JPS6129704B2 - - Google Patents
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- JPS6129704B2 JPS6129704B2 JP12415379A JP12415379A JPS6129704B2 JP S6129704 B2 JPS6129704 B2 JP S6129704B2 JP 12415379 A JP12415379 A JP 12415379A JP 12415379 A JP12415379 A JP 12415379A JP S6129704 B2 JPS6129704 B2 JP S6129704B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorella
- granules
- food
- umeboshi
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L17/00—Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L17/60—Edible seaweed
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Zoology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Description
本発明はクロレラを含有する食品に関するもの
である。 淡水産緑藻の一種であるクロレラの藻体は、良
質の蛋白質をはじめビタミン類、ミネラル等の栄
養素を豊富に含んでいるため、未来の人類のため
の食料として期待されている。そしてその食品化
の試みも早くから多数行なわれ、一部実用化され
たものもあることは周知のとおりである。しかし
ながら、食品としてのクロレラの利用は当初期待
されたほどには発展せず、僅かに、いわゆる健康
食品の一つとして、クロレラだけを錠剤化又は顆
粒化したものが市販されているにすぎない。この
ような利用の仕方は、食べるというよりは医薬の
服用に近いものである。他にクロレラを抹茶、ふ
りかけのり、納豆、とうふ、菓子等に混用してい
る例もあるが、これらは混入率も低く、クロレラ
の特長を十分生かしたものとは言い難い。 このようにクロレラ利用の途が遅々として発展
しない理由は、クロレラがまだ比較的高価である
こともさることながら、その食味における魅力の
乏しさにあるものと思われる。 そこで本発明者らは、従来の医薬品的な健康食
品としてのクロレラ製品の枠をこえた、多くの人
が好んで食べるような魅力的なクロレラ利用食品
を提供することを目的として鋭意研究を重ねた結
果、以下に詳述するような2発明からなる本発明
を完成するに至つたのである。 すなわち本発明の第1は、硬度が0.8〜1.7Kg/
cm2の硬い顆粒状に成形されたクロレラ40〜70%
(重量%、以下同じ)、顆粒状に成形された梅干5
〜15%、並びにクロレラ及び梅干以外の栄養食品
を必須成分として含有する粉末食品の顆粒状成形
物15〜55%の混合物であることを特徴とする顆粒
状クロレラ含有食品の発明であり、また本発明の
第2は、上記第1発明におけるものと同じ顆粒混
合物を任意の形状に成形してなる不均質構造の
(つまり上記3種の顆粒の各構成成分が一様に混
じり合うことなく、肉眼でも明瞭に識別できるそ
れらのみからなる領域を個々に形成している)固
型クロレラ含有食品の発明である。 本発明によるクロレラ含有食品は、上述のよう
にクロレラを特別硬度の高い顆粒とし、これに梅
干等の特定の比率で、且つ独特の態様で配合した
ことにより、かんで食べるのに適した物理的性状
と良好な風味を持つものであり、また緑色(クロ
レラ)、赤色(梅干)及び褐色(他の栄養食品)
の3種の顆粒のコントラストが見た目にも美し
い、魅力的な食品である。 次に本発明によるクロレラ含有食品の製造法に
ついて説明する。 クロレラは現在タンク内の暗所で純粋培養され
たものと天地培養されたものとが市販されてお
り、本発明の食品にはそのいずれをも原料として
使用することができるが、特に好ましいのは、消
化吸収率がよく純度も高い前者である。 乾燥粉末状で市販されているクロレラ藻体を使
