JPS61168512A - 電極材料 - Google Patents

電極材料

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JPS61168512A
JPS61168512A JP60007042A JP704285A JPS61168512A JP S61168512 A JPS61168512 A JP S61168512A JP 60007042 A JP60007042 A JP 60007042A JP 704285 A JP704285 A JP 704285A JP S61168512 A JPS61168512 A JP S61168512A
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coulombs
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charge
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Mitsutaka Miyabayashi
宮林 光孝
Akira Itsubo
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  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は、軽量でエネルギー密度、最大出力密度が高く
、無公害な電池の製造を可能ならしめる電極を低コスト
で工業的に生産可能な電極材料に関する。
(従来技術) 近年、電池の高性能化に向けた研究開発の動きは激しい
。その一つに炭素質材料を電極として電気化学的ドーピ
ングを利用した再充電可能な二次電池の研究がある。九
とえは負極KLi 金属を、正極に黒鉛を用いた場合、
黒鉛層間に充電でClO:、BF4−などの陰イオンを
ドープすることができ、この時に生ずる起電力を利用し
て電池として応用できる。放電時には、黒鉛層間からこ
れらのイオンが脱ドープされ、電流がとシだせる。こう
して充、放電のくシ返しができる二次電池として使用で
きる(電気化学46,438(1978)など)。
しかし、この場合には黒鉛層間にドープされたイオン同
志の反発のためかドープ量に限度がめ夛、エネルギー密
度も低いものであって正極として黒鉛は不充分である。
また負極としてのLi金属は、充放電のサイクルをくシ
返すにつれてLi金属電極上に成長するデンドライトの
ために充放電のサイクル数をあげることができず負極と
して不充分である。
また、黒鉛を負極として用いた場合、Li  イオンな
どの陽イオンを眉間にドープすることができるが電解液
中で非常圧不安定であシ、電解液とも反応するなど電極
材として不適である(J、Elec−trochem、
5ociety、 125 、687 (1978) 
、 )。
また、市販の活性炭素繊維を両極に用いた電池が特開昭
58−35881号公報に提案されている。しかし特開
昭55−99714号公報に活性化炭素繊維を両極に用
いた電気二重層容量が提案されているように、電荷の蓄
積及び放出をイオンのドーピング、脱ドーピングで行う
というよりは、むしろ活性炭電極と溶液の界面に正負の
電荷が極めて短い距離を隔てて相対して分布する電気二
重層を利用したものであり、エネルギー密度があがらず
、また、自己放′亀がしやすく長時間放電に耐えず、電
圧の平担性も得られぬなどのいくつかの重要な問題点を
有している。
一方、ポリアセチレンなどの導電性高分子を電極として
電気化学的ドーピングを利用した再充電可能な二次電池
の研究にも多大の関心が寄せられている。たとえば特開
昭57−121168号公報にはアセチレン重合体を用
いた電池が提案されている。しかしポリアセチレンは空
気中で酸化劣化するなど不安定であ少溶媒に含まれる微
量の水分や酸素と反応して劣化し電極としての安定桂に
劣る。とくに負極として用いたポリアセチレンが電解液
中で゛の劣化が激しい。
したがってポリアセチレンを両極に用いた電池は自己放
電が激しく、また、充放電の電荷効率も悪く、高性能で
高信頼性のIE池を得るのが難しい。
負極電極としてLi金属を用い、ポリアセチレンを正極
電極として用いた電池では、充放電における電荷効率な
どの問題が、両極にポリアセチレンを用いた電池と比較
して改良されるが、この場合もやはり充放電過程を重ね
るにつれてLi金属電極上に成長するデンドライトのた
