JPS6125038B2 - - Google Patents

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JPS6125038B2
JPS6125038B2 JP51071644A JP7164476A JPS6125038B2 JP S6125038 B2 JPS6125038 B2 JP S6125038B2 JP 51071644 A JP51071644 A JP 51071644A JP 7164476 A JP7164476 A JP 7164476A JP S6125038 B2 JPS6125038 B2 JP S6125038B2
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glucose
fructose
germanate
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aldose
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JP51071644A
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Aran Baakaa Shidonii
Jon Samaazu Piitaa
Rosu Utsudoberii Robin
Harii Sutafuoodo Jofurii
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS525706A publication Critical patent/JPS525706A/ja
Publication of JPS6125038B2 publication Critical patent/JPS6125038B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H11/00Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
    • C07H11/04Phosphates; Phosphites; Polyphosphates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H3/00Compounds containing only hydrogen atoms and saccharide radicals having only carbon, hydrogen, and oxygen atoms
    • C07H3/02Monosaccharides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/24Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of an isomerase, e.g. fructose
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C13SUGAR INDUSTRY
    • C13KSACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
    • C13K11/00Fructose

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Biotechnology (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明はオキシアニオンの存在下にアルドー
スまたはアルドース誘導体をケトースまたはケト
ース誘導体に転化する方法に関する。さらに詳し
くはグルコースをフラクトースへ、マンノースを
フラクトースへ、グルコース6−ホスフエートを
フラクトース6−ホスフエートへ、マルトースを
マルツロースへ、ガラクトースをタガトースへ、
そしてラクトースをラクツロースへ転化する方
法、ならびにキシロースをキシルロースへ転化す
る如きその他の類似反応に関する。この方法は該
転化を接触する酵素の存在下または不存在下に実
施することができる。 グルコースイソメラーゼ酵素の存在下にグルコ
ースをフラクトースへ転化する場合には、反応媒
中のグルコースの50〜55%がフラクトースへ転化
してしまうと平衡に達してしまうのが極めて普通
である。従来、副生成物を生成することなく非酵
素反応でグルコースをフラクトースへ転化するこ
とは不可能であつた。グルコースをフラクトース
へ非酵素的に転化する方法に関する多数の刊行
物、例えば米国特許第2487121号、3432345号、
3558355号および3514327号ならびにドイツ特許第
1163307号明細書、があるけれども、それらの方
法においては生成するフラクトースがアルカリに
よる劣化を受け、また純化学的かつ非酵素反応か
ら生ず他の生成物を伴なつてくる。この理由によ
り、現在までのフラクトースの大規模生産は酵素
接触反応を基礎としていた。 酵素による転化法においては、酵素反応媒中の
フラクトースの比率が増大するにつれて、フラク
トース生成反応速度が低減する。従つて、グルコ
ースをフラクトースを転化する商業的方法におい
ては、フラクトース収率は反応速度低減に対して
フラクトース生産のロスを調和させることにより
最適化され、それによつて反応媒中のフラクトー
スの割合を増大できる。商業的に操業される方法
は、典型的にはグルコースの40%がフラクトース
へ転化されたシロツプ状物を生産するように最適
化しうる。ほとんどの化学的な非酵素的反応でグ
ルコースをフラクトースへ転化する方法では、存
在するフラクトースの量は最大値に達した後低下
する。 反応中にフラクトースへ経済的に転化されうる
グルコースの割合を増大させることは明かに有利
である。 これは、グルコースとよりもフラクトースと一
層強固な錯体を形成する反応剤を反応媒中に含有
させることにより反応媒からフラクトースを効率
的に除去することによつて達成しうるけれども、
かかる錯化剤は反応速度を増大または低減すると
いう別の性質を有することがある。このような目
的のために従来提案された反応剤は硼酸塩化合物
であり、例えばY.タカサキによりAgr.Biol.
Chem,1971,35(9),1371−5および米国特許第
3689362号(酵素法)明細書に、そしてJ.F.メン
ジチノによりJ.Amer.Chem.Soc,82,1960,
4975(化学的反応法)に記載されている。アレー
ン硼酸塩類も化学的および酵素反応法用として英
国特許第1369185号明細書中にS.A.ベーカー、P.
J.サマースおよびB.W.ハツトによつて提案され
ている。これら先行技術における欠点は、硼酸塩
化合物の場合には、これら化合物が有毒であり、
人間用の食品中に甘味剤として用いられる製品に
おいて健康を害する危険を与えることがあること
であり、そしてベンゼン硼酸塩の場合にはそれは
限定された溶解度を有し、2:1の糖:硼酸塩の
比の錯体を形成でできずしかも高糖濃度域で製品
中に高フラクトース濃度を達成できない〔S.A.
