JPS6120217B2 - - Google Patents
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- JPS6120217B2 JPS6120217B2 JP54020085A JP2008579A JPS6120217B2 JP S6120217 B2 JPS6120217 B2 JP S6120217B2 JP 54020085 A JP54020085 A JP 54020085A JP 2008579 A JP2008579 A JP 2008579A JP S6120217 B2 JPS6120217 B2 JP S6120217B2
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Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直流送電系の電圧制御方式、特に高価
な同期調相機などの無効電力供給装置に頼ること
なく直流系自体の制御による電圧安定性の向上に
関するものである。
な同期調相機などの無効電力供給装置に頼ること
なく直流系自体の制御による電圧安定性の向上に
関するものである。
直流系は変換器の格子制御により迅速な電力潮
流制御が可能であり、これが直流系に連系された
交流系統の事故における過渡安定度の向上や、周
波数の改善に大きく役立つことはよく知られてい
るところである。しかしこの場合直流電力を制御
すると、これにほゞ比例して直流系が必要とする
無効電力も変化するため、交直両系統の連系点か
ら見た短絡容量が小さいとその点の交流電圧が大
幅に変動する。その結果直流系の制御により直流
電力、または直両電流を増減しても交流電圧の変
動を招いて所期の制御効果を得難いばかりか、か
えつて安定度や周波数の改善効果を低下する場合
がある。即ち今第1図に示すように2つの交流系
統1,2を直流系統9により連系した系統におい
て、(なお第1図中3,4は交直連系点から見た
交流系統のインピーダンス、5,6は変換器用変
圧器、7,8は順および逆変換器である。)Va
c,Iacを交直連系点の交流電圧、交流電流、
α,β,δを変換器の制御遅れ角、制御進み角、
余裕角とし、順変換器側を添字1,逆変換器側を
添字2で示すものとすれば、直流系の有効電力
Pdiと無効電力Qdiは周知のように順および逆変
換器側でそれぞれ次のように表われさる。
流制御が可能であり、これが直流系に連系された
交流系統の事故における過渡安定度の向上や、周
波数の改善に大きく役立つことはよく知られてい
るところである。しかしこの場合直流電力を制御
すると、これにほゞ比例して直流系が必要とする
無効電力も変化するため、交直両系統の連系点か
ら見た短絡容量が小さいとその点の交流電圧が大
幅に変動する。その結果直流系の制御により直流
電力、または直両電流を増減しても交流電圧の変
動を招いて所期の制御効果を得難いばかりか、か
えつて安定度や周波数の改善効果を低下する場合
がある。即ち今第1図に示すように2つの交流系
統1,2を直流系統9により連系した系統におい
て、(なお第1図中3,4は交直連系点から見た
交流系統のインピーダンス、5,6は変換器用変
圧器、7,8は順および逆変換器である。)Va
c,Iacを交直連系点の交流電圧、交流電流、
α,β,δを変換器の制御遅れ角、制御進み角、
余裕角とし、順変換器側を添字1,逆変換器側を
添字2で示すものとすれば、直流系の有効電力
Pdiと無効電力Qdiは周知のように順および逆変
換器側でそれぞれ次のように表われさる。
順変換器側:Pd1=√3Vac1Iac1cosφ1
……(1)
Qd1=√3Vac2Iac2cosφ1
……(2)
逆変換器側:Pd2=−√3Vac2
Iac2cosφ2
……(3)
Qd2=√3Vac2Iac2
sinφ2 ……(4)
たゞし cosφ1=1/2{cosα+cos
(α+u1)} ……(5)
cosφ2=1/2(cosβ+cosδ)
……(6)
また上記(1)〜(4)式から無効電力Qdi(iは1ま
たは2)は Qd1=Pditanφi ……(7) によつて示され、これから直流系の所要無効電力
はほゞ直流電力に比例して増減することが判る。
一方周知のように第2図に示す交流系統において
