JPS6136446B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136446B2 JPS6136446B2 JP20645181A JP20645181A JPS6136446B2 JP S6136446 B2 JPS6136446 B2 JP S6136446B2 JP 20645181 A JP20645181 A JP 20645181A JP 20645181 A JP20645181 A JP 20645181A JP S6136446 B2 JPS6136446 B2 JP S6136446B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- fatty acid
- propylene glycol
- sugar
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
本発明はアルカリ性糖液処理工程で発生する泡
立ちを持続的に抑制する泡抑制剤に関する。さら
に詳しくはリノール酸40%以上、オレイン酸10〜
40%で且つ飽和脂肪酸20%以下を構成脂肪酸とし
たプロピレングリコール脂肪エステルをアルカリ
性糖液に添加し、処理工程中に生じる発泡を持続
的に抑制する泡抑制剤に関する。 製糖工程における糖液の清浄工程は生石灰添加
により強アルカリ性となつた糖液に炭酸ガスを飽
充し、炭酸カルシウムを形成させ、不純物を炭酸
カルシウムと一緒に凝集沈降させ別除去する糖
液の清浄工程である。炭酸飽充は2〜3回段階的
に実施されるのが普通であるが、特に1回目の飽
充時、糖液のガス抜けが悪い場合には多量の泡沫
を形成し、これが系外へ飛散することにより、糖
分ロスが生じる。 また、糖密より残存シユークロースを回収する
工程は最終の白下分密から残存シユークロースを
更に回収する工程で、ビート糖の無廃密製糖方式
では重要な工程である。この工程では、最終密を
適度に稀釈して、生石灰を加え、溶存シユークロ
ースとカルシウムを反応させ、カルシウムサツカ
レートとして別し、密中のシユークロースを回
収するが、反応中堅固な泡沫が連続的に生成し、
反応槽より泡沫がオーバーフローする。これらの
現象はいずれの場合でも製糖工程で糖分ロスの中
で大きな比重を占め、大きな経済的損失をもたら
す原因となる。 これらの問題を解決するために従来、消泡の目
的で、なたね油、大豆油などが使用されている
が、消泡については効果が弱く持続性に乏しく、
満足いく状態ではない。 本発明は前記の緒問題を解決することを目的と
し、種々検討した結果、炭酸飽充工程または糖分
回収工程におけるアルカリ性糖液に少量添加する
ことによつて、従来にない顕著な発泡の抑制剤を
見出し、本発明を完成したものである。 即ち、リノール酸およびオレイン酸を主な構成
脂肪酸としたプロピレングリコール脂肪酸エステ
ルをアルカリ性糖液に添加することにより発泡を
持続的に抑制することを見出したものである。 本発明の泡抑制剤はリノール酸40%以上、オレ
イン酸10〜40%で且つ飽和脂肪酸20%以下を構成
脂肪酸とし、モノエステル含量35%以上のプロピ
レングリコール脂肪酸エステルである。 本発明でいうプロピレングリコール脂肪酸エス
テルの脂肪酸としてはサフラワー油、ヒマワリ
油、大豆油、トウモロコシ油、綿実油などの分解
脂肪酸が利用できる。またこれらの原料油脂とプ
ロピレングリコールとを直接反応させ、エステル
交換反応により、本発明に適したプロピレングリ
コール脂肪酸エステルを製造することができる。
この場合、グリセリン脂肪酸エステルが同時に生
成するが、その量は15%以下に押えることが必要
である。グリセリン脂肪酸エステルの5〜15%の
混入は、本発明のプロピレングリコール脂肪酸エ
ステルの泡抑制効果に影響を与えないが、15%を
越えると泡抑制効果が明らかに低下する。 プロピレングリコール脂肪酸エステルの構成脂
肪酸中、リノール酸が40%以下、オレイン酸が40
%以上の場合およびリノール酸40%以上、オレイ
ン酸10%以下の場合はいずれも抑泡効果が劣る。 また飽和脂肪酸を構成脂肪酸とするプロピレン
グリコール脂肪酸エステルは、本発明のリノール
酸およびオレイン酸を主な構成脂肪酸とするプロ
ピレングリコール脂肪酸エステルに比して泡抑制
効果が劣る。特にパルミチン酸、ステアリン酸を
構成脂肪酸とするプロピレングリコール脂肪酸エ
ステルは特にこの傾向が顕著であり、従つて、本
発明のプロピレングリコール脂肪酸エステルの構
成脂肪酸中に占めるこれらの飽和脂肪酸の割合は
20%以下に抑えることが必要である。 一方、プロピレングリコール脂肪酸エステルの
モノエステル含量は、最底35%が必要で、望まし
くは高い方が良い。35%以下では泡抑制効果が低
下する。これらの選択は、実用面での経済効果を
考慮して決められるものである。本発明の泡抑制
剤は糖液の固形分濃度、不純物濃度などによつて
使用は異なるが20〜100ppmの範囲であれば十分
に効果を発揮する。100ppm以上の濃度上昇に伴
