JPS6124648B2 - - Google Patents
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- JPS6124648B2 JPS6124648B2 JP52071170A JP7117077A JPS6124648B2 JP S6124648 B2 JPS6124648 B2 JP S6124648B2 JP 52071170 A JP52071170 A JP 52071170A JP 7117077 A JP7117077 A JP 7117077A JP S6124648 B2 JPS6124648 B2 JP S6124648B2
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- Japan
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- pulse
- radio frequency
- sample
- phase
- excitation
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/46—NMR spectroscopy
- G01R33/4616—NMR spectroscopy using specific RF pulses or specific modulation schemes, e.g. stochastic excitation, adiabatic RF pulses, composite pulses, binomial pulses, Shinnar-le-Roux pulses, spectrally selective pulses not being used for spatial selection
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N24/00—Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Description
〔本発明の技術分野〕
本発明は一般に無線周波励起を利用するスペク
トロメータに関し、更に詳しくは無線周波搬送波
のパルス幅変調を利用することによつて無線周波
励起を生ずるための改良された方法と装置に関す
る。 〔従来技術の説明〕 これまで複数のスペクトル線の無線周波共鳴を
同時に励起するためには広帯域無線周波励起法が
利用されて来た。この同時に励起された共鳴スペ
クトル線は複合共鳴信号を生ずるために検出され
る。複合共鳴信号は時間領域で時間間隔を置いて
サンプリングされ、デジタルデータに変換され、
多チヤンネル・メモリーに記憶され、そしてS/
Nを改善するために時間平均される。時間平均さ
れたデータはメモリーから読み出され、時間領域
から周波数領域にフーリエ変換されて被分析試料
の共鳴スペクトルが再生される。再生された共鳴
スペクトルは次に表示される。そのような無線周
波スペクトロメータは1969年10月28日に発行され
た米国特許第3475680号に開示され特許請求され
ている。 またそのような広帯域無線周波スペクトロメー
タにおいては、コンピユータに記憶されたデータ
のテーブルから合成された時間領域の変調信号に
従つて無線周波搬送波をパルス幅変調することに
よつて広帯域無線周波励起を得ることも知られて
いる。コンピユータから得られる時間領域のパル
ス幅変調信号は、周波数領域で所望の無線周波励
起スペクトルを選択し、このようなスペクトルデ
ータをコンピユータのメモリーのテーブルに入
れ、テーブルにはいつた所望の励起スペクトルを
時間領域にフーリエ変換して対応する時間領域デ
ータのテーブルを得、そして試料の共鳴を励起す
るため試料に加えられる無線周波搬送波をパルス
幅変調するように前記テーブルにはいつた時間領
域データを読み出すことにより得られる。 パルス幅変調によつて生ずる合成広帯域無線周
波励起を利用する従来の無線周波スペクトロメー
タに関連する諸問題の1つは、パルスが65m秒の
増加幅で増加され長さが65n秒ないし65μ秒程度
である比較的短かいパルスであるとき、1μ秒の
程度である有限の立上り時間と立下り時間が利用
される励起に幾つかの望ましくない非直線性を生
じ、その結果スペクトルの各共鳴線に関連する望
ましくない側波帯共鳴が生ずるということであ
る。個々の共鳴線のこの望ましくない側波帯は時
間平均法によつては除去できないだけでなく、生
ずるスペクトルデータを不必要に複雑にする。従
つて、個々のスペクトル共鳴線に関連する望まし
くない側波帯の発生を避ける、無線周波搬送波の
パルス幅変調法を提供することが望まれている。 〔本発明の概要〕 従つて、本発明の主要な目的は、印加されるパ
ルスの立上り時間及び立下り時間によつてもたら
される望ましくない側波帯の発生を避け、所望の
励起スペクトルを生ずるために加えられる無線周
波エネルギーをパルス幅変調する形式の無線周波
スペクトロメータに複数の無線周波同時励起を生
ずる改良された方法と装置を提供することであ
る。 本発明の一特徴において、無線周波励起は合成
無線周波パルス列を生ずるためパルス幅変調され
る。個々の合成パルスは第一の無線周波位相の一
次成分と逆相の補償用の二次パルス成分とを含
む。このパルスを被分析試料に印加すると、合成
パルスの逆相の補償用二次パルス成分により、一
次パルス成分が有する有限の立上り時間と立下り
時間が補償される。その結果、被分析試料の個々
の共鳴に関連する望ましくない側波帯励起が防止
され、被分析試料の応答に対し実質的に零の立上
り時間及び立下り時間のパルスの印加になる。 本発明の他の特徴において、一次パルス成分は
二次パルス成分の長さに等しい量だけ延長される
ため二次パルス成分の共鳴による影響は一次パル
ス成分の延長部分により相殺される。 本発明の更に他の特徴において、時間領域内の
パルス幅変調信号はコンピユータのメモリーに記
憶されたデータのテーブルから得られる。 本発明の更に他の特徴において、補償用のパル
ス成分はパルス幅変調信号に応答する回路より得
られ、そのような補償用の二次パルス成分と対応
する延長一次パルス成分は補償回路により入力変
調信号に加えられ、それによつて被分析試料に加
えられる搬送波を変調するための合成パルス幅変
調信号が得られる。 本発明の他の特徴と利点は添付図面に関連して
述べられた以下の説明を熟読することによつて明
らかとなろう。 〔好適な実施例の説明〕 まずパルス幅変調式の無線周波スペクトロメー
タ及びそのパルス幅変調の動作について説明す
る。 次に、従来のパルス幅変調における欠点、すな
わち、パルスの有限の立上り時間及び立下り時間
によつて、励起される共鳴に非直線性があらわれ
るという欠点を説明する。そして、かかる欠点を
解消すべく本発明に従うパルス波形について説明
するとともにこのパルス波形により、上記欠点が
解消されることを説明する。 第1図には本発明の特徴を有するフーリエ変換
磁気回転共鳴スペクトロメータ11が示されてい
る。スペクトロメータ11は分析されるべき試料
を入れると共にこの試料を均一な分極磁場Hoに
浸すためのプローブ12を含む。プローブ12は
無線周波磁場を試料に加えるため通常の同調送受
信コイル構造物を含み、無線周波磁場ベクトルの
実質的な成分は被分析試料の磁気回転共鳴を励起
するため分極磁場ベクトルHoの方向に直角であ
る。 前記のコイル構造物を付勢すると共に試料の共
鳴を励起するための無線周波エネルギーは変調器
13で無線周波搬送波信号を変調することに得ら
れる。この搬送波信号は無線周波発信器14から
供給され、コンピユータ15から得られる時間と
共に変化するパルス幅変調関数f,tで変調され
る。無線周波搬送波のパルス幅変調によつて搬送
波には側波帯が生ずる。変調関数f(t)は側波
帯エネルギーが試料の複数のスペクトル線の共鳴
を同時に励起するための所望のパワースペクトル
密度を有するように選択される。以下で、変調関
数f(t)の選択及び決定について説明する。変
調関数f(t)は時間関数であるが、その選択・
決定するために、周波数関数のパワースペクトル
|F(ν)|を決定する。これは、本発明が複数
のスペクトル線の共鳴を同時に励起することを目
的の1つとしていることから、いくつかの周波数
から成る帯域幅を有する無線周波磁場を試料に印
加するが、そのために周波数関数のF(ν)を決
定するのである。 決定されたF(ν)を、データとして記憶させ
ておき、そのデータを読み出してフーリエ変換
し、G(t)を得る。そして、G(t)も同様に
データとして記憶して、時間領域の変調関数f
(t)を得るために読み出す。 このような操作は、コンピユータによりなされ
るが、具体的には、以下のようにして行なわれ
る。なおコンピユータによつてなされる各段階は
後に説明する(第7A及び第7B図)。 所望のパワースペクトル密度は被分析試料とス
ペクトロメータの動作の特定の所望のモードによ
つて大幅に変わるけれども、共鳴を励起する無線
周波エネルギーのパワースペクトル|F(ν)|
の一典型例は第2図のスペクトル波形aによつて
示されている。 具体的には、第2図の波形aにおいて所望の無
線周波励起スペクトルは例えば60ないし100MHz
の搬送波周波数foの両側に例えば1000Hz広がつて
いるような比較的広い帯域幅にわたる均一なスペ
クトル密度から成る。 スペクトルデータは所望の選択された励起周波
数スペクトル|F(ν)|の各周波数の実数成分
と虚数成分の振幅をコンピユータに指示するテー
ブルの形でコンピユータに供給される。例えば、
