JPS6122165B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6122165B2
JPS6122165B2 JP4577282A JP4577282A JPS6122165B2 JP S6122165 B2 JPS6122165 B2 JP S6122165B2 JP 4577282 A JP4577282 A JP 4577282A JP 4577282 A JP4577282 A JP 4577282A JP S6122165 B2 JPS6122165 B2 JP S6122165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
tightening
collar
constant torque
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4577282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58163811A (ja
Inventor
Masatoshi Hata
Yasuo Kaneko
Takeshi Hirano
Takayuki Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP4577282A priority Critical patent/JPS58163811A/ja
Publication of JPS58163811A publication Critical patent/JPS58163811A/ja
Publication of JPS6122165B2 publication Critical patent/JPS6122165B2/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自己のねじり破壊によつて一定の締
付トルクで締結に供する定トルク締付ナツトを母
体とし、当該ナツトに対して、定トルク締付けを
完全に実行に移したかどうかを判別できる表示機
能と、定トルク締付後の不用意な緩め作業を阻止
しトルク管理を容易にする機能とを併有させた定
トルク締付ナツト装置の提供に関する。
定トルク締付ナツトは、第1図に例示するよう
に、ナツト本体Nの軸方向中間に周溝Ndを刻設
するなどして定トルク破断部Nbを設定してお
り、その定トルク破断部Nbの締付操作に伴つて
受けるねじり破壊によつて定トルク締付けに供す
るものである。
すなわちボルトBに螺挿させかつ被締結部Dへ
圧締させた状態で周溝Ndによつて区切られてい
る突き出し側のナツト部NOを工具で回動操作す
ることによつて、被締結部Dに圧縮固定するナツ
ト部NFとの間でねじり回転力を生じさせ、もつ
て定トルク破断部Nbをねじり破壊する。このね
じり破壊によつて固定側ナツト部NFの最大の締
付トルクを規定している。
なお本例の構造によると、ボルトBに螺合する
螺旋穴Nsをナツト本体Nの全長に加工し施して
あるので、操作側ナツト部NOは定トルク破断部
Nbの破断後つまり定トルク締付後においてさら
に若干の回転駆動を加えることにより固定側ナツ
ト部NFの回動を阻止するいわゆる二重ナツトに
みられるような鎖錠効果を呈することができる。
そしてそのように優れた特徴を持つナツトであつ
ても問題がないわけではない。
すなわちその一つにはセツトされたナツトが定
トルク締付けを完了しているかどうかを判定する
のに割合に困難な場合がある。例えばナツトのセ
ツト個数が多数でかつ被締結部上に林立する場合
には締め忘れが起きやすくしかもその締付忘れの
ナツトを見つけ出すのは大変な苦労をする。また
ナツトが高所にセツトされた場合にも締付状態を
判断するのは非常に難しい。
特に上述するナツトのようにナツト本体の工具
によつて定トルク締付けを操作するナツト部が、
定トルク締付けとともにロツクナツトとして併用
するものであると、定トルク締付け前とその後の
形態変化は定トルク破断部の破壊の有無とナツト
部相互の回転ずれの有無であつてわずかの変化で
あり、締付完了の有無するのがさらに難しくなつ
ている。
