JPS61275232A - 重合性物質の貯蔵方法 - Google Patents
重合性物質の貯蔵方法Info
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- JPS61275232A JPS61275232A JP11739985A JP11739985A JPS61275232A JP S61275232 A JPS61275232 A JP S61275232A JP 11739985 A JP11739985 A JP 11739985A JP 11739985 A JP11739985 A JP 11739985A JP S61275232 A JPS61275232 A JP S61275232A
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Landscapes
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、スチレンモノマー、α−メチルスチレンモノ
マー、アクリルニトリルモノマー等の重合しやすい常温
液体である重合性物質の貯蔵方法に係り、特にタンク内
での前記重合性物質の重合反応によるポリマーの発生を
防ぎ、品質の低下を回避する重合性物質の貯蔵方法の改
良に関するものである。
マー、アクリルニトリルモノマー等の重合しやすい常温
液体である重合性物質の貯蔵方法に係り、特にタンク内
での前記重合性物質の重合反応によるポリマーの発生を
防ぎ、品質の低下を回避する重合性物質の貯蔵方法の改
良に関するものである。
[背景技術とその問題点]
従来、スチレンモノマー、α−メチルスチレンモノマー
、アクリルニトリルモノマー等の重合しやすい常温液体
である重合性物質をタンクに貯蔵するために各種の方法
が考えられてきた0例えば、タンク内の重合性物質の液
相部分での重合反応を防止するためには、重合防止剤の
添加、反応を抑えるための冷却といった手段が一般的で
ある。
、アクリルニトリルモノマー等の重合しやすい常温液体
である重合性物質をタンクに貯蔵するために各種の方法
が考えられてきた0例えば、タンク内の重合性物質の液
相部分での重合反応を防止するためには、重合防止剤の
添加、反応を抑えるための冷却といった手段が一般的で
ある。
重合防止剤としては、パラターシャリ−ブチルカテコー
ル(TBC)や硫黄が一般的であったが、今日ではより
優れたニトロソアミン化合物(特公昭52−39016
)や、2・4ジニトロフエノールと2・6ジニトロフエ
ノールの混合物(特公昭53−17583)が知られて
いる。
ル(TBC)や硫黄が一般的であったが、今日ではより
優れたニトロソアミン化合物(特公昭52−39016
)や、2・4ジニトロフエノールと2・6ジニトロフエ
ノールの混合物(特公昭53−17583)が知られて
いる。
一方、冷却の方法としては、タンク外面に水を散布する
方法、タンク内の液体の一部を抜き出して冷却した後タ
ンクに戻す方法などが行なわれていた。
方法、タンク内の液体の一部を抜き出して冷却した後タ
ンクに戻す方法などが行なわれていた。
しかしながら、これらの方法が効果的なのはタンク内の
液相部分の重合性物質に限られ、液面より上の部分に気
相として存在する重合性物質にはその効果が及ばない。
液相部分の重合性物質に限られ、液面より上の部分に気
相として存在する重合性物質にはその効果が及ばない。
つまり、気相部分の重合性物質は、タンク内上部の気相
部分に対応する壁面の温度の影響を受けるため、冷却の
効果が及ばないこと、さらに重合防止剤として用いられ
る添加物の沸点は、一般に重合性物質の沸点よりも高い
ため、蒸発するのは専ら重合性物質だけということにな
る。従って、外気温が低下した場合、気相の重合性物質
は前記壁面近くのものから冷却されて壁面に凝縮するが
、これらの凝縮した液滴には重合防止剤がほとんど含ま
れておらず、液滴内の重合性物質は容易に重合反応を始
め、ポリマーとなる。このときポリマーは重力により下
