JPS6121075Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6121075Y2 JPS6121075Y2 JP10790583U JP10790583U JPS6121075Y2 JP S6121075 Y2 JPS6121075 Y2 JP S6121075Y2 JP 10790583 U JP10790583 U JP 10790583U JP 10790583 U JP10790583 U JP 10790583U JP S6121075 Y2 JPS6121075 Y2 JP S6121075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- spherical
- tube
- diameter portion
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000792859 Enema Species 0.000 claims description 42
- 239000007920 enema Substances 0.000 claims description 42
- 229940095399 enema Drugs 0.000 claims description 42
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 23
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 18
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 18
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 15
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 7
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 210000002429 large intestine Anatomy 0.000 description 4
- 235000011187 glycerol Nutrition 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000000968 intestinal effect Effects 0.000 description 2
- 210000000936 intestine Anatomy 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 210000001072 colon Anatomy 0.000 description 1
- 208000001130 gallstones Diseases 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000638 stimulation Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 201000009160 urethral calculus Diseases 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
本考案は、容器主体の周壁を押圧することによ
り、主としてその収納かん腸液(グリセリン液)
を体内に注入する医療用のかん腸液注入容器の改
良に関するものであるが、本考案は、このかん腸
液注入容器の外に腔洗滌容器、尿道結石溶解液注
入容器、胆石溶解剤注入容器等の広般に亘つて実
施することが可能である。 容器主体の周壁を押圧することにより、収納か
ん腸液であるグリセリン液を可撓性の挿入細チユ
ーブを介してその先端ノズルより体内に注入する
医療用のかん腸液注入容器においては、軽い握力
で腸に過度の刺激を与えることなく、より深部大
腸まで薬液を多量に注入することができ、その
上、注入の手を休めた場合であつても、腸内圧力
によつて注入されたかん腸液が逆流することがな
いようにすることが望ましく、また、かん腸液注
入容器は1回限りの使い捨であつて、再使用する
ものではないから、安価に製作できるものである
ことが望ましい。 本考案は、かかる要請に応答すべくなされたも
ので、本考案者等が先に考案をし、実用新案登録
(実用新案登録第1483107号実公昭57−36190号)
