JPS6112941A - 仮撚捲縮糸の製造方法およびその装置 - Google Patents
仮撚捲縮糸の製造方法およびその装置Info
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- JPS6112941A JPS6112941A JP13086084A JP13086084A JPS6112941A JP S6112941 A JPS6112941 A JP S6112941A JP 13086084 A JP13086084 A JP 13086084A JP 13086084 A JP13086084 A JP 13086084A JP S6112941 A JPS6112941 A JP S6112941A
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔本発明の技術分野〕
本発明は、仮撚捲縮加工に際し、糸を昇温させるだめの
加熱域と、仮撚を熱固定するだめの加熱域を明確に分離
しつつ、加工を行なう技術に関する。
加熱域と、仮撚を熱固定するだめの加熱域を明確に分離
しつつ、加工を行なう技術に関する。
仮撚捲縮加工の高速化に伴い、仮撚熱固定時間を確保す
る必要から、加熱ヒーターが2〜3anと長大化し、加
工機は非常に大型化してきている。
る必要から、加熱ヒーターが2〜3anと長大化し、加
工機は非常に大型化してきている。
これは、単に作業性の面だけでなく、ヒーターの消費電
力の増加や、建屋空間の拡大という物理的問題点を伴な
うものである。
力の増加や、建屋空間の拡大という物理的問題点を伴な
うものである。
この問題を解決するためには、仮撚固定時間を短縮する
だめの技術がまず必要であるが、熱可塑性合成繊維の伝
熱特性を変えざるを得す、まだ実現化されていない。こ
れに対し、熱固定時間は。
だめの技術がまず必要であるが、熱可塑性合成繊維の伝
熱特性を変えざるを得す、まだ実現化されていない。こ
れに対し、熱固定時間は。
現状の0.3〜・0.5秒を維持しつつ、加熱のための
空間的領域を少なくシ、加工機の大型化を防ごうとする
試みがいくつかなされている。それは熱固定に加熱ロー
ラを用いようとするものであり2例えば、特公昭41−
9151号公報に提案されている。加熱ローラによる仮
撚の直接的固定や、特開昭49−11635!+号公報
に開示された。加熱ローラによる予備加熱を行なう方法
である。これらの方法によって、仮撚熱固定のための空
間領域は。
空間的領域を少なくシ、加工機の大型化を防ごうとする
試みがいくつかなされている。それは熱固定に加熱ロー
ラを用いようとするものであり2例えば、特公昭41−
9151号公報に提案されている。加熱ローラによる仮
撚の直接的固定や、特開昭49−11635!+号公報
に開示された。加熱ローラによる予備加熱を行なう方法
である。これらの方法によって、仮撚熱固定のための空
間領域は。
1/2から115に短縮できる。
しかし、これらの方法には、共通した大きな問題が残さ
れている。それは、加熱ローラ上の糸に仮撚が伝播する
に伴って、加熱ローラ表面と糸の撚数に応じた摩擦力が
、刻−刻と変化し、加熱ローラによる糸の送りが、常に
一定しない点である。
れている。それは、加熱ローラ上の糸に仮撚が伝播する
に伴って、加熱ローラ表面と糸の撚数に応じた摩擦力が
、刻−刻と変化し、加熱ローラによる糸の送りが、常に
一定しない点である。
特に、後者の例では摩擦仮撚装置による加熱が行なわれ
ておシ、糸送シ量の変化は仮撚張力の変化を伴い、張力
の変化は仮撚数の変化を誘発し、さらに仮撚数の変化は
加熱ローラと仮撚糸の摩擦力を再び変化させるという1
周期的な不安定現象が現われ、仮撚の未解撚部分が非常
にできやすい。
ておシ、糸送シ量の変化は仮撚張力の変化を伴い、張力
の変化は仮撚数の変化を誘発し、さらに仮撚数の変化は
加熱ローラと仮撚糸の摩擦力を再び変化させるという1
周期的な不安定現象が現われ、仮撚の未解撚部分が非常
にできやすい。
その他、特開昭50−48209号公報に開示された方
法によれば、加熱ローラ中への仮撚の伝播は防止されて
いるが、加熱ローラの表面温度はたかだか100℃であ
シ、該提案の目的とする延伸dの向上による施撚数の上