は、R,Xを送電線の抵抗とリアクタンス、P,
Qを負荷Lの有効および無効電力、Vを負荷端の
電圧、Iを負荷電流とすると、負荷端の電圧変動
ΔVは ΔV≒1/V(XQ+RP) ……(8) によつて表わされる。こゝで通常の電力系統にお
いてはX≫Rであるので、上記(8)式は ΔV≒XQ/V ……(9) となり、この(9)式は電力系統の電圧変動が主とし
て負荷の無効電力変動に起因することを示してい
る。従つて(7)式から直流電力を制御すると無効電
力も変化し、また(9)式から連系点から見た短絡容
量が小即ちリアクタンスXの値が大きいと、交直
連系点の交流電圧が大幅に変動することが判る。
また一般に直流送電においては運転条件として順
変換器側が直流電力一定制御(所謂APR)、また
は直流電流一定制御(所謂ACR)を行つてい
る。また逆変換器側においては余裕角一定制御
(AδR)または直流電圧一定制御(AVR)を行
つており、通常は変換器の無効電力が少なくなる
ような運転方式をとつているが、例えば余裕角一
定制御を行つているとき、交流系の事故により交
直連系点の交流電圧が低下した場合には、制御角
βを大きくして余裕角を一定に維持しようとする
ので、逆変換器が必要とする無効電力は大とな
る。このためますます交流電圧の低下を招いて直
流系が安定に運転できない状態となる、所謂電圧
安定度の問題を生ずるもので、この問題は逆変換
器が定電圧制御を行つている場合にも、交流電圧
が余裕角のリミツト値に達するまでに低下したと
きには、余裕角制御の場合と同様に発生する。
たは2)は Qd1=Pditanφi ……(7) によつて示され、これから直流系の所要無効電力
はほゞ直流電力に比例して増減することが判る。
一方周知のように第2図に示す交流系統において
は、R,Xを送電線の抵抗とリアクタンス、P,
Qを負荷Lの有効および無効電力、Vを負荷端の
電圧、Iを負荷電流とすると、負荷端の電圧変動
ΔVは ΔV≒1/V(XQ+RP) ……(8) によつて表わされる。こゝで通常の電力系統にお
いてはX≫Rであるので、上記(8)式は ΔV≒XQ/V ……(9) となり、この(9)式は電力系統の電圧変動が主とし
て負荷の無効電力変動に起因することを示してい
る。従つて(7)式から直流電力を制御すると無効電
力も変化し、また(9)式から連系点から見た短絡容
量が小即ちリアクタンスXの値が大きいと、交直
連系点の交流電圧が大幅に変動することが判る。
また一般に直流送電においては運転条件として順
変換器側が直流電力一定制御(所謂APR)、また
は直流電流一定制御(所謂ACR)を行つてい
る。また逆変換器側においては余裕角一定制御
(AδR)または直流電圧一定制御(AVR)を行
つており、通常は変換器の無効電力が少なくなる
ような運転方式をとつているが、例えば余裕角一
定制御を行つているとき、交流系の事故により交
直連系点の交流電圧が低下した場合には、制御角
βを大きくして余裕角を一定に維持しようとする
ので、逆変換器が必要とする無効電力は大とな
る。このためますます交流電圧の低下を招いて直
流系が安定に運転できない状態となる、所謂電圧
安定度の問題を生ずるもので、この問題は逆変換
器が定電圧制御を行つている場合にも、交流電圧
が余裕角のリミツト値に達するまでに低下したと
きには、余裕角制御の場合と同様に発生する。
従つて従来においては交直連系点から見た交流
系の短絡容量が小さく、上記の如き電圧に起因し
た不安定現象の発生のおそれが多い場合には、そ
の防止策として第3図に示すように逆変換器(8)側
の交直連系点の交流側に同期調相機10を設置
し、これにより交流電圧の変動に対応して無効電
力を供給しうるようにして電圧の安定性を向上さ
せる方法がとられるのが一般である。また最近に
おける発達の著しい静止形無効電力供給装置11
を第4図のように同期調相機に代えて設置する直
流送電系統も計画されている。しかしこのような
方式では同期調相機のような高価な設備を使用し
なければならないため経済的に不利であり、同期
調相機のように回転機の場合には、その動揺によ
りかえつて過渡安定度を低下する場合がある。
系の短絡容量が小さく、上記の如き電圧に起因し
た不安定現象の発生のおそれが多い場合には、そ
の防止策として第3図に示すように逆変換器(8)側
の交直連系点の交流側に同期調相機10を設置