2N点(Nは励起スペクトルの別個の周波数の
数)より成る以下に示すテーブルIを作製するこ
とにより周波数領域内の所望の共鳴励起スペクト
ル、つまり第2図の波形aが供給される。データ
はスペクトル入力端子8に入れられる。またデー
タはカードリーダ、テレタイプまたはタイプライ
タのようなデジタル入力端子から読み出すことに
よつて、あるいはブラウン管とライトペンの組合
せを利用する装置、タブレツトまたは制御桿のよ
うなアナログ入力装置から読み出すことによつて
テーブルIに編集される。あるいはテーブルI内
のデータはすでにコンピユータに記憶されている
データから自動的に編集または計算される。 Nを1024とすると、1024個の帯域幅の各周波数
成分(K=0とK=Nを除く)に対して、2ず
つ、すなわち各周波数成分のベクトルの2つの直
交成分をあらわすものがあるから、テーブルIに
は2048個の行を有する。各対の1つの行は〔AK
cos fK〕に対応するデジタル値に相当し、も
う1つの行は〔AK sin fK〕に対応するデジタ
ル値に相当する。なお、AKは周波数成分の振幅
をあらわし、fKはt=0での周波数成分の位相
値をあらわす。第2図aのスペクトルの場合、A
Kについての全部の値が等しい。
トロメータに関し、更に詳しくは無線周波搬送波
のパルス幅変調を利用することによつて無線周波
励起を生ずるための改良された方法と装置に関す
る。 〔従来技術の説明〕 これまで複数のスペクトル線の無線周波共鳴を
同時に励起するためには広帯域無線周波励起法が
利用されて来た。この同時に励起された共鳴スペ
クトル線は複合共鳴信号を生ずるために検出され
る。複合共鳴信号は時間領域で時間間隔を置いて
サンプリングされ、デジタルデータに変換され、
多チヤンネル・メモリーに記憶され、そしてS/
Nを改善するために時間平均される。時間平均さ
れたデータはメモリーから読み出され、時間領域
から周波数領域にフーリエ変換されて被分析試料
の共鳴スペクトルが再生される。再生された共鳴
スペクトルは次に表示される。そのような無線周
波スペクトロメータは1969年10月28日に発行され
た米国特許第3475680号に開示され特許請求され
ている。 またそのような広帯域無線周波スペクトロメー
タにおいては、コンピユータに記憶されたデータ
のテーブルから合成された時間領域の変調信号に
従つて無線周波搬送波をパルス幅変調することに
よつて広帯域無線周波励起を得ることも知られて
いる。コンピユータから得られる時間領域のパル
ス幅変調信号は、周波数領域で所望の無線周波励
起スペクトルを選択し、このようなスペクトルデ
ータをコンピユータのメモリーのテーブルに入
れ、テーブルにはいつた所望の励起スペクトルを
時間領域にフーリエ変換して対応する時間領域デ
ータのテーブルを得、そして試料の共鳴を励起す
るため試料に加えられる無線周波搬送波をパルス
幅変調するように前記テーブルにはいつた時間領
域データを読み出すことにより得られる。 パルス幅変調によつて生ずる合成広帯域無線周
波励起を利用する従来の無線周波スペクトロメー
タに関連する諸問題の1つは、パルスが65m秒の
増加幅で増加され長さが65n秒ないし65μ秒程度
である比較的短かいパルスであるとき、1μ秒の
程度である有限の立上り時間と立下り時間が利用
される励起に幾つかの望ましくない非直線性を生
じ、その結果スペクトルの各共鳴線に関連する望
ましくない側波帯共鳴が生ずるということであ
る。個々の共鳴線のこの望ましくない側波帯は時
間平均法によつては除去できないだけでなく、生
ずるスペクトルデータを不必要に複雑にする。従
つて、個々のスペクトル共鳴線に関連する望まし
くない側波帯の発生を避ける、無線周波搬送波の
パルス幅変調法を提供することが望まれている。 〔本発明の概要〕 従つて、本発明の主要な目的は、印加されるパ
ルスの立上り時間及び立下り時間によつてもたら
される望ましくない側波帯の発生を避け、所望の
励起スペクトルを生ずるために加えられる無線周
波エネルギーをパルス幅変調する形式の無線周波
スペクトロメータに複数の無線周波同時励起を生
ずる改良された方法と装置を提供することであ
る。 本発明の一特徴において、無線周波励起は合成
無線周波パルス列を生ずるためパルス幅変調され
る。個々の合成パルスは第一の無線周波位相の一
次成分と逆相の補償用の二次パルス成分とを含
む。このパルスを被分析試料に印加すると、合成
パルスの逆相の補償用二次パルス成分により、一
次パルス成分が有する有限の立上り時間と立下り
時間が補償される。その結果、被分析試料の個々
の共鳴に関連する望ましくない側波帯励起が防止
され、被分析試料の応答に対し実質的に零の立上
り時間及び立下り時間のパルスの印加になる。 本発明の他の特徴において、一次パルス成分は
二次パルス成分の長さに等しい量だけ延長される
ため二次パルス成分の共鳴による影響は一次パル
ス成分の延長部分により相殺される。 本発明の更に他の特徴において、時間領域内の
パルス幅変調信号はコンピユータのメモリーに記
憶されたデータのテーブルから得られる。 本発明の更に他の特徴において、補償用のパル
ス成分はパルス幅変調信号に応答する回路より得
られ、そのような補償用の二次パルス成分と対応
する延長一次パルス成分は補償回路により入力変
調信号に加えられ、それによつて被分析試料に加
えられる搬送波を変調するための合成パルス幅変
調信号が得られる。 本発明の他の特徴と利点は添付図面に関連して
述べられた以下の説明を熟読することによつて明
らかとなろう。 〔好適な実施例の説明〕 まずパルス幅変調式の無線周波スペクトロメー
タ及びそのパルス幅変調の動作について説明す
る。 次に、従来のパルス幅変調における欠点、すな
わち、パルスの有限の立上り時間及び立下り時間
によつて、励起される共鳴に非直線性があらわれ
るという欠点を説明する。そして、かかる欠点を
解消すべく本発明に従うパルス波形について説明
するとともにこのパルス波形により、上記欠点が
解消されることを説明する。 第1図には本発明の特徴を有するフーリエ変換
磁気回転共鳴スペクトロメータ11が示されてい
る。スペクトロメータ11は分析されるべき試料
を入れると共にこの試料を均一な分極磁場Hoに
浸すためのプローブ12を含む。プローブ12は
無線周波磁場を試料に加えるため通常の同調送受
信コイル構造物を含み、無線周波磁場ベクトルの
実質的な成分は被分析試料の磁気回転共鳴を励起
するため分極磁場ベクトルHoの方向に直角であ
る。 前記のコイル構造物を付勢すると共に試料の共
鳴を励起するための無線周波エネルギーは変調器
13で無線周波搬送波信号を変調することに得ら
れる。この搬送波信号は無線周波発信器14から
供給され、コンピユータ15から得られる時間と
共に変化するパルス幅変調関数f,tで変調され
る。無線周波搬送波のパルス幅変調によつて搬送
波には側波帯が生ずる。変調関数f(t)は側波
帯エネルギーが試料の複数のスペクトル線の共鳴
を同時に励起するための所望のパワースペクトル
密度を有するように選択される。以下で、変調関
数f(t)の選択及び決定について説明する。変
調関数f(t)は時間関数であるが、その選択・
決定するために、周波数関数のパワースペクトル
|F(ν)|を決定する。これは、本発明が複数
のスペクトル線の共鳴を同時に励起することを目
的の1つとしていることから、いくつかの周波数
から成る帯域幅を有する無線周波磁場を試料に印
加するが、そのために周波数関数のF(ν)を決
定するのである。 決定されたF(ν)を、データとして記憶させ
ておき、そのデータを読み出してフーリエ変換
し、G(t)を得る。そして、G(t)も同様に
データとして記憶して、時間領域の変調関数f
(t)を得るために読み出す。 このような操作は、コンピユータによりなされ
るが、具体的には、以下のようにして行なわれ
る。なおコンピユータによつてなされる各段階は
後に説明する(第7A及び第7B図)。 所望のパワースペクトル密度は被分析試料とス
ペクトロメータの動作の特定の所望のモードによ
つて大幅に変わるけれども、共鳴を励起する無線
周波エネルギーのパワースペクトル|F(ν)|
の一典型例は第2図のスペクトル波形aによつて
示されている。 具体的には、第2図の波形aにおいて所望の無
線周波励起スペクトルは例えば60ないし100MHz
の搬送波周波数foの両側に例えば1000Hz広がつて
いるような比較的広い帯域幅にわたる均一なスペ
クトル密度から成る。 スペクトルデータは所望の選択された励起周波
数スペクトル|F(ν)|の各周波数の実数成分
と虚数成分の振幅をコンピユータに指示するテー
ブルの形でコンピユータに供給される。例えば、
2N点(Nは励起スペクトルの別個の周波数の
数)より成る以下に示すテーブルIを作製するこ
とにより周波数領域内の所望の共鳴励起スペクト
ル、つまり第2図の波形aが供給される。データ
はスペクトル入力端子8に入れられる。またデー
タはカードリーダ、テレタイプまたはタイプライ
タのようなデジタル入力端子から読み出すことに
よつて、あるいはブラウン管とライトペンの組合
せを利用する装置、タブレツトまたは制御桿のよ
うなアナログ入力装置から読み出すことによつて
テーブルIに編集される。あるいはテーブルI内
のデータはすでにコンピユータに記憶されている
データから自動的に編集または計算される。 Nを1024とすると、1024個の帯域幅の各周波数
成分(K=0とK=Nを除く)に対して、2ず
つ、すなわち各周波数成分のベクトルの2つの直
交成分をあらわすものがあるから、テーブルIに
は2048個の行を有する。各対の1つの行は〔AK
