JPS6134192B2 - - Google Patents

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JPS6134192B2
JPS6134192B2 JP57006219A JP621982A JPS6134192B2 JP S6134192 B2 JPS6134192 B2 JP S6134192B2 JP 57006219 A JP57006219 A JP 57006219A JP 621982 A JP621982 A JP 621982A JP S6134192 B2 JPS6134192 B2 JP S6134192B2
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JP
Japan
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light
forgery
scattering
substrate
Prior art date
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JP57006219A
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English (en)
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JPS57139872A (en
Inventor
Peetaa Barutesu Hainritsuhi
Shutoaruto Guratsusu Andoryuu
Marutein Yauha Kaaru
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Siemens Building Technologies AG
Original Assignee
Landis and Gyr Immobilien AG
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Publication date
Application filed by Landis and Gyr Immobilien AG filed Critical Landis and Gyr Immobilien AG
Publication of JPS57139872A publication Critical patent/JPS57139872A/ja
Publication of JPS6134192B2 publication Critical patent/JPS6134192B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は書類の偽造防止方法及び装置、特に紙
弊やクレジツトカード、身分証明書等の書類の偽
造を防止する書類の偽造防止方法及びその装置に
関する。
例えば紙弊、クレジツトカード、身分証明書、
乗車券、小切手等の今日使用されている文書ない
し書類の大部分は近代的な再生方法によつてある
程度の技術を用いれば偽造することができる。従
つてそのような書類上に真正なマークを記録し、
その偽造を防止させるためには費用がかかりす
ぎ、従つて偽造に対する安全性を高める種々の方
法が提案されている。真正なマークを空間的な構
造にし、入射した光を所定の方向に曲げるような
マークを書類に記録するようにすると比較的偽造
に対する防止度を向上させることができる。この
ような空間的な構造、例えばホログラムを用いて
作られた構造、位相回折格子及びキノホーム
(kinoform)のような空間的な構造を作るにはか
なりの高価な装置が必要となる。空間的な組織構
造から出た散乱光の空間的な強度分布を測定する
ことにより自動検査装置を用いてそのような書類
の真正さを確めてみることが可能である。
例えばドイツ特許第2538875号には書類上に位
相回折格子を記録し、その回折格子により光源か
らの光を各次数の回折光線に所定の関係に偏向さ
せる方法が知られている。所定の次数番目の回折
光線のエネルギー成分が互いにある関係になつた
時その書類が真正なものであると判定される。
又ドイツ特許第2814890号には所定次数の回折
に分光された光束の強度を拡散散乱光の強度と比
較することにより書類に記録された位相回折格子
の真正さを検査する方法が記載されている。
又断面が矩形の平坦な金属帯或いはプラスチツ
ク帯の形状した偽造防止線を紙弊に埋め込む方法
も知られている。この偽造防止線は簡単に見るこ
とができ又検出することができるので書類の真正
さを簡単にしかも素早く検査することができる。
と同時にそのような偽造防止線を紙弊或いはプラ
スチツクの層に埋め込むことはかなりの技術を要
し、簡単には模倣できない工程を必要とする。更
に偽造防止性を高め、偽造防止線の存在並びにそ
の真正さを機械的にチエツクすることを可能にす
るため例えばドイツ特許第2205428号には例えば
コードパターンを表わす意思的に小さな孔を偽造
防止線に設け、それを光線或いは微粒子線によつ
て読み出すような方法が記載されている。
従つて本発明はこのような点に鑑みなされたも
ので、真正な書類を偽造から確実に防止すること
ができ、又真正な情報に記録し、この書類から真
正な情報を簡単には読み出すことができない書類
の偽造防止方法及び装置を提供することを目的と
する。
例えば本発明では「電磁波についての国際U.