し、これにより交流電圧の変動に対応して無効電
力を供給しうるようにして電圧の安定性を向上さ
せる方法がとられるのが一般である。また最近に
おける発達の著しい静止形無効電力供給装置11
を第4図のように同期調相機に代えて設置する直
流送電系統も計画されている。しかしこのような
方式では同期調相機のような高価な設備を使用し
なければならないため経済的に不利であり、同期
調相機のように回転機の場合には、その動揺によ
りかえつて過渡安定度を低下する場合がある。
本発明は上記のように同期調相機のような高価
な無効電力供給装置を設けることなく、直流系自
体の制御により電圧安定性を向上させうる経済的
な方法の提供を目的とするもので、次に図面を用
いてその詳細を説明する。
な無効電力供給装置を設けることなく、直流系自
体の制御により電圧安定性を向上させうる経済的
な方法の提供を目的とするもので、次に図面を用
いてその詳細を説明する。
本発明においては定常運転時における直流電圧
を制御系の設定により低くしておき、交流系の事
故発生後の所要無効電力が小となるように制御系
を制御して、交流電圧の低下を防止するようにし
たことを特徴とするもので、その実施に当つては
例えば第5図を参照して次に述べる方法がとられ
る。即ち定常時においては第5図の順変換器7を
定電力制御系14により定電力制御とする。また
逆変換器8側においては定電圧制御系17により
定電圧制御とすると同時にその電圧設定値を低く
し、これにより逆変換器の所要無効電力が多くな
ることにもとづく交直連系点の交流電圧の大きな
低下を防ぎ、比較的小容量の補償用コンデンサ1
3の進相容量により交流電圧の低下を補償できる
ように運転する。そして交流系2の事故発生後交
流電圧の低下を検出したときには、逆変換器8を
定電圧制御から転流失敗を生じない程度まで余裕
角がぎりぎりに設定されて進み制御角βがである
余裕角一定制御系(または余裕角リミツタ制御)
18に切換えて制御を行うものである。
を制御系の設定により低くしておき、交流系の事
故発生後の所要無効電力が小となるように制御系
を制御して、交流電圧の低下を防止するようにし
たことを特徴とするもので、その実施に当つては
例えば第5図を参照して次に述べる方法がとられ
る。即ち定常時においては第5図の順変換器7を
定電力制御系14により定電力制御とする。また
逆変換器8側においては定電圧制御系17により
定電圧制御とすると同時にその電圧設定値を低く
し、これにより逆変換器の所要無効電力が多くな
ることにもとづく交直連系点の交流電圧の大きな
低下を防ぎ、比較的小容量の補償用コンデンサ1
3の進相容量により交流電圧の低下を補償できる
ように運転する。そして交流系2の事故発生後交
流電圧の低下を検出したときには、逆変換器8を
定電圧制御から転流失敗を生じない程度まで余裕
角がぎりぎりに設定されて進み制御角βがである
余裕角一定制御系(または余裕角リミツタ制御)
18に切換えて制御を行うものである。
このように定電圧制御から余裕角一定制御へ切
換えを行えば、逆変換器の制御角βは急速に小さ
くなり、逆変換器の所要無効電力も急速に小とな
つて交流電圧を上昇させるように働く。その結果
交流電圧の低下は阻止されて、交流系統は安定に
保たれる。なおこの場合には或る時間経過後系統
が安定状態に近づくと、上記のように余裕角一定
制御により無効電力は小となつているため、交直
連系点の電圧が過大となることがある。このよう
なおそれがあるときには、第5図の交流電圧一定
制御系19を動作させて防止することが望まし
い。
換えを行えば、逆変換器の制御角βは急速に小さ
くなり、逆変換器の所要無効電力も急速に小とな
つて交流電圧を上昇させるように働く。その結果
交流電圧の低下は阻止されて、交流系統は安定に
保たれる。なおこの場合には或る時間経過後系統
が安定状態に近づくと、上記のように余裕角一定
制御により無効電力は小となつているため、交直
連系点の電圧が過大となることがある。このよう
なおそれがあるときには、第5図の交流電圧一定
制御系19を動作させて防止することが望まし
い。
なお第5図において1,2は交流系統、3,4
は交直連系点から見た交流系統のインピーダン
ス、5,6は変換器用変圧器で、この系統は第1
図で前記した交直連系系統と同一である。12は
