JPS6117384B2 - - Google Patents

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JPS6117384B2
JPS6117384B2 JP53079827A JP7982778A JPS6117384B2 JP S6117384 B2 JPS6117384 B2 JP S6117384B2 JP 53079827 A JP53079827 A JP 53079827A JP 7982778 A JP7982778 A JP 7982778A JP S6117384 B2 JPS6117384 B2 JP S6117384B2
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oscillator
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Kunihiro Yamada
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication of JPS558103A publication Critical patent/JPS558103A/ja
Publication of JPS6117384B2 publication Critical patent/JPS6117384B2/ja
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    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、デイジタル受信機におけるタイミ
ング情報再生方式に関するものである。更に詳し
く述べると、例えばFSKモード(周波数シフ
ト・キイイング・モード)のデイジタル通信など
では、デイジタル信号の時系列が伝送されるだけ
であり、受信側で該信号の時系列を正しく検出す
るためには、該時系列を構成する各符号を正しく
サンプリングするためのタイミング情報を別途つ
くつてやらなければならない。この発明は、この
ようなタイミング情報を受信したデイジタル信号
から再生するための方式に関するものである。
さて、受信側でタイミング情報を得る従来技術
の幾つかを次に説明する。その一つは、パイロツ
ト・トーン信号を用いる方式である。普通、電話
回線を通してデータ伝送をおこなう場合、搬送波
に対して何らかの変調をほどこすことによりデー
タを乗せるが、このために要する周波数帯域外の
空いた周波数帯にパイロツト・トーン信号を乗せ
て送り、受信側ではこのパイロツト・トーン信号
から受信データをサンプリングするためのタイミ
ング情報を得る方式である。しかし、この方式で
は、変調方式や伝送方式が或る程度限定されると
いう難点があり、またパイロツト・トーン信号を
使用しない方式に対しては当然のことながら適用
できないので、一般的な方式ということはできな
い。
次に第2の方式として零交叉法が知られてい
る。この方式では、受信々号(但しベースバンド
信号を考える)が零交叉する時点を直接求める
か、または受信々号を波形整形した後、得られる
2値信号の変化時点を直接求め、これらにより、
タイミング信号を発生する局部発振器の発振周波
数や位相を調整して受信データのボー・タイミン
グに同期させる方式である。しかし、この方式で
は、受信々号の零交叉の時点を直接求めるために
アナログ信号を扱わなければならず、すべてをデ
イジタル処理化することができない。また波形整
形後、得られる2値信号の変化時点を直接求める
方式では、変化時点を求めるため信号波形の微分
操作が必要になる。またデイジタル的なサンプリ
ング操作により変化時点を求めようとすると、サ
ンプリング周波数を充分高くとらなければならな
い。そして、例えば光フアイバ通信の如き超高速
度で信号を伝送する場合、零交叉の時間位置とサ
ンプリング時点との時間々係を直接求めるのが困
難になる。また、電話回線を使つてFSKモデム
により変復調される信号を伝送する低速度伝送の
場合でも、ボー・タイミング情報を得るために