ベーカー、B.W.ハツトおよびP.J.サマース、
Carbohydr−ates Res,26(1973)41−53〕。従
つて、これらの錯化反応は、商業的に操業される
転化法にそのまま使用しえない。生成シロツプ中
のフラクトースの割合を増大させる商業的転化法
を開発するには、使用の際に上記のごとき種々の
欠点を有しない錯化剤を見出すことが必要であ
る。 またこの発明によれば、アルドースまたはアル
ドース誘導体をケトースまたはケトース誘導体に
転化する方法において、アルドースもしくはアル
ドース誘導体とよりもケトースもしくはケトース
誘導体と一層強固な錯体を形成するゲルマニウム
のオキシアニオンである錯化剤の存在下で該転化
を行うことを特徴とする方法が提供される。 アルドース誘導体がアルドースホスフエートま
たはアルドースのグリコール誘導体であることは
極めて適当である。 この発明は広範囲の転化法特に前記の如き転化
法に応用しうるものであるが、この発明はグルコ
ースをマンノースへそしてフラクトースへ転化す
るのに最も効果的に用いられる。酵素触媒に用い
ることによつて一層穏和な反応条件を使用しうる
場合や、酵素触媒がアルドースもしくはアルドー
ス誘導体の一方の異性体(DまたはL)にのみ酵
素が選択的に作用する如き別の利点を示す場合に
は、転化反応中に酵素触媒が存在していてもよ
い。酵素接触反応を行う場合、酵素は溶液として
または固形マトリツクス上に固定化された形態で
存在していてよく、そのようなマトリツクスは活
細胞、失活細胞またはその他適宜な担体であつて
よい。酵素は可溶性の形態であつてもよい。この
発明を応用しうるタイプの転化法(表Aに例を示
す)に適当なイソメラーゼ型酵素は、逐次反応に
用いられる一連の酵素またはそれ以上の連の酵素
からなつていてよい。
【表】
【表】
【表】 この明細書において「ケトース」なる用語は、
「ケツロース(Ketulose)」を意味するものとする
〔ジヤーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテ
イ、第5110頁(1952年)のケトース類の命名につ
いての検討を参照〕。 錯化剤は任意の適当な状態で、例えばアルドー
スオキシアニオン錯体もしくはアルドースオキシ
アニオン錯体誘導体として、または転化工程条件
下でオキシアニオンもしくは混合錯オキシアニオ
ンを形成する塩としてもしくは化合物として、転
化工程へ導入されてよい。錯化剤は、予めポリオ
ール上に、または錯化剤とキレート化しもしくは
錯化剤を対イオンとして保有するイオン交換樹脂
もしくはその他の不溶性担体上に担持されたオキ
シアニオンとして導入されてもよい。 特に適当な錯化剤はゲルマニウム酸塩イオンで
あり、これらは工程に例えばゲルマニウム酸ソー
ダまたは二酸化ゲルマニウムとして含有され、固
定化されたキレートとしてまたはイオン交換樹脂
の反対イオンとして溶液状で使用される。 リンドベルグおよびスワンがActa.Chem.
Scand,14,(1960)、1043−50に述べているよう
に、PH10.7において電気泳動法で分離される場合
にフラクトース・ゲルマニウム酸塩錯体がグルコ
ース・ゲルマニウム酸塩錯体と著しく異ること、
そして40℃において前者が後者の2倍以上の易動
度を有することは公知である。V.A.ナザレンコ
およびG.V.フリヤンチコフア〔Zh.Neorgan.
Khim,8,(1963),2271,1370〕は、ゲルマニ
ウム酸塩についてのグルコースおよびフラクトー
スのイオン化定数がそれぞれ8.3×10-6および
1.04×10-4であると述べ、そしてさらにゲルマニ
ウム酸塩についてのグルコースおよびフラクトー
スの不安定度定数がそれぞれ3.54×10-2および
4.24×10-5であると述べている。 グルコースをフラクトースへ転化する方法にお
いて、ゲルマニウム酸イオンが錯化剤として使用
しうることは下記の理由から驚くべきことであ
る。 1 ゲルマニウム酸塩は、モルゲルマニウム酸塩
ペンタゲルマニウム酸塩ヘプタゲルマニウ
ム酸塩なる平衡状態で存在し、この平衡はゲル
マニウム濃度の増加で右方へ移動し、PH9以上
にPHを高めると左方へ移動することが示されて
いた(D.A.エベレストおよびJ.C.ハリソン、J.