めに充放電のサイクル数を上げることができない等の問
題がめる。
(発明の概要) こうした現状に鑑み、本発明者らは軽量で高エネルギー
密度、高最大出力密度の無公害な二次電池の開発にはイ
オンのドーピング、脱ドーピングに対し安定で、かつ多
量のイオンをドープできる良好な正極及び負極の電極材
料が重要であること、とシわけ負極電極としてすぐれた
性能を有する材料の開発が最大のポイントであるとの認
HC立ち、すぐれた負極電極用材料の開発に鋭意努力し
てきた。その結果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、アクリロニトリル重合体、フェノー
ル樹脂、セルロース樹脂、又ハ、ピッチを熱焼成してな
シ、かつ、下記(1)、(2)を満足する電極材料であ
る。
(1)水素/炭素原子の原子比が0.20以下であるこ
と。
(2)電子スピン共鳴スペクトル(23℃測定)の一次
微分吸収曲線から求められる2値が1.970〜2.0
20の範囲に線巾が100ガウス以上のシグナルを有す
るか、又は、lOOガウス未満のシグナルを有しないこ
と。
本発明の電極材料は負極′ft極として用いた時にすぐ
れた電池性能を発揮する。
(発明の詳細な説明) 本発明において、負極電極とは充電時、外部電源の陰極
に接続されて電子が送り込まれ、かつ陽イオンがドープ
される電極側の電極のことである。
本発明の電極材料の合成に用いられるフェノール樹脂は
、フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物と
アルデヒド化合物を散性又は塩基性触媒の存在下で縮合
させることで得られる縮合物を意味する。
フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物とし
ては、たとえばフェノール、オルソクレゾール、パラク
レゾール、メタクレゾール、3.5−キシレノールなど
のキシレノール、パラ−ターシャリ−グチルフェノール
などのアルキルフェノール、パラフェニルフェノール、
ビスフェノールA、レゾルシンなどが用いられる。
アルデヒド化合物は、ホルムアルデヒド、パラホルムア
ルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、フルフラ
ール、アクロレインなどがろる。
とくにホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリ
オキサンが通常よく用いられる。
上記フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物
とアルデヒド化合物を酸性又は塩基性触媒の存在下で縮
合させることで得られる縮合物は、さらに硬化剤によっ
て、あるいはたんに加熱することで適当に硬化反応をお
こなわせることが望ましい。適当な形に賦形後、硬化反
応をお仁なわせることで、熱焼成後得られる電極材料の
形状を選択することができる。
すなわち、上記フェノール性水酸基を有する芳香族炭化
水素化合物とアルデヒド化合物を酸性触媒の存在下で縮
合させることで得られるノボラック型フェノール樹脂は
、さらにホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、フルフラール、アクロレイン、ヘキサ
ンメチレンテトラミン、トリメチロールホスフィンオキ
シトfZトの架橋剤を用いて硬化反応をおこなわせるこ
とができる。また、エポキシ基金有する化合物、たとえ
ばエポキシ樹脂を硬化剤として用いることもできる。更
に、フェノールをアルカリ触媒の存在下にアルデヒド化
合物を反応させて得られるレゾール型フェノール樹脂を
上述のノボラック型フェノール樹脂と反応させて硬化さ
せること本できる。
更に、フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合
物とアルデヒド化合物を塩基性触媒の存在下に反応させ
て得られるレゾール型フェノール樹脂は、次んに加熱す
ることで硬化反応をおこさせることができる。
本発明の電極材料の合成に用いられるフェノール樹脂は
、ポリP−ビニルフェノール、ポリイソプロペニルフェ
ノールなどのフェノール基tM合単位に含むポリマーを
用いることができる。通常はこれらのポリマーを、ホル
ムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、フルフラール、アクロレイン、ヘキサメチレンテト
ラミン、トリメチロールホスフィンオキシト、エポキシ