昇は期待できるが、加熱装置から糸への熱の移動は両者
の温度差に対して指数関数的な変化を示すものであシー
この程度温度の予熱では、仮撚の熱固定時間の短縮には
全く寄与せず、従来通シの長い熱板を使用しなければな
らない。
法によれば、加熱ローラ中への仮撚の伝播は防止されて
いるが、加熱ローラの表面温度はたかだか100℃であ
シ、該提案の目的とする延伸dの向上による施撚数の上
昇は期待できるが、加熱装置から糸への熱の移動は両者
の温度差に対して指数関数的な変化を示すものであシー
この程度温度の予熱では、仮撚の熱固定時間の短縮には
全く寄与せず、従来通シの長い熱板を使用しなければな
らない。
本発明桔−従来よシ公知である。加熱ローラと。
その他の加熱装置の併用による仮撚の熱固定を行なう方
法およびその装置において、加熱ローラ上の仮撚数変動
による。加工の不安定さと加工糸品質の低下をなくする
とともに、仮撚を熱固定するのに必要な熱処理時間のト
ータルの短縮を計シ。
法およびその装置において、加熱ローラ上の仮撚数変動
による。加工の不安定さと加工糸品質の低下をなくする
とともに、仮撚を熱固定するのに必要な熱処理時間のト
ータルの短縮を計シ。
かつ、低撚状態での昇温のための加熱時間を必要。
最少限に留め、仮撚加工糸の、捲縮発現率や伸縮特性を
、一般的な仮撚加工糸と同等な水準に保つことを目的と
する。
、一般的な仮撚加工糸と同等な水準に保つことを目的と
する。
(1)熱可塑性合成繊維フィラメント糸の仮撚捲縮加工
における。仮撚熱固定のための糸の加熱に際し一糸を予
め予備加熱ローラ(A)によって昇温し。
における。仮撚熱固定のための糸の加熱に際し一糸を予
め予備加熱ローラ(A)によって昇温し。
次いで主加熱装置(B)によって加熱を行なう方法にお
いて、該主加熱装置(B)と予備加熱ローラ(A)を含
む領域内に、仮撚伝播防止手段を講じ、該仮撚伝播防止
手段手前における。予備加熱ローラ(A)上の糸の仮撚
数を、下記式を満足する範囲内にするとともに、該予備
加熱ローラ(A)を離れた後の糸の温度を、鉄系の融点
−100℃よりも高い温度に保ち。
いて、該主加熱装置(B)と予備加熱ローラ(A)を含
む領域内に、仮撚伝播防止手段を講じ、該仮撚伝播防止
手段手前における。予備加熱ローラ(A)上の糸の仮撚
数を、下記式を満足する範囲内にするとともに、該予備
加熱ローラ(A)を離れた後の糸の温度を、鉄系の融点
−100℃よりも高い温度に保ち。
主加熱装置(B)に鉄系を導いて、仮撚の熱固定を行な
うことを特徴とする仮撚捲縮糸の製造方法。
うことを特徴とする仮撚捲縮糸の製造方法。
2500>Tx、/”1i
(2)熱可塑性合成繊維フィラメント糸の仮撚捲縮加工
装置において、上流側より予備加熱ロー2(A)、主加
熱装置(B)、加熱装置、引取ローラ、巻取装置をこの
順序に設けるとともに、前記予備加熱ローラ(A)と主
加熱装置(B)とを含む領域内に仮撚伝播防止手段を設
けたことを特徴とする仮撚捲縮糸の製造装置。
装置において、上流側より予備加熱ロー2(A)、主加
熱装置(B)、加熱装置、引取ローラ、巻取装置をこの
順序に設けるとともに、前記予備加熱ローラ(A)と主
加熱装置(B)とを含む領域内に仮撚伝播防止手段を設
けたことを特徴とする仮撚捲縮糸の製造装置。
本発明における第1の重要な点は、適当な仮撚伝播防止
手段を用いて、撚数の低い状態の糸を。
手段を用いて、撚数の低い状態の糸を。
加熱ローラによって、極短時間に1通常の仮撚熱固定温
度まで昇温させることにある。すなわち。
度まで昇温させることにある。すなわち。
構成単繊維のほぼ全部を加熱ローラに接触させ。
系全体を短時間に昇温させることにある。適当な仮撚伝
播防止手段としては、仮撚加熱装置からの撚伝播が、該
伝播防止手段を乗シ越えて糸の供給側にあまシ伝わらな
くする手段であれば特に限定されないが、加熱装置から
該伝播防止手段までは。
播防止手段としては、仮撚加熱装置からの撚伝播が、該
伝播防止手段を乗シ越えて糸の供給側にあまシ伝わらな
くする手段であれば特に限定されないが、加熱装置から
該伝播防止手段までは。
仮撚の強撚状態が十分伝達されることが望ましい。
具体的に図面で説明すると、予備加熱ロー23と主加熱
