JPS6119174B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6119174B2
JPS6119174B2 JP15781578A JP15781578A JPS6119174B2 JP S6119174 B2 JPS6119174 B2 JP S6119174B2 JP 15781578 A JP15781578 A JP 15781578A JP 15781578 A JP15781578 A JP 15781578A JP S6119174 B2 JPS6119174 B2 JP S6119174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
phase shifter
transistor
diode
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15781578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5582530A (en
Inventor
Kazuo Yamagiwa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP15781578A priority Critical patent/JPS5582530A/ja
Publication of JPS5582530A publication Critical patent/JPS5582530A/ja
Publication of JPS6119174B2 publication Critical patent/JPS6119174B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • H—ELECTRICITY
    • H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00—Networks using active elements
    • H03H11/02—Multiple-port networks
    • H03H11/16—Networks for phase shifting

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は移相器に関し、特に移相制御された信
号を得るようにした移相器に関する。
従来から、その移相量をDCコントロールでき
る移相器が知られており、可変遅延線、可変位相
イコライザー等に応用されている。このような移
相器にあつては、移相量のDCコントロールを低
歪、小レベル変動で行わなければならないが、高
周波領域において、歪やレベル変動、さらに発振
が生じ易く、その改善が望まれている。
第1図は移相器の原理を示す従来から公知の回
路図である。第1図において互いに逆相の入力信
号源E及び−E間に抵抗R及びコンデンサCから
なる直列回路が接続され、これらの抵抗Rとコン
デンサCとの接続点aは出力端子t0に接続されて
いる。そして、上記信号源E及び−Eから互いに
逆相の入力信号e1及び−e1が上記直列回路に供給
され、出力端子t0から所定の移相量だけ移相され
た出力信号e0が取り出されるようになつている。
この第1図に示す移相器の伝達関数G(S)
は、 G(S)=−1−CRS/1+CRS …… であり、移相量θ(deg)は、 θ=−2tan-1CRω(ω:角周波数) …… である。式から、出力信号e0は入力信号e1と同
レベルであり(|G(S)|=1)、式(2)から、
出力信号e0は入力信号e1に対して2tan-1CRωだけ
位相が遅れることがわかる。また式から、移相
量θの絶対値はCRωが大きい程大きい。すなわ
ちCRωが0から無限大まで変化するにつれて移
相量θは0゜から−180゜まで変化することがわ
かる。
第2図は第1図の移相器を具体化した回路の一
例を示す従来から公知の回路図である。第2図に
おいて、トランジスタQ1のベースは入力端子t1
に、コレクタは抵抗r1を介して電源V0に、エミツ
タはこの抵抗r1と同一の抵抗値の抵抗r2を介して
アースにそれぞれ接続されている。また上記トラ
ンジスタQ1のコレクタ・エミツタ間にはコンデ
ンサCと抵抗Rとからなる直列回路が接続され、
これらのコンデンサCと抵抗Rとの接続点aは出
力端子t0に接続されている。
この第2図に示す移相器においては、入力信号
S0が入力端子t1を介してトランジスタQ1のベース
に供給されると、このトランジスタQ1のエミツ
タに入力信号S0と同相の信号S1が得られ、コレク
タには入力信号S0と逆相の信号S2が得られる。こ
れらの信号S1及びS2は互いに逆相である。また抵
抗r1及びr2は上述のように同一の抵抗値に選定さ
れているため、信号S1及びS2はほぼ同一レベルで
ある。従つてこれらの信号S1及びS2は第1図の入
力信号源E及び−Eからの入力信号e1及び−e1に
それぞれ対応する。
第3図は第2図の移相器をDCコントロール移