Chem.Soc.,1959、p2178〜2182)。経済的操作
のためには、最大転化速度に対して最小ゲルマ
ニウム酸塩種重量を用いることならびにアルカ
リ劣化副生物の生成を防ぐことは好ましい。 2 二酸化ゲルマニウムおよびゲルマニウム酸ソ
ーダは水に対して著しく限度された溶解度を有
する〔P.J.アンチカイネン、Suomen
Kenustilehti,33B、(1960)、38−40〕。ガルチ
アンおよびミユラーはJ.Amer.Chem.Soc.,
1932,54,3142においてGeO2の水溶解度が31
〜33ミリモルであると述べている。D.A.エベ
レストおよびJ.C.ハリソンはJ.Chem.Soc.,
1959,2178でゲルマニウム酸ソーダの溶解度が
870ミリモルであると述べている。 3 酵素によりグルコースをフラクトースへ転化
するのに用いる反応媒中には一般にマグネシウ
ムイオンが存在する。マグネシウムオルトゲル
マニウム酸塩(Mg2GeO4)は水に極度に不溶性
であり、そのためゲルマニウムの分析試験に用
いられる(J.H.ミユウラー、J.Amer.Chem.
Soc.,1923,p2493−2498)。以下に述べる条
件下では、それは溶液から沈澱しなかつた。 4 グルコースイソメラーゼは、α−D−グルコ
ースに立体要求性を有する〔K.J.シユレイおよ
びI.A.ローズ、Biochemistry10(1971)、1058
−1062〕そして、形成されることが知られてい
るグルコース・ゲルマニウム酸塩錯体は、酵素
反応を部分的にまたは全体的に禁止することに
より酵素反応を妨害することがありうる。事実
α−D−グルコースの1,2−シス−グリコー
ルは、α−D−グルコースよりもむしろゲルマ
ニウム酸塩と錯化させるのに適当である。 5 マンノースはグルコースよりも強固にゲルマ
ニウム酸塩と錯化する〔P.J.アンンチカイネ
ン、Acta.Chem.Scand.,13,(1959)、312〕。 フラクトースへのグルコースの転化は、ゲルマ
ニウム酸塩種またはすず酸塩錯体を用いてS.A.
ベーカー、B.W.ハツトおよびP.J.サマースが発
表したプソイド平衡〔Card.Res.,26(1973)、
41−53〕を移動させる純化学的反応によつて実施
されうる。しかし好ましくは、かかる転化はグル
コースイソメラーゼの存在下に酵素接触反応とし
て行われる。任意のグルコースイソメラーゼを転
化に使用しうるが、これらの酵素はそれらの適当
PHおよび温度に関して変る。適当なイソメラーゼ
として、アエロバクター属、シユードモナス属、
ラクトバシラス属(Y.ヤマナカ、Agr.Biol.
Chem.27,1963,265−270)、ストレプトマイセ
ス属、クルトバクテリウム属(特願昭50−38453
号参照)または特にアルスロバクター属(英国特
許第1328970号明細書参照)の菌から得られるも
のを例示しうる。特公昭49−30588号公報に記載
されるテルモアクチノマイセス属、テルモポリス
ポラ属、テルモモノスポラ属およびシユードノカ
ルジア属の高温菌から得られるグルコースイソメ
ラーゼも適当である。上記のグルコースイソメラ
ーゼのいくつかは至適活性のためにコバルトイオ
ン要求性を示す。 フラクトースへのグルコースの転化は、グルコ
ース含有溶液を、固定化した酵素その他のの触媒
を入れた塔内に通すことにより連続的に実施しう
る。好ましくは、英国特許第1368650号明細書に
記載されるように凝集した全菌細胞中に酵素が含
有されて固定化されている。錯化剤、例えばゲル
マニウム酸塩種またはすず酸塩種は、塔中へ通さ
れる溶液内に存在していても、塔中の固定化され
た酵素その他の触媒と共に存在していてもよい。
後者の場合、塔に固定化した酵素その他の触媒と
錯化剤とを混合し均一にに塔内に分散するように
充填してよく、あるいは塔に、固定化した酵素そ
の他の触媒と錯化剤とをメツシユまたは格子によ
つて交互に層としたものを入れてもよい。錯化剤
が塔中に存在する場合、それは不溶性の形態例え
ばゼオライトまたは無機もしくは有機重合体誘導
体としてあるいはゲル状である。 フラクトースへグルコースを転化後、フラクト
ースは錯化剤含有混合物から分離され、そして工
程から単独でもしくはグルコースと混合して取り
出されうる。かかる工程の生成物はフラクトー
ス、グルコース/フラクトース・シロツプまたは
両方のフラクトースとグルコース/フラクトー
ス・シロツプである。錯化剤は単独で、もしくは
グルコースと共に、もしくはグルコースおよび錯
化グルコースと共に、再循環できる。分離および
再循環は適宜な方法で行うことができる。分離お
よび再循環に特に適当な二つの方法は下記の通り
である。 (a) グルコース/フラクトース転化の初期生成物
