JPS61162568A - 被膜の除去方法 - Google Patents
被膜の除去方法Info
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- JPS61162568A JPS61162568A JP60001445A JP144585A JPS61162568A JP S61162568 A JPS61162568 A JP S61162568A JP 60001445 A JP60001445 A JP 60001445A JP 144585 A JP144585 A JP 144585A JP S61162568 A JPS61162568 A JP S61162568A
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- Japan
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- film
- aqueous solution
- substrate
- temperature
- polyfunctional acrylic
- Prior art date
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多官能アクリル系の硬化被膜を表面に有して
いる基体において、たとえば綺麗な硬化被膜の形成に失
敗し硬化被膜の再形成を行いたい時に、一度形成した硬
化被膜を基体より除去し、再度被膜形成を行う場合に適
用できる硬化被膜の除去方法に関する。 〔従来の技術〕 一般に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などの成形体は、
金属製品、ガラス製品などにくらべて軽量で耐衝撃性に
優れているばかりでなく、安価で成形加工が容易である
などの種々の利点を有しており、自動車、オートバイ。 家庭用電化製品1日用雑貨品、その多の多くの分野にお
いて、これらの材質に代わって広く使用されている。し
かし、これらの樹脂などの成形体は金属やガラス等にく
らべて表面硬度が低く、引掻きゃ摩擦に対しても弱いた
めに表面に傷が生じ易いという欠点がある0たとえば、
成形体の部品の取付作業または輸送作業あるいは製品の
使用中に接触、衝突、引掻きなどにより表面に損傷を受
易いなどの表面特性に欠点があるためにこれらの成形体
の利用が著しく制限されている。 このような樹脂などの成形体基本表面の前述の欠点を改
善する方法として多くの提案がなされており、その−例
として1分子中に2つ以上のCメタ)アクリロイル基を
持つ多官能アクリル化合物を表面に塗布したのち、熱ま
たは光によって架橋させ、硬い被膜を形成させる方法が
知られている。 ところで、前記の方法を実際に工業的規模で適用すると
、多官能アクリル化合物を成形体基本に塗布する際に、
たとえば空気中に浮遊している粉塵などが塗装表面に紛
れ込み、硬化被膜に微小な空孔や突起
いる基体において、たとえば綺麗な硬化被膜の形成に失
敗し硬化被膜の再形成を行いたい時に、一度形成した硬
化被膜を基体より除去し、再度被膜形成を行う場合に適
用できる硬化被膜の除去方法に関する。 〔従来の技術〕 一般に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などの成形体は、
金属製品、ガラス製品などにくらべて軽量で耐衝撃性に
優れているばかりでなく、安価で成形加工が容易である
などの種々の利点を有しており、自動車、オートバイ。 家庭用電化製品1日用雑貨品、その多の多くの分野にお
いて、これらの材質に代わって広く使用されている。し
かし、これらの樹脂などの成形体は金属やガラス等にく
らべて表面硬度が低く、引掻きゃ摩擦に対しても弱いた
めに表面に傷が生じ易いという欠点がある0たとえば、
成形体の部品の取付作業または輸送作業あるいは製品の
使用中に接触、衝突、引掻きなどにより表面に損傷を受
易いなどの表面特性に欠点があるためにこれらの成形体
の利用が著しく制限されている。 このような樹脂などの成形体基本表面の前述の欠点を改
善する方法として多くの提案がなされており、その−例
として1分子中に2つ以上のCメタ)アクリロイル基を
持つ多官能アクリル化合物を表面に塗布したのち、熱ま
たは光によって架橋させ、硬い被膜を形成させる方法が