を得たかん腸液注入容器並びに実願昭54−66308
号に係るかん腸液注入容器を改良したものであ
る。 すなわち、実用新案登録第1483107号に係るか
ん腸液注入容器は、第1図および第2図に示すよ
うに、容器主体1の周壁を押圧することにより収
納かん腸液を可撓性を有する軟質樹脂製のチユー
ブ2を介して体内に注入できるようにしたものに
おいて、チユーブ2内に、球形弁座4を形成し、
かつ中心に貫通孔5をあけた球形逆流防止弁6の
ストツパー3を装着すると共に、チユーブ先端開
口部には、ブチルゴム製のセフテイーリング10
を嵌着し、かつ下端に切欠部9を形成した軟質樹
脂製の段付ノズル7の基部8の嵌入をもつてノズ
ル7をセフテイーリング10とともに一体的に取
り付け、さらにノズル7には、その注出孔11を
密栓する突起部13を有する軟質樹脂製のキヤツ
プ12を被嵌させた構成であるが、このかん腸液
注入容器は、そのセフテイーリング10の凸面に
よつて注腸時痛感を覚えるという問題点があり、
また、球形弁座4を有するストツパー3を別に形
成して、これをチユーブ2内に挿着するため、部
品点数が多くなり、チユーブ内への挿着作業を要
して、コスト的に高くなると共に、ノズル7の下
端と適正な間隔をもつて挿着することは難しいば
かりか、ストツパー3は固定的でないため変位
し、逆流防止弁6によるかん腸液の逆流防止効果
は半減してしまうという問題点があり、さらには
容器主体1の周壁の押圧を介してのかん腸液注入
時には、球形逆流防止弁6がノズル7の下端に接
して、その切欠部9からかん腸液が流入するもの
であるから、かん腸液の押し出し抵抗が大きくな
るという問題点があつた。 また、実願昭54−66308号に係るかん腸液注入
容器は、特に図示しないが、容器主体に連結した
可撓性挿入チユーブの先端部内に硬質樹脂製ノズ
ルを挿着すると共に、このノズル内には弁座を開
閉する球形逆流防止弁を抜け出ないように設け、
ノズル先端部にはノズル注出孔を密栓するキヤツ
プを被嵌した構成であるが、このかん腸液注入容
器は、チユーブ内に内向きの斜向状に挿着してい
るノズル末端部に何んらの手段も施されていない
ものであるから、ノズル挿着末端部及びチユーブ
内周段部とかん腸薬液との接触抵抗により、一定
量の薬液を注入するには強い握力が必要であつ
て、医療用かん腸として重要な、より深部大腸へ
の薬液の多量注入は不可能であつた。 本考案は、このような問題点を解決するために
なされたものである。 したがつて、本考案の目的は、注腸時における
体内へのチユーブの挿入を無痛にして、腸に刺激
を与えることなく、軽い握力で多量の薬液をより
深部大腸へ注入することができ、また、注入の手
を休めた場合であつても、薬液の逆流を完全に防
止することができると共に、夏場等において容器
内部が膨張した場合であつても、薬液の漏出を完
全に防止することができ、また、部品点数が少な
く、構造簡単で、量産に適し、コスト的に安価な
かん腸液注入容器を提供することにある。 この目的のため、本考案は、柔軟な合成樹脂材
により成形されたかん腸液収納の容器主体と、こ
の容器主体と一体にして、かつ外周にはハ字状係
止突起を有する小径注出口に対し外挿着された可
撓性を有する軟質樹脂製のチユーブと、このチユ
ーブの先端部に一体的に設けられたノズルと、こ
のノズルに嵌着される樹脂製のキヤツプとから成
る容器であつて、上記ノズルは大径部分と小径部
分を有し、大径部分のやや大径注出孔と連通する
注出孔には球形弁座と、この球形弁座から大径部
分の中央部よりやや上部にかけて、上方に行くに
したがつて徐々に膨出した縦断面〓形にして、か
つ横断面円弧状の3つの突出部が等間隔で形成さ
れ、小径部分の外周には、縦断面逆ハ字状の係止
突起が形成されると共に、下端には十字状切欠部
が形成されて、このノズルは、上記チユーブ先端
開口部よりの小径部分の圧入を介しての係止突起
の食い込みによつてチユーブと一体的に挿着固定
されると共に、このノズルの球形弁座には、球形
逆流防止弁が抜け出ないように可動自在として内
装されており、一方上記キヤツプは、ノズルの注
出口を密栓すると共に、3つの突出部における最
も膨出した部分の内周面に圧接し、かつその先端
で上記球形逆流防止弁を球形弁座に圧接させて注
出孔を密栓する段付突出部を有している構成を特
徴とするものである。 以下、本考案を第3図以下に示す実施例に基づ
いて説明する。 第3図は全体の半縦断面図、第4図はノズルの
拡大平面図、第5図はノズルの拡大半縦断面図、
第6図はノズルの拡大底面図、第7図は要部の拡
大縦断面図で、かん腸液(グリセリン液)を収納
