JPS6123673Y2 - - Google Patents

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JPS6123673Y2
JPS6123673Y2 JP14312180U JP14312180U JPS6123673Y2 JP S6123673 Y2 JPS6123673 Y2 JP S6123673Y2 JP 14312180 U JP14312180 U JP 14312180U JP 14312180 U JP14312180 U JP 14312180U JP S6123673 Y2 JPS6123673 Y2 JP S6123673Y2
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groove
rotating shaft
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ring
diameter
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【考案の詳細な説明】 考案の目的 産業上の利用分野 この考案は、密閉形圧縮機に係り、特に密閉形
圧縮機の回転軸の筒体状のラジアル軸受部を形成
する軸受体に、座金状のスラスト軸受体を設けて
スラスト軸受部を形成し、このスラスト軸受部の
耐摩耗性を可及的に向上させると共に低コストで
製作し得るようにした密閉形圧縮機に関する。
従来の技術 一般に密閉形圧縮機の回転軸のスラスト軸受部
は、第1図に示すように、ラジアル軸受部を形成
する筒体状の軸受体1の下端開口を覆つた端板2
で構成されている。そしてこの端板2を上記軸受
体1にボルト3で固定するかあるいは焼ばめし、
端板2が回転軸4のスラスト荷重を支承可能に構
成されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、かかる構造のものは、上記端板2に耐
摩耗性及び耐荷重性のある金属を用いなければな
らない。従つて、端板2はスラスト荷重に耐え得
る相当な厚みが要求され、材料費が高くなる。ま
た、端板2をボルト締めあるいは焼ばめするなど
の特別な固定作業を要していた。
また、スラスト荷重を第2図に示すように回転
軸の上方に拡大して設けられた段部16によつて
軸受体1上端で直接支承する軸受構造が提案され
ている。
しかし、この場合にはラジアル軸受部とスラス
ト軸受部を含む軸受体1の全体を耐摩耗性及びス
ラスト荷重に対する耐荷重性を有する金属材料、
例えばアルミ合金によつて成型する必要がある。
この考案は、以上の欠点に鑑み創案されたもの
であり、その目的は、回転軸のラジアル軸受を構
成する軸受体の性質の如何に拘らず、かつ簡便、
低コストに耐摩耗性に優れたスラスト軸受部を形
成することができる密閉形圧縮機を提供すること
にある。
考案の目的 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の目的を達成するために、上方
に電動機が連結された垂直方向の回転軸に、その
回転軸径より縮径した縮径部を形成すると共にそ
の縮径部を嵌合する筒体状の軸受体を設け、該縮
径部上に、縮径部より拡径すると共に回転軸より
小さい径のスラスト用段部を形成し、他方軸受体
に、その軸穴の上縁より連続し、かつ上記段部を
収容すべくその段部径よりやや大きなリング状の
溝を形成し、該溝の底部と上記段部との間にスラ
スト軸受板を介設すると共に該スラスト軸受板の
外周に回り止め突起を一体に形成し、上記軸受体
の上部に、リング状の溝から径方向外方に延出さ
れた排出溝を設けると共にその排出溝に上記スラ
スト軸受板の回り止め突起を係合し、かつ上記排
出溝の深さを上記リング状の溝より深く形成し、
さらに上記縮径部に給油用の油溝を形成して構成
される。
作 用 本考案の密閉形圧縮機においては、回転軸のス
ラスト荷重が、そのスラスト段部よりスラスト軸
受板を介して軸受体のリング状の溝の底部で支持
され、かつスラスト軸受板は、その回り止め突起
が排出溝と係合するため、段部が、スラスト軸受
板面上で回転摺動する。この場合、スラスト軸受
板は、耐摩耗性を有する材料で構成できるので、
その耐摩耗性が良好となる。また給油用油溝を通
つて上昇した潤滑油は、スラスト軸受板と段部間
の摺動面に供給される。この際、排出溝は、リン
グ状の溝より深く形成されるため、油は、その摺
動面からリング状の溝を通じ、突起上方の排出溝
から排出されるだけでなく、その突起下方の排出
溝から排出され、従つて冷却及び潤滑に必要な給
油量が確保できる。
スラスト用段部は、その上方の回転軸より小さ
く形成されるため、そのスラスト用段部を収容す
るリング状の溝内やその内のスラスト軸受板のス
ラスト面に異物が混入するのを防止することがで
きる。さらに、回転軸は、電動機のマグネツトセ
ンターホースにより、電動機のステータとロータ
との軸方向の磁力中心が一致する力が作用し、回
転が始まるとやや浮き上がるが、スラスト軸受板
