JPS6122077B2 - - Google Patents

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JPS6122077B2
JPS6122077B2 JP56161699A JP16169981A JPS6122077B2 JP S6122077 B2 JPS6122077 B2 JP S6122077B2 JP 56161699 A JP56161699 A JP 56161699A JP 16169981 A JP16169981 A JP 16169981A JP S6122077 B2 JPS6122077 B2 JP S6122077B2
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pile
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adhesive
sheet
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JP56161699A
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Goro Keino
Yosuke Kitagawa
Yoshimi Hayashi
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規にして産業利用性多大な短繊維
植毛転写捺染シートの製造法に関する。 従来、熱転写で短繊維の植設図柄模様を施こす
に用いる転写シートとしては、一般に基体シート
上の仮着層を介して植設されるところの短繊維
(以下パイルという。)より成るパイル層上に熱可
塑性樹脂を図柄模様として形成せる単純なものが
知られている。而して、該従来転写シートにおけ
る図柄模様たる接着層は該パイルを奪取し自身が
被転写物に接着するに当り、少なくともその接着
力が仮着層の接着力よりも強大でなければなら
ず、それゆえ概ね樹脂粉末を散付する等、著しく
嵩高く付与される。一方、該仮着層は、パイルの
一時的支持体として、その取扱中に剥離、脱毛等
の無きよう、主として水溶性糊料が用いられる
が、該糊料皮膜は非熱可塑性のため植設パイルの
引抜きが難かしくなるので、熱可塑性樹脂をかな
り混合する必要がある。 如上の従来の転写シートは、以下の重大な欠点
がある。 (1) 接着層を構成する樹脂、殊に樹脂粉末等は熱
転写時の軟化後、粉末相互の融着及び被転写物
への接着に甚だ長時間を要し、且つ極めて強力
な圧力を要する。従つて該転写図柄模様は著し
く拡大し、繊細な表現が難かしい。 (2) 熱転写時における接着層の接着力は、仮着層
の接着力に劣り、パイルが転着しない。従つ
て、該熱転写操作後、完全に冷却するを待つ
て、即ち熔融せる接着層が固化してのち、始め
て基体シートを剥離せねばならず、極めて非能
率である。 (3) 接着層がパイル層中に嵌入して仮着層に達し
易く、その点で剥離性を阻害する。 (4) 基体シートの冷却後の除去操作は、仮着層よ
りパイルを強引に引き抜くゆえにかなり無理を
生じ、仮着層中に多くのパイルを残留せしめ、
該転写図柄表面を虫食い状となし、一方、パイ
ルは引つ張りを受けつつ接着層に反転植設され
るため表層近くに浮き易い。従つて転写図柄模
様のパイルは、摩擦、引つかきに耐え難い。 ちなみに、従来転写シートにおいて、如上の欠
点を改善するため、例えば前記仮着層の厚み、又
は組成を変化せしめるも、パイルの不均一な植設
による植毛収率の減少を来し、あるいは仮着層が
「図上り」にてパイル先端に移着し、美感及び風
合等が著しく損われるなど、その加減が甚だ煩雑
で不確定である。 本発明者は、斯かる問題点を検討せる結果、図
面に示す如く、基体シート1上の全面又は部分に
粘着性物質の乳化物と常温粘着性防止用の水溶性
糊剤との混合物からなる印刷インキにて粘着層2
を形成し、該粘着層2の全面を蔽つて熱剥離性物
質からなる印刷インキにて剥離層3を形成して、
これを従来の仮着層に代替し、該剥離層3中に短
繊維を植設してパイル層4を形成し、該パイル層
4叢内に任意の印刷インキを以つて着色層5を形
成し、次いで該パイル層4上に所望の図柄模様に
応じて熱可塑性樹脂からなる印刷インキ又は粉末