知られている。 ところで、前記の方法を実際に工業的規模で適用すると
、多官能アクリル化合物を成形体基本に塗布する際に、
たとえば空気中に浮遊している粉塵などが塗装表面に紛
れ込み、硬化被膜に微小な空孔や突起
【所謂プツ)が発
生して、製品価値を無くしてしまうケースがしばしば生
じる。さらに別には、製品を使用中に何かの弾みで表面
に傷が付いた場合、補修してもとにもどすことが消費者
側から強い要望として存在する。従来、このような場合
に対処する手段としては、塗装置−直す部分を研摩して
再塗装する方法、傷口部分上にそのまま再塗装する方法
、硬化被膜を溶解する特殊溶剤を用いて被膜を溶解除去
したのも再塗装する方法が知られている。しかし、第1
の方法は、被膜が一般塗料の被膜に比べて非常に硬いた
め、均一な研摩が行い難く、シかも残留している古い被
膜上に塗布してできた新しい被膜の密着性も劣る。第2
の方法は、上記の如く重ね塗り被膜の密着性が悪いうえ
、厚肉となった被膜の物性低下の問題がある。第5の方
法は、溶剤によって基本である合成樹脂自身が侵されて
しまうという問題がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは1以上の実情を踏まえ、多官能アクリル系
の硬化被膜を、基本を傷めることなく完全に除去するこ
とができ、かつ除去後に再塗装しても新品に塗装した場
合と何ら変わりないような除去表面が得られる除去方法
がないか研究を重ねた。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は表面に多官能アクリル系硬化被膜を
有する基体を、室温以上で基体が変形する温度より低い
温度範囲にある濃度5%以上のアルカリ水溶液中に浸漬
して、硬化被膜と基体とを分離することを特徴とする被
膜の除去方法に関する。 〔作 用〕 本発明は、多官能アクリル系硬化被膜を基本から除去す
るために、含浸などの手段によって特定濃度のアルカリ
水溶液と特¥温度で接触させるのであるが斯様な簡単な
手段によって、従来剥離が困難視されていた多官能アク
リル系の硬化被膜を綺麗に除去できることは実に驚くべ
きことである。 すなわち、本発明の方法を適用する多官能アクリル系硬
化被膜は、同じような表面保護作用を示すシリコン系硬
化被膜と異なり、耐薬品性(耐アルカリ性]が優れてい
ると認識されており、事実各種報告もその点が強調され
ている。たとえば雑誌「塗装と塗料」塗料出版社発行、
A357゜P59〜48には、低濃度の水酸化す) I
Jウム水溶液に4時間部分接触させても硬化被膜に異常
がなかったという記載がある。同様の報告はこの他にも
「高分子加工J@32巻5号P5ろ〜59、 [日化協
月報J 1983年4月号pis〜26および「工業
材料」第50巻4号P68〜72などにも見られ、いず
れも多官能アクリル系の硬化被膜は耐薬品性が良いこと
を支持している。このように、従来の当業者間では1本
発明の如く特定温度下で特定濃度のアルカリ水溶液によ
って多官能アクリル系硬化被膜をいとも簡単に溶解除去
できるとは予想もし得ないことであり、ましてや除去さ
れた基体面上に再塗装すると、再び新品同様の硬化被膜
が形成されることが可能であるとは全く予期し得なかっ
たのである。 本発明の方法を適用し得る多官能アクリル系硬化被膜を
形成する塗料は、1分子中に2つ以上の(メタ)アクリ
ロイル基をもつ化合物を主体にするものであれば如何な
るものでもよく、とくに制限されるものではない。この
ような塗料の例はたとえば前掲した各文献の記載のもの
のほか、特許出願公告46−16091.51−286
77.55−45553.54−1742.56−44
011.特許出願公開49−”+0466.50−11
0477.52−126474.53−102936.
54−30466.54−62269.54−8398
5.54−134795.59−20515.59−2
5840.59−30810.59−53511.59
−16115.59−41566.59−56462.
59−58035.59−6641 Q、59−664
62.59−68317.59−68375.59−7
1535.59−78242.59−78245.59
−80472.59−81563.5 ’?−8492
6,59−84952,59−86631,59−86
666,59−86667,59−86661L 59
−89531.59−89332.59−89367.