またそのような締め忘れの問題の他に、且締付
操作されたものでかつ定トルク締付けを完全に実
行されない場合つまり中途半端な締付けがされて
しまうケースが考えられるが、こういつたものは
締付忘れの場合よりも見落しやすい。
またもう一つの問題は、折角正式な手順で定ト
ルク締付けが実行されても人為的に緩められる可
能性があり、また緩められた事実があつても再度
締付けられていると外見だけでは見分けがつか
ず、後日の事故発生によつてそれに気付くという
ような危険な事態も予想されることである。
本発明はこうしたナツト自身の持つ問題を解決
することを基本的な目的としており、その為に、
ナツト本体の工具によつて定トルク締付けを操作
する側のナツト部に締付未完了表示手段をかつ被
締結部への固定ナツト部に緩め防止手段を夫々施
することを基本構想にした定トルク締付けナツト
装置を提供するものである。
ところでそうした定トルク締付ナツト装置は従
来いくつかの具体的提案が為されているか、いず
れも充分な問題解決をしていない。
例えばその一つにナツト本体にその固定ナツト
部にはネジ穴を加工するが一方の操作側ナツト部
の穴はボルトの螺軸部より径を大きくしたバカ穴
とし、定トルク締付けつまり定トルク破断部の破
断後はかかる操作側ナツト部を分離除去してしま
う構造を採用し、そして当該固定側ナツト部外周
には緩め防止用カラーを被嵌し、一方の操作側ナ
ツト部には赤色等の危険表示と同等の効果をなす
着色塗料した装置がある(実開昭55―90899号)。
この装置によると定トルク締付けの前後の状態
変化が塗装着色された操作側ナツト部の有無によ
つて得られるので明確に区別でき、締付末完了の
ナツトの発見が容易ではあるが、しかしその為に
操作側ナツト部の分離除去が人前提となり、ナツ
ト構造に制限を加えなければならない。従つてこ
の装置の場合第1図に示すようなロツク作用を併
有させるナツトには適用できず応用が効かない。
また締付末完了表示の為の手段がナツト面上へ
の塗装であることから、工数がかかる上に常時露
出させておく為剥離しやすく実際の締付作業時ま
たはそれ以降の締付末完了表示として確実性を欠
いている。特にナツト取付位置から遠方より締付
状態を確認する場合明瞭な表示がないと誤つて判
断される可能性が出てくる。
一方それとは別にナツト本体の軸方向全長にカ
ラーを装着する例がある。これは比較的軸長の大
きい1個のカラーを定トルク破断部にまたがるよ
う固定側ナツト部と操作側ナツト部とに夫々係合
装着し、当該カラーの軸方向中間にはミシン目の
如き破断分離の容易な弱点部を形成するもので、
操作部の捻回操作に基いて定トルク破断部をねじ
り破壊するときかかる弱点部をも付随的に破壊さ
せ、もつて操作側ナツト部上のカラーの一部を分
離条去することにより締付末完了の状態を示すよ
うにしたもので、残されたカラー部は固定側ナツ
ト部上で緩め防止として適用するようにしてい
る。(実開昭和55―171713号)。
この装置によると、締付末完了表示の為にナツ
ト自身に特別な形状を求める必要はなく、しかも
塗装着色の場合よりも簡単な工数で表示を行える
が、しかしこの場合カラーが操作ナツト部、固定
ナツト部に1個体で装着する為色識別ができな
い。
例えば弱点部を鏡にして操作側ナツト部には赤
色等の危険表示をかつ固定側ナツト部には青色等
の安全表示を行なえば締付状態の確認がより確実
となるが、そのような色分けをするとなると有色
テープの部分巻きや塗装着色を要しかえつて手間
がかかる上に前述装置同様剥離の問題も出てく
る。
またカラーの分離除去の為に弱点部を構成する
ので注意して取扱わないとカラーが除去されてし
まう恐があつて後の締付操作を誤まらせる危険性
がある。ちなみにセツト当初からカラーが部分除
去されると締付完了と同様な状態を示し、為に定
トルク締付けの不覆行があり得るのである。
本発明はそのような従来技術の欠点を十分に解
決し、もつて当初の目的を確実に達成できる改良
された定トルク締付ナツト装置を提供するもので
ある。
すなわち本発明の装置は軸方向中間に定トルク
破断部を設けてその一方に被締結部への固定ナツ
ト部をかつ他方に定トルク締付けの為の操作ナツ
ト部を夫々設定したナツト本体、前記固定ナツト
