JPS61275352A - 可溶性ポリイミド溶液 - Google Patents

可溶性ポリイミド溶液

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JPS61275352A
JPS61275352A JP11655385A JP11655385A JPS61275352A JP S61275352 A JPS61275352 A JP S61275352A JP 11655385 A JP11655385 A JP 11655385A JP 11655385 A JP11655385 A JP 11655385A JP S61275352 A JPS61275352 A JP S61275352A
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polyimide
diisocyanate
solution
coating
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Kohei Goto
幸平 後藤
Fumitaka Takinishi
滝西 文貴
Makiko Togo
東郷 真紀子
Hiroharu Ikeda
池田 弘治
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリイミドの溶液に関し、特に電子部品用コ
ーティング材料としての可溶性ポリイミドを特定の有機
溶剤に溶解させた溶液に関する。
従来の技術 従来、電子部品、例えばIC、トランジスター、磁気ヘ
ッドなどの眉間絶縁膜、太陽電池の絶縁膜、ならびに各
種素子の保護膜、α線遮蔽膜および液晶配向膜としてポ
リイミドが用いられており、中でも可溶性ポリイミドは
、ポリイミドの前駆体であるポリアミック酸化合物を硬
化して得られるポリイミドに比べ、溶液とした場合に優
れた保存安定性を有し、イミド化のための高温での長時
間による処理が不必要であることなどの理由により多用
されつつある。
発明が解決しようとする問題点 前記の可溶性ポ、リイミドの薄膜を形成させる場合、通
常、溶液として基体に塗布した後に乾燥させて形成させ
るが、この際に用いる溶媒としては一般的にN−メチル
−2−ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミドなど
のアミド系溶媒が用いられており、これらの溶媒は吸湿
性が高く、また吸湿した溶液で基体にコーティングを行
うと、コーテイング膜が失透する問題を発生する。
更に、比較的均質な薄膜を形成できるスピンナーを用い
たコーティング法でアミド系溶媒による可溶性ポリイミ
ド溶液のコーティングを行った場合にも、塗膜に斑点や
ストリエーションが発生し均質な塗膜が得られにくく、
スピンナーの回転数を上げたり、コーティングに長時間
を要するなどの問題を有していた。
本発明の目的は、かかる従来の技術的課題を解決し、可
溶性ポリイミドと特定の有機溶剤からなる均質性や塗布
性の優れた可溶性ポリイミド溶液を提供することにある
問題点を解決するための手段 即ち本発明は、可溶性ポリイミドをラクトン類を含有し
てなる溶媒に溶解してなる可溶性ポリイミド溶液を提供
するものである。
本発明で用いることのできる可溶性ポリイミドとしては
、本発明の特定の有機溶剤系に溶解しうるちのであれば
特に制限はなく、例えば下記テトラカルボン酸成分(A
)と下記ジアミン(B)またはジイソシアネート(C)
とを反応させることにより得られるポリイミドの構造を
有するポリイミドを挙げることができる。
かかるテトラカルボン酸成分(A)としては、ブタンテ
トラカルボン酸、1,2.3.4−シクロブタンテトラ
カルボン酸、1.2.3.4−シクロペンタンテトラカ
ルボン酸、2,3.5−トリカルボキシシクロペンチル
酢酸、3.5.6−ドリカルポキシーノルボルナンー2
−酢酸、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフリル)
−3−メチル・−シクロヘキセンジカルボン酸、ビシク
ロ(2,2,2)−オクト−7−ニンーテトラカルボン
酸、1.2.3.4−フランテトラカルボン酸、4,4
′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニ
ルスルフィド、4.4’−ビス(3,4−ジカルボキシ
フェノキシ)ジフェニルスルホン、4.4′−ビス(3
,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルプロパン、
3.3’。
4.4′−パーフルオロイソプロピリデンテトラカルボ
ン酸、3.3’、4.4’−ビフェニルエーテルテトラ
カルボン酸、ビス(フタール酸)フェニルホスフィンオ
キサイド、p−フェニレン−ビス=(トリフェニルフタ
ール酸)、m−フェニレン−ビス−(トリフェニルフタ
ール酸)、ビス(トリフェニルフタール酸)−4,4’
−ジフェニルエーテル、ビス(トリフェニルフタール酸
)−4,4’−ジフェニルメタンなどのテトラカルボン
