5図
は本発明の第4実施例の部分断面概略図である。 PE(p)は第1エミツタ層、NB(n)は第1
ベース層、PB(p)は第2ベース層、NE(n)
は第2エミツタ層、PC(p)はコレクタ層、
N′B(n)は第3ベース層、P′E(p)は第3エミ
ツタ層、N′E(n)は第4エミツタ層、Th,10
1,202,303,404及び502は主サイ
リスタ部分、Tr,102,201,301,4
03及び501は補助トランジスタ部分、a及び
105はアノード電極、k,107,204,3
04及び507はカソード電極、e,108,2
05及び401は制御電極、203,301及び
505は導電層、302及び506は補助電極で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の第1エミツタ層、この第1エミ
ツタ層に隣接する第2導電型の第1ベース層、こ
の第1ベース層に隣接する第1導電型の第2ベー
ス層。この第2ベース層に隣接する第2導電型の
第2エミツタ層を具備する主サイリスタ部分と、
上記第2ベース層に設けられたコレクタ層、それ
ぞれ上記主サイリスタ部分と互いに分離して設け
られた第3ベース層及び第3エミツタ層を具備す
る補助トランジスタ部分と、上記第1エミツタ層
に接続された第1主電極と、上記第2エミツタ層
に接続された第2主電極と、上記第3エミツタ層
に接続された制御電極と、上記第3ベース層を含
む領域に設けられた光受容部とを備え、上記光受
容部への光照射によつて上記補助トランジスタ部
分を導通させ、そのコレクタ電流を上記主サイリ
スタ部分にトリガ電流として与えるようにしたこ
とを特徴とする光サイリスタ。 2 第2ベース層に補助電極を設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の光サイリス
タ。 3 第2エミツタ層を複数個設け、これらの第2
エミツタ層にそれぞれ設けられた第2主電極間に
複数個の補助電極を設け、これらの補助電極を互
いに電気的に接続したことを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載の光サイリスタ。 4 制御電極は、その周囲を通つて入射する光が
第3エミツタ層を広域にわたつて照射し得るよう
に、その平面形状を異形状に形成したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の光サイリス
タ。 5 主サイリスタ部分の第1エミツタ層、第1ベ
ース層及び第2ベース層を共用し、この第2ベー
ス層に隣接すると共に主サイリスタ部分と補助ト
ランジスタ部分と互いに分離して設けられた第4
エミツタ層を具備する補助サイリスタ部分を上記
主サイリスタ部分と補助トランジスタ部分との間
に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の光サイリスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15590876A JPS5379390A (en) | 1976-12-23 | 1976-12-23 | Photo thyristor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15590876A JPS5379390A (en) | 1976-12-23 | 1976-12-23 | Photo thyristor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5379390A JPS5379390A (en) | 1978-07-13 |
| JPS6110986B2 true JPS6110986B2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=15616132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15590876A Granted JPS5379390A (en) | 1976-12-23 | 1976-12-23 | Photo thyristor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5379390A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6159776A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-27 | Semiconductor Res Found | 光トリガサイリスタ |
-
1976
- 1976-12-23 JP JP15590876A patent/JPS5379390A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5379390A (en) | 1978-07-13 |
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