R.S.I、シンポジウム1980、ミユンヘン1980年8
月26日〜29日、315C/1〜315C/2頁」に記載さ
れているように位相格子と散乱素子を重ね合わせ
ることにより得られる周期的な位相断面をもつた
部分的にコヒーレントな光源の場合には周期的な
物体の存在は強度よりもコヒーレンス(可干渉
性)の度合いによつてより良好に検出することが
できるという認識に基づいている。
以下図面に示す実施例に基づき本発明の詳細を
説明する。
第1図において符号1で示すものは紙弊、クレ
ジツトカード、身分証明書、乗車券、小切手等の
ような書類であり、この書類1は決定要素をもつ
光学素子2′を有する空間的な組織構造2で示さ
れる1つ或いは複数の真正マークをもつている。
このような空間的な組織構造は透過光或いは反射
光を回折により少なくとも所定の方向に偏向させ
るもので、例えば位相ホログラム、或いは位相回
折格子或いはキノホーム等でありその真正さは空
間的な組織構造2によつて散乱された光を自動検
査装置を用いることによつて検査することができ
る。図示した例では決定要素を持つ光学素子2′
は熱可塑性基板3に刻印され薄い反射層4で被覆
された位相回折格子から構成されている。保護層
5は図示された例ではざらざらした拡散する散乱
面を有しており、位相回折格子並びに反射層4を
機械的な破損から守るようにしている。この保護
層5のざらざらした面により確率的(ストカステ
イツク)要素をもち、拡散して散乱させる散乱素
子2′が形成され、これが決定要素をもつ光学素
子2′と重ねられて空間的な組織構造2が形成さ
れる基板3は好ましくは不透明であり又保護層5
は赤外線に対してのみ透過性を示すので決定要素
をもつ光学素子2′は少なくとも人間の目には見
えないようになつている。
決定要素をもつ光学素子2′の代表的な寸法、
例えば位相回折格子の場合には格子定数は第1図
でgで図示されており、確率的散乱素子2′相関
長さはで図示されている。相関長さは簡単に
表現すると確率的要素をもつ散乱素子2′表面荒
さの平均粒状度である。更に正確にいうとは長
さの伸びsの関数としての確率的な高さの伸びh
(s)が、尚ある種の相関を有している長さ、即
ちh(s)はまだh(s±n)と統計的に相関し
ているそのような長さをいう。ここでhは確率的
要素をもつ散乱素子2′の高さの伸びでありsは
その長さの伸びである。
保護層5は例えば空間的に変動する屈折率を有
する材質から構成することもでき、平坦な表面と
することもできる。この場合確率的要素をもつ散
乱素子の相関長さnは概略的にいうと屈折率の変
動の平均「粒状度」と理解される。
第2図に図示した書類1′はその位相回折格子
が組織構造2の確率的要素を形成する平坦でない
基板3の表面上に配置されているところが第1図
の書類1と異なるところである。
第3図において光源6からでた光線7は書類1
(ないし1′)上に照射される。光線7は少なくと
も準単色光であつて所定の空間的なコヒーレンス
(可干渉性)を有するものである。即ち組織構造
2直前におけるコヒーレンス長さは少なくとも決
定要素をもつ光学素子2′の代表的な寸法gと同
じ大きさであり、又光線の直径は代表的な寸法g
より大きくなければならない。
組織構造2によつて散乱された光は2つの光学
選別素子8,9に入射され、そこで好ましくは可
変な散乱角θ,θ′をもつた狭い光束10,1
1′のみが取り出される。光学選別素子8,9と
して例えば可変絞り、ミラー或いはプリズムが用
いられる。これらの素子8,9は好ましくは同期
して置くので、常にθ′=−θとなる。
光束10は偏向素子12、光路差形成素子13
並びに偏向素子14を介して、又光束11は偏向
素子15,16を介して重ね合わせ素子17に入
射され、そこで光束10,11は再び一緒にされ
る。光路差形成素子13は光束10,11の光路
差δを変化させるものである。偏向素子12,1
4,15,16は例えばミラー、プリズム、光学
フアイバ、光電偏向器等であり、又光路差形成素
子13は例えばプリズム、可動ミラー或いは可変
な屈折率を有する材質等であり、又重ね合わせ素
子17は半透明ミラーや光学繊維等である。
一緒にされた光束10,11は例えばホトダイ
オードや光電子増倍管等で構成させる光センサ1
8に導びかれる。光センサ18は信号処理回路1
9に接続され、又その後段に電子判定回路20が
接続されている。
制御装置(図示せず)によつて真正さの検出が
制御される。その場合各素子6,8,9,13,
18,19,20にそれぞれ機械的ないし電気的
な制御信号、起動信号及び停止信号が送られる。
制御装置は又駆動装置(図示せず)を制御し、そ
れにより書類1を平行移動させることにより後述
する測定によつて得られる値の平均値を形成する
ようにことも可能である。
動作を説明する前に書類の空間的な組織構造2
は対称な回折格子であり、又光学選別素子8,9
はθ=θ及びθ′=θ―1=−θとなるよう
に調節しておくものとする。但しθは第1次回
折光の角度であり、又θ―は回折格子の−第1
次回折光の角度を示す。制御装置により光源6が
作動され、光センサ18の感光面には光束10,
11の干渉により干渉縞が発生する。制御装置に
よつて光路差δが連続的に変化するように光路差
形成素子13を制御する。それによつて第4図か
ら明らかなように干渉縞の強度I=I(δ)は最
大値Inax及び最小値Inio間を変動する。光セン
サ18は強度I=I(δ)を検出し、又信号処理
回路19はInax及びInioを測定し、その値に基
づき lμl=(Inax―Inio)/(Inax+Inio) の関係に従つて干渉縞のいわゆるコントラストl