部外周に係合装着固定された緩め防止用カラー、
前記操作ナツト部の外周上に嵌挿係合された締付
末完了表示用カラーを備え、当該緩め防止用カラ
ーと締付末完了表示用カラーとの相互間に定トル
ク破断部の破断前に係合保持しあいかつ同破断部
の破断後に係合解除しあう回転係脱機構を設けた
ことを特徴とする。
上記装置においては緩め防止用カラーは固定ナ
ツト部周囲を覆いかつ固定して工具がかけにくい
表面形状を提供するもので、例えば内部にナツト
外面へ係合する穴を持つた円筒状とすることが望
まれる。またこのカラーは定トルク締付け後ナツ
ト上に残存されている中は緩められないので安全
表示として役立つ。その為に安全色例えば青色、
緑色等に着色されたプラスチツクの成形体が好適
である。
一方の締付末完了表示用カラーはナツト上での
作業者への表示面を大きくする形状が望まれ、ま
た締付操作によつて脱落させるから軽い材質が望
まれる。またそれが残つている中は締付け不履行
の危険表示となる。このような為に危険表示例え
ば赤色等に着色されたプラスチツクの成形体が好
適である。
そしてそれらの緩め防止用カラー、締付末完了
表示用カラーの相互間で付与される回転係脱機構
は夫々の独立成形されたカラーが所定のナツト上
で回転方向に係合していることを前提に定トルク
破断部の破壊つまり定トルク締付の実行を境にし
て係合とその解除が行なわれるようにするもので
ある。係合とはカラー同上の対向方向の自由な相
互移動が阻止される場合をいい、解除とは当該移
動を解放する場合をいう。これらの係合、解除は
カラー相互の回転ずれの有無のみで決まる。
このように決められる回転係脱機構は例えば爪
と溝の関係などにつて得られ、互いに径方向に交
差あるいは重ね合せに基づいて係合状態を作るこ
とができる。かかる係合状態を作る位置から締付
操作時の回転によつてカラー同士がある程度の回
転ずれを生じた位置にかかる係合状態を解く為の
にげ穴あるいは切欠きを作ることによつて解除状
態を有することができる。
以下実施例図面によりさらに詳細に説明する。
符号Nはナツト本体を示し、CAが緩め防止用カ
ラー、CBが締付末完了カラーを夫々示す。
ナツト本体Nの形状構造は種々のものが考えら
れるか以下の実施例については第1図に示された
ものが適用される。つまり、軸方向全長にわたつ
て螺旋穴NSを加工した六角柱状体Nの軸方向中
間に径方向に切削加工して周溝Ndを刻設するこ
とにより薄い厚味でねじり応力の小さな定トルク
破断部Nbが設けられており、そして周溝Ndに区
切られた一方の六角部を被締結部への固定ナツト
部NFとし、他方の六角部を定トルク締付けの為
の操作ナツト部NOとしてある。
第2図乃至第6図はかかるナツトを適用して構
成した装置の第1実施例である。
締め防止用カラーCAは軸長を固定ナツト部NF
と同等にした環状体によつて得られており、内部
に当該ナツト部NFの外周胴部に係合した装着固
定する為の六角状の穴1を有し外表面を突起のな
い丸味を持たせてある。このカラーCAのナツト
部NFへの固定の実際は、例えば穴1の径をナツ
ト部NFの胴部外径より相対的にわずかに小さく
して寸法公差を付し、この公差を利用してカラー
Aをナツト部NF上へ強制的に嵌挿していわゆる
しまりばめの状態とすることにより得ることがで
きる。カラーCAはプラスチツク材で得られるの
で、ナツトに比し若干の弾性があり、この弾性が
前記しまりばめの保持に役立つ。
しかしそのような寸法公差の利用の外に穴1と
ナツト部NFとを接着剤で接着一体化する方法も
充分応用できる。
方締付末完了表示用カラーCBは表示面積を大
きくとる為円盤状体によつて得られており、盤中
央には操作ナツト部NOの胴部外周に回転方向に
係合できる六角状の穴2を有する。穴2はカラー
Bが後で取外される為にナツト部NOの胴部外径
より若干大きな径としており、カラーCBがナツ
ト部NO上に緩く(ルーズに)嵌挿されるように
してある。また本カラーCBが円盤状体とされて
あることにより、ナツト部NOへの嵌挿によつて
も当該ナツト部NO部分露出して工具の直接の係
合を許容するものである。
このような夫々のカラーCA,CBの相互間には
回転係脱機構が付与される訳であるが以下この点
