JPS6136578B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136578B2 JPS6136578B2 JP57136229A JP13622982A JPS6136578B2 JP S6136578 B2 JPS6136578 B2 JP S6136578B2 JP 57136229 A JP57136229 A JP 57136229A JP 13622982 A JP13622982 A JP 13622982A JP S6136578 B2 JPS6136578 B2 JP S6136578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- strength
- cracking
- toughness
- extrudability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
本発明は、押出性が良好で強度と靭性にすぐれ
た高力アルミニウム合金の改良に関する。 従来、60Kg/mm2の引張強さを得られる高力アル
ミニウム合金としては、7075合金あるいは7050合
金、7010合金などが知られているが、これらの合
金はCu、Mg量が多く、押出性が悪い。また、Al
−Cu−Mg系の第2組化合物を晶出したすいため
に靭性が低い。このため、これらの合金を用い
て、例えばオートバイリムの如く、押出材で絞り
加工を必要とするようなものを加工する場合に、
スポーク取付部として絞り加工するときには、材
料に亀裂が発生したり、絞り加工時には亀裂は観
察されなくても、荷重試験(リム形状のまま直径
方向に圧縮荷重を加え、破壊変形するときの強度
を調べる試験)後に、絞り加工部で亀裂を発生し
て割れ易くなる。すなわち、前記合金は破壊靭性
が低い点が指摘できる。 本発明は、前記従来の高力合金の問題点を解決
し、押出性が良好で強度と靭性にすぐれたものを
得ることを目的とするもので、その発明の要旨
は、Zn4.6%〜7.1%未満、Mg1.2%〜2.1%未満、
Cu1.3%〜1.7%未満、Mn0.11%〜0.50%、Zr0.06
%〜0.20%、Ti0.01%〜0.15%を含み、かつ
Cr0.05%〜0.30%、V0.05%〜0.20%のいずれか
1種または2種を含み、残部はAlと不可避的不
純物からなることを特徴とする押出性が良好で強
度と靭性にすぐれた高力アルミニウム合金であ
る。 本発明において、Znは強度向上に役立つが、
4.6%未満では引張強さが、50Kg/mm2以下しか得ら
れず、7.1%以上では、引張強さは70Kg/mm2以上得
られるが、応力腐食割れ感受性が高く実用上使用
できない。 Mgは押出性に関係し、強度を高めるが、1.2%
未満では押出性は良好であるが高い強度が得られ
ず、又2.1%以上では押出性が悪く、生産性を阻
害する。 Cuは、1.3%未満では高い強度が得られず、肉
厚方向の応力腐食割れ性の点で問題がある。又、
1.7%以上ではMgの量によつて生成量は変るが、
第2相を晶出しやすく靭性を悪くする。 〓〓〓〓
Mnは、0.50%を越えると焼入性を阻害し、Mn
系化合物を晶出しやすくなり、0.11%未満では組
織は織維状にならず、耐応力腐食割れ性に効果が
ない。 Zrは、0.20%を越えるとZr系化合物を晶出し、
0.05%未満では組織は繊維状にならず、耐応力腐
食割れ性に効果がない。 Tiは、0.15%を越えるとTi系化合物を晶出しや
すく、0.01%未満では鋳造組織微細化の効果がな
い。 CrとVはいずれも再結晶粒を微細化するもの
で、いずれか1種または2種を含むが、Crの場
合、0.30%を越えるとCr系化合物を晶出し、0.05
%未満では耐応力腐食割れ性に効果がない。ま
た、Vは0.20%を越えると、V系化合物を晶出し
やすく、0.05%未満では組織の微細化に効果がな
い。 不純物はできるだけ少ない方が靭性を阻害しな
いために好ましい。特にFeは0.15%以下、Siは
0.12%以下が好ましい。 つぎに具体的な実施例について述べる。 表1に示した組成の合金材料を用意した。各合
金とも残部はAlと不可避的不純物である。
た高力アルミニウム合金の改良に関する。 従来、60Kg/mm2の引張強さを得られる高力アル
ミニウム合金としては、7075合金あるいは7050合
金、7010合金などが知られているが、これらの合
金はCu、Mg量が多く、押出性が悪い。また、Al
−Cu−Mg系の第2組化合物を晶出したすいため
に靭性が低い。このため、これらの合金を用い
て、例えばオートバイリムの如く、押出材で絞り
加工を必要とするようなものを加工する場合に、
スポーク取付部として絞り加工するときには、材
料に亀裂が発生したり、絞り加工時には亀裂は観
察されなくても、荷重試験(リム形状のまま直径
方向に圧縮荷重を加え、破壊変形するときの強度
を調べる試験)後に、絞り加工部で亀裂を発生し
て割れ易くなる。すなわち、前記合金は破壊靭性
が低い点が指摘できる。 本発明は、前記従来の高力合金の問題点を解決
し、押出性が良好で強度と靭性にすぐれたものを
得ることを目的とするもので、その発明の要旨
は、Zn4.6%〜7.1%未満、Mg1.2%〜2.1%未満、
Cu1.3%〜1.7%未満、Mn0.11%〜0.50%、Zr0.06
%〜0.20%、Ti0.01%〜0.15%を含み、かつ
Cr0.05%〜0.30%、V0.05%〜0.20%のいずれか
1種または2種を含み、残部はAlと不可避的不
純物からなることを特徴とする押出性が良好で強
度と靭性にすぐれた高力アルミニウム合金であ
る。 本発明において、Znは強度向上に役立つが、
4.6%未満では引張強さが、50Kg/mm2以下しか得ら
れず、7.1%以上では、引張強さは70Kg/mm2以上得
られるが、応力腐食割れ感受性が高く実用上使用
できない。 Mgは押出性に関係し、強度を高めるが、1.2%
未満では押出性は良好であるが高い強度が得られ
ず、又2.1%以上では押出性が悪く、生産性を阻