59−93715.59−95755.59−9811
5.59−124961の各公報に開示されているもの
などを1例として挙げることができる。 前記の多官能アクリル系の塗料を塗装する基体は、金属
、ガラス、セラミックスなどの無機物、合成樹脂成形体
などの有櫛物等であり、室温以上のアルカリ水溶液に侵
されないものであれば如何なるものでもよい。とくに従
来剥離除去が困難視されていた熱可塑性樹脂や熱硬化性
樹脂などの合成樹脂成形体は、本発明の方法によって簡
単に除去できる。合成樹脂の1例としては、ポリメチル
メタクリレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ4−メチルペンテン−1などを承げ
ることができるが、何もこれらの樹脂に限定されるもの
ではない。アルカリ水溶液は、アルカリ金属またはアル
カリ土類金属の水酸化物の水溶液であり、たとえば水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化マグネシウム、水酸化カルシウムなどの水溶液を挙げ
ることができる。水溶液の濃度は少なくとも5(重量2
%以上であり、作業上の取扱い性及び安全性の面からは
5〜30%、とくに工業上の連続生産性の面からは10
〜20%が好ましい。5%未満、とくに10%未満の濃
度であると、硬化被膜の溶解剥離に時間がかかりすぎ、
生産性が低下する。アルカリ水溶液の温度は、室温以上
であって基体が変形する温度よりも低い温度範囲であれ
ばよい。しかし、温度が100℃を越えると加圧下に作
業をしなくてはならないので、好ましくは100”C未
満、とくには50〜80’C5更には60〜75℃の範
囲が安全性。 取扱い性に優れかつ基本−とくに合成樹脂の基体に対し
て影響がないので好ましい。室温よりも低い温度である
と、硬化被膜の溶解剥離に時間がかかりすぎ、事実上全
く溶解しないのと同じになる。 基本上の多官能アクリル系硬化被膜を除去するには基体
ごと前記のアルカリ水溶液中に浸清し、水溶液の温度を
前記の温度範囲、好ましくは50〜80”C1とくに6
0〜75℃の範囲内になるように一定に保ち続け、基本
上の多官能アクリル系硬化被膜を溶解剥離して除去する
。含浸時間はとくに制限がなくて、被膜が完全に除去さ
れるまでであるが、水溶液の温度が50″C以上であれ
ば多くが2時間以内とくに1時間以内で除去可能である
。 硬化被膜を除去されたX木は、必要に応じ再塗装されて
硬化被膜を再形成15てもよく、この場合再形成の硬化
被膜は、#r品に形成、させた硬化被膜と比べて何らそ
の性能上の差違はない。 〔実施例〕 以下に本発明の好適な例を実施例として示すが、本発明
はとくに断わりのない限り何らこれらの例に限定される
ものではない。 実施例1〜5および比較例1〜2 多官能アクリルモノマーとしてトリス(アクロイルオキ
シエチル)イソシアヌレートを主成分とし、これと光重
合開始剤、無機充填材および有機溶剤とから紫外線硬化
型多官能アクリル系被覆組成物を作製した。 一方、ポリプロピレン〔三井石油化学工業KK製、商品
名、三井石油化学ポリプロ、r、140r群青を1.2
鳴入れて青色に着色したもの)以下、ppと略称〕から
作製した射出角板C厚み2mm)を1゜1.1− トリ
クロルエタン蒸気に30秒間さらし、その後室温下1分
乾燥した後に各種被覆用組成物をエアースプレー(吐出
圧5kg7cm )にて塗布し、5分間セツティングを
行った後に80℃で5分間乾燥を行った。ついでこの試
験片を3KW高圧水銀灯下。 151の距離で紫外線を約50秒間照射し、外被膜を硬
化させた。 この様にして被覆した射出成形角板を表1に示す剥離液
に50分間浸漬し、被膜層の剥離状況を観察した。結果
を表1に示す。尚、表1には後述する実施例6〜8の結
果も併記する。 実施例6 ボリ4−メチル−1−ペンテンC三井石油化学製、商品
名: TPX■MX−004,以下TPXと略称)の2
mm厚の射出成形角板を無水マレイン酸変性EPR(無
水マレイン酸含量ニア、7+重量)%〕の15 g/1
28度のトルエン溶液中に10秒間浸漬し、プライマー
処理を行った。室温で5分間放置後、実施例1に記載の
方法により外被膜層を形成した。 この様にして被覆した射出成形角板を70℃に保った1
5%の水酸化す) IJウム水溶液に50分間浸漬した
ところ、被覆膜は完全に溶解除去された。 実施例7〜8 表面被覆ポリマーシートとして、多官能アクリル系紫外
線硬化型ハードコート被覆を行ったポリカーボネートc
以下、PCと略称】シート(三菱レイヨン製、商品名:
ダイアライト■AR)およびポリメチルメタアクリレー