交流フイルタで直流系からの高調波を吸収する。
15は定電流制御系、16は移相器、αは順変換
器7の遅れ制御角、Pdは電力、Pdpは電力設定
値、Id1は直流電流、Idpは直流電流の設定値であ
る。また20は逆変換器の各制御系信号出力の選
択回路、21は移相器で、選択回路20は次のよ
うに動作する。即ち定常運転時においては定電圧
制御系17の出力信号を選択して移相器21に加
え、また交直連系点の電圧低下が検出されたとき
には余裕角一定制御系18の出力信号を移相器2
1に加える。また系統安定後交直連系点の電圧が
所定値以上となつてことを検出したときには、交
流電圧一定制御系19の出力を移相器21に加え
る。なおEdは直流電圧、Id2は直流電圧、Edpは
電圧の設定値、δ0は余裕角リミツタの設定値、
Vacは交流電圧、Vacpは交流電圧の設定値であ
る。次に上記制御系出力信号の選択回路の実施例
を第6図に示し、その動作を第7図を参照して説
明する。
は交直連系点から見た交流系統のインピーダン
ス、5,6は変換器用変圧器で、この系統は第1
図で前記した交直連系系統と同一である。12は
交流フイルタで直流系からの高調波を吸収する。
15は定電流制御系、16は移相器、αは順変換
器7の遅れ制御角、Pdは電力、Pdpは電力設定
値、Id1は直流電流、Idpは直流電流の設定値であ
る。また20は逆変換器の各制御系信号出力の選
択回路、21は移相器で、選択回路20は次のよ
うに動作する。即ち定常運転時においては定電圧
制御系17の出力信号を選択して移相器21に加
え、また交直連系点の電圧低下が検出されたとき
には余裕角一定制御系18の出力信号を移相器2
1に加える。また系統安定後交直連系点の電圧が
所定値以上となつてことを検出したときには、交
流電圧一定制御系19の出力を移相器21に加え
る。なおEdは直流電圧、Id2は直流電圧、Edpは
電圧の設定値、δ0は余裕角リミツタの設定値、
Vacは交流電圧、Vacpは交流電圧の設定値であ
る。次に上記制御系出力信号の選択回路の実施例
を第6図に示し、その動作を第7図を参照して説
明する。
第6図において20は選択回路、22は第1オ
ア回路、23は第2オア回路で、第1オア回路2
2には交流系の故障を検出したとき連続的に送出
される故障検出信号S1と、交直連系点の電圧Vac
が所定値より低下したことを示す電圧低下信号S2
とが入力される。また第2オア回路23には故障
の除去を検出したとき連続的に送出される故障除
去検出信号S3と、交流電圧Vacが回復してことを
示す電圧回復信号S4とが入力され、故障による電
圧低下以外の電圧低下時にも選択動作が行なわれ
るようにしてある。24は第1アンド回路、25
は第1リレー(または無接点スイツチ)、26は
第2アンド回路、27は遅延回路で、第2アンド
回路26には遅延回路27により時間Tだけ遅延
された故障除去信号S3と、交流電圧の変動値が所
定の値より大となつてとき送出される信号S5とが
入力される。28は第2リレー(または無接点ス
イツチ)、17は定電圧制御系、18は余裕角一
定制御系、19は交流電圧一定制御系、21は移
相器である。次にこの回路の動作を故障発生の場
合について説明する。
ア回路、23は第2オア回路で、第1オア回路2
2には交流系の故障を検出したとき連続的に送出
される故障検出信号S1と、交直連系点の電圧Vac
が所定値より低下したことを示す電圧低下信号S2
とが入力される。また第2オア回路23には故障
の除去を検出したとき連続的に送出される故障除
去検出信号S3と、交流電圧Vacが回復してことを
示す電圧回復信号S4とが入力され、故障による電
圧低下以外の電圧低下時にも選択動作が行なわれ
るようにしてある。24は第1アンド回路、25
は第1リレー(または無接点スイツチ)、26は
第2アンド回路、27は遅延回路で、第2アンド
回路26には遅延回路27により時間Tだけ遅延
された故障除去信号S3と、交流電圧の変動値が所
定の値より大となつてとき送出される信号S5とが
入力される。28は第2リレー(または無接点ス
イツチ)、17は定電圧制御系、18は余裕角一
定制御系、19は交流電圧一定制御系、21は移
相器である。次にこの回路の動作を故障発生の場
合について説明する。
故障発生中においては電圧は固定されるので直
流系を制御してもその効果は生じない。第1のア