方に成長するため天板内面ではつらら状に成長し、やが
て自重で剥離し落下して貯蔵液中に混入する。また側壁
面のポリマーは側壁面に沿って下方へ成長し、ついには
液面まで達して貯蔵液中に溶解する。一方1重合性物質
が追加貯蔵されて液面が上昇することにより、壁面に成
長しつつあるポリマーが液中に浸され溶解することもあ
り、いずれの場合も、ポリマーが貯蔵液中に混入し、不
純物となるという問題が生じる。
部分に対応する壁面の温度の影響を受けるため、冷却の
効果が及ばないこと、さらに重合防止剤として用いられ
る添加物の沸点は、一般に重合性物質の沸点よりも高い
ため、蒸発するのは専ら重合性物質だけということにな
る。従って、外気温が低下した場合、気相の重合性物質
は前記壁面近くのものから冷却されて壁面に凝縮するが
、これらの凝縮した液滴には重合防止剤がほとんど含ま
れておらず、液滴内の重合性物質は容易に重合反応を始
め、ポリマーとなる。このときポリマーは重力により下
方に成長するため天板内面ではつらら状に成長し、やが
て自重で剥離し落下して貯蔵液中に混入する。また側壁
面のポリマーは側壁面に沿って下方へ成長し、ついには
液面まで達して貯蔵液中に溶解する。一方1重合性物質
が追加貯蔵されて液面が上昇することにより、壁面に成
長しつつあるポリマーが液中に浸され溶解することもあ
り、いずれの場合も、ポリマーが貯蔵液中に混入し、不
純物となるという問題が生じる。
一般に1重合性物質を市販する場合のポリマー含有量は
、1〜10ppm程度と規制されており、従来、前記ポ
リマーの混入により重合性物質としての商品価値を失う
ことを避けるため、タンク内壁面の清掃や重合性物質の
再処理を行なう一方、タンク内壁面でのポリマー生成を
防止する方法が研究されていた。
、1〜10ppm程度と規制されており、従来、前記ポ
リマーの混入により重合性物質としての商品価値を失う
ことを避けるため、タンク内壁面の清掃や重合性物質の
再処理を行なう一方、タンク内壁面でのポリマー生成を
防止する方法が研究されていた。
たとえば、従来の重合防止剤の添加と液相部分の重合性
物質の冷却に加え、この重合防止剤を含んだ重合性物質
を汲みあげてタンク上部の天板に噴霧し、壁面を洗浄し
て凝縮を防止するとともに、天板を冷却することで積極
的に天板付近の気相の重合性物質を液化して回収すると
いう方法(特開昭58−42601)が知られている。
物質の冷却に加え、この重合防止剤を含んだ重合性物質
を汲みあげてタンク上部の天板に噴霧し、壁面を洗浄し
て凝縮を防止するとともに、天板を冷却することで積極
的に天板付近の気相の重合性物質を液化して回収すると
いう方法(特開昭58−42601)が知られている。
この方法によれば、タンク内壁面での重合性物質の凝縮
はかなり防げるが、噴霧を一様にするのが困難といった
設置に関わる問題とともに、噴霧口が詰る、あるいは複
雑な配管の隙間に重合性物質が溜る、といった問題に対
しては、タンク内部の配管だけに対応が困難であった。
はかなり防げるが、噴霧を一様にするのが困難といった
設置に関わる問題とともに、噴霧口が詰る、あるいは複
雑な配管の隙間に重合性物質が溜る、といった問題に対
しては、タンク内部の配管だけに対応が困難であった。
その他に、タンク内に窒素のような不活性ガスを送りこ
み、気相の重合性物質の分圧を下げることにより蒸発を
制限したり、タンク内壁面にコーティングを施し、凝縮
する際の液滴の核になりやすい突起を減らすことにより
凝縮を抑制する方法があるが、いずれも決定的なもので
はなく、他の方法と併用されるにすぎない。
み、気相の重合性物質の分圧を下げることにより蒸発を
制限したり、タンク内壁面にコーティングを施し、凝縮
する際の液滴の核になりやすい突起を減らすことにより
凝縮を抑制する方法があるが、いずれも決定的なもので
はなく、他の方法と併用されるにすぎない。
[発明の目的]
本発明の目的は、重合性物質の貯蔵に際して、タンク内
の液相の重合性物質の重合反応を防ぐとともに、液面か