用する場合はこれを顆粒状に成形する。成形は、
基本的には従来クロレラその他医薬品の顆粒製造
に採用されている方法に従つて行なうことができ
るが、成形方法及び成形条件のいかんによつて、
得られるクロレラ顆粒の色調及び硬さはかなり変
化するものである。 まず色調は黄緑がかつた明るい緑色から黒味を
帯びた暗緑色まで、種々変化する。前述のような
他の顆粒を混合したときの色彩のコントラストが
特に美しいのは暗緑色のものであるから、クロレ
ラの顆粒製造に際しては暗緑色のものが得られる
ような方法と条件を採用することが望ましい。暗
緑色の顆粒は、例えば常法による顆粒製造におけ
る練合−造粒−乾燥−整粒−篩別の各工程のう
ち、整粒工程を造粒工程と乾燥工程の間に移すと
いう簡単な工程変更によつて製造することができ
る。この方法によつて得られる暗緑色クロレラ顆
粒は、色差計(例えば日本電色工業社製ND−
101DC)によつて測定されるL値、a値、及びb
値がそれぞれ次のようなものである。なお、併記
した明色クロレラ顆粒とは上記常法によつて製造
したものである。
である。 淡水産緑藻の一種であるクロレラの藻体は、良
質の蛋白質をはじめビタミン類、ミネラル等の栄
養素を豊富に含んでいるため、未来の人類のため
の食料として期待されている。そしてその食品化
の試みも早くから多数行なわれ、一部実用化され
たものもあることは周知のとおりである。しかし
ながら、食品としてのクロレラの利用は当初期待
されたほどには発展せず、僅かに、いわゆる健康
食品の一つとして、クロレラだけを錠剤化又は顆
粒化したものが市販されているにすぎない。この
ような利用の仕方は、食べるというよりは医薬の
服用に近いものである。他にクロレラを抹茶、ふ
りかけのり、納豆、とうふ、菓子等に混用してい
る例もあるが、これらは混入率も低く、クロレラ
の特長を十分生かしたものとは言い難い。 このようにクロレラ利用の途が遅々として発展
しない理由は、クロレラがまだ比較的高価である
こともさることながら、その食味における魅力の
乏しさにあるものと思われる。 そこで本発明者らは、従来の医薬品的な健康食
品としてのクロレラ製品の枠をこえた、多くの人
が好んで食べるような魅力的なクロレラ利用食品
を提供することを目的として鋭意研究を重ねた結
果、以下に詳述するような2発明からなる本発明
を完成するに至つたのである。 すなわち本発明の第1は、硬度が0.8〜1.7Kg/
cm2の硬い顆粒状に成形されたクロレラ40〜70%
(重量%、以下同じ)、顆粒状に成形された梅干5
〜15%、並びにクロレラ及び梅干以外の栄養食品
を必須成分として含有する粉末食品の顆粒状成形
物15〜55%の混合物であることを特徴とする顆粒
状クロレラ含有食品の発明であり、また本発明の
第2は、上記第1発明におけるものと同じ顆粒混
合物を任意の形状に成形してなる不均質構造の
(つまり上記3種の顆粒の各構成成分が一様に混
じり合うことなく、肉眼でも明瞭に識別できるそ
れらのみからなる領域を個々に形成している)固
型クロレラ含有食品の発明である。 本発明によるクロレラ含有食品は、上述のよう
にクロレラを特別硬度の高い顆粒とし、これに梅
干等の特定の比率で、且つ独特の態様で配合した
ことにより、かんで食べるのに適した物理的性状
と良好な風味を持つものであり、また緑色(クロ
レラ)、赤色(梅干)及び褐色(他の栄養食品)
の3種の顆粒のコントラストが見た目にも美し
い、魅力的な食品である。 次に本発明によるクロレラ含有食品の製造法に
ついて説明する。 クロレラは現在タンク内の暗所で純粋培養され
たものと天地培養されたものとが市販されてお
り、本発明の食品にはそのいずれをも原料として
使用することができるが、特に好ましいのは、消
化吸収率がよく純度も高い前者である。 乾燥粉末状で市販されているクロレラ藻体を使
用する場合はこれを顆粒状に成形する。成形は、
基本的には従来クロレラその他医薬品の顆粒製造
に採用されている方法に従つて行なうことができ
るが、成形方法及び成形条件のいかんによつて、
得られるクロレラ顆粒の色調及び硬さはかなり変
化するものである。 まず色調は黄緑がかつた明るい緑色から黒味を
帯びた暗緑色まで、種々変化する。前述のような