は、受信信号をボー・レートよりも充分高い周波
数でサンプルしなければならず、その処理をマイ
クロコンピユータにより全デイジタル的におこな
うとすると、そのためのマイクロコンピユータの
オーバヘツドが大きくなりすぎて、受信以外の処
理能力がなくなることも考えられる。例えば、伝
送速度が600ボーとし、1ボー当り16回のサンプ
リングをおこなうものとすると、1サンプリング
当り、1/(600×16)≒104×10-6秒の範囲内で
処理することが必要になり、これでは、マイクロ
コンピユータをもつてしても、その処理が不可能
になる場合も出てくる。
第3の方式は、次乗回路と狭帯域フイルタを用
いる方式であるが、第1図は、かかる従来方式を
示すブロツク図であり、第2図はその動作時の各
部信号波形のタイムチヤートを示し、第3図は第
1図の方式の変形を示す。これらの図において、
1は次乗回路、2はフイルタ、3は90゜移相器、
4はリミツタ、5はプレフイルタ、6は全波整流
器、を示す。
第1図および第2図を参照する。先ずベースバ
ンド信号の受信々号Aを、次乗回路1を通すこと
により、その次乗出力Bを得る。次に、出力信号
Bを、受信々号のポー・レート(1/Tb)に相
当した周波数で共振する、Qの高い狭帯域フイル
タ2を通して出力信号Cを得、これを移相器3に
て90゜移相して信号Dとした後、さらにリミツタ
4を通して、タイミング信号Eを得る。この方式
の変形として、第3図に示すように、受信々号を
ボー・レートの半分の周波数(1/2Tb)で共振す
るプレフイルタ5を通した後、全波整流器6にて
全波整流し、以後、フイルタ2、90゜移相器3、
リミツタ4を通してタイミング信号を得る方式も
ある。しかし、これらの方式では、使用する狭帯
域フイルタが、Qが高く、ボー・レートの周波数
に正しく同調した狭帯域フイルタであることを要
し、若しQが低すぎると、再生されたタイミング
信号はジツタの多いものになつてしまう。また狭
帯域フイルタにおいて正確な同調がとれていない
場合には、再生されたタイミング信号の位相にオ
フセツトを生じ、位相誤差が生じる。そこで、こ
のようなQが高く、所定周波数に正しく同調した
フイルタをアナログ回路で実現しようとすると、
高精度、高安定度の部品およびその組立が要求さ
れ、またデイジタル・フイルタの形で実現しよう
とすると、多くの演算回路を要求され、何れにし
ても高価格になることを免れない。
この発明は、上述のような従来方式のもつ難点
をそれぞれ克服するためになされたものであり、
従つてこの発明の目的は、一般的に使用でき、デ
イジタル的な処理により、しかも低いサンプリン
グ周波数のもとで、比較的安価に受信デイジタル
信号からそのサンプリングのためのタイミング情
報を再生する一つの新規な方式を提供することに
ある。
次にこの発明の動作原理を説明する。第4図は
この発明の原理を説明するための図で、受信デー
タとそのサンプリング位相との関係を示し、aは
正しい場、bは進んでいる場合、cは遅れている
場合、を示す。
第4図を参照する。今、受信データの時系列を
構成する各符号が時間Tbごとに送信されてくる
ものとする。その符号の一つを時間幅がTbの方
形波パルスPで表わし、そのサンプリング時点の
遅れ、進みの関係を説明する。第4図において、
受信データのサンプリング時点t0を次のように定
めたものとする。
t0=iTb(但しi=0,±1,±2,……) 第4図aにおいて、パルスPに対するサンプリ
ング時点は、上記の式によりt0=0の時点である
が、このサンプリング時点は、パルスPの丁度中
央に位置するので、サンプリングのための正しい
位相にあると云える。これに対し、第4図bにお
いては、パルスPの位相が、第4図aに比し、相
対的に時間τだけ遅れている。そのため、サンプ
リング時点(t0=0)は、パルスPの中央よりτ
だけ進んでいる。第4図cにおいては、パルスP
の位相が第4図aに比較し、時間τだけ進んでい
るので、サンプリング時点(t0=0)は、パルス
Pの中央よりτだけ遅れている。以上の通りであ
るから、第4図aにおいて、縦軸の量を、横軸で
ある時間tの関数として、x(t)で表現するも