をそれぞれ印刷又は散付して接着層6を形成し、
次で全体を加熱処理することにより得られた転写
シートを用いれば、熱転写時に短繊維は容易に転
移してロスが無く、また強力な圧力を要せず転写
時間が大巾に短縮すると共に、温時に基体シート
1を除さ得て生産性が顕著に向上し、且つ図柄模
様の鮮鋭度及び堅牢度に優れた転写物を得ること
を見出し、以て本発明を完成したのである。 次に本発明の構成について詳述する。 本発明の基体シート1としては、セルロース
紙、合成紙、セロフアン、不織布、布、合成樹脂
フイルム又はこれらの複合物等が挙げられるが、
特に好ましくは多孔性組織を有するもの、例えば
セルロース紙ではクラフト紙が適しており、また
若干の透明性を帯びるものは裏面より図柄位置の
確認が容易であり、一層望ましい。 次に、該基体シート1の全面又は部分に形成さ
せる粘着層2を構成する印刷インキ中の粘着性物
質としては、天然ゴム、イソプレン系ゴム、スチ
レンブタジエン系ゴム、ブチルゴム、ポリイソブ
チレン、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、シリ
コンゴム等の如きゴム弾性を有する樹脂及び該ゴ
ム弾性を有する樹脂と石油樹脂、ロジン、エステ
ルレジン等の粘着向上剤等との混合物、あるい
は、ブチアクリレート、2エチルヘキシルアクリ
レート等とメタクリル酸、酢酸ビニル等との共重
合物などが挙げられる。該粘着性物質は、溶媒溶
液状又は乳化状等で、必要ならば糊料との混合物
となして印刷インキが製されるが、この場合、該
粘着性物質の種類は、次に印刷される剥離性物質
の接着力、熱時の粘着力、安定性等を考慮して選
ばれ、単独又は混合物として使用される。 該粘着層2は、必ずしも常温で粘着性が強くな
くとも良く、常温時に粘着性が強いと反つて取扱
いが困難となる。要は、該粘着層2の機能乃至目
的は、加熱転写時に強力な粘着力を発揮して剥離
性物質を奪取する機能を有し、以つてパイルに該
剥離性物質が残留するを極力防止せんとするにあ
る。 従つて、本発明に用いる該印刷インキは、粘着
性物質の乳化物と常温粘着性を防止する水溶性糊
料との混合物より成るものとする。 次に、該粘着層2の全面を蔽つて形成される剥
離層3の剥離性物質としては、例えば、牛脂、ラ
ノリン、カルナバワツクス、パラフイン、ナフタ
レン、ステアリルアルコール、ステアリン酸、メ
チレンビスステアリルアマイド、フタイミド、ト
ルエンスルフオアマイド、アセトアニリド、アジ
ピン酸、オキシ安息香酸メチル、ステアリン酸ア
ルミニウム、ベンゾトリアゾール、ポリエチレン
グリコール、尿素、アセトグアナミン等の如き熱
軟化性又は熱熔融性の固体、及び含弗素系樹脂、
シリコン系樹脂等、あるいは、フタル酸ジオクチ
ル、アマニ油、菜種油、ポリプロピレングリコー
ル、ステアリン酸ブチル、グリセリン等の如き難
揮発性の液体等が挙げられ、而してこれらの剥離
性物質に対して石油樹脂、キシレン樹脂、スルフ
アミド樹脂、ポリオレフイン系樹脂、エチレン酢
酸ビニル共重合樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂等の如き熱可塑性高分子化合物、あるいはエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、キトサン塩、変性グアガムなどの如き糊料
等、及びカオリン、ベントナイト、炭酸カルシウ
ム、無水硅酸ゲル、硫酸バリウムなどの如き体質
顔料等を混合して、以つて印刷インキが構成され
るのが好ましく、これらは溶媒溶液、乳化液等に
て使用される。 即ち、該剥離層3が、如上の剥離性物質のみで
は、常温及び熱時の剥離性が強過ぎて後述のパイ
ルの固定性を害し、且つパイル先端に移着しやす
く不適当であるが、共用する熱可塑性高分子化合
物の接着性にてパイル保持性を高めつつ、併用す
る糊料又は体質顔料にて該接着性を減退させる如
く適宜に選択して用いることにより、熱時好まし
い剥離性を示すものとなすことができる。 本発明においては、剥離層3中には、印刷後直
ちにパイルが植設されてパイル層4が形成され
る。該パイルとしては、繊維素系、合成繊維系又
は鉱物繊維系等の着色又は非着色物の、各種長さ
に亘り、各種直径に亘るいずれのものも用い得、
且つ公知の植毛方法によつて施される。次いで、