酸類の無水物を用いた可溶性ポリイミドを挙げることが
出来る。
これらは単独もしくは混合して用いることが出来る。
また、前記テトラカルボン酸成分(A)と反応させる一
般的なジアミン(B)またはイソシアネート(C)とし
ては、一般式: H2N−R−NH,または一般式: 0CN−R−NGOで示される化合物(Rは、2価の芳
香族基、脂肪族基、脂環族基、オルガノシロキサン基な
どの有機基を示す)である。
前記一般式における好ましいRとしては、例えば、 Y 。
(式中、X3、X2、X、およびX4は、同一でも異な
ってもよく、−Hl−CH3またはOCH3、Yoは−
CHt −1CzHa−1−〇−1−5−1−C−1 −CONH−を示し、nは0または1を示す。)で示さ
れる芳香族基、−(CH,)n−(式中、nは2〜20
の整数を示す。)、で示される炭素数2〜20の脂肪族
基ま、たは脂環族基、 などの2価の脂肪族基、脂環族基または芳香族基を示し
、R#は、 Cn H2a+ 1  (式中、nは1〜20の整数を
示す。)などの1価の脂肪族、脂環式または芳香族の炭
化水素基を示し、mは1〜100の整数である。〕で示
されるオルガノシロキサン基を挙げることができる。
前記ジアミン(B)の具体例としては1、パラフェニレ
ンジアミン、メタフェニレンジアミン、4.4′−ジア
ミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジフエニル
エタン、ベンジジン、4゜4′−ジアミノジフェニルス
ルフィド、4.4′−ジアミノジフエニルスルホン、4
.4′−ジアミノジフェニルエーテル、1.5−ジアミ
ノナフタレン、3.3′−ジメチル−4,4′−ジアミ
ノビフェニル、3.4′−ジアミノベンズアニリド、3
.4′−ジアミノジフェニルエーテル、3゜3′−ジア
ミノベンゾフェノン、3.4′−ジアミノベンゾフェノ
ン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、メタキシリレ
ンジアミン、1,3−プロパンジアミン、テトラメチレ
ンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジ
アミン、ノナメチレンジアミン、4.4′−ジメチルへ
ブタメチレンジアミン、1.4−ジアミノシクロヘキサ
ン、イソホロンジアミン、テトラヒドロジシクロペンタ
ジエニレンジアミン、ヘキサヒドロ−4,7−メタノイ
ンダニレンシメチレンジアミン、トリシクロ(6,2,
1,0”・7〕−ランデシレンジメチルジアミンおよび などで示されるジアミノオルガノシロキサンを挙げるこ
とができる。
これらのジアミンは、1種単独でも2種以上の組み合わ
せでも使用することができる。
また、前記ジイソシアネート(C)の具体例としては、
2.4−トリレンジイソシアネート、2゜6−トリレン
ジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、
m−フェニレンジイソシアネート、4.4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、4.4’−ジフェニルエー
テルジイソシアネート、4.4’−ジフェニルスルホン
ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルスルフィドジ
イソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート
、2.6−ナフタレンジイソシアネート、トリジンイソ
シアネー)、4.4’−ビフェニルジイソシアネート、
p−キシリレンジイソシアネート、m−キシリレンジイ
ソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、1.3−ビス(イソシアネートメ
チル)シクロヘキサン、1.4−ビス(イソシアネート
メチル)シクロヘキサン、4.4’−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、4.4′−ジシクロヘキシル
エーテルジイソシアネートなどの脂環族ジイソシアネー
ト、ブタンジイソシアネート、へキサメチレンジイソシ
アネート、オクタメチレンジイソシアネート、リジンジ
イソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイソシア
ネートなどの脂肪族ジイソシアネートを挙げることがで
きる。
これらのジイソシアネートは、単独または混合して用い
ることができる。
また、他の可溶性ポリイミドとしては、下記テトラカル
ボン酸成分(D)と下記ジアミン(E)とを反応させる
ことにより得られるポリイミドの構造を有するポリイミ
ドを挙げることができる。
かかるテトラカルボン酸成分(D)としては、前記テト
ラカルボン酸成分(A)以外にピロメリット酸、3.3
’、4.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、3.
3’、4.4’−ビフェニルスルホンテトラカルボン酸
、1.4.5.8−ナフタレンテトラカルボン酸、2.