を、カチオン交換樹脂と周期律表第族の金属
のカチオン性対イオンおよび水素イオンとを含
む塔内に通す方法。この方法では、初期生成物
を、工程の最終生成物として除去されるフラク
トースと;再循環されるグルコースおよび錯化
剤と;に分割する。第族金属イオンはカルシ
ウムイオンであるのが好ましい。 (b) グルコース/フラクトース転化の初期生成物
をまず、カチオン交換樹脂と周期律表第もし
くは族の金属のカチオン性対イオン好ましく
はナトリウムイオンとを含む塔に通す方法。こ
の方法では初期生成物を二つの部分、すなわち
(i)グルコースとフラクトースとを含むシロツプ
状物、および(ii)フラクトースおよび錯化剤、に
分割する。(i)の部分は除去されるが、(ii)の部分
は上記(a)の方法で述べた塔に通して錯化剤から
フラクトースを分離し、後にその錯化剤を再循
環する。 これら(a)および(b)の両方法において、樹脂は好
ましくは、架橋剤を含む核スルホン化ポリスチレ
ン・カチオン交換樹脂である。 あるいは、その他の方法を用いることができ、
例えばカルビオケム(Calbiochem)社製の
“Borasorb”(ポリスチレン・ジビニルベンゼン
格子に第三級N原子を介して結合した長鎖のヒド
ロキシル基を含む重合体であつて、硼酸塩を吸収
するために普通販売されている)を用いてフラク
トース含有錯体を分解して、フラクトースおよび
錯化剤を得ることができる。反応媒に溶媒した錯
化剤を用いて反応を行う場合には、この錯化剤も
再循環しうる。かくして“Borasorb”(商標)上
に吸収されたゲルマニウム酸塩はアルカリまたは
酸で溶出しうる。これらすべての操作は、錯化剤
(例:ゲルマニウム酸塩)が固定化された状態で
使用される場合には、行なう必要がない。 フラクトースへのグルコースの転化は、酵素を
用いてそして前記の如き酵素を含む凝集全菌細胞
の塔で連続的に行なうのが好ましい。塔に供給さ
れる反応媒中に錯化剤が存在するときには、好ま
しくは200〜800ミリモル殊に500〜600ミリモルの
濃度で存在する。好ましくは、塔に入る反応媒は
水性溶液中に30〜50%w/wのグルコースを含
み、反応は、塔を出る反応媒中のフラクトースの
濃度が40〜85%殊に75〜80%になるように実施さ
れる。反応媒のPH値は好ましくは6〜10であり、
最適活性はPH8の領域特にPH7.8で起こるけれど
も、酵素の種類毎に多少変化する(ここに挙げた
値はアルスロバクター属菌に関するものであ
る)。操作温度は好ましくは50〜100℃特に45〜80
℃である。溶出液のPH値は一般に供給液のそれよ
りも低い、この理由は、生成物フラクトースがオ
キシアニオンと錯化しているからである。 グルコースおよび種々のゲルマニウム酸塩イオ
ン種に加えて、反応媒に下記の如き成分を下記の
割合で含ませるのが好ましい。 Mg2+イオン(約4ミリモルの濃度で)を等量
濃度の塩素イオンとともに、そしてPH調整用の
NaOHを含ませる。 その他の酵素反応(例えばホスホグルオクイソ
メラーゼ;このものはグルコース−6−ホスフエ
ートをフラクトース−6−ホスフエートに転化
し、そして25℃においてゲルマニウム酸塩イオン
種の存在下に生成物の高収率を示すことが判つ
た)については、反応条件は著しく変るものであ
り、各酵素毎に最適化されるべきである。グルコ
ースイソメラーゼは、D−キシロースをD−キシ
ルロースへ転化するのにも使用することができ、
この転化法に適当であり、そして、ゲルマニウム
酸塩が平衡をキシルロースの高収率を生ずるよう
に移動させる。 錯化剤としてゲルマニウム酸塩イオンを用いる
ことは、従来公知の硼酸塩化合物を用いることよ
りも、ゲルマニウム酸塩イオン種がフラクトース
と強固な錯体を形成しかつ糖錯化において立体化
学的に硼酸塩よりも選択性が高いことにおいて有
利である。硼酸塩の使用に伴う毒性の問題を回避
できる。アレーン硼酸と違つて、ゲルマニウム酸
塩は1:2のゲルマニウム酸塩・フラクトースキ
レートを形成することができ、それによつて錯化
剤の使用を経済的にすることができる。 酵素独自の通常の至適PH値は、組合せた酵素/
錯化剤法のための至適PHにならないことがある。
従つて、ある酵素の至適PH低下能、例えばグルコ
ースイソメラーゼがPHを8.5から7へ低下させる
能力は、酵素法の処理中に生ずる着色を脱色する
コスト低減において有利である。このようなこと
はアルスロバクターからのグルコースイソメラー
ゼの場合に著しく、そしてその他の重要な酵素に
ついても同様でありうる。同じく操作温度を低下
させなおかつ同操作時間内に同転化率を達成しう
る酵素の能力もまた有利である。これはアルスロ
バクター・グルコースイソメラーゼの場合ではな