について述べる。
まずカラーCBの盤面上からは複数に分割され
た腕3,3,3を同一円周軌道上に等間隔(中心
点間隔120゜)で垂直突設させており、一方のカ
ラーCAの内部にはかかる腕を容易しかつ回動自
在に嵌装させる拡大穴4を形成してある。そして
拡大穴4と腕3,3,3の相互回動面間において
穴4には腕3,3,3夫々に対応して爪5,5,
5を同一周軌道上に等間隔で径方向に突設し、一
方の腕3,3,3夫々の面上に周回動方向に延び
径方向に穿設された溝条6,6,6を有してい
る。
爪5,5,5はカラーCAとCBが正規に対応し
た際(定トルク締付け前のナツトに取付けた場
合)に腕3,3,3の突設位置にラツプする位置
にくるよう設けられ、それ故腕3,3,3が拡大
穴4に嵌装した状態で夫々のカラーCA,CBが所
定のナツト部上へ位置させてあるときには、爪
5,5,5が溝条6,6,6に嵌入係合するよう
になつている。
このようなカラーCAとCBの関連し合つた状態
での装着の実際は腕3,3,3を拡大穴4内へ爪
5,5,5の間を通して嵌入し、そしてカラーC
AとCBとを相互回転して爪5,5,5を溝条6,
6,6に嵌入係合するとともに六角状穴1と2を
正規に対応(ナツト部夫々に嵌挿できるように)
させ、もつて仮セツトする。この仮セツトの状態
のままカラーCAを固定ナツト部NF外周に上述し
た要領で係合装着することにより、他方のカラー
Bを操作ナツト部NO上に嵌挿させた状態が得ら
れる。
従つてカラーCBは操作ナツト部NOに対する軸
方向の相互移動が相手側のカラーCAとで構成さ
れる爪5,5,5と溝条6,6,6との係合によ
つて阻止され、一方の爪5,5,5溝条6,6,
6の周回転方向の相互移動がナツト部NO上への
回転方向への係合によつて阻止される。
そしてそのような2つの相互阻止の解除はカラ
ーCA,CB相互の回転ずれ(つまりナツト部N
F,NO相互の回転ずれ)によつて初めて達成し得
る。
以上の構成による装置の場合の締付作業は次の
ようにして行われる。
まずナツト本体NがボルトB(第1図参照)に
螺装させ被結部に固定ナツト部NFを圧縮するよ
うにセツトし、そして工具(スパナ、ボツクスレ
ンチ等)を操作ナツト部NOに引つ掛けて締付け
る。この締付けによつて所定のトルクに達すると
定トルク破断部Nbがねじり破壊が起こる為固定
ナツト部NFの回転が止まり被締結部へ所定の締
付圧を提供する。その後さらに操作ナツト部NO
を若干回転させることにより固定ナツト部NF
対し鎖錠作用を呈しかつそれとともに静止したカ
ラーCAと回転操作に付随して回動するカラーCA
との相互回転ずれによつて爪5,5,5が溝条
6,6,6より回動脱出してカラーCBの軸方向
の係合が解除される。従つて締付末完了表示用の
カラーCBはナツトの軸方向へ引つり張り出すこ
とにより除外することができ、そしてその取外し
によつて総ての締付操作の終了とともに適切な締
付け状態を表現できるものである。
特に緩め防止の用カラーCAは締付末完了表示
用カラーCBの径方向の大きな突出によつて外見
上では締付操作未完了の場合は見て難く、定トル
ク締付実行後見え易いように露出するもので、当
該カラーCAが安全表示の色を付せば、締付良好
状態の表現を一層明確化できる。
一方そのように定トルク締付けが実行された装
置によると、緩め防止用カラーCAが残存するの
で、固定ナツト部NFに対する工具の係合は実行
できず、定トルク締付けの状態を保持できる。万
一固定部ナツトNFに緩める操作を加えるとすれ
ばカラーCAを取外す必要がありもしくはその取
外しを行なわなくてもカラーCAに工具係着化に
よる傷が付くので緩めて形跡が残り、注意を喚起
できる。
尚定トルク破断部Nbの破断後の操作ナツト部
Oに加えられる回転は、鎖錠効果を惹起せしめ
る為に少なくとも20゜以上は必要であり、従つて
爪5と溝条6の係合すべき範囲もそれに併せると
20゜付近あるいはそれより大きな角度で設定する
とよく、そうすることによつて鎖錠効果を呈した
後でなければカラーCBの取外しはできず必ず鎖
錠作用を惹起できることとなる。
また本実施例の場合締付末完了後は固定ナツト
部NFと緩め防止用カラーCAとの間に拡大穴4に
