JPS6137355Y2 - - Google Patents

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JPS6137355Y2
JPS6137355Y2 JP7345881U JP7345881U JPS6137355Y2 JP S6137355 Y2 JPS6137355 Y2 JP S6137355Y2 JP 7345881 U JP7345881 U JP 7345881U JP 7345881 U JP7345881 U JP 7345881U JP S6137355 Y2 JPS6137355 Y2 JP S6137355Y2
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wet towel
wet
oils
film
heat
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JP7345881U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、密封状態で加熱又は冷却可能な水不
透過性、ガス不透過性の包装を施したおしぼりに
関する。
最近、市場には、手軽に手指を拭いたり、局
部、乳幼児の肛門部等を清拭するための使い棄て
布帛が多種類出廻つている。また上記布帛に殺菌
性を付与して皮膚粘膜、創署面の消毒、乳幼児の
皮膚の殺菌、消毒、外陰部の殺菌、消毒用に供す
ることも知られている。
しかし、これらの布帛は、いずれも局所又は手
指など、身体の一局部の清拭や消毒を目的とした
ものであつて、全身を対象とするものではない。
かつ、必要に応じ冷却したり又は加熱したりでき
る機能にも欠けている。
ところが、現在数多く存在する寝たきり老人や
重度の身体不自由者の場合には、乳幼児の場合と
異つて手軽に入浴させることは不可能であるが、
他面では長期の臥床で起こり易い褥創の発生を予
防し又は悪化せしめないためにも、入浴又はこれ
に準じる清拭処置は不可欠である。従つて、情況
上入浴が不可能である場合は勢い手拭に頼ること
になるが、在来の手拭は清拭力が充分ではなく、
かつ肌を傷め易い欠点がある他、糞便等で汚染し
た場合、廃棄するには不経済である。さらに必要
に応じ、暖めたり又は冷したりしたい場合にも取
扱いが不便である。
本案おしぼりは以上の課題に応じようとするも
のであつて、寝たきり老人等の全身清拭用として
入浴に近い清拭効果がありながら、価格が安くて
使い棄てができ、しかも必要に応じ簡単に加熱、
冷却が可能で、その上、長期保存に耐える使い棄
ておしぼりを提供するのを目的としている。
本案おしぼりの要点は、水、エタノール、イソ
プロパノール又はこれらの混合物で含浸された布
帛が、ガラス転位点が−5℃以下で実用熱変形温
度が100℃以上である気密フイルム内に密閉され
ている点に在る。
本考案に係るおしぼり用の布帛は、ミツマタ、
コウゾ、ガンピ、ワタ等の天然値物繊維、レーヨ
ン等の人造繊維又はビニロン等の柔い吸水性合成
繊維から作られた紙又は不織布が好ましい。そし
てその大きさは、少くとも1300cm2以上、望ましく
は2000〜3000cm2、またその厚さは0.1〜3mmであ
るのが好適である。
以上のおしぼり用布帛は、必須的に水、稀アル
コール又は稀イソプロパノールの如き無害の湿潤
剤で含浸される。これらの湿潤剤には所望により
逆性石鹸類やクロルヘキシジンのような無刺戟性
の殺菌消毒剤、グリコール類又はグリセリンのよ
うな吸湿剤、油脂、ラノリン、ロウ、鉱物油、界
面活性剤、香料などを含有させることができる
が、特に油脂、ラノリン、ロウ、鉱物油、界面活
性剤等の洗浄成分は、石鹸でも落としにくいよう
な頑固な汚染を除去するため特に有効である。公
知のクレンジングクリームの組成分は、本案おし
ぼり用の洗浄成分としてすべて使用でき、特に
O/W型の組成物が目的上最も好ましい。
以上の含浸布帛は、一定の形に折り畳まれた上
で気密性フイルム中に密封される。考案目的上、
この包装物は、冷凍室で冷却され又は高周波レン
ジもしくは熱湯により加熱されたとき脆化したり
又は溶融もしくは極度に変形したりするものであ
つてはならない。具体的には、フイルムはガラス
転移点温度(Tg)が少くとも−5℃以下で、か
つ実用変形温度が100℃以上であることが必要で
ある。かつ、エタノール、イソプロパノール、水
等の蒸気に対し実質的に不透過性であるのが好ま
しい。さらに望ましくは、自体熱接着性があり、
しかも高周波電流に対し、なるべく低い誘電体損
失を示すことが望まれる。具体的に、これらの要
求を充たす材料としては、ポリ塩化ビニリデン、
ポリアミド、アイオノマー等があるが、強靭性、
