JPS6116239B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116239B2 JPS6116239B2 JP174181A JP174181A JPS6116239B2 JP S6116239 B2 JPS6116239 B2 JP S6116239B2 JP 174181 A JP174181 A JP 174181A JP 174181 A JP174181 A JP 174181A JP S6116239 B2 JPS6116239 B2 JP S6116239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- filler metal
- brazing filler
- alloy
- vapor pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/30—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 1550°C
- B23K35/302—Cu as the principal constituent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
この発明は、被ろう付け母材の結晶粒界へのろ
うの侵入に原因する割れ(以下ろうの侵入による
母材割れという)の発生がなく、かつ良好なぬれ
性、低蒸気圧、および低融点を有するCu―Ag系
合金ろう材に関するものである。 従来、例えば電子管や真空機器のろう付けに
は、ろう材が真空ろう付け雰囲気にさらされた場
合、成分蒸発量が多いと、被ろう付け部材やろう
付け用真空炉内壁を汚染し、さらに使用中にろう
付け部が真空中で高温にさらされても電子管や真
空機器内の真空度を低下させるほか、前記部材内
部を汚染するようになることから、低蒸気圧を有
するろう材が使用されている。これらの低蒸気圧
を有する代表的ろう材としては、Cu:27〜29
%、Agおよび不可避不純物:残りからなる組成
(以上重量%、以下%の表示はすべて重量%を意
味する)を有するAg―Cu合金ろう材(JIS・
BAg―8)が知られている。しかし、この低蒸気
圧を有するAg―Cu合金ろう材を、被ろう付け部
材の材質がNi―Fe系合金やコバール型合金から
なる母材のろう付けに使用した場合、ろう材構成
成分が母材の結晶粒界に侵入しやすい現象が現わ
れ、この結果ろう付け中あるいはろう付け後に、
母材に応力による割れがしばしば発生するもので
あつた。そこで、前記のNi―Fe系合金やコバー
ル型合金からなる母材のろう付けには、前記の
Ag―Cu合金ろう材に、ろう材構成成分の母材結
晶粒界への侵入を抑制し、もつて母材の応力腐食
割れを防止する目的で、Pd:5〜25%を含有さ
せたAg―Cu―Pd合金ろう材が使用されている
が、このAg―Cu―Pd合金ろう材においては、Pd
の含有量に比例して融点が上昇し、かつぬれ性も
悪化するようになることから、必ずしもろう付け
性の良好なろう材とは云えないのが現状である。 しかして、本発明者等は、上述のような観点か
ら、上記の従来Ag―Cu―Pd合金ろう材に着目
し、このろう材の融点を下げ、かつぬれ性を改善
すべく研究を行なつた結果、このAg―Cu―Pd合
金ろう材にSiを含有させると、ろう侵入による母
材割れの発生がなく、しかも低蒸気圧を保持した
状態で、融点が低下するようになると共に、ぬれ
性も著しく改善されるようになるという知見を得
たのである。 この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、Ag:25〜65%、Pd:0.5〜25%、
Si:0.25〜6.5%、Cuおよび不可避不純物:残り
からなる組成を有し、ろう侵入による母材割れの
発生がなく、かつ良好なぬれ性、低蒸気圧、およ
び低融点を有するCu―Ag系合金ろう材に特徴を
有するものである。 つぎに、この発明のろう材において、成分組成
範囲を上記の通りに現定した理由を説明する。 (a) Ag Ag成分には、CuおよびSi成分との共存におい
てろう材の融点を下げ、かつぬれ性を改善するほ
か、ろう材の箔や極細線への加工性を改善する作
用があるが、その含有量が25%未満では、前記作
用に所望の効果が得られず、一方65%を越えて含
有させても前記作用により一層の改善効果は得ら
れず、経済性を考慮して、その含有量を25〜65%
と定めた。なお、厳しい条件での冷間加工を行な
う場合には、Ag:35%以上の含有が望ましい。 (b) Pd Pd成分には、特に被ろう付け部材がNi―Fe系
合金やコバール型合金である場合、ろう付け時に
母材結晶粒界にろう構成成分が侵入するのを抑制
する作用があるが、その含有量が0.5%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方25%を越
えて含有させると、ろう材の融点が上昇し、かつ
ぬれ性も劣化するようになることから、その含有
量を0.5〜25%と定めた。 (c) Si Si成分には、ろう材の蒸気圧に何ら影響を及ぼ
すことなく、ぬれ性を著しく改善し、かつ融点を
下げる作用があるが、その含有量が0.25%未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方6.5%
を越えて含有させると、ろう材の加工性が劣化す
るようになることから、その含有量を0.25〜6.5
%と定めた。なお、苛酷な条件で冷間加工を行な
う場合には、Si:5%以下の含有が望ましい。 つぎに、この発明のろう材を実施例により従来
例と対比しながら説明する。 実施例 通常の溶解法および塑性加工法を適用して、そ