3.6.7−ナフタレンテトラカルボン酸、3.3’、
4.4’−ビフエニルエーテルテトラカルボン酸、31
 3 ’ +4.4′−ジメチルジフェニルシランテト
ラカルボン酸、3.3’、4.4’−テトラフェニルシ
ランテトラカルボン酸などのテトラカルボン酸類の無水
物を挙げることができる。
前記テトラカルボン酸成分(D)と反応させるジアミン
成分(E)としては、ビス(4−アミノフェニル)フル
オレン、ジアミノテトラフェニルチオフェン、4.4′
−フタリド−3,3′−ジアミノジフェニルエーテル、
4.4′−フタリド−3,3’−ジアミノジフェニルメ
タン、4,4′−フタリド−3,3′ジアミノベンゾフ
エノン、4.4′−アセトアミド−3,3′−ジアミノ
ジフェニルエーテル、4.4’−アセトアミド−3゜3
′−ジアミノジフェニルメタン、4.4′−アセトアミ
ド−3,3′−ジアミノベンゾフェノン、4−スルホン
アミド−12,3−フェニレンジアミン、4.6−ビス
(アミノフェニル)−1,3−フェニレンジアミン、5
−アミノ−1(4′−アミノフェニル)−1,3,3−
1−リメチルインダン、6−アミノ−1(4′−アミノ
フェニル)−1,3,3−)リメチルインダンなどを挙
げることができる。
これらテトラカルボン酸成分(D)またはジアミン(E
)は、単独または2種以上混合して用いることができる
本発明に使用される可溶性ポリイミドの最も好ましい例
は、下記一般式(I)で示される繰り返し構造単位を有
するポリイミドである。
(式中、Rは前記に同じ) 本発明に用いられる可溶性ポリイミドの固有粘度Cηt
nh =fn’7rat /c、 c=0.5g/d!
、30℃、ジメチルホルムアミド中)は、好ましくは0
.05d!/g以上、特に好ましくは0.05〜5 a
 / gであり、特に前記一般式で示される繰り返し単
位が好ましくは50重量%以上、特に好ましくは75重
景%以上有する可溶性ポリイミドが好適である。
これら本発明の可溶性ポリイミドは、例えばテトラカル
ボン酸二無水物とジアミンとの反応から得られるポリア
ミック酸を経由して製造する場合は、ポリアミック酸を
加熱脱水することによるイミド化反応を行うか、あるい
は酸無水物共存下などの・一般的に公知の化学的イミド
化反応を行うことにより製造することができる。
また、テトラカルボン酸二無水物とジイソシアネートと
を反応させ可溶性ポリイミドを製造する場合には、トリ
エチルアミン、ピリジン、ピコリン、キノリン、イソキ
ノリン、トリエチレンジアミン、1.8−ジアザビシク
ロ(5,,4,0)−7−ウンデセンなどの塩基性化合
物を触媒に用い、加熱反応させることによって製造する
ことができる。
なお、前記一般式(I)で示される繰り返し構造単位を
有する本発明に好ましく用いられる可溶性ポリイミドは
、例えば ■2.3.5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無
水物とジアミンとから得られるポリアミック酸を有機溶
媒溶液とし、有機カルボン酸無水物の存在下にイミド化
反応させるかく特開昭59−199720号公報)、 ■2,3.5−1−リカルボキシシクロペンチル酢酸二
無水物とジイソシアネートを有機溶媒中で反応させる(
特開昭60−1218号公報)ことによって製造される
ここで2.3.5−1−リカルボキシシクロベンチル酢
酸(以下rTCAJという)は、例えばジシクロペンタ
ジェンをオゾン分解し、過酸化水素で酸化する方法〔英
国特許第872355号明細書、J、Org、Chem
o、28.2537(1963))またはジシクロペン
タジェンを水和して得られるヒドロキシジシクロペンタ
ジェンを硝酸酸化する方法(西独特許第1078120
号明細書)などによって製造することができ、このTC
Aを脱水することにより2.3.5−トリカルボキシシ
クロペンチル酢酸二無水物(以下rTCA −AHJと
いう)を製造することができる。
以上のポリイミドの製造における反応系に用いることの
できる有機溶媒としては、前記ポリアミック酸や可溶性
ポリイミドを溶解させるものであれば特に制限はなく、
例えばN−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジメチル
アセトアミド、N。
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、T
−ブチロラクトン、テトラメチル尿素、ヘキサメチルホ
スホルアトリアミドなどの非プロトン系極性溶媒、m−
クレゾール、キシレノール、フェノール、ハロゲン化フ
ェノールなどのフェノール系溶媒を挙げることができる