のとすると、第4図bにおいては、縦軸の量はx
(t−|τ|)で表わされ、第4図cにおいては
縦軸の量はx(t+|τ|)で表わされる。第4
図a,bおよびcともに縦軸の量をx(t+τ)
で表わせば、第4図aはτ=0、第4図bはτ<
0、第4図cはτ>0の場合として表わされる。
さて、第4図において、パルスPをサンプリン
グする時点(t0=0)が、パルスPの中央に一致
している場合は勿論のこと、第4図b,cにみら
れる如く、パルスPの中央位置から時間τだけず
れていても、|τ|<Tb/2の関係を満足する
限り、パルスPをサンプリングすることは可能な
はずである。しかし実際には、伝送データは、そ
の伝送途中において伝送歪や、ノイズや、或はジ
ツタ等の影響を必ず受けるものであり、従つて受
信データについては、その符号パルスの中央位置
でサンプリングするのが良く、サンプリング位置
がパルス中央位置からずれるほど、サンプリング
誤りの可能性が強くなる。つまり、正しいサンプ
リングをおこなうためには、|τ|≪Tb/2の
関係が満足されなければならない。このような理
由で、パルス符号に対するサンプリング時点が該
パルスの中央位置から進んでいるか遅れているか
を判断し、それによりサンプリング時点を正しい
位置へ修正することが必要になる。換言すると、
サンプリングのためのタイミング情報の位相を、
受信データであるパルス符号の中央の位相と一致
させることが必要な訳である。
ところで、データ・サンプリング時点が、パル
ス符号の中央位置に対し遅れているのか、進んで
いるのかをどうやつて判断するのか、その点を次
に説明する。受信したデータ・パルスに対して、
例えばTb/2の時間々隔で2個所または3個所
の値をサンプルし、その3個のサンプル値を比較
することにより、位相の遅れ、進みを推定でき
る。かかる2個または3個のサンプル値のとり得
る関係は次の3通りである。
(i) x(t0−Tb+τ)=x(t0+τ) ……(1) またはx(t0−Tb/2+τ)=x(t0+Tb/2+τ
)… …(1′) (ii) x(t0−Tb+τ)=x(t0−Tb/2+τ) ≠x(t0+τ) ……(2) またはx(t0−Tb/2+τ)≠x(t0+τ) =x(t0+Tb/2+τ) ……(2′) (iii) x(t0−Tb+τ)≠x(t0−Tb/2+τ) =x(t0+τ) ……(3) またはx(t0−Tb/2+τ)=x(t0+τ) ≠x(t0+Tb/2+τ) ……(3′) 但しt0=iTb(i=0,±1,±2,…) 以上、3通りの場合について吟味するに、 (i) 時間々隔Tbを隔てて隣接したサンプル値が
等しい場合で、このことからは τの進み、遅
れを推定できない。
(ii) この場合、t<0と推定され、パルス符号に
対するサンプル時点が該パルス符号の中央位置
より進んでいると推定される。
(iii) この場合、τ>0と推定され、パルス符号に
対するサンプル時点が該パルス符号の中央位置
より遅れていると推定される。
従つて、パルス符号のサンプル時点の位相誤差
τを零に近ずけるためには、上記(ii)の場合には、
サンプル時点の位相を遅らせるか、サンプリング
用タイミングパルスの繰り返し周波数を下げれば
よい。また上記(iii)の場合は、サンプル時点の位相
を進めるか、サンプリング用タイミングパルスの
繰り返し周波数を上げればよい。このような位相
または周波数の制御方法としては、サンプリング
用タイミングパルス発振器をPLL(Phase
Locked Loop)に組込んで、受信データパルス
の伝送周期および伝送位相に追従させることがで
きる。
第5図は、この発明の一実施例のブロツク図を
示す。第5図において、DLは遅延回路、E1乃至
E3はそれぞれ排他的オアゲート、A1とA2はそれ
ぞれアンドゲート、OSCは可変周波数または可
変位相の電圧制御発振器、D1とD2はそれぞれD
型フリツプフロツプ、を示す。
第5図を参照する。2値の受信データ信号SSX
が到来すると(なお、受信々号の波形整形回路な
どは図示を省略してある)、該信号は遅延回路DL
の入力端子Inへ入力される。受信データ信号の伝
送周期をTbとすると、遅延回路DLにおいて、入