ンド回路24は時刻t1において故障が発生したと
き送出される故障検出信号S1と、故障が回復した
とき送出される故障除去信号S3とを受け、これら
が同時に入力された時リレー信号Aを送出して第
1のリレー25をオフする。このため定電圧制御
系17の出力p1はオフされて、移相器21には余
裕角一定制御系18の出力P2が加わることにな
り、逆変換器は定電圧制御から余裕角一定制御に
切換えられる。従つて制御角βは前記したように
急激に小となり、迅速なる逆変換器の無効電力を
減少する制御が行われて、交流電圧を高くするよ
うに動作する。そして或る時間T経過後の故障除
去信号S3が第2アンド回路26に入ると第2リレ
ー28に信号Bを送出し、これをオンとする。こ
のため移相器21には交流電圧一定制御系19の
出力信号P4が加わり、交流電圧の規格範囲以上の
上昇が抑制されて変動を防止する。なお遅延時間
Tは零でもよい。
流系を制御してもその効果は生じない。第1のア
ンド回路24は時刻t1において故障が発生したと
き送出される故障検出信号S1と、故障が回復した
とき送出される故障除去信号S3とを受け、これら
が同時に入力された時リレー信号Aを送出して第
1のリレー25をオフする。このため定電圧制御
系17の出力p1はオフされて、移相器21には余
裕角一定制御系18の出力P2が加わることにな
り、逆変換器は定電圧制御から余裕角一定制御に
切換えられる。従つて制御角βは前記したように
急激に小となり、迅速なる逆変換器の無効電力を
減少する制御が行われて、交流電圧を高くするよ
うに動作する。そして或る時間T経過後の故障除
去信号S3が第2アンド回路26に入ると第2リレ
ー28に信号Bを送出し、これをオンとする。こ
のため移相器21には交流電圧一定制御系19の
出力信号P4が加わり、交流電圧の規格範囲以上の
上昇が抑制されて変動を防止する。なお遅延時間
Tは零でもよい。
第7図a,bは第5図によつて上記した本発明
方式と従来の余裕角一定制御時におおける各部の
応答特性例図である。両図を対比して明らかなよ
うに本発明によればすぐれた電圧の安定化が得ら
れることがわかる。また第8図a,bは本発明方
式による制御時と従来の余裕角一定制御時におけ
る故障除去後における交流系同期機の移相角δの
動揺曲線の一例を示す図である。両図を対比して
明らかなように本発明方式による場合には系統は
安定、従来の方式では発電機No.2の内部位相角θ
2は150゜以上となつて脱調することを示してお
り、本発明による直流系の制御方式が過渡安定度
の向上に大きな威力を示すことが判る。従つて本
発明によれば同期調相機のような進みおよび遅れ
無効電力供給装置に比して、遥かに安価である電
圧補償用コンデンサを設けるのみで直流系自体の
制御により電圧の安定性を向上できる。
方式と従来の余裕角一定制御時におおける各部の
応答特性例図である。両図を対比して明らかなよ
うに本発明によればすぐれた電圧の安定化が得ら
れることがわかる。また第8図a,bは本発明方
式による制御時と従来の余裕角一定制御時におけ
る故障除去後における交流系同期機の移相角δの
動揺曲線の一例を示す図である。両図を対比して
明らかなように本発明方式による場合には系統は
安定、従来の方式では発電機No.2の内部位相角θ
2は150゜以上となつて脱調することを示してお
り、本発明による直流系の制御方式が過渡安定度
の向上に大きな威力を示すことが判る。従つて本
発明によれば同期調相機のような進みおよび遅れ
無効電力供給装置に比して、遥かに安価である電
圧補償用コンデンサを設けるのみで直流系自体の
制御により電圧の安定性を向上できる。
以上本発明を一実施例により説明したが、第6
図の第1リレー25は故障発生中に切換えるよう
にしてもよい。また第5図、第6図による実施例
においては定常時定電圧制御とし、非定常時これ
を余裕角一定制御時に切換えて逆変換器が必要と
する無効電力を減少するようにしたが、第9図に
示すように第1アンド回路24の出力信号Aによ
り、第3のリレー29を動作させて定電圧制御系
の電圧設定回路を制御し、定常時低く設定された
直流電圧を上昇させるようにしてもよい。また第
1アンド回路24の出力信号Aにより、第4のリ
レー30を動作させて余裕角の設定値を小とする
か、或いは図示していないが第1アンド回路24