樹脂などのエポキシ基を有する化合物、レゾールなどを
用いて適当に硬化させて用いる。
本発明の電極材料の合成に用いるポリアクリロニトリル
は、アクリロニトリルの単独重合体又はアクリロニトリ
ルに他のコモノマーを少割合共重合させた共重合体を意
味する。アクリロニトリルの単独重合体又はアクリロニ
トリルとα−ハロゲン化アクリロニトリルの共重合体が
好ましL/%Oアクリロニトリルと共重合するコモン1
−にα−ハロゲン化アクリロニトリルあるいはβ−ハロ
ゲン化アクリロニトリル以外の七ツマ−を使用するとき
は、共重合体中のコモノマーの割合は20モルチ以下、
好ましくはlOモルチ以下に抑えるのがよい。
本発明に用いられるセルロース樹脂は、セルロース及び
セルロース誘導体を意味する。セルロースには、木綿、
麻、2ミー等の天然セルロース、木材、竹、リンター等
から得られるパルプ、ビスコースレーヨン、ポリノジッ
ク、銅アンモニアレーヨン等の再生セルロースが含まれ
る。セルロース誘導体トシてはセルロースをエステル化
、エーテル化したものなどで、1、アセチルセルロース
、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセテ
ートグロビオネート、エチルセルロースなどがその例で
ある。
セルロース樹脂としては上記セルロースが通常よく用い
られる。
本発明に用いられるピッチは、原油の分解時に生成する
原油ピッチ、ナフサの分解時に生成するエチレンヘビー
エンドピッチ、アスファルト分解時に生成するアスファ
ルト分解ピッチ、あるいは、石炭の熱分解時に生成する
コールピッチであシ、炭素と水素からなる化合物の混合
物であ夛、実質的にキノリンネ溶分を含まない等方性ピ
ッチである。この等方性ピッチを不活性ガス流下で加熱
することでメンフェーズ含有率を上げてから本発明に用
いるピッチとして使用することもできる0本発明に用い
るピッチは、これを熱焼成して生成する電極材料の充、
放電特性、電極としての機械的強度のバランスから、メ
ソフェーズ含有率0〜60チのものが通常は用いられる
。メン7エーズ含有率は室温における偏光顕微鏡観察に
よって求めたもので、試料であるピッチの偏光顕微鏡視
野中の異方性部分の面積の占める比率を示すものである
本発明の電極材料は上述のポリアクリロニトリル、フェ
ノール樹脂、セルロース樹脂、又は、ピッチを熱焼成し
て得られる。充放電特性及び電極の強度等からポリアク
リロニトリル、フェノール樹脂、セルロース樹脂が好ま
しい。
ポリアクリロニトリルは、熱焼成する前に200〜40
0℃の温度で、空気等の活性雰囲気下に加熱する耐炎化
処理を施すことが望ましい。
また、ピッチも、熱焼成する前に200〜400℃の温
度で、空気等の活性雰囲気下に加熱する不融化処理を施
すのが好ましい。
熱焼成は、真空中ないし不活性ガス(窒素、アルゴン等
)流下又は酸化性ガス(空気等)流下、又は両者の混合
ガス流下に実施される。通常は真空下、又は不活性ガス
流下で熱焼成される。
熱焼成温度は生成する高分子共役系の水素/炭素原子の
原子比に密接に関連しておシ、この原子比が0.20以
下となるべく熱焼成温度が選択される。通常は500〜
3000℃、好ましくは1000〜2800℃、更に好
ましくは1500〜2700℃の温度で熱焼成される。
熱焼成する前の前記重合体は繊維状、粉状、粒状、フィ
ルム状など各種の形態で用いられる。
本発明の電極材料は、熱焼成した後水蒸気にょシ賦活化
する方法、熱焼成する前の形態を多孔質とする方法など
公知の手法によシ比表面積を増加させて用いるのが好ま
しい。
本発明の電極材料の比表面積は好ましくはi。
rl/If以上、更KIFfましくは100−79以上
、とくに好ましくId:、1000nl/を以上である
本発明の電極材料は元素分析から求められる水素/炭素
原子の原子比が0.20以下、好ましくは0.15以下
、更に好ましくは0.1θ〜0.01である。水素/炭
素原子の原子比が0.20を越えると、負極電極材料と
して充放電過程における過電圧が大きくなシ良好な充放
電特性が得られない。
本発明の電極材料は電子スピン共鳴スペクトル(23℃
で測定)の一次微分吸収曲線から求められるf値が1.
9700〜2.0200の範囲にシグナルを有し、かつ
そのシグナルの線巾(ΔHpp)が100ガウス以上、
好ましくは200ガウス以上、更釦好ましくは300ガ
ウス以上であるか、電子スピン共鳴スペクトル(23℃
で測定)の一次微分吸収曲線から求められるf値が1.