力端子Inから出力端子L1までの遅延時間が1/2Tbで あり、入力端子Inから出力端子L2までの遅延時間
がTbであるように定めておく。排他的オアゲー
トE1では、遅延回路DLの入力端子Inにおけるデ
ータ信号と、出力端子L1における出力データ信
号SL1とが一致するか、しないかを調べ、不一致
のとき論理1を出力する。排他的オアゲートE2
は、同様に、遅延回路DLの出力端子L1における
出力データ信号SL1と、出力端子L2における出力
データ信号SL2とを比較し、両者が不一致のとき
論理1信号を出力する。排他的オアゲートE3も
同様に、遅延回路DLの入力端子Inにおけるデー
タ信号と出力端子L2における出力データ信号SL2
とを比較し、両者が不一致のとき論理1信号を出
力する。アンドゲートA1は、排他的オアゲート
E1の出力とE3の出力が共に論理1のとき、論理
1信号を出力する。アンドゲートA2は、排他的
オアゲートE3とE2の各出力が論理1のとき、論
理1信号を出力する。発振器OSCは、その発振
周波数または位相を外部から制御されることの可
能な電圧制御発振器であり、その中心周波数は、
受信データ信号SSXのボー・レートに等しい周波
数(1/Tb Hz)に設定されている。またこの
発振器OSCは、そのFAST端子に論理1信号が入
力されると、その発振周波数が上り、または発振
位相が進むようになつており、SLOW端子に論理
1信号が入力されると、その発振周波数が下り、
または発振位相が遅れるようになつている。D型
フリツプフロツプD1は、発振器OSCの出力であ
るクロツク信号SOSCをそのクロツク入力端子C
に受ける毎に、そのクロツク入力の立ち上りエツ
ジでトリガされ、入力端Dに印加されているアン
ドゲートA1の出力をサンプルして取り込む。フ
リツプフロツプD2も同様にしてアンドゲートA2
の出力信号をサンプルして取り込む。フリツプフ
ロツプD1の端子Qからの出力信号SD1は発振器
OSCのSLOW端子へ、またフリツプフロツプD2
の端子Qからの出力信号SD2はFAST端子へ印加
されるようになつている。ここではフリツプフロ
ツプD1およびD2は、入力信号の一種のサンプル
及びホールド回路として働いている。
さて、発振器OSCの出力であるクロツク信号
SOSCの立ち上りエツジの時点をt0とし、この時
点t0において、受信データ信号SSXが、SSX=x
(t0+τ)で表現されるものとすると、SL1=x
(t0−Tb/2+τ)となり、またSL2=x(t0−Tb+ τ)となる。但しt0=iTb(i=0,±1,±2
…)。先に、第4図を参照した説明したこの発明
の原理を適用すると次の如くなる。
先ず、クロツク信号SOSCの立ち上りエツジで
フリツプフロツプD1へ、端子Dから取り込まれ
る時点でのアンドゲートA1の出力端子SA1が、論
理1となる場合である。この場合は、 SE1=SE3=論理1 の筈であるから、 SL2=SL1≠SSX となり、前述の式(2)に該当する。従つて、この場
合は、発振器OSCの出力クロツク信号SOSCのサ
ンプリング位相は進んでおり、サンプリング位相
誤差τは、τ<0であると推定される。そこで、
このSA1=論理1という信号は、クロツク信号
SOSCの立ち上りエツジでフリツプフロツプD1に
取り込まれ、該フリツプフロツプをセツトする。
その結果、フリツプフロツプD1の出力信号SD1も
論理1となり、発振器OSCのSLOW端子に印加
されて、該発振器の発振周波数を下げ、または発
振位相を遅らせるので、サンプリング位相誤差τ
は一段と零に近ずく。
次に、同じくクロツク信号SOSCの立ち上りエ
ツジでフリツプフロツプD2へ取り込まれる時点
でのアンドゲートA2の出力信号SA2が、論理1と
なる場合である。この場合、 SE2=SE3=論理1 の筈であるから SL2≠SL1=SSX となり、前述の式(3)に該当する。従つて、この場
合は、発振器CSCの出力クロツク信号SOSCのサ
ンプリング位相は遅れており、サンプリング位相
誤差τは、τ>0であると推定される。SA2=論
理1というこの信号は、クロツク信号SOSCの立
ち上りエツジでフリツプフロツプD2に取り込ま