する容器主体20は、ポリエチレン等の柔軟な合
成樹脂材によりだ円形(レモン形)に成形され、
この容器主体20の首部中央部に一体に突設さ
れ、かつ外周にハ字状係止突起22を有する小径
注出口21には、所定の口径と長さを有する軟質
塩化ビニル樹脂製のチユーブ23が外挿され、ハ
字状係止突起22による食い込みによつて一体的
に接続されている。 容器主体20は上記したようにだ円形(レモン
形)であるが、これはその周壁を押圧して収納か
ん腸液を注出させる際の握り易さと、かん腸液を
残留させることなく全て体内に注入させることが
できるようにしたものである。 チユーブ23の先端部に一体的に取り付けられ
ているノズル24は、硬質ポリエチレン樹脂材を
もつて成形されており、第4図、第5図および第
6図に示すように、開口周縁部が円弧状に面取り
された大径部分25とこの部分25よりもやや長
い小径部分26を有し、大径部分25の注出孔2
7には、後述するステンレススチール製の球形逆
流防止弁の球形に適合する球形弁座28と、この
球形弁座28から大径部分25の中央部よりやや
上方にかけて、上方に行くにしたがつて徐々に膨
出した縦断面〓形にして、かつ横断面円弧状の3
つの突出部29が等間隔で一体形成され、これら
突出部29の上部注出孔30は注出孔27よりも
やや大径となつている。また、小径部分26の中
央よりやや下部外周には、縦断面逆ハ字状の係止
突起31が一体形成されると共に、下端には十字
状切欠部32が形成され、このノズル24は、チ
ユーブ23の先端開口部よりの小径部分26の圧
入による逆ハ字状係止突起31の食い込みによつ
てチユーブ23と一体的に挿着固定されている。 なお、上記した従来例においては、チユーブ2
の切断面のひつかかり防止の目的でセフテイーリ
ング10を設けていたが、チユーブ切断技術の向
上とノズル小径部分26の逆ハ字状係止突起31
の食い込みによるノズル24の挿着固定によつ
て、チユーブ23とノズル24はあたかも1本の
チユーブの如くに一体的に接続されて、ひつかか
りがなくなるため、従来不可欠であつたセフテイ
ーリング10は不要となる。 また、上記した他の従来例においては、チユー
ブに内挿着のノズル末端部及びチユーブ内周段部
とかん腸薬液との接触抵抗によつて薬液注入には
強い握力を要する上に、医療用かん腸として重要
な、より深部大腸への薬液の多量注入は不可能で
あつたが、ノズル24の下端に設けられた十字状
切欠部32によつて薬液流速が高まる結果、軽い
握力で薬液の注入流量を多くすることができ、深
部大腸への薬液注入が可能となつた。 ノズル24の球形弁座28には、ステンレスス
チール製の球形逆流防止弁33が、注出孔30の
開口部からの圧入をもつて抜け出ることがなく、
かつ可動自在として内装されており、一時的に注
腸の手を休めた場合には、球形逆流防止弁33に
よる球形弁座28への圧接によつて注出孔27を
密閉し、腸内圧力によるかん腸液の容器主体20
内への逆流を確実に防止することができるように
なつている。 ノズル24に被嵌されるキヤツプ34は、適当
な硬さをもつた合成樹脂材より成形され、その内
側中心部位には、注出孔30より圧入されて注出
孔30を密栓すると共に、3つの突出部における
最も膨出した部分29の内周面に密接し、かつ先
端で球形逆流防止弁33を球形弁座28に圧接さ
せて注出孔27を密閉する段付突出部35が突設
されており、未使用時においては、このキヤツプ
34を被嵌しておくことにより、容器主体20内
のかん腸液の漏出を暑中等のいかなる条件下にお
いても確実に防止することができるようになつて
いる。 しかして、以上の構成に係る本案容器は、キヤ
ツプ34を外し、ノズル24と共にチユーブ23
を体内に挿入し、容器主体20の周壁を押圧して
その収納かん腸液をチユーブ23を介して先端ノ
ズル24の注出孔30より体内に注入させるもの
であるが、この場合、ノズル24とチユーブ23
はノズル24の係止突起31の食い込みによつて
あたかも1本のチユーブの如くに一体的に接続さ
れているから、ひつかかりがなくて痛感を覚える
ことなく、極めて円滑に挿入することができると
共に、ノズル24の小径部分26の下端には十字
状切欠部32が形成されているから、この切欠部
32によつて薬液の流れが早く、かつ流れが良好
となるため、容器主体20の周壁を軽く押圧する
だけで、換言すれば、押し出し抵抗が小さくなる
ので、軽い握力で腸に刺激を与えることなくして
注入流量を多くすることができるばかりか、医療
用かん腸として重要な、より深部大腸へ薬液を注
入することができるものである。 また、一時的に注腸の手を休めた場合には、ノ