970〜2.020の範囲に、シグナルの線巾(ΔHp
p)が100ガウス未満、好ましくは200ガウス未満
、更に好ましくは300ガウス未満であるシグナルを有
しないものが用いられる。
電子スピン共鳴スペクトル(23℃で測定)の一次微分
吸収曲線から求められるt値が1.9700〜2.02
0の範囲に、シグナルの線巾が100ガウス以上である
シグナルを有せず、あるいは、シグナルの線巾が100
ガウス未満であるシグナルを有する場合は、負極電極材
料として充放電過程における過電圧が大きくなシ良好な
充放電特性が得られない。
本発明の電極材料は場合によっては2つ以上の電子スピ
ン共鳴スペクトルのシグナルを有することがあるが、そ
の場合、そのうちの少なくとも1つのシグナルのt値が
1.970〜2.020の範囲にあ)、そのシグナルの
線巾が100ガウス以上のものが用いられる。
また、本発明の電極材料は電子スピン共鳴スペクトル(
23℃で測定)の一次微分吸収曲線のシグナルの線巾が
極度に広がってそのシグナルの判別が難しくなる場合が
ある。この場合、電子スピン共鳴スペクトル(23℃で
測定)の一次微分吸収曲線のi値が1.9700〜2.
0100の範囲に、シグナルの線巾が100ガウス未満
であるシグナルを有しないものが用いられる。
さらに本発明の電極材料はX線広角回折を用いて定量化
される擬黒鉛構造において、(002)面の面間隔d…
が3.405λ以上、好ましくは3゜41 GA以上、
更に好ましくは3.415λ以上、また、C軸方向の結
晶子の大きさくLc)が55A以下、好ましくは50^
以下、更1ctIFましくは45A以下のものが望まし
い。
さらに本発明の電極材料は(iio)面の面間隔(dx
lo ) O2倍の距離(2doox )が2.460
^以下、好ましくは2.455^以下、また、a軸方向
の結晶子の大きさくLa)が17λ以上、好ましくは1
9大以上、更に好ましくは21^以上のものが望ましい
本発明の電極材料は上述の擬黒鉛構造を有し、いわゆる
黒鉛Kまで発達した規則的な積層構造を有しない。
本発明の電極材料は単独で、あるいは炭素繊維などの導
電材、補強材等を加え念形で各種の形状で電極として用
いられる。
本発明の電極材料を周込た電池は以下のような構成を有
する。すなわち負極には本発明の電極材料を主な活物質
として用いる。正極には活性化炭素繊維など正極電極材
料として比較的良好な特性を有する電極材料が選ばれる
電解質としてはL i C/ 0.、l、j C1、L
i Pk’6、KCNS、NaPF、、LiBF、、N
(Bu)、(JO4、N(Bu)4C1などのアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩、テトラアルキルアンモニ
ウム塩などの公知の塩をプロピレンカーボネート、エチ
レンカーボネート、アセトニトリル、r−ブチロラクト
ン、ジメチルフォルムアマイド、ジメチルスルフオキシ
ド、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、グライム類
等、一般に電池に用いられる有機溶媒の一種又は二種以
上の混合溶媒罠溶解させたものを通常は用いる。分解電
圧の高す溶媒を用いるという観点からは有機溶媒として
プロピレンカーボネート、エチレンカーボネートなどが
好まし騒。
また、液漏れのなりコンパクトな電池を得るためには、
常温あるbは電池の使用温度で固体の電解質を用いるの
が好ましい。
上記の構成からなる電池の両極に外部電源により一定電
圧をかけて、あるいは定電流が流れるように電圧を規制
してなどして充電操作を行なうと、正極には陰イオンが
、負極には陽イオンがドープされて、それぞれP型電極
、nm電極となシ、この両極に生じる起電力を利用して
電池として使用することができる。放電時には、各tS
質イオンはそれぞれの電極から脱ドープされ、電流がと
力だせる。こうした充電、放電のサイクルを繰夛返すこ
とによプニ次電池として使用することができる0 また、ドープ量の異なる\型電極どうしを用いても起電
力を生ずるが、その起電力は両極にPW。