れて該フリツプフロツプをセツトする。すると、
フリツプフロツプD2の出力信号SD2が論理1とな
つて発振器OSCのFAST端子に印加されるので、
該発振器の発振周波数は上り、または発振位相が
進み、サンプリング位相誤差τは一段と零に近ず
く。
上記の説明において、信号SD1とSD2が同時に
論理1になる場合があり得ないのは明らかであろ
う。何故ならば、信号SSX,SL1およびSL2は2
値論理の信号であるから、SE1とSE2とSE3が同
時に論理1になることはあり得ないからである。
従つて、信号SA1とSA2が同時に論理1になるこ
とはあり得ず、それ故、信号SD1とSD2も同時に
論理1になることはあり得ない。
第6図は、第5図の実施例の動作時における各
部信号波形のタイムチヤートを示す図で、受信デ
ータに対するサンプリング・クロツク信号の位相
が、当初は進んでいたものが、次第に修正され
て、最後は正しい位相に達する過程を示してい
る。
第6図を参照する。当初、受信データSSX(パ
ルスP)に対するクロツク信号SOSCの立ち上り
エツジによるサンプリング位置は、矢印Aで示す
如く、パルスPの中央位置より大分進んでいたと
ころ、信号SD1が何度も発振器OSCのSLOW端子
に印加された結果、次第にサンプリング位置が修
正され、最終的には、矢印Bで示す如く、クロツ
ク信号SOSCの立ち上りエツジによるパルスP′の
サンプリング位置は、該パルスP′の中央位置に達
しており、クロツク信号SOSCが正しいサンプリ
ング位相に達したことが理解されるであろう。
第7図は、第6図と同様なタイムチヤートを示
す図であるが、受信データに対するサンプリン
グ・クロツク信号の位相が、当初は遅れていたも
のが、次第に修正されて、最後は正しい位相に達
する過程を示す。
第7図を参照する。当初、受信データSSX(パ
ルスP)に対するクロツク信号SOSCの立ち上り
エツジによるサンプリング位置は、矢印A′で示
す如く、パルスPの中央位置より大分遅れていた
ところ、信号SD2が何度も発振器OSCのFAST端
子に印加された結果、次第にサンプリング位置が
修正され、最終的には、矢印B′で示す如く、クロ
ツク信号SOSCの立ち上りエツジによるパルス
P′のサンプリング位置は、該パルスP′の中央位置
に達しており、クロツク信号SOSCが正しいサン
プリング位相に達したことが理解されるであろ
う。
第8図は、第5図の実施例において、その動作
時、サンプリング位相誤差が零である場合の各信
号波形のタイムチヤートを示す。
第8図を参照する。受信データ信号SSXのパル
スPの中央部が、サンプリング用クロツク信号
SOSCの立ち上りエツジと一致しているから、こ
の場合、クロツク信号SOSCは正しいサンプリン
グ位相にあると云える。受信データ信号SSXのパ
ルスの前縁たは後縁であるC点、C′点、或は
C″点などでサンプリングする場合を考えると、
これらの点は丁度、受信データの信号値の変化点
に当つている。第5図の論理回路は2値論理を扱
う回路であるから、前記C点、C′点、或はC″点
などにおけるサンプル値は論理1または論理0の
何れかである。一般に、受信データ信号は波形歪
を受けるし、また伝送中、ジツタも起るので、こ
のため受信データ信号SSXは、C,C′,C″点の
如き変化点では、図中に点線で示した如く、本来
あるべき変化点の前後に、その変化点がふらつい
て移動することがある(以後、この現象を総称し
て単にジツタという)。このようにジツタ現象が
存在するため、受信データ信号SSXに対するサン
プリング用クロツク信号SOSCのサンプリング位
相誤差が零であつても、受信データ信号の変化点
(C,C′,C″など)ではサンプリング位相誤差が
存在するかの如く判定されることがあり、このた
め発振器OSCにより再生されたサンプリング用
クロツク信号SOSCに無用の影響を及ぼし、ジツ
タを起こさせることもある。しかし、このような
好ましからぬ影響は、PLL(Phase Locked
Loop)のループ・ゲインを適当な値にまで小さ
くすることで、充分小さくできるし、また適当な
ループ・フイルタを設けて解決してもよく、これ