相器に構成した場合の従来から公知の回路図であ
る。第2図の移相器では抵抗値が一定の抵抗Rを
設けていたが、第3図の移相器ではこの抵抗Rの
代わりにトランジスタQ2を設け、このトランジ
スタQ2のベース・エミツタ間のインピーダンス
REを定電流源によつてDCコントロールして可変
抵抗として用いている。すなわち、トランジスタ
Q2のベースはトランジスタQ1のコレクタに、コ
レクタは電源に、エミツタはDCコントロール用
定電流源I0を介してアースにそれぞれ接続されて
いる。このため、トランジスタQ2のベース・エ
ミツタ間のインピーダンスREは定電流源I0によ
つて制御され、例えばシリコントランジスタの場
合、 RE=26/I0(mA)(Ω) …… となる。従つて式から、移相量θ(deg)は、 θ=+2tan-1(26/I0)・Cω …… となり、電流I0によつて制御される。なお式で
は−の符号がついているのに対し式では+の符
号がついているのは、コンデンサCと抵抗R(R
E)とが第1図または第2図と第3図とで互いに
逆に接続されているからである。すなわち、第1
図及び第2図の移相器は遅相型であるに対し第3
図の移相器は進相型である。
しかし、上述のように構成された可変移相器に
あつては、インピーダンスREが温度によつて変
化する。またこのインピーダンスREは低周波領
域では抵抗分だけであるが、高周波領域になると
リアクタンス分が生じる。このため上式、が
満たされなくなつてDCコントロールが不安定に
なる。また歪やレベル変動が生じたり、出力信号
がコンデンサCを介してトランジスタQ1に正帰
還されて発振が生じたりする。
従つて、従来、第4図に示すような構成の移相
器が用いられている。この第4図の移相器におい
ては、トランジスタQ1のエミツタとコンデンサ
Cとの間にエミツタフオロアのトランジスタQ3
を介し、これによつて、トランジスタQ1のエミ
ツタ側の信号と同レベル、同位相の信号をトラン
ジスタQ3のエミツタからコンデンサC側に供給
するとともに、コンデンサC側からトランジスタ
Q1側への正帰還を防止するようにしている。
なお第4図において、ダイオードD1はトラン
ジスタQ2の上記インピーダンスREとほぼ等しい
インピーダンスを有している。そしてこのダイオ
ードはインピーダンスREを実質的に2倍にして
温度や周波数による変動分を相対的に減少させる
とともに移相量を増すために用いられている。ま
た抵抗r15はトランジスタQ2のエミツタ及びダイ
オードD1をバイアスするためのものであり、さ
らにトランジスタQ4及び抵抗r3は上述の定電流源
I0を構成するためのものであつて、このトランジ
スタQ4のベースには端子t2を介してDCコントロ
ール用直流電圧Ecが供給される。
上述のように構成された第4図の移相器におい
ては、正帰還防止用のトランジスタQ3を設けて
いるが、入力信号がMHzオーダーの高周波にな
ると上述の歪やレベル変動、さらに発振を十分防
止し得ない。また式、から、理論的には単段
当り180゜まで移相させることができる筈である
が、第4図に示す従来の移相器では高々90゜まで
しか安定に移相させることができない。
また第4図の従来の移相器でより大きな移相量
を得るためには、この移相器を多段接続にするこ
とになるが、この場合種々の欠点が生じる。すな
わち、この従来の移相器によれば、1つの出力し
か取り出せない。従つて多段接続において、前段
から次段へ1つの入力しか供給できないので、次
段において互いに逆相の2つの入力信号を得るた
めに前段のトランジスタQ1及び抵抗r1,r2等と同
様なトランジスタ及び抵抗等を設けて入力回路を
形成しなければならない。しかし、このような入
力回路は回路全体の伝達特性を低下させるもので
あり、また回路素子の増大を招く。さらに、各段
の移相器をDC結合して多段接続にしようとする
場合には、前段のDCコントロール用定電流源が
次段の上記入力回路のトランジスタQ1のバイア
スに影響してしまうので、好ましくない。このよ
うに第4図に示す従来の移相器では多段接続が面
倒であつた。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであ
つて、第1及び第2のダイオードを設け、第1の
ダイオードのアノード側をリアクタンス素子を介
して第2のダイオードのカソード側に接続すると
共に第2のダイオードのアノード側をリアクタン
ス素子を介して第1のダイオードのカソード側に
接続し、前記第1及び第2のダイオードのアノー
ド側に入力信号を互いに逆相に供給するようにな
し、前記第1及び第2のダイオードのカソード側
をそれぞれ定電流源で駆動するようになすと共に
差動増巾器の一対の入力にそれぞれ接続し、前記
定電流源の電流値を制御することによりこの差動
増巾器から移相制御された信号を得るように構成
したものである。このように構成することによつ
て、歪やレベル変動を効果的に防止することがで
きて移相量を大幅に改善することができる。さら
に、移相回路部分の多段接続が容易であり、また