該パイル層4の形成後、その叢内に印刷インキを
以つて着色層5が設けられる。該印刷インキを構
成する色素としては、不溶性モノアゾ、ポリア
ゾ、フタロシアニン、ジオキサジン、キナクリド
ン、イソインドレニン、インダンスレン系等の有
機顔料、酸化鉄、群青、酸化アルミニウムコバル
ト、チタン黄、鉄黒等の如き無機顔料、アルミニ
ウム粉、雲母、表面処理酸化チタン、グリツター
等の如き光沢・虹彩顔料、チタン白、ジルコニウ
ム白、亜鉛華、硫酸バリウム、硅酸アルミニウム
等の白色顔料、及び染料染付レーキ、分散染料、
カチオン染料、油溶性染料、昼光螢光色素、感温
呈色性物質、感光呈色性物質、蓄光・夜光性色
素、更に微小球体等が挙げられ、これらの一種ま
たは2種以上にて所望の色彩が表現される。 該着色剤等は、一般に合成樹脂を固着剤として
含有する任意のインキとして用いられ、また公知
の印刷方法で処理されるが、更にまた、あらかじ
め樹脂等にて所望の形態を施こした上に前記着色
剤の粉末又は泥状物等を散付、塗付、印捺あるい
はスプレイ等をなし、次いで樹脂等にて補強被覆
することも可能である。 本発明において、着色層5は、その主要目的が
パイルの装飾にあり、しかも該パイルは転写後は
表裏逆転する為、実際上は該パイル層4叢内に深
く浸入させることが重要である。 次に接着層6は、所望の図柄模様に応じて熱可
塑性樹脂からなる印刷インキを用いて前記着色層
5を内包するパイル層4上に形成されるが、該熱
可塑性樹脂としては、前記剥離層3に用いる接着
成分と同様のもの、及び、ポリウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアマイド樹脂、ポリブチラ
ール樹脂、アミノ酸樹脂、天然ゴム、合成ゴム等
が挙げられ、これらの1種また2種以上の溶媒溶
液、乳化物、非水エマルジヨン、分散物、プラス
チゾル状等にて用いられ、更にまた粉末において
は散付等にて用いられる。 ところで、該接着層6は、熱転写にて熔融軟化
し被転写物7に接着すると共に、パイルを所望の
図柄模様状に基体シート1より奪取し接着保持す
るゆえ、最終的な堅牢度に大きく影響を及ぼすも
のであり、従つて好ましくは極めて嵩高く付与せ
しめるものとする。 尚、本発明においては、如上の粘着層2、剥離
層3、着色層5及び接着層6の各々のインキ中に
は、同時に通常の薬剤たる、界面活性剤、酸化防
止剤、触媒、架橋剤、沈降防止剤、香料、紫外線
吸収剤及び溶媒等を併用しても、本発明の要旨は
逸脱しない。 最后に、本発明では、斯かる接着層6の処理の
後、当該シート全体を加熱処理する。 該熱処理は、通常のいかなる方法にても良く、
約80〜200℃で0.5〜2分間の処理が望ましくそれ
により以下の変化が生じる。 (イ) 基体シート1上の粘着性物質が熔融軟化する
と共に熔融する剥離性物質の大部分を固定する
結果、剥離層3中に埋没したパイル先端の剥離
性を極めて良好となす。 (ロ) 着色層5の接着成分があらかじめ硬化を受
け、パイルを良好な堅牢度において着色可能で
ある。 (ハ) 接着層6が軟化熔融し、連続樹脂皮膜を形成
し、特に粉末の場合はあらかじめ造膜化される
ため、被転写物7への接着性並びに堅牢度を著
しく高める。 本発明シートが対象とする被転写物7として
は、布帛、陶磁器、硝子、木材、金属、合成樹脂
成型物及び紙等が挙げられ、而してこれらへの転
写方法としては、本発明シートの接着層面を被転
写物7に相接し、アイロン、ホツトプレス等の如
き通常の転写操作にて、概ね、80〜200℃で5〜
30秒間、比較的低圧下にて実施される。 斯くして、被転写物7上には著しき立体感を以
つてパイルが直立せる鮮鋭な図柄模様が、優れた
堅牢度を備えて顕出される。尚、転写後の基体シ
ート1は、温時にあつても極めて無低抗に剥離
し、且つ図柄模様部分には残パイルが殆んど認め
られない。 次に本発明の効果を列挙する。 (1) 本発明シートを用いれば、著しく低圧、短時
間の熱転写操作が可能となり、図柄模様の繊細
な表現が出来、商品価値が極めて向上する。 (2) 本発明シートは、剥離層の存在により熱転写
時に、熔融接着層の接着力が従来シートの仮着
層の接着力に劣ることなく容易にパイルを奪取
し得、従つて転写直後に基体シートを剥離する
ことが可能となり、顕著に生産能率が向上し、