ズル24の注出孔内に球形弁座28が形成されて
おり、また、上記の形状になる3つの突出部29
が形成され、しかもノズル24はその係止突起3
1の食い込みにより固定的に挿着されて、変位す
ることはないから、球形逆流防止弁33による球
形弁座28への圧接が確実になされて注出孔27
を密閉するため、体内に注入されたかん腸液の容
器主体20内の逆流を確実に防止することがで
き、また、夏場等において容器内部が膨張した場
合であつても、ノズル24とチユーブ23はノズ
ル24の係止突起31の食い込みによつて一体的
に接続されているから、チユーブ23とノズル2
4との材質上の熱膨張係数の相違に起因するかん
腸薬液(グリセリン液)の漏出はなく、また、キ
ヤツプ34にあつても、その段付突出部35がノ
ズル注出孔30を密栓すると共に、3つの突出部
29における最も膨出した部分の内周面に圧接
し、かつその先端で球形逆流防止弁33を球形弁
座28に圧接させて注出孔27を密閉しているか
ら、本案容器をいかなる状態に置いてもかん腸液
の漏出を確実に防止することができるものであ
る。 そこで、これら本案容器の作用効果をさらに明
確にするため、以下に従来容器(実用新案登録第
1483107号に係るかん腸液注入容器)と比較した
かん腸液の流量実験と、それの逆流防止効果の実
験結果を示すと、 10個の容器につきそれぞれ握力30mmHg、50mm
Hg、100mmHgによる15秒間の流量の平均値は
り、主としてその収納かん腸液(グリセリン液)
を体内に注入する医療用のかん腸液注入容器の改
良に関するものであるが、本考案は、このかん腸
液注入容器の外に腔洗滌容器、尿道結石溶解液注
入容器、胆石溶解剤注入容器等の広般に亘つて実
施することが可能である。 容器主体の周壁を押圧することにより、収納か
ん腸液であるグリセリン液を可撓性の挿入細チユ
ーブを介してその先端ノズルより体内に注入する
医療用のかん腸液注入容器においては、軽い握力
で腸に過度の刺激を与えることなく、より深部大
腸まで薬液を多量に注入することができ、その
上、注入の手を休めた場合であつても、腸内圧力
によつて注入されたかん腸液が逆流することがな
いようにすることが望ましく、また、かん腸液注
入容器は1回限りの使い捨であつて、再使用する
ものではないから、安価に製作できるものである
ことが望ましい。 本考案は、かかる要請に応答すべくなされたも
ので、本考案者等が先に考案をし、実用新案登録
(実用新案登録第1483107号実公昭57−36190号)
を得たかん腸液注入容器並びに実願昭54−66308
号に係るかん腸液注入容器を改良したものであ
る。 すなわち、実用新案登録第1483107号に係るか
ん腸液注入容器は、第1図および第2図に示すよ
うに、容器主体1の周壁を押圧することにより収
納かん腸液を可撓性を有する軟質樹脂製のチユー
ブ2を介して体内に注入できるようにしたものに
おいて、チユーブ2内に、球形弁座4を形成し、
かつ中心に貫通孔5をあけた球形逆流防止弁6の
ストツパー3を装着すると共に、チユーブ先端開
口部には、ブチルゴム製のセフテイーリング10
を嵌着し、かつ下端に切欠部9を形成した軟質樹
脂製の段付ノズル7の基部8の嵌入をもつてノズ
ル7をセフテイーリング10とともに一体的に取
り付け、さらにノズル7には、その注出孔11を
密栓する突起部13を有する軟質樹脂製のキヤツ
プ12を被嵌させた構成であるが、このかん腸液
注入容器は、そのセフテイーリング10の凸面に
よつて注腸時痛感を覚えるという問題点があり、
また、球形弁座4を有するストツパー3を別に形
成して、これをチユーブ2内に挿着するため、部
品点数が多くなり、チユーブ内への挿着作業を要
して、コスト的に高くなると共に、ノズル7の下
端と適正な間隔をもつて挿着することは難しいば
かりか、ストツパー3は固定的でないため変位
し、逆流防止弁6によるかん腸液の逆流防止効果
は半減してしまうという問題点があり、さらには
容器主体1の周壁の押圧を介してのかん腸液注入
時には、球形逆流防止弁6がノズル7の下端に接
して、その切欠部9からかん腸液が流入するもの
であるから、かん腸液の押し出し抵抗が大きくな
るという問題点があつた。 また、実願昭54−66308号に係るかん腸液注入
容器は、特に図示しないが、容器主体に連結した
可撓性挿入チユーブの先端部内に硬質樹脂製ノズ
ルを挿着すると共に、このノズル内には弁座を開
閉する球形逆流防止弁を抜け出ないように設け、
ノズル先端部にはノズル注出孔を密栓するキヤツ
プを被嵌した構成であるが、このかん腸液注入容
器は、チユーブ内に内向きの斜向状に挿着してい
