JPS6128744B2 - - Google Patents
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- JPS6128744B2 JPS6128744B2 JP22272282A JP22272282A JPS6128744B2 JP S6128744 B2 JPS6128744 B2 JP S6128744B2 JP 22272282 A JP22272282 A JP 22272282A JP 22272282 A JP22272282 A JP 22272282A JP S6128744 B2 JPS6128744 B2 JP S6128744B2
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Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
本発明は自動車用バンパーの製造方法に関する
ものである。 近年自動車軽量化の傾向は著しく、この目的の
一環として、従来の鋼鉄製バンパーに代わつて、
アルミニウム合金バンパーの使用が検討されてい
る。種々のアルミニウム合金のうち、押出加工
性、冷間加工性、耐応力腐食割れ性等が優れ、強
度的にも適度に優れているとされているA7003合
金の成分範囲は、Zn5.0〜6.5%、Mg0.50〜1.0
%、Zr0.05〜0.25%、不純物としてSi0.30%以
下、Fe0.35%以下、Cu0.20%以下、Mn0.30以
下、Cr0.20%以下、Ti0.20%以下、その他は個々
に0.05%以下、合計で0.15%以下、残部Alと規定
されており、中・高強度アルミニウム合金の中で
は比較的押出加工性に優れているが、軽量化の効
果が出るおおむね肉厚3mm以下の薄肉中空形材の
ような複雑な形材の押出加工は困難であるという
欠点がある。よしんば押出加工の際のビレツト加
熱温度を高くして、このような複雑な形材の押出
加工を行つても、この場合耐応力腐食割れ性が著
しく損なわれるために、バンパーそのものの破損
や、取付部分の損傷によりバンパーが脱落する等
の致命的欠陥を生ずるおそれがある。 以上の理由により、従来はおおむね肉厚3mm以
上の厚肉材あるいは中実材の押出形材に限定され
てしまい、軽量化の効果が十分に期待できないと
いう問題があつた。 本発明は、軽量かつ高強度で耐応力腐食割れ性
にも優れた自動車用バンパーの製造方法を確立す
るために、種々研究を重ねた結果完成されたもの
であつて、その要旨とするところは、A7003アル
ミニウム合金を用いて、中空形材に押出すことに
より自動車用バンパーを製造する方法において、 (a) 前記A7003アルミニウム合金におけるCuの
量を0.1〜0.2%としたビレツトを用い、 (b) 外接円の直径が100mm以上の中空押出形材
で、中空部を構成する肉厚3mm以下の部分の周
囲長が全周囲長の50%以上である中空押出形材
を押出し、 (c) 押出加工の際のビレツト加熱温度を450℃以
上とし、 (d) 押出加工後に、75〜105℃で2〜8時間時効
し、次いで135〜165℃で4〜10時間時効する2
段人工時効処理を行なう ことを特徴とするものである。 A7003アルミニウミ合金の成分規格によれば、
Cuは特に有効元素としては考えられておらず、
0.20%以下に規制されている。しかし本発明にお
いては、耐応力腐食割れ性の改善に0.1%以上の
Cu添加が効果的であることを見出したのであ
る。またCuの添加量が0.2%を越えると耐食性に
悪影響を与えることもわかつたので、耐食性を損
ねないで耐応力腐食割れ性を改善させるために、
0.1〜0.2%のCuを添加する必要がある。 このようにCuの量を0.1〜0.2%としたA7003ア
ルミニウム合金を用いて、中空形材に押出すので
あるが、この際形材の外接円直径を100mm以上と
する。一般に押出加工においては大型のものほど
押出しにくくなるが、本発明ではこのように従来
難しいとされていた大型の形材を押出し、しかも
バンパーとしての性能を十分に満たすために、外
接円直径が100mm以上の中空形材とする。またこ
の形材は、軽量化の効果を十分に発揮するため
に、中空部周囲の肉厚をおおむね3mm以下、具体
的には中空部を構成する肉厚3mm以下の部分の周
囲長が、全周囲長の50%以上となるようにする必
要がある。 また本発明では、軽量かつ高強度の自動車用バ