μlを計算する。コントラストlμlの測定値は
両光束10,11のコヒーレンスの度合いに関係
した値であり、判定回路20に送られ肯定(イエ
ス)或いは否定(ノー)の判定信号を形成する。
判定回路20は例えばコントラストlμlの測定
値が所定のしきい値を越えた時書類1を真正なも
のとみなし肯定信号を発生する。
一般的に、コントラストは散乱角θ,θ′の関
数、すなわち lμl=lμl=(θ,θ′)l となる。従つて、角度θ,θ′を駆動装置により
変化させ、コントラストlμlを角度θ,θ′の
関数として測定し、判定回路20において測定値
を記憶されたしきい値関数と比較するのが好まし
い。このようにして、例えば、多数次の回折光に
おけるコヒーレンス度がそれぞれ所定の限界値内
にある時のみ位相回折格子が形成された書類が真
正なものと識別される。
第5図には種々の空間組織構造において従来の
強度測定法によつて測定された散乱光の角度強度
<I(θ)>が図示されている。ただし、<…>は
平均値を示す。一方、本発明によるコヒーレンス
の度合を測定することによつて得られたコントラ
ストlμ(θ,−θ)lは第6図に図示されてい
る。なお、第5a図及び第6a図は格子定数がg
の純粋な位相回折格子であり、第5b図及び第6
b図は相関長さがの純粋な拡散散乱素子を示
し、また第5c図及び第6c図は〓gである拡
散散乱素子と位相回折格子を重ね合わせた場合、
また第5d図と第6d図は〓g/10である拡散
散乱素子と位相回折格子を重ねた場合の例を、ま
た第5e図と第6e図は〓g/20である拡散散
乱素子と位相回折格子を重ねた場合の例をそれぞ
れ示す。
本発明によるコヒーレンス測定法では、真正マ
ークが確率的要素をもつ散乱素子により強く乱さ
れ、しかも強度分布による真正さの測定が困難で
あり、また場合によつて不可能であつた時でも、
信頼性のある真正さの判断を行なうことができる
ことがわかる。従つてコヒーレンス測定法によつ
て、例えば荒い基板上に配置され、あるいは引つ
かきなどによつて乱された位相回折格子やホログ
ラムなどで形成される真正マークを識別すること
が可能になる。偽造に対する安全性は組織構造2
の決定要素をもつ光学素子2″が第1図及び第2
図に図示したように意図的に拡散散乱させる確率
的要素をもつ散乱素子2″と重ね合わせられとき
さらに上昇させることができる。両素子2′,
2″を重ね合わせることにより強度測定による真
正マークの識別が困難ないしは不可能になるが、
コヒーレンス度を測定することにより真正さの識
別を行なうようにすることができる。特に、確率
的要素をもつ散乱素子2′の相関長さが決定要
素をもつ光学素子2′の寸法gのたかだか1/5程度
であれば確実に識別することができる。
第7図にはコヒーレンス度を干渉法を用いて測
定する場合の簡単化された装置が図示されてい
る。同図において第3図に図示したものと同一部
分には同一の参照符号が付されている。光束1
0,11が2つのミラー21,22によつて取り
出され、さらに2つのミラー23,24によつて
共通の検出面25に向けられる。角度θ,θ′は
θ=θ,θ′=−θに調節される。書類1は
図示しなかつたが揺動自在な保持装置によつて保
持され、それにより書類1の表面と光線7の軸の
垂直線との間の角度を変化させることができ
る。検出面25には信号処理回路19に接続され
る光センサ26,27が配置され、一方の光セン
サは干渉縞の明部を、一方他の光センサは暗部を
検出する。信号処理回路19は、例えば光センサ
26,27によつて測定された強度の差を検出す
る。
角度が変化され、その場合=0は光線7が
垂直に入射するのに対応し、第8図及び第10図
から明らかなように、組織構造2に回折格子が含
まれる場合に干渉縞は最大コントラストlμlと
なる。これに対してが0でない場合には、第9
図に図示したようにコントラストは現われない。
判定回路20はコントラストlμlが所定のしき
い値より大きくなつた時肯定(イエス)信号を発
生する。また、書類1を揺動させた場合の変化が
所定の値よりを超えた場合だけ肯定信号を発生さ
せるようにしたときも真正さの判定に対する確実
性を増大させることができる。
干渉縞のコントラストlμlのかわりに、いわ
ゆる第2次の強度相関g2を測定するようにするこ
ともできる。これを第11図及び第12図を参照
して説明する。第11図に図示した装置の部材
6,8,9,12,15はそれぞれ第3図のもの
に対応する。偏向素子12,15によつて偏向さ
れた光束10,11は光センサ28,29に入射
する。両光センサ28,29は信号処理回路30
(例えば電子相関器を設けている)に接続され、
その後段に判定回路31が接続される。
書類1の真正さを判定する場合、角度θ,θ′
は連続的に変化される。信号処理回路30は電子
相関器として機能し、 g2(θ,θ′)=<I(θ)・I(θ)>/<I(θ
)>・<I(θ)> の式に従つて強度相関g2(θ,θ′)を測定す
る。
光束10,11の光束断面が十分大きい場合l
μl及びg2の量はよく知られた関係g2=1+lμ
l2によつて結ばれている。判定回路31の出力に
は強度相関g2が所定のしきい値を超えた時肯定信
号が現われる。
第12図には強度相関を測定するための簡略化
された装置が図示されている。光センサ28,2
9は同時に光学選別素子及び検出器として機能す
る。角度θはθ=θである第1次回折光の値に
固定される。光センサ29は可動できるので、角
度θ′は△θだけ変化させ、θ′=−θ±△θと
変化することができる。強度相関g2は△θ=0の
とき最大となる。