るノズル末端部に何んらの手段も施されていない
ものであるから、ノズル挿着末端部及びチユーブ
内周段部とかん腸薬液との接触抵抗により、一定
量の薬液を注入するには強い握力が必要であつ
て、医療用かん腸として重要な、より深部大腸へ
の薬液の多量注入は不可能であつた。 本考案は、このような問題点を解決するために
なされたものである。 したがつて、本考案の目的は、注腸時における
体内へのチユーブの挿入を無痛にして、腸に刺激
を与えることなく、軽い握力で多量の薬液をより
深部大腸へ注入することができ、また、注入の手
を休めた場合であつても、薬液の逆流を完全に防
止することができると共に、夏場等において容器
内部が膨張した場合であつても、薬液の漏出を完
全に防止することができ、また、部品点数が少な
く、構造簡単で、量産に適し、コスト的に安価な
かん腸液注入容器を提供することにある。 この目的のため、本考案は、柔軟な合成樹脂材
により成形されたかん腸液収納の容器主体と、こ
の容器主体と一体にして、かつ外周にはハ字状係
止突起を有する小径注出口に対し外挿着された可
撓性を有する軟質樹脂製のチユーブと、このチユ
ーブの先端部に一体的に設けられたノズルと、こ
のノズルに嵌着される樹脂製のキヤツプとから成
る容器であつて、上記ノズルは大径部分と小径部
分を有し、大径部分のやや大径注出孔と連通する
注出孔には球形弁座と、この球形弁座から大径部
分の中央部よりやや上部にかけて、上方に行くに
したがつて徐々に膨出した縦断面〓形にして、か
つ横断面円弧状の3つの突出部が等間隔で形成さ
れ、小径部分の外周には、縦断面逆ハ字状の係止
突起が形成されると共に、下端には十字状切欠部
が形成されて、このノズルは、上記チユーブ先端
開口部よりの小径部分の圧入を介しての係止突起
の食い込みによつてチユーブと一体的に挿着固定
されると共に、このノズルの球形弁座には、球形
逆流防止弁が抜け出ないように可動自在として内
装されており、一方上記キヤツプは、ノズルの注
出口を密栓すると共に、3つの突出部における最
も膨出した部分の内周面に圧接し、かつその先端
で上記球形逆流防止弁を球形弁座に圧接させて注
出孔を密栓する段付突出部を有している構成を特
徴とするものである。 以下、本考案を第3図以下に示す実施例に基づ
いて説明する。 第3図は全体の半縦断面図、第4図はノズルの
拡大平面図、第5図はノズルの拡大半縦断面図、
第6図はノズルの拡大底面図、第7図は要部の拡
大縦断面図で、かん腸液(グリセリン液)を収納
する容器主体20は、ポリエチレン等の柔軟な合
成樹脂材によりだ円形(レモン形)に成形され、
この容器主体20の首部中央部に一体に突設さ
れ、かつ外周にハ字状係止突起22を有する小径
注出口21には、所定の口径と長さを有する軟質
塩化ビニル樹脂製のチユーブ23が外挿され、ハ
字状係止突起22による食い込みによつて一体的
に接続されている。 容器主体20は上記したようにだ円形(レモン
形)であるが、これはその周壁を押圧して収納か
ん腸液を注出させる際の握り易さと、かん腸液を
残留させることなく全て体内に注入させることが
できるようにしたものである。 チユーブ23の先端部に一体的に取り付けられ
ているノズル24は、硬質ポリエチレン樹脂材を
もつて成形されており、第4図、第5図および第
6図に示すように、開口周縁部が円弧状に面取り
された大径部分25とこの部分25よりもやや長
い小径部分26を有し、大径部分25の注出孔2
7には、後述するステンレススチール製の球形逆
流防止弁の球形に適合する球形弁座28と、この
球形弁座28から大径部分25の中央部よりやや
上方にかけて、上方に行くにしたがつて徐々に膨
出した縦断面〓形にして、かつ横断面円弧状の3
つの突出部29が等間隔で一体形成され、これら
突出部29の上部注出孔30は注出孔27よりも
やや大径となつている。また、小径部分26の中
央よりやや下部外周には、縦断面逆ハ字状の係止
突起31が一体形成されると共に、下端には十字
状切欠部32が形成され、このノズル24は、チ
ユーブ23の先端開口部よりの小径部分26の圧
入による逆ハ字状係止突起31の食い込みによつ
てチユーブ23と一体的に挿着固定されている。 なお、上記した従来例においては、チユーブ2
の切断面のひつかかり防止の目的でセフテイーリ
ング10を設けていたが、チユーブ切断技術の向
上とノズル小径部分26の逆ハ字状係止突起31
の食い込みによるノズル24の挿着固定によつ
て、チユーブ23とノズル24はあたかも1本の
チユーブの如くに一体的に接続されて、ひつかか
りがなくなるため、従来不可欠であつたセフテイ