よつて六角状胴部上に所定の空隙ができる。特に
その空隙には通常のボツクスレンチでは爪5,
5,5の突出によつて挿入不可能であるが、当該
空隙に合う厚味を選択しかつ外周胴面にかかる爪
5,5,5に合う凹所を有する加工された特殊ボ
ツクスレンチ等を別途用意することによつてトル
クチエツクが可能となり、定トルク締付けが実行
されているかどうかを実際に確認できる。この場
合操作ナツト部NOに加えられる回転角度を60゜
とすることにより固定ナツト部NFに装着するレ
ンチを操作ナツト部NOを通して操作できるよう
にするという。
第7図は本発明装置の第2実施例を示す。
本装置では固定ナツトNF上に装着固定する緩
め防止用カラーCA、操作ナツト部NO上に嵌挿す
る締付末完了表示用カラーCBの外囲形状、固定
あるいは係合方法等は前実施例の場合と実質同一
であるが、カラーCA,CB相互の回転係脱機構に
ついて変形構造が付与されている。以下その点に
ついて述べる。
まず、緩め防止用カラーCAの軸方向周端縁よ
り径方向に外方突出する円盤部10が形成されこ
の円盤部10と締付末完了表示用カラーCBの円
盤部との対向面同士において、凹盤部10からは
2本の腕11,11を180゜間隔でかつ同一円周
軌道上に垂直突設させておりその先端にさらに直
角に屈折する爪12,12を形成し、一方の締付
末完了表示用カラーCBの六角状穴2の周囲盤部
にはかかる腕11,11と対応して穿設された2
個までの溝穴13,13を円一円周軌道上に有し
ている。
溝穴13,13は、腕11,11を通すが爪1
2,12を軸方向に通し得ない幅に設定された第
1溝穴13a,13aとその溝穴13a,13a
から盤部前面より見て反時計方向側に形成されか
つ腕11,11及び爪12,12ともに軸方向に
挿通し得る幅の第2溝穴13b,13bとを夫々
有し、これらカラーCBの中心に回転対称の位置
に設定される。
そしてカラーCAとCBを六角状穴の各辺が同一
軸線上で一致するように対向しあわせた際(締付
操作前のナツトへの装着休勢)では腕11,11
が第1溝穴13a,13aの終端部に位置して挿
通されこのとき爪12,12はカラーCBより飛
び出してそのカラーCBの盤面上にあり、それ故
カラーCA,CBが所定のナツト部上へ位置決めさ
れてあるときには、カラーCBが円盤部10で面
接しつつ爪12,12で挾持され、もつて軸方向
への移動が阻止される。
このようなカラーCAとCBの関連し合つた状態
での装着の実際は、腕11,11を溝穴13,1
3の第2溝穴13b,13bを通して爪12,1
2を反対側へ飛びださせるとともに、その状態で
カラーCA,CB同士を相互回転させて腕11,1
1を第1溝穴13a,13aへ移行させそして
夫々の六角状穴を正規に対応(ナツト部夫々に嵌
挿できるように)させもつて仮セツトする。この
仮セツトの状態のままカラーCAを固定ナツト部
Fに嵌挿し係合装着固定することにより、他方
の挾持されたカラーCBを操作ナツト部NO上に嵌
挿し六角状穴2がナツトの六角側面に係合させる
ように保持した状態が得られる。
このようにすることによつて腕11,11はカ
ラーCBがナツト部NO上に回転係合して第1溝穴
13a,13aの終端部に付勢位置決めされた状
態が保持され、操作ナツト部NOが固定ナツト部
Fに対し回転ずれつまり定トルク破断部が破壊
による定トルク締付けの実行によつて初めて爪1
2,12が第2溝穴13b,13bへの移動可能
となるのである。従つて締付末完了表示用カラー
Bは定トルク締付後操作ナツト部NOに締付方向
への回転を加えることにより爪12,12による
係止作用が解かれ、軸方向へ引き出すことにより
除去できるものとなる。操作ナツト部NOに加え
られる定トルク破断部の破壊後における回転は固
定ナツト部に対する鎖錠作用の惹起に役立てられ
るので第2溝穴13b,13bの回転軸方向の大
きさもそれに併せて決定するとよい。例えば定ト
ルク破断部Nbの破壊後においてナツト部同志の
ロツク効果を併有せしめる為に必要な操作ナツト
部NOの回転ずれ角は前実施例でも説明したよう
に20゜それ以上は必要であるが最適範囲としては
30゜〜60゜である。従つてこの場合の第2溝穴1