害する。 Cuは、1.3%未満では高い強度が得られず、肉
厚方向の応力腐食割れ性の点で問題がある。又、
1.7%以上ではMgの量によつて生成量は変るが、
第2相を晶出しやすく靭性を悪くする。 〓〓〓〓
Mnは、0.50%を越えると焼入性を阻害し、Mn
系化合物を晶出しやすくなり、0.11%未満では組
織は織維状にならず、耐応力腐食割れ性に効果が
ない。 Zrは、0.20%を越えるとZr系化合物を晶出し、
0.05%未満では組織は繊維状にならず、耐応力腐
食割れ性に効果がない。 Tiは、0.15%を越えるとTi系化合物を晶出しや
すく、0.01%未満では鋳造組織微細化の効果がな
い。 CrとVはいずれも再結晶粒を微細化するもの
で、いずれか1種または2種を含むが、Crの場
合、0.30%を越えるとCr系化合物を晶出し、0.05
%未満では耐応力腐食割れ性に効果がない。ま
た、Vは0.20%を越えると、V系化合物を晶出し
やすく、0.05%未満では組織の微細化に効果がな
い。 不純物はできるだけ少ない方が靭性を阻害しな
いために好ましい。特にFeは0.15%以下、Siは
0.12%以下が好ましい。 つぎに具体的な実施例について述べる。 表1に示した組成の合金材料を用意した。各合
金とも残部はAlと不可避的不純物である。
【表】
上記各合金材料を直径8インチ、長さ500mmの
ビレツトとなし、400〜500℃で24時間ソーキング
した後、厚さ6mm、巾120mmの押出形材を形成し
た。その際の押出性(押出速度)とともに、さら
に460×2Hrの溶体化処理後水焼入れし、さらに
150℃で焼戻した材料の機械的性質、シヤー割れ
試験、O材処時理の絞り加工による割れ試験、お
よびオートバイリムの形状に加工した材料での荷
重試験による割れ試験を行なつた。これらの試験
結果を表2に示す。 ここにシヤー割れ試験は、押出形材の押出方向
に沿つてシヤー切断し、その後クロム酸煮沸し
て、切断面での割れ発生の有無を調べる試験方法
で、シヤー切断による残留応力による応力腐食割
れを判定する簡便な試験方法である。複数個の試
験について割れが発生しなかつた場合を○、割れ
たり割れなかつたり半々の場合を△、ほとんど割
れたものを×で示している。 〓〓〓〓
絞り加工による割れ試験は、絞り加工は直径16
mmφの球をプレスに取り付け、これを形材に押し
あて絞り加工するもので、約4〜9mm高さまで張
り出しても割れが発生しない場合を○、割れたり
割れなかつたり半々の場合を△、ほとんど割れた
場合を×で示している。 荷重による割れ試験は、形材を円形に曲げ両端
を溶接してオートバイリムの形状にした材料につ
いて、その直径方向に荷重をかけて変形させ、変
形するときに割れを発生して破断するかを調べる
方法で、複数個の試験を行つても破断が発生しな
い場合を○、ほとんど破断したものを×で示して
いる。
ビレツトとなし、400〜500℃で24時間ソーキング
した後、厚さ6mm、巾120mmの押出形材を形成し
た。その際の押出性(押出速度)とともに、さら
に460×2Hrの溶体化処理後水焼入れし、さらに
150℃で焼戻した材料の機械的性質、シヤー割れ
試験、O材処時理の絞り加工による割れ試験、お
よびオートバイリムの形状に加工した材料での荷
重試験による割れ試験を行なつた。これらの試験
結果を表2に示す。 ここにシヤー割れ試験は、押出形材の押出方向
に沿つてシヤー切断し、その後クロム酸煮沸し
て、切断面での割れ発生の有無を調べる試験方法
で、シヤー切断による残留応力による応力腐食割
れを判定する簡便な試験方法である。複数個の試
験について割れが発生しなかつた場合を○、割れ
たり割れなかつたり半々の場合を△、ほとんど割
れたものを×で示している。 〓〓〓〓
絞り加工による割れ試験は、絞り加工は直径16
mmφの球をプレスに取り付け、これを形材に押し
あて絞り加工するもので、約4〜9mm高さまで張
り出しても割れが発生しない場合を○、割れたり
割れなかつたり半々の場合を△、ほとんど割れた
場合を×で示している。 荷重による割れ試験は、形材を円形に曲げ両端
を溶接してオートバイリムの形状にした材料につ
いて、その直径方向に荷重をかけて変形させ、変
形するときに割れを発生して破断するかを調べる
方法で、複数個の試験を行つても破断が発生しな
い場合を○、ほとんど破断したものを×で示して
いる。
【表】
上記表2に示した結果から明らかなとおり、本
発明合金は押出性が良好で、強度と靭性にすぐれ
た材料であり、例えばオートバイリム等の製作に
利用して、加工が容易で、しかもすぐれた性能の
製品を製造することができる。 〓〓〓〓
発明合金は押出性が良好で、強度と靭性にすぐれ
た材料であり、例えばオートバイリム等の製作に
利用して、加工が容易で、しかもすぐれた性能の
製品を製造することができる。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 1 Zn4.6%〜7.1%未満、Mg1.2%〜2.1%未満、
Cu1.3%〜1.7%未満、Mn0.11%〜0.50%、Zr0.55
%〜0.20%、Ti0.01%〜0.15%を含み、かつ、
Cr0.05%〜0.30%、V0.05%〜0.20%のいずれか
1種または2種を含み残部はAlと不可避的不純
物からなることを特徴とする押出性が良好で強度
と靭性にすぐれた高力アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13622982A JPS5928555A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 押出性が良好で強度と靭性にすぐれた高力アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13622982A JPS5928555A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 押出性が良好で強度と靭性にすぐれた高力アルミニウム合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928555A JPS5928555A (ja) | 1984-02-15 |