装置4を含む領域間にガイド11を設け。
装置4を含む領域間にガイド11を設け。
糸を鋭角に曲げて撚の伝播を防ぐ方法(第2図)。
あるいは、予備加熱ローラ3に耐熱トップローラ10を
設ける方法(第1図)、するい′は、予備加熱ローラ3
上の糸道規制ガイド12,13.14の接触部を鋭角に
し、加熱開始的を該ガイド上に規制し、予備加熱ローラ
上の撚数変動を無くしつつ、該ガイド手前への撚伝播を
防ぐ方法(第3図a、b)等が可能である。この中で、
高い撚数の仮撚の伝播を確実に止めるには、耐熱トップ
ローラ10を用いる方法が最も有効である。第2図に示
した予備加熱ローラ6後にガイド11を用いる場合は、
装置的には簡単だが仮撚加熱張力が非常に高くなるので
、それに耐える十分な強度を持った糸を使用する必要が
ある。また第3図に示しだ予備加熱・ローラ上の糸道規
制ガイド12の接触部を鋭角にする場合には、高い撚数
の伝播をこのガイドのみで勧止することは難しく、比較
的低仮撚数の仮撚加工や、糸道ガイド上が延伸点の一部
となるような延伸仮撚加工に適している。第5図aは糸
道ガイドづ6の糸接触部を単に鋭角にしただけであるが
、第3図すのように、さらに押えガイド14を用いるこ
とによって、糸道ガイドが、従来からよく用いられてい
るノロパンガイドであっても、その効果を発揮させるこ
とができる。
設ける方法(第1図)、するい′は、予備加熱ローラ3
上の糸道規制ガイド12,13.14の接触部を鋭角に
し、加熱開始的を該ガイド上に規制し、予備加熱ローラ
上の撚数変動を無くしつつ、該ガイド手前への撚伝播を
防ぐ方法(第3図a、b)等が可能である。この中で、
高い撚数の仮撚の伝播を確実に止めるには、耐熱トップ
ローラ10を用いる方法が最も有効である。第2図に示
した予備加熱ローラ6後にガイド11を用いる場合は、
装置的には簡単だが仮撚加熱張力が非常に高くなるので
、それに耐える十分な強度を持った糸を使用する必要が
ある。また第3図に示しだ予備加熱・ローラ上の糸道規
制ガイド12の接触部を鋭角にする場合には、高い撚数
の伝播をこのガイドのみで勧止することは難しく、比較
的低仮撚数の仮撚加工や、糸道ガイド上が延伸点の一部
となるような延伸仮撚加工に適している。第5図aは糸
道ガイドづ6の糸接触部を単に鋭角にしただけであるが
、第3図すのように、さらに押えガイド14を用いるこ
とによって、糸道ガイドが、従来からよく用いられてい
るノロパンガイドであっても、その効果を発揮させるこ
とができる。
予備加熱ローラー上の糸の撚数については、はぼ無撚で
あることが望ましい。全単繊維が平面的に並び、短時間
で全単繊維が昇温さると同時に。
あることが望ましい。全単繊維が平面的に並び、短時間
で全単繊維が昇温さると同時に。
予備加熱ローラ表面との摩擦力が高く安定状態になるか
らである。しかし、必ずしも無撚でなくても、1an当
シの撚数Tが 2500>Txβ(Dは加熱ローラ上の
糸繊度)であれば、系全体としては加熱トルクの伝播が
不十分であり、断面もきわめて偏平化しておシ、昇温時
間も短縮できる。
らである。しかし、必ずしも無撚でなくても、1an当
シの撚数Tが 2500>Txβ(Dは加熱ローラ上の
糸繊度)であれば、系全体としては加熱トルクの伝播が
不十分であり、断面もきわめて偏平化しておシ、昇温時
間も短縮できる。
ζこで用いる予備加熱ローラは、内部にニクロム線を用
いた加熱ローラーあるいは誘導加熱ローラを用いること
ができるが、少なくとも200℃以上昇温可能でおるこ
とが望ましい。さらに、前記耐熱トップローラを用いる
場合には、当然のことながら220〜230℃の温度に
耐える材質のものを用いる必要がある。
いた加熱ローラーあるいは誘導加熱ローラを用いること
ができるが、少なくとも200℃以上昇温可能でおるこ
とが望ましい。さらに、前記耐熱トップローラを用いる
場合には、当然のことながら220〜230℃の温度に
耐える材質のものを用いる必要がある。
本発明における第2の重要な点は、前記予備加熱ローツ
(A)から1次の加熱装置(B)まで糸が導かれる間、
糸は、該糸の融点−100℃以上を少なくとも保ってい
なければならない。この温度よりも低い温度で1次の主
加熱装置(B)に糸が供給されたのでは、室温から昇温