ンパーの製造を目指しているために、前記のよう
な大型でしかも薄肉の中空形材の押出加工を可能
にする必要があり、このような複雑かつ薄肉の形
状の形材を押出加工するには、押出加工の際のビ
レツト加熱を450℃以上の高温としなければなら
ない。従来はこのくらいの高い温度での押出加工
を行なうと、押出形材の再結晶粒の粗大化が大幅
に進んで、押出形材の耐応力腐食割れ性が著しく
損なわれ、これを避けるためには低い温度での押
出しを余儀なくされ、押出しやすい厚肉材や中実
材の押出加工に限定されていたのである。本発明
ではA7003アルミニウム合金に0.1〜0.2%のCuを
添加することによつて、耐応腐食割れ性を大幅に
向上せしめたために、このような高温での薄肉中
空形材の押出加工が可能となつたのである。 以上のようにして押出された中空形材は、その
後人工時効処理が施される。そして本発明では、
軽量化のために薄肉の押出形材としており、さら
に高強度という特性を満たすためには、素材自体
の強度が高いことが必須となる。具体的な目安と
して、耐力で30Kg/mm2以上の強度が安定的にもた
らされることが望まれる。そのため、75〜105℃
で2〜8時間時効し、次いで135〜165℃で4〜10
時間時効する2段人工時効処理を行なう必要があ
る。 この人工時効処理は、本合金では最大強度をも
たらすための条件であり、これより高い温度でも
低い温度でも、また短かい時間でも長い時間で
も、さらには1段だけの時効でも、強度は不足す
る。一般にはこのような最大強度をもたらすよう
な人工時効処理を施すと、耐応力腐食割れ性が低
下するが、本発明ではA7003アルミニウム合金に
0.1〜0.2%のCuを添加することにより、この点が
改善され、耐応力腐食割れ性を損うことなく、最
大強度をもたらす人工時効処理が行なえるように
なつたのである。 以上のようにして、軽量かつ高強度で、しかも
耐応力腐食割れ性にも優れた薄肉中空形材からな
る自動車用バンパーを製造する。なお自動車バン
パーとして用いるめには、形材に対して各種の曲
げ加工や、車体への取付けのための穿孔加工、剪
断加工を施すのが普通である。これらの加工を、
人工時効処理後に行なうと、強度が高いために加
工がかなり困難であるし、加工が可能であつたと
しても、残留応力が残るために耐応力腐食割れ性
の低下が予測される。このため、曲げ加工、穿孔
加工、剪断加工等を行なう場合、人工時効処理の
前に行なうが、少なくとも1段目時効と2段目時
効の間に行なうことが望ましい。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 第1表に示す化学組成からなるアルミニウム合
金ビレツト(直径176mm、長さ500mm)を、A合金
については3本、B合金およびC合金については
各1本ずつ用意し、それぞれ1800トン押出機に
て、第1図に示す断面形状の形材に押出すように
した。この形材は、外接円の直径が140mmであ
り、また中空部を構成する肉厚は、第1図に示し
たそれぞれの箇所につき、t1=1.6mm、t2=1.6
mm、t3=2.0mm、t4=2.8mmであつた。したがつて
この形材の中空部はすべて肉厚3mm以下であり、
詳細には、1.6mm以下が45%、2.0mm以下が80%、
2.8mm以下が100%であつた。 そして前記ビレツトを第2表に示した押出温度
に加熱し、その温度で押出した。さらに押出加工
後の形材には、第2表に示した条件で人工時効処
理を施した。 得られた形材につき、引張試験および応力腐食
割れ試験評価を行なつた。なお応力腐食割れ試験
は試験片の中央部にパワープレスによるパンチン
グによつて穿孔し、このあと前記人工時効処理を
行ない、次いで応力腐食試験液(CrO336g、
K2Cr2O730g、Nacl 3gを1000c.c.の水に溶かし
たもの)に浸漬、50℃で72時間保持後、取出し、
応力腐食割れの認められなかつたものを合格、応
力腐食割れの認められたものを不合格として評価
した。 引張試験および応力腐食割れ試験の結果を第3
表に示す。なお第2表に示た試料のうち、A−1
は押出不可能であつたので、試験は行なつていな
い。また本発明例としてB合金の応力腐食割れ試
験後の断面顕微鏡写真(20倍)を第2図に、一方
比較例としてC合金の応力腐食割れ試験後の断面
顕微鏡写真(20倍)を第3図に、それぞれ示す。
ものである。 近年自動車軽量化の傾向は著しく、この目的の