らの手法としては一般に良く知られた手法を用い
ればよい。
さて、第6図および第7図のタイムチヤートを
見る限り、第5図の実施例における排他的オアゲ
ートE3の出力信号SE3は、動作上、その役割を果
していないので、これにつき説明する。第5図の
実施例が正常に動作するときは、排他的オアゲー
トE3は不要であり、省略することができる。正
常な動作時において、ノイズの影響が何もなけれ
ば、サンプリング用クロツク信号SOSCが論理1
へ立ち上る時点において、遅延回路DLの両端の
出力信号SSXとSL2が一致しているならば、遅延
回路DLの中央の出力端子L1からの出力信号SL1
も、信号SSXおよびSL2と同じ論理値をとる筈で
ある。しかし、ノイズの影響のため、このような
場合でも、出力信号SL1が信号SSX(および
SL2)と同じ論理値とならないことがある。この
ようなノイズの存在による誤判定を避けるため
に、サンプリング用クロツク信号SOSCが論理1
へ立ち上る時点において、遅延回路DLの中央の
出力端子L1からの出力信号SL1が、遅延回路DL
の両端の出力信号(SSX及びSL2)と不一致であ
つても、出力信号SSXとSL2が一致するときは、
排他的オアゲートE3が出力信号SE3を生じない。
つまり、この場合、アンドゲートA1もA2も閉じ
られてており、誤判定が阻止される訳である。以
上の説明により、排他的オアゲートE3の役割が
理解できたと思われる。
第9図は、この発明の他の実施例を示すブロツ
ク図であるが、第5図の実施例と実質的に同じ論
理論回路であり、ただ第5図における排他的オア
ゲートE3の機能を、二つのインバータN1および
N2によつて果させるようにしたものである。各
部信号の動作波形のタイムチヤートも、信号SE3
の分がないことを除けば、第6図および第7図と
全く同じである。
第10図は、この発明の別の実施例を示すブロ
ツク図であるが、結果的には第5図および第9図
の実施例と同一機能のものである。第10図の実
施例では、第9図のそれに比し、D型フリツプフ
ロツプD1およびD2が、アンドゲートA1,A2の出
力側でなく、入力側に配置されているため、同時
に論理1の状態をとり得るが、インバータN1と
N2、およびアンドゲートA1およゅA2により、信
号SD1とSD2が同時に論理1になることはないよ
うになつている。動作時の各部信号のタイムチヤ
ートも、SE3,SA1およびSA2を除けば、第6図
および第7図と全く同じである。
第11図は、第5図または第10図に示した実
施例の一部を改変して得られる、この発明の他の
実施例のブロツク図である。
第11図を参照する。第5図では、排他的オア
ゲートE1,E2,E3およびアンドゲートA1,A2か
ら成る一連の回路の出力側にフリツプフロツプ
D1およびD2が位置しているが、第11図では前
記一連の回路の入力側にフリツプフロツプD5,
D6およびD7が位置している。すなわち、各フリ
ツプフロツプD5,D6およびD7は、それぞれ発振
器OSCの立ち上りエツジで、受信データ信号の
現在の信号、Tb/2時間前の信号、およびTb時間前 の信号をそれぞれサンプルして取り込み、保持す
る。第11図における排他的オアゲートE′1,E′2
およびE′3の入出力信号のタイムチヤートは、フ
リツプフロツプD5,D6およびD7によつてサンプ
ル保持された信号が排他的オアゲートE′1,E′2お
よびE′3の入力信号となつているため、第5図の
排他的オアゲートE1,E2およびE3の入出力信号
のタイムチヤートとは異なるが、第11図におけ
る信号SSX,SL1,SL2およびSD1,SD2のタイミ
ングチヤートは、第5図における同信号のタイミ
ングチヤートと同じであり、従つて第6図および
第7図に示したのと同じである。
第12図は、第11図に示した実施例の一部を
改変して得られる、この発明の別の実施例のブロ
ツク図である。第12図に示した実例が第11図
のそれと相違する点は、フリツプフロツプD7の
入力として、遅延回路DLの出力SL2ではなく、
フリツプフロツプD5の出力を用いている点であ
る。従つて遅延回路としては、遅延時間Tb/2をも つ遅延回路DL′でよい。信号SL2を除けば、他の