トc以下、PMMAと略称)シート(三菱レイヨン製、
商品名ニアクリライト■AR)より試験片を切り出し、
実施例1に記載された方法により水酸化ナトリウム水溶
液に浸漬したところ被膜層はいずれも完全に溶解除去さ
れた。 表1(続き) 実施例9 実施例1で被膜を除去した基材に、再度実施例1と同様
にして硬化被膜を形成した。得られた被膜の物性を新品
の基材に形成した硬化被覆と比較して表2に示す。 表 2 *1 JIS K 5400−1979中のゴバン
目テストに圀じて行った。 *1 JIS K 5400−1979中の60度
鏡面光沢度に準じて行った。 〔発明の効果〕 以と述べた始く、本発明の方法によれば(1)従来剥離
が困睡とされていた多官能アクリル系硬化被膜を除去す
ることができる、 (2)剥離対象の硬化被膜を確実かつ完全に除去するこ
とかできる、 (3)基体には全く影響を与えない。 (4)アルカリ水溶液中に浸漬するだけなので作業が簡
単である、 (5)硬化被膜除宏後の基本表面上は綺麗であり、した
がって再塗装後の硬化被膜の性能も良い、といった優れ
た効果を示す。
生して、製品価値を無くしてしまうケースがしばしば生
じる。さらに別には、製品を使用中に何かの弾みで表面
に傷が付いた場合、補修してもとにもどすことが消費者
側から強い要望として存在する。従来、このような場合
に対処する手段としては、塗装置−直す部分を研摩して
再塗装する方法、傷口部分上にそのまま再塗装する方法
、硬化被膜を溶解する特殊溶剤を用いて被膜を溶解除去
したのも再塗装する方法が知られている。しかし、第1
の方法は、被膜が一般塗料の被膜に比べて非常に硬いた
め、均一な研摩が行い難く、シかも残留している古い被
膜上に塗布してできた新しい被膜の密着性も劣る。第2
の方法は、上記の如く重ね塗り被膜の密着性が悪いうえ
、厚肉となった被膜の物性低下の問題がある。第5の方
法は、溶剤によって基本である合成樹脂自身が侵されて
しまうという問題がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは1以上の実情を踏まえ、多官能アクリル系
の硬化被膜を、基本を傷めることなく完全に除去するこ
とができ、かつ除去後に再塗装しても新品に塗装した場
合と何ら変わりないような除去表面が得られる除去方法
がないか研究を重ねた。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は表面に多官能アクリル系硬化被膜を
有する基体を、室温以上で基体が変形する温度より低い
温度範囲にある濃度5%以上のアルカリ水溶液中に浸漬
して、硬化被膜と基体とを分離することを特徴とする被
膜の除去方法に関する。 〔作 用〕 本発明は、多官能アクリル系硬化被膜を基本から除去す
るために、含浸などの手段によって特定濃度のアルカリ
水溶液と特¥温度で接触させるのであるが斯様な簡単な
手段によって、従来剥離が困難視されていた多官能アク
リル系の硬化被膜を綺麗に除去できることは実に驚くべ
きことである。 すなわち、本発明の方法を適用する多官能アクリル系硬
化被膜は、同じような表面保護作用を示すシリコン系硬
化被膜と異なり、耐薬品性(耐アルカリ性]が優れてい
ると認識されており、事実各種報告もその点が強調され
ている。たとえば雑誌「塗装と塗料」塗料出版社発行、
A357゜P59〜48には、低濃度の水酸化す) I
Jウム水溶液に4時間部分接触させても硬化被膜に異常
がなかったという記載がある。同様の報告はこの他にも
「高分子加工J@32巻5号P5ろ〜59、 [日化協
月報J 1983年4月号pis〜26および「工業
材料」第50巻4号P68〜72などにも見られ、いず
れも多官能アクリル系の硬化被膜は耐薬品性が良いこと
を支持している。このように、従来の当業者間では1本
発明の如く特定温度下で特定濃度のアルカリ水溶液によ
って多官能アクリル系硬化被膜をいとも簡単に溶解除去
できるとは予想もし得ないことであり、ましてや除去さ
れた基体面上に再塗装すると、再び新品同様の硬化被膜
が形成されることが可能であるとは全く予期し得なかっ
たのである。 本発明の方法を適用し得る多官能アクリル系硬化被膜を
形成する塗料は、1分子中に2つ以上の(メタ)アクリ
ロイル基をもつ化合物を主体にするものであれば如何な
るものでもよく、とくに制限されるものではない。この
ような塗料の例はたとえば前掲した各文献の記載のもの
のほか、特許出願公告46−16091.51−286
77.55−45553.54−1742.56−44
011.特許出願公開49−”+0466.50−11
0477.52−126474.53−102936.