| JPS6136578B2 true JPS6136578B2 (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=15170300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13622982A Granted JPS5928555A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 押出性が良好で強度と靭性にすぐれた高力アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928555A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61238937A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-24 | Showa Alum Corp | 押出性および応力腐食割れ性に優れた溶接構造材用高強度アルミニウム合金 |
| JP2575365B2 (ja) * | 1986-10-09 | 1997-01-22 | 昭和アルミニウム 株式会社 | オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金 |
| IL156386A0 (en) | 2000-12-21 | 2004-01-04 | Alcoa Inc | Aluminum alloy products and artificial aging method |
| US20050034794A1 (en) * | 2003-04-10 | 2005-02-17 | Rinze Benedictus | High strength Al-Zn alloy and method for producing such an alloy product |
| BRPI0409267B1 (pt) * | 2003-04-10 | 2017-04-25 | Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh | produto de liga de alumínio com alta resistência mecânica e tenacidade à fratura e uma boa resistência à corrosão, componente estrutural de liga de alumínio e chapa de molde |
| US8840737B2 (en) | 2007-05-14 | 2014-09-23 | Alcoa Inc. | Aluminum alloy products having improved property combinations and method for artificially aging same |
| US8206517B1 (en) | 2009-01-20 | 2012-06-26 | Alcoa Inc. | Aluminum alloys having improved ballistics and armor protection performance |
| CN106255771B (zh) | 2014-04-30 | 2019-11-12 | 美铝美国公司 | 改善的7xx铝铸造合金及其制备方法 |
| HUE063975T2 (hu) * | 2015-10-29 | 2024-02-28 | Howmet Aerospace Inc | Javított kovácsolt 7XXX alumíniumötvözetek és eljárás azok elõállítására |
| CN107385294A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-11-24 | 天津百恩威新材料科技有限公司 | 一种汽车轮毂用铝合金及其喷射成形工艺 |
| CN112853138B (zh) * | 2021-01-06 | 2022-05-03 | 中色(天津)特种材料有限公司 | 一种新型矿山用硫化机型材及其制备方法 |
| JP7265092B2 (ja) * | 2021-07-30 | 2023-04-25 | Maアルミニウム株式会社 | 高強度・高伸びアルミニウム合金押出材 |
| CN114262829B (zh) * | 2022-01-04 | 2022-07-15 | 辽宁忠旺集团有限公司 | 一种7系铝合金汽车用防撞横梁型材及生产工艺 |
| CN115233008A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-10-25 | 西南铝业(集团)有限责任公司 | 一种铸锭成分控制方法和应用 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58161747A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-26 | Kobe Steel Ltd | フラツシユバツト溶接部の耐応力腐蝕割れ性に優れた高強度アルミニウム合金 |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP13622982A patent/JPS5928555A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5928555A (ja) | 1984-02-15 |
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