IC化にも適した移相器を提供することができ
る。
以下本発明の実施例を図面を参照して述べる。
第5図は本発明を適用した移相器の一実施例の
回路図である。第5図において、トランジスタ
Q5のベースは入力信号源Eに接続されるととも
にコンデンサC1を介してトランジスタQ6のエミ
ツタに接続されている。またトランジスタQ6の
ベースは入力信号源−Eに接続されるとともにコ
ンデンサC2を介してトランジスタQ5のエミツタ
に接続されている。さらにトランジスタQ5及び
Q6のエミツタはトランジスタQ7及びQ8のコレク
タにそれぞれ接続されている。これらのトランジ
スタQ7及びQ8はDCコントロール用定電流源1及
び2を構成するためのものであつて、それぞれの
ベースは端子t4に接続され、この端子t4を介して
DCコントロール電圧Ecが供給されるようになつ
ている。またこれらのトランジスタQ7及びQ8の
それぞれのエミツタは低抗r4及びr5を介して接地
されている。以上の構成においては、トランジス
タQ5のベース・エミツタ間のインピーダンスRE
とコンデンサC2とからなる直列回路によつて、
一方の移相回路が形成され、またトランジスタ
Q6のベース・エミツタ間のインピーダンスREと
コンデンサC1とからなる直列回路によつて、他
方の移相回路が形成されている。そしてトランジ
スタQ5及びQ6のそれぞれのベース・エミツタ間
のインピーダンスREはDCコントロール用定電流
源1及び2によつてそれぞれ制御されるようにな
つている。
なおトランジスタQ5のエミツタとトランジス
タQ7のコレクタとの接続点fからは上記一方の
移相回路の出力が得られるが、この接続点fは差
動増巾器3の一方のトランジスタQ9のベースに
接続されている。またトランジスタQ6のエミツ
タとトランジスタQ8のコレクタとの接続点gか
らは上記他方の移相回路の出力が得られるが、こ
の接続点gは差動増巾器3の他方のトランジスタ
Q10のベースに接続されている。トランジスタQ9
及びQ10のエミツタはそれぞれ抵抗r6及びr7を介
して電流源I0に共通接続されている。またトラン
ジスタQ9のコレクタは電源V0に直接接続され、
トランジスタQ10のコレクタは抵抗r8を介して電
源V0に接続されるとともに出力端子t0に接続され
ている。そしてこの出力端子t5から上記接続点f
及びgからの信号の差を表わす信号が出力信号と
して取り出されるようになつている。
なお第5図の移相器において、上記両移相回路
系のそれぞれ対応する素子は互いに同一の特性を
有するように選定されている。すなわち、トラン
ジスタQ5とQ6、コンデンサC1とC2、トランジス
タQ7とQ8、抵抗r4とr5、トランジスタQ10とQ11及
び抵抗r6とr7はそれぞれ互いに同一の特性を有し
ている。
上述のように構成された移相器においては、入
力信号源E及び−Eからの互いに逆相の入力信号
e及び−eが上記両移相回路に供給されると、一
方の移相回路の接続点fから入力信号eに対しθ
だけ位相が遅れた信号e2が得られ、他方の移相回
路の接接点gから入力信号−eに対しθだけ位相
が遅れた信号e3が得られる。これらの信号e2及び
e3は互いに逆相である。また移相量θはDCコン
トロール用定電流源1及び2に供給されるDCコ
ントロール電圧Ecによつて制御される。
接続点f及びgからの信号e2及びe3は差動増巾
器3のトランジスタQ10及びQ11のベースにそれ
ぞれ供給されて差動増巾され、出力端子t5から信
号e2とe3との差を表わす出力信号e4が取り出され
る。信号e2とe3は互いに逆相であるから信号e4は
信号e2と同相であり、入力信号eに対しθだけ位
相が遅れたものである。
上述のように、第5図に示す移相器において
は、互いに逆相の2つの入力信号は一方の移相回
路及び他方の移相回路でそれぞれ所定量θだけ移
相された後、差動増巾器3の一対の入力にそれぞ
れ供給され、この差動増巾器3から差動的に取り
出されるようになつている。また既述のように、
上記両移相回路のそれぞれ対応する素子は互いに
同一の特性を有している。従つて、温度や周波数
等によつて素子の特性変化、特にトランジスタ
Q5及びQ6のベース・エミツタ間のインピーダン
スの変化等によつて、両移相回路から得られる信
号e2及びe3に歪やレベル変動が生じても、信号e2
の歪やレベル変動と信号e3の歪やレベル変動とは
一般的に互いに等しく、これら出力段の差動増巾
器3において互いにキヤンセルされる。この結
果、出力信号e4には歪やレベル変動はほとんど生
じなくなる。
このように、第5図に示す移相器によれば、温
度や周波数による歪やレベル変動を効果的に防止
することができる。また安定に移相制御ができる
ので、高周波における発振も防止することがで
き、MHzオーダーの入力信号に対しても十分な
移相量が得られる。
また第5図に示す移相器はIC化にも適してい
る。すなわち、この移相器は差動構成であるた
め、トランジスタの数が増加するが、ICの製造
上、トランジスタの数の増加は問題にならないの
で、IC化に何ら支障とならない。さらに、例え