一環として、従来の鋼鉄製バンパーに代わつて、
アルミニウム合金バンパーの使用が検討されてい
る。種々のアルミニウム合金のうち、押出加工
性、冷間加工性、耐応力腐食割れ性等が優れ、強
度的にも適度に優れているとされているA7003合
金の成分範囲は、Zn5.0〜6.5%、Mg0.50〜1.0
%、Zr0.05〜0.25%、不純物としてSi0.30%以
下、Fe0.35%以下、Cu0.20%以下、Mn0.30以
下、Cr0.20%以下、Ti0.20%以下、その他は個々
に0.05%以下、合計で0.15%以下、残部Alと規定
されており、中・高強度アルミニウム合金の中で
は比較的押出加工性に優れているが、軽量化の効
果が出るおおむね肉厚3mm以下の薄肉中空形材の
ような複雑な形材の押出加工は困難であるという
欠点がある。よしんば押出加工の際のビレツト加
熱温度を高くして、このような複雑な形材の押出
加工を行つても、この場合耐応力腐食割れ性が著
しく損なわれるために、バンパーそのものの破損
や、取付部分の損傷によりバンパーが脱落する等
の致命的欠陥を生ずるおそれがある。 以上の理由により、従来はおおむね肉厚3mm以
上の厚肉材あるいは中実材の押出形材に限定され
てしまい、軽量化の効果が十分に期待できないと
いう問題があつた。 本発明は、軽量かつ高強度で耐応力腐食割れ性
にも優れた自動車用バンパーの製造方法を確立す
るために、種々研究を重ねた結果完成されたもの
であつて、その要旨とするところは、A7003アル
ミニウム合金を用いて、中空形材に押出すことに
より自動車用バンパーを製造する方法において、 (a) 前記A7003アルミニウム合金におけるCuの
量を0.1〜0.2%としたビレツトを用い、 (b) 外接円の直径が100mm以上の中空押出形材
で、中空部を構成する肉厚3mm以下の部分の周
囲長が全周囲長の50%以上である中空押出形材
を押出し、 (c) 押出加工の際のビレツト加熱温度を450℃以
上とし、 (d) 押出加工後に、75〜105℃で2〜8時間時効
し、次いで135〜165℃で4〜10時間時効する2
段人工時効処理を行なう ことを特徴とするものである。 A7003アルミニウミ合金の成分規格によれば、
Cuは特に有効元素としては考えられておらず、
0.20%以下に規制されている。しかし本発明にお
いては、耐応力腐食割れ性の改善に0.1%以上の
Cu添加が効果的であることを見出したのであ
る。またCuの添加量が0.2%を越えると耐食性に
悪影響を与えることもわかつたので、耐食性を損
ねないで耐応力腐食割れ性を改善させるために、
0.1〜0.2%のCuを添加する必要がある。 このようにCuの量を0.1〜0.2%としたA7003ア
ルミニウム合金を用いて、中空形材に押出すので
あるが、この際形材の外接円直径を100mm以上と
する。一般に押出加工においては大型のものほど
押出しにくくなるが、本発明ではこのように従来
難しいとされていた大型の形材を押出し、しかも
バンパーとしての性能を十分に満たすために、外
接円直径が100mm以上の中空形材とする。またこ
の形材は、軽量化の効果を十分に発揮するため
に、中空部周囲の肉厚をおおむね3mm以下、具体
的には中空部を構成する肉厚3mm以下の部分の周
囲長が、全周囲長の50%以上となるようにする必
要がある。 また本発明では、軽量かつ高強度の自動車用バ
ンパーの製造を目指しているために、前記のよう
な大型でしかも薄肉の中空形材の押出加工を可能
にする必要があり、このような複雑かつ薄肉の形
状の形材を押出加工するには、押出加工の際のビ
レツト加熱を450℃以上の高温としなければなら
ない。従来はこのくらいの高い温度での押出加工
を行なうと、押出形材の再結晶粒の粗大化が大幅
に進んで、押出形材の耐応力腐食割れ性が著しく
損なわれ、これを避けるためには低い温度での押
出しを余儀なくされ、押出しやすい厚肉材や中実
材の押出加工に限定されていたのである。本発明
ではA7003アルミニウム合金に0.1〜0.2%のCuを
添加することによつて、耐応腐食割れ性を大幅に
向上せしめたために、このような高温での薄肉中
空形材の押出加工が可能となつたのである。 以上のようにして押出された中空形材は、その
後人工時効処理が施される。そして本発明では、
軽量化のために薄肉の押出形材としており、さら
に高強度という特性を満たすためには、素材自体
の強度が高いことが必須となる。具体的な目安と