は、段部を収容するリング状の溝の底部に設けら
れるため、回転軸の浮き上がりと共に浮き上がつ
ても、そのリング状の溝を乗り越えて軸受体上の
乗り上がることはなく、かつ排出溝がリング状の
溝の上面まで形成されるもので、排出溝に係合し
た回り止め突起も外れることもない。
実施例 以下、本考案の好適一実施例を第3図乃至第6
図に基づいて詳述する。
第3図に示すように密閉形圧縮機7の外側を覆
う密閉ハウジング8には、その内部に潤滑油9を
貯留する油室5が設けられている。また、この密
閉ハウジング8内には図示されないロータとステ
ータとからなる電動機から延出された、すなわ
ち、ロータに連結された回転軸10が上記油室5
内に臨んで設けられている。この回転軸10には
ピストンロツド11と、このピストンロツド11
に連結されたピストン12とが設けられており、
このピストン12は圧縮部を形成するシリンダ室
13に嵌合されている。従つてピストン12とシ
リンダ室13とが圧縮部6を構成する。また、図
示する如くピストンロツド11は回転軸10に対
して直角になるようその大端で支持され、その小
端にはピストン12が連結されている。このピス
トン12はシリンダ室13に嵌装され、回転軸1
0の回転によりピストン12が往復運動をし、シ
リンダ室13内の流体を圧縮するように構成され
ている。更に、この圧縮部6は密閉ハウジング8
内に収容されている。
回転軸10は垂直方向に設けられ、その下端部
が縮径されて縮径部19で形成され、その縮径部
19を筒状の軸受体14で支承されている。
この縮径部19の上部は、拡径され、かつ回転
軸10の径より小さなスラスト用段部26が形成
される。また縮径部19と段部26間には縮径部
19よりさらに縮径された保油用溝31が形成さ
れる。
軸受体14の軸穴23の上縁は、上記回転軸1
0のリング状の段部26を収容するよう軸穴23
の半径方向に拡大され、軸穴23の円周方向に段
部26の径よりやや大きなリング状の溝25を形
成している。この溝25の底部は、平面で構成さ
れ、回転軸10のスラスト荷重を支承するスラス
ト軸受部を形成している。軸受体14の上端面に
は、軸受体14と回転軸10との間の油溝(後述
する)を上昇した潤滑油9が排出されるよう排出
溝29が設けられている。この排出溝29は軸穴
23に臨み、かつその半径方向に延出して形成さ
れ、また上記軸穴23上縁の溝25よりも深く形
成されている。
上記溝25の底部の平面上には座金状のスラス
ト軸受板27が載置されている。そしてこのスラ
スト軸受板27の外周には上記軸受体14の排出
溝29と係合する回り止め突起30を有し、この
回り止め突起30が排出溝29と係合してスラス
ト軸受板27が回動しないよう構成されている。
また、スラスト軸受板27の中央部は回転軸1
0の下端が貫通する軸穴28を有している。
ところで、このスラスト軸受板27の材質を耐
摩耗性を有する炭素鋼板とした場合には、その板
厚は1mm程度でも充分な強度を有するため、スラ
スト軸受板27は炭素鋼板の打抜きによつて容易
に製作可能であり、かつ安価に得られる。
回転軸10の下端は、上記スラスト軸受板27
の軸穴28を貫通して軸受体14のラジアル軸受
部に嵌入されている。また回転軸10のリング状
の段部26は上記スラスト軸受板27を介して軸
受体14の軸穴23上縁に設けられた溝25の底
部のスラスト軸受部で支承されている。
なお、前記軸受体14の下部と、この軸受体1
4に支承される回転軸10の下部は密閉ハウジン
グ8内の潤滑油9に浸つている。そして回転軸1
0中には偏心した油穴15が設けられ、遠心ポン
プを構成している。軸受体14のラジアル軸受部
に支承された回転軸10の下端周側面には給油用
油溝20が設けられ、潤滑油9がこの油溝20を
上昇して軸受体14のラジアル軸受部を潤滑可能
に構成されている。
次にこの考案の作用について述べる。
電動機(図示しない)によつて回転駆動された
回転軸10は、ピストンロツド11を通じてシリ
ンダ室13内のピストン12を往復運動させる。
そしてシリンダ室13内の流体が圧縮される。
回転軸10は、その段部26がスラスト軸受板
27を介して軸受体14の溝25の底部に支承さ
れ、そのスラスト方向の荷重が支承される。ま
た、回転軸10下端は、縮径部19が軸受体14
の軸穴23に嵌合することによつてそのラジアル
方向の荷重が支承される。スラスト軸受板27
は、その回り止め突起30が、軸受体14の排出
溝29に係止されているため、回転軸10に追従
して回動しない。従つて、回転軸10下端の段部
26とスラスト軸受板27との間には滑り摩擦を
生ずるが、スラスト軸受板27と軸受体14のス
ラスト軸受部との間には摩擦を生じない。
密閉ハウジング8内の潤滑油9は、回転軸10
の回転による遠心ポンプの働きにより、油穴15
を上昇してピストンロツド11大端,小端等の可
動部分を潤滑する。
また、回転軸10のスリンガなどにより油溝2
0を上昇した潤滑油9は、一旦保油用溝31に溜
まり、そこから段部26とスラスト軸受板28と
の摺動面に給油され、ある程度溝25に溜まつた