する場合とほとんど同程度の。
(A)から1次の加熱装置(B)まで糸が導かれる間、
糸は、該糸の融点−100℃以上を少なくとも保ってい
なければならない。この温度よりも低い温度で1次の主
加熱装置(B)に糸が供給されたのでは、室温から昇温
する場合とほとんど同程度の。
昇温時間を要するからである。150Dポリエチレンテ
レフタレート糸を用いた本発明者らの実験によれば、主
加熱装置(B)の温度を225℃とした場合を加熱状態
での糸の室温からの昇温には0,60秒。
レフタレート糸を用いた本発明者らの実験によれば、主
加熱装置(B)の温度を225℃とした場合を加熱状態
での糸の室温からの昇温には0,60秒。
100℃からの昇温では0.28秒p 160°Cから
の昇温では0,18秒が必要であった。すなわち、主加
熱装置(B)における仮撚温度を融点−20〜50℃程
度に設定する場合には、融点−100℃程度以上から昇
温させないと、予備加熱ローラを用いて、あらかじめ糸
を昇温させる効果が全く無いのである。
の昇温では0,18秒が必要であった。すなわち、主加
熱装置(B)における仮撚温度を融点−20〜50℃程
度に設定する場合には、融点−100℃程度以上から昇
温させないと、予備加熱ローラを用いて、あらかじめ糸
を昇温させる効果が全く無いのである。
本発明における第3の重要な点は、低撚数での予備加熱
ローラによる糸の加熱を、極めて短時間性なうことにあ
る。すなわち、予備加熱ローラによる加熱は、あくまで
も糸を昇温させるための加熱であり、低撚状態で糸の内
部構造の安定化、すなわち結晶化を進めることは、ひき
続いて行なわれる仮撚構造の熱固定において、内部ひず
み量の減少や、熱固定効果の減少をきたし、得られる仮
撚捲縮糸の嵩高性や、伸縮性を低下させてしまうのであ
る。実施例1に、第4図に示した仮撚加工プロセスを用
いて、予備加熱ローラの接触時間を変更し、仮撚捲縮糸
を製造した結果を示す。比較として、2.5mのヒータ
ー長を持つ延伸仮撚機を用い、450m/分で加工した
糸の捲縮発現力を示したが、予備加熱ローラへの接触時
間が長いと。
ローラによる糸の加熱を、極めて短時間性なうことにあ
る。すなわち、予備加熱ローラによる加熱は、あくまで
も糸を昇温させるための加熱であり、低撚状態で糸の内
部構造の安定化、すなわち結晶化を進めることは、ひき
続いて行なわれる仮撚構造の熱固定において、内部ひず
み量の減少や、熱固定効果の減少をきたし、得られる仮
撚捲縮糸の嵩高性や、伸縮性を低下させてしまうのであ
る。実施例1に、第4図に示した仮撚加工プロセスを用
いて、予備加熱ローラの接触時間を変更し、仮撚捲縮糸
を製造した結果を示す。比較として、2.5mのヒータ
ー長を持つ延伸仮撚機を用い、450m/分で加工した
糸の捲縮発現力を示したが、予備加熱ローラへの接触時
間が長いと。
普通の仮撚糸よりも、捲縮発現力が低下してくることが
わかる。すなわち、加熱時間は0,2秒以内。
わかる。すなわち、加熱時間は0,2秒以内。
望ましくは、0.1秒以内であることが必要である。
これまで述べた予備加熱ローラに続く主加熱装置(B)
は2通常の接触式加熱ヒーター、中空ヒーター、あるい
は、蒸気ヒーター等特に限定されないが、言うまでもな
く、加熱所要時間を短縮できるので、従来必要とされて
いた長さの2A〜1/2で十分である。その他に、赤外
線加熱、レーザ加熱を用いれば、その効果はさらに発揮
される。
は2通常の接触式加熱ヒーター、中空ヒーター、あるい
は、蒸気ヒーター等特に限定されないが、言うまでもな
く、加熱所要時間を短縮できるので、従来必要とされて
いた長さの2A〜1/2で十分である。その他に、赤外
線加熱、レーザ加熱を用いれば、その効果はさらに発揮
される。
また1本発明の方法および装置によって加工する糸の供
給系として9例えば複屈折Δnが0.130以下のポリ
エチレンテレフタレート糸のような。
給系として9例えば複屈折Δnが0.130以下のポリ
エチレンテレフタレート糸のような。
未延伸もしくは半延伸糸を用いる場合には、第4図に示
すごとく、予備延伸域を設けて、糸を予備加熱ローラに
供給するとよい。すなわち、加熱ピン、加熱板によって
加熱しながら予備延伸を行なうことによって、予備加熱