cos fK〕に対応するデジタル値に相当し、も
う1つの行は〔AK sin fK〕に対応するデジタ
ル値に相当する。なお、AKは周波数成分の振幅
をあらわし、fKはt=0での周波数成分の位相
値をあらわす。第2図aのスペクトルの場合、A
Kについての全部の値が等しい。
【表】
【表】
【表】
位相がコヒーレントであり、かつ広帯域励起の
場合、fKの全部の値は等しくなるよう選択さ
れ、そしてテーブルIからのテーブルに編集され
たデータは例えば1968年10月のCommunications
of the Association for Computing Machinery
Vol 11,No.10の703ページ以降に記載されてい
るアルゴリズムを使用する通常のデイスクリー
ト・フーリエ変換プログラムによつてコンピユー
タで時間領域にフーリエ変換させる。詳細はその
方程式の1−7を参照のこと。このフーリエ変換
の結果N対の出力が得られ、そのような変換値G
(t)は以下のテーブルのようにコンピユータ
にテーブルとして編集される。なお、G(t)n
は時刻toでの時間領域内の励起関数の振幅をあ
らわす。
場合、fKの全部の値は等しくなるよう選択さ
れ、そしてテーブルIからのテーブルに編集され
たデータは例えば1968年10月のCommunications
of the Association for Computing Machinery
Vol 11,No.10の703ページ以降に記載されてい
るアルゴリズムを使用する通常のデイスクリー
ト・フーリエ変換プログラムによつてコンピユー
タで時間領域にフーリエ変換させる。詳細はその
方程式の1−7を参照のこと。このフーリエ変換
の結果N対の出力が得られ、そのような変換値G
(t)は以下のテーブルのようにコンピユータ
にテーブルとして編集される。なお、G(t)n
は時刻toでの時間領域内の励起関数の振幅をあ
らわす。
【表】
時間領域の変調出力関数f(t)を得るためG
(t)の値は時刻欄に指示された時間間隔でテー
ブルから読み出される。この変調出力関数は変
調器13内で搬送波信号を変調するために使用さ
れるときすでにテーブルIにプログラム化された
所望の側波帯パワー密度スペクトルを生ずる。第
2図のaのパワー密度スペクトルを生ずるための
典型的な変調出力関数f(t)は第2図のcの波
形によつて示されているように基本的には比較的
長い時間間隔で短かい維持時間の無線周波パルス
のパルス列である。 好適な動作モードにおいて、変調器13は1/
500μ秒の繰返し率(500μ秒のパルス間隔)及び
パルス間隔のほぼ10分の1以下のパルス幅、つま
り約50μ秒以下、を有するパルス列で搬送波信号
を幅変調する。パルス幅はテーブルの変調出力
G(t)に従つて変調される。 テーブルからのG(t)の値は正、負のいず
れの符号をも取り得るので、テープブルから読
み出された変調成分G(t)の符号に従つて(プ
ローブ12に供給される変調された搬送波エネル
ギーの位相を)反転して符号を変えるため変調器
13の出力にはゲート付位相反転増幅器16が設
けられている。 送信器17からスペクトロメータ11の受信部
18への無線周波エネルギーの結合はプローブ1
2と無線周波増幅器21の間にゲート19を設け
ることにより、試料の所望の共鳴を通しての結合
を除いて避けられる。増幅器21はプローブ12
内の通常の受信コイルによて受信された無線周波
共鳴信号を増幅するために使用される。ゲート1
9は時分割を行なう送信パルスのタイミングにコ
ンピユータ15によつて同期化される。 無線周波増幅器21の出力は、移相器23を介
して無線周波発振器14から得られる基準位相信
号に対する位相検出のため無線周波位相検出器2
2の一入力に供給される。位相検出器22の出力
は被分析試料から生ずる同時に励起された共鳴ス
ペクトル線信号より成る可聴周波複合共鳴信号で
ある。この複合可聴周波共鳴信号は可聴周波増幅
器24で増幅され、次にA−D変換器25に供給
される。A―D変換器25は受信部がゲート・イ
ンにされている期間の終了近くに各送信パルスに
ついて一度複合共鳴信号をサンプリングする。図
示していない他の実施例においては、変調器13
は無線周波励起の位相を変調するため変調出力G
(t)に応答してもよい。 A―D変換器25の出力のデジタル化されたサ
ンプルは複合共鳴信号を時間平均化するためコン
ピユータ15のメモリーの多チヤネル蓄積加算部
26の連続的なチヤンネルに蓄積される。サンプ
リング順序は広帯域無線周波励起|F(ν)|を
発生するために使用されると同様にコンピユータ
15の変調出力の読み出し時刻tp―toに同期さ
れる。サンプリング順序は変調出力順序f(t)
の各繰返しと共に繰返される。 次に時間平均された共鳴データは多チヤネル蓄
積加算部26から読み出され、そして時間領域f
(t)内のデータを周波数領域f(ν)に変換し
て被分析試料の共鳴スペクトルを得るため通常の
フーリエ変換プログラム27によつてプログラム
化されたコンピユータ15によつてフーリエ変換
させる。試料の時間平均化された共鳴スペクトル
はオペレータへの表示のため及び(または)記録
のため表示装置に供給される。共鳴スペクトルデ
ータの純粋な吸収モード、純粋な分散モードまた
は吸収モードと分散モードの組合せは装置による
影響を補正した後、フーリエ変換されたデータの
余弦項、フーリエ変換されたデータの正弦項を読
み出すことによつて、または余弦と正弦のデータ
の組合せを読み出すことによつて得ることができ
る。フーリエ変換されたデータはテーブルIと同
様にコンピユータによつてテーブルに入れられ
る。 搬送波エネルギーの狭いパルスのパルス列によ
つて発生した第2図aの波形によつて例示される
ようなコヒーレント位相の広帯域無線周波励起の
使用の一欠点は、無線周波励起が比較的低い平均
スペクトルパワー密度より成るけれども比較的強
度の大きな無線周波パルスが必要とされる、とい
うことである。これはまた限られたメモリーと変
調器の精度を考慮するときダイナミツク・レンジ
の問題も生ずる。従つて好適な実施例においては
所望の無線周波広帯域励起の位相は疑似ランダ
ム・シーケンスに従つて選択される。これは0か
ら2πまでの間で疑似ランダム的に選択された移
相値をテーブルIの余弦値と正弦値の各々に加え
ることによつてなされる。好適な実施例において
は、疑似ランダム数はスイツチ31を介してコン
ピユータ15に供給される適当な疑似ランダム数
シーケンス・プログラム29によつて得られる。
そのような適当な疑似ランダム数シーケンス・プ
ログラムは1965年に発行されたMathematics
ofAomputations、19巻、201ページと同じ雑誌の
16巻(1962年)、368ページに記載されている。プ
ログラム29はテーブルIと同様の所望の周波数
領域スペクトルテーブルを取り、かつ前掲のテー
ブルIの隣りのテーブルに示されている変更さ
れたテーブルを生ずるため疑似ランダム位相付加
を行なう。これは所定のフーリエ周波数成分の
cos fK成分の値とsin fK成分の値を取り、そし
てAK・exp(ifK)・exp(iφK)のようにベクト
ルの掛け算を行なうことによつてなされる。上式
でφKは位相角度の疑似ランダム移相値である。
その結果生じた余弦項と正弦項はテーブルに入
れられる。テーブルに入れられた一連の値は次
にテーブルにフーリエ変換され、そして側波帯
無線周波励起を発生するのに用される変調出力関
数f(t)を発生するためにすでに説明したよう
に読み出される。第2図のcの波形は非コヒーラ
ントな側波帯無線周波励起を生ずるための典型的
変調出力を示すものである。 第2図は位相変調された無線周波励起を利用す
る第1図のスペクトロメータ11の機能的なブロ
ツク図である。時間平均されフーリエ変換された
スペクトルデータはG(ν)でテーブルと同様
のテーブルにコンピユータ15によつて入れられ
る。このデータの位相はテーブルのデータに先
に付加された位相角度の疑似ランダム・シーケン
スを差し引くことによつて復調される。この結果
は純粋な吸収モードと分散モードの共鳴スペクト
ルデータを得るため先に述べたように読み出され
るテーブルIと同様の時間平均された共鳴スペク
トルデータのテーブルである。試料のパワースペ
クトルだけを得るときには位相を復調する必要性
なしに、フーリエ変換されたデータが読み出さ
れ、そして表示される。 第7A及び7B図は無線周波励起パルスのパル
ス幅変調を制御し、サンプリングし、試料のスピ
ン系の応答を蓄積するために、オペレータの選択
した周波数領域励起スペクトルを所望の時間領域
変調に変換するにあたつて、コンピユータによつ
て取られる諸段階を説明する本発明の一実施例の
流れ図である。ブロツク100内のデータ・テーブ
ルはテーブル1に関連してすでに説明したように
オペレータによつて決定され、便宜的な方法でメ
モリーに入れられる。2つの直交値aK、bKはa
pとaoを除くN=1周波数の各々について定義さ
れる。apとaoは零位相角度で定義される。従つ
てbp=0、bo=0である。 パワーの処理を考慮してオペレータが位相を選
択するためにブロツク102を定めたとすると、
各直交ベクトルaK,bKは疑似ランダム的に決定
された位相角φKだけ回転され、そしてa′K,b′K
として新しいテーブル107に蓄積される。位相
の選択によつてブロツク101が始動され、a1,
b1がブロツク100のテーブルから選択され、そ
して疑似ランダム数発生器104が始動させられ
る。次にブロツク105で疑似ランダム数pK
(0pK1)が選択され、この疑似ランダム数
はブロツク106で位相角に変換される。ブロツ