且つ、冷却後剥離の如く無理な「引き抜き」に
よるパイルの引張り状態を招来せず、転写物の
堅牢度も害しない。 (3) 本発明シートにおいては、着色層5の存在に
より、単にパイルの装飾性を付加するのみなら
ず、図柄模様たる接着層が仮着層上のパイル層
上面に形成される従来シートにおいて、前述の
如く、当該接着層がパイル層中に嵌入して仮着
層に達し易く、その点で剥離性を阻害している
のに対して、着色層5が接着層6とパイル層
4・剥離層3との間に介在することにより、該
接着層6物質の剥離層3への侵入を阻止し、当
該剥離層3の機能を保持するという利点があ
る。 (4) 本発明シートは、前述の粘着層2、剥離層3
の構成により、熱処理後剥離した基体シートに
パイルの残留が殆んど無く、従つて転写面が平
滑となり美感を有し、且つ経済的である。 (4) 本発明シートを用いれば、誰にでも鮮明且つ
鮮鋭なる短繊維植毛捺染物ができる。 次に本発明を実施例にて具体的に説明する。 実施例 1 純白紙(80g/m2)の全面に、2エチルヘキシ
ルアクリレート92%、アクリロニトリル5%、ア
クリル酸3%及びプロピオン酸ビニル3%からな
る乳化重合物の粘着性物質として、30%含有する
もの15重量部(以下、重量部を単に「部」と略
す。)をメチルセルロース3部、ミネラルターペ
ン50部、水32部の乳化物と共に混合して全面スク
リン型(70メツシユ)を用いて印刷し、乾燥にて
粘着層を施こした。次に、アマイド系ワツクス乳
化物5部、シリコン系ワツクス乳化物5部、エチ
レン酢酸ビニル共重合乳化物10部、ポリアクリル
酸アンモニウム5部及び水75部からなる粘稠液を
前記粘着層上に同版を用い重ねて印刷して剥離層
を設け、引つづき白色レーヨンパイル(1.5d、
0.7mm)を均一に植設し、乾燥にてパイル層を形
成した。 次いで、バインダー200R(商品名、顔料樹脂
捺染用のポリアクリレート系乳化接着剤含有捺染
糊。)98部、35%フタロシアニンブルー分散物1
部、硝酸アンモニウム1部からなる青色印刷イン
キをスクリン版(80メツシユ、但し後述の水玉図
柄模様の外周より1mm拡大せる抜き型)を用いて
スクリン印刷を施こしパイル叢内に十分浸透さ
せ、乾燥した。更に、該青色印刷部分の外周より
1mm内側へ一致させる如く直径10mm、間隔6mmの
水玉連続模様のスクリン版(50メツシユ)を用い
て、マツミンゾールF23C(商品名、フロツキー
捺染用アクリロニトリル系乳化重合物。)98部及
び25%アンモニア水2部からなる印刷インキをダ
ブルスキージにて嵩高く印刷し、乾燥を施こし、
最後に、130℃にて2分間の熱処理を行ない植毛
転写捺染シートを得た。 該シートを用い、紙、ポリエステル混紡ニツト
布(70:30)と相接し、ポツトプレス機にて160
℃、25秒、200g/cm2の熱処理をなしたのち、約5
秒後の温時に布から基体シートを剥離した。 斯くして、綿、ポリエステルニツト布上には、
鮮青色の直径10mmの立体感にあふれる輸郭シヤー
プなる植毛転写捺染模様が顕出された。また剥離
後の基体シートの抜け跡水玉部分には殆んどパイ
ル層が残存せず、且つ、転写模様は耐光性、耐摩
擦性、耐洗濯性に於て極めて良好な堅牢度を示し
た。 尚、本発明と比較のため以下の実験を行ない、
同様の転写処理にて性能を確認した。その結果を
表1に示す。 (A) 本実施例の粘着層を用いず、爾余は同様にし
て転写シートを作成した。 (B) 本実施例の粘着層を用いず、且つ本実施例の
剥離層を構成する印刷インキ中よりワツクス類
を除いたる印刷インキ、即ち従来の仮着インキ
類似物を用い、爾余は本実施例と同様にして転
写シートを作成した。 (C) 本実施例の転写シート製造工程における最後
の熱処理を行なわない転写シートを作成した。
【表】 上記表1の如く、本実施例は比較例と比較し
て、瀝然たる効果が認められた。 実施例 2 晒クラフト紙(140g/m2)上に、直径10mmの太
さのアルフアベツト図柄模様の輪郭スクリン(70
メツシユ)抜き型にて、天然ゴムラテツクス(固
型分25%)40部、エキステンダーOS(商品名、
石油乳化物にて顔料樹脂捺染用希釈糊。)40部、
10%ポリビニルアルコール水溶液18部、グリセリ
ン1部、尿素1部からなる印刷インキを印刷し、
粘着層を施こした。次に、該図柄模様輪郭より外