7Vl電極を周込た場合に比して低いものとなる。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明する。なお
元素分析、電子スピン共鳴スペクトル、X線広角回折の
測定は下記方法によシ実施する。
〔元素分析〕
サンプルを120℃で約15時間減圧乾燥後ドライボッ
クス内にてホットプレート上で100℃にして1時間減
圧乾燥し、アルゴン中でアルミニウムカップにサンプリ
ングして、パーキンエルマー240C型元素分析計にて
測定した。
〔電子スピン共鳴スペクトル〕
電子スピン共鳴の一次微分吸収スベクトルはJEOL 
JB8−Fn  IX nsRスペクトロメーターを用
い、Xバンドで測定する。粉末状の試料はそのまま、微
小片状試料はメノウ乳鉢で粉末化して、外径2mの毛細
管に入れ、さらに毛細管を外径5諷のESRWK入れる
。高周波磁場の変調幅を6.3ガウスとする。以上すべ
て空気雰囲気下、23℃で行う。一次微分吸収スペクト
ルのピーク間の線幅(ΔHpp ) はMP/MfO標
準試料を用iて決定する。
(X線広角回折) 本発明において採用する(002)の面間隔d ooz
、C軸方向の結晶子の大きさLC,(110)の面間隔
drt・、a軸方向の結晶子の大きさLaは下記の方法
で測定した。
[1)  (002)面の面間隔 d oox試料が粉
末の場合はそのまま、微小片状の場合にはメノウ乳鉢で
粉末化し、試料に対して約15重量−のX線標準用高純
度シリコン粉末を内部標準物質として加え混合し、試料
セルにつめ、グラファイトモノクロメータ−で単色化し
たCuK線を線源とし、反射式ディフラクトメーター法
によって広角X線回折曲線を測定する0曲線の補正には
、いわゆるローレンツ、偏光因子、吸収因子、原子散乱
因子等に関する補正は行わず、次の簡便法を用いる。
即ち(002)回折に相当する曲線のベースラインを引
き、ベースラインからの実質強度をプロットし直して(
002面)の補正曲線を得る。この曲線のピーク高さの
3分の2の高さに引いた角度軸に平行な線が回折曲線と
交わる線分の中点を求め、中点の角度を内部標準で補正
し、これを回折角の入 2倍とし、CuKd、線の波長−とから次式のブラッグ
式によってd ooz  を求める。
λ doox=−一7− (A) 231nθ λ:1.5418A 08回折角 (2)C軸方向の結晶子の大きさ二LC前項で得た補正
回折曲線において、ピーク高さの半分の位置におけるい
わゆる半価中βを用いてC軸方向の結晶子の大きさを次
式よシ求める。
形状因子Kについては種々議論もめるが、K=0.90
を用いる。λ、θについては前項と同じ意味である。
(3)  (110)面の面間隔do・上記d oos
  の測定法に準じた0(4)a軸方向の結晶子の大き
さLa 上記(Lc) の測定法に準じた。
実施例1 ポリアクリロニトリル繊維(アクリロニトリルか 1oo1)を電気加装置にセットし、真空下10℃/分
の速度で300℃迄昇温した0さらに真空下300℃で
1時間保持した0こうして得られた黒色の基材をさらに
窒素流下20℃/分の速度で1600℃迄昇温した。さ
らに窒素流下1600℃で1時間保持した。こうして得
られた試料の元素分析から求めた水素/炭素の原子比を
表1に、電子のスピン共鳴スペクトルの一次微分吸収曲
線をgt図に、X線広角回折から求めた(002)面の
面間隔do・1 C軸方向の結晶子の大きさくLc)、
(110)面の面間隔do・、及び、a軸方向の結晶子
の大きさくLa)  を表2IC示した0これらデータ
より上記試料の水素/炭素原子比は0.040、電子ス
ピン共鳴スペクトルから求めたt値が1.982のシグ
ナルの半値巾(ΔHpp)は4000ガウス以上であっ
た。また、X線広角回折から求めた(002)面の面間
隔d ooz は3.45λ、C軸方向の結晶子の大き
さくLc)  は42.3^、(110)面の面間隔d
 11G の2倍の距離2 d noは2.43^、a
軸方向の結晶子の大きさくLa )は37.6^であっ
た。
〔上記試料を負極電極に用いた電池〕
上記試料8岬を55メツシユの白金製金網に包み一方の
電極とした。また、セルロース系活性炭素繊維フェルト
