JPS6111084Y2 - - Google Patents

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JPS6111084Y2
JPS6111084Y2 JP16267681U JP16267681U JPS6111084Y2 JP S6111084 Y2 JPS6111084 Y2 JP S6111084Y2 JP 16267681 U JP16267681 U JP 16267681U JP 16267681 U JP16267681 U JP 16267681U JP S6111084 Y2 JPS6111084 Y2 JP S6111084Y2
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airbag
bag
steering wheel
center
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JP16267681U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌衝突時等に膨張させ、着座乗員
の衝撃を吸収し、その保護を図るエアバツグの改
良に関するものである。
(従来の技術) 従来、第1図に見られるように、車輌乗員Pの
胴部,頭部等の保護を図るべく、ステアリングホ
イルSにエアバツグBを装着して用いることは広
く知られている。しかし、上記従来の如きエアバ
ツグ構造にあつてはステアリングホイルS中央部
に取り付けられた楕円形状のバツグBは車輌衝突
時などにおいて、その変動を検知し膨張展開する
と、その時点で第1図に示す如く乗員Pに対し上
方に逃げ折角のバツグBが不適正になる傾向があ
る。
これはステアリングホイルと乗員上半身とのな
す上向き開き角度(トルソー角度)が一般に24〜
26度位で乗員胸部の空間が狭いこと、バツグがそ
の膨張過程で流体噴出方向に初め伸張し、ゴムま
りのようにパウンド現象を起し不安定なことによ
り上方に逃げ易くなるためである。そして、この
傾向は、乗員拘束が進むにつれて加速され、上記
の如き既存のステアリングホイルの場合にはバツ
グによりホイル上部がねじ曲げられ、バツグは上
部前方に逃げて結局、保護の用をなさなくなる。
この現象は乗員とステアリングホイルの位置関
係が一般乗用車の場合、大差ないところから殆ど
同様であるが、唯、前記トルソー角度が大きくな
れば、その現象はより大きくなり乗員の拘束を悪
くする。
そこで、上記の如き不都合を克服すべく、ステ
アリングホイルに設けた主バツグの上部に、副バ
ツグを併設し、該副バツグの拡大により主バツグ
の上方への逃げを防止するもの(例えば、実公昭
51−31467号公報等参照)や、乗員と対向しない
箇所に複数個の気体放出口を設けた内バツグを外
バツグ内に配設した2重袋構造のエアバツグ(実
開昭50−108140号公報参照)が提起されている
が、これらはいずれもバツグを2個用意する必要
から不経済であり、前者のものはガス発生器を2
個設けなければならない難があり、また、後者の
ものはガス発生器に取付ける部分の構造が複雑に
なると共に、内バツグ側方の孔から外バツグ内へ
気体を放出させる関係上、外バツグの上下左右の
拡がりが不足し腹部に充分入らず、ステアリング
ホイル下部で腹部を殴打する欠点を充分に解消す
るに至らず、これらの点について更に改善すべき
余地が残されていた。
本考案は、叙上のような従来のエアバツグの実
状に着目し、更にその改良を図るべく考案された
もので、エアバツグ内に高速流体通過可能な区画
部材を設けて該エアバツグ内の空間をステアリン
グ側の後室と乗員の身体に面する前室との前後2
室に区画し、かつ、前記区画部材とガス吹出口開
口部とを伸張制限部材で連結することにより、高
速で噴出する気体によるエアバツグの気体噴出方
向への伸張を防止し、後室をステアリングホイル
上で上下左右の周方向へ膨張せしめると共に、前
記区画部材の気孔等を通じて前室へ気体を分散拡
散せしめて着座乗員の上半身はもとより下半身の
拘束保護をも確実ならしめることを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) しかして、上記の目的を達成する本考案構成の
特徴は、ステアリングホイルに乗員と対向する如
く取着されるエアバツグを前記ステアリングホイ
ル中心部に挿入されるガス発生器のガス吹出開口
部周縁に取着される中心孔を有してこれより外方
に拡がるドーナツ状の基袋と、該基袋と略々同じ
大きさの円形形状の外袋とをその周縁部において
接合することにより形成し、該エアバツグ内に基
袋と外袋との接合部に周縁を止着して前記両袋に
より包囲される空間を前後2室に区画する高速流
体通過可能な区画部材を設けると共に、前記基袋
と区画部材とによつて画成される室内に、前記ス
テアリングホイル中心部のガス吹出開口部周縁部
より区画部材に向つて延び区画部材中心部にその
延び出し部を止着せしめた伸張制限部材を設けた
点にある。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本考案の具体的態