いけれども、その他の予期せぬ利点によつて操作
時間を短縮しうる。ゲルマニウム酸塩の添加によ
つて、グルコースからフラクトースへの転化反応
の初期速度が著しく増大し、一層短い時間で経済
的な転化が達成しうる。さらにはゲルマニウム酸
塩は研究した時間にわたつてアルスロバクター・
グルコースイソメラーゼに不安定化効果を全く引
き起こさずそしてゲルマニウム酸塩の存在下での
フラクトースの生成に伴うPH降下が改善される。 第2図に錯体生成の結果の旋光度の変化率と、
グルコース、フラクトースおよびマンノースとゲ
ルマニウム酸塩と錯化するPH値との関係をグラフ
で示す。この図から明らかなようにフラクトース
錯体はグルコースおよびマンノースの錯体よりも
低いPH域で生成する。 この発明を以下の実施例で説明する。 以下の実施例において、塩化マグネシウムを反
応混合物に含ませた場合、錯化剤をなすゲルマニ
ウム酸塩イオンをまず原料グルコース溶液に添加
してから、そのグルコース溶液に塩化マグネシウ
ムを添加した。これはマグネシウムイオンの沈澱
を防ぐためであつた。実施例8及び13と、実施例
3の最初の部分とでは、ゲルマニウム酸塩イオン
を原料グルコース溶液に添加し、塩化マグネシウ
ムを添加しなかつた。 実施例 1 グルコースをフラクトースへ酵素法転化 マグネシウムイオンおよびゲルマニウムイオン
と共に種々の濃度のグルコースを含む一連のグル
コース水溶液を、グルコースイソメラーゼを含有
する凝集全細胞を充填した長さ32cm、内径0.4cm
のカラムに通した。ゲルマニウム酸塩を含まない
対応する溶液も比較のためカラムに通した。カラ
ムからの溶出液中のグルコースからフラクトース
への転化率を、レゾルシノール法で自動分析器に
より測定した。 反応は初期PH8.5および温度60℃で行い、グル
コース水溶液中には0.004モルの塩化マグネシウ
ム濃度があつた。 100ミリモルまでのグルコース溶液調製に際
し、ゲルマニウム酸塩イオンが溶液からマグネシ
ウムを沈澱させるのを避けるため、いつもゲルマ
ニウム酸塩イオン含有溶液をカラムに入るグルコ
ース溶液に対して、塩化マグネシウムより前に、
添加した、この理由は溶液中で形成するグルコー
ス・ゲルマニウム酸塩錯体によつて塩化マグネシ
ウムが沈澱させられないからである。ゲルマニウ
ム酸塩イオン含有溶液は、水に二酸化ゲルマニウ
ムを懸濁させ、PH10.5になるまで濃アルカリ溶液
を添加し、その後グルコース溶液次いで塩化マグ
ネシウムを添加することにより、調製した。最後
にPH8.5に調整すると溶液は透明になつた。 200ミリモルまたはそれ以上のゲルマニウム酸
塩を含む基質溶液については、二酸化ゲルマニウ
ムを1モルのグルコース溶液に添加し、アルカリ
を間欠的にPH8.5にまで添加するときにゲルマニ
ウム酸塩が徐々に溶液に入るようにした。塩化マ
グネシウム添加後にわずかに曇つた溶液が得られ
たが、カラムからの溶出液は完全に透明であつ
た。 これらの結果を表1に示す。
【表】 表1から判るように、ゲルマニウム酸塩イオン
を含まない対照溶液を試験した各場合に、フラク
トース濃度がゲルマニウム酸塩イオンの存在によ
つて増大した。 実施例 2 グルコースの酵素によるフラクトースへの転化 一層高いグルコース濃度の効果を検討するため
実施例1の操作を同様な寸法のカラム(すなわち
長さ30cm、内径0.4cm)を用いて繰返した。この
場合、流速を0.03ml/分に低下して、最大滞留時
間125分を与えて数時間にわたる平衡状態を達成
させ、この一連の条件についての平衡値を記録し
た。 グルコース濃度を、混合物をアルカリ/マグネ
シウム塩で稀釈するのに調整した後に、いつも分
析した。 結果を表2に示す。
【表】 これらの結果から判るように、ゲルマニウム酸
塩イオンの存在によつてフラクトースへの転化率
が著しく向上する。 フラクトースは、チヤプリン−ケネデイ法
(Carbohydrate Res.,1975,40,227−33)で分
析した。この方法は、下記の各実施例で用いたレ
ゾルシノール法よりも高い値を与える傾向があ
る。 同じ寸法のカラムを60℃およびPH8.5で用いて
レゾルシノール法〔Carbohydrate Res.,26
(1975)41〕で分析した別の実験では、下記のご
とき結果が異るカラム流速を用いて得られた。
【表】 (フラクトースへの転化率)
前記表2中の43.5%の初期グルコース濃度から
の生成物を、硼酸塩緩衝液(0.13M硼酸塩PH7〜
035M硼酸塩PH9.8)で傾斜溶出法を用い硼酸塩型
のジエオール(Jeol)社製アニオン交換樹脂で分
別して、生成物中のグルコースとフラクトースと
の分離を行つた。同じ分離を前記
「BORASORB」のカラムでのゲルマニウム酸塩