れぞれ第1表に示される成分組成をもつた本発明
ろう材1〜10および従来ろう材1〜4を製造し
た。
うの侵入に原因する割れ(以下ろうの侵入による
母材割れという)の発生がなく、かつ良好なぬれ
性、低蒸気圧、および低融点を有するCu―Ag系
合金ろう材に関するものである。 従来、例えば電子管や真空機器のろう付けに
は、ろう材が真空ろう付け雰囲気にさらされた場
合、成分蒸発量が多いと、被ろう付け部材やろう
付け用真空炉内壁を汚染し、さらに使用中にろう
付け部が真空中で高温にさらされても電子管や真
空機器内の真空度を低下させるほか、前記部材内
部を汚染するようになることから、低蒸気圧を有
するろう材が使用されている。これらの低蒸気圧
を有する代表的ろう材としては、Cu:27〜29
%、Agおよび不可避不純物:残りからなる組成
(以上重量%、以下%の表示はすべて重量%を意
味する)を有するAg―Cu合金ろう材(JIS・
BAg―8)が知られている。しかし、この低蒸気
圧を有するAg―Cu合金ろう材を、被ろう付け部
材の材質がNi―Fe系合金やコバール型合金から
なる母材のろう付けに使用した場合、ろう材構成
成分が母材の結晶粒界に侵入しやすい現象が現わ
れ、この結果ろう付け中あるいはろう付け後に、
母材に応力による割れがしばしば発生するもので
あつた。そこで、前記のNi―Fe系合金やコバー
ル型合金からなる母材のろう付けには、前記の
Ag―Cu合金ろう材に、ろう材構成成分の母材結
晶粒界への侵入を抑制し、もつて母材の応力腐食
割れを防止する目的で、Pd:5〜25%を含有さ
せたAg―Cu―Pd合金ろう材が使用されている
が、このAg―Cu―Pd合金ろう材においては、Pd
の含有量に比例して融点が上昇し、かつぬれ性も
悪化するようになることから、必ずしもろう付け
性の良好なろう材とは云えないのが現状である。 しかして、本発明者等は、上述のような観点か
ら、上記の従来Ag―Cu―Pd合金ろう材に着目
し、このろう材の融点を下げ、かつぬれ性を改善
すべく研究を行なつた結果、このAg―Cu―Pd合
金ろう材にSiを含有させると、ろう侵入による母
材割れの発生がなく、しかも低蒸気圧を保持した
状態で、融点が低下するようになると共に、ぬれ
性も著しく改善されるようになるという知見を得
たのである。 この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、Ag:25〜65%、Pd:0.5〜25%、
Si:0.25〜6.5%、Cuおよび不可避不純物:残り
からなる組成を有し、ろう侵入による母材割れの
発生がなく、かつ良好なぬれ性、低蒸気圧、およ
び低融点を有するCu―Ag系合金ろう材に特徴を
有するものである。 つぎに、この発明のろう材において、成分組成
範囲を上記の通りに現定した理由を説明する。 (a) Ag Ag成分には、CuおよびSi成分との共存におい
てろう材の融点を下げ、かつぬれ性を改善するほ
か、ろう材の箔や極細線への加工性を改善する作
用があるが、その含有量が25%未満では、前記作
用に所望の効果が得られず、一方65%を越えて含
有させても前記作用により一層の改善効果は得ら
れず、経済性を考慮して、その含有量を25〜65%
と定めた。なお、厳しい条件での冷間加工を行な
う場合には、Ag:35%以上の含有が望ましい。 (b) Pd Pd成分には、特に被ろう付け部材がNi―Fe系
合金やコバール型合金である場合、ろう付け時に
母材結晶粒界にろう構成成分が侵入するのを抑制
する作用があるが、その含有量が0.5%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方25%を越
えて含有させると、ろう材の融点が上昇し、かつ
ぬれ性も劣化するようになることから、その含有
量を0.5〜25%と定めた。 (c) Si Si成分には、ろう材の蒸気圧に何ら影響を及ぼ
すことなく、ぬれ性を著しく改善し、かつ融点を
下げる作用があるが、その含有量が0.25%未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方6.5%
を越えて含有させると、ろう材の加工性が劣化す
るようになることから、その含有量を0.25〜6.5
%と定めた。なお、苛酷な条件で冷間加工を行な
う場合には、Si:5%以下の含有が望ましい。 つぎに、この発明のろう材を実施例により従来
例と対比しながら説明する。 実施例 通常の溶解法および塑性加工法を適用して、そ
れぞれ第1表に示される成分組成をもつた本発明
ろう材1〜10および従来ろう材1〜4を製造し
た。
【表】
【表】
ついで、この結果得られた本発明ろう材1〜10
および従来ろう材1〜4について、JIS・Z3191
に則し、アルゴン雰囲気中、温度:850℃におけ
る厚さ:5mmのコバール合金(Ni:29%、Co:
17%、Feおよび不可避不純物:残り)母材上で
のろうの広がり面積を測定した。また、同じくア
ルゴン雰囲気中にて、上記のろう材を上記の母材
上に置き、温度:850℃に2分間保持した後の前
記ろう材の前記母材結晶粒界への浸入深さを測定
した。なお、このろう侵入深さ測定において、従
来ろう材2,3は高融点を有するため、その加熱
温度をそれぞれ900℃および950℃とした。さら
に、前記ろうの広がり面積測定後のろう(ろう付
け後と同じ状態にある)の温度:500℃での蒸気
圧を測定した。これらの測定結果を第1表にまと
めて示した。 第1表に示される結果から、本発明ろう材1〜
10は、いずれも従来Ag―Cu合金ろう材(従来
ろう材4)および従来Ag―Cu―Pd合金ろう材
(従来ろう材1〜3)と同等の低蒸気圧を有する
ほか、ろうの母材結晶粒界への侵入がきわめて小