して、耐力で30Kg/mm2以上の強度が安定的にもた
らされることが望まれる。そのため、75〜105℃
で2〜8時間時効し、次いで135〜165℃で4〜10
時間時効する2段人工時効処理を行なう必要があ
る。 この人工時効処理は、本合金では最大強度をも
たらすための条件であり、これより高い温度でも
低い温度でも、また短かい時間でも長い時間で
も、さらには1段だけの時効でも、強度は不足す
る。一般にはこのような最大強度をもたらすよう
な人工時効処理を施すと、耐応力腐食割れ性が低
下するが、本発明ではA7003アルミニウム合金に
0.1〜0.2%のCuを添加することにより、この点が
改善され、耐応力腐食割れ性を損うことなく、最
大強度をもたらす人工時効処理が行なえるように
なつたのである。 以上のようにして、軽量かつ高強度で、しかも
耐応力腐食割れ性にも優れた薄肉中空形材からな
る自動車用バンパーを製造する。なお自動車バン
パーとして用いるめには、形材に対して各種の曲
げ加工や、車体への取付けのための穿孔加工、剪
断加工を施すのが普通である。これらの加工を、
人工時効処理後に行なうと、強度が高いために加
工がかなり困難であるし、加工が可能であつたと
しても、残留応力が残るために耐応力腐食割れ性
の低下が予測される。このため、曲げ加工、穿孔
加工、剪断加工等を行なう場合、人工時効処理の
前に行なうが、少なくとも1段目時効と2段目時
効の間に行なうことが望ましい。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 第1表に示す化学組成からなるアルミニウム合
金ビレツト(直径176mm、長さ500mm)を、A合金
については3本、B合金およびC合金については
各1本ずつ用意し、それぞれ1800トン押出機に
て、第1図に示す断面形状の形材に押出すように
した。この形材は、外接円の直径が140mmであ
り、また中空部を構成する肉厚は、第1図に示し
たそれぞれの箇所につき、t1=1.6mm、t2=1.6
mm、t3=2.0mm、t4=2.8mmであつた。したがつて
この形材の中空部はすべて肉厚3mm以下であり、
詳細には、1.6mm以下が45%、2.0mm以下が80%、
2.8mm以下が100%であつた。 そして前記ビレツトを第2表に示した押出温度
に加熱し、その温度で押出した。さらに押出加工
後の形材には、第2表に示した条件で人工時効処
理を施した。 得られた形材につき、引張試験および応力腐食
割れ試験評価を行なつた。なお応力腐食割れ試験
は試験片の中央部にパワープレスによるパンチン
グによつて穿孔し、このあと前記人工時効処理を
行ない、次いで応力腐食試験液(CrO336g、
K2Cr2O730g、Nacl 3gを1000c.c.の水に溶かし
たもの)に浸漬、50℃で72時間保持後、取出し、
応力腐食割れの認められなかつたものを合格、応
力腐食割れの認められたものを不合格として評価
した。 引張試験および応力腐食割れ試験の結果を第3
表に示す。なお第2表に示た試料のうち、A−1
は押出不可能であつたので、試験は行なつていな
い。また本発明例としてB合金の応力腐食割れ試
験後の断面顕微鏡写真(20倍)を第2図に、一方
比較例としてC合金の応力腐食割れ試験後の断面
顕微鏡写真(20倍)を第3図に、それぞれ示す。
【表】
【表】
【表】
以上の結果から明らかな如く、本発明によるも
の(A−2、B)は、いずれも耐力が30Kg/mm2以
上の高い値を示し、応力腐食割れもまつたくみら
れなかつた。 一方Cuを添加しても、押出温度の低いもの
(A−1)では、薄肉中空形材への押出加工が不
可能であり、また高温で押出しても人工時効処理
を1段で行なつたもの(A−3)では、強度が不
足していた。さらにCuを有効元素として添加せ
ず、高温で薄肉の中空形材に押出加工したもの(C)
は、応力腐食割れが見られた。 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
軽量化を目指した薄肉中空材の押出加工ができ、
しかも冷間加工性や耐応力腐食割れ性にも優れ、
さらには安定した高強度が得られる自動車用バン
パーの製造が可能となる。
の(A−2、B)は、いずれも耐力が30Kg/mm2以
上の高い値を示し、応力腐食割れもまつたくみら
れなかつた。 一方Cuを添加しても、押出温度の低いもの
(A−1)では、薄肉中空形材への押出加工が不