54−30466.54−62269.54−8398
5.54−134795.59−20515.59−2
5840.59−30810.59−53511.59
−16115.59−41566.59−56462.
59−58035.59−6641 Q、59−664
62.59−68317.59−68375.59−7
1535.59−78242.59−78245.59
−80472.59−81563.5 ’?−8492
6,59−84952,59−86631,59−86
666,59−86667,59−86661L 59
−89531.59−89332.59−89367.
59−93715.59−95755.59−9811
5.59−124961の各公報に開示されているもの
などを1例として挙げることができる。 前記の多官能アクリル系の塗料を塗装する基体は、金属
、ガラス、セラミックスなどの無機物、合成樹脂成形体
などの有櫛物等であり、室温以上のアルカリ水溶液に侵
されないものであれば如何なるものでもよい。とくに従
来剥離除去が困難視されていた熱可塑性樹脂や熱硬化性
樹脂などの合成樹脂成形体は、本発明の方法によって簡
単に除去できる。合成樹脂の1例としては、ポリメチル
メタクリレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ4−メチルペンテン−1などを承げ
ることができるが、何もこれらの樹脂に限定されるもの
ではない。アルカリ水溶液は、アルカリ金属またはアル
カリ土類金属の水酸化物の水溶液であり、たとえば水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化マグネシウム、水酸化カルシウムなどの水溶液を挙げ
ることができる。水溶液の濃度は少なくとも5(重量2
%以上であり、作業上の取扱い性及び安全性の面からは
5〜30%、とくに工業上の連続生産性の面からは10
〜20%が好ましい。5%未満、とくに10%未満の濃
度であると、硬化被膜の溶解剥離に時間がかかりすぎ、
生産性が低下する。アルカリ水溶液の温度は、室温以上
であって基体が変形する温度よりも低い温度範囲であれ
ばよい。しかし、温度が100℃を越えると加圧下に作
業をしなくてはならないので、好ましくは100”C未
満、とくには50〜80’C5更には60〜75℃の範
囲が安全性。 取扱い性に優れかつ基本−とくに合成樹脂の基体に対し
て影響がないので好ましい。室温よりも低い温度である
と、硬化被膜の溶解剥離に時間がかかりすぎ、事実上全
く溶解しないのと同じになる。 基本上の多官能アクリル系硬化被膜を除去するには基体
ごと前記のアルカリ水溶液中に浸清し、水溶液の温度を
前記の温度範囲、好ましくは50〜80”C1とくに6
0〜75℃の範囲内になるように一定に保ち続け、基本
上の多官能アクリル系硬化被膜を溶解剥離して除去する
。含浸時間はとくに制限がなくて、被膜が完全に除去さ
れるまでであるが、水溶液の温度が50″C以上であれ
ば多くが2時間以内とくに1時間以内で除去可能である
。 硬化被膜を除去されたX木は、必要に応じ再塗装されて
硬化被膜を再形成15てもよく、この場合再形成の硬化
被膜は、#r品に形成、させた硬化被膜と比べて何らそ
の性能上の差違はない。 〔実施例〕 以下に本発明の好適な例を実施例として示すが、本発明
はとくに断わりのない限り何らこれらの例に限定される
ものではない。 実施例1〜5および比較例1〜2 多官能アクリルモノマーとしてトリス(アクロイルオキ
シエチル)イソシアヌレートを主成分とし、これと光重
合開始剤、無機充填材および有機溶剤とから紫外線硬化
型多官能アクリル系被覆組成物を作製した。 一方、ポリプロピレン〔三井石油化学工業KK製、商品
名、三井石油化学ポリプロ、r、140r群青を1.2
鳴入れて青色に着色したもの)以下、ppと略称〕から
作製した射出角板C厚み2mm)を1゜1.1− トリ
クロルエタン蒸気に30秒間さらし、その後室温下1分
乾燥した後に各種被覆用組成物をエアースプレー(吐出
圧5kg7cm )にて塗布し、5分間セツティングを
行った後に80℃で5分間乾燥を行った。ついでこの試
験片を3KW高圧水銀灯下。 151の距離で紫外線を約50秒間照射し、外被膜を硬
化させた。 この様にして被覆した射出成形角板を表1に示す剥離液
に50分間浸漬し、被膜層の剥離状況を観察した。結果
を表1に示す。尚、表1には後述する実施例6〜8の結
果も併記する。 実施例6 ボリ4−メチル−1−ペンテンC三井石油化学製、商品
名: TPX■MX−004,以下TPXと略称)の2
mm厚の射出成形角板を無水マレイン酸変性EPR(無
水マレイン酸含量ニア、7+重量)%〕の15 g/1
28度のトルエン溶液中に10秒間浸漬し、プライマー
処理を行った。室温で5分間放置後、実施例1に記載の
方法により外被膜層を形成した。 この様にして被覆した射出成形角板を70℃に保った1
5%の水酸化す) IJウム水溶液に50分間浸漬した
ところ、被覆膜は完全に溶解除去された。 実施例7〜8 表面被覆ポリマーシートとして、多官能アクリル系紫外
線硬化型ハードコート被覆を行ったポリカーボネートc
以下、PCと略称】シート(三菱レイヨン製、商品名:
ダイアライト■AR)およびポリメチルメタアクリレー
トc以下、PMMAと略称)シート(三菱レイヨン製、
商品名ニアクリライト■AR)より試験片を切り出し、
実施例1に記載された方法により水酸化ナトリウム水溶
液に浸漬したところ被膜層はいずれも完全に溶解除去さ
れた。 表1(続き) 実施例9 実施例1で被膜を除去した基材に、再度実施例1と同様
にして硬化被膜を形成した。得られた被膜の物性を新品