様を説明する。
第2図は本考案エアバツグの1例を示す断面概
要図であり、図において1は前記ステアリングS
の中心部に取付けられる基袋であつて、該基袋1
は、中心孔1を有してこれより外方に拡がるドー
ナツ形状をなし、該基袋1と略同じ大きさの円形
形状の外袋2及び両袋1,2間に介装された中間
の区画部材3と共に、周縁部において同時に縫合
5され、内部が前記区画部材3を境にステアリン
グS側に位置する後室A1と乗員P側に位置する
前室A2とに区画された2室構造のエアバツグを
構成している。
基袋1,外袋2,区画部材3は、共に例えばナ
イロン等、合成繊維製の織布又は該織布にゴム引
き又は樹脂等のガス流出防止コーテイングを施し
た素材等によつて形成されており、特に区画部材
3が非通気性の後者コーテイング織布からなる場
合には第2図及び第3図の如く特に前記前後両室
A1,A2を連通し、高速流体を流通させるための
流通孔4が穿設されている。
そして、上記構成において、区画部材3によつ
て区画された後室A1の内部には、基袋1の中心
部に穿設された中心孔1′を通じてガス発生器1
1のガス吹出開口12を含むガス吹出開口部が挿
入されており、また、前記中心孔1′周縁内面に
おいて一方の端部が重合された伸張制限部材6
は、外周縁の補強布7と共に縫着8され、他方端
が前記区画部材3に向かつて延び、区画部材3中
心部において第3図にその詳細を図示するように
当布9と縫着10されて高速流体の噴出方向へ伸
張しようとする区画部材3の前記方向への伸張を
制限する。
この伸張制限部材6は好ましくは、例えばテー
プ,ベルト,紐の如き紐材料で作られており、通
常、4〜6本で可撓性を有していることが望まし
く、剛性の大なるものは避けるべきである。一般
には、前記基袋1,外袋2,区画部材3の如き繊
維素材が用いられる。
なお、前記区画部材3は、通常、非通気性コー
テイング織布に流通孔4を多数穿設して構成され
るが、該区画部材3の構成は別段これに限定され
るものではなく、例えば、通気性を具有する合成
繊維製織布等を利用しても同様な気体拡散作用を
行わせることが可能である。
そして、上記の外、更に前記、通気性をもつ織
布と、非通気性のコーテイング織布との組合せに
より基袋1,外袋2,区画部材3を組合せ作成
し、非通気性織布の場合には流体の流通孔4を穿
設あるいは通気性織布の場合でも必要に応じ穿設
して種々のエアバツグの変形態様が可能である。
唯、外袋をコーテイング布とした場合は布自体
が固くなり勝ちとなるので乗員に接触する上で余
り適切ではなく、重量軽減もあつて外袋は非コー
テイング布が好適である。
しかし、何れの場合も伸張制限部材6を後室
A1内に具備することは本考案の不可欠の特徴で
ある。
又、前記各図において基袋1,外袋2,区画部
材3,伸張制限部材6は縫着により接合されてい
るが、接着加工によつて接合することも同効であ
る。
かくして、本考案は、叙上の如き構成からなり
次にその作用について述べると、今、車輌衝突等
の異常時に図示しないセンサにより動作するバツ
グ作動信号発生回路より受ける信号で、ガス発生
器が開封され、高速流体がバツグ内に噴出する
と、高速流体は後室A1内に先ず充満し、区画部
材3を気体噴出方向へ突出しようとするが、伸張
制限部材6の抑制によりバツグは全体的に円周方
向に扁平に膨張し、下部が乗員とステアリングホ
イルとの間の狭い空間に入り込み乗員の胸部及び
腹部を保護すると共に、後室A1から区画部材3
を通じて排出した高速流体はその後、前室A2内
へ流入して前室A2を膨張させて乗員胸部をより
拘束し、かつ、更に頭部をも拘束して保護を確実
ならしめることになる。
(考案の効果) 本考案エアバツグは以上の如く、区画部材によ
り前後に区画された2室構造とし、ステアリング
側の後室内に伸張制限部材を設けたことにより、
高速流体の噴出に際し、先ず急激な膨張が抑制さ
れて後室をステアリングを中心として円周方向に
平均して扁平的に膨張させることができ、従つ
て、従来の場合、困難とされていた乗員とステア
リングホイルとの間の狭い空間へバツグを入り込
ませ、乗員の胸部,腹部の保護を確保することが
できると共に、その後の前室内への流体の流入に
より緩衝機能を付与して衝突時、乗員の前傾に対
する緩衝作用をもたらし、衝突時の乗員の動きに
対して合理的な保護拘束を行なわせる効果を有
し、しかも公知のエアバツグに見られるように2
個のガス発生器取付の要なく、1個のガス発生器
で充分、その効用を発揮して構成の簡素化を促
し、その実用的効果は頻る大である。
しかも、本考案によれば、基袋と外袋とを縫合
する際に区画部材の周縁を同時に縫合するだけで
エアバツグを作成することが可能であり、別段、
エアバツグを2個用意する必要がなく、材料費お
よび製作コストの高騰を抑制し得ると共に、区画
部材および伸張制限部材を内蔵した1個のエアバ
ツグをステアリングホイルに取付けるだけでよ
く、取付部の構造を簡略化出来、車輌への組み付
け性を阻害せず、エアバツグ取付け時および取替