ばトランジスタQ5とQ6は互いに同一の特性を有
しかつ近接して配置されるが、これはICを製造
する際非常に都合がよい。またICにおいてこれ
らのトランジスタQ5及びQ6は互いにきわめて近
接して配置されるため、これらの温度は常に同一
である。このため温度変化によるトランジスタ
Q5及びQ6の特性変化、特にインピーダンス変化
は全く同一であり、既述のような差動による特性
変化のキヤンセルは完全となる。以上のことは、
差動増巾器3のトランジスタQ9,Q10、DCコン
トロール用電流源1,2のトランジスタQ7,Q8
等についても同様である。
さらに第5図に示す移相器は差動構成であるた
め多段接続が容易である。
第6図は第5図に示す移相器についてその移相
回路部分を並列多段接続した例を示す回路図であ
る。第6図の移相器では入力信号をトランスTを
介して初段移相器に供給するように構成してい
る。すなわち、入力端子t1はトランスTの1次側
コイルL1に接続され、トランスTの2次側コイ
ルL2の中間端子はバイアス電源E2を介して接地
されている。従つて1次側コイルL1に入力信号
が供給されると、2次側コイルL2の両端子に入
力信号と同相及び逆相の信号がそれぞれ生ずる。
2次側コイルL2の両端子は初段移相器のバツフ
ア用トランジスタQ11及びQ12のベースにそれぞ
れ接続される。これらのトランジスタQ11及び
Q12はそれぞれエミツタフオロアをなしており、
2次側コイルL2の両端子からの互いに逆相の信
号はトランジスタQ11及びQ12のそれぞれのエミ
ツタに同位相、同レベルのまま現われる。このよ
うにトランジスタQ11及びQ12のそれぞれのエミ
ツタに現われたこれらの互いに逆相の信号は第5
図の入力信号e及び−eにそれぞれ対応する。
さらにトランジスタQ11及びQ12のそれぞれの
エミツタはダイオードD2及びD3のアノードにそ
れぞれ接続されている。これらのダイオードD2
及びD3は第5図のトランジスタQ5及びQ6のベー
ス・エミツタ間接合にそれぞれ対応するものであ
る。すなわち、ダイオードD2のアノードはコン
デンサC3を介してダイオードD3のカソードに接
続されるとともに、ダイオードD3のアノードは
コンデンサC4を介してダイオードD2のカソード
に接続されている。さらにダイオードD2及びD3
のそれぞれのカソードはDCコントロール用定電
流源4及び5のトランジスタQ13及びQ14のコレ
クタにそれぞれ接続され、これらのダイオード
D2及びD3のインピーダンスがDCコントロールさ
れるようになつている。またダイオードD2とコ
ンデンサC4との接続点h1及びダイオードD3とコ
ンデンサC3との接続点j1は第2段移相器のバツフ
ア用トランジスタQ15及びQ16のベースにそれぞ
れ接続されている。この第2段移相器は初段と同
様の構成であり、接続点h2及びj2は次段の第3段
に接続されている。以下第3段、第4段、………
第n段と接続され、第n段の接続点ho及びjoは
出力段の差動増巾器6のトランジスタQ17及び
Q18のベースにそれぞれ接続されている。なお第
5図と同様に、第6図においてDCコントロール
定電流源4,5………7,8のそれぞれのトラン
ジスタQ13,Q14………Q20,Q21のベースは端子t7
に共通接続され、この入力端子t7を介してDCコ
ントロール電圧Ecが供給されるようになつてい
る。また、差動増巾器6のトランジスタQ19、抵
抗r11及び電源E3は第5図の電流源I0に相当する
電流源を構成するためのものである。
以上のように構成された第6図の並列多段移相
器によれば、各段について互いに逆相の2つの出
力が取り出せるので、第4図の従来の移相器のよ
うに前段からの1つの入力に基いて互いに逆相の
2つの信号を形成するための入力回路を設ける必
要がなく、回路全体の伝達特性が向上する。また
上記2つの出力を次段に直接DC接続できるため
DC結合が容易である。
第7図は第5図の移相器について移相回路部分
を直列多段接続した例を示す回路図である。第7
図の移相器においては、第5図のトランジスタ
Q5及びQ6に対応するトランジスタQ21,Q22……
…Q23及びQ24,Q25………Q26、さらに第6図の
トランジスタQ11及びQ12に対応するトランジス
タQ27,Q28………Q29及びQ30,Q31………Q32が
設けられており、これらは第7図に明示されるよ
うにそれぞれ電源V0とアース間との全段に亘つ
て直列に接続されている。また前段の出力は結合
コンデンサを介して次段に接続されている。例え
ば初段の接続点k1及びl1はそれぞれ結合コンデン
サC5及びC6を介して第2段のバツフア用トラン
ジスタQ28及びQ31のベースに接続されている。
このように第7図の多段移相器は各段が互いに容
量結合になつている。
上述のように構成された移相器においては、2
つのDCコントロール用定電流源(トランジスタ
Q33,Q34など)を全段にわたつて共用すること
が可能であるので、使用電流が少なくて消費電力
が節約される。
第8図は第7図の直列多段接続を2段にした場
合の回路図であり、第9図及び第10図はそれぞ