ク107でベクトルa1,b1が角度φ1だけ回転さ
せられ、その結果として生ずるa′1,b′1はメモリ
ー・ブロツク108に蓄積される。次に現在の指
数Kがブロツク109で問われ、もしN−1以下
に等しいということが示されれば、ブロツク11
0でK=K+1と増加することによつて次の値a
K,bKがテーブル100から取られ、各K+1,
2,…N―1についてのサイクルが繰返される。
ブロツク109がK=N―1のときブロツク11
1でap′=apとaN′=aNという蓄積が行われ、
そしてブロツク112でaK′,bK′によつて表示
される関数のフーリエ逆変換が行われて蓄積され
る。 この点で無線周波励起を適当に変調するための
データが得られる。ブロツク114でサイクルC
の数が決定され、ブロツク113で変調プロセス
が開始される。この変調プロセスにおいてはブロ
ツク115で値GpがテーブルGoから選択され、
ブロツク116でGpの幅に応答するtpについて
無線周波パルスが発生され、ブロツク117でそ
の応答がサンプリングされ、ブロツク118で受
信されたデータが記憶される。ブロツク113で
nが零に設定されるときブロツク118のデー
タ・テーブルDoは全て零に設定される。もしブ
ロツク119に2N―1以下のパルスが加えられ
たときnはブロツク120で増加させられ、次の
値Goがテーブルから取られることにより次のパ
ルスの変調が制御されると共にn=2N−1まで
ブロツク116,117,118及び119の段
階が繰返される。nの値が2N−1に到達する
と、現在のサイクルの数の照合数はブロツク11
4での操作によつてあらかじめ選択された量に等
しい。もしブロツク122でC≠Oのときはブロ
ク123でnがリセツトされてブロツク116,
117,118及び119のプロセスが繰返され
る。ブロツク122でC≠Oのときはブロツク1
24でパルスが停止される。 第8図を参照するに、ブロツク118のデータ
Doはブロツク125でフーリエ変換され、ブロ
ツク126でN+1個の異なつた周波数の直交値
e′K′,f′K′が算出され蓄積される。もしブロツク
128で励起が変調されないと、ブロツク107
内の周波数に対応する同じ疑似ランダム角度φK
だけブロツク133で各ベクトルeK′,fK′を逆
向きに回転させることによつて復調プロセスが開
始される。復調されたベクトルeK,fKは蓄積さ
れ(ブロツク134)、全部のベクトルが逆回転
させられると(ブロツク135)、ep項とeN項
は蓄積され(ブロツク137)、そして復調され
たスペクトルが表示される(ブロツク139)。 これまで述べたように、無線周波搬送波信号f
pは第3a図に特徴が示されている一連のパルス
149でパルス幅変調される。各パルスは試料の
核磁気共鳴を励起するために60ないし100MHzの
無線周波搬送波エネルギーのバーストより成り、
各パルスは65n秒と65μ秒の間で変わる幅を有す
る。パルス幅は例えば65n秒の長さの増加分だけ
増大させられる。そのような例においては試料は
比較的広帯域の無線周波励起され、この励起は所
望の帯域について均一な振幅を有する。 しかし、この従来のパルス幅変調法には1つの
問題が伴なう。それは、プローブ12の同調送信
コイルに供給される無線周波エネルギーが第3e
図の波形に示されている有限の立上り時間を有
し、そのような立上り、立下り時間は大体1μ秒
の程度である。65n秒のような比較的短いパルス
幅で動作しているとき、立上り、立下り時間はパ
ルス幅に比較して大きい。このような場合、試料
の共鳴を励起するため試料に実際に加えられるパ
ルスはコンピユータから得られるパルス幅変調信
号によつて決定されるものとは異なる。従つて励
起される共鳴に非直線性が導びかれ、第5図のス
ペクトルに示されているように共鳴線の各々に関
連した望ましくない側波帯が生ずる。 上記欠点を解消するために、本発明におけるパ
ルスが形成される。すなわち、本発明におけるパ
ルスは、試料の共鳴を励起するために加えられる
無線周波エネルギーのパルスの有限の立上り、立
下り時間を補償すべく基本パルス149に補償用
のパルス成分を加えて形成される。更に詳細に述
べると、一対の補償用パルス成分は第3b図の波
形によつて示されているように第3a図の基本パ
ルス波形に加えられる。第3b図の2つのパルス
成分は第一のパルス成分148が第3c図に示さ
れているように第3a図の所望の励起信号149
と同じ位相を有するため、第一のパルス成分は第
一の補償用パルス148の量だけ延長される。第
二の補償用パルス151内の無線周波エネルギー
の位相は第一の補償用パルス148とは逆相であ
る。従つて、それらの合成パルスは第一の無線周
波位相の基本パルス成分150を有し、その後に
逆の無線周波位相の第二のパルス成分151が続
く。このように、基本パルス149に加えられる
第一のパルス成分148の共鳴励起効果は第二の
パルス部分151の共鳴励起効果によつて正確に
補償または相殺される。更に、基本パルス150
の立上り、立下り時間には基本パルス成分が相殺
されるように第二のパルス151内の逆相の同じ
立上り、立下り時間が付随する。このような場
合、第3e図の合成パルス152の組合わされた
共鳴励起効果は第3a図の波形の所望の励起パル
ス149と正確に同じであるため有限の立上り時
間と立下り時間は精密に制御される。つまり、そ
れによつて生ずる望ましくない共鳴励起効果は相
殺される。第3e図の波形に示されている典型的
な合成パルス152は無線周波位相シフト成分
(第3d図)を有し、それは位相反転増幅器16
に加えられる。第3d図の波形の153に指示さ
れている位相シフトは合成パルス152の基本成
分150の立下り時間の後に生ずるようにされて
いる。 典型例において、第3b図の波形の加えられる
補償用パルス成分148と151の各々はほぼ2
μ秒の範囲内のパルス幅を有し、補償用パルスの
間の時間は0−2μ秒の範囲内にある。 また、第3b図の波形の補償用パルス148と
151は共鳴励起成分149の後縁にあらわれる
よりも、所望の共鳴励起パルス149の前にあら
われる方がよい。重要なことは、送信コイル内の
2つの補償用パルスの間の位相差を180゜にする
ことである。同調コイルの励起時の180゜位相シ
フトは必然的に振幅を減少させ、それによつて同
調コイル内の無線周波励起の振幅が増加する。 第3e図の補償用合成パルス152を用い、ス
ペクトルを発生するために使用される同一の試料
から得られる典型的な共鳴スペクトルは第6図に
示されている。スペクトルの個々の共鳴線に関連
する望ましくない側波帯は図示のように除去さ
れ、それによつて第5図のスペクルと対照的に、
結果として生じた共鳴スペクトルは大いに簡単化
された。 第3e図の合成パルスを得るため第3b図の補
償用パルスを第3a図の所望の励起に加えるには
少なくとも2つの方法がある。第一の方法におい
て、第3b図の波形の時間領域関数は単にテーブ
ルのパルス幅時間領域成分の各々に加えられ、
次にそれは変調器13に加えられる時間領域内の
パルス幅変調信号f(t)を生ずるためテーブル
から読み出される。また関連する位相シフト成分
153があり、これは位相反転増幅器16に供給
される。 テーブルのデータのテーブル内で第3b図の
補償用パルスを入れる代わりに、第3b図の固定
の補償されたパルスをパルス149の各々に加え
るためにデータをテーブルから直接読み出し、
そしてスイツチ156,157を介して補正用パ
ルス形成器158に切替えることができる。詳説
すると、第4及び9図に示されているように、補
正用パルス形成器158はコンピユータ15の出
力から基本励起パルス149を受信すると共にコ
ンピユータ15から位相出力信号を受信すること
によつて第3e図の合成パルス152を発生す
る。コンピユータの発生した出力信号149は第
4a図に示されており、これはスイツチ156を
介してパルス形成器158に加えられる。パルス
形成器158は第4b図に示されている第一のパ
ルス信号148を発生するため入力信号149の
後縁に応答する第一の単安定マルチバイブレータ
171を含む。パルス148は第3b図の補償用
パルス148と151の各々の幅と対応する固定
のあらかじめ定められたパルス幅δt1を有する。
第二の単安定マルチバイブレータ172は第4c
図に示されているパルス幅δt2を有する第二のパ
ルス161を発生するため第一の単安定マルチバ
イブレータ171の出力パルス148に応答す
る。パルス161のパルス幅δt2は便宜的に第3
b図の2つの補償用パルス148と151の各々
のパルス幅δt1の半分である。 パルス161の後縁から第4d図に示されてい
る維持時間δt3の第二の短かいパルス162を発
生するためパルス161が第三の単安定マルチバ
イブレータ173に供給される。パルス162の
パルス幅δt3は便宜的にパルス161のパルス幅
δt2に等しい。パルス162の後縁から第3b及
び4e図に示されている第二の補償用パルス15
1を発生するため別の単安定マルチバイブレータ
174はパルス162に応答する。パルス151
を発生する単安定マルチバイブレータ174の出
力は第4f図に示されているように5番目のパル
ス164を発生するため別の単安定マルチバイブ
レータ175に供給される。パルス164のパル
ス幅δt5はパルス161と162のパルス幅に等
しいのが望ましい。そのようなパルスは同調送信
コイルを励起するために使用する無線周波パルス
の立上り、立下り時間より長い幅を有するのが望
ましい。パルス149,148,151の出力は
合成パルス152を得るため加算器176で加え