ローラ上での加熱ムラの発生を防ぐと同時に、予備加熱
ローラの温度を200℃を超す高温にしても、単繊維の
熱劣下の問題は発生せず、加工糸毛羽を防ぐことができ
る。
すごとく、予備延伸域を設けて、糸を予備加熱ローラに
供給するとよい。すなわち、加熱ピン、加熱板によって
加熱しながら予備延伸を行なうことによって、予備加熱
ローラ上での加熱ムラの発生を防ぐと同時に、予備加熱
ローラの温度を200℃を超す高温にしても、単繊維の
熱劣下の問題は発生せず、加工糸毛羽を防ぐことができ
る。
これまで述べた通り、従来の加熱ローラとその他の加熱
装置の併用による仮撚の熱固定に際し。
装置の併用による仮撚の熱固定に際し。
適当な仮撚伝播防止手段を用いて、予備加熱ローラ上の
仮撚数を低く抑えることによって、予備加熱ローラ上の
撚変動によって生ずる加工糸欠点を無くすとともに、単
繊維全部が予備加熱ローラに接触するので、繊維の内部
構造が安定化する以前のきわめて短時間のうちに、系全
体を高温まで昇温でき、その高温状態を保ったままその
他の加熱手段に導いて、仮撚の強撚状態を熱固定して、
トータルの加熱時間および加熱領域を短縮させることが
できる。
仮撚数を低く抑えることによって、予備加熱ローラ上の
撚変動によって生ずる加工糸欠点を無くすとともに、単
繊維全部が予備加熱ローラに接触するので、繊維の内部
構造が安定化する以前のきわめて短時間のうちに、系全
体を高温まで昇温でき、その高温状態を保ったままその
他の加熱手段に導いて、仮撚の強撚状態を熱固定して、
トータルの加熱時間および加熱領域を短縮させることが
できる。
これは、仮撚加工速度が早ければ早いほど、従来の加熱
プレートによる方法に比較して有利であり、1000m
/分から、数1000+n/分の加工であっても、仮撚
強撚加熱長は現実的な2〜6mでよい。
プレートによる方法に比較して有利であり、1000m
/分から、数1000+n/分の加工であっても、仮撚
強撚加熱長は現実的な2〜6mでよい。
さらに、効果的なのは、500D以上という太繊度の仮
撚加工においてである。すなわち、はぼ無撚状態でまず
加熱されるため、仮撚加熱糸の内部に入る単繊維も、十
分に昇温されたのち、仮撚強撚構造になるため、従来、
糸の中心部まで熱が伝わるのに要していた時間を短縮す
ることができる。
撚加工においてである。すなわち、はぼ無撚状態でまず
加熱されるため、仮撚加熱糸の内部に入る単繊維も、十
分に昇温されたのち、仮撚強撚構造になるため、従来、
糸の中心部まで熱が伝わるのに要していた時間を短縮す
ることができる。
実施例1
複屈折Δri=0.041の280D−48fポリエチ
レンテレフタレート半延伸糸を、第4図に示すプロセス
を用いて、仮撚加工した。仮撚加工条件は次の通シであ
シ、予備加熱ローラの巻回数を種々変更して実験を行な
った。
レンテレフタレート半延伸糸を、第4図に示すプロセス
を用いて、仮撚加工した。仮撚加工条件は次の通シであ
シ、予備加熱ローラの巻回数を種々変更して実験を行な
った。
供給ローラ速度:258m/分
予備加熱ローラ速度:438m1分
予備加熱ローラ周長:0.355m
引取ローラ速度;450m/分
予備延伸域での加熱プレート(主加熱装置)温度:15
0℃ 予備延伸域での加熱プレート(主加熱装置)長さHo、
1m 予備加熱ローラ温度:190℃ 仮撚装置:6軸外接型摩擦仮撚装置 (ポリウレタン円板外径5.1an) 仮撚円板回転数:4500rpm 加工張力はいずれの水準も安定しており、未解撚の発生
は全く見られなかった。
0℃ 予備延伸域での加熱プレート(主加熱装置)長さHo、
1m 予備加熱ローラ温度:190℃ 仮撚装置:6軸外接型摩擦仮撚装置 (ポリウレタン円板外径5.1an) 仮撚円板回転数:4500rpm 加工張力はいずれの水準も安定しており、未解撚の発生
は全く見られなかった。
各水準の糸を小ガセに取シ、98℃の熱水に20分間浸
漬して、嵩高性を比較すると、CCT値にほぼ対応して
おり、水準部1〜6は、水準部7の比較用として示した
通常DTY糸と遜色のないものであった。またt水準部
4,5はp比較のDTY糸にやや劣るが、実用可能であ
る。水準嵩6は、コイル状のきれいな捲縮は発現してい
