JPS6126598Y2 - - Google Patents

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JPS6126598Y2
JPS6126598Y2 JP1979016718U JP1671879U JPS6126598Y2 JP S6126598 Y2 JPS6126598 Y2 JP S6126598Y2 JP 1979016718 U JP1979016718 U JP 1979016718U JP 1671879 U JP1671879 U JP 1671879U JP S6126598 Y2 JPS6126598 Y2 JP S6126598Y2
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JP
Japan
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grinding marks
cylinder
oil
internal combustion
grooves
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JP1979016718U
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JPS55116831U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関のシリンダ(シリンダライナ
ーも含む)に関し、特にシリンダの内周面に施さ
れるホーニングによる研削痕の改良に関するもの
である。
ピストンリングとシリンダ内周面との対摺動関
係において、運転初期のスカツフイング及び潤滑
油消費量、並びに内周面の耐摩耗の問題を解決す
るために、シリンダ内周面に、ピストリング(コ
ンプレツシヨンリング及びオイルリング)の摺動
範囲の略全域に亘つてホーニングによつてプラト
ウ部では1.5μ以下、その他は10μ以下の研削痕
を形成している。この場合、内燃機関の運転初期
には効果を有するが、長距離走行後のエンジン運
転寿命の中期に至ると前記研削痕が摩耗して鏡面
状態となり研削痕の潤滑油の保持能力がなくなり
中期以後においてはスカツフイングのおそれがあ
る。
本考案は上記の不具合を解消すると共に、オイ
ル消費量の低減を図るためにホーニングによる研
削痕に改良を加えたものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図において1はシリンダライナ、2は該シリン
ダライナ1の内周面に施した本考案による研削痕
である。尚図示省略してあるが、シリンダブロツ
クのシリンダ内周面に直接研削痕2を施すことも
本考案の範畴である。
そこで、本考案による研削痕2は第2図に示す
通りである。すなわち、ピストンリングの摺動面
となるプラトウ部Dの表面粗度を1.5μ以下の第
1段の溝L1と、さらに10μ以下の深さの第2段
の溝L2と、これら第1、2段の溝L1,L2に
対して部分的に10μ以上の深さの第3段の溝L3
との3段階からなる深さの異なる研削痕2をホー
ニングにより形成したものである。
さらに本考案は第3図に示すように、前記研削
痕2に例えばパーカライジング処理等の軟質メツ
キを施し、この軟質メツキ後に再度ホーニング又
はバフ仕上げ等によつてプラトウ部Dより突出す
る軟質メツキ3aを除去し、少くとも第2、3段
の溝L2,L3を軟質メツキ3で埋め込んだ構成
とする。
次いで前記研削痕2を施す範囲としては、第1
図に示すようにシリンダライナ1(又はシリン
ダ)の上端よりピストン4の上死点位置における
ピストンピン5よりも上方に位置する圧縮リング
の位置までの高さHの範囲とするものである。因
に図示の6aはトツプリング、6bはセカンドリ
ングで何れも圧縮リングに相当し、6cはサード
リングでオイルリングに相当する。この場合、セ
カンドリング6aが位置する高さHが適当であ
る。
本考案は上記の通りの構成であるから、先ず第
2図に示すようにホーニングによる研削痕2を3
段階の異なる深さの溝としたことにより、エンジ
ンの運転初期には第1段の溝L1から第2段の溝
L2に向つて摩耗する。この期間は初期なじみ性
を向上させておく必要があり、第1、2段の溝L
1,L2は多くの溝を有し、その溝L1,L2内
のオイルの保持量は運転初期段階に適した充分な
量であり、スカツフイングを防止する潤滑性を有
する。この作用はエンジン運転初期から中期まで
であり、従来ではこのエンジン運転中期以後は鏡
面となり研削痕でのオイル保持は得られなかつた
が、本考案では10μ以上の深い第3段の溝L3が
相当長期間の運転期間中残存する。従つて第3段
の溝L3でオイルを保持し、潤滑に必要な油膜を
形成させる。この第3段の溝L3は第2段の溝L
2よりも少いが、エンジンの運転中期に至るとピ
ストン4とシリンダライナ1との摺動面は完全に
なじんだ状態となり、運転初期時代のように多量
の油膜を必要とせず、むしろ運転中期以後の適切
な油膜を保持することになる。
次いで第3図に示すように、研削痕2に軟質メ
ツキを施すことにより、溝内の軟質メツキ3はオ
イルの吸浸作用を行い、深い溝を形成しても前記
良好な潤滑性を保ちつつオイル消費の悪化の防
止、すなわちオイル消費量の低減が得られる。
さらに、前記研削痕2を第1図に示すようにシ
リンダライナ1の上端より特定した高さHの範囲
に限定して施すことは次の理由による。すなわ
ち、シリンダライナ1の上部は燃焼初期の温度と
圧力にさらされ、さらにピストンの上死点前後に
おける側圧の変化(たおれ)が生じ、ピストン、
ピストンリングのスカツフイングが生じ易い。一
方、シリンダライナ1の中、下方位置は、ピスト
ンリングの摺動除件(温度、側圧)が楽になり、
またこの部分の油膜を必要以上に形成させるとオ
イルリングでかき上げる油量が多大となりオイル
消費量が増加する。従つて、油膜形成を比較的多
く必要とする前記高さHの範囲にのみ研削痕2を
施して油保持を良好とし、オイル消費の低減を図
ると共に、研削加工量の低減による作業能率の向
上を得るものである。
以上のように本考案は、従来の研削痕にさらに
改良を加え、エンジン運転期間の長期間に亘つて
ピストンとシリンダとの対摺動潤滑性、スカツフ
イング防止、耐摩耗性並びにオイル消費量の低減
を殊更向上し得る利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をシリンダライナに適用した場
合の断面図、第2図は研削痕の拡大断面図、第3
図は他の実施例を示す研削痕の拡大断面図であ
る。 1……シリンダライナ、2……研削痕、3……
軟質メツキ、L1……第1段の溝、L2……第2
段の溝、L3……第3段の溝、D……プラトウ
部、H……高さ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内周面にホーニングにより研削痕を交差した
    シリンダにおいて、前記研削痕の深さをプラト
    ウ部の表面粗度を1.5μ以下とし、さらに10μ
    以下の溝及び部分的に10μ以上の深い溝との3
    段の異なる深さの研削痕を形成したことを特徴
    とする内燃機関のシリンダ。 (2) 3段の異なる深さの研削痕に軟質メツキを施
    し、然る後に再度ホーニング又はバフ仕上げを
    行つてプラトウ部の軟質メツキを除去した実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の内燃機関用シ
    リンダ。 (3) 3段の異なる深さの研削痕をシリンダの上端
    よりピストン上死点位置における圧縮リングが
    位置する高さの範囲に形成した実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の内燃機関のシリンダ。
JP1979016718U 1979-02-14 1979-02-14 Expired JPS6126598Y2 (ja)

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JP1979016718U JPS6126598Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14

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JP1979016718U JPS6126598Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14

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Publication Number Publication Date
JPS55116831U JPS55116831U (ja) 1980-08-18
JPS6126598Y2 true JPS6126598Y2 (ja) 1986-08-09

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ID=28840753

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10328998A (ja) * 1997-05-26 1998-12-15 Isuzu Motors Ltd 内燃機関のシリンダボア及びシリンダライナ内面の溝加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564957Y2 (ja) * 1971-04-14 1981-02-03
JPS572794B2 (ja) * 1973-11-10 1982-01-18

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JPS55116831U (ja) 1980-08-18

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