られる。パルス162,151,164は加算器
177で加えられ、その出力は位相制御信号15
3の位相を反転するため位相反転増幅器178に
供給されて第3d図の波形が得られる。 以上のように、基本パルス149をもとに補償
用パルス成分148及び151を加えて、本発明
の目的であるパルス波形(第3c図)を形成する
が、このような形成操作は、コンピユータの指示
に従つてなされる。 ここでは使用されているように、無線周波スペ
クトロメータは核磁気共鳴スペクトロメータ、電
子スピンスペクトロメータ、四重極共鳴スペクト
ロメータ、マイクロ波吸収スペクトロメータ、無
線周波マス・スペクトロメータ、及び無線周波励
起を利用する他の種々のスペクトロメータを含む
と定義されるものである。
(t)の値は時刻欄に指示された時間間隔でテー
ブルから読み出される。この変調出力関数は変
調器13内で搬送波信号を変調するために使用さ
れるときすでにテーブルIにプログラム化された
所望の側波帯パワー密度スペクトルを生ずる。第
2図のaのパワー密度スペクトルを生ずるための
典型的な変調出力関数f(t)は第2図のcの波
形によつて示されているように基本的には比較的
長い時間間隔で短かい維持時間の無線周波パルス
のパルス列である。 好適な動作モードにおいて、変調器13は1/
500μ秒の繰返し率(500μ秒のパルス間隔)及び
パルス間隔のほぼ10分の1以下のパルス幅、つま
り約50μ秒以下、を有するパルス列で搬送波信号
を幅変調する。パルス幅はテーブルの変調出力
G(t)に従つて変調される。 テーブルからのG(t)の値は正、負のいず
れの符号をも取り得るので、テープブルから読
み出された変調成分G(t)の符号に従つて(プ
ローブ12に供給される変調された搬送波エネル
ギーの位相を)反転して符号を変えるため変調器
13の出力にはゲート付位相反転増幅器16が設
けられている。 送信器17からスペクトロメータ11の受信部
18への無線周波エネルギーの結合はプローブ1
2と無線周波増幅器21の間にゲート19を設け
ることにより、試料の所望の共鳴を通しての結合
を除いて避けられる。増幅器21はプローブ12
内の通常の受信コイルによて受信された無線周波
共鳴信号を増幅するために使用される。ゲート1
9は時分割を行なう送信パルスのタイミングにコ
ンピユータ15によつて同期化される。 無線周波増幅器21の出力は、移相器23を介
して無線周波発振器14から得られる基準位相信
号に対する位相検出のため無線周波位相検出器2
2の一入力に供給される。位相検出器22の出力
は被分析試料から生ずる同時に励起された共鳴ス
ペクトル線信号より成る可聴周波複合共鳴信号で
ある。この複合可聴周波共鳴信号は可聴周波増幅
器24で増幅され、次にA−D変換器25に供給
される。A―D変換器25は受信部がゲート・イ
ンにされている期間の終了近くに各送信パルスに
ついて一度複合共鳴信号をサンプリングする。図
示していない他の実施例においては、変調器13
は無線周波励起の位相を変調するため変調出力G
(t)に応答してもよい。 A―D変換器25の出力のデジタル化されたサ
ンプルは複合共鳴信号を時間平均化するためコン
ピユータ15のメモリーの多チヤネル蓄積加算部
26の連続的なチヤンネルに蓄積される。サンプ
リング順序は広帯域無線周波励起|F(ν)|を
発生するために使用されると同様にコンピユータ
15の変調出力の読み出し時刻tp―toに同期さ
れる。サンプリング順序は変調出力順序f(t)
の各繰返しと共に繰返される。 次に時間平均された共鳴データは多チヤネル蓄
積加算部26から読み出され、そして時間領域f
(t)内のデータを周波数領域f(ν)に変換し
て被分析試料の共鳴スペクトルを得るため通常の
フーリエ変換プログラム27によつてプログラム
化されたコンピユータ15によつてフーリエ変換
させる。試料の時間平均化された共鳴スペクトル
はオペレータへの表示のため及び(または)記録
のため表示装置に供給される。共鳴スペクトルデ
ータの純粋な吸収モード、純粋な分散モードまた
は吸収モードと分散モードの組合せは装置による
影響を補正した後、フーリエ変換されたデータの
余弦項、フーリエ変換されたデータの正弦項を読
み出すことによつて、または余弦と正弦のデータ
の組合せを読み出すことによつて得ることができ
る。フーリエ変換されたデータはテーブルIと同
様にコンピユータによつてテーブルに入れられ
る。 搬送波エネルギーの狭いパルスのパルス列によ
つて発生した第2図aの波形によつて例示される
ようなコヒーレント位相の広帯域無線周波励起の
使用の一欠点は、無線周波励起が比較的低い平均
スペクトルパワー密度より成るけれども比較的強
度の大きな無線周波パルスが必要とされる、とい
うことである。これはまた限られたメモリーと変
調器の精度を考慮するときダイナミツク・レンジ
の問題も生ずる。従つて好適な実施例においては
所望の無線周波広帯域励起の位相は疑似ランダ
ム・シーケンスに従つて選択される。これは0か
ら2πまでの間で疑似ランダム的に選択された移
相値をテーブルIの余弦値と正弦値の各々に加え
ることによつてなされる。好適な実施例において
は、疑似ランダム数はスイツチ31を介してコン
ピユータ15に供給される適当な疑似ランダム数
シーケンス・プログラム29によつて得られる。
そのような適当な疑似ランダム数シーケンス・プ
ログラムは1965年に発行されたMathematics
ofAomputations、19巻、201ページと同じ雑誌の
16巻(1962年)、368ページに記載されている。プ
ログラム29はテーブルIと同様の所望の周波数
領域スペクトルテーブルを取り、かつ前掲のテー
ブルIの隣りのテーブルに示されている変更さ
れたテーブルを生ずるため疑似ランダム位相付加
を行なう。これは所定のフーリエ周波数成分の
cos fK成分の値とsin fK成分の値を取り、そし
てAK・exp(ifK)・exp(iφK)のようにベクト
ルの掛け算を行なうことによつてなされる。上式
でφKは位相角度の疑似ランダム移相値である。
その結果生じた余弦項と正弦項はテーブルに入
れられる。テーブルに入れられた一連の値は次
にテーブルにフーリエ変換され、そして側波帯
無線周波励起を発生するのに用される変調出力関
数f(t)を発生するためにすでに説明したよう
に読み出される。第2図のcの波形は非コヒーラ
ントな側波帯無線周波励起を生ずるための典型的
変調出力を示すものである。 第2図は位相変調された無線周波励起を利用す
る第1図のスペクトロメータ11の機能的なブロ
ツク図である。時間平均されフーリエ変換された
スペクトルデータはG(ν)でテーブルと同様
のテーブルにコンピユータ15によつて入れられ
る。このデータの位相はテーブルのデータに先
に付加された位相角度の疑似ランダム・シーケン
スを差し引くことによつて復調される。この結果
は純粋な吸収モードと分散モードの共鳴スペクト
ルデータを得るため先に述べたように読み出され
るテーブルIと同様の時間平均された共鳴スペク
トルデータのテーブルである。試料のパワースペ
クトルだけを得るときには位相を復調する必要性
なしに、フーリエ変換されたデータが読み出さ
れ、そして表示される。 第7A及び7B図は無線周波励起パルスのパル
ス幅変調を制御し、サンプリングし、試料のスピ
ン系の応答を蓄積するために、オペレータの選択
した周波数領域励起スペクトルを所望の時間領域
変調に変換するにあたつて、コンピユータによつ
て取られる諸段階を説明する本発明の一実施例の
流れ図である。ブロツク100内のデータ・テーブ
ルはテーブル1に関連してすでに説明したように
オペレータによつて決定され、便宜的な方法でメ
モリーに入れられる。2つの直交値aK、bKはa
pとaoを除くN=1周波数の各々について定義さ
れる。apとaoは零位相角度で定義される。従つ
てbp=0、bo=0である。 パワーの処理を考慮してオペレータが位相を選
択するためにブロツク102を定めたとすると、
各直交ベクトルaK,bKは疑似ランダム的に決定
された位相角φKだけ回転され、そしてa′K,b′K
として新しいテーブル107に蓄積される。位相
の選択によつてブロツク101が始動され、a1,
b1がブロツク100のテーブルから選択され、そ
して疑似ランダム数発生器104が始動させられ
る。次にブロツク105で疑似ランダム数pK
(0pK1)が選択され、この疑似ランダム数
はブロツク106で位相角に変換される。ブロツ
ク107でベクトルa1,b1が角度φ1だけ回転さ
せられ、その結果として生ずるa′1,b′1はメモリ
ー・ブロツク108に蓄積される。次に現在の指
数Kがブロツク109で問われ、もしN−1以下
に等しいということが示されれば、ブロツク11
0でK=K+1と増加することによつて次の値a
K,bKがテーブル100から取られ、各K+1,
2,…N―1についてのサイクルが繰返される。
ブロツク109がK=N―1のときブロツク11
1でap′=apとaN′=aNという蓄積が行われ、
そしてブロツク112でaK′,bK′によつて表示
される関数のフーリエ逆変換が行われて蓄積され
る。 この点で無線周波励起を適当に変調するための
データが得られる。ブロツク114でサイクルC
の数が決定され、ブロツク113で変調プロセス
が開始される。この変調プロセスにおいてはブロ
ツク115で値GpがテーブルGoから選択され、
ブロツク116でGpの幅に応答するtpについて
無線周波パルスが発生され、ブロツク117でそ
の応答がサンプリングされ、ブロツク118で受
信されたデータが記憶される。ブロツク113で
nが零に設定されるときブロツク118のデー