さい従来ろう材1〜3と同等あるいはこれ以上の
すぐれた特性を示し、かつ従来ろう材1と同等あ
るいはこれ以上の低融点および良好なぬれ性を示
すことが明らかである。 上述のように、この発明のろう材は、ろう付け
時に母材結晶粒界へのろうの侵入がきわめて小さ
く、かつ良好なぬれ性、低蒸気圧、および低融点
を有し、さらに加工性にもすぐれているので、被
ろう付け部材の材質および形状に制約されること
なく、良好な状態でろう付けを行なうことがで
き、しかもこの結果のろう付け部は長期に亘つて
安定性能を発揮するなど工業上有用な特性を有す
るのである。
および従来ろう材1〜4について、JIS・Z3191
に則し、アルゴン雰囲気中、温度:850℃におけ
る厚さ:5mmのコバール合金(Ni:29%、Co:
17%、Feおよび不可避不純物:残り)母材上で
のろうの広がり面積を測定した。また、同じくア
ルゴン雰囲気中にて、上記のろう材を上記の母材
上に置き、温度:850℃に2分間保持した後の前
記ろう材の前記母材結晶粒界への浸入深さを測定
した。なお、このろう侵入深さ測定において、従
来ろう材2,3は高融点を有するため、その加熱
温度をそれぞれ900℃および950℃とした。さら
に、前記ろうの広がり面積測定後のろう(ろう付
け後と同じ状態にある)の温度:500℃での蒸気
圧を測定した。これらの測定結果を第1表にまと
めて示した。 第1表に示される結果から、本発明ろう材1〜
10は、いずれも従来Ag―Cu合金ろう材(従来
ろう材4)および従来Ag―Cu―Pd合金ろう材
(従来ろう材1〜3)と同等の低蒸気圧を有する
ほか、ろうの母材結晶粒界への侵入がきわめて小
さい従来ろう材1〜3と同等あるいはこれ以上の
すぐれた特性を示し、かつ従来ろう材1と同等あ
るいはこれ以上の低融点および良好なぬれ性を示
すことが明らかである。 上述のように、この発明のろう材は、ろう付け
時に母材結晶粒界へのろうの侵入がきわめて小さ
く、かつ良好なぬれ性、低蒸気圧、および低融点
を有し、さらに加工性にもすぐれているので、被
ろう付け部材の材質および形状に制約されること
なく、良好な状態でろう付けを行なうことがで
き、しかもこの結果のろう付け部は長期に亘つて
安定性能を発揮するなど工業上有用な特性を有す
るのである。
Claims (1)
- 1 Ag:25〜65%、Pd:0.5〜25%、Si:0.25〜
6.5%、Cuおよび不可避不純物:残りからなる組
成(以上重量%)を有することを特徴とするぬれ
性の良好な低融点Cu―Ag系合金ろう材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP174181A JPS57115997A (en) | 1981-01-09 | 1981-01-09 | Low melting point cu-ag alloy brazing filler metal of good wettability |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP174181A JPS57115997A (en) | 1981-01-09 | 1981-01-09 | Low melting point cu-ag alloy brazing filler metal of good wettability |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115997A JPS57115997A (en) | 1982-07-19 |
| JPS6116239B2 true JPS6116239B2 (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=11509983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP174181A Granted JPS57115997A (en) | 1981-01-09 | 1981-01-09 | Low melting point cu-ag alloy brazing filler metal of good wettability |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57115997A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3235574A1 (de) * | 1982-09-25 | 1984-03-29 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Lotlegierungen zum aufloeten von kontaktwerkstoffen |
| US4459264A (en) * | 1983-03-14 | 1984-07-10 | Gte Products Corporation | Reactive metal-palladium-silver brazing alloys |
| JP7014003B2 (ja) * | 2018-03-28 | 2022-02-01 | 住友金属鉱山株式会社 | はんだ接合電極およびはんだ接合電極の被膜形成用銅合金ターゲット |
-
1981
- 1981-01-09 JP JP174181A patent/JPS57115997A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115997A (en) | 1982-07-19 |
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