除去後に行つた。フラクトース:グルコースの比
はゲルマニウム酸塩の予備除去なしで3.31:1で
あつた。フラクトースとグルコースを、シスチ
ン・硫酸法により分析した。 実施例 3 フラクトースへのグルコースの化学的転化 フラクトースへのグルコースの純化学的転化
を、ゲルマニウム酸塩の存在下で次のように評価
した。50%w/vのグルコース、4ミリモルのマ
グネシウム塩および600ミリモルのゲルマニウム
酸塩イオンを含む溶液をPH8.5で60℃に加熱し
た。種々な時間後のフラクトース濃度は下記の通
りであつた。 時間(分) フラクトース(%) 90 3.3 135 4.6 180 5.7 グルコース濃度48.4〜50%w/vおよびゲルマ
ニウム酸塩濃度600〜582ミリモルを用いて90℃に
おいて上記実験を繰返えした。種々の時間後に得
られたフラクトースへの転化率を表3に示す。フ
ラクトースはレゾルシノール法で分析した。実験
の間中、加熱シロツプ中には窒素が存在してい
た。全ての場合に、31℃で測定した初期PHが降下
した、そして表示した時間に初期PHへ再調整し
た。
【表】 類似の実験を添加MgCl2の存在下で実施した。
レゾルシノール法で得られた結果を表4に示す。 1.245モルのグルコース、600ミリモル(mM)
のゲルマニウム酸塩および4ミリモル(mM)の
MgCl2をPH8.5で90℃に加熱して得られた結果は
グルコース:ゲルマニウム酸塩の比の重要性を示
すものである。
【表】 数時間(2〜3時間)後に得られた生成物を
(予めゲルマニウム酸塩を除去し、そして除去す
ることなく)硼酸塩カラムで分離した。事実上同
一値である39.7%フラクトースがフラクトースに
ついてのキヤリブレーシヨンした位置の溶出で得
られた。
【表】 55%w/vのグルコース、600mMのゲルマニ
ウム酸塩および0.004M MgCl2を含む溶液を初期
PH7.5で90℃に加熱したところ、6時間後レゾル
シノール法で分析して13.7%のフラクトースへの
転化率を示した。 グルコースを化学的にフラクトースへ転化する
ときの反応は、添加塩化マグネシウムなしで90℃
およびPH8.5において低ゲルマニウム酸塩濃度で
は著しく緩慢に進行する。
【表】
【表】 実施例 4 可溶性グルコースを用いてのフラクトースへの
グルコース転化 可溶性態のグルコースイソメラーゼ(200μ
)を用いての初期反応速度を、0.5mMの基質
D−グルコース、4mMの添加MgCl2および
0.5mMのCoCl2(これらは一連の溶液25ml中で一
定)ならびに種々の量の添加ゲルマニウム酸塩を
含む溶液(25ml)を用いて、60℃およびPH8.5で
検討した。溶液は、自動式のレゾルシノール法で
分析した。
【表】 酵素
21時間後のフラクトースへの転化率も分析し
た。 ゲルマニウム酸塩 転化率 0 43% 0.5mM 51% 25 mM 62% 実施例 5 フラクトースへのマンノース転化 50%w/vのマンノース、4mMのMgCl2およ
び600mMのゲルマニウム酸塩を含む溶液を、PH
8.5で90℃に加熱した。レゾルシノール法により
分析したフラクトース濃度を表5に示す。
【表】 実施例 6 フラクトース−6−ホスフエートへのグルコー
ス−6−ホスフエートの転化 実施例1の技法により、0.5mMグルコース−
6−ホスフエート溶液に種々の量のゲルマニウム
酸塩を添加したものを用いて一連の実験を行つ
た。実験は一連の種々のPH値で25℃で実施した。
使用酵素はイーストからのSigma Grade(結
晶性懸濁物)であり、これを200倍に稀釈し、使
用前に緩衝用塩を除去するため蒸留水に対して透
析した。 生成フラクトース−6−ホスフエートはレゾル
シノール法で分析した。得られた転化率を表6に
示す。
【表】 表6から明かなように、ゲルマニウム酸塩の存
在によつて転化率は向上した。 実施例 7 フラクトースへのグルコースの酵素法転化およ
び安定性 41.2%のグルコース、600mMのゲルマニウム
酸塩および4mMの塩化マグネシウムを含む原料
溶液を初期PH7.0で、実施例1と同様な酵素カラ
ム中へ連続的に通した。最終のPHおよびフラクト
ースへの転化率をいろいろな時間間隔後に測定し
た。実験を三つの期間に分割した。 43時間の第1期間後に、原料溶液を焼結フイル
ターで過清澄化し、長時間後にグルコース/ゲ
ルマニウム酸塩溶液内に生成する傾向があるわず
かな沈澱物を除去した。この操作により、それま
でにわずかに低下していた活性が向上した。 開始後43時間から102時間にわたる第2期間後
に、原料のPHを7.8に上昇して良好な結果を得
た。溶出後のPHはカラム内を長時間にわたつて通
過した後に著しく降下する傾向がある。カラム溶