ヒートシール性等の要求を考慮すれば、積層フイ
ルムを用いるのが好ましい。この積層フイルムに
は、ポリプロピレン、ポリエステルのような強靭
なフイルムをベースとして、これにガス不透過性
のポリ塩化ビニリデン、ポリアミド金属箔等を積
層し、更にヒートシール性を向上させるためにヒ
ートシール性フイルムを積層するのが好適であ
る。このヒートシール性フイルムはベースフイル
ムによつても相違するが、例えばベースフイルム
がポリプロピレンの場合には、塩素化ポリプロピ
レン又はエチレン−プロピレン共重合体が好まし
く、ベースフイルムがポリエステルの場合には、
ポリエステル共重合体等が適当である。
積層フイルムはベースフイルムにガス不透過性
樹脂あるいはヒートシール性樹脂を溶液状又は溶
融状態で塗布してもよいし、フイルム同士を接着
剤で貼り合わせたものでもよい。また各樹脂を溶
融共押し出し法により積層したものでもよい。
アルミニウム箔は、ガス不透過性が最も大きい
が、不透明で張力や屈曲に弱く、かつ高周波電流
を阻止する欠点がある。しかし、減菌法又は加熱
手段の種類によつては使い得ることは云うまでも
ない。
上記おしぼりの包装に際しては、おしぼりを巻
いた状態で包装してもよいが、加熱、冷却の際に
熱の伝導をよくするためおしぼりを平たく折り畳
んで包装するのがよい。包装体の密封は普通3辺
又は4辺ヒートシール法により行われる。
本案おしぼりは、なるべく用時冷却又は加熱し
て使われる。冷却には家庭用電気冷蔵庫の冷凍室
がそのまま利用できるので問題はないが、加熱に
際して電子レンジを用いた場合は、内部の液体の
気化を考慮しなければならない。このため、真空
包装するとか又は未延伸フイルムを使用すると
か、或いはヒートシール部分の一部に構造上の弱
点を作つておくとかの防爆対策が望まれる。この
最後の手段としては、例えばヒートシール部の幅
を部分的に狭くしたり又は浅い切り目を入れたり
する方法がある。
本案包装体は以上の構成を有するため、非常に
衛生的で寝たきり老人や重度身体不自由者の皮膚
を清拭するのに極めて便利に使用でき、かつ使い
棄てができるので、介護者の手数が大幅に軽減さ
れる。特に、クレンジングクリーム成分を含有す
るものは清浄化効果が抜群であるし、また殺菌剤
を含有するのは褥創、痔疾、湿疹等に対しても治
療効果が得られるなど、介護上多大の価値を有す
る。なお、以上寝たきり老人等を対象として説明
したが、本案おしぼりは、他の長期臥床者、乳幼
児等の清拭はもちろん、一般健康者であつても、
何等かの理由で長期間に亘り入浴ができない者の
身体清拭用にも当然利用できるものである。
次に図面の例について本考案を更に説明する
が、これは単に例示であつて考案思想の内包・外
延を定めるものではない。
第1図は、本考案のおしぼり包装体の一例を示
す斜視図、第2図は、第1図のA−A線に沿う矢
視断面図である。
おしぼり1は、折り畳まれて包装フイルム2,
2′中に嫌気的に収納され、該フイルム2,2′の
周囲はヒートシール3によつて密封されている。
該ヒートシール部3の一部には切り目4が設けら
れている。この切り目は本来開封時の引き裂き開
始端となる他、電子レンジ内での急速加熱に際
し、膨脹蒸気が本切り目部分のシールを破つて逸
出するのを助け、家庭婦人等に不安感を与え易い
爆発を未然に防止する作用を有する。
第3図は本案おしぼりの他の包装構造を示す。
本例ではフイルム2,2′に直径0.1〜0.2μの小
孔6,6…が穿たれているので、加熱により発生
した蒸気はこの小孔を通つて外界へ遁れ去る。な
お、包装体の全体にはアルミフイルム5,5′に
よる外装が施されている。
本案おしぼり製品を得るには、所定の大きさに
裁断された布帛をそのまま又は一定の大きさまで
折り畳んだ後、所定の被吸着液中に浸漬し、未折
り畳みの場合にはこれを所定の大きさに折り畳
み、適当なフイルム中に収容して周囲をヒートシ
ールする。また別のやり方として、一方の開いた
袋内へ予め折り畳まれた布帛を挿入した後、該袋
内へ所定量の被吸着液を注入し、袋口をシールす
る。以下2〜3の製造例を示す。
製造例 1 レーヨン製の不織布(厚さ0.3mm、重量50g/
m2)を28cm/78cmの長方形に裁断し、これに10%
エタノール水溶液20gを含浸させた後、折り畳ん
で17cm×12cmの大きさのレトルト包装用フイルム
(ポリ塩化ビニリデン/ポリエチレンテレフタレ
ート/ポリエチレンからなる積層フイルム)で包
んで周囲をヒートシールし、この包装体を次いで
100℃,30分加熱、間隔24時間の条件で3回間欠
滅菌を行い、無菌のおしぼりを得た。
この包装体は、使用時にそのまま開封し、ある
いは状況に応じて冷蔵庫で冷却し、又は包装体の
まま熱湯に浸漬するか、もしくは電子レンジに入
れて加熱した後、開封して使用するが、その大き