え時の作業能率を向上させるという実際的な効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のエアバツグ装置によるバツグ
膨張状態を示す説明図、第2図は本考案エアバツ
グの1例を示す断面概要図、第3図は第2図X−
X線矢視図である。 1……基袋、2……外袋、3……区画部材、4
……流通孔、6……伸張制限部材、11……ガス
発生器、12……ガス吹出開口、A1……後室、
A2……前室、S……ステアリングホイル、B…
…エアバツグ、P……乗員。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ステアリングホイルに乗員と対向する如く取
    着してなるエアバツクであつて、該エアバツク
    は前記ステアリングホイル中心部に挿入される
    ガス発生器のガス吹出開口部周縁部に取着され
    る中心孔を有してこれより外方に拡がるドーナ
    ツ状基袋と、該基袋と略々同じ大きさの円形形
    状の外袋とをその周縁において接合することに
    より形成され、前記エアバツクは、更に基袋と
    外袋との前記接合部に周縁を止着して前記両袋
    により包囲される空間を前後2室に区画する高
    速流体通過可能な区画部材を有し、かつ、基袋
    と区画部材とによつて画成される室内に、前記
    ステアリングホイル中心部に挿入されるガス発
    生器のガス吹出開口部周縁部より区画部材に向
    かつて延び区画部材中心部にその延び出し部を
    止着せしめた伸張制限部材を具備していること
    を特徴とする運転者用エアバツグ。 2 区画部材に高速流体の流通孔を設け、高速流
    体通過可能となした実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の運転者用エアバツグ。 3 区画部材を通気可能な織布で形成し高速流体
    通過可能となした実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の運転者用エアバツグ。 4 伸張制限部材が可撓性紐材料である実用新案
    登録請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載
    の運転者用エアバツグ。 5 伸張制限部材がナイロン織布テープである実
    用新案登録請求の範囲第4項記載の運転者用エ
    アバツグ。
JP16267681U 1981-11-02 1981-11-02 運転者用エアバツグ Granted JPS5868457U (ja)

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JP16267681U JPS5868457U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 運転者用エアバツグ

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JP16267681U JPS5868457U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 運転者用エアバツグ

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Publication Number Publication Date
JPS5868457U JPS5868457U (ja) 1983-05-10
JPS6111084Y2 true JPS6111084Y2 (ja) 1986-04-08

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ID=29954985

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JP16267681U Granted JPS5868457U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 運転者用エアバツグ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000068628A (ko) * 1997-11-28 2000-11-25 히로세 마꼬또 에어백, 에어백장치 및 스티어링휠
JP4135514B2 (ja) * 2003-01-23 2008-08-20 タカタ株式会社 エアバッグ装置
JP4793910B2 (ja) * 2005-10-24 2011-10-12 タカタ株式会社 乗員脚部拘束装置
JP7035888B2 (ja) * 2018-07-31 2022-03-15 豊田合成株式会社 エアバッグ

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JPS5868457U (ja) 1983-05-10

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