また、可溶性ポリイミドのうち、特に溶解性の優れた系
においては、ハロゲン化炭化水素やエーテル系溶媒など
も用いることができる。
本発明の可溶性ポリイミド溶液は、かかる可溶性ポリイ
ミドにラクトン類を含有してなる溶媒に溶解したもので
ある。
ここで、ラクトン類としては、T−ブチロラクトン、γ
−バレロラクトン、γ−カプロラクトン・δ−バレロラ
クトン、δ−クロロ−γ−バレロラクトン、δ−カプロ
ラクトン、α、α−ジメチルブチロラクトン、γ、γ−
ジメチルブチロラクトンなどを挙げることができ、好ま
しいラクトン類は炭素数が3〜6のラクトン類である。
また、本発明の可溶性ポリイミド溶液には、アミド類か
らなる溶媒を併用することが好ましく、アミド類として
はN−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジメチルアセ
トアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、テトラメチ
ル尿素、ヘキサメチルホスホルトリアミド、ホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド、アセトアミド、N−メチ
ルアセトアミド、N−メチルプロピオンアミド、2−と
ロリドンなどを挙げることができる。
アミド類を併用する場合の溶媒中のラクトン類の組成は
、5〜95重量部、好ましくは10〜90重量部であり
、アミド類の組成は、5〜95重量部、好ましくは10
〜90重量部である。
ラクトン類の組成が5重量部未満では該溶媒が吸水する
と塗膜の失透を防止できず、一方95重量部を超えると
スピンナーで塗膜形成時の塗膜状態の表面均一性を保つ
のが困難となる。
本発明の可溶性ポリイミド溶液は、通常、可溶性ポリイ
ミド濃度0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜20
重量%の濃度に調製される。
なお、本発明の可溶性ポリイミド溶液は、前記特定の溶
媒の他にその他の一般的有機溶媒であるアルコール類、
フェノール類、ケトン類、エステル類、エーテル類、ハ
ロゲン化炭化水素類、炭化水素類、例えばメチルアルコ
ール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1.4−7
’タンジオール、トリエチレングリコール、エチレング
リコールモノメチルエーテル、フェノール、m−クレゾ
ール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シク°ロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、蓚酸ジエチル、マロン酸ジエチル、ジ
エチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、
エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコー
ルn−プロピルエーテル、エチレングリコールi s 
o−、プロピルエーテル、エチレングリコールn −7
’チルエ−チル、エチレングリコールジメチルエーテル
、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタン、1,4
−ジクロルブタン、トリクロルエタン、クロルベンゼン
、O−ジクロルベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレンなども前記特定の可
溶性ポリイミドを溶解させる溶媒に該可溶性ポリイミド
を析出させない程度混合して用いることができる。
このようにして調製される本発明の可溶性ポリイミド溶
液は、基材にロールコータ−法、スピンナー法、印刷法
などで塗布し、次いで例えば80〜250℃、5〜18
0分乾燥することによって可溶性ポリイミドの塗膜を形
成することができる。
実施例 以下、実施例を挙げ本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
参考例1 ジアミノジフェニルエーテル(DDE)20.48g 
(0,102モル)を、N、N−ジメチルホルムアミド
(DMF)247.5gに溶解した後、2.3.5−ト
リカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物(TCA−A
H)23.15g (0,103モル)を粉末のまま加
えて攪拌しながら25℃で反応させた。24時間後にこ
の反応液を少量サンプリングし、ポリアミック酸が0.