の出力信号Aにより移相器21を制御して、制御
角βをより小さくすることによつて電圧安定性の
向上を図ることが可能である。また第10図のよ
うに直流電圧一定制御系17のループに交流電圧
一定制御系19のループを加えると同時に、交流
電圧一定制御系19の出力回路に第5のリレー3
1を設けて、第1のアンド回路24の出力信号A
により第1リレー25をオフし、定電圧制御を余
裕角一定制御時としてT時間経過後第2のアンド
回路26の出力信号Bにより、第1リレー25お
よび第5リレー31をオンにするようにしてもよ
い。また更に以上においては逆変換器側の交流電
圧の安定性向上について説明したが、順変換器側
についてもその制御角αを大きくするように運転
しておけば同様に適用できる。
図の第1リレー25は故障発生中に切換えるよう
にしてもよい。また第5図、第6図による実施例
においては定常時定電圧制御とし、非定常時これ
を余裕角一定制御時に切換えて逆変換器が必要と
する無効電力を減少するようにしたが、第9図に
示すように第1アンド回路24の出力信号Aによ
り、第3のリレー29を動作させて定電圧制御系
の電圧設定回路を制御し、定常時低く設定された
直流電圧を上昇させるようにしてもよい。また第
1アンド回路24の出力信号Aにより、第4のリ
レー30を動作させて余裕角の設定値を小とする
か、或いは図示していないが第1アンド回路24
の出力信号Aにより移相器21を制御して、制御
角βをより小さくすることによつて電圧安定性の
向上を図ることが可能である。また第10図のよ
うに直流電圧一定制御系17のループに交流電圧
一定制御系19のループを加えると同時に、交流
電圧一定制御系19の出力回路に第5のリレー3
1を設けて、第1のアンド回路24の出力信号A
により第1リレー25をオフし、定電圧制御を余
裕角一定制御時としてT時間経過後第2のアンド
回路26の出力信号Bにより、第1リレー25お
よび第5リレー31をオンにするようにしてもよ
い。また更に以上においては逆変換器側の交流電
圧の安定性向上について説明したが、順変換器側
についてもその制御角αを大きくするように運転
しておけば同様に適用できる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば同期調相機に比して安価な電圧補償用コンデン
サを用いるのみで直流系自体の制御により電圧の
安定性を大きく向上できるもので交直連系送電系
統の過渡安定度の向上制御などに適用してその効
果は極めて大きい。
ば同期調相機に比して安価な電圧補償用コンデン
サを用いるのみで直流系自体の制御により電圧の
安定性を大きく向上できるもので交直連系送電系
統の過渡安定度の向上制御などに適用してその効
果は極めて大きい。
第1図は交直連系送電系統の一例を示す概略
図、第2図は交流系における電圧変動の説明図、
第3図および第4図は従来の電圧安定性の向上技
術を示す系統図、第5図、第6図は本発明の一実
施例を示す系統図およびその要部回路図、第7図
a,bは本発明および従来方式における各部の応
答特性図、第8図a,bは本発明および従来方式
における同期発電機の位相角動揺曲線図、第9
図、第10図は本発明の他の実施例を示す要部回
路図である。 1,2……交流系、3,4……交直連系点から
見た交流系インピーダンス、5,6……変換用変
圧器、7,8……順および逆変換器、9……直流
系、10……同期調相機、11……静止形無効電
力供給装置、13……補償用コンデンサ、14…
…定電力制御系、15……定電流制御系、16…
…移相器、17……定電圧制御系、18……定余
裕角制御系、19……交流電圧一定制御系、20
……選択回路、21……移相器。
図、第2図は交流系における電圧変動の説明図、
第3図および第4図は従来の電圧安定性の向上技
術を示す系統図、第5図、第6図は本発明の一実
施例を示す系統図およびその要部回路図、第7図
a,bは本発明および従来方式における各部の応
答特性図、第8図a,bは本発明および従来方式
における同期発電機の位相角動揺曲線図、第9
図、第10図は本発明の他の実施例を示す要部回
路図である。 1,2……交流系、3,4……交直連系点から
見た交流系インピーダンス、5,6……変換用変
圧器、7,8……順および逆変換器、9……直流