他の顆粒を混合したときの色彩のコントラストが
特に美しいのは暗緑色のものであるから、クロレ
ラの顆粒製造に際しては暗緑色のものが得られる
ような方法と条件を採用することが望ましい。暗
緑色の顆粒は、例えば常法による顆粒製造におけ
る練合−造粒−乾燥−整粒−篩別の各工程のう
ち、整粒工程を造粒工程と乾燥工程の間に移すと
いう簡単な工程変更によつて製造することができ
る。この方法によつて得られる暗緑色クロレラ顆
粒は、色差計(例えば日本電色工業社製ND−
101DC)によつて測定されるL値、a値、及びb
値がそれぞれ次のようなものである。なお、併記
した明色クロレラ顆粒とは上記常法によつて製造
したものである。
【表】
また本発明において用いるクロレラ顆粒は硬度
が0.8〜1.7Kg/cm2(望ましくは1.0〜1.6Kg/cm2)の
ものであるから、この範囲の硬度のものが得られ
るような成形を行う必要がある。従来市販されて
いるクロレラ顆粒は硬度が0.6Kg/cm2程度のもので
あつて、これに比べると、本発明で用いるクロレ
ラ顆粒はかなり硬いものである(ここで顆粒の硬
度とは、錠剤の硬度試験に用いられるモンサント
硬度計によつて測定される値であつて、直径1
mm、高さ1mmの円筒状の顆粒を高さ方向に圧縮し
たとき硬度計の目盛に表示される破壊荷重〔Kg/
cm2〕をそのまま顆粒の硬度とする。顆粒の直径が
1mmでない場合は、直径が1mmになる迄削つたも
のについて同様に測定する。)。 硬いクロレラ顆粒は、原料の練合に際し砂糖、
ぶどう糖、乳糖等の結合剤を適量加えるなどの方
法によつて製造することができる。 硬度が0.8〜1.7Kg/cm2の硬いクロレラ顆粒は、
これを歯でかんだときの歯ごたえがよく、しかも
歯につかない。従来の軟かいクロレラ顆粒は歯で
かむと奥歯にくつついてしまい不愉快なものであ
つたから、本発明の食品は、クロレラ顆粒だけを
とつてみても、かんで食べるのに適したものに改
良されているわけである。 なおクロレラの顆粒化に際しては、クロレラに
対して約20%以下の他の食品粉末、賦香料、調味
料等を混合してもよい。顆粒の粒度は製品の食味
に微妙な影響を与える。好ましい粒度は5メツシ
ユの篩を通過し32メツシユの篩に残るようなもの
である。 梅干の顆粒も梅干の乾燥粉末を原料としてクロ
レラの場合と同様に成形するが、この場合は特に
硬い顆粒とする必要はない。粒度はクロレラ顆粒
のそれと揃えることが望ましい。この顆粒は、必
要最小限度の結合剤等を用い、大部分(90%以
上)が梅干からなるものとすることが望ましい。
クロレラとは別に顆粒化された梅干は、クロレラ
顆粒と共に口に含んだとき速やかに溶解してその
酸味が唾液の分泌を促すから、口腔中は直ちに十
分な唾液で満たされる。この状態でクロレラ顆粒
を急速に吸水・崩壊を起こす。このため、前述の
ような硬いクロレラ顆粒のそしやく適性とあいま
つて、本発明の食品は、これを水なしで口に含ん
だり歯でかんだりしても、ねばつく感じがなく、
しかも口当りが柔らかで異物感がない食味良好な
ものとなるのである。 上述のような梅干顆粒の作用は、本発明の第2
による固型のクロレラ含有食品においても同様に
発揮される。すなわち、この食品は梅干顆粒と他
の顆粒との混合物を成形した結果、成形前の梅干
顆粒と同一又はそれ以上の大きさの、梅干のみか
らなる領域を持つ不均質構造のものであるから、
口腔中では上記梅干のみからなる部分が速かに溶
解して顆粒状混合物の場合と同様の作用効果を奏
するのである。 クロレラ等他の原料と梅干とを粉末状態で混合
し顆粒等に成形したのでは、クロレラに比べて少
量成分である梅干は希釈されて上述のような効果
を発揮しえない(この場合梅干の配合比を増せば
よいようなものであるが、それでは成形物が完全
に崩壊する迄梅干成分の溶出が続き、梅干の味が
強過ぎるものになつてしまう。)。 梅干はまたクロレラ特有の青臭さを解消し、製
品風味の向上に役立つている。 クロレラ及び梅干以外の栄養食品を必須成分と
する第3の顆粒は、本発明の食品を、クロレラ及
び梅干からなるものよりも、一層栄養面で高度の
ものとし、風味の面でも多成分の複合効果による
旨味のあるものとし、更に見た目にも多彩なもの
とするのに役立つ。かかる観点から、この顆粒の