(東洋紡社製KF−1600)8岬を同様に55メツシ
ユの白金製金網に包みもう一方の電極とし友。両電極間
に0.5■の厚みのグラスファイバー濾紙を隔膜として
おいた。両電極間に白金線をリード線としてつないだ。
ポテンショスタット/ガルバノスタット(北斗電工社製
HA−501)の陰極に上記試料を白金製金網に包んだ
電極を、また、陽極にセルロース系活性炭素繊維フェル
トを白金製金網に包んだ電極を接続し、両電極間KO,
15mAの一定電流を流して充電した。クーロンメータ
ー指示値で3.OOクーロンの電荷を充電した時点で充
電を打ちきった。充電時の平均電圧は3.4vであった
。その後回路をオープンにしたま130分間放置したが
セル電圧は充電直後に比し0.04 V低下したにとど
まった。その後lKΩの抵抗を両極間につないで定抵抗
放電を実施し、セル電圧が1.0VICなる迄に放電し
た電荷量は2.00クーロンであった。また、放電時充
電量3.00クーロン、平均セル電圧3.2VK対し、
放電電荷量2.IOクーロン、平均セル電圧2.4vで
あつ九06回目の充電後、15時間放置して後IKΩの
定抵抗放電を実施し、充電電荷量3.00クーロン、平
均セル電圧3.2vに対し放電電荷量1.50クーロン
、平均セル電圧は2.OVであった〇 比較例1 市販のポリアクリロニトリル活性炭素繊維(東邦レーヨ
ン社製FGWT3A)の元素分析から求めた水素/炭素
の原子比を表1に示した。水素/炭素原子比は0.30
7であった。
この市販のポリアクリロニトリル活性炭素繊維(東邦レ
ーヨン社製F’GWT3A)8岬を負極電極材料に用い
た以外はすべて実施例1と同様の方法で電池を構成し、
実施例1と同様にして充電した。クーロンメーター指示
値で3.0クーロンの電荷を充電した時点で充電をうち
きった。充電時の平均セル電圧は3.7vであった。そ
の後回路をオープンにしたまま30分間放置したがセル
電圧は充電直後に比し0.4v低下した。その後IKΩ
の抵抗を両極間につないで定抵抗放電を実施し、セル電
圧が1.OVKなる迄に放電した電荷量は1.40クー
ロンであった。また、放電時の平均セル電圧は2.3v
であった。
上述の充電及び放電の操作を繰り返し5回目の充電量3
.00クーロン、平均セル電圧3.6vに対し、放電電
荷量1.40クーロン、平均セル電圧2.2vであった
。6回目の充電後15時間放置して後IKΩの定抵抗放
電を実施し、充電電荷量3゜00クーロン、平均セル電
圧3.5vに対し放電電荷量1.10クーロン、平均セ
ル電圧は1.6vであった。
実施例2 フェノール繊維(日本カイノール社製カイノーまた ルフエルト3−504)を電気加熱INKセットし、窒
素流下20℃/分の速度で1700℃迄昇温した。さら
に窒素流下1700℃で1時間保持した0こうして得ら
れた試料の元素分析から求めた水素/炭素の原子比を表
1に、電子スピンの共鳴スペクトルの一次微分吸収曲線
を第2図に、X線広角回折から求めた(002)面の面
間隔duet、C軸方向の結晶子の大きさくLC)、(
110)面の面間隔dsx・、a軸方向の結晶子の大き
さくLa)′t−表2に示した。これらのデータより上
記試料の水素/炭素原子比は0.048、電子スビ/共
鳴スペクトルから求めたt値が1.980のシグナルの
半値巾(ΔHpp)は305ガラスであった。また、X
線広角回折から求めた(002)面の面間隔d ooz
は3.62^、C軸方向の結晶子の大きさくLc)は1
1.2A、(110)面の面間隔do・ の2倍の距″
離2d+1oは2.43^、a軸方向の結晶子の大きさ
くLa)は22.7 ;であった。
〔上記試料を負極電極に用いた電池〕
上記試料811Qを負極電極に用いた以外はすべて実施
例1と同様の方法で電池を構成した。両電極間に0.1
5 mAの一定電流を流し、クーロンメーター指示値で
3.00クーロンの電荷を充電した時点で充電をうちき
った。充電時の平均電圧は3.3Vであった。その後回
路をオープンにしたまま30分間放置したがセル電圧は
充電直後に比し0.03V低下したにとどまった。その
後IKΩの抵抗を両極間につないで定抵抗放電を実施し
、セル電圧が1.OVになる迄に放電した電荷量は2.