5g/100mj!の濃度になるようにDM・Fを加え
て固有粘度(30℃)を測定した。
得られたポリアミック酸のη□□は0.9!b/gであ
った。
次いで、前記反応液に更にDMFを加えてポリアミック
酸濃度を6.1重量%とじた溶液30gを100m1の
フラスコに移し、この溶液に無水酢酸1.32gおよび
ピリジン1.02gを順次加えて混合、攪拌した後、1
35℃で2時間反応させた。
次いで反応生成物を大量のメタノールに注いで可溶性ポ
リイミドを凝固し回収した後、80’Cで一晩乾燥した
得られた可溶性ポリイミドのDMF中、30℃の粘度η
(nhは、0.79d!/gであった。
この可溶性ポリイミドを再度DMFに溶解し、ガラス板
上に流延し乾燥した後、フィルムを剥離し赤外線吸収ス
ペクトルを測定した結果、1740cm−’および16
90cm−’にイミドのC=O伸縮振動に基づく吸収が
認められた。
これにより、無水酢酸とピリジンの存在下でポリアミッ
ク酸溶液を加熱反応させることにより、可溶性ポリイミ
ドが得られることが分かる。
参考例2 窒素雰囲気下でTCA−AH22,4gおよび4.4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート25.0gをメタ
クレゾール200mlに溶解させた。次に触媒としてト
リエチルアミン4gを加えて180〜190℃に昇温し
、7時間反応させた。この反応溶液を大量のアセトンと
混合しポリイミドを凝固析出し、乾燥することにより3
8gのポリイミド粉末を得た。
得られた可溶性ポリイミドの固有粘度(vtnh)は、
0.99dl/gであった。この可溶性ポリイミドを再
度DMFに溶解し、ガラス板上に流延し乾燥した後、フ
ィルムを剥離し赤外線吸収スペクトルを測定した結果、
1710cm−’、1780cm−’および1370c
m−’にイミドのC=0伸縮振動に基づく吸収が認めら
れた。
参考例3 テトラカルボン酸成分としてTCA −AH/3゜3’
、4.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸=75/
25 (モル比)とした以外は、参考例1と同様にして
反応させ、固有粘度(ηinh )が、0.76dl/
gの可溶性ポリイミドを得た。
参考例4 ジアミン成分として4,4′−ジアミノジフェニルエー
テル/(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサ
ン−90/10(モル比)とした以外は、参考例1と同
様にして反応させ、固有粘度(ηink’)が、0.6
8d!/gの可溶、性ポリイミドを得た。
実施例1 参考例1で得られた可溶性ポリイミドをγ−ブチロラク
トン/N、N−ジメチルアセトアミド=80/20(重
量比)からなる混合溶媒を用いて5重量%のポリイミド
溶液を調製した。
得られた溶液を孔径0.22μmのメンブランフィルタ
−で濾過し、不溶分を除去した。
この溶液をガラス基板上にスピンナーを用いて2、OO
Orpm、60秒の条件で塗布したところ、基板上には
じきもなく均一に塗布することができた。
塗布後、150℃で1時間クリーンオーブン中で乾燥さ
せた。乾燥後のポリイミド塗膜は、干渉縞、斑点、スト
リエーションもなく、均一であった。
比較例1 実施例1で用いた混合溶媒系の代わりにN、 N−ジメ
チルアセトアミドを用い、実施例1と同様にスピンコー
ティング、乾燥を行った。
得られた塗膜は、失透した斑点が多く、不均一なもので
あった。
実施例2 実施例1で用いた混合溶媒系の代わりにT−ブチロラク
トンを用い、実施例1と同様にスピンコーティング(た
だし条件は、3.00Orpm、3分)、乾燥を行った
。得られた塗膜は、透明であり、かつストリエーション
もなく均一であった。
実施例3 実施例1で用いた混合溶媒の組成をT−ブチロラクトン
/N、N−ジメチルアセトアミド=20/80 (重量
比)に代え、更にポリイミドの濃度を0゜5重量%にし
て、実施例1と同様にスピンコーティング、乾燥を行っ
た。得られた塗膜は、透明であり、かつ干渉縞、斑点、
ストリエーションもなく均一であった。
比較例2 実施例3で用いた混合溶媒系の代わりにN、 N−ジメ
チルアセトアミドを用い、実施例1と同様にスピンコー
ティング、乾燥を行った。得られた塗膜は、比較例1と
は異なり透明であったが、ガラス基板周辺に斑点が観察
され、均一な塗膜とはいえなかった。
実施例4 実施例3で用いた混合溶媒系の代わりにγ−ブチロラク
トンを用い、実施例1と同様にスピンコーティング(た
だし条件は、3.00Orpm。
3分)、乾燥を行った。得られた塗膜は、透明であり、
かつストリエーションもなく均一であった。
実施例5 実施例3で用いたポリイミド溶液にポリイミドの濃度が