ない、効果は更に望まるが、実用性から判断し
て、むやみに添加量を増やすことは好ましくな
い。 本発明の泡抑制剤の使用形態はそのまま或いは
水ないしは有機溶剤に乳化、分散ないし溶解させ
て使用でき他の消泡剤と伴用してもかまわない。 以下実施例で本発明を説明する。 実施例 1 ブリツクス10、糖度6%、温度5℃の糖液に生
石灰粉末を添加し、PHを11に調整し、下記の泡抑
制剤を50ppm添加する。この試料液をT,Kホ
モミキサーで9000r.R.m11分間撹拌し、撹拌停止
直後の抑泡力と撹拌停止5分後の泡沫破壊率を次
式により求めて比較した。 抑泡力(%)=無添加区の泡沫量―添加区の泡沫量/無添加区の泡沫量×100 泡沫破壊率(%)=撹拌停止直後の泡沫量―5分後の泡沫量/撹拌停止直後の泡沫量×100 試験結果は表に示した。
立ちを持続的に抑制する泡抑制剤に関する。さら
に詳しくはリノール酸40%以上、オレイン酸10〜
40%で且つ飽和脂肪酸20%以下を構成脂肪酸とし
たプロピレングリコール脂肪エステルをアルカリ
性糖液に添加し、処理工程中に生じる発泡を持続
的に抑制する泡抑制剤に関する。 製糖工程における糖液の清浄工程は生石灰添加
により強アルカリ性となつた糖液に炭酸ガスを飽
充し、炭酸カルシウムを形成させ、不純物を炭酸
カルシウムと一緒に凝集沈降させ別除去する糖
液の清浄工程である。炭酸飽充は2〜3回段階的
に実施されるのが普通であるが、特に1回目の飽
充時、糖液のガス抜けが悪い場合には多量の泡沫
を形成し、これが系外へ飛散することにより、糖
分ロスが生じる。 また、糖密より残存シユークロースを回収する
工程は最終の白下分密から残存シユークロースを
更に回収する工程で、ビート糖の無廃密製糖方式
では重要な工程である。この工程では、最終密を
適度に稀釈して、生石灰を加え、溶存シユークロ
ースとカルシウムを反応させ、カルシウムサツカ
レートとして別し、密中のシユークロースを回
収するが、反応中堅固な泡沫が連続的に生成し、
反応槽より泡沫がオーバーフローする。これらの
現象はいずれの場合でも製糖工程で糖分ロスの中
で大きな比重を占め、大きな経済的損失をもたら
す原因となる。 これらの問題を解決するために従来、消泡の目
的で、なたね油、大豆油などが使用されている
が、消泡については効果が弱く持続性に乏しく、
満足いく状態ではない。 本発明は前記の緒問題を解決することを目的と
し、種々検討した結果、炭酸飽充工程または糖分
回収工程におけるアルカリ性糖液に少量添加する
ことによつて、従来にない顕著な発泡の抑制剤を
見出し、本発明を完成したものである。 即ち、リノール酸およびオレイン酸を主な構成
脂肪酸としたプロピレングリコール脂肪酸エステ
ルをアルカリ性糖液に添加することにより発泡を
持続的に抑制することを見出したものである。 本発明の泡抑制剤はリノール酸40%以上、オレ
イン酸10〜40%で且つ飽和脂肪酸20%以下を構成
脂肪酸とし、モノエステル含量35%以上のプロピ
レングリコール脂肪酸エステルである。 本発明でいうプロピレングリコール脂肪酸エス
テルの脂肪酸としてはサフラワー油、ヒマワリ
油、大豆油、トウモロコシ油、綿実油などの分解
脂肪酸が利用できる。またこれらの原料油脂とプ
ロピレングリコールとを直接反応させ、エステル
交換反応により、本発明に適したプロピレングリ
コール脂肪酸エステルを製造することができる。
この場合、グリセリン脂肪酸エステルが同時に生
成するが、その量は15%以下に押えることが必要
である。グリセリン脂肪酸エステルの5〜15%の
混入は、本発明のプロピレングリコール脂肪酸エ
ステルの泡抑制効果に影響を与えないが、15%を
越えると泡抑制効果が明らかに低下する。 プロピレングリコール脂肪酸エステルの構成脂
肪酸中、リノール酸が40%以下、オレイン酸が40
%以上の場合およびリノール酸40%以上、オレイ
ン酸10%以下の場合はいずれも抑泡効果が劣る。 また飽和脂肪酸を構成脂肪酸とするプロピレン
グリコール脂肪酸エステルは、本発明のリノール
酸およびオレイン酸を主な構成脂肪酸とするプロ
ピレングリコール脂肪酸エステルに比して泡抑制
効果が劣る。特にパルミチン酸、ステアリン酸を
構成脂肪酸とするプロピレングリコール脂肪酸エ
ステルは特にこの傾向が顕著であり、従つて、本
発明のプロピレングリコール脂肪酸エステルの構
成脂肪酸中に占めるこれらの飽和脂肪酸の割合は
20%以下に抑えることが必要である。 一方、プロピレングリコール脂肪酸エステルの
モノエステル含量は、最底35%が必要で、望まし
くは高い方が良い。35%以下では泡抑制効果が低
下する。これらの選択は、実用面での経済効果を
考慮して決められるものである。本発明の泡抑制
剤は糖液の固形分濃度、不純物濃度などによつて
使用は異なるが20〜100ppmの範囲であれば十分
に効果を発揮する。100ppm以上の濃度上昇に伴
ない、効果は更に望まるが、実用性から判断し
て、むやみに添加量を増やすことは好ましくな
い。 本発明の泡抑制剤の使用形態はそのまま或いは
水ないしは有機溶剤に乳化、分散ないし溶解させ