のち突起30上の排出溝29から排出される。ま
た突起30の下部の排出溝29からも潤滑油9が
排出され、従つて摺動面の潤滑及び冷却に必要な
給油量が確保できると共に突起30が排出の際の
案内板を兼ねるため、排出が良好となる。
スラスト用段部26は、その上方の回転軸10
より小さく形成されるため、そのスラスト用段部
26を収容するリング状の溝25内やその内のス
ラスト軸受板27のスラスト面に異物が混入する
のを防止する。
通常、回転軸10は、電動機のマグネツトセン
ターホースにより、そのステータとロータとの軸
方向の磁力中心が一致するよう、すなわち回転が
始まるとやや浮き上がるが、スラスト軸受板27
は、段部26を収容するリング状の溝25の底部
に設けられるため、回転軸10の浮き上がりと共
に浮き上がつても、そのリング状の溝25を乗り
越えて軸受体14上に乗り上がることはなく、か
つ排出溝29がリング状の溝25の上面まで形成
されるので、排出溝29に係合した回り止め突起
30も外れることもない。
考案の効果 以上の構成によつて明らかなように、この考案
によれば次のような効果を生ずる。
(1) スラスト軸受板のみを耐摩耗性を有する材料
で構成でき、またそれを軸受体に取付けること
も簡単であるため低コストで耐摩耗性を有する
軸受体を備えた密閉形圧縮機を実現できる。
(2) 排出溝の深さをスラスト用段部を収容するリ
ング状の溝より深く形成したので、係合したス
ラスト軸受板の突起の上下から潤滑油を排出で
き、十分な排出量を確保できる。
(3) スラスト用段部をリング状の溝に収容し、そ
の段部とリング状の底部にスラスト軸受板を設
けたので、回転軸が回転時にやや浮き上がつて
もスラスト軸受板がリング状の溝から外れるこ
とがない。
(4) 段部はその上方の回転軸径より小さく形成さ
れかつリング状の溝に収容されるため、異物等
がそのリング状の溝内に混入せず、スラスト面
が良好に維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の密閉形圧縮機の軸受装置を示す
断面図、第2図は別の従来の密閉形圧縮機の軸受
装置を示す断面図、第3図は本考案に係る軸受装
置を備えた密閉形圧縮機の要部断面図、第4図は
第3図の軸受装置の拡大断面図、第5図は第4図
の左側面図、第6図は第4図の回転軸を除いた平
面図である。 図中、7は密閉形圧縮機、10は回転軸、14
は軸受体、19は縮径部、20は給油用油溝、2
5はリング状の溝、26はスラスト用段部、27
はスラスト軸受板、29は排出溝、30は回り止
め突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に電動機が連結された垂直方向の回転軸
    に、その回転軸径より縮径した縮径部を形成する
    と共にその縮径部を嵌合する筒体状の軸受体を設
    け、該縮径部上に、縮径部より拡径すると共に回
    転軸より小さい径のスラスト用段部を形成し、他
    方軸受体に、その軸穴の上縁より連続し、かつ上
    部段部を収容すべくその段部径よりやや大きなリ
    ング状の溝を形成し、該溝の底部と上記段部との
    間にスラスト軸受板を介設すると共に該スラスト
    軸受板の外周に回り止め突起を一体に形成し、上
    記軸受体の上部に、リング状の溝から径方向外方
    に延出された排出溝を設けると共にその排出溝に
    上記スラスト軸受板の回り止め突起を係合し、か
    つ上記排出溝の深さを上記リング状の溝より深く
    形成し、さらに上記縮径部に給油用の油溝を形成
    したことを特徴とする密閉形圧縮機。
JP14312180U 1980-10-07 1980-10-07 Expired JPS6123673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14312180U JPS6123673Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14312180U JPS6123673Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS5766280U JPS5766280U (ja) 1982-04-20
JPS6123673Y2 true JPS6123673Y2 (ja) 1986-07-15

Family

ID=29502881

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JP14312180U Expired JPS6123673Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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JPS5766280U (ja) 1982-04-20

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