07クーロンであった。又放電時の平均セル電圧は2.
6vであった。
上述の充電及び放電の操作を繰フ返し5回目の充電量3
.00クーロン、平均セル電圧3.2vlc対し、′放
電電荷量2.08クーロン、平均セル電圧2.5vであ
った。6回目の充電後、15時間放置して後rKΩの定
抵抗放電を実施し、充電電荷量3.00クーロン、平均
セル電圧3.2VK対し、放電電荷量1.60クーロン
、平均セル電圧は2.OVであった。
比較例2 市販の7エノール活性炭素繊維(日本カイノール社#A
CN−504)の元素分析から求めた水素/炭素の原子
比を表1に示した。水素/炭素原子比は0.230であ
った。
この市販の7エノール活性炭素繊維(日本カイノール社
製ACN−504)8wgを負極電極材料に用いた以外
はすべて実施例1と同様の方法で電池を構成し、実施例
2と同様の方法で充電した。
クーロンメーター指示値で3.00クーロンの電荷を充
電した時点で充電をうちきった0充電時の平均セル電圧
は3.5vであった。その後回路をオープンにしたまま
30分間放置したがセル電圧は充電底、後に比し0.3
v低下した0その後lKΩの抵抗を両極間につないで定
抵抗放電を実施し、セル電圧が1.o Vになる迄に放
電した電荷量は1.50クーロンであった。又、放電時
の平均セル電圧は2.1 Vであった。
上述の充電及び放電の操作を繰り返し5回目の充電fi
3.00クーロン、平均セル電圧3.4■に対し、放電
電荷量1.50クーロン、平均セル電圧2.1■でめっ
た。6回目の充電後15時間放置して後IKΩの定抵抗
放電を実施し、充電電荷量3゜0θクーロン、平均セル
電圧は3.4VK対し放電電荷量1.20クーロン、平
均セル電圧は1.7 Vでめった。
流下20℃/分の速度で1700℃迄昇温した。
さらに窒素流F1700℃で1時間保持した。こうして
得られた試料の元素分析から求めた水素/炭素の原子比
を表1iC電子スピン共鳴スペクトルの一次微分吸収曲
線を第3図に、X線広角回折から求めた(002)面の
面間隔dooz、C軸方向の結晶子の大きさくLC)(
110)面の面間隔duoSa軸方向の結晶子の大きさ
くLa )を表2に示した。
これらのデータよシ上記試料の水素/炭素原子比は0.