第11図及び第12図に図示した装置におい
て、光センサ28,29のかわりに単一の光セン
サを用いることができる。この場合、例えば最初
に関数I(θ)が測定され、測定値がアナログあ
るいはデジタル的に記憶され、その後関数I
(θ′)が検出され、g2が計算される。光センサと
して光電子増倍管を用い、メモリとして電子カウ
ンタを用いるようにすると、比較的簡単な方法で
それを実行することができる。そのような相関測
定法は、例えば{Photon Correlation and Light
Beating Spectroscopy」1974、Plenum Press,
New Yorkの書物に記載されているので、ここ
に、詳細に述べるのは省略する。
次に、第13図〜第19図を参照して光を回折
させる微細な組織構造を埋め込むよりも通常の書
類を作成する方法に適合し、しかも偽造に対する
安全性が保証され、その場合真正マークが人間の
目には見えないようにさせる方法について説明す
る。第13図において符号41で示すものは書類
であり、例えば紙弊、クレジツトカード、身分証
明書、乗車券、小切手などである。書類41の基
板42は、例えばプラスチツク、紙あるいは厚紙
から構成される。基板42は巨視(マクロ)的な
決定要素をもつ光学素子43′及び散乱素子4
3″から構成される空間組織構造43から成る真
正マークが記録される。巨視的な光学素子43′
は、空間的なコヒーレンスを有し、書類41に入
射する光線44を幾何光学の法則に従い屈折ある
いは反射により(本実施例の場合屈折)少なくと
も2つの所定の方向45,46に偏向させるよう
に構成される。この巨視的な光学素子43′と機
能的に重ね合わせられる確率的な要素をもつ散乱
素子43″により光線44は拡散散乱されその散
乱光の強度分布47に基づき巨視的な光学素子4
3′を識別することが困難ないし場合によつて不
可能になり、しかもその場合散乱光は所定の方向
45,46では相互にコヒーレント(可干渉性)
であるように構成される。散乱素子43″は基板
42あるいは光学素子43′の表面構造あるいは
その材質により形成される。
組織構造43で散乱された光のうち任意の光線
部分48の散乱角が第13図でθで図示されてお
り、また光線部分48と垂線に対してこれと対称
な光線部分49間の角度△θで、また所定の方向
45,46に散乱された光線部分の散乱角がθ
s,−θsでそれぞれ図示されている。
自動検査装置により書類41の真正さを検査す
る場合、光源から光線44が発生され、組織構造
43上に投射される。組織構造43で散乱された
光はそれぞれ所定の方向45,46で狭い光束と
して取り出される。少なくとも1つの光センサ並
びに電子信号処理回路を用いて両光束から相互の
コヒーレンスの度合に関係した量が測定される。
この測定量から判定回路を用いて肯定信号ないし
否定信号が検出される。この場合、コヒーレンス
度、すなわちコントラストlμlあるいは強度相
関g2が所定のしきい値を超えた時、書類41は真
正と判断される。このコヒーレンスの度合を測定
するために、第3図、第7図、第11図及び第1
2図に図示した装置が用いられる。
第14図にはコントラストlμlの角度△θに
対する関係が図示されている。同図から△θ=2
θsのとき最大値を有することがわかる。従つ
て、この最大値に基づきコヒーレンス度を測定す
ることにより書類41に巨視的な決定要素をもつ
光学素子43′が存在することが検出される。組
織構造43の散乱素子43″により入射光が拡
散・散乱されることにより組織構造43の真正マ
ークは人間の目には見えないようになつている。
組織構造43によつて散乱された光の分布は通
常粒状性(つぶつぶ)を有しており、それにより
粒状性が静的な場合にはコヒーレンス度の測定は
困難になる。しかし、コヒーレンス度の測定のと
き、例えば書類41を連続的に移動させその時発
生する光パターンの平均値を求めることによりそ
の欠点を解決することができる。好ましくは、書
類41は光学素子43′の長手軸と平行に移動さ
れる。
巨視的な光学素子43′としては、例えば拡散
散乱する材質あるいは拡散散乱する表面構造を持
つた材質に両プリズム、ハーフミラー、適当な傾
斜面を有する反射体などのような光を分ける手段
を埋め込むようにした光学手段を用いるのが好ま
しい。次にこれらを第15図〜第19図を参照し
て詳細に説明する。
第15図には基板42に帯状物51を埋めこん
だ書類50が図示されている。この帯状物51の
上方及び下方面は互いにゆるやかな角度で傾斜し
た2つの表面52,53から構成される。帯状物
51の幅は約1mm位であり、その長さは書類50
の長さあるいは幅に対応する。帯状物51は好ま
しくは金属、金属で被覆された材料あるいは透明
な材料から形成される。基板42は、例えば拡
散・散乱する紙あるいは拡散・散乱する表面を備
えた熱可塑性物質から構成される。
第16図には反射面を備え基板42に埋め込ま
れた帯状物55を有する書類54が図示されてい
る。帯状物55はほぼ矩形状の断面を有し、その
長手方向に走る中心線に対してわずかに傾斜する
ように折り曲げられているので、わずかに傾斜し
た表面52,53が現われる。
第17図に図示した書類56の基板は透明なプ
ラスチツクから成る互いに接合された2つの層5
7,58から成る。層57,58の外部表面には
組織構造はなく、平滑となつているが、層57,
58の境界面59は分散・散乱するようにその面
が処理されている。この面は光線分割器として機
能し、斜めに入射した光線60を反射方向61及
び透過方向62に分割させる。また、その表面が