の基材に形成した硬化被覆と比較して表2に示す。 表 2 *1 JIS K 5400−1979中のゴバン
目テストに圀じて行った。 *1 JIS K 5400−1979中の60度
鏡面光沢度に準じて行った。 〔発明の効果〕 以と述べた始く、本発明の方法によれば(1)従来剥離
が困睡とされていた多官能アクリル系硬化被膜を除去す
ることができる、 (2)剥離対象の硬化被膜を確実かつ完全に除去するこ
とかできる、 (3)基体には全く影響を与えない。 (4)アルカリ水溶液中に浸漬するだけなので作業が簡
単である、 (5)硬化被膜除宏後の基本表面上は綺麗であり、した
がって再塗装後の硬化被膜の性能も良い、といった優れ
た効果を示す。
Claims (4)
- (1)表面に多官能アクリル系硬化被膜を有する基体を
、室温以上で基体が変形する温度より低い温度範囲にあ
る濃度5%以上のアルカリ水溶液中に浸漬して、硬化被
膜と基体とを分離することを特徴とする被膜の除去方法
。 - (2)アルカリ水溶液の温度が50〜80℃である特許
請求の範囲第1項記載の被膜の除去方法。 - (3)アルカリ水溶液の濃度が10〜30%である特許
請求の範囲第1項または第2項に記載の被膜の除去方法
。 - (4)アルカリ水溶液が水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カ
ルシウムの水溶液から選ばれる特許請求の範囲第1項な
いし第5項のいずれかに記載の被膜の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60001445A JP2599902B2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 硬化被膜の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60001445A JP2599902B2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 硬化被膜の除去方法 |
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|---|---|
| JPS61162568A true JPS61162568A (ja) | 1986-07-23 |
| JP2599902B2 JP2599902B2 (ja) | 1997-04-16 |
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ID=11501634
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2271356A (en) * | 1992-09-25 | 1994-04-13 | Nissan Motor | Method of removing coating films |
| JP2015077541A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 地方独立行政法人山口県産業技術センター | 塗膜除去方法と塗膜除去装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226549A (en) * | 1975-08-26 | 1977-02-28 | Adeka Argus Chem Co Ltd | Halogen-containing resin compositions |
| JPS56129273A (en) * | 1980-02-15 | 1981-10-09 | Sterling Drug Inc | Coating grade aqueous composition for peeling paint |
| JPS57163236A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-07 | Hitachi Chem Co Ltd | Peeling solution for use in photocured film |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP60001445A patent/JP2599902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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| GB2271356B (en) * | 1992-09-25 | 1996-01-31 | Nissan Motor | Method of removing coating films from resin substrates |
| US5542982A (en) * | 1992-09-25 | 1996-08-06 | Nissan Motor Co., Ltd. | Method of removing coating films |
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| JP2015077541A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 地方独立行政法人山口県産業技術センター | 塗膜除去方法と塗膜除去装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2599902B2 (ja) | 1997-04-16 |
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