3b,13bの第1溝穴13a,13aとの連設
部分における前端P1の位置は第1溝穴13a,1
3aの終端P2の位置から30゜回転した付近とし、
かつまた同第2溝穴13b,13bの終端P2の位
置から60゜回転した付近とするものである。
第8図はさらに変形された本発明装置の第3実
施例である。
緩め防止用カラーCAの固定ナツト部NFへの係
合装着固定及び締付末完了表示用カラーCBの操
作ナツト部NOへの嵌挿係合は前述した2つの実
施例と変わるものではないがその外囲形状と回転
係脱機構について応用変形がなされている。
まず締付末完了表示用カラーCBは中央に操作
ナツト部NOに嵌挿し回転係合する為の六角状穴
2を穿設した円盤部20とこの円盤部20の周縁
よりナツトの軸方向に延びる円筒部21とによつ
て形状付けられ、その円筒部21は緩め防止カラ
ーCA外周全部をカラーCA,CB同士の相互回転
を許容できるように緩く(ルーズ)に被装しもつ
て危険表示の面積を大きくしてある。そしてその
円筒部21と緩め防止用カラーCAとの相互回転
側面間において、緩め防止用カラーCAの外側面
からは2本の棒状爪22,22を180゜間隔で同
一円周軌道上に垂直突設させており、一方の円筒
部21にはかかる棒状爪22,22と対応して切
り欠き状溝23,23を有している。切り欠き状
溝23,23は筒部開口端縁より軸方向に所定長
切込まれる格好で形成された第1の溝23a,2
3aとその第1の溝23a,23aの溝底より円
周方向にかつ筒部開口側より見て反時計方向に切
込まれる格孔で形成される第2の溝23b,23
bとからなり、これらは筒部中心軸に対して回転
対称に位置設定される。
そしてカラーCAとCBを六角状穴の各辺が同一
軸線上で一致するように対向しあわせた際には爪
22,22が第2の溝23b,23bの終端部に
位置して貫通され、それ故カラーCA,CB夫々が
所定のナツト部へ位置決め係合状態とされている
ときには爪22,22が第2の溝23b,23b
に貫通係合して軸方向の相互移動を阻止し合う。
カラーCBの軸方向へガタツキを少くする為には
第2の溝23b,23bの溝幅を対応する腕2
2,22の太さと殆ど同一とするかもしくはそれ
より若干大きめにして腕22,22の周方向の移
動を許容するが軸方向の動きを制することで達成
し得る。
このようにすることによつて爪22,22はカ
ラーCBが操作ナツト部NO上に回転係合して固定
されたカラーCAの第2の溝23b,23bの終
端部に付勢位置決めされた状態が保持され、操作
ナツト部NOが固定ナツト部NFに対し定トルク破
断部Nbの破壊による回転ずれがあつて初めて爪
22,22が第2の溝23b,23bより第1の
溝23a,23aへの移動できるのである。そし
て爪22,22が第1の溝23a,23a側に移
動された際には定トルク締付けが実行されている
とともにカラーCBの軸方向の係止が解除され引
き出し除去ができる訳である。またかかる操作ナ
ツト部NOの定トルク破断部Nbの破壊後の回転に
よつて、固定ナツトNFに鎖錠作用を与え得る訳
であるから、このような場合には第1の溝23
a,23aの溝幅を前述の第2実施例同様に第2
の溝13b,13bの終端部P1から30゜(P2)〜
60゜(P3)の範囲に併せて決定するとよい。
本実施例の場合トルク締付後においてトルクチ
エツクを行使できるように配慮されている。つま
り緩め防止用カラーCAの固定ナツト部NFへの外
囲形状において、六角部の中対応しあう2辺に対
して円孤状部とし、残る4辺をナツト六角側面に
係合密着する直線状部としてあり、前記円孤状側
面に棒状爪22,22を夫々突設計させかつ直線
状部間に角部を形成している。このようにするこ
とによつてカラーCAに対して通常の工具は係合
不可能であるがそれら腕22,22円孤状部に対
応する形状を加工させた専用のトルクレンチのみ
を用意することによつて締付トルクを現実に確認
する訳である。
尚本実施例のカラーCA,CBのナツトNへの装
着は前述実施例と同様まず爪22,22を第1の
溝23a,23aより挿入して第2の溝23b,
23bへ嵌入係合して仮セツトし、この仮セツト
の状態のままナツト上へ嵌挿し固定位置決めする
とよいものである。