荒い境界面59は光線60を拡散散乱させる散乱
素子としても機能する。真正さを判定する場合、
書類56で散乱された光は反射光61と透過光6
2の狭い光束に分離され、そのコヒーレンス度が
測定される。
また、第18図には基板42を備えた書類63
が図示されており、その基板には透明な帯状物6
4が埋め込まれる。その帯状物の断面は矩形であ
り、その一方の面には半透明の薄い反射層65が
被覆されている。この反射層65は光線を分割
し、巨視(マクロ)的な光学素子を形成する。基
板42の材質あるいは表面構造を拡散散乱させる
特性を持たせることにより散乱素子が形成され
る。真正さの検査は書類56と同様に行なわれ
る。
第19図には基板42に複数の傾斜した面68
を有するブロツク67を埋め込んだ書類66が図
示されている。これらの面68は入射光を反射あ
るいは屈折により複数の光線部分に分割するとと
もに基板42によつて入射光が拡散散乱される。
従つてこの場合、散乱光は所定の複数の方向に相
互に可干渉性を帯びる。好ましくはこれらの方向
にコードパターンが配置される。真正さを検査す
る場合、複数の狭い光束が取り出され、コヒーレ
ンス度を測定することによりそのコードパターン
が読み出される。
第20図及び第21図には第1図、第2図、第
15図〜第19図に図示したような空間構造組織
72を備えた書類71が図示されている。この組
織構造は少なくとも準単色光であり、空間的なコ
ヒーレンスを有する光源73により照明される。
組織構造72で散乱された光のうち2つの狭い光
束が光学選別手段74,75,74′,75′に入
射される。これらの手段には偏向素子や光路差を
変化させる手段などが設けられている。散乱され
た両光束の平均散乱角がθ,θで図示されて
いる。重ね合わせ素子76により2つの分離光束
が再び重ね合わせられる。検出装置77により重
ね合わせられた光線が受光され、そこで電気信号
が発生して、その後これらの信号が処理され肯定
あるいは否定の判断がなされ、その結果が記録さ
れる。種々の光学手段73〜77は基台(図示せ
ず)上に固定ないし可動に取り付けられる。
第20図及び第21図に図示した装置は両光束
が光学選別素子74,75,74′,75′ならび
に重ね合わせ素子76において組織構造72から
再び重ね合わせられるまでに出くわす画像反転
(例えば反射)回数が異なる。第20図に図示し
た装置では画像反転数が奇数であり第21図に図
示した装置ではそれが偶数である。
分離された光束の重ね合わせ方法は反転回数に
よつて決められる。その回数が奇数の場合には重
ね合わせは逆となり、偶数の場合には正常とな
る。逆の重ね合わせはコヒーレンスを対称に検出
することに対応し、正常な重ね合わせは非対称に
検出することに対応する。
上述したような装置の幾何学的な特性により光
線が平均散乱方向よりわずかでも偏ると、それに
対応して受光した光線もそれに対応して偏ること
になる。逆に検出装置77における偏角△θは分
離された光束の偏角△θ,△θに対応する。
逆の重ね合わせの場合には偏角△θ,△θ
種々の符号を有することが特徴である(第20
図)。また、正常の重ね合わせの場合には偏角△
θ,△θの符号は常に同一である(第21
図)。
ここで要約すると、第20図は逆の重ね合わせ
であり、反転回数は奇数で対称検出に対応し、△
θ,△θの符号が異なる。
一方、正常重ね合わせ(第21図)の場合は反
転回数は偶数であり、非対称検出に対応し、△θ
,△θの符号は等しい。
検出装置77の検出面に現われる干渉縞のコン
トラストlμlは平均散乱角θ,θならびに
偏角△θに関係する。第22図及び第23図には
空間組織構造72が幾何光学の法則に基づいた巨
視的な光線分割器である場合に対してコンピユー
タを用いて計算された関数lμl=(θ,θ
)の平均値が概略図として図示されている。第
24図及び第25図には平均散乱角θ,θ
固定した場合、コントラストlμlの偏角△θに
対する関係が図示されている。
第22図及び第24図で78で図示した曲線は
一連の分離した最大値を有する対称検出に対応す
る。
非対称検出の場合には第23図及び第25図に
図示したようにかなり広い角度範囲にわたつて一
定のコントラストが発生するカーブ79,80が
発生する。カーブ79,80の最大値は主方向を
どこに選ぶか、すなわち散乱角θ,θに従つ
て変化する。sinθ―sinθが「適当な」値を
とる場合、カーブ79に示されたように偏角△θ
の広い範囲にわたつて大きなコントラストlμl
が発生する。一方、sinθ―sinθがこの値か
らごくわずかでも異なると、カーブ80に図示し
たように実質上コントラストは発生しない。
sinθ―sinθの「適当な」値は真正マーク
の組織構造72の回折ないし散乱特性によつて決
められる。組織構造72が散乱光の強度を集中さ
せるような各対になつた散乱方向によりそのよう
な値が決められらる。例えば周期的な回折格子の
場合にはそのような適当な値は常にλ/bの整数
倍である。ただし、λは光源73の波長であり、
bは格子周期である。
上述したことから正常な重ね合わせの場合、次
のような測定方法が得られる。まず主方向が適当
な値θ,θに調節される。一般的にこれらの
方向は所定の面内に制限されるものではないが、
簡単のためにこの場合角度θ,θが図示され
ている。sinθ―sinθの差が真正マークの特
性に合わされるように主方向が選ばれた場合、検
出面上に所定幅の明確な干渉縞が現われ、その強
度分布は第27図で曲線81で示されたような形
状となり、簡単に検出することができる。しかし
sinθ―sinθの差が誤まつて選ばれた場合と