るものの、嵩高性はかなり低く、収縮差2成分からなる
コンジュゲートヤーン調の捲縮であった。これは、仮撚
の熱固定時間に比較して慶加熱ローラによる加熱時間が
長すぎたためである。水準部9゜10は、仮撚熱固定加
熱プレートを長くした場合の結果であシ、当然ながら長
ければ長いほど捲縮の発現力は高いが2通常のDTY糸
の場合よりも加熱長が短くても、捲縮発現力を高くする
ことができるコ 実施例2 84 D −24rの6ナイロン半延伸糸を、実施例1
と同様のプロセスを用いて仮撚加工を行なった。
漬して、嵩高性を比較すると、CCT値にほぼ対応して
おり、水準部1〜6は、水準部7の比較用として示した
通常DTY糸と遜色のないものであった。またt水準部
4,5はp比較のDTY糸にやや劣るが、実用可能であ
る。水準嵩6は、コイル状のきれいな捲縮は発現してい
るものの、嵩高性はかなり低く、収縮差2成分からなる
コンジュゲートヤーン調の捲縮であった。これは、仮撚
の熱固定時間に比較して慶加熱ローラによる加熱時間が
長すぎたためである。水準部9゜10は、仮撚熱固定加
熱プレートを長くした場合の結果であシ、当然ながら長
ければ長いほど捲縮の発現力は高いが2通常のDTY糸
の場合よりも加熱長が短くても、捲縮発現力を高くする
ことができるコ 実施例2 84 D −24rの6ナイロン半延伸糸を、実施例1
と同様のプロセスを用いて仮撚加工を行なった。
ただし予備延伸域での加熱プレートは使用しながつた。
供給ローラ速度:250m/分
加熱ローラ速度: 255 #
引取ローラ速度: 500 N
加熱ローラ周長:0.555m
I 巻数:1回
′ 温度:170℃
仮撚固定加熱プレート長:0.8m
仮撚固定加熱プレート温度:185℃
仮撚装置=3軸外接型摩擦仮撚装置
仮撚円板の回転数:5000rpm
加熱ローラへの接触時間0.083秒、仮撚固定加熱プ
レート接触時間0.16秒であった。比較のため。
レート接触時間0.16秒であった。比較のため。
通常の仮撚方法による。仮撚熱固定時間0.5秒の延伸
仮撚糸とを、それぞれ、27ゲージの筒編機に編立てし
、その後熱水にて30分間処理し9両者を比べたが2本
発明糸はトータルの熱処理時間が短いにもかかわらず2
通常糸に遜色のない、嵩高性を発現した。
仮撚糸とを、それぞれ、27ゲージの筒編機に編立てし
、その後熱水にて30分間処理し9両者を比べたが2本
発明糸はトータルの熱処理時間が短いにもかかわらず2
通常糸に遜色のない、嵩高性を発現した。
第1図から第4図まではいずれも2本発明の方法の実施
態様を示す概略図である。第1図、第2〆 図、第5図は、全工程を示し、第3図は加熱ローラ部分
のみを示した。 1:供給系パッケージ 2:供給系 3:予備加熱ローラ(A) 4:仮撚熱固定用プレート(主加熱装置(B))5:加
熱装置(ツイスタ−) 6:引取ローラ 7:巻取装置 8:予備延伸用供給ローラ 9:予備延伸用加熱プレート 10:耐熱トップローラ 11.12.1!l :仮撚伝播防止ガイド14:押え
ガイド
態様を示す概略図である。第1図、第2〆 図、第5図は、全工程を示し、第3図は加熱ローラ部分
のみを示した。 1:供給系パッケージ 2:供給系 3:予備加熱ローラ(A) 4:仮撚熱固定用プレート(主加熱装置(B))5:加
熱装置(ツイスタ−) 6:引取ローラ 7:巻取装置 8:予備延伸用供給ローラ 9:予備延伸用加熱プレート 10:耐熱トップローラ 11.12.1!l :仮撚伝播防止ガイド14:押え
ガイド
Claims (4)
- (1)熱可塑性合成繊維フィラメント糸の仮撚捲縮加工
における、仮撚熱固定のための糸の加熱に際し、糸を予
め予備加熱ローラ(A)によつて昇温し、次いで主加熱
装置(B)によつて加熱を行なう方法において、該主加
熱装置(B)と予備加熱ローラ(A)を含む領域内に、
仮撚伝播防止手段を講じ、該仮撚伝播防止手段手前にお
ける、予備加熱ローラ(A)上の糸の仮撚数を、下記式
を満足する範囲内にするとともに、該予備加熱ローラ(
A)を離れた後の糸の温度を、該糸の融点−100℃よ
りも高い温度に保ち、主加熱装置(B)に該糸を導いて
、仮撚の熱固定を行なうことを特徴とする仮撚捲縮糸の