れ第8図の移相器の特性を示す曲線図である。第
8図において、トランスTの2次側コイルL2の
中間端子に接続された抵抗r12,r13及びコンデン
サC7は第7図のバイアス電源E2に対応してい
る。すなわち、抵抗r12及びr13はトランジスタQ27
及びQ30のベースをバイアスし、コンデンサC7は
2次側コイルL2の中間端子を交流的に接地して
いる。また回路構成を簡単にするため、第7図に
おける第2段のトランジスタQ22及びQ25の代わ
りにダイオードD4及びD5を接続しているが、両
者は実質的に異なるものではない。さらに出力段
の差動増巾器9において、共振回路10を設けて
いるが、この共振回路10の共振周波数は入力信
号の周波数に合せられており、このために大きな
出力を得ることができる。また第7図と同様に2
つのDCコントロール用定電流源のトランジスタ
Q33及びQ34のベースは端子t8に接続されており、
この端子t8からDCコントロール電圧Ecが供給さ
れるようになつている。また他の回路部分は第7
図とほぼ同様である。
このように構成された第8図の移相器によれ
ば、第9図に示すような移相特性、第10図に示
すようなレベル特性が得られる。なおこれら第9
図及び第10図に示す特性は4.3MHzの入力信号
に対するものである。第9図から明らかなよう
に、第8図の移相器によれば2段で約250゜の移
相量、すなわち1段当り約125゜の移相量が得ら
れる。これは従来の移相器の最大移相量約90゜に
対し大幅に改善された値である。また第10図か
ら明らかなように、移相量全般にわたつてレベル
がほぼ一定であり、レベル変動が少ない。
以上本発明の実施例を説明したが、本発明は上
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
例えば、上述の実施例は、移相回路をトランジ
スタのベース・エミツタ間の抵抗又はダイオード
の抵抗とコンデンサからなる直列回路で構成し
た、いわゆる1次型移相器であるが、第11図A
及びBに示すように、上記直列回路中にコイルを
加えて2次型移相器としてもよい。この場合、伝
達関数G(S)は、トランジスタQのベース・エ
ミツタ間の抵抗又はダイオードDの抵抗をREと
すると、 G(S)=21−CRES+CLS2/1+CRES
+CLS2…… となり、移相量θ(deg)は、 θ=4tan-1CREω/1+CLω2(ω:角周波数)…
… となる。上式から明らかなように、移相量θは
C.L.ωが一定のときにはREの関数となり、既述
のように、このREをDCコントロールすることに
よつて移相量θを制御することができる。
本発明は互いに対称的に構成した一対の移送回
路から互に逆相の移相制御された一対の信号を得
て、これを差動的に取出すようにしたので、歪や
レベル変動を効果的に防止することができる。
また一対の移送回路から互に逆相の一対の信号
を得るようにしているので、移相回路部分の多段
接続が容易である。
また原理的には、一対のダイオード、一対のリ
アクタンス素子及び差動増巾器から構成すること
ができるので、IC化に適した移相器を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来の移相器を示すものであ
つて、第1図は移相器の原理を示すための回路
図、第2図は第1図の移相器を具体化した回路の
一例を示す回路図、第3図は第2図の移相器を
DCコントロール移相器に構成した場合を示す回
路図、第4図は第3図の移相器を改良した別の
DCコントロール移相器の回路図である。第5図
〜第10図は本発明の実施例を示すものであつ
て、第5図は本発明の一実施例を適用した移相器
の回路図、第6図は第5図の移相器を並列多段接
続にした場合を示す回路図、第7図は第5図の移
相器を直列多段接続にした場合を示す回路図、第
8図は第7図の直列多段接続を2段にした場合の
回路図、第9図及び第10図は第8図の移相器の
特性を示す曲線図、第11図A及びBは本発明の
別の実施例を表わす回路図である。 なお図面に用いられた符号において、1,2…
…DCコントロール用定電流源、3……差動増幅
器、C1,C2……コンデンサ、E,−E……入力信
号源、Q5,Q6……トランジスタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1及び第2のダイオードを設け、第1のダ
    イオードのアノード側をリアクタンス素子を介し
    て第2のダイオードのカソード側に接続すると共
    に第2のダイオードのアノード側をリアクタンス
    素子を介して第1のダイオードのカソード側に接
    続し、前記第1及び第2のダイオードのアノード
    側に入力信号を互いに逆相に供給するようにな
    し、前記第1及び第2のダイオードのカソード側
    をそれぞれ定電流源で駆動するようになすと共に
    差動増巾器の一対の入力にそれぞれ接続し、前記
    定電流源の電流値を制御することによりこの差動
    増巾器から移相制御された信号を得るように構成