原料には、朝鮮にんじん、しいたけ、こんぶ、ロ
ーヤルゼリー、にんにく、蜂蜜、小麦胚芽、コン
フリー、クコ葉、ハブ草、プルーン、ハトムギ、
肝油、シヨウキヨウなど、栄養価の高い食品ある
いは漢方等において健康増進に有効とされる動植
物体などから、なるべく多数のものを選んで併用
することが望ましい。但し、配合決定に際し、著
しく食味の悪いものとならないよう配慮する必要
があることは言う迄もない。 この顆粒もまた常法によつて成形すればよい。 以上のようにして作られる3種の顆粒の配合比
は前述のとおりであるが、この配合比は梅干顆粒
に前述のような作用効果を発揮させるに必要十分
な量比を規定したものである。梅干顆粒が5%以
下では配合効果のすべてが不十分であり、一方15
%以上配合したのでは、梅干の味が強く感じられ
るものとなつてしまうばかりか、他の栄養成分配
合比の低下による栄養価値の低下が避けられない
から、梅干風の食品としてはともかく、本発明の
目的には沿わないものとなつてしまう。他の2種
の顆粒同士の配合比は比較的制限がなく、味や栄
養成分等のバランスを考慮しながら適宜決定して
よいが、通常は前記範囲内にあることが望まし
い。 3種の顆粒の混合物を成形して本発明の第2に
よる不均質構造の固型クロレラ含有食品を製造す
るのは容易であつて、顆粒混合物を型内に入れて
圧縮成形すればよい。顆粒の圧縮成形は医薬品の
錠剤の製造に当り普通に行われており、すべてこ
れにならつて行うことができる。成形物の形状は
任意であつて、錠剤状にするほか、板状あるいは
棒状にしてもよい。 このように、本発明によるクロレラ含有食品
は、食品としてはユニークな形態と従来のクロレ
ラ製品にはなかつた良好な風味と食べ易さを持つ
にもかかわらず、すべて既存の技術によつて容易
に製造することができ、特殊な副原料や装置は必
要としないから、加工費用は僅かですむという利
点がある。 以下実施例を示して本発明を説明する。 実施例 1 タンク培養クロレラをスプレードライヤーで乾
燥して粉末化したものを、常法により練合(結合
剤として乳糖10%を使用)、造粒(ダイス孔径1
mm)、乾燥、整粒、篩別(5メツシユの篩を通過
し32メツシユの篩に残るものをとる)の各工程を
経て顆粒化した。得られた顆粒(以下クロレラ顆
粒Aという)の硬度は1.4Kg/cm2であつた。 また練合に際し乳糖を加えなかつた以外は同様
にしてクロレラ顆粒B(硬度0.6Kg/cm2)を製造し
た。 別に凍結乾燥した梅干の粉末を常法により顆粒
化した。 更に朝鮮にんじん20%、しいたけ15%、こんぶ
15%、ローヤルゼリー5%、にんにく5%及び乳
糖40%の混合物を同様に顆粒化した。 次いで上記クロレラ顆粒A又はBを用い、クロ
レラ顆粒50:梅干顆粒10:他成分顆粒40(重量
比)の割合で混合した2種類の顆粒状クロレラ含
有食品を製造した。これらをかんで食べたときの
風味、歯ごたえ、及び歯へのつきにくさについ
て、シツフエの方法による官能検査を行なつた。 パネルとしては消費者パネル(一般消費者より
男女同数を選ぶ)を50名用いた。 検査はクロレラ顆粒Aを用いた本発明による食
品及び対照品(クロレラ顆粒B及びこれを用いた
3種混合顆粒)について、7段階評価による1対
比較試験を行なつた。この結果は表1に示すとお
りであつて、本発明による食品は、普通の硬さの
クロレラ顆粒Bと比べた場合はもちろんのこと、
それを用いた3種混合顆粒と比べても、あらゆる
点で勝り、特に歯ごたえ及び歯へのつきにくさの
点ですぐれていると判定された。
が0.8〜1.7Kg/cm2(望ましくは1.0〜1.6Kg/cm2)の
ものであるから、この範囲の硬度のものが得られ
るような成形を行う必要がある。従来市販されて
いるクロレラ顆粒は硬度が0.6Kg/cm2程度のもので
あつて、これに比べると、本発明で用いるクロレ
ラ顆粒はかなり硬いものである(ここで顆粒の硬
度とは、錠剤の硬度試験に用いられるモンサント
硬度計によつて測定される値であつて、直径1
mm、高さ1mmの円筒状の顆粒を高さ方向に圧縮し
たとき硬度計の目盛に表示される破壊荷重〔Kg/
cm2〕をそのまま顆粒の硬度とする。顆粒の直径が
1mmでない場合は、直径が1mmになる迄削つたも