ーリング10は不要となる。 また、上記した他の従来例においては、チユー
ブに内挿着のノズル末端部及びチユーブ内周段部
とかん腸薬液との接触抵抗によつて薬液注入には
強い握力を要する上に、医療用かん腸として重要
な、より深部大腸への薬液の多量注入は不可能で
あつたが、ノズル24の下端に設けられた十字状
切欠部32によつて薬液流速が高まる結果、軽い
握力で薬液の注入流量を多くすることができ、深
部大腸への薬液注入が可能となつた。 ノズル24の球形弁座28には、ステンレスス
チール製の球形逆流防止弁33が、注出孔30の
開口部からの圧入をもつて抜け出ることがなく、
かつ可動自在として内装されており、一時的に注
腸の手を休めた場合には、球形逆流防止弁33に
よる球形弁座28への圧接によつて注出孔27を
密閉し、腸内圧力によるかん腸液の容器主体20
内への逆流を確実に防止することができるように
なつている。 ノズル24に被嵌されるキヤツプ34は、適当
な硬さをもつた合成樹脂材より成形され、その内
側中心部位には、注出孔30より圧入されて注出
孔30を密栓すると共に、3つの突出部における
最も膨出した部分29の内周面に密接し、かつ先
端で球形逆流防止弁33を球形弁座28に圧接さ
せて注出孔27を密閉する段付突出部35が突設
されており、未使用時においては、このキヤツプ
34を被嵌しておくことにより、容器主体20内
のかん腸液の漏出を暑中等のいかなる条件下にお
いても確実に防止することができるようになつて
いる。 しかして、以上の構成に係る本案容器は、キヤ
ツプ34を外し、ノズル24と共にチユーブ23
を体内に挿入し、容器主体20の周壁を押圧して
その収納かん腸液をチユーブ23を介して先端ノ
ズル24の注出孔30より体内に注入させるもの
であるが、この場合、ノズル24とチユーブ23
はノズル24の係止突起31の食い込みによつて
あたかも1本のチユーブの如くに一体的に接続さ
れているから、ひつかかりがなくて痛感を覚える
ことなく、極めて円滑に挿入することができると
共に、ノズル24の小径部分26の下端には十字
状切欠部32が形成されているから、この切欠部
32によつて薬液の流れが早く、かつ流れが良好
となるため、容器主体20の周壁を軽く押圧する
だけで、換言すれば、押し出し抵抗が小さくなる
ので、軽い握力で腸に刺激を与えることなくして
注入流量を多くすることができるばかりか、医療
用かん腸として重要な、より深部大腸へ薬液を注
入することができるものである。 また、一時的に注腸の手を休めた場合には、ノ
ズル24の注出孔内に球形弁座28が形成されて
おり、また、上記の形状になる3つの突出部29
が形成され、しかもノズル24はその係止突起3
1の食い込みにより固定的に挿着されて、変位す
ることはないから、球形逆流防止弁33による球
形弁座28への圧接が確実になされて注出孔27
を密閉するため、体内に注入されたかん腸液の容
器主体20内の逆流を確実に防止することがで
き、また、夏場等において容器内部が膨張した場
合であつても、ノズル24とチユーブ23はノズ
ル24の係止突起31の食い込みによつて一体的
に接続されているから、チユーブ23とノズル2
4との材質上の熱膨張係数の相違に起因するかん
腸薬液(グリセリン液)の漏出はなく、また、キ
ヤツプ34にあつても、その段付突出部35がノ
ズル注出孔30を密栓すると共に、3つの突出部
29における最も膨出した部分の内周面に圧接
し、かつその先端で球形逆流防止弁33を球形弁
座28に圧接させて注出孔27を密閉しているか
ら、本案容器をいかなる状態に置いてもかん腸液
の漏出を確実に防止することができるものであ
る。 そこで、これら本案容器の作用効果をさらに明
確にするため、以下に従来容器(実用新案登録第
1483107号に係るかん腸液注入容器)と比較した
かん腸液の流量実験と、それの逆流防止効果の実
験結果を示すと、 10個の容器につきそれぞれ握力30mmHg、50mm
Hg、100mmHgによる15秒間の流量の平均値は
【表】
で、通常、男女の握力は100mmHg〜200mmHgで、
平均158mmHgとされているため、本案容器におい
ては、徐々に力を入れると流量がよくなる。すな
わち、押し出し抵抗が小さくなる。 また、逆流防止効果については、全体を垂直に
した自然落下の状態で10個の容器について実験し
たところ、従来容器は2.8″〜19.4″、平均10.1″で
かん腸液がチユーブ内に滴下するのに対し、本案
容器では全く滴下しない。このことは、本案容器
においては、優れた逆流防止効果を発揮すること
を示している。 また、本案容器は、そのノズル24を上記の構