か、あるいはそもそも書類71上に真正マークが
ない場合には、第27図の曲線82で示したよう
に検出面上には単に拡散した強度分布が現われる
だけである。
また逆に重ね合わせた場合には第26図から明
らかなように正常に重ね合わせた場合と比較して
検出面上には比較的狭い干渉縞が現われる。
特に正常な重ね合わせの場合には上述したよう
な強度の変化すなわち検出面上での干渉縞の存在
は肯定信号ないし否定信号を形成する量として好
ましいものとなる。また同様に強度の変化はコヒ
ーレンス度を測定する尺度となり、測定技術上簡
単な手段で本来のコヒーレンス度として検出する
ことができる。第28図の装置において第21図
と同一部分には同一の参照符号が付されており、
同図において強度の変化は単一の光センサ83を
用いて検出面上で検出することができ、その場合
光センサ83の位置は第21図に示した偏角△θ
に対応して±xの量だけ変化することができる。
第28図には図示しなかつたが信号処理回路を用
いて強度の変化が記憶されたしきい値あるいはし
きい値関数と比較され、肯定あるいは否定の判定
が行われる。光センサを移動させる代わりに1群
の光センサを固定するようにすることもできる。
第29図には対称検出を行う簡単な装置の例が
図示されている。検査すべき書類71は角度のつ
いた保持部材84の一方の脚部に配置されてお
り、また他方の脚部にはミラー85が配置され
る。光源73ならびに書類71とミラー85を設
けた保持部材84は軸86を中心に揺動できる台
(図示せず)上に固定される。また二つの光学選
別素子87,88ならびに検出装置89が固定し
て配置される。検出装置89は例えば第3図に図
示したような相関を測定する装置であつたり、ま
たは第11図に示したように干渉を用いた測定装
置を有する。
第29図において台の脚部のなす角度がで、
また書類71の面とミラー85の面のなす角度が
αで、また書類71の面と光線の入射方向のなす
角がβで図示されている。光学選択素子87に直
接入射する光束とミラー85で反射された光学選
別手段88に入射する光束間のなす角度を示す。
またこの両方の分離された光束の平均散乱角はθ
,θで図示されている。
このような幾何学的な配置構成の場合、分離さ
れた散乱角θ,θはθ=c+及びθ
c′−によつて与えられる。ただしc,c′は定数
である。台を角度ばけ揺動させることにより角
度θ,θは逆方向に変化される。角度θ
θの合計に対しては、 θ+θ=γ+2(α+β−π) の式が成立する。角度α,β,γが式の右側が0
となるように選ばれると、θ=−θが成立す
る。すなわち狭義の意味において対称検出とな
る。その為に単に単一の機械的な移動だけしか必
要とされない。
第20図でθ=θと選ぶと対称検出は光源
73の波長をかえることによつて得られる。
第30図には書類90が図示されており、その
場合空間的な組織構造91は書類中斜めに配置さ
れた基板92上に配置される。それにより好まし
くは微視的な構造を有する組織91の有効面が隠
され、偽造に対する安全性が向上する。組織構造
91は書類90が確率的な散乱素子を形成する分
散散乱する材質から構成された時さらに良好に隠
ぺいすることが可能になる。組織構造91は好ま
しくは第31図に図示したように基板92上に斜
めに配置される。種々の方位を有するこのような
基板92が書類90に含まれた場合、全体として
その散乱ないし回折方向はそのすべてが一つの面
に来ることがないような構造となる。
第32図に図示された書類93は巨視的な鋸歯
構造95を備えた埋め込まれた基板94とそれに
重ねられる微視的な構造96とから構成される。
巨視的な構造95によつて幾何光学の法則に従い
屈折あるいは反射が行われ、また微視的な構造9
6によつて特定の回折が発生し、それによつて散
乱ないし回折方向はそのすべてが同一面に来るこ
とがないようになる。
第33図に図示した書類97には基板98が埋
め込まれており、この基板は微視的な回折構造9
9を有し、また反透明な反射層100で被覆され
ている。反射層100は光線分割器となり、斜め
に入射する光線を反射方向と透過方向に別れる光
線に分別する。回折構造99によつて光線はさら
に遠くで他の面に向うように分割される。反射層
100と回折構造99によつて形成される決定要
素となる散乱素子が確率的な要素をもつ散乱素子
と重ね合わされる場合、簡単な方法で回折構造9
9を意図的に幾何学的に清浄なものでなくするこ
とができる。
第34図には真正マークとして書類に埋め込ま
れる偽造防止線101が図示されている。この偽
造防止線101の巨視的な断面は少なくとも所定
の部分長さにわたつて矩形及び円形と異なる一定
の形状を有し、一方その表面は微視的な凹凸構造
102を有する。この巨視的な断面と微視的な凹
凸構造102を組み合せにより簡単な方法ではま
ねすることができない真正マークが形成されその
場合多数の特徴的な散乱方向が得られることにな
る。
以上説明したように、本発明によれば真正マー
クを示す空間組織構造決定要素を持つ光学素子と
確率的な要素を持つ拡散散乱素子とを重ね合わせ
ることにより形成し、その散乱素子によつて強度
測定による真正マークの識別を困難にさせ、コヒ
ーレンス度に関係した量を測定するようにしてい
るので、確実にマークの真偽を判別することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
各図はいずれも本発明による実施例を示すもの
で、第1図及び第2図は異なる実施例の書類の断
面を示した断面図、第3図は書類の真正さを検査
する装置の構成を示したブロツク図、第4図は第