のについて同様に測定する。)。 硬いクロレラ顆粒は、原料の練合に際し砂糖、
ぶどう糖、乳糖等の結合剤を適量加えるなどの方
法によつて製造することができる。 硬度が0.8〜1.7Kg/cm2の硬いクロレラ顆粒は、
これを歯でかんだときの歯ごたえがよく、しかも
歯につかない。従来の軟かいクロレラ顆粒は歯で
かむと奥歯にくつついてしまい不愉快なものであ
つたから、本発明の食品は、クロレラ顆粒だけを
とつてみても、かんで食べるのに適したものに改
良されているわけである。 なおクロレラの顆粒化に際しては、クロレラに
対して約20%以下の他の食品粉末、賦香料、調味
料等を混合してもよい。顆粒の粒度は製品の食味
に微妙な影響を与える。好ましい粒度は5メツシ
ユの篩を通過し32メツシユの篩に残るようなもの
である。 梅干の顆粒も梅干の乾燥粉末を原料としてクロ
レラの場合と同様に成形するが、この場合は特に
硬い顆粒とする必要はない。粒度はクロレラ顆粒
のそれと揃えることが望ましい。この顆粒は、必
要最小限度の結合剤等を用い、大部分(90%以
上)が梅干からなるものとすることが望ましい。
クロレラとは別に顆粒化された梅干は、クロレラ
顆粒と共に口に含んだとき速やかに溶解してその
酸味が唾液の分泌を促すから、口腔中は直ちに十
分な唾液で満たされる。この状態でクロレラ顆粒
を急速に吸水・崩壊を起こす。このため、前述の
ような硬いクロレラ顆粒のそしやく適性とあいま
つて、本発明の食品は、これを水なしで口に含ん
だり歯でかんだりしても、ねばつく感じがなく、
しかも口当りが柔らかで異物感がない食味良好な
ものとなるのである。 上述のような梅干顆粒の作用は、本発明の第2
による固型のクロレラ含有食品においても同様に
発揮される。すなわち、この食品は梅干顆粒と他
の顆粒との混合物を成形した結果、成形前の梅干
顆粒と同一又はそれ以上の大きさの、梅干のみか
らなる領域を持つ不均質構造のものであるから、
口腔中では上記梅干のみからなる部分が速かに溶
解して顆粒状混合物の場合と同様の作用効果を奏
するのである。 クロレラ等他の原料と梅干とを粉末状態で混合
し顆粒等に成形したのでは、クロレラに比べて少
量成分である梅干は希釈されて上述のような効果
を発揮しえない(この場合梅干の配合比を増せば
よいようなものであるが、それでは成形物が完全
に崩壊する迄梅干成分の溶出が続き、梅干の味が
強過ぎるものになつてしまう。)。 梅干はまたクロレラ特有の青臭さを解消し、製
品風味の向上に役立つている。 クロレラ及び梅干以外の栄養食品を必須成分と
する第3の顆粒は、本発明の食品を、クロレラ及
び梅干からなるものよりも、一層栄養面で高度の
ものとし、風味の面でも多成分の複合効果による
旨味のあるものとし、更に見た目にも多彩なもの
とするのに役立つ。かかる観点から、この顆粒の
原料には、朝鮮にんじん、しいたけ、こんぶ、ロ
ーヤルゼリー、にんにく、蜂蜜、小麦胚芽、コン
フリー、クコ葉、ハブ草、プルーン、ハトムギ、
肝油、シヨウキヨウなど、栄養価の高い食品ある
いは漢方等において健康増進に有効とされる動植
物体などから、なるべく多数のものを選んで併用
することが望ましい。但し、配合決定に際し、著
しく食味の悪いものとならないよう配慮する必要
があることは言う迄もない。 この顆粒もまた常法によつて成形すればよい。 以上のようにして作られる3種の顆粒の配合比
は前述のとおりであるが、この配合比は梅干顆粒
に前述のような作用効果を発揮させるに必要十分
な量比を規定したものである。梅干顆粒が5%以
下では配合効果のすべてが不十分であり、一方15
%以上配合したのでは、梅干の味が強く感じられ
るものとなつてしまうばかりか、他の栄養成分配
合比の低下による栄養価値の低下が避けられない
から、梅干風の食品としてはともかく、本発明の
目的には沿わないものとなつてしまう。他の2種
の顆粒同士の配合比は比較的制限がなく、味や栄
養成分等のバランスを考慮しながら適宜決定して
よいが、通常は前記範囲内にあることが望まし
い。 3種の顆粒の混合物を成形して本発明の第2に
よる不均質構造の固型クロレラ含有食品を製造す
るのは容易であつて、顆粒混合物を型内に入れて
圧縮成形すればよい。顆粒の圧縮成形は医薬品の
錠剤の製造に当り普通に行われており、すべてこ
れにならつて行うことができる。成形物の形状は