出液のPHを7.0よりも著しく低下させないように
すれば、長時間にわたつて70%を越える転化率が
維持できることが明かとなつた。結果を表7Aに
示す。
【表】
【表】 安定性に対する種々の温度の効果を、上記と同
じカラムを用いて測定した。結果を表7Bおよび
7Cに示す。反応条件の表の上部に示してある。
表7Bにおける転化率は平衡状態で得られたもの
であるが、表7Cの転化率は初期に達成されたも
のである。両表7Bおよび7Cの結果は蓄積効果を
物語つている。
【表】
【表】
【表】 実施例 8 糖の化学的転化 a グルコース→フラクトース グルコース溶液(55−60w/v)を600mMのゲ
ルマニウム酸塩を含ませてそして含ませないで作
つた(PH12,20℃)。調製直後、50μの部分を
採り、5mlに稀釈し、次いで分析に必要とされる
まで−20℃の温度で貯蔵した。次いでシロツプ状
物を4.5℃の冷蔵庫内の栓付フラスコに入れた。
表8Aに示した時間間隔でフラスコを毎日振とう
し、内容物の部分を採り出した。全てのサンプル
を、イオン交換樹脂上で硼酸塩による分離により
分析し、ピーク値を自動式システイン/硫酸分析
器〔Anal.Biochem.,26,(1968)p219〕で監視
した。表8Aに示した実施全時間にわたつて、ゲ
ルマニウム酸塩含有溶液は微帯白色となつたにす
ぎないが、ゲルマニウム酸塩を含まない溶液は急
速に緑色になりこの着色は貯蔵期間中に強くなつ
たことが判つた。 結果を表8Aに示す。
【表】 ンノース存在。
**5〓のマンノース存在。
b 多数の糖について、ゲルマニウム酸塩の存在
および不存在において、PH12および5℃での貯
蔵の効果を研究した。 フラクトース、マンノース、マルトース、およ
び3−O−メチルD−グルコースに関して得られ
た結果ならびに基本的反応条件を表8B、8C、8D
および8Eにそれぞれ示す。全ての場合に、ゲル
マニウム酸塩の存在によつて次の効果が示され
た、すなわち(a)糖の分解を遅延すること、(b)平衡
混合物の構成を変えること、である。これらの表
で数値を積算しても100%にらないが、これは分
解によるものである。
【表】
【表】
【表】 のフラクトース応答部分との分子量とし
て計算。
【表】 *非常にアルカリ不安定性であることが
知られている。
**フラクトース応答に基いて計算。
実施例 9 キシルロースへのキシロースの酵素的転化 44%w/vのキシロースおよび4mMのMgCl2
を含むキシロース溶液(PH7.0)を作り、これを
前記実施例で用いたグルコースイソメラーゼ・カ
ラムに通しグルコースをフラクトースへ酵素転化
した(カラム温度=70℃、流速=0.05ml/分)。
同様にして、44%のキシロース、4mMのMgCl2
および600mMのゲルマニウム酸塩イオンを含む
溶液をPH7.0でカラムに通した。 2時間後に溶出液を集め、硼酸塩型のイオン交
換樹脂で分離した。比較のために対照キシロース
標準もカラムを流下させた。ペントースについて
のシステイン/H2SO4分析器による自動測定値を
用いて、ペントースがカラムから出る順序にピー
ク値を分析した。この分析器はペンツロースにも
反応し、酵素カラム内を通つたキシロース溶液か
らの生成キシルロースが明瞭に見えた。キヤリブ
レーシヨンの目的のための標準キシルロースはま
だ入手できないので、反応の程度はピーク値の下
の面積を比較することにより推定した。全キシロ
ースから生成されたキシルロースと、キシロース
との比(面積)は41:100であつたが、ゲルマニ
ウム酸塩イオンの存在する場合にはこの比が58:
100であつた。 実施例 10 グルコースを酵素によりフラクトースへ転化: PHおよびゲルマニウム酸塩濃度の効果 a 前記の実施例で用いたのと類似のグルコース
イソメラーゼカラム(長さ31cm、直径4cm)を
用いて二つのシリーズの実験を行つた。各シリ
ーズで、グルコースおよび4mMのMgCl2とこ
れに600mMのゲルマニウム酸塩を併用または
併用しない原料溶液を用いて比較した結果を得
た。カラム内の流速は0.05ml/分、酵素温度は
60℃であつた。原料溶液の初期PHは各シリーズ
のそれぞれの実験で変え、溶出物の最終PHを測
定した。結果を表9に示す。
【表】 b 前記の実施例に用いたのと類似のグルコース
イソメラーゼ酵素カラムを用いて二つのシリー
ズの実験を行つた。原料溶液は50%w/vの公
称グルコース濃度であり4mMのMgCl2および
200および600mMのゲルマニウム酸塩(それぞ
れのシリーズで)を含んでいた。種々のPH値に
おいて実験を行つた。ゲルマニウム酸塩を含ま
ない溶液を用いて一連の比較実験を行つた。す
べての実験で溶液を0.05ml/分(公称滞留時間