3図の装置において得られる強度分布の特性を示
した線図、第5a〜第5e図はそれぞれ種々な強
度分布の特性を示した線図、第6a図〜第6e図
は異なる実施例のコヒーレンスの度合を示した線
図、第7図は真正さを検査する為の他の実施例を
示した構成図、第8図及び第9図は強度分布を説
明した線図、第10図はコヒーレンスの特性を示
した線図、第11図及び第12図は本発明による
真正さを検査する装置の異なる実施例の構成を示
した構成図、第13図は真正さを検査する為の他
の実施例を説明した説明図、第14図はコヒーレ
ンスの度合の特性を示した線図、第15図〜第1
9図はそれぞれ本発明で検査される書類の種々の
実施例を示した断面図、第20図及び第21図は
それぞれ本発明による装置の他の実施例の構成を
示したブロツク図、第22図及び第23図はコヒ
ーレンスの度合のコンピユータ計算による出力結
果を示した線図、第24図及び第25図はコヒー
レンスの度合の特性を示した線図、第26図及び
第27図は強度の分布を示した線図、第28図及
び第29図は本発明の装置の他の実施例の構成を
示したブロツク図、第30図は本発明で用いられ
る書類の内部構成を示した断面図、第31図は第
30図で用いられる基板の斜視図、第32図及び
第33図は本発明で用いられる書類の他の構成を
示した断面図、第34図は偽造防止を行う素子の
概観を示した斜視図である。 1…書類、2…空間組織構造、2′…決定要素
を持つた光学素子、3…基板、4…反射層、5…
保護層、2′…拡散散乱素子、8,9…光学分選
別素子、13…光路差形成素子、17…重ね合わ
せ素子、19…信号処理回路、20…判定回路、
25…検出面、26,27…光センサ、28,2
9…光センサ、30…信号処理回路、31…判定
回路、41…書類、42…基板、43′…光学素
子、43″…散乱素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの真正マークが空間組織構造
    の形で書類に記録され、自動検査装置において前
    記組織構造が光源により照明され、組織構造によ
    つて散乱された光から少なくとも2つの狭い光束
    が取り出され、また少なくとも1つの光センサ及
    び電子信号処理回路を用いて前記両光束から組織
    構造を特徴づける量が検出され、その量から判定
    回路を用いて肯定信号ないし否定信号を形成する
    ことにより種類の真正さを検査し、書類の偽造を
    防止する書類の偽造防止方法において、 前記空間組織構造2によつて両光束間にコヒー
    レンス度に関係した量(1μl;g2)を形成し、 また、前記空間組織構造を決定要素を持つ光学
    素子2′と確率的な要素を持つ拡散散乱素子2″と
    を重ね合わせることにより形成し、 前記散乱素子2″によつて強度測定による真正
    マークの識別を困難にさせ、 前記両光束間に形成されるコヒーレンス度に関
    係した量を測定することにより、肯定信号ないし
    否定信号を形成するようにした書類の偽造防止方
    法。 2 前記両光束が互いに重ね合わせられ、その場
    合、発生する干渉縞のコントラスト(lμl)が
    測定され、それが肯定信号ないし否定信号を形成
    する測定量として利用される特許請求の範囲第1
    項に記載の書類の偽造防止方法。 3 前記両光束の強度相関(g2)が測定され、そ
    れが肯定ないし否定信号を形成するための測定量
    として利用される特許請求の範囲第1項に記載の
    書類の偽造防止方法。 4 前記両光束が互いに重ね合わせられて検出面
    上に向けられ、光強度の変化を肯定ないし否定信
    号を形成するための測定量として用いられる特許
    請求の範囲第1項に記載の書類の偽造防止方法。 5 前記散乱素子2″の相関長さ()は、前記
    決定要素を持つ光学素子2′の代表的な寸法
    (g)のたかだか1/5に選ばれる特許請求の範囲第
    1項に記載の書類の偽造防止方法。 6 前記空間組織構造43は、巨視的な光学素子
    43,51,55,59,65,67と散乱素子
    43″から形成され、その場合、空間組織構造4
    3に入射する光44,60は幾何光学の法則に従
    い、屈折または反射により前記光学素子によつて
    少なくとも2つの所定の方向45,46,61,
    62に向けられ、さらに前記散乱素子43″によ
    り散乱光の強度模様47に基づく巨視的光学素子
    の検出が困難になるとともに、散乱光が所定の方
    向45,46,61,62の方向では、なお相互
    にコヒーレンスであるように拡散散乱される特許
    請求の範囲第1項、第2項、第3項または第5項
    のいずれか1項に記載の書類の偽造防止方法。 7 前記空間組織構造91が基板92上に配置さ
    れ、基板92が書類90に埋め込まれる特許請求
    の範囲第1項または第6項に記載の書類の偽造防
    止方法。 8 前記空間組織構造は巨視的構造95,100
    と微視的構造96,99により形成される特許請
    求の範囲第1項または第6項に記載の書類の偽造
    防止方法。 9 前記空間組織構造99には、半透明な反射層
    100が重ね合わせられる特許請求の範囲第1項
    または第6項に記載の書類の偽造防止方法。 10 前記書類に偽造防止線101が埋め込ま
    れ、その巨視的な断面は所定の長さにわたつて矩
    形とも円形とも異なる一定の形状を有し、またそ