0.5重量%となるように水を加えた。
この溶液を用いて実施例1と同様にスピンコーティング
、乾燥を行った。得られた塗膜は、透明であり、かつ干
渉縞、斑点、ストリエーションもなく均一であった。
実施例6 実施例1で用いた混合溶媒の組成をγ−ブチロラクトン
/N、N−ジメチルホルムアミド=60/40(重量比
)に代え、実施例1と同様にスピンコーティング、乾燥
を行った。得られた塗膜は、透明であり、かつ干渉縞、
斑点、ストリエーションもなく均一であった。
比較例3 実施例6で用いた混合溶媒系の代わりにN、 N−ジメ
チルホルムアミドを用い、実施例1と同様にスピンコー
ティング、乾燥を行った。得られた塗膜は、不透明なも
のであった。
実施例7 実施例1で用いた混合溶媒の組成をγ−ブチロラクトン
/N−メチルー2−ピロリドン=40/60 (重量比
)に代え、実施例1と同様にスピンコーティング、乾燥
を行った。得られた塗膜は、透明で均一なものであった
実施例8 実施例7で用いたポリイミド溶液に水を加え、該溶液の
濃度を0.5重量%にして、実施例7と同様にスピンコ
ーティング、乾燥を行った。
得られた塗膜は、失透もなく、透明で均一であった。
実施例9 参考例2で得られた可溶性ポリイミドをγ−ブチロラク
トン/N、N−ジメチルアセトアミド=50150(重
量比)からなる混合溶媒を用いて3重量%のポリイミド
溶液を調製した。
得られた溶液を孔径0.22μmのメンブランフィルタ
−で濾過し、不溶分を除去した。
この溶液をガラス基板上にスピンナーを用いて2.00
Orpm、60秒の条件で塗布したところ、基板上には
じきもなく均一に塗布できた。
塗布後、150℃で1時間クリーンオーブン中で乾燥さ
せた。乾燥後のポリイミド塗膜は、干渉縞、斑点、スト
リエーションもなく、均一であった。
比較例4 実施例9で用いた混合溶媒系の代わりにN、 N−ジメ
チルアセトアミドを用い、実施例9と同様にスピンコー
ティング、乾燥を行った。
得られた塗膜は、不透明の斑点が多く現れて不均一なも
のであった。
実施例10 参考例3で得られたポリイミドをT−ブチロラクトン/
N、N−ジメチルアセトアミド=40/60(重量比)
からなる混合溶媒を用いて1重量%のポリイミド溶液を
調製した。
得られた溶液を孔径0.22μmのメンブランフィルタ
−で濾過し、不溶分を除去した。
この溶液をガラス基板上にスピンナーを用いて2.00
Orpm、60秒の条件で塗布したところ、基板上には
じきもなく均一に塗布できた。
塗布後、150℃で1時間クリーンオーブン中で乾燥さ
せた。乾燥後のポリイミド塗膜は、干渉縞、斑点、スト
リエーションもなく、均一であった。
比較例5 実施例10で用いた混合溶媒系の代わりにN。
N−ジメチルアセトアミドを用い、実施例1Oと同様に
スピンコーティング、乾燥を行った。
得られた塗膜は、不透明の斑点が現れて不拘、−なもの
であった。
実施例11 参考例4で得られたポリイミド簀γ−ブチロラクトン/
N、N−ジメチルアセトアミド=40/60(重量比)
からなる混合溶媒を用いて3重量%のポリイミド溶液を
調製した。
得られた溶液を孔径0.22μmのメンブランフィルタ
−で濾過しミ不溶分を除去した。
この溶液をガラス基板上にスピンナーを用いて2、OO
Orpm、60秒の条件で塗布したところ、基板上には
じきもなく均一に塗布できた。
塗布後、150 ’Cで1時間クリーンオーブン中で乾
燥させた。乾燥後のポリイミド塗膜は、干渉縞、斑点、
ストリエーションもなく、均一であった。
比較例6 実施例11で用いた混合溶媒系の代わりにN。
N−ジメチルホルムアミドを用い、実施例10と同様に
スピンコーティング、乾燥を行った。
得られた塗膜は、不透明の斑点が現れて不均一なもので
あった。
発明の効果 本発明によれば、可溶性ポリイミドと特定の有機溶媒か
らなる溶液は、吸湿しても塗膜の失透がなく、スピンコ
ーティングによる塗膜表面も斑点、ストリエーションな
どもなく、均一な塗膜を形成することができる。
従って本発明の可溶性ポリイミ溶液は、耐熱性、機械的
性質、電気的性質、耐薬品性などに優れ、電子産業部門
において例えばIC、トランジスター、磁気ヘッドなど
の層間絶縁膜、太陽電池の絶縁膜、ならびに各種素子の
保護膜、α線遮蔽膜および液晶配向膜に好適に用いるこ
とができ、例えばポリエステルなどの有機高分子材料、
ガラスシリコンウェハー、xTo4明電極のコーティン
グ用素材として特に優れた性能を発揮するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可溶性ポリイミドをラクトン類を含有してなる溶
    媒に溶解してなる可溶性ポリイミド溶液。
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