成とすることによつて、従来容器には下可欠であ
つた球形弁座4を有するストツパー3とセフテイ
ーリング10を不要としたから、部品点数が少な
くなつて、その上にストツパー3のチユーブ2内
への挿着という面倒な作業がなくなるため、構造
が簡単となつて、安価に製作することができるも
のである。
平均158mmHgとされているため、本案容器におい
ては、徐々に力を入れると流量がよくなる。すな
わち、押し出し抵抗が小さくなる。 また、逆流防止効果については、全体を垂直に
した自然落下の状態で10個の容器について実験し
たところ、従来容器は2.8″〜19.4″、平均10.1″で
かん腸液がチユーブ内に滴下するのに対し、本案
容器では全く滴下しない。このことは、本案容器
においては、優れた逆流防止効果を発揮すること
を示している。 また、本案容器は、そのノズル24を上記の構
成とすることによつて、従来容器には下可欠であ
つた球形弁座4を有するストツパー3とセフテイ
ーリング10を不要としたから、部品点数が少な
くなつて、その上にストツパー3のチユーブ2内
への挿着という面倒な作業がなくなるため、構造
が簡単となつて、安価に製作することができるも
のである。
第1図は従来例を示す全体の半縦断面図、第2
図は同上の部分的拡大縦断面図、第3図は本考案
に係るかん腸液注入容器の一例での全体の半縦断
面図、第4図はノズルの拡大平面図、第5図はノ
ズルの拡大半縦断面図、第6図はノズルの拡大底
面図、第7図は要部の拡大縦断面図である。 20……容器主体、21……小径注出口、22
……係止突起、23……可撓性チユーブ、24…
…ノズル、25……大径部分、26……小径部
分、27……注出孔、28……球形弁座、29…
…突出部分、30……注出孔、31……係止突
起、32……十字状切欠部、33……球形逆流防
止弁、34……キヤツプ、35……段付突出部。
図は同上の部分的拡大縦断面図、第3図は本考案
に係るかん腸液注入容器の一例での全体の半縦断
面図、第4図はノズルの拡大平面図、第5図はノ
ズルの拡大半縦断面図、第6図はノズルの拡大底
面図、第7図は要部の拡大縦断面図である。 20……容器主体、21……小径注出口、22
……係止突起、23……可撓性チユーブ、24…
…ノズル、25……大径部分、26……小径部
分、27……注出孔、28……球形弁座、29…
…突出部分、30……注出孔、31……係止突
起、32……十字状切欠部、33……球形逆流防
止弁、34……キヤツプ、35……段付突出部。
Claims (1)
- 柔軟な合成樹脂材により形成されたかん腸液収
納の容器主体20と、この容器主体20と一体に
して、かつ外周にはハ字状係止突起22を有する
小径注出口21に対し外挿着された可撓性を有す
る軟質樹脂製のチユーブ23と、このチユーブ2
3の先端部に一体的に設けられたノズル24と、
このノズル24に嵌着される樹脂製のキヤツプ3
4とから成る容器であつて、上記ノズル24は大
径部分25と小径部分26を有し、大径部分25
のやや大径注出孔30と連通する注出孔27には
球形弁座28と、この球形弁座28から大径部分
25の中央部よりやや上部にかけて、上方に行く
にしたがつて徐々に膨出した縦断面〓形にして、
かつ横断面円弧状の3つの突出部29が等間隔で
形成され、小径部分26の外周には、縦断面逆ハ
字状の係止突起31が形成されると共に、下端に
は十字状切欠部32が形成されて、このノズル2
4は、上記チユーブ先端開口部よりの小径部分2
6の圧入を介しての係止突起31の食い込みによ
つてチユーブ23と一体的に挿着固定されると共
に、このノズル24の球形弁座28には、球形逆
流防止弁33が抜け出ないように可動自在として
内装されており、一方上記キヤツプ34は、ノズ
ル24の注出口30を密栓すると共に、3つの突
出部29における最も膨出した部分の内周面に圧
接し、かつその先端で上記球形逆流防止弁33を
球形弁座28に圧接させて注出孔27を密栓する
段付突出部35を有している構成を特徴とするか
ん腸液注入容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10790583U JPS6015342U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | かん腸液注入容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10790583U JPS6015342U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | かん腸液注入容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6015342U JPS6015342U (ja) | 1985-02-01 |