側に0.5mm拡大せるスクリン版(90メツシユ)を
用い、20%ポリエチレンワツクス乳化物20部、バ
インダー50RL(商品名、ポリアクリル酸エステ
ルを固型分10%含有の乳化物をエキステンダー
OSと混合した顔料捺染用接着剤)65部、アエロ
ジル(商品名、無水硅酸)2部、ラノリン1部、
エマルゲンA−60(商品名、非イオン系乳化剤)
1部、及び5%フアインガムHESS(商品名、カ
ルボキシエチルセルロース)11部からなる印刷イ
ンキを以つて該粘着層を蔽つて印刷したのち、乾
燥することなく引つづき白ナイロンパイル
(1.5d、0.5mm)を植設、乾燥にて、剥離層及びパ
イル層の順に形成させた。 次に、該パイル層上に前記粘着層に用いた図柄
より0.5mm縮少せるスクリン版(40メツシユ)に
て、ダイアレジンPTR−60(商品名、アンスラ
キノン系赤色分散染料)0.5部、エキステンダー
OS90部及びバインダー200R9.5部からなる印刷イ
ンキを印刷し、十分にパイル叢内に浸透させ着色
層を形成すると共に、引つづき未乾燥のうちに、
ダイアミド(商品名、ナイロン樹脂)50%、バイ
ロン(商品名、ポリエステル樹脂)50%の混合粉
末を散付し、乾燥後未固着の粉末を吸引除去し、
最後に180℃、15秒の熱風処理を施こし、転写捺
染シートを得た。該転写捺染シートを用い、塩化
ビニルレザーと相接し、アイロンにて170℃、20
秒の熱転写をしてのち、1分間冷却して基体シー
トを剥離するに、該シートはすでに大部分が該ビ
ニルレザー上から剥離しており容易に除去し得、
且つ、鮮紅色のアルフアベツト植毛図柄模様が直
径9mmの鮮鋭度を以つて得られ、しかも、該転写
物の染色堅牢度は良好であつた。尚、比較のため
本実施例のシート作成に係わる加熱処理をせぬ場
合には転写時間が約2倍を要し、図柄模様の輪郭
が拡大し不十分であつた。また、本実施例で熱転
写後に温時、基体シートを剥離することは可能で
あるが、色彩がやや淡く染着が不十分であつた。 尚、本実施例において、粘着層を設けず単に剥
離層のみにて同様の転写シートを製し、転写操作
を行つたところ、基体シートからパイルが剥離す
る点は良好なれど、パイル面に剥離剤成分が図上
りして、風合及び美感を害し、しかも耐摩擦堅牢
度も劣つていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法により得た短繊維植毛転
写捺染シートの1実施例を示す拡大断面図、第2
図は、第1図に示す転写捺染シートを以て被転写
物に転写した態様を示す拡大断面図である。 1……基体シート、2……粘着層、3……剥離
層、4……パイル層、5……着色層、6……接着
層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基体シート1上の全面又は部分に、粘着性物
    質の乳化物と常温粘着性防止用の水溶性糊剤との
    混合物からなる印刷インキにて粘着層2を形成
    し、該粘着層2の全面を蔽つて、熱剥離性物質か
    らなる印刷インキにて剥離層3を形成し、該剥離
    層3中に短繊維を植設してパイル層4を形成し、
    該パイル層4叢内に任意の印刷インキを以つて着
    色層5を形成し、次いで該パイル層4上に、所望
    の図柄模様に応じて熱可塑性樹脂からなる印刷イ
    ンキ又は粉末をそれぞれ印刷又は散付して接着層
    6を形成し、次で全体を加熱処理することを特徴
    とする、短繊維植毛転写捺染シートの製造法。
JP16169981A 1981-10-10 1981-10-10 短繊維植毛転写捺染シ−トの製造法 Granted JPS5865086A (ja)

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JPS5865086A JPS5865086A (ja) 1983-04-18
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JP16169981A Granted JPS5865086A (ja) 1981-10-10 1981-10-10 短繊維植毛転写捺染シ−トの製造法

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