らの蒸発を抑えることができ、また気相の重合性物質の
タンク内上部の気相部分に対応する壁面での凝縮による
液滴内での重合反応を抑えることができて、ポリマーの
発生を防ぎ、品質の低下を回避することを容易にする重
合性物質の貯蔵方法を提供することにある。
の液相の重合性物質の重合反応を防ぐとともに、液面か
らの蒸発を抑えることができ、また気相の重合性物質の
タンク内上部の気相部分に対応する壁面での凝縮による
液滴内での重合反応を抑えることができて、ポリマーの
発生を防ぎ、品質の低下を回避することを容易にする重
合性物質の貯蔵方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明は、
貯蔵タンク内の重合性物質のうち、液相部分を冷却する
ことにより重合性物質の重合反応および蒸発を抑え、タ
ンク内上部の気相部分に対応する壁面を加熱することに
より重合性物質の前記壁面での凝縮を抑えており、重合
性物質の貯蔵における問題点であった重合の発生による
品質の低下を回避しようとするものである。
貯蔵タンク内の重合性物質のうち、液相部分を冷却する
ことにより重合性物質の重合反応および蒸発を抑え、タ
ンク内上部の気相部分に対応する壁面を加熱することに
より重合性物質の前記壁面での凝縮を抑えており、重合
性物質の貯蔵における問題点であった重合の発生による
品質の低下を回避しようとするものである。
[実施例]
以下に本発明の重合性物質の貯蔵方法による実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の重合性物質の貯蔵方法による貯蔵タ
ンクの装置を示す概略図である。
ンクの装置を示す概略図である。
図において、タンク1は重合性物質であるスチL/7モ
ノマーに、重合防止剤としてパラターシャリ−ブチルカ
テコール(TBC)を添加した液体を貯蔵している。こ
のタンク1のコーンルーフ型天板IAの外側には、加熱
部としての加熱用配管2が設けられており、また天板温
度を検出するための温度センサ3が取り付けである。さ
らに、天板IA及び側壁面IBの内面はコーティングに
より平滑化されており、他の物質が付着しにくいように
なっている。
ノマーに、重合防止剤としてパラターシャリ−ブチルカ
テコール(TBC)を添加した液体を貯蔵している。こ
のタンク1のコーンルーフ型天板IAの外側には、加熱
部としての加熱用配管2が設けられており、また天板温
度を検出するための温度センサ3が取り付けである。さ
らに、天板IA及び側壁面IBの内面はコーティングに
より平滑化されており、他の物質が付着しにくいように
なっている。
一方、タンク1内の底部内側には、冷却部としての冷却
用配管4がコイル状に設けてあり、また液体温度を検出
するための温度センサ5が取り付けである。さらに吸入
管6Aおよび吐出管6Bを介して攪拌ポンプ6が接続さ
れ、この吐出管6Bからの噴流によりタンク1内の液体
を常に攪拌し、温度分布が一様になるようにして冷却効
果を高めている。これらの配管等の取り付は部分は、二
重管構造としてタンク側壁面IBの耐久性に配慮しであ
る。
用配管4がコイル状に設けてあり、また液体温度を検出
するための温度センサ5が取り付けである。さらに吸入
管6Aおよび吐出管6Bを介して攪拌ポンプ6が接続さ
れ、この吐出管6Bからの噴流によりタンク1内の液体
を常に攪拌し、温度分布が一様になるようにして冷却効
果を高めている。これらの配管等の取り付は部分は、二
重管構造としてタンク側壁面IBの耐久性に配慮しであ
る。
前記の加熱用配管2及び冷却用配管4には冷媒としてフ
レオン−22(R−22)が送り込まれるが、この冷媒
の動きを追って他の部分を説明する。
レオン−22(R−22)が送り込まれるが、この冷媒
の動きを追って他の部分を説明する。
前記冷却用配管4の出口側すなわち図中上端側は、熱交
換機15を介して圧縮機7が接続され、この圧縮lR7
は、吸入側圧力センサ8及びインバータ方式による回転
数制御装置9により吸入側圧力がほぼ一定1例えば0.