各信号のタイムチヤートは、第11図における場
合と全く同じになる。
さて、先に、第5図における排他的オアゲート
E3の動作の役割について説明したが、その説明
から明らかなように、受信々号がノイズや波形歪
などの影響を余り受けなくてすむような場合に
は、第5図において排他的オアゲートE3を省略
することができる。また、ノイズなどの影響によ
り、アンドゲートA1とA2の各出力信号SA1とSA2
が共に論理1となることがあつても、その場合
は、発振器OSCの側で、SLOW端子の入力信号
とFAST端子の入力信号を互いに打ち消し合わせ
るような構成にしておけば、同じく排他的オアゲ
ートE3を省略することができる。この場合の実
施例を第13図に示す。その動作時の諸信号のタ
イムチヤートは、信号SE3,SA1およびSA2のタ
イムチヤートがないことを除けば、第6図、第7
図のそれと同じである。
第14図は、第12図の一部を改変して得られ
る、この発明の更に別の実施例のブロツク図であ
るが、第14図と第12図の関係は、先に説明し
た第13図と第5図の関係と同じであるから、第
14図について、これ以上、説明の要はないと思
われる。
第15図は、この発明の更に他の実施例を示す
論理回路図であり、先に第4図を参照してこの発
明の原理を説明する際に用いた基本式(1′)、
(2′)および(3′)に基づくものである。フリツ
プフロツプD3またはD4への信号SA1またはSA2の
取り込みが、クロツク信号SOSCの立ち下りエツ
ジでおこなわれる点に注意すれば、他に詳しい説
明は要しないであろう。
第16図は、この発明の更に別の実施例を示す
論理回路図であるが、第15図の実施例における
排他的オアゲートE3の代りに、インバータN1と
N2を用いて同一機能を果させたものである。第
15図と第16図の関係は、先の第5図と第10
図の関係と同じである。
第17図は、この発明の更にまた別の実施例を
示す論理回路図であるが、先にこの発明の動作原
理を説明する際に用いた基本式(1)、(2)、(3)と
(1′)、(2′)、(3′)の双方に基づく例である。
従つ
てこの実施例は、第10図と第16図の各実施例
を組合せた形になつている。それだけ信頼度の高
い制御動作を期待することができる。詳細な説明
は不要と考えられるので省略する。
以上説明したとおりであるので、この発明によ
れば、従来の方式と全く相違して、零交叉の時点
を直接求めるために微分操作を要したりすること
なく、またサンプリング位相誤差検出のための受
信々号サンプリング操作の頻度を高くする必要も
なく、高Qのフイルタを使う必要もなく、サンプ
リング頻度は受信々号のボー・レートと同じ周波
数に相当する低頻度でよく、零交叉の時点は直接
でなく間接的に推定するようにし、全面的にデイ
ジタル化することの容易な、その上、コスト的に
低廉ですむ優れたタイミング情報再生方式が提供
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のタイミング情報再生方式の一
例を示すブロツク図であり、第2図はその動作時
の各部信号波形のタイムチヤートを示し、第3図
は第1図の方式の一つの変形を示す。第4図はこ
の発明の原理を説明するための図で、受信データ
信号とそのサンプリング位相との関係を示し、a
は正しい場合、bは進んでいる場合、cは遅れて
いる場合を示す。第5図はこの発明の一実施例を
示すブロツク図であり、第6図はその動作時の各
部信号波形のタイムチヤートで当初、サンプリン
グ位相が進んでいる場合、第7図は同様なタイム
チヤートで当初、遅れている場合、第8図は同様
な関係信号のタイムチヤートでサンプリング位相
誤差が零の場合を、それぞれ示す。第9図はこの
発明の他の実施例を示すブロツク図、第10図は
更に別の実施例を示すブロツク図、第11図は更
に他の実施例を示すブロツク図、第12図乃至第
17図もそれぞれ、この発明の更にまた別の実施
例を示すブロツク図である。 図において、1は次乗回路、2はフイルタ、3
は90゜移相器、4はリミツタ、5はプレフイル