製造方法。 2500>T×√D 〔T:予備加熱ローラ(A)上の糸の1m当りの仮撚数 D:予備加熱ローラ(A)上の糸繊度〕 - (2)1m当りの仮撚数Tが、2500>T×√Dを満
足する状態で、糸が加熱ローラ(A)によつて加熱され
る時間が0.2秒以内であることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の仮撚捲縮糸の製造方法。 - (3)供給する熱可塑性合成繊維フィラメント糸を、延
伸しつつ予備加熱ローラ(A)に導くことを特徴とする
特許請求の範囲第1項または第(2)項記載の方法。 - (4)熱可塑性合成繊維フィラメント糸の仮撚捲縮加工
装置において、上流側より予備加熱ローラ(A)、主加
熱装置(B)、加熱装置、引取ローラ、巻取装置をこの
順序に設けるとともに、前記予備加熱ローラ(A)と主
加熱装置(B)とを含む領域内に仮撚伝播防止手段を設
けたことを特徴とする仮撚捲縮糸の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13086084A JPS6112941A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 仮撚捲縮糸の製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13086084A JPS6112941A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 仮撚捲縮糸の製造方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6112941A true JPS6112941A (ja) | 1986-01-21 |
Family
ID=15044387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13086084A Pending JPS6112941A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 仮撚捲縮糸の製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6112941A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4986653A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-08-20 | ||
| JPS5036722A (ja) * | 1973-08-09 | 1975-04-07 | ||
| JPS5043217A (ja) * | 1973-08-29 | 1975-04-18 | ||
| JPS59112036A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-28 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 紡績用仮撚ノズル |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13086084A patent/JPS6112941A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4986653A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-08-20 | ||
| JPS5036722A (ja) * | 1973-08-09 | 1975-04-07 | ||
| JPS5043217A (ja) * | 1973-08-29 | 1975-04-18 | ||
| JPS59112036A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-28 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 紡績用仮撚ノズル |
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