5〜1.0 k g/ Ctrl”となるように制御さ
れる図示しないモータにより駆動され、冷媒を圧縮し、
吐出側圧力10〜12kg / c m’ 、温度70
〜80℃で送り出す。
換機15を介して圧縮機7が接続され、この圧縮lR7
は、吸入側圧力センサ8及びインバータ方式による回転
数制御装置9により吸入側圧力がほぼ一定1例えば0.
5〜1.0 k g/ Ctrl”となるように制御さ
れる図示しないモータにより駆動され、冷媒を圧縮し、
吐出側圧力10〜12kg / c m’ 、温度70
〜80℃で送り出す。
送り出された冷媒は三方弁lOを通過し、放熱部配管2
の上端側に送られ、この放熱部配管2を通り天板IAに
放熱する。この際、温度センサ3により検出された温度
が規定値より高い場合は、天板IAの保護のため制御装
置11により三方弁10が切り換えられ、冷媒はバイパ
ス12を通るため放熱部配管2には冷媒は通らず、加熱
は行なわれないようにされ、天板の温度はそれ以上上昇
しないことになる。
の上端側に送られ、この放熱部配管2を通り天板IAに
放熱する。この際、温度センサ3により検出された温度
が規定値より高い場合は、天板IAの保護のため制御装
置11により三方弁10が切り換えられ、冷媒はバイパ
ス12を通るため放熱部配管2には冷媒は通らず、加熱
は行なわれないようにされ、天板の温度はそれ以上上昇
しないことになる。
放熱部配管2あるいはバイパス12を通過した冷媒は熱
交換器13に入るが、熱交換を行なうもう一方の配管1
4には海水、地下水等の冷却液が流通し、これにより冷
媒はある程°度冷却され、さらに熱交換器15に入って
、冷却用配管4からの冷媒により冷却される。一方、冷
却用配管4内の冷媒は加熱され、完全に気化するように
され、液相のまま圧縮Ia7に導入されて圧縮機7を損
傷することがないようにされている。
交換器13に入るが、熱交換を行なうもう一方の配管1
4には海水、地下水等の冷却液が流通し、これにより冷
媒はある程°度冷却され、さらに熱交換器15に入って
、冷却用配管4からの冷媒により冷却される。一方、冷
却用配管4内の冷媒は加熱され、完全に気化するように
され、液相のまま圧縮Ia7に導入されて圧縮機7を損
傷することがないようにされている。
二つの熱交換41113.15により冷却された冷媒は
、11張弁16を経て断熱膨張して気化し、冷却部配管
4において気化熱を吸収し、タンク底部の重合性物質を
冷却するが、この膨張弁16としては脈動防止のためヒ
ステリシスの大きなものを使用し、さらに制御装置17
によるオーバーライド制御により開度を調節される機構
をもつ。
、11張弁16を経て断熱膨張して気化し、冷却部配管
4において気化熱を吸収し、タンク底部の重合性物質を
冷却するが、この膨張弁16としては脈動防止のためヒ
ステリシスの大きなものを使用し、さらに制御装置17
によるオーバーライド制御により開度を調節される機構
をもつ。
第2図に、前記オーバーライド制御による膨張弁16の
弁開度の調節の流れを示す。
弁開度の調節の流れを示す。
図において、天板温度を検出するための温度センサ3に
よる温度T1、タンクl内の液体温度を検出するための
温度センサ5による温度T2を入力として、制御装置1
7は、まず演算器17Aで温度差(TI−T2)を計算
し、調節器17Bにより前記温度差(Tl−T2)と規
定値Tdを比較して弁開度A1を求める。一方、調節器
17Cにより前記温度T2と規定値Tcを比較して弁開
度A2を求め、さらに比較器(ハイセレクト)17Dに
おいて弁開度AI、A2のうち大きいものを選択し、そ
の値に従って膨張弁16の開度を、冷却用配管4での冷
却能力が増加する方向に操作する。このとき、前記規定
値Tdは天板温度とタンク1内の液体温度の温度差の目
標値であり、10℃以上が望ましく、また前記規定値T
cはタンク1内の液体温度の目標値であり、重合性物質
の重合反応を抑制するためには20℃以下、できれば1
0℃以下にすることが望ましい。
よる温度T1、タンクl内の液体温度を検出するための
温度センサ5による温度T2を入力として、制御装置1
7は、まず演算器17Aで温度差(TI−T2)を計算
し、調節器17Bにより前記温度差(Tl−T2)と規
定値Tdを比較して弁開度A1を求める。一方、調節器
17Cにより前記温度T2と規定値Tcを比較して弁開
度A2を求め、さらに比較器(ハイセレクト)17Dに
おいて弁開度AI、A2のうち大きいものを選択し、そ