タ、6は全波整流器、DLは遅延回路、OSCは可
変周波または可変位相の発振器、を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信デイジタル信号をサンプリングするため
    のタイミング情報を該デイジタル信号から再生す
    るタイミング情報再生方式において、 発振周波数または位相を外部から制御されるこ
    との可能な発振器と、入力される前記受信デイジ
    タル信号を、該受信信号のボーレートの逆数に相
    当する時間Tbの1/2だけ遅延させて第1の遅延出
    力とし、また該時間Tbだけ遅延させて第2の遅
    延出力としてそれぞれ出力する遅延手段と、前記
    遅延手段へ入力される入力信号と前記第1の遅延
    出力との排他的オアをとつて第1のオア出力とし
    て出力する第1の手段と、前記第1の遅延出力と
    第2の遅延出力との排他的オアをとつて第2のオ
    ア出力として出力する第2の手段と、前記遅延手
    段へ入力される入力信号と前記第2の遅延出力と
    の排他的オアをとつて第3のオア出力として出力
    する第3の手段と、前記第1のオア出力と前記第
    3のオア出力との論理積をとつて第1の論理積出
    力として出力する第4の手段と、前記第2のオア
    出力と前記第3のオア出力との論理積をとつて第
    2の論理積出力として出力する第5の手段と、前
    記第1の論理積出力を前記発振器出力と同期させ
    て取り込み保持する第1の保持手段と、前記第2
    の論理積出力を前記発振器出力と同期させて取り
    込み保持する第2の保持手段と、前記第1の保持
    手段からの出力により前記発振器の発振位相を遅
    らせるか発振周波数を下げ、前記第2の保持手段
    からの出力により前記発振器の発振位相を進ませ
    るか発振周波数を上げるように前記発振器を制御
    する手段、とを具備し、 前記発振器の出力信号を受信デイジタル信号サ
    ンプリングのためのタイミング情報として用いる
    ようにしたことを特徴とするタイミング情報再生
    方式。 2 受信デイジタル信号をサンプリングするため
    のタイミング情報を該デイジタル信号から再生す
    るタイミング情報再生方式において、 発振周波数または位相を外部から制御されるこ
    との可能な発振器と、入力される前記受信デイジ
    タル信号を、該受信信号のボーレートの逆数に相
    当する時間Tbの1/2だけ遅延させて第1の遅延出
    力とし、また該時間Tbだけ遅延させて第2の遅
    延出力としてそれぞれ出力する遅延手段と、前記
    遅延手段へ入力される入力信号と前記第1の遅延
    出力との排他的オアをとつて第1のオア出力とし
    て出力する第1の手段と、前記第1の遅延出力と
    第2の遅延出力との排他的オアをとつて第2のオ
    ア出力として出力する第2の手段と、前記第1の
    オア出力と前記第2のオア出力の反転出力との論
    理積をとつて第1の論理積出力として出力する第
    3の手段と、前記第2のオア出力と前記第1のオ
    ア出力の反転出力との論理積をとつて第2の論理
    積出力として出力する第4の手段と、前記第1の
    論理積出力を前記発振器出力と同期させて取り込
    み保持する第1の保持手段と、前記第2の論理積
    出力を前記発振器出力と同期させて取り込み保持
    する第2の保持手段と、前記第1の保持手段から
    の出力により前記発振器の発振位相を遅らせるか
    発振周波数を下げ、前記第2の保持手段からの出
    力により前記発振器の発振位相を進ませるか発振
    周波数を上げるように前記発振器を制御する手
    段、とを具備し、 前記発振器の出力信号を受信デイジタル信号サ
    ンプリングのためのタイミング情報として用いる
    ようにしたことを特徴とするタイミング情報再生
    方式。
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