タ・テーブルDoは全て零に設定される。もしブ
ロツク119に2N―1以下のパルスが加えられ
たときnはブロツク120で増加させられ、次の
値Goがテーブルから取られることにより次のパ
ルスの変調が制御されると共にn=2N−1まで
ブロツク116,117,118及び119の段
階が繰返される。nの値が2N−1に到達する
と、現在のサイクルの数の照合数はブロツク11
4での操作によつてあらかじめ選択された量に等
しい。もしブロツク122でC≠Oのときはブロ
ク123でnがリセツトされてブロツク116,
117,118及び119のプロセスが繰返され
る。ブロツク122でC≠Oのときはブロツク1
24でパルスが停止される。 第8図を参照するに、ブロツク118のデータ
Doはブロツク125でフーリエ変換され、ブロ
ツク126でN+1個の異なつた周波数の直交値
e′K′,f′K′が算出され蓄積される。もしブロツク
128で励起が変調されないと、ブロツク107
内の周波数に対応する同じ疑似ランダム角度φK
だけブロツク133で各ベクトルeK′,fK′を逆
向きに回転させることによつて復調プロセスが開
始される。復調されたベクトルeK,fKは蓄積さ
れ(ブロツク134)、全部のベクトルが逆回転
させられると(ブロツク135)、ep項とeN項
は蓄積され(ブロツク137)、そして復調され
たスペクトルが表示される(ブロツク139)。 これまで述べたように、無線周波搬送波信号f
pは第3a図に特徴が示されている一連のパルス
149でパルス幅変調される。各パルスは試料の
核磁気共鳴を励起するために60ないし100MHzの
無線周波搬送波エネルギーのバーストより成り、
各パルスは65n秒と65μ秒の間で変わる幅を有す
る。パルス幅は例えば65n秒の長さの増加分だけ
増大させられる。そのような例においては試料は
比較的広帯域の無線周波励起され、この励起は所
望の帯域について均一な振幅を有する。 しかし、この従来のパルス幅変調法には1つの
問題が伴なう。それは、プローブ12の同調送信
コイルに供給される無線周波エネルギーが第3e
図の波形に示されている有限の立上り時間を有
し、そのような立上り、立下り時間は大体1μ秒
の程度である。65n秒のような比較的短いパルス
幅で動作しているとき、立上り、立下り時間はパ
ルス幅に比較して大きい。このような場合、試料
の共鳴を励起するため試料に実際に加えられるパ
ルスはコンピユータから得られるパルス幅変調信
号によつて決定されるものとは異なる。従つて励
起される共鳴に非直線性が導びかれ、第5図のス
ペクトルに示されているように共鳴線の各々に関
連した望ましくない側波帯が生ずる。 上記欠点を解消するために、本発明におけるパ
ルスが形成される。すなわち、本発明におけるパ
ルスは、試料の共鳴を励起するために加えられる
無線周波エネルギーのパルスの有限の立上り、立
下り時間を補償すべく基本パルス149に補償用
のパルス成分を加えて形成される。更に詳細に述
べると、一対の補償用パルス成分は第3b図の波
形によつて示されているように第3a図の基本パ
ルス波形に加えられる。第3b図の2つのパルス
成分は第一のパルス成分148が第3c図に示さ
れているように第3a図の所望の励起信号149
と同じ位相を有するため、第一のパルス成分は第
一の補償用パルス148の量だけ延長される。第
二の補償用パルス151内の無線周波エネルギー
の位相は第一の補償用パルス148とは逆相であ
る。従つて、それらの合成パルスは第一の無線周
波位相の基本パルス成分150を有し、その後に
逆の無線周波位相の第二のパルス成分151が続
く。このように、基本パルス149に加えられる
第一のパルス成分148の共鳴励起効果は第二の
パルス部分151の共鳴励起効果によつて正確に
補償または相殺される。更に、基本パルス150
の立上り、立下り時間には基本パルス成分が相殺
されるように第二のパルス151内の逆相の同じ
立上り、立下り時間が付随する。このような場
合、第3e図の合成パルス152の組合わされた
共鳴励起効果は第3a図の波形の所望の励起パル
ス149と正確に同じであるため有限の立上り時
間と立下り時間は精密に制御される。つまり、そ
れによつて生ずる望ましくない共鳴励起効果は相
殺される。第3e図の波形に示されている典型的
な合成パルス152は無線周波位相シフト成分
(第3d図)を有し、それは位相反転増幅器16
に加えられる。第3d図の波形の153に指示さ
れている位相シフトは合成パルス152の基本成
分150の立下り時間の後に生ずるようにされて
いる。 典型例において、第3b図の波形の加えられる
補償用パルス成分148と151の各々はほぼ2
μ秒の範囲内のパルス幅を有し、補償用パルスの
間の時間は0−2μ秒の範囲内にある。 また、第3b図の波形の補償用パルス148と
151は共鳴励起成分149の後縁にあらわれる
よりも、所望の共鳴励起パルス149の前にあら
われる方がよい。重要なことは、送信コイル内の
2つの補償用パルスの間の位相差を180゜にする
ことである。同調コイルの励起時の180゜位相シ
フトは必然的に振幅を減少させ、それによつて同
調コイル内の無線周波励起の振幅が増加する。 第3e図の補償用合成パルス152を用い、ス
ペクトルを発生するために使用される同一の試料
から得られる典型的な共鳴スペクトルは第6図に
示されている。スペクトルの個々の共鳴線に関連
する望ましくない側波帯は図示のように除去さ
れ、それによつて第5図のスペクルと対照的に、
結果として生じた共鳴スペクトルは大いに簡単化
された。 第3e図の合成パルスを得るため第3b図の補
償用パルスを第3a図の所望の励起に加えるには
少なくとも2つの方法がある。第一の方法におい
て、第3b図の波形の時間領域関数は単にテーブ
ルのパルス幅時間領域成分の各々に加えられ、
次にそれは変調器13に加えられる時間領域内の
パルス幅変調信号f(t)を生ずるためテーブル
から読み出される。また関連する位相シフト成分
153があり、これは位相反転増幅器16に供給
される。 テーブルのデータのテーブル内で第3b図の
補償用パルスを入れる代わりに、第3b図の固定
の補償されたパルスをパルス149の各々に加え
るためにデータをテーブルから直接読み出し、
そしてスイツチ156,157を介して補正用パ
ルス形成器158に切替えることができる。詳説
すると、第4及び9図に示されているように、補
正用パルス形成器158はコンピユータ15の出
力から基本励起パルス149を受信すると共にコ
ンピユータ15から位相出力信号を受信すること
によつて第3e図の合成パルス152を発生す
る。コンピユータの発生した出力信号149は第
4a図に示されており、これはスイツチ156を
介してパルス形成器158に加えられる。パルス
形成器158は第4b図に示されている第一のパ
ルス信号148を発生するため入力信号149の
後縁に応答する第一の単安定マルチバイブレータ
171を含む。パルス148は第3b図の補償用
パルス148と151の各々の幅と対応する固定
のあらかじめ定められたパルス幅δt1を有する。
第二の単安定マルチバイブレータ172は第4c
図に示されているパルス幅δt2を有する第二のパ
ルス161を発生するため第一の単安定マルチバ
イブレータ171の出力パルス148に応答す
る。パルス161のパルス幅δt2は便宜的に第3
b図の2つの補償用パルス148と151の各々
のパルス幅δt1の半分である。 パルス161の後縁から第4d図に示されてい
る維持時間δt3の第二の短かいパルス162を発
生するためパルス161が第三の単安定マルチバ
イブレータ173に供給される。パルス162の
パルス幅δt3は便宜的にパルス161のパルス幅
δt2に等しい。パルス162の後縁から第3b及
び4e図に示されている第二の補償用パルス15
1を発生するため別の単安定マルチバイブレータ
174はパルス162に応答する。パルス151
を発生する単安定マルチバイブレータ174の出
力は第4f図に示されているように5番目のパル
ス164を発生するため別の単安定マルチバイブ
レータ175に供給される。パルス164のパル
ス幅δt5はパルス161と162のパルス幅に等
しいのが望ましい。そのようなパルスは同調送信
コイルを励起するために使用する無線周波パルス
の立上り、立下り時間より長い幅を有するのが望
ましい。パルス149,148,151の出力は
合成パルス152を得るため加算器176で加え
られる。パルス162,151,164は加算器
177で加えられ、その出力は位相制御信号15
3の位相を反転するため位相反転増幅器178に
供給されて第3d図の波形が得られる。 以上のように、基本パルス149をもとに補償
用パルス成分148及び151を加えて、本発明
の目的であるパルス波形(第3c図)を形成する
が、このような形成操作は、コンピユータの指示
に従つてなされる。 ここでは使用されているように、無線周波スペ
クトロメータは核磁気共鳴スペクトロメータ、電
子スピンスペクトロメータ、四重極共鳴スペクト
ロメータ、マイクロ波吸収スペクトロメータ、無
線周波マス・スペクトロメータ、及び無線周波励
起を利用する他の種々のスペクトロメータを含む
と定義されるものである。
第1図は本発明の特徴を有する磁気回転共鳴ス
ペクトロメータの概略ブロツク図、第2図は第1
図のスペクトロメータの種々の部分にある関連し
た波形を示すスペクトロメータの機能ブロツク
図、第3図は第1図のスペクトロメータの幾つか
の波形を示すと共に合成パルス幅変調された無線
周波励起の発生を示す図、第4図は第1図の装置
の線4−4によつて描かれた補正パルス形成部分
に関連する種々の波形図、第5図は種々の共鳴線