の値に従って膨張弁16の開度を、冷却用配管4での冷
却能力が増加する方向に操作する。このとき、前記規定
値Tdは天板温度とタンク1内の液体温度の温度差の目
標値であり、10℃以上が望ましく、また前記規定値T
cはタンク1内の液体温度の目標値であり、重合性物質
の重合反応を抑制するためには20℃以下、できれば1
0℃以下にすることが望ましい。
再び冷媒の流れを追うと、冷却用配管4を出た冷媒は熱
交換器15に入り、熱交換器13からの冷媒を冷却した
後、圧縮機7に戻り、以下前述のサイクルを形成する。
交換器15に入り、熱交換器13からの冷媒を冷却した
後、圧縮機7に戻り、以下前述のサイクルを形成する。
第3図は、熱交換器15を示す概略図であ図において、
加熱用配管2を出て熱交換器13を経由した冷媒は、入
口15Aから入り冷却され、出口15Bから出て膨張弁
16に至る。一方、冷却用配管4からの冷媒は、入口1
5Cから入り吸熱して、出口150から出て圧縮機7に
至る。このとき、冷却用配管4を出た冷媒はほとんどが
気相であるが、液相であるものも混っており、これがそ
のまま圧縮機7に送り込まれた場合、圧縮器7のクラン
クケース内のオイルが冷えすぎたり、最悪の場合、液圧
縮により圧縮4i17が破損することもあるため、図に
示すように入口15Cの前に立ち上りを設け、入口15
Cが出口15Dより低い位置になるように接続し、液相
のまま通過するのを止める。
加熱用配管2を出て熱交換器13を経由した冷媒は、入
口15Aから入り冷却され、出口15Bから出て膨張弁
16に至る。一方、冷却用配管4からの冷媒は、入口1
5Cから入り吸熱して、出口150から出て圧縮機7に
至る。このとき、冷却用配管4を出た冷媒はほとんどが
気相であるが、液相であるものも混っており、これがそ
のまま圧縮機7に送り込まれた場合、圧縮器7のクラン
クケース内のオイルが冷えすぎたり、最悪の場合、液圧
縮により圧縮4i17が破損することもあるため、図に
示すように入口15Cの前に立ち上りを設け、入口15
Cが出口15Dより低い位置になるように接続し、液相
のまま通過するのを止める。
本実施例の装置においては、タンクl内の重合性物質の
液相部分に冷却用配管4を設けて、液相部分の温度を低
く抑えることにより、重合反応を抑制するとともに液面
からの蒸発を抑え、かつタンク天板IAを加熱する加熱
用配管2を設けて気相部分を加熱することにより、タン
クl内壁面での気相の重合性物質の凝縮を防止し、かつ
タンク1内に貯蔵する重合性物質の重合反応を確実に防
止できるため、品質の低下を回避することが容易にでき
る。
液相部分に冷却用配管4を設けて、液相部分の温度を低
く抑えることにより、重合反応を抑制するとともに液面
からの蒸発を抑え、かつタンク天板IAを加熱する加熱
用配管2を設けて気相部分を加熱することにより、タン
クl内壁面での気相の重合性物質の凝縮を防止し、かつ
タンク1内に貯蔵する重合性物質の重合反応を確実に防
止できるため、品質の低下を回避することが容易にでき
る。
前記加熱および冷却は、冷媒を用いた冷凍サイクルによ
り実現されているから、コンパクトな装置とすることが
でき、かつ冷凍サイクルの加熱および冷却の両方を有効
に利用しているからエネルギーコストを節減できる。ま
た、これらのサイクルは温度センサ3,5と制御装置1
1.17により自動化されているから、設定に従い最適
の状態に制御することができる。
り実現されているから、コンパクトな装置とすることが
でき、かつ冷凍サイクルの加熱および冷却の両方を有効
に利用しているからエネルギーコストを節減できる。ま
た、これらのサイクルは温度センサ3,5と制御装置1
1.17により自動化されているから、設定に従い最適
の状態に制御することができる。
制御においては、天板温度TIと液体温度T2との温度
差(TI−T2)と規定値Tdを比較して求めた弁開度
Alと、液体温度T2と規定値TCを比較して求めた弁
開度A2のうち大きいものを比較器(ハイセレク))1
7Dにおいて選択し、その値に従って膨張弁16の開度
を操作することにより、タンク1内の液相部分を常に充
分低い温度に保つことができ、重合反応を抑制するとと
もに液面からの蒸発を抑えることができる。さらに三方
弁lO及びバイパス12による過熱防止のためのインタ
ーロック機構を設けたことで、加熱用配管2が過熱して
天板IA及び他の装置への障害や、タンクl内の液相部
分にまで熱の影響が及ぶのを防ぐことができる。