可能であり、また高温で押出しても人工時効処理
を1段で行なつたもの(A−3)では、強度が不
足していた。さらにCuを有効元素として添加せ
ず、高温で薄肉の中空形材に押出加工したもの(C)
は、応力腐食割れが見られた。 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
軽量化を目指した薄肉中空材の押出加工ができ、
しかも冷間加工性や耐応力腐食割れ性にも優れ、
さらには安定した高強度が得られる自動車用バン
パーの製造が可能となる。
第1図は、実施例1で押出した中空形材の縦断
面図である。第2図および第3図は、実施例1で
行なつた応力腐食割れ試験後の試験片の断面顕微
鏡写真(20倍)を示し、第2図は本発明によるも
の(B合金)、第3図は比較例によるもの(C合
金)である。
面図である。第2図および第3図は、実施例1で
行なつた応力腐食割れ試験後の試験片の断面顕微
鏡写真(20倍)を示し、第2図は本発明によるも
の(B合金)、第3図は比較例によるもの(C合
金)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 A7003アルミニウム合金(Zn5.0〜6.5%、
Mg0.50〜1.0%、Zr0.05〜0.25%、不純物として
Si0.30%以下、Fe0.35%以下、Cu0.20%以下、
Mn0.30%以下、Cr0.20以下、Ti0.20%以下、そ
の他は個々に0.05%以下、合計で0.15%以下、残
部Alからなる合金)を用いて、中空形材に押出
すことにより自動車用バンパーを製造する方法に
おいて、 (a) 前記A7003アルミニウム合金におけるCuの
量を0.1〜0.2%としたビレツトを用い、 (b) 中空部の外接円の直径が100mm以上の中空押
出形材で、中空部を構成する肉厚3mm以下の部
分の周囲長が中空部全周囲長の50%以上である
中空押出形材を押出し、 (c) 該押出加工の際のビレツト加熱温度を450℃
以上とし、 (d) さらに押出加工後に、75〜105℃で2〜8時
間時効し、次いで135〜165℃で4〜10時間時効
する2段人工時効処理を行なう ことを特徴とする軽量かつ高強度で耐応力腐食割
れ性の優れた自動車用バンパーの製造方法。 2 曲げ加工、穿孔加工、剪断加工等の残留応力
が残る形材の加工を行なう場合、2段人工時効処
理の前、あるいは1段目時効と2段目時効の間に
行なう特許請求の範囲第1項または第2項記載の
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22272282A JPS59113164A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 自動車用バンパ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22272282A JPS59113164A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 自動車用バンパ−の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59113164A JPS59113164A (ja) | 1984-06-29 |
| JPS6128744B2 true JPS6128744B2 (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=16786876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22272282A Granted JPS59113164A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 自動車用バンパ−の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59113164A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1982
- 1982-12-18 JP JP22272282A patent/JPS59113164A/ja active Granted
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