    の表面は微視的な凹凸構造102を有する特許請
    求の範囲第1項または第6項に記載の書類の偽造
    防止方法。 11 前記組織構造91は基板92上に斜めに配
    置されている特許請求の範囲第7項に記載の書類
    の偽造防止方法。 12 前記巨視的光学素子43′として帯状物5
    1,55が基板42に埋め込まれ、その場合、少
    なくとも一方の表面が互いに傾斜した少なくとも
    2つの面52,53から構成される特許請求の範
    囲第6項に記載の書類の偽造防止方法。 13 前記帯状物55は矩形断面を有し、1つの
    線に沿つて折り曲げられ、基板42に埋め込まれ
    る特許請求の範囲第12項に記載の書類の偽造防
    止方法。 14 前記巨視的光学素子43′として光線分割
    器59,65が基板42,57,58に埋め込ま
    れる特許請求の範囲第6項に記載の書類の偽造防
    止方法。 15 前記光線分割器59は基板の2つの層5
    7,58の凹凸のある境界面により構成される特
    許請求の範囲第14項に記載の書類の偽造防止方
    法。 16 光線分割器65として半透明な反射層65
    が透明な帯状物64に配置され、これが基板42
    に埋め込まれる特許請求の範囲第14項に記載の
    書類の偽造防止方法。 17 前記巨視的光学素子43′として傾斜した
    複数の面68を有するブロツク67が基板42に
    埋め込まれる特許請求の範囲第6項に記載の書類
    の偽造防止方法。 18 前記散乱素子43″は基板42の材質ある
    いは表面構造により形成される特許請求の範囲第
    6項及び第12項〜第17項までのいずれか1項
    に記載の書類の偽造防止方法。 19 前記散乱素子43″は巨視的な光学素子4
    3′,51,55,59,65,67の材質ある
    いは表面構造によつて形成される特許請求の範囲
    第6項及び第12項〜第17項までのいずれか1
    項に記載の書類の偽造防止方法。 20 前記巨視的光学素子51,67は透明な材
    質から構成される特許請求の範囲第12項または
    第17項に記載の書類の偽造防止方法。 21 前期巨視的光学素子51,55,67は金
    属あるいは金属で被覆された材質から構成される
    特許請求の範囲第12項、第13項または第17
    項に記載の書類の偽造防止方法。 22 前期散乱光が相互にコヒーレントな所定の
    方向に少なくとも1つのコードパターンを配置し
    た特許請求の範囲第6項及び第12項〜第21項
    までのいずれか1項に記載の書類の偽造防止方
    法。 23 前記光センサ83により検出面上の干渉縞
    の有無を検出するようにした特許請求の範囲第4
    項に記載の書類の偽造防止方法。 24 空間組織構造の形状をした少なくとも1つ
    の真正マークを記録した書類の真正さを検査する
    検査装置を設け、その検査装置は前記組織構造
    2,43を照明する光源6と、前記組織構造で散
    乱された光からそれぞれ狭い光束を取り出す少な
    くとも2つの光学選別素子8,9と、少なくとも
    1つの光センサと、前記組織構造を特徴づける量
    を検出するための電子信号処理回路19,30
    と、肯定ないし否定信号を形成する判定回路2
    0,31とを有し、前記組織構造2,43は決定
    要素を持つ光学素子2′,43′と確率的要素を持
    つ拡散散乱素子2″,43″を有し、その場合前記
    散乱素子2″,43″の相関長さ()は前記決定
    要素を持つ光学素子の代表的な寸法(g)のたか
    だか1/5であり、また前記信号処理回路19,3
    0は両光束のコヒーレンス度に関係した測定量を
    発生するように構成されていることを特徴とする
    書類の偽造防止装置。 25 さらに、前記両光束を重ね合わせるための
    重ね合わせ手段17,23,24を設けるように
    した特許請求の範囲第24項に記載の書類の偽造
    防止装置。 26 両光束の光路差を可変にさせる光路差形成
    手段13を設けるようにした特許請求の範囲第2
    5項に記載の書類の偽造防止装置。 27 前記書類は揺動可能な保持装置上に配置さ
    れ、前記判定回路20は前記書類を揺動させた場
    合検出面25上に現われる干渉縞のコントラスト
    (lμl)の変化が所定の値を超えた時のみ肯定
    信号を発生するように構成される特許請求の範囲
    第25項に記載の書類の偽造防止装置。 28 前記信号処理回路30には電子相関器が設
    けられる特許請求の範囲第24項に記載の書類の
    偽造防止装置。 29 前記取り出された光束10,11の平均散
    乱角θ,θ′が駆動装置を用いて変化させられ、
    前記判定回路20,31によつてその測定量(l
    μl,g2)と記憶されたしきい値関数とが比較さ
    れる特許請求の範囲第24項から第28項までの
    いずれか1項に記載の偽造防止装置。 30 前記書類と、光源と、両光束を反転させる
    ミラーとを揺動自在な台上に配置した特許請求の
    範囲第24項に記載の書類の偽造防止装置。 31 前記光源73の波長を可変にした特許請求
    の範囲第24項、第25項、第26項、第28項
    又は第29項に記載の書類の偽造防止装置。
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