差(TI−T2)と規定値Tdを比較して求めた弁開度
Alと、液体温度T2と規定値TCを比較して求めた弁
開度A2のうち大きいものを比較器(ハイセレク))1
7Dにおいて選択し、その値に従って膨張弁16の開度
を操作することにより、タンク1内の液相部分を常に充
分低い温度に保つことができ、重合反応を抑制するとと
もに液面からの蒸発を抑えることができる。さらに三方
弁lO及びバイパス12による過熱防止のためのインタ
ーロック機構を設けたことで、加熱用配管2が過熱して
天板IA及び他の装置への障害や、タンクl内の液相部
分にまで熱の影響が及ぶのを防ぐことができる。
これらの制御は全て電気的に処理されていることから、
制御系を一箇所に集めることで遠隔操作による集中管理
も可能となる。さらに、冷媒の圧縮にはインバータ制御
の圧縮機7を用いてエネルギー効率を高め、液相部分を
冷却する冷却部をタンク1内に設けて直接冷却としてい
るから、この点においてもエネルギーコストを節減でき
る。また、液相部分を攪拌する攪拌ポンプ6を設けたこ
とで、重合性物質の液相部分の温度分布を一定にするこ
とができ、さらに入荷時には移送されてきた重合性物質
の冷却時間を短縮することができるとともに、出荷時に
は移送管内へ送り出された重合性物質の温度をタンク内
と同様な低い温度で送り出すことができて、移送管内で
の重合反応を抑えるという効果もある。
制御系を一箇所に集めることで遠隔操作による集中管理
も可能となる。さらに、冷媒の圧縮にはインバータ制御
の圧縮機7を用いてエネルギー効率を高め、液相部分を
冷却する冷却部をタンク1内に設けて直接冷却としてい
るから、この点においてもエネルギーコストを節減でき
る。また、液相部分を攪拌する攪拌ポンプ6を設けたこ
とで、重合性物質の液相部分の温度分布を一定にするこ
とができ、さらに入荷時には移送されてきた重合性物質
の冷却時間を短縮することができるとともに、出荷時に
は移送管内へ送り出された重合性物質の温度をタンク内
と同様な低い温度で送り出すことができて、移送管内で
の重合反応を抑えるという効果もある。
なお、前記実施例においては、コーンルーフ型タンク1
に貯蔵する例を示したが、ドーム型、あるいは平板状の
天板をもつタンクにも応用可能であり、タンクl上部の
天板IAに設けた加熱用配管2は、天板IAに限らず側
壁面IBの上部の気相部分に対応する部分にまで拡張し
て設けてもよい。さらに、圧縮Ja7を駆動するモータ
の制御方法はインバータによる回転数制御にかぎらず、
アンロード制御等でもよい。
に貯蔵する例を示したが、ドーム型、あるいは平板状の
天板をもつタンクにも応用可能であり、タンクl上部の
天板IAに設けた加熱用配管2は、天板IAに限らず側
壁面IBの上部の気相部分に対応する部分にまで拡張し
て設けてもよい。さらに、圧縮Ja7を駆動するモータ
の制御方法はインバータによる回転数制御にかぎらず、
アンロード制御等でもよい。
また、前記実施例においては加熱部としての加熱用配管
2と冷却部としての冷却用配管4とを一連の冷凍サイク
ルで構成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、加熱部を単なるヒータとし、冷却部をヒートパイプ
とするなど、他の加熱、冷却手段で代替してもよく、要
するに、タンクl向上部の気相部分に対応する壁面を加
熱し、タンクl内に収められた重合性物質の液相部分を
冷却できるものであればよい、しかし、前記実施例のよ
うに構成すれば、一連のサイクルとなって効率のよい重
合防止を行なえるという利点がある。
2と冷却部としての冷却用配管4とを一連の冷凍サイク
ルで構成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、加熱部を単なるヒータとし、冷却部をヒートパイプ
とするなど、他の加熱、冷却手段で代替してもよく、要
するに、タンクl向上部の気相部分に対応する壁面を加
熱し、タンクl内に収められた重合性物質の液相部分を
冷却できるものであればよい、しかし、前記実施例のよ
うに構成すれば、一連のサイクルとなって効率のよい重
合防止を行なえるという利点がある。
さらに、貯蔵する重合性物質としては、スチレンモノマ
ーに限らず、たとえばα−メチルスチレンモノマー、ア
クリルニトリルモノマー等でもよく、冷媒としてはフレ
オン−22の他、フレオン−12等を用いてもよく、重
合防止剤としてパラターシャリブチルカテコール(TB