75分間)の流速で、固定酵素カラム内に圧送し
た。結果を表10に示す。
【表】
【表】 実施例 11 グルコースをフラクトースへ酵素転化;反転性 表11に示した炭水化物濃度を有するグルコース
をフラクトースへ転化するための溶液を調製し
た。これらの溶液にゲルマニウム酸塩を含有させ
るため、秤量したGeO2をそれらの溶液の一部分
に少量の50%NaOH溶液を撹拌混入することによ
り溶解させた。MgCl2溶液の一部分をこれらのす
べての溶液に4mMの最終濃度になるまで添加し
た。すべての溶液のPHを8.5(25℃)に調整し
た。 次いで溶液を表11に示した流速で酵素カラム
(30×0.4cm)へ60℃へ圧送した。カラム溶出液中
のフラクトースの濃度を監視した(稀釈後)。キ
ヤリブレーシヨンのため0.55%w/vのシロツプ
を作り、分析系統全体に通した。供給シロツプ内
のグルコース初期濃度をチエツクするため、サン
プルとキヤリブレーシヨン標準シロツプとを手で
2×104倍に稀釈し、システイン/H2SO4法で分
析した。結果を表11に示し、また添付第1図にグ
ラフとして表わす。これらより、ゲルマニウム酸
塩が存在しないと、平衡位置はグルコースまたは
フラクトース供給シロツプのいずれで開始しても
52〜53%になり;ゲルマニウム酸塩(600mM)
が存在すると74〜79%になることが判る。後者の
場合にもグルコースで開始しても、またはは原料
シロツプとしてフラクトースを用いて開始しても
74〜79%の位置で平衡する。
【表】 実施例 12 グルコースをフラクトースへ酵素で転化;濃度
の効果 600mMのゲルマニウム酸塩および4mMの
MgCl2と種々の濃度のグルコースを含む一連の溶
液を、前記実施例で用いたのと類似のグルコース
イソメラーゼ・カラムに60℃の温度で通した。結
果を表13に示す。
【表】 *前記実験より。
実施例 13 メリビオースの化学的転化 324mMのゲルマニウム酸塩の存在下および不
存在下におけるメリビオース(6−O−α−D−
ガラクトピラノシル−D−グルコース)の化学的
転化をPH12.0および4℃で実験した。 メリビオースの初期溶液中濃度は51.6%w/v
であつた。 結果を表13に示す。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は実施例11の結果を示すグラフであつ
て、固定グルコースイソメラーゼ・カラムからの
溶出液中のフラクトース濃度と滞留時間との関係
を示す。第2図は錯体生成による旋光度の変化率
とグルコース、フラクトースおよびマンノースの
ゲルマニウム酸塩錯体形成PHとの関係を示すグラ
フである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルドースまたはアルドース誘導体をケトー
    スまたはケトース誘導体へ転化する方法におい
    て、アルドースもしくはアルドース誘導体とより
    もケトースもしくはケトース誘導体と一層強固な
    錯体を形成するゲルマニウムのオキシアニオンで
    ある錯化剤の存在下に該転化を行うことを特徴と
    する方法。 2 転化中に酵素触媒を存在させる特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 3 マンノースまたはグルコースをグルコースイ
    ソメラーゼの存在下にフラクトースへ転化する特
    許請求の範囲第1または2項に記載の方法。 4 グルコースイソメラーゼがアルスロバクター
    層の菌株から誘導されたものである特許請求の範
    囲第3項に記載の方法。 5 グルコースイソメラーゼが凝集した菌細胞体
    中に含有されて固定化されたものである特許請求
    の範囲第3項に記載の方法。 6 方法により生成したケトースおよび/または
    該ケトースと残留アルドースとからなる混合物を
    錯化剤から分離し、その錯化剤を単独であるいは
    残留アルドースと一緒に再循環させる特許請求の
    範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7 グルコースイソメラーゼの存在下にグルコー
    スをフラクトースへ転化し、かつ錯化剤を溶液中
    に200ミリ〜800ミリモルの濃度で存在させる特許
    請求の範囲第2〜5項のいずれかに記載の方法。 8 PH値が6〜10である反応媒を用いる特許請求
    の範囲第3項に記載の方法。 9 50〜100℃の範囲の温度で転化を行う特許請
    求の範囲第3項に記載の方法。
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