| JPS6121075Y2 true JPS6121075Y2 (ja) | 1986-06-24 |
Family
ID=30251950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10790583U Granted JPS6015342U (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | かん腸液注入容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015342U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008280357A (ja) * | 2008-07-28 | 2008-11-20 | Nishihara Risa | 遺体体液漏出防止剤の供給管 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085712Y2 (ja) * | 1989-06-28 | 1996-02-21 | 大日本印刷株式会社 | 薬液注入器 |
| JP3337099B2 (ja) * | 1994-07-05 | 2002-10-21 | 太田製薬株式会社 | 使い捨て式薬剤注入用容器 |
-
1983
- 1983-07-12 JP JP10790583U patent/JPS6015342U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008280357A (ja) * | 2008-07-28 | 2008-11-20 | Nishihara Risa | 遺体体液漏出防止剤の供給管 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6015342U (ja) | 1985-02-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5569235A (en) | Valve and valved container for use with a syringe fitting | |
| ES2217435T3 (es) | Valvula actuada por conector conificado tipo luer. | |
| US4883071A (en) | Intravaginal device | |
| KR101892153B1 (ko) | 루어록 접속구조를 갖는 의료용 배액 유니트 | |
| JPH09502906A (ja) | 両用アクセスポートを備えた液剤容器 | |
| WO2003002178A2 (en) | A catheter assembly | |
| CA2301278A1 (en) | Catheter valve | |
| JP3892157B2 (ja) | 留置針組立体 | |
| JP3484117B2 (ja) | 瓶 栓 | |
| JPS6121107B2 (ja) | ||
| JP3892168B2 (ja) | 留置針組立体 | |
| JP3761748B2 (ja) | ニードルレス混注管 | |
| JPH019580Y2 (ja) | ||
| JP4582391B2 (ja) | 携帯用噴射注入具 | |
| KR200452452Y1 (ko) | 보조마개가 구비된 수액백용 배액포트 | |
| JPH0621489Y2 (ja) | 液体流通管接続部材 | |
| JPH0415219Y2 (ja) | ||
| ES3033914T3 (en) | Storage and dispenser device | |
| JP3011343U (ja) | 輸採液口栓 | |
| KR840000121Y1 (ko) | 관장액 주입용기 | |
| CN210542645U (zh) | 一种临床用灌肠装置 | |
| JP4118598B2 (ja) | シール弁および注射器接続ポート | |
| JP4056746B2 (ja) | 注射器接続ポート | |
| JP3922914B2 (ja) | 混注管装置 | |
| JP2020103805A (ja) | 薬剤注入器具 |