C)を添加したが、これは硫黄、あるいは一層良好な結
果を得られるニトロソアミン化合物、2・4ジニトロフ
エノールと2・6ジニトロフエノールの[?物でもよい
。
ーに限らず、たとえばα−メチルスチレンモノマー、ア
クリルニトリルモノマー等でもよく、冷媒としてはフレ
オン−22の他、フレオン−12等を用いてもよく、重
合防止剤としてパラターシャリブチルカテコール(TB
C)を添加したが、これは硫黄、あるいは一層良好な結
果を得られるニトロソアミン化合物、2・4ジニトロフ
エノールと2・6ジニトロフエノールの[?物でもよい
。
[発明の効果]
上記のように1本発明の重合性物質の貯蔵方法によれば
、タンク内の重合性物質の重合反応を防ぐとともに、液
面からの蒸発を抑え、また気相の重合性物質のタンク内
での凝縮による液滴内での重合反応を抑えることにより
、ポリマーの発生を防ぎ、品質の低下を回避することを
容易に行なうことができるという効果がある。
、タンク内の重合性物質の重合反応を防ぐとともに、液
面からの蒸発を抑え、また気相の重合性物質のタンク内
での凝縮による液滴内での重合反応を抑えることにより
、ポリマーの発生を防ぎ、品質の低下を回避することを
容易に行なうことができるという効果がある。
第1図は本発明の方法を実施する貯蔵タンクの装置の一
例を示す概略図、第2図は第1図における膨張弁の制御
の流れを示す図、第3図は第1図の一方の熱交換器を示
す概略構成図である。 1・・・タンク、IA・・・天板、2・・・加熱用配管
、3.5・・・温度センサ、4・・・冷却用配管、7・
・・圧縮器、11.17・・・制御装置、13.15・
・・熱交換器、16・・・膨張弁。
例を示す概略図、第2図は第1図における膨張弁の制御
の流れを示す図、第3図は第1図の一方の熱交換器を示
す概略構成図である。 1・・・タンク、IA・・・天板、2・・・加熱用配管
、3.5・・・温度センサ、4・・・冷却用配管、7・
・・圧縮器、11.17・・・制御装置、13.15・
・・熱交換器、16・・・膨張弁。
Claims (4)
- (1)重合性物質の貯蔵タンクにおいて、タンク内に収
納された重合性物質の液相部分を冷却するための冷却部
と、タンク内上部の気相部分に対応する壁面を加熱する
ための加熱部を設けることを特徴とする重合性物質の貯
蔵方法。 - (2)特許請求の範囲第1項において、冷媒を圧縮機に
よって断熱圧縮し、加熱部で放熱させ、熱交換器でさら
に冷却した後、調節可能な膨張弁で断熱膨張し、冷却部
で気化させて吸熱を行ない、前記圧縮機に戻る冷凍サイ
クルを形成することを特徴とする重合性物質の貯蔵方法
。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、加
熱部の温度と、タンク内の液相部分の温度を検出し、加
熱部の温度と液相部分の温度の温度差を、予め設定して
おいた値と比較することで膨張弁の開度を求めると共に
、液相部分の温度を、予め設定しておいた値と比較する
ことで膨張弁の開度を求め、これらの開度のうち、大き
いほうの開度に従い膨張弁を調節し、系の制御を行なう
ことを特徴とする重合性物質の貯蔵方法。 - (4)特許請求の範囲第2項または第3項において、加
熱部の温度が、予め設定しておいた値より高い場合に、
冷媒の流路を切換えて加熱部を回避させることにより、
加熱部の過熱を防止することを特徴とする重合性物質の
貯蔵方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11739985A JPS61275232A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 重合性物質の貯蔵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11739985A JPS61275232A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 重合性物質の貯蔵方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61275232A true JPS61275232A (ja) | 1986-12-05 |