以上説明して明らかなように本発明装置によれ
ば、定トルク破断部を持ち、その破断部を境にし
て一方に被締結部への固定ナツト部をかつ他方に
定トルク締付操作の為の操作ナツ部を夫々設定し
たナツトに対し、固定ナツト部に装設される緩め
防止手段、操作ナツト部に施される締付末完了表
示手段を夫々独立成形したカラーで構成する為ナ
ツトに形状制限を加える必要がなくしかも色識別
の為の着色が確実でかつ至極容易であり、しかも
締付末完了表示の為の表示方向で任意でかつ大き
く設定できるので締付末完了のナツトを発見しや
すくなる。そして固定部ナツト上に施される緩め
防止用カラーが固定ナツト部上に回転方向、軸方
向への係合固定がされかつ締付末完了表示用カラ
ーが操作ナツト部上に回転方向に係合されるよう
夫々施された上でカラー相互間を爪と溝の組合せ
の如き回転係脱機構によつて強固にしかも定トル
ク破断部の破壊がされないと解除不可能に係合さ
せあう為に締付末完了表示用カラーの定トルク締
付実行前の不用意な剥脱が阻止でき従つて定トル
ク締付不履行がある場合それを確実に告知でき
る。またかかる回転係脱機構の係合解除がナツト
部相互の回転ずれつまり定トルク破断部の破壊後
に初めて可能となるので明瞭な表示の締付末完了
表示用カラーを除去しようとする為に必然的に定
トルク締付けを実行させ得るものである。
本発明装置は以上のようにして従来有していた
種々の問題点が解決され、そして締付履歴の確認
を確実にしてトルク管理を容易にするという初期
の目的を達成するもので、その実益はまことに大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は定トルク締付ナツト本体の例を示す部
分欠截された説明図、第2図イ,ロ,ハは本発明
ナツト装置の第1実施例を示す右側面図、正面
図、左側面図、第3図は同上図装置の分解説明図
でイは緩め防止用カラー、ロはナツト本体、ハは
締付末完了表示用カラーを夫々示す。第4図は第
1図ハのX―X線断面図、第5図は第1図ロのy
―y線断面図、第6図は同装置の定トルク締付実
行後の状態を示す説明図である。第7図イ,ロ,
ハは本発明ナツト装置の第2実施例を示す平面
図、部分欠截された正面図、底面図、第8図イ,
ロ,ハは本発明ナツト装置の第3実施例を示す平
面図、部分欠截された正面図、底面図、である。 N…ナツト部、Nb…定トルク破断部、NF…固
定ナツト部、NO…操作ナツト部、CA…緩め防止
用カラー、CB…締付末完了表示用カラー、5,
12,23…爪、6…溝条、13…溝穴、23…
切り欠き状溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸方向中間部に定トルク破断部を形成してそ
    の一方に被締結部への固定ナツト部をかつ他方に
    定トルク締付けの為の操作ナツト部を夫々設定す
    るナツト本体、前記固定ナツト部外周に回転方向
    及び軸方向に係合しあつて装着固定された緩め防
    止用カラー、前記操作ナツト部外周上に回転方向
    に係合可能に嵌挿された締付未完了表示用カラー
    を備え、当該緩め防止用カラーと締付未完了表示
    用カラーとの相互間に前記定トルク破断部の破断
    前に係合保持しあいかつ同破断部の破断後に係合
    解除しあう回転係脱機構を備えたことを特徴とす
    る定トルク締付けナツト装置。
JP4577282A 1982-03-23 1982-03-23 定トルク締付ナツト装置 Granted JPS58163811A (ja)

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JP2515992Y2 (ja) * 1991-04-08 1996-11-06 光政 石原 アース用工具
JP4089497B2 (ja) * 2003-04-24 2008-05-28 松下電工株式会社 フロアパネル支持装置
JP6616150B2 (ja) * 2015-10-08 2019-12-04 株式会社Lixil ナット
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