任意であつて、錠剤状にするほか、板状あるいは
棒状にしてもよい。 このように、本発明によるクロレラ含有食品
は、食品としてはユニークな形態と従来のクロレ
ラ製品にはなかつた良好な風味と食べ易さを持つ
にもかかわらず、すべて既存の技術によつて容易
に製造することができ、特殊な副原料や装置は必
要としないから、加工費用は僅かですむという利
点がある。 以下実施例を示して本発明を説明する。 実施例 1 タンク培養クロレラをスプレードライヤーで乾
燥して粉末化したものを、常法により練合(結合
剤として乳糖10%を使用)、造粒(ダイス孔径1
mm)、乾燥、整粒、篩別(5メツシユの篩を通過
し32メツシユの篩に残るものをとる)の各工程を
経て顆粒化した。得られた顆粒(以下クロレラ顆
粒Aという)の硬度は1.4Kg/cm2であつた。 また練合に際し乳糖を加えなかつた以外は同様
にしてクロレラ顆粒B(硬度0.6Kg/cm2)を製造し
た。 別に凍結乾燥した梅干の粉末を常法により顆粒
化した。 更に朝鮮にんじん20%、しいたけ15%、こんぶ
15%、ローヤルゼリー5%、にんにく5%及び乳
糖40%の混合物を同様に顆粒化した。 次いで上記クロレラ顆粒A又はBを用い、クロ
レラ顆粒50:梅干顆粒10:他成分顆粒40(重量
比)の割合で混合した2種類の顆粒状クロレラ含
有食品を製造した。これらをかんで食べたときの
風味、歯ごたえ、及び歯へのつきにくさについ
て、シツフエの方法による官能検査を行なつた。 パネルとしては消費者パネル(一般消費者より
男女同数を選ぶ)を50名用いた。 検査はクロレラ顆粒Aを用いた本発明による食
品及び対照品(クロレラ顆粒B及びこれを用いた
3種混合顆粒)について、7段階評価による1対
比較試験を行なつた。この結果は表1に示すとお
りであつて、本発明による食品は、普通の硬さの
クロレラ顆粒Bと比べた場合はもちろんのこと、
それを用いた3種混合顆粒と比べても、あらゆる
点で勝り、特に歯ごたえ及び歯へのつきにくさの
点ですぐれていると判定された。
【表】
実施例 2
実施例1で製造したクロレラ顆粒A使用3種混
合顆粒を打錠機にて直径6mm、高さ4mmの碁石状
に成形した。得られた錠剤状のクロレラ含有食品
は緑色、赤色及び褐色の3色の領域が斑点模様の
ごとく観察される不均質なものであつて、その食
味は実施例1による顆粒状のものとほとんど変ら
ない良好なものであつた。 実施例 3 池培養クロレラの粉末を前記クロレラ顆粒Aの
場合と同様にして練合、造粒した後、整粒し、引
続き乾燥と篩別(5メツシユの篩を通過し32メツ
シユの篩に残るものをとる)を行なつて硬度が
1.2Kg/cm2のクロレラ顆粒を製造した。この顆粒は
クロレラ顆粒Aと比べるとはるかに濃色の、暗緑
色のものであつた(L=21、a=−3、b=
4)。 別に梅干粉末を実施例1の場合と同様にして顆
粒化した。 更にこんぶ8%、しいたけ15%、小麦胚芽10
%、コンフリー7%、ハトムギ5%の混合物を実
施例1と同様にして顆粒化した。 上述のようにして製造した3種の顆粒を50:
10:40(重量比)の割合で混合して顆粒状クロレ
ラ含有食品を得た。 この食品は実施例1によるものに比べると3種
の顆粒の色彩コントラストが一層美しいものであ
つた。
合顆粒を打錠機にて直径6mm、高さ4mmの碁石状
に成形した。得られた錠剤状のクロレラ含有食品
は緑色、赤色及び褐色の3色の領域が斑点模様の
ごとく観察される不均質なものであつて、その食
味は実施例1による顆粒状のものとほとんど変ら
ない良好なものであつた。 実施例 3 池培養クロレラの粉末を前記クロレラ顆粒Aの
場合と同様にして練合、造粒した後、整粒し、引
続き乾燥と篩別(5メツシユの篩を通過し32メツ
シユの篩に残るものをとる)を行なつて硬度が
1.2Kg/cm2のクロレラ顆粒を製造した。この顆粒は
クロレラ顆粒Aと比べるとはるかに濃色の、暗緑
色のものであつた(L=21、a=−3、b=
4)。 別に梅干粉末を実施例1の場合と同様にして顆
粒化した。 更にこんぶ8%、しいたけ15%、小麦胚芽10
%、コンフリー7%、ハトムギ5%の混合物を実
施例1と同様にして顆粒化した。 上述のようにして製造した3種の顆粒を50:
10:40(重量比)の割合で混合して顆粒状クロレ