に関連する従来の望ましくない側波帯共鳴を示し
ている被分析試料から得られた無線周波スペクト
ル図、第6図は本発明の特徴を利用して得られた
第5図と同様の図、第7a及び7b図は本発明の
合成段階と励起段階の流れ図、第8図はスピン系
分析段階の流れ図、第9図は第1図の装置の線9
−9によつて描かれた部分のブロツクダイヤグラ
ム形式による回路図である。 11…フーリエ変換磁気回転共鳴スペクトロメ
ータ、12…プローブ、13…変調器、14…無
線周波発振器、15…コンピユータ、16…位相
反転増幅器、17…送信器、18…受信部、19
…ゲート、21…無線周波増幅器、22…無線周
波位相検出器、23…移相器、24…可聴周波増
幅器、25…A−D変調器、26…多チヤネル蓄
積加算部、27…フーリエ変換プログラム、29
…疑似ランダム数シーケンス・プログラム、14
9…基本パルス、148…第一のパルス成分、1
50…基本パルス成分、151…第二の補償用パ
ルス、152…合成パルス、158…補償用パル
ス形成器、171,172,173,174,1
75…単安定マルチバイブレータ、176,17
7…加算器、178…位相反転増幅器。
ペクトロメータの概略ブロツク図、第2図は第1
図のスペクトロメータの種々の部分にある関連し
た波形を示すスペクトロメータの機能ブロツク
図、第3図は第1図のスペクトロメータの幾つか
の波形を示すと共に合成パルス幅変調された無線
周波励起の発生を示す図、第4図は第1図の装置
の線4−4によつて描かれた補正パルス形成部分
に関連する種々の波形図、第5図は種々の共鳴線
に関連する従来の望ましくない側波帯共鳴を示し
ている被分析試料から得られた無線周波スペクト
ル図、第6図は本発明の特徴を利用して得られた
第5図と同様の図、第7a及び7b図は本発明の
合成段階と励起段階の流れ図、第8図はスピン系
分析段階の流れ図、第9図は第1図の装置の線9
−9によつて描かれた部分のブロツクダイヤグラ
ム形式による回路図である。 11…フーリエ変換磁気回転共鳴スペクトロメ
ータ、12…プローブ、13…変調器、14…無
線周波発振器、15…コンピユータ、16…位相
反転増幅器、17…送信器、18…受信部、19
…ゲート、21…無線周波増幅器、22…無線周
波位相検出器、23…移相器、24…可聴周波増
幅器、25…A−D変調器、26…多チヤネル蓄
積加算部、27…フーリエ変換プログラム、29
…疑似ランダム数シーケンス・プログラム、14
9…基本パルス、148…第一のパルス成分、1
50…基本パルス成分、151…第二の補償用パ
ルス、152…合成パルス、158…補償用パル
ス形成器、171,172,173,174,1
75…単安定マルチバイブレータ、176,17
7…加算器、178…位相反転増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無線周波スペクトロメータにより、被分析試
料の共鳴を励起し、検出する方法において、 a 前記試料の原子核が応答する、実質的に零の
立上り時間及び立下り時間を有するように形成
された合成パルスから成る無線周波エネルギー
の励起パルス列を発生する工程であつて、 前記合成パルスの各々が、第一の位相の無線
周波エネルギーの一次パルス成分、及び前記第
一の位相とは逆の第二の位相の無線周波エネル
ギーの二次パルス成分を有し、 前記二次パルス成分のパルス幅が前記一次パ
ルス成分のものよりも短く、更に、 前記二次及び一次パルス成分が実質的に同一
の立上り時間及び立下り時間特性を有する、 ところの発生工程と、 b 前記試料の共鳴を励起するために、前記発生
したパルス列を前記試料に印加する工程と、 から成り、 それにより、前記試料の励起された原子核が前
記合成パルスの第一及び第二位相の結合した影響
を受けて、前記合成パルスの後に続く検出可能な
原子核自由才差運動が零の立上り及び立下り時間
を有する理論的励起に対する試料の原子核自由才
差運動の応答に対応したものとなることを特徴と
する方法。 2 特許請求の範囲第1項に記載された方法であ
つて、 前記二次パルス成分のパルス幅を一定に保ちな
がら、複数の前記一次パルス成分の各々の幅を変
える工程を含むところの方法。 3 特許請求の範囲第1項に記載された方法であ
つて、 無線周波エネルギーの前記パルス列を発生する
前記発生工程が、無線周波搬送波エネルギーを発
生し、かつ前記搬送波を前記無線周波エネルギー
のパルス列を発生するためのパルス幅位相変調信
号でパルス幅位相変調する工程を含むところの方
法。 4 特許請求の範囲第3項記載された方法であつ
て、 前記変調信号をデータのテーブルから合成する
工程を含むところの方法。 5 被分析試料の共鳴を励起し、検出する無線周
波スペクトロメータにおいて、 a 前記試料の原子核が応答する、実質的に零の
立上り時間及び立下り時間を有するように形成
された合成パルスから成る無線周波エネルギー
の励起パルス列を発生する手段であつて、 前記合成パルスの各々が、第一の位相の無線
周波エネルギーの一次パルス成分、及び前記第
一の位相とは逆の第二の位相の無線周波エネル
ギーのパルス幅のより短い二次パルス成分を含
む、 ところの発生手段と、 b 前記試料の共鳴を励起するために前記発生し
たパルス列を前記試料に印加する手段と、 c 前記試料の励起後、完全な合成パルスによる
励起に続く離散した時間間隔でサンプル化する
手段と、 から成るところのスペクトロメータ。 6 特許請求の範囲第5項に記載されたスペクト
ロメータであつて、 前記第二パルス成分のパルス幅を一定に保ちな
がら複数の前記一次パルス成分の各々の幅を変え
る手段を含むところのスペクトロメータ。 7 特許請求の範囲第5項に記載されたスペクト
ロメータであつて、 無線周波エネルギーのパルス列を発生する前記
手段が、無線周波数搬送波エネルギーを発生する
手段、及び前記無線周波エネルギーのパルス列を
発生するためのパルス幅位相変調信号で前記搬送
エネルギーをパルス幅位相変調する手段を含むと
ころのスペクトロメータ。 8 特許請求の範囲第7項に記載されたスペクト
ロメータであつて、 前記変調信号をデータのテーブルから合成する
手段を含むところのスペクトロメータ。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/698,245 US4065714A (en) | 1976-06-21 | 1976-06-21 | Pulsed RF excited spectrometer having improved pulse width control |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5316688A JPS5316688A (en) | 1978-02-15 |
| JPS6124648B2 true JPS6124648B2 (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=24804479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7117077A Granted JPS5316688A (en) | 1976-06-21 | 1977-06-17 | Pulse radio frequency exciting spectrometer with improved pulseewidth control means |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4065714A (ja) |
| JP (1) | JPS5316688A (ja) |
| CA (1) | CA1080798A (ja) |
| DE (1) | DE2726270A1 (ja) |
| FR (1) | FR2423779A1 (ja) |
| GB (1) | GB1557450A (ja) |
| NL (1) | NL7706740A (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516229A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-04 | Hitachi Ltd | Fourier transformation type nuclear magnetic resonance device |
| JPS55154449A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-02 | Hitachi Ltd | Nuclear magnetic resonance apparatus |
| US4525673A (en) * | 1979-12-26 | 1985-06-25 | Varian Associates, Inc. | NMR spectrometer incorporating a re-entrant FIFO |
| US4375676A (en) * | 1979-12-26 | 1983-03-01 | Varian Associates, Inc. | Feedback FIFO for cyclic data acquisition and instrument control |
| US4613949A (en) * | 1984-02-17 | 1986-09-23 | General Electric Company | Composite pulses for time reversal in NMR imaging |