    した移相器。
JP15781578A 1978-12-18 1978-12-18 Phase shifter Granted JPS5582530A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15781578A JPS5582530A (en) 1978-12-18 1978-12-18 Phase shifter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15781578A JPS5582530A (en) 1978-12-18 1978-12-18 Phase shifter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5582530A JPS5582530A (en) 1980-06-21
JPS6119174B2 true JPS6119174B2 (ja) 1986-05-16

Family

ID=15657892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15781578A Granted JPS5582530A (en) 1978-12-18 1978-12-18 Phase shifter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5582530A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090912U (ja) * 1983-11-25 1985-06-21 株式会社村田製作所 振巾変調回路
JP2726202B2 (ja) * 1992-08-11 1998-03-11 三菱電機株式会社 移相回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5582530A (en) 1980-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0058448B1 (en) Transconductance amplifier
JPH10233625A (ja) 画像排除ミキサー回路装置
US4760353A (en) Integrated gyrator oscillator
US4117415A (en) Bridge amplifiers employing complementary transistors
US4558287A (en) Signal processing circuit
US4547744A (en) Integrated amplifier arrangement
US5053718A (en) Feedback control reducing signal distortion produced by differential amplifier stage
US4503381A (en) Integrated circuit current mirror
US4536717A (en) Compensated inverting/noninverting differential amplifier
US2791645A (en) Transistor amplifier
US5371476A (en) Amplifying circuit
US3639858A (en) Transistor impedance converter and oscillator circuits
JP3204565B2 (ja) 位相シフト回路
US4730124A (en) High transconductance composite PNP transistor
US2916565A (en) Degenerative feedback transistor amplifier
US4513250A (en) Signal cuber
EP0368379B1 (en) Transistor circuit with base-current compensation
US4560955A (en) Monolithic integrated transistor HF crystal oscillator circuit
JPS645370Y2 (ja)
US3260946A (en) Transistor amplifier with bias compensation
US5115212A (en) Integrable variable-frequency oscillator circuit
JPH08148944A (ja) 演算増幅器
US4517533A (en) Integrated crystal VCO
US4745375A (en) Variable frequency oscillator with current controlled reactance circuit
JPH11346125A (ja) Srpp回路