さ、含浸液の量共に大人の全身を清拭するのに充
分であつた。
製造例 2 製造例1におけるレーヨン製不織布の代りに、
パルプとポリエチレンフイルムを順次積層した布
帛を用い、かつ含浸液中に、さらにポリオキシエ
チレン−(9.6)−ラウリルエーテルを0.5%の割で
配合した。このおしぼりは、非イオン界面性剤を
含有するため前例のものより汚垢の除去力に優
れ、かつ皮膚面に残留する微量の界面活性剤は、
保湿剤となつて患者の痒みを抑制する作用があつ
た。
製造例 3 レーヨン製のガーゼ(厚さ0.3mm,80cm×30
cm)に塩化ベンゼトニウム0.01%、ラウロマクロ
ゴール1%、プロピレングリコール1%、メント
ール0.01%及びオーデコロン0.05%を含む水溶液
30mlを含ませ、これを始めに長辺に沿つて1回折
り畳み、次に短辺方向に3つ折りにして略15cm×
10cmの大きさにしたものを2個宛12.5cm×17.5cm
の大きさのレトルト包装用積層フイルム(ポリエ
チレンテレフタレート/アルミ箔/ポリエチレ
ン)で包装し、ヒートシール後、100℃で加熱滅
菌した。
本例では、同様のおしぼりが2枚包装されてい
るので、最初の1枚で全身を大略清拭した上、次
の1枚で完全に清拭することができる。それ故、
大柄の人とか、長期に亘つて入浴できない病人な
どに特に適している。なお、本例ではアニオン界
面活性剤が配合されているため、適度の消毒力が
あるのみでなく、非イオン界面活性剤及びプロパ
ピレングリコールとの相乗作用により清浄作用は
前例に比し一層強力で、しかも、これら添加剤の
湿潤作用により皮膚に湿り気を与える。因みに、
原配合中に少量の油脂、流動パラフイン等を加
え、O/W型に乳化するとクレンジング作用はさ
らに強力となる。
なお、本例の如く2枚セツトとする場合、1枚
を清浄専用として強い清浄作用を有するものに、
他方を拭き取り用として、清浄作用の弱いものに
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のおしぼり包装体の一例を示
す斜視図、第2図は、第1図のA−A線に沿う垂
直断面図、第3図は本考案のおしぼり包装体の他
の一例を示す断面図である。 1:おしぼり、2,2′:包装フイルム、3:
ヒートシール部、4:切り目、5,5′:アルミ
箔、6:小孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水、エタノール、イソプロパノール又はこれ
    らの混合物、及び要すればさらに殺菌剤、グリ
    コール類、鉱物油、油脂類、ロウ類、界面活性
    剤、香料等の補助成分を含む液状物を含有する
    含浸布帛が、ガラス転移点が−5℃以下で実用
    変形温度が100℃以上である気密性フイルムか
    ら成る袋内に密封されている使い棄ておしぼ
    り。 (2) 1単位の布帛の大きさが少くとも1300cm2、好
    ましくは2000〜3000cm2である登録請求の範囲第
    (1)項記載のおしぼり。 (3) 必須の成分として、鉱物油、油脂類、ロウ類
    中の少くとも1種と界面活性剤とを含有する登
    録請求の範囲第(1)項記載のおしぼり。 (4) 袋状包装体のシール部分の一部に弱いシール
    部分を設けた登録請求の範囲第(1)項記載のおし
    ぼり。
JP7345881U 1981-05-20 1981-05-20 Expired JPS6137355Y2 (ja)

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JP7345881U JPS6137355Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JP7345881U JPS6137355Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JPS57184693U JPS57184693U (ja) 1982-11-24
JPS6137355Y2 true JPS6137355Y2 (ja) 1986-10-29

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ID=29869229

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JP7345881U Expired JPS6137355Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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