て使用でき他の消泡剤と伴用してもかまわない。 以下実施例で本発明を説明する。 実施例 1 ブリツクス10、糖度6%、温度5℃の糖液に生
石灰粉末を添加し、PHを11に調整し、下記の泡抑
制剤を50ppm添加する。この試料液をT,Kホ
モミキサーで9000r.R.m11分間撹拌し、撹拌停止
直後の抑泡力と撹拌停止5分後の泡沫破壊率を次
式により求めて比較した。 抑泡力(%)=無添加区の泡沫量―添加区の泡沫量/無添加区の泡沫量×100 泡沫破壊率(%)=撹拌停止直後の泡沫量―5分後の泡沫量/撹拌停止直後の泡沫量×100 試験結果は表に示した。
【表】
【表】
実施例 2
ブリツクス15、糖度9%の糖液に水酸化カルシ
ウムを添加し、PHを10に調製し、試料液とする。 泡立方法(送気法):上記試料液300mlを500ml
容メスシリンダーにとり、これを60℃
の恒温水槽に入れ、試料液の温度を60
℃としたのち試料液底部から送気量
0.25/分の空気を通し泡立てる。10
分間通気した後の泡量(ml)及び通気
停止5分後の泡量(ml)を測定した。
なお、泡抑制剤は通気直前に試料液に
30mg(100ppm)を加えた。
ウムを添加し、PHを10に調製し、試料液とする。 泡立方法(送気法):上記試料液300mlを500ml
容メスシリンダーにとり、これを60℃
の恒温水槽に入れ、試料液の温度を60
℃としたのち試料液底部から送気量
0.25/分の空気を通し泡立てる。10
分間通気した後の泡量(ml)及び通気
停止5分後の泡量(ml)を測定した。
なお、泡抑制剤は通気直前に試料液に
30mg(100ppm)を加えた。
Claims (1)
- 1 リノール酸40%以上、オレイン酸10〜40%で
且つ飽和脂肪酸20%以下を構成脂肪酸とし、モノ
エステル含量35%以上のプロピレングリコール脂
肪酸エステルをPH8以上のアルカリ性糖液に添加
し、処理工程中に生じる発泡を持続的に抑制する
ことを特徴とする泡抑制剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20645181A JPS58109107A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 泡抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20645181A JPS58109107A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 泡抑制剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58109107A JPS58109107A (ja) | 1983-06-29 |
| JPS6136446B2 true JPS6136446B2 (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=16523586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20645181A Granted JPS58109107A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 泡抑制剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58109107A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01152836U (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-20 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4588683B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2010-12-01 | 信越化学工業株式会社 | 消泡剤 |
| JP4813412B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2011-11-09 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | ゲル組成物及びその応用 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP20645181A patent/JPS58109107A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01152836U (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58109107A (ja) | 1983-06-29 |
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