ラ含有食品を得た。 この食品は実施例1によるものに比べると3種
の顆粒の色彩コントラストが一層美しいものであ
つた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硬度が0.8〜1.7Kg/cm2の顆粒状に成形さ
れたクロレラ40〜70重量% 顆粒状に成形された梅干5〜15重量% 及び クロレラ及び梅干以外の栄養食品を必須成分
として含有する粉末食品の顆粒状成形物15〜55
重量% の混合物であることを特徴とするクロレラを含有
する食品。 2 クロレラ及び梅干以外の栄養食品が朝鮮にん
じん、しいたけ、こんぶ、ローヤルゼリー及びに
んにくからなる群から選ばれたものである特許請
求の範囲第1項記載の食品。 3 硬度が0.8〜1.7Kg/cm2の顆粒状に成形さ
れたクロレラ40〜70重量% 顆粒状に成形された梅干5〜15重量% 及び クロレラ及び梅干以外の栄養食品を必須成分
として含有する粉末食品の顆粒状成形物15〜55
重量% の混合物を成形してなる不均質構造の固型クロレ
ラ含有食品。 4 クロレラ及び梅干以外の栄養食品が朝鮮にん
じん、しいたけ、こんぶ、ローヤルゼリー及びに
んにくからなる群から選ばれたものである特許請
求の範囲第3項記載の食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12415379A JPS5648873A (en) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | Chlorella-containing food |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12415379A JPS5648873A (en) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | Chlorella-containing food |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5648873A JPS5648873A (en) | 1981-05-02 |
| JPS6129704B2 true JPS6129704B2 (ja) | 1986-07-08 |
Family
ID=14878243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12415379A Granted JPS5648873A (en) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | Chlorella-containing food |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5648873A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2540707A1 (fr) * | 1983-02-16 | 1984-08-17 | Hugues Coffinet | Gomme a macher contenant du ginseng |
| WO2025153552A1 (fr) * | 2024-01-16 | 2025-07-24 | Edonia | Produit alimentaire texturé à base de microalgue |
| FR3158213A1 (fr) * | 2024-01-16 | 2025-07-18 | Edonia | Produit alimentaire a base de microalgue |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP12415379A patent/JPS5648873A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5648873A (en) | 1981-05-02 |
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