| JPH0335301B2 JPH0335301B2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=14710685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11739985A Granted JPS61275232A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 重合性物質の貯蔵方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61275232A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6615914B1 (en) * | 1999-06-02 | 2003-09-09 | Li Young | Programmable, heatable, coolable reaction vessel utilizing phase change refrigeration |
| JP2008222594A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daiyanitorikkusu Kk | アクリルアミド水溶液の貯留タンク |
| JP2014144926A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 易重合性化合物の貯蔵タンク及び貯蔵方法 |
| JP2016079093A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-16 | 三菱化学株式会社 | 易重合性化合物の貯蔵タンク設備及び貯蔵方法 |
| JP2017074993A (ja) * | 2016-11-07 | 2017-04-20 | 三菱化学株式会社 | 易重合性化合物の貯蔵方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048938A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-16 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 熱重合性モノマ−の貯蔵装置 |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP11739985A patent/JPS61275232A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048938A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-16 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 熱重合性モノマ−の貯蔵装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6615914B1 (en) * | 1999-06-02 | 2003-09-09 | Li Young | Programmable, heatable, coolable reaction vessel utilizing phase change refrigeration |
| JP2008222594A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daiyanitorikkusu Kk | アクリルアミド水溶液の貯留タンク |
| JP2014144926A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 易重合性化合物の貯蔵タンク及び貯蔵方法 |
| JP2016079093A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-16 | 三菱化学株式会社 | 易重合性化合物の貯蔵タンク設備及び貯蔵方法 |
| JP2017074993A (ja) * | 2016-11-07 | 2017-04-20 | 三菱化学株式会社 | 易重合性化合物の貯蔵方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0335301B2 (ja) | 1991-05-27 |
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