0、電子スピン共鳴スペクトルの一次微分吸収曲線から
求められる?値が1.970〜2’、020の範囲にシ
グナルの線巾(ΔHpp)が100ガウス未満であるシ
グナルを有せず、X線広角回折から求めた(002)面
の面間隔doo*は3.53^、C軸方向の結晶子の大
きさくLc )は24.6^、(110)面の面間隔d
xtoの2倍の距離2duoは2o43^、a軸方向の
結晶子の大きさLaは23..4^であった0 〔上記試料を負極電極に用いた電池〕 上記試料8可を負極電極に用いた以外はすべて実施例1
と同様の方法で電池を構成した。両電他間に0.15馬
Aの一定電流を流し、クーロンメーター指示値で3.0
0クーロンの電荷を充電した時点で充電をうちきった。
充電時の平均電圧は3.3Vであった。その後回路をオ
ープンにしたまま30分間放置したがセル電圧は充電直
後に比し0.04■低下したKとどまった。その後IK
Ωの抵抗を両極間〈つないで定抵抗放電を実施し、セル
電圧が1.o Vになる迄に放電した電荷量は2.04
クーロンであった。又、放電時の平均セル電圧は2.6
Vであった。
上述の充電及び放電の操作を繰夛返し5回目の充電量3
.00クーロン、平均セル電圧3.2vに対し、放電電
荷量2.05クーロン、平均セル電圧2.5vであった
。6回目の充電後、15時間放置して後IKΩの定抵抗
放電を実施し、充電電荷量3.00り4−ロン、平均セ
ル電圧3.2vに対し、放電電荷量1.57クーロン、
平均セル電圧は2.I Vであった。
比較例3 グラファイト質炭素繊維の元素分析から求めた水素/炭
素の原子比を表1に、電子スピン共鳴スペクトルの一次
微分吸収曲線を第4図に、X@広角回折から求めた(0
02面)の面間隔d ooa、C軸方向の結晶子の大き
さくf、c)を表2に示した。これらのデータより上記
試料の水素/炭素原子比は0.040以下、電子スピン
共鳴スペクトルから求めたf値が2.003のシグナル
の半値巾(・へHpp)は50ガウスであった。又、X
線広角回折から求めた(002)面の面間隔doomは
3.402λ、C軸方向の結晶子の大きさくLc )は
165^であった。
〔上記試料を負極電極釦用いた電池〕
上記試料8岬を負極電極に用いた以外はすべて実施例1
と同様の方法で電池を構成し、実施例1と同様の方法で
充電した。クーロンメーター指示値で3.00クーロン
の電荷を充電した時点で充電をうちきった。充電時の平
均セル電圧は4.2vであった。その後回路をオープン
にしたまま30分間放置したがセル電圧は充電直後に比
し1.5 V低下した。その後IKΩの抵抗を両極間に
つないで定抵抗放電を実施し、セル電圧がz、o Vに
なる迄に放電した電荷量は1.20クーロンであった。
又放電時の平均セル電圧は2.Ovであった。
上述の充電及び放電の操作を繰ジ返し5回目の充電量3
.00クーロン、平均セル電圧4.Ovに対し、放電電
荷t1.16クーロン、平均セル電圧1.9■であった
。6回目の充電後15時間放置して後IKΩの定抵抗放
電を実施し、充電電荷量3゜00クーロン、平均セル電
圧は4.2VK対し放電電荷量はi、o oクーロン、
平均セル電圧は1.2vであった。
〔実施例1,2.3と比較例1,2.3の比較〕実施例
1,2.3及び比較例1,2.3の過電圧(充電直後の
セル電圧と回路をオープンにして30分放置後のセル電
圧の差)及び充放電の電荷効率 を表3に示した。
実施例1,2.3のサンプルは比較例1,2゜3に比し
て過電圧が小さく、lサイクル、5サイクル、6サイク
ル(15時間放置後)の充放電の電荷効率のいづれも高
く、電池性能としてすぐれていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、夫々、第1実施
例、第2実施例、第3実施例、及び第3比較例で得られ
た電極材料の電子スピン共鳴スペクトルの一次微分吸収
曲線である。 特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 (tlか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアクリロニトリル、フェノール樹脂、セルロー
    ス樹脂、又は、ピッチを熱焼成してなり、かつ、下記(
    1)、(2)を満足することを特徴とする電極材料。 (1)水素/炭素原子の原子比が0.20以下であるこ
    と。 (2)電子スピン共鳴スペクトル(23℃測定)の一次
    微分吸収曲線から求められるg値が1.970〜2.0
    20の範囲に、線巾(ΔHpp)が100ガウス以上の
    シグナルを有するか、又は、100ガウス未満のシグナ
    ルを有しないこと。
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