| US4611165A (en) * | 1984-03-30 | 1986-09-09 | Honeywell Inc. | Pulse RF frequency measurement apparatus |
| US4672319A (en) * | 1984-09-19 | 1987-06-09 | Stanford University | Multiple pulse excitation in NMR imaging |
| US4695798A (en) * | 1985-04-22 | 1987-09-22 | The Regents Of The University Of California | Method and apparatus for generating frequency selective pulses for NMR spectroscopy |
| GB2174813B (en) * | 1985-05-03 | 1989-04-26 | Nat Res Dev | Waveform generator for nuclear magnetic resonance apparatus |
| DE3614155C2 (de) * | 1985-05-03 | 1994-09-01 | British Tech Group | Funktionsgenerator für NMR-Geräte |
| US4760336A (en) * | 1987-02-27 | 1988-07-26 | Stanford University | Variable rate magnetic resonance selective excitation for reducing rf power and specific absorption rate |
| JPH01265950A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 | Toshiba Corp | スペクトロスコピックイメージング装置 |
| US5047636A (en) * | 1990-01-08 | 1991-09-10 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Linear prediction ion cyclotron resonance spectrometry apparatus and method |
| EP0457069B1 (de) * | 1990-05-10 | 1997-02-26 | Spectrospin Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Kompensation von unerwünschten Seitenbändern bei magnetischen Kernresonanzspektren |
| US5847565A (en) * | 1997-03-31 | 1998-12-08 | Council Of Scientific And Industrial Research | Logic device |
| DE19928039A1 (de) * | 1999-06-20 | 2001-01-25 | Intech Thueringen Gmbh | Vorrichtung zur Untersuchung von Flächenware aus polymeren Werkstoffen mit eingebetteten textilen Festigkeitsträgern |
| GB9915842D0 (en) * | 1999-07-06 | 1999-09-08 | Btg Int Ltd | Methods and apparatus for analysing a signal |
| JP3753668B2 (ja) * | 2002-03-12 | 2006-03-08 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | Rfパルスチューニング装置 |
| DE102006046714A1 (de) * | 2006-10-02 | 2008-04-03 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Vorrichtung für eine Textilmaschine zur Messung der längenspezifischen Masse und/oder der Feuchtigkeit eines strangförmigen, laufenden Fasergemenges sowie Textilmaschine |
| EP2177925A1 (en) * | 2008-10-16 | 2010-04-21 | RWTH Aachen | Magnetic resonance method using a phase-modulated pulse train with a constant small flip angle |
| US8693708B2 (en) * | 2010-08-24 | 2014-04-08 | Star Headlight & Lantern Co., Inc. | System for operating a device for producing an audible alarm |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3711764A (en) * | 1970-05-28 | 1973-01-16 | Varian Associates | Noise excited resonance apparatus |
| US3681680A (en) * | 1970-05-28 | 1972-08-01 | Varian Associates | Rf spectrometer employing modulation of a dc magnetic field to excite resonance |
| DE2126743C3 (de) * | 1971-05-28 | 1974-05-16 | Spectrospin Ag, Faellanden (Schweiz) | Verfahren zur Aufnahme von Spin- ' resonanzspektren |
| US3768003A (en) * | 1971-09-27 | 1973-10-23 | Varian Associates | Pulsed resonance spectrometer system employing improved radio frequency pulse turn-off method and apparatus |
| DE2237891C2 (de) * | 1972-08-02 | 1974-11-21 | Spectrospin Ag, Zuerich-Faellanden (Schweiz) | Verfahren zur Aufnahme von Spin resonanzspektren und Vorrichtung zu des sen Durchführung |
| DE2414551C2 (de) * | 1973-04-12 | 1982-12-09 | Varian Associates, Inc., 94303 Palo Alto, Calif. | Spektrometer |
-
1976
- 1976-06-21 US US05/698,245 patent/US4065714A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-06-01 GB GB23309/77A patent/GB1557450A/en not_active Expired
- 1977-06-10 DE DE19772726270 patent/DE2726270A1/de active Granted
- 1977-06-17 NL NL7706740A patent/NL7706740A/xx not_active Application Discontinuation
- 1977-06-17 CA CA280,791A patent/CA1080798A/en not_active Expired
- 1977-06-17 JP JP7117077A patent/JPS5316688A/ja active Granted
- 1977-06-17 FR FR7718676A patent/FR2423779A1/fr not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2423779A1 (fr) | 1979-11-16 |
| DE2726270A1 (de) | 1977-12-29 |
| JPS5316688A (en) | 1978-02-15 |
| CA1080798A (en) | 1980-07-01 |
| DE2726270C2 (ja) | 1993-02-18 |
| GB1557450A (en) | 1979-12-12 |
| NL7706740A (nl) | 1977-12-23 |
| US4065714A (en) | 1977-12-27 |
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