系、10……同期調相機、11……静止形無効電
力供給装置、13……補償用コンデンサ、14…
…定電力制御系、15……定電流制御系、16…
…移相器、17……定電圧制御系、18……定余
裕角制御系、19……交流電圧一定制御系、20
……選択回路、21……移相器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流系統と直流系統とが順逆変換器を介して
連系された交直連系系統において、通常運転時に
は順変換器を一定電力制御とし、逆変換器の電圧
設定値を所要値より低くした定電圧制御とすると
共に、上記電圧設定値の低下に伴う電圧の低下分
を逆変換器側の交直連系点に接続されたスタチツ
クコンデンサにより補償して所定の運転電圧に保
持して運転し、事故時にはその事故除去後電圧低
下検出信号により逆変換器の定電圧制御系をオフ
して余裕角一定制御系に切換えることにより逆変
換器側交直連系点の電圧を上昇させることを特徴
とする交直連系系統の電圧制御方法。 2 交流系統と直流系統とが順逆変換器を介して
連系された交直連系系統において、通常運転時に
は順変換器を一定電力制御とし、逆変換器の電圧
設定値を所要値より低くした定電圧制御とすると
共に、上記電圧設定値の低下に伴う電圧の低下分
を逆変換器側の交直連系点に接続されたスタチツ
クコンデンサにより補償して所定の運転電圧を保
持して運転し、事故時にはその事故除去後電圧低
下検出信号により逆変換器の定電圧制御系をオフ
して余裕角一定制御して逆変換器側交直連系点の
電圧を上昇させると共に、逆変換器側交直連系点
の電圧が所定電圧以上に上昇したことを検出する
信号により再び逆変換器を定電圧制御して所定範
囲以上の電圧の上昇を抑制するようにしたことを
特徴とする交直連系系統の電圧制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008579A JPS55111627A (en) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | Dc transmission system control system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008579A JPS55111627A (en) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | Dc transmission system control system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55111627A JPS55111627A (en) | 1980-08-28 |
| JPS6120217B2 true JPS6120217B2 (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=12017259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008579A Granted JPS55111627A (en) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | Dc transmission system control system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55111627A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS619126A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-16 | 株式会社東芝 | 交直変換装置の制御方法 |
-
1979
- 1979-02-22 JP JP2008579A patent/JPS55